JP2010055957A - パック電池 - Google Patents

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Abstract

【課題】開弁する安全弁から排出されるガスや電解液から、回路基板に実装している素子を保護する。とくに、電池のメモリ記憶情報を記憶しているICチップを保護して、メモリ記憶情報から異常な情報を判別する。
【解決手段】パック電池は、安全弁1Aを有する電池1と、この電池1を収納しているケース2と、このケース2に収納されて電池1に対向して配置されてなる回路基板3とを備え、回路基板3には、安全弁1Aの開弁状態における電池1のメモリ記憶情報を記憶するICチップ4を配置している。ケース2はプラスチック製で、電池1と回路基板3との間に、一体的に成形してなる隔壁5を設けている。この隔壁5は、耐熱性板部材6をインサート成形している。パック電池は、隔壁5に埋設される耐熱性板部材6でもって、開弁した安全弁1Aの噴出物からICチップ4を保護して、ICチップ4に記憶されるメモリ記憶情報から安全弁1Aの開弁状態を判別する。
【選択図】図4

Description

本発明は、ケースに充電できる電池を収納しているパック電池に関し、とくに電池が異常な状態で使用されて安全弁が開弁して使用できなくなった状態で、安全弁が開弁した状態を判別できるパック電池に関する。
電池と回路基板とをケースに収納しているパック電池は開発されている。(特許文献1参照)
特開2000−133224号公報
この公報に記載されるパック電池は、ケースに、充電できる電池と、この電池に接続している電子部品を実装する回路基板とを内蔵している。このパック電池は、異常な状態で使用されると電池の内圧が上昇する。この状態になると、電池の破裂を防止するために、安全弁が開弁し、開弁した安全弁の開口部からガスや電解液が排出される。排出されるガスや電解液が異常な高温であると、ケースに内蔵している回路基板を損傷させる。この状態になるとパック電池は使用できない状態となる。使用できなくなったパック電池は、内部が破壊されるので、どのような状態で異常になったかを判定できない。
電池の安全弁が開弁して使用できなくなったパック電池が、どのような状態で異常になったかを示すデータが得られると、このデータはパック電池の改良に極めて有効な情報となる。しかしながら、従来のパック電池は、開弁した安全弁から排出される高温のガスで内部が破損されることから、異常な状態になったことを示すデータを判別できない。
本発明は、このような欠点を解決することを目的に開発されたものである。本発明の重要な目的は、開弁する安全弁から排出されるガスや電解液から、回路基板に実装している素子を保護できるパック電池を提供することにある。
また、本発明の他の大切な目的は、電池のメモリ記憶情報を記憶しているICチップを、開弁した安全弁から排出させるガスや電解液から保護して、使用できなくなった状態において、メモリ記憶情報から異常な情報を判別できるパック電池を提供することにある。
課題を解決するための手段及び発明の効果
本発明の請求項1のパック電池は、内圧が設定圧力よりも高くなると開弁する安全弁1Aを有する電池1と、この電池1を収納しているケース2と、このケース2に収納されて電池1に対向して配置されてなる回路基板3とを備え、この回路基板3には、安全弁1Aの開弁状態における電池1のメモリ記憶情報を記憶するICチップ4を配置している。ケース2はプラスチック製で、電池1と回路基板3との間に、一体的に成形してなる隔壁5を設けている。この隔壁5は、耐熱性板部材6をインサート成形している。パック電池は、隔壁5に埋設される耐熱性板部材6でもって、開弁した安全弁1Aの噴出物または噴出するガスからICチップ4を保護している。
以上のパック電池は、開弁する安全弁から排出される電解液等の噴出物または噴出するガスから、回路基板に実装している素子を保護できる特徴がある。とくに、このパック電池は、開弁した安全弁から排出されるガスから回路基板を保護することで、電池のメモリ記憶情報を記憶しているICチップを保護できる特徴がある。それは、このパック電池が、回路基板にメモリ記憶情報を記憶するICチップを実装すると共に、このICチップを実装する回路基板を、ケースに一体的に成形している隔壁にインサート成形している耐熱性板部材で保護しているからである。
さらに、本発明の請求項2のパック電池は、耐熱性板部材6を金属板6Aとしている。
このパック電池は、耐熱性板部材として、金属板を隔壁にインサート成形するので、簡単な構造として、安価に多量生産しながら、安全弁の噴出物または噴出するガスからICチップを確実に保護できる。
本発明の請求項3のパック電池は、内圧が設定圧力よりも高くなると開弁する安全弁1Aを有する電池1と、この電池1を収納しているケース2と、このケース2に収納されて電池1に対向して配置されてなる回路基板3とを備え、この回路基板3には、安全弁1Aの開弁状態における電池1のメモリ記憶情報を記憶するICチップ4を配置している。パック電池は、ケース2内に、電池1と回路基板3との間に耐熱性板部材7を配設している。パック電池は、この耐熱性板部材7でもって、開弁した安全弁1Aの噴出物または噴出するガスからICチップ4を保護している。
以上のパック電池は、開弁する安全弁から排出される電解液等の噴出物または噴出するガスから、回路基板に実装している素子を保護できる特徴がある。とくに、このパック電池は、開弁した安全弁から排出されるガスから回路基板を保護することで、電池のメモリ記憶情報を記憶しているICチップを保護できる特徴がある。それは、このパック電池が、回路基板にメモリ記憶情報を記憶するICチップを実装すると共に、このICチップを実装する回路基板を、電池と回路基板との間に配設している耐熱性板部材で保護するからである。
さらに、本発明の請求項4のパック電池は、耐熱性板部材7をマイカプレート7Aとしている。
このパック電池は、耐熱性板部材をマイカプレートとしてケース内に配設するので、簡単な構造として、安価に多量生産しながら、安全弁の噴出物または噴出するガスからICチップを確実に保護できる。
さらに、本発明の請求項5に記載のパック電池は、電池1を、リチウムイオン電池としている。
このパック電池は、リチウムイオン電池の安全弁から非常に高温のガスが排出されても、この高温ガスから回路基板を確実に保護できる。このため、安全弁が開弁してパック電池を使用できない状態となっても、回路基板に実装しているICチップを保護できる。
さらにまた、本発明の請求項6のパック電池は、ICチップ4に記憶されるメモリ記憶情報から安全弁1Aの開弁状態を判別できるようにしている。
このパック電池は、使用できなくなった状態において、噴出物や噴出ガスから保護されるICチップのメモリ記憶情報から異常な情報を読み取って安全弁の開弁状態を判別できる特徴がある。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。ただし、以下に示す実施例は、本発明の技術思想を具体化するためのパック電池を例示するものであって、本発明はパック電池を以下のものに特定しない。
さらに、この明細書は、特許請求の範囲を理解しやすいように、実施例に示される部材に対応する番号を、「特許請求の範囲」および「課題を解決するための手段の欄」に示される部材に付記している。ただ、特許請求の範囲に示される部材を、実施例の部材に特定するものでは決してない。
図1ないし図4に示すパック電池は、充電できる電池1と、この電池1を収納しているケース2と、このケース2に収納している回路基板3とを備える。
電池1は円筒形電池である。円筒形電池は、円筒状の金属ケースに電極と電解液を収納している。金属ケースは、底を閉塞している外装缶の開口部に、封口板を気密に固定している。外装缶は、金属板をプレス加工して製作される。封口板は、絶縁材のパッキンを介して外装缶の開口部周縁にカシメ加工して気密に固定される。
電池1は、図示しないが、金属ケースの内圧が異常に高くなって破損するのを防止するために、安全弁を設けている。安全弁は、封口板に開口部を設けている。ただし、安全弁は、外装缶の底に開口部を設けることもできる。安全弁は、内圧が設定圧力、たとえば1.5MPaよりも高くなると開弁して、内圧上昇による金属ケースの破壊を防止する。安全弁は、異常な状態で開弁される。したがって、安全弁が開弁する状態では、電池1の温度も非常に高くなっている。このため、開弁する安全弁から排出されるガスや電解液(噴出物)は異常な高温となっている。とくに、電池1をリチウムイオン電池とするパック電池は、排出ガスが異常な高温となる。さらに、リチウムイオン電池は、非水系の電解液を充填していることから、これが高温で排出される燃焼ガスとなって、さらに異常な高温となることがある。リチウムイオン電池に限らず、ニッケル水素電池等の他の充電できる電池にあっても、開弁する排出ガスは異常な高温となる。それは、安全弁が開弁する状態では、電池の温度が異常に高くなっているからである。
ケース2はプラスチック製で、全体を四角形の箱形として、内部に電池1と回路基板3を収納している。図のケース2は、上ケース2Aと下ケース2Bとからなる。下ケース2Bと上ケース2Aは、四角形、図にあっては長方形の平面プレートの周囲に周壁10を一体的に成形して設けている。下ケース2Bと上ケース2Aは、周壁10を連結している。周壁10は長方形の長手方向に伸びる、両側にある側部壁11と、この側部壁11に直交する端部壁12とからなる。図のパック電池は、側部壁11と平行に4列の電池1を並べて、これを長手方向に2段に配列して、4列2段に8本の電池1を配置している。8本の電池1は、4直、2並、すなわち、2本を並列にしたもの4組を直列に接続している。ただし、本発明のパック電池は、ケースに収納する電池の個数と接続状態を特定しない。
ケース2は周壁10の内側に、周壁10と対向する姿勢で配置される。図2のケース2は、端部壁12の内側に回路基板3を配置している。この回路基板3は、ケース2の周壁10の一部である端部壁12と電池1との間に配設される。さらに、回路基板3は、図4に示すように、電池1の安全弁1Aの開口部と対向する姿勢で配置される。図2と図3のパック電池は、電池1の左側に回路基板3を配置している。このパック電池は、下2列の電池1の左端に安全弁の開口部を配置している。
回路基板3は、電池1の安全弁が開弁する状態における電池1のメモリ記憶情報を記憶するICチップ4を配置している。このICチップ4は、安全弁が開弁する状態におけるパック電池の周囲温度、電池1の温度、各々の電池1の電圧、充放電の電流、残容量、保護回路の動作状態等をメモリ記憶情報として記憶している。また、このようなメモリ記憶情報としては、電池の製造者、ロット番号等の製造データがあり、不良原因を追究するのに利用することができる。ICチップ4に記憶されるメモリ記憶情報は、パック電池が故障して使用できない状態となったときに読み出されて、パック電池の故障原因を究明する情報に使用される。回路基板3に実装されるICチップ4は、開弁した安全弁から排出される高温の排出ガスが直接に接触すると熱で破壊される。ICチップ4が破壊されると、故障原因を究明するためのメモリ記憶情報が消失してしまう。
安全弁の排出ガスからICチップ4を保護して、使用できなくなったパック電池の故障原因を究明するために、図2ないし図4のパック電池は、回路基板3と電池1の安全弁1Aの開口部との間に隔壁5を設けている。この隔壁5は、ケース2に一体的に成形して設けられる。図のケース2は、下ケース2Bに隔壁5を一体的に成形して設けている。この隔壁5は、対向する側部壁11を互いに連結する状態で一体成形している。プラスチック製のケース2は、隔壁5もプラスチックとなる。プラスチック製の隔壁5は、安全弁1Aから排出される高温の排出ガスで溶融する。隔壁5の溶融を阻止するために、図4の拡大断面図に示すように、隔壁5には耐熱性板部材6をインサート成形して埋設している。耐熱性板部材6は、耐熱性材料からなる板部材で、金属板6Aを使用している。この金属板6Aには、鉄や鉄合金等の、高温の排出ガスに耐える金属が使用される。図の隔壁5は、ほぼ全体に金属板6Aを埋設している。この金属板6Aは、横幅と長さを隔壁5よりも小さいが、ほぼ同じ寸法としている。この金属板6Aは全体を隔壁5に埋設できる。この隔壁5は、金属板6Aの表面全体をプラスチックで絶縁できる。金属板6Aの表面をプラスチックで絶縁している隔壁5は、電池1やこれに接続しているリード板8などが接触して、ショートする等の弊害を防止できる。ただし、金属板6Aは、一部を隔壁5から突出するようにインサート成形することもできる。金属板6Aをインサート成形している隔壁5は、金属板6Aでもって、電池1の安全弁1Aの開口部から排出される高温の排出ガスから回路基板3のICチップ4を保護する。さらに、上述の耐熱性板部材6として、金属板6Aに代わって、マイカプレート等の板部材を利用することもできる。
さらに、回路基板3は、電池1に接続されて電池1の保護回路を実現する電子部品(図示せず)も実装している。保護回路は、電池1の過充電や過放電を防止する回路、あるいは過電流を防止する回路、あるいは又温度が異常に上昇する状態で電流を遮断する回路である。
図2と図3のパック電池は、下2列の電池1の左端に安全弁の開口部を設けている。隔壁5は、安全弁の開口部のある下2列の電池1を含む、下3列の電池1の左端に対向する長さの金属板6Aを、内部にインサート成形して埋設している。パック電池は、図4の拡大断面図に示すように、電池1の安全弁1Aの開口部に接近して、金属板6Aをインサート成形する隔壁5を配置し、この隔壁5から離して回路基板3を配置している。すなわち、隔壁5と回路基板3との間にスペースを設けている。
さらに、図1と図2のパック電池は、下ケース2Bの端部壁12にコネクタ9を設けている。このコネクタ9は、回路基板3に固定されており、下ケース2Bに連結される回路基板3を介してケース2の定位置に配置されている。コネクタ9は、パック電池の出力端子を備え、また、パック電池とこれがセットされる電子機器との通信端子を備えている。
以上のパック電池は、隔壁5に耐熱性板部材6としての金属板6Aをインサート成形している下ケース2Bの所定の位置に、複数の電池1と、コネクタ9を連結している回路基板3とを配置し、さらに、下ケース2Bに上ケース2Aを連結して組み立てられる。複数の電池1は、リード板8で接続され、さらに回路基板3とコネクタ9とに接続されて、下ケース2Bに配置されている。回路基板3には、ICチップ4や保護回路を実現する電子部品が実装され、下ケース2Bに嵌合構造で定位置に配置される。下ケース2Bは、電池1と回路基板3とコネクタ9を定位置に配置する嵌合構造を実現する支持リブや突出部や凹部などを内面に突出するように一体的に成形して設けている。電池1と回路基板3とコネクタ9とを嵌合構造で定位置に配置する下ケース2Bに、上ケース2Aが連結される。下ケース2Bと上ケース2Aとは、周壁10を係止構造で連結し、あるいは超音波溶着して連結し、あるいは接着して連結される。
図5ないし図7に示すパック電池は、ケース2に一体的に成形された隔壁5に金属板6Aをインサートする構造に代わって、ケース2内に、耐熱性板部材7を配設している。この耐熱性板部材7は、耐熱性材料からなる板部材で、マイカプレート7Aを使用している。マイカプレート7Aである耐熱性板部材7は、前述のパック電池と同じ位置、すなわち回路基板3と電池1との間に、正確には電池1の安全弁1Aの開口部との間に配置している。図7は、マイカプレート7Aを配置する部分の拡大断面図を示す。この図に示すように、マイカプレート7Aは、下ケース2Bに一体成形される隔壁5に接近して、回路基板3と電池1との間に配置される。図に示すパック電池は、隔壁5の表面であって、回路基板側に密着して、マイカプレート7Aを配置している。隔壁5の反対側の表面には、電池1の端面に接続してなるリード板8を配置している。さらに、上述の耐熱性板部材7として、マイカプレート7Aに代わって、アルミナ等の材料からなる板部材を利用することもできる。このような板部材として、少なくもと表面が絶縁性を備える板部材を採用でき、そして、板部材は絶縁性材料であってよい。
図6に示すマイカプレート7Aは、ケース2の定位置に配置するために、外周の下部に嵌着凹部7aを設けている。ケース2は、この嵌着凹部7aに嵌着される嵌着凸部(図示せず)を設けている。ケース2の嵌着凸部を嵌着凹部7aに入れて、マイカプレート7Aはケース2の定位置に配置される。さらに、図のマイカプレート7Aは、前述の隔壁5にインサートされた金属板6Aと同じように、図6において、安全弁の開口部のある下2列の電池1を含む、下3列の電池1の左端に対向する長さで、上下幅をケース2の内幅よりもわずかに小さく、正確には電池1の上下幅となる直径よりも小さく、直径の半分よりも大きくしている。図7に示すパック電池は、電池1の安全弁1Aの開口部に接近してマイカプレート7Aを配置し、マイカプレート7Aから離して回路基板3を配置している。すなわち、マイカプレート7Aと回路基板3との間にスペースを設けている。
以上のパック電池は、複数の電池1と、コネクタ9を連結している回路基板3と、耐熱性板部材7としてのマイカプレート7Aを下ケース2Bの所定の位置に配置し、上ケース2Aを連結して組み立てられる。複数の電池1は、リード板8で接続され、さらに回路基板3とコネクタ9とに接続されて、下ケース2Bに配置されている。回路基板3には、ICチップ4や保護回路を実現する電子部品が実装され、下ケース2Bに嵌合構造で定位置に配置される。下ケース2Bは、電池1と回路基板3とコネクタ9とマイカプレート7Aを定位置に配置する嵌合構造を実現する支持リブや突出部や凹部や凸部などを設けている。電池1と回路基板3とコネクタ9とマイカプレート7Aを嵌合構造で定位置に配置する下ケース2Bに、上ケース2Aが連結される。下ケース2Bと上ケース2Aとは、周壁10を係止構造で連結し、あるいは超音波溶着して連結し、あるいは接着して連結される。
本発明の一実施例にかかるパック電池の斜視図である。 図1に示すパック電池の分解斜視図である。 図2に示すパック電池の分解斜視図である。 図1に示すパック電池の要部拡大断面図である。 本発明の他の実施例にかかるパック電池の分解斜視図である。 図5に示すパック電池の分解斜視図である。 図5に示すパック電池の要部拡大断面図である。
符号の説明
1…電池 1A…安全弁
2…ケース 2A…上ケース
2B…下ケース
3…回路基板
4…ICチップ
5…隔壁
6…耐熱性板部材 6A…金属板
7…耐熱性板部材 7A…マイカプレート
7a…嵌着凹部
8…リード板
9…コネクタ
10…周壁
11…側部壁
12…端部壁

Claims (6)

  1. 内圧が設定圧力よりも高くなると開弁する安全弁(1A)を有する電池(1)と、この電池(1)を収納しているケース(2)と、このケース(2)に収納されて電池(1)に対向して配置されてなる回路基板(3)とを備え、この回路基板(3)には、安全弁(1A)の開弁状態における電池(1)のメモリ記憶情報を記憶するICチップ(4)を配置しており、
    前記ケース(2)はプラスチック製で、電池(1)と回路基板(3)との間に、一体的に成形してなる隔壁(5)を設けており、さらにこの隔壁(5)には耐熱性板部材(6)をインサート成形して、埋設される耐熱性板部材(6)でもって開弁した安全弁(1A)の噴出物または噴出するガスからICチップ(4)を保護してなるパック電池。
  2. 前記耐熱性板部材(6)が、金属板(6A)である請求項1に記載されるパック電池。
  3. 内圧が設定圧力よりも高くなると開弁する安全弁(1A)を有する電池(1)と、この電池(1)を収納しているケース(2)と、このケース(2)に収納されて電池(1)に対向して配置されてなる回路基板(3)とを備え、この回路基板(3)には、安全弁(1A)の開弁状態における電池(1)のメモリ記憶情報を記憶するICチップ(4)を配置しており、
    前記ケース(2)内に、電池(1)と回路基板(3)との間に耐熱性板部材(7)を配設しており、この耐熱性板部材(7)でもって、開弁した安全弁(1A)の噴出物または噴出するガスからICチップ(4)を保護してなるパック電池。
  4. 前記耐熱性板部材(7)が、マイカプレート(7A)である請求項1に記載されるパック電池。
  5. 前記電池(1)がリチウムイオン電池である請求項1又は3に記載されるパック電池。
  6. 前記ICチップ(4)に記憶されるメモリ記憶情報から安全弁(1A)の開弁状態を判別できるようにしてなる請求項1又は3に記載されるパック電池。
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