JP2010054203A - 照明器具 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】この照明器具は、光源と、人感検知部と、前記人感検知部の検知結果に応じて前記光源の照射領域を増減可能に制御する制御部とを具備し、人感検知部の検知結果に応じて照射領域を増減自在とするので,照射対象の多少によって適切な照射領域を設定する。
【選択図】図5
Description
図14に示すように、スポットライト500の近傍に設置された人感検知センサ101が出入り口D近傍を監視している。ここでスポットライトの照射範囲をRL、照射可能範囲をRSL、人感検知センサ101の監視範囲をRsとする。スポットライトの照射可能範囲RSLと、人感検知センサ101の監視範囲Rsは略一致しているものとする。
そこで対象物の位置を記憶し、この記憶されたデータから対象物の移動方向を予測し、予測された方向にスポットライトを照射するようにした照明装置も提案されている(特許文献1)。
本発明は、前記実情に鑑みてなされたものであって、照射対象の増減に対応して、適切な照射領域を照射することのできる照明装置を提供することを目的とする。
この構成により、人感検知部の検知結果に応じて照射領域を増減自在とするので、追尾すべき人数の多い場合と少ない場合など,照射対象の多少によって適切な照射領域を設定することができる。
この構成により、点灯制御と、灯体の駆動制御とを行うように構成されていることから、人感検知部の検知結果に応じて照射位置および照射方向と、点灯状態とを切替自在とするので、より照射対象を狙った効率的な照明を行うことができる。
この構成により、スポットライトは、人感検知部の検知結果に応じて照射方向を切替自在とするので,より照射対象を狙った効率的な照明を行うことができる。
この構成により、スポットライトは、人感検知部の検知結果に応じて点灯制御されるので、人が存在せず、点灯不要であるときは消灯させることで、省エネルギー化が可能となる。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1の照明器具を示す説明図であり、図2はこの照明器具のブロック図である。この照明器具は、図1に点灯状況を示すように、光源としてのスポットライトの近傍に取り付けられた画像センサを用いて撮像することで得られる画像情報に基づき、連続画像上で動く輝度塊である人の数と位置に基づいて点灯制御が可能となるようにしたものである。ここで画像センサとしては暗時にも撮像可能なように赤外線センサなどが用いられる。
従って人感検知センサ101の出力変化に伴う制御内容は、演算部102で算出され、制御部200によって、スポットライトの点灯回路部300および灯体駆動部400に出力されて駆動される。
また、灯体駆動部400は電磁モータやギアなどで構成され、灯体を水平移動、垂直移動、あるいは回動するように構成された機構部である。また駆動機構制御部202は、人感検知センサ101による位置検出に基づく座標データから灯体の水平および垂直方向の移動角度を算出すると共に、人数のデータから照射範囲を算出し、灯体駆動部400を制御する。
図3は制御動作を示すフローチャートである。図4は人感検知センサの出力画像と、演算部の出力画像を示す図である。図5乃至図7は各段階での制御説明図である。
図5に示すように、スポットライト500の近傍に設置された人感検知センサ101が出入り口D近傍を監視している。ここでスポットライトの照射可能範囲をRSL、照射範囲をRL、人感検知センサ101の監視範囲をRsとする。スポットライトの照射可能範囲RSLと、人感検知センサ101の監視範囲Rsは略一致しているものとする。
この場合は検知した不審者が一人であるためスポットライトの照射範囲RLを限定し、照度を高めることで監視性を高めている。
この場合は検知した不審者が二人であるためスポットライトの照射範囲RLを広げ、不審者二人すべてを照射している。
また、不審者を検出していない場合は図8に示すように消灯することで、省エネルギー性を実現することができる。また不審者を検出していない場合に消灯し、不審者が出現したとき、はじめて点灯することで、不審者への威嚇という効果もある。
次に本発明の実施の形態2について説明する。
前記実施の形態1では、不審者が一名の場合でも光軸からはずれた位置で不審者を検出した場合、スポットライトの照射範囲RLを広げる必要があったが、本実施の形態では、灯体を駆動し、照射位置を変更することで照射範囲を最適化し、監視性を高めることができるようにしたものである。
この場合は検知した不審者が一人であるためスポットライトの照射範囲RLを限定し、スポットライトの光軸を移動し、適切な位置に照射範囲を移動することで、照射範囲を大きくすることなく、照度を高め、監視性を高めている。
なお、不審者の人数が3人になったりするなど、広範囲を照射する必要のある場合は、スポットライトの照射範囲RLを大きくする。
次に本発明の実施の形態3について説明する。
前記実施の形態1、2では、スポットライトが1灯の場合について説明したが、本実施の形態では、スポットライトが3灯の場合について説明する。
この照明器具は、図11に概念図を示すように、独立して3つの領域Rs1乃至Rs3を監視するように構成された第1乃至第3の人感検知センサ101a乃至101cと、これら第1乃至第3の人感検知センサ101a乃至101cの出力に基づいて、方向および点灯状態の制御がなされる第1乃至第3のスポットライト500a乃至500cとを具備したことを特徴とする。
不審者が一名の場合でも光軸からはずれた位置で不審者を検出した場合、スポットライトの照射範囲RLを広げる必要があったが、本実施の形態では、灯体を駆動し、照射位置を変更することで照射範囲(領域)を最適化し、監視性を高める。
この場合は検知した不審者が二人であるためスポットライトの照射範囲を2つに限定し、スポットライト500a,500bの光軸を移動し、適切な位置に照射範囲を移動することで、照射範囲を大きくすることなく、照度を高め、監視性を高めている。
また、2つのスポットライトで1つの領域を照射するように構成することも可能である。さらにまた、侵入者の動きが早い場合に、動きの方向にあわせて、2つ以上のスポットライトを動きの経路にあわせて複数を時間軸に沿って配列するようにしてもよい。
そして集光用のレンズ6a,6bが、前後方向に移動可能に設けられており、フォーカスハンドルを操作することにより動作されるフォーカス機構7を介して移動され、被照射面での照射面積を連続的に変化させたり、あるいは光量を連続的に変化させるように構成されている。
200 制御部
300 点灯回路部
400 灯体駆動部
500 光源(スポットライト)
Claims (8)
- 光源と、
人感検知部と、
前記人感検知部の検知結果に応じて前記光源の照射領域を増減可能に制御する制御部とを具備した照明器具。 - 請求項1に記載の照明器具であって、
前記制御部は、前記光源の点灯を制御する点灯制御部と、前記光源の位置および照射方向を制御する灯体駆動部とを具備した照明器具。 - 請求項1または2に記載の照明器具であって、
前記光源は、スポットライトであり、前記人感検知部の検知結果に応じて照射方向を切替自在とする照明器具。 - 請求項1乃至3のいずれかに記載の照明器具であって、
前記人感検知部は、検知結果に基づいて、人の位置および人数を算出する演算部を具備した照明器具。 - 請求項1乃至4のいずれかに記載の照明器具であって、
前記人感検知部は、複数の監視エリアに対応して複数の人感検知センサを具備し、
前記光源は、前記複数の人感検知センサに対応して複数の光源を具備した照明器具。 - 請求項1乃至5のいずれかに記載の照明器具であって、
前記人感検知部は、画像センサである照明器具。 - 請求項1乃至6のいずれかに記載の照明器具であって、
前記人感検知部は、赤外線センサである照明器具。 - 請求項1乃至7のいずれかに記載の照明器具であって、
前記制御部と前記照明器具は、無線通信によってデータの送受信を行なうように構成された照明器具。
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