JP2010054056A - 変速装置 - Google Patents

変速装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2010054056A
JP2010054056A JP2009279108A JP2009279108A JP2010054056A JP 2010054056 A JP2010054056 A JP 2010054056A JP 2009279108 A JP2009279108 A JP 2009279108A JP 2009279108 A JP2009279108 A JP 2009279108A JP 2010054056 A JP2010054056 A JP 2010054056A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shift
shift drum
transmission
gear
speed change
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2009279108A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5064478B2 (ja
Inventor
Osamu Suzuki
修 鈴木
Akihiko Tomota
明彦 友田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP2009279108A priority Critical patent/JP5064478B2/ja
Publication of JP2010054056A publication Critical patent/JP2010054056A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5064478B2 publication Critical patent/JP5064478B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Gear-Shifting Mechanisms (AREA)

Abstract

【課題】内燃機関の動力が、第1の変速機構または第2の変速機構を経由してシフトドラムの回動操作により伝達される形式の変速装置にコンパクトな構造を与え、これによって、安価な変速装置を得ること。
【解決手段】変速操作機構は、変速操作に基づいて複数の回転位置にわたり回転する1つのシフトドラム4と、シフトドラムの回転に応じてシフトドラムに設けられるカム溝41により案内されて移動するシフタ5とを備える。シフタ5は、複数の変速段を選択する複数の選択変速段位置LOW, 2ND, 3RD, 4TH, 5THおよび変速段を選択しないニュートラル位置Nに、第1および第2の変速機構の嵌脱操作を伴って移動可能である。カム溝41は、シフトドラム4の複数の回転位置のそれぞれに対して、第1および第2の変速機構の嵌脱操作を伴って、シフタ5を複数の選択変速段位置LOW, 2ND, 3RD, 4TH, 5THおよびニュートラル位置Nのそれぞれに案内する。
【選択図】図3

Description

本発明は、シフトドラム駆動機構を備える変速装置に関し、特に、内燃機関の動力が、第1の変速機構または第2の変速機構を経由してシフトドラムの回動操作により伝達される変速装置に関する。
変速装置のシフトドラム駆動機構として、足動式ペダル等の操作によりシフトスピンドルを駆動してシフトドラムを回動させることで変速作動を行う所謂マニュアル式の変速装置が良く知られている。また、変速装置のシフトドラムを電動モータにより駆動して変速作動を行う電動式変速装置が知られており、たとえば、その一つは前記足動式ペダル操作によるシフトスピンドルの駆動の駆動方式を基本的には踏襲しながら足動式ペダル操作に換えてシフトスピンドルを電動モータで駆動する形式とした駆動方式である(例えば、特許文献1参照)。
さらに、この電動式変速装置の他の方式としてシフトドラムの駆動をゼネバストップ機構である間歇送り機構を介して行うものが知られており(例えば、特許文献2参照)、この電動式変速装置においては、シフトドラムに対して、ドラム駆動関係の構造部が、すなわち、その駆動源である電動モータ、該モータの駆動力伝達の歯車伝達機構、さらには間歇的送り機構であるゼネバストップ機構等が配置された構造とされている。
また、シフトドラムの回動を電動モータもしくはつまみ等の手動で選択的に駆動可能として変速する変速装置も知られている。
特開平11−82734号公報(第4頁−第5頁、第5図) 特開平 5−39865号公報(第3頁−第4頁、第5図)
ところで、上記文献に記載された変速装置はもとより、内燃機関の動力が、第1の変速機構または第2の変速機構を経由してシフトドラムの回動操作により伝達される従来の変速装置は、大型になり、製造コストが大きくなる傾向があり、シフトドラムを含む変速装置の小型化が望まれている。
上記を踏まえ、本発明の課題は、内燃機関の動力が、第1の変速機構または第2の変速機構を経由してシフトドラムの回動操作により伝達される形式の変速装置にコンパクトな構造を与えることにある。
本発明は、上述した課題を解決するための変速装置の改良に関し、とりわけ、シフトドラムの駆動方式にその視点がおけられた改良構造に関する。そして、請求項1に記載の発明は、内燃機関に連結された第1の変速機構および第2の変速機構と、前記第1の変速機構を構成する第1の軸に対する内燃機関からの動力の伝達および遮断を行う第1のクラッチと、前記第2の変速機構を構成する第2の軸に対する内燃機関からの動力の伝達および遮断を行う第2のクラッチと、前記第1および前記第2の変速機構での変速段を選択する変速操作機構とを備え、前記第1および第2のクラッチの嵌脱操作を伴って、前記第1の変速機構での変速段と前記第2の変速機構での変速段とが前記変速操作機構により切り換えられる変速装置において、前記変速操作機構は、変速操作に基づいて複数の回転位置にわたり回転する1つのシフトドラムと、前記シフトドラムの回転に応じて前記シフトドラムに設けられるカム溝により案内されて移動するシフタとを備え、前記シフタは、前記第1および第2の変速機構の嵌脱操作を伴って、複数の変速段を選択する複数の選択変速段位置および変速段を選択しないニュートラル位置に移動可能であり、前記カム溝は、前記シフトドラムの前記複数の回転位置のそれぞれに対して、前記第1および第2の変速機構の嵌脱操作を伴って、前記シフタを複数の前記選択変速段位置およびニュートラル位置のそれぞれに案内することを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1記載の変速装置において、前記変速操作機構は、1つの電動モータと、前記電動モータにより回転駆動されて前記シフトドラムに回転を伝達するシフトスピンドルとを備えることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項2記載の変速装置において、前記変速操作機構は、前記シフトスピンドルの回転に応じて前記シフトドラムを間歇的に回転させる間歇送り機構を備えることを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項3記載の変速装置において、前記電動モータを前記シフトドラムの一側に設け、前記間歇送り機構を前記シフトドラムの他側に配置したことを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項2から4のいずれか1項に記載の変速装置において、前記電動モータの動力を前記間歇送り機構に伝達するシフトスピンドルがシフトドラム内部を貫通していることを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、請求項4または5に記載の変速装置において、前記間歇送り機構は内歯式ゼネバストップ機構であることを特徴とする。
請求項7に記載の発明は、請求項1から6のいずれか1項に記載の変速装置において、前記シフトドラムの両端部を異なる内径のベアリングで支持したことを特徴とする。
請求項8に記載の発明は、請求項1から7のいずれか1項に記載の変速装置において、前記シフトドラムの軸方向の一部に外径を狭めた狭径部を設けたことを特徴とする。
請求項1に係る発明では、変速操作に基づいて複数の回転位置にわたり回転する1つのシフトドラムの回転に応じてシフトドラムのカム溝により案内されて移動するシフタが、第1および第2の変速機構の嵌脱操作を伴って、複数の変速段を選択する複数の選択変速段位置および変速段を選択しないニュートラル位置に移動可能であり、カム溝は、シフトドラムの複数の回転位置のそれぞれに対して、第1および第2の変速機構の嵌脱操作を伴って、シフタを複数の選択変速段位置およびニュートラル位置のそれぞれに案内するようになっているから、シフトドラムは1つあればよく、シフトドラムの回転駆動手段も1つでよく、シフトドラムを含む部分の構造が簡素化され、部品点数が少なくてすむのでコストが低減される。
請求項2に係る発明のように、前記変速操作機構が、1つの電動モータ(M)と、前記電動モータ(M)により回転駆動されて前記シフトドラム(4)に回転を伝達するシフトスピンドル(7)とを備えるようにし、また、請求項3に係る発明のように、シフトスピンドル(7)の回転に応じてシフトドラム(4)を間歇的に回転させる間歇送り機構(9)を備えるようにし、
請求項4に係る発明のように、電動モータ(M)をシフトドラム(4)の一側に設け、間歇送り機構(9)をシフトドラム(4)の他側に配置し、さらに、請求項5に係る発明のように、電動モータ(M)の動力を間歇送り機構(9)に伝達するシフトスピンドル(7)がシフトドラム(4)内部を貫通するように構成することにより、シフトドラムの外側に該ドラム駆動のための別の軸を持つ必要性がなく、該ドラムの配設に際しクランクケース等内燃機関ケース部の変更を極力小さく抑えることができるとともに、シフトドラムを複数の回転位置のそれぞれに間歇的に回動させることができる。また、シフトドラム内にシフトスピンドルが収められることから該ドラム周辺構造が簡素化されコンパクトとなり、その取扱い性が向上する。
請求項6に係る発明のように、間歇送り機構を内歯式ゼネバストップ機構にすることにより、小スペース化が可能となり、また、該ゼネバストップ機構の配設に際しクランクケース等内燃機関ケース部の変更を少なくすることができる。
本発明の実施例に係る変速装置を備える内燃機関の主要部の概要を示す該機関の縦断面図である。 本発明の実施例に係る変速装置を備える内燃機関の主要部の概要を示す該機関の側断面図である。 本発明の変速装置におけるシフトドラム駆動部の主要部を示す図である。 本発明の変速装置におけるシフトドラムと、該シフトドラムに装着されたゼネバストッパ機構を側断面にて示す図であり、図5におけるA−A断面図である。 本発明の変速装置におけるゼネバストッパ機構を示す図であり、駆動ロータの円弧状凸部が従動ロータの円弧状凹部に嵌合したニュートラル位置を示す図である。 本発明の変速装置におけるシフトドラム内における捩りばね取付構造を示す図であり、図4のB−B断面である。 本発明の変速装置におけるゼネバストッパ機構の一作動状態を示す図であり、駆動ロータの駆動ピンが上死点に達した状態図、(a)は正面図、(b)は(a)におけるC−C断面図である。 本発明の変速装置におけるゼネバストッパ機構の作動説明図である。
図1ないし図8に基づいて本発明の実施例について説明する。
図1,2には、本発明の変速装置を備えた車両用内燃機関構造の一部と該機関構造部と一体構造である変速装置の構造部が図されている。
内燃機関Eは、クランクケースAとシリンダブロックBとが一体構造とされた機関ケースと、この機関ケースのシリンダブロックB上部に連接される明確には図示されないシリンダヘッドC、さらにはシリンダヘッドカバー等を備えている。
クランクケースA内には、クランクシャフト1がジャーナル部を介して回転可能に支持され、その4つのクランクピン11にはそれぞれコンロッド12を介してピストン13が支持され、これらピストン13はそれぞれ機関ケースのシリンダブロックBに形成されたシリンダボアB1内を往復摺動する。本実施例のこの内燃機関Eは4気筒の4サイクル内燃機関である。
変速装置は、クランクケースA内において、クランクシャフト1と平行で、かつ互いに平行に配設されたメインシャフト2とカウンタシャフト3とを備えている。
メインシャフト2には2つのドリブンギア21,22が遊嵌されており、ドリブンギア21はドリブンギア22よりやや大きなギアであり、該ギアはクランクシャフト1の小さな方のドライブギア14と噛合い、また小さなドリブンギア22はクランクシャフト1の大きなドライブギア15と噛合っている。
メインシャフト2は同一軸線上に配置される2重構造の軸であり、クラッチ23は該軸の中空軸である第1の軸2aに装着され、またクラッチ24は該第1の軸2a内を貫通する軸である第2の軸2bに装着され、そして、ドリブンギア21はクラッチ23に一体連接され、またドリブンギア22はクラッチ24に一体連接されている。したがって、クラッチ23,24のいずれかのクラッチ結合が選択されることで、クランクシャフト1の回転駆動力がドライブギア14とドリブンギア21の噛合いを介して第1の軸2aに、また、ドライブギア15とドリブンギア22の噛合いを介して第2の軸2bに伝達される。ドリブンギア21、クラッチ23、第1の軸2a等は第1の変速機構を構成し、ドリブンギア22、クラッチ24、第2の軸2b等は第2の変速機構を構成する。
そして、メインシャフト2の第1の軸2aもしくは第2の軸2bには変速ギア25が装着され、これらギア25が実質的に前記両軸2a,2bからなるメインシャフト2に装着される複数の変速ギア25からなるギアG1を構成している。
一方、カウンタシャフト3には、メインシャフト2に装着された前記複数の変速ギア25からなるギアG1の所定のギアに適宜選択的に噛合することができる複数の変速ギア31を備えるギア群G2が装着されており、また、車両走行用の図示されない駆動輪を駆動させるためのスプロケット32も設けられている。
メインシャフト2とカウンタシャフト3には、両シャフト2,3に装着されたギア群G1,G2における所定の変速ギア25,31の噛合いを選択して所望の変速を行う変速操作機構が併設されており、この変速操作機構は、複数(3条)のカム溝41がその外周面上に形成された後述される電動モータMにより駆動回転されるシフトドラム4と、これらカム溝41に嵌合されるガイドピン51を備えて、シフトドラム4の回転により図示において左右動して変速ギア25,31の選択的な噛合いをなす3本のシフタ5とを備えている。なお、図2におけるDはオイルポンプ、Eはオイルストレーナ、Fはオイルフィルタ、Gはオイルクーラである。
シフトドラム4の構造と、シフトドラム4の回転のための駆動機構について図3,4を参照して少し詳しく説明する。
図3,4を参照して、シフトドラム4は、中空の所定長さで所定の径を備える円筒体とされ、その外周部には既述した3条のシフタ移動用のカム溝41が形成されて、これらのカム溝41は該外周部を所定の深さをもって延長しており、カム溝41には、図1の参照により理解できるように、シフタ5がそのガイドピン51を該カム溝41に嵌合させるとともに、シフトドラム4と平行配置のシフトフォークシャフト6にその基部摺動孔52が摺動可能に嵌合されて、シフトドラム4に対して図示左右方向において後述される変速作動のために移動可能に配設されている。
シフトドラム4は、図3に示すように、その両端部に筒状の開口とされる突出部42,43を備えており、これら突出部42,43の外周部がそれぞれボールベアリング44により回転可能に軸受支持されることでクランクケースAの一部に支持されている。中空であるシフトドラム4の内部には、シフトドラム4の実質的な駆動軸であるシフトスピンドル7が貫通しており、このスピンドル7は、図示左方筒状突出部42内において、該突出部42内に臨むように配置されるクランクケースAの一部構造部である軸受部A1に軸受支持され、該軸受部A1から延出した実質的に前記筒状突出部42内からドラム4外へ延出した軸部71の軸端72は後述される歯車ケース85に設けられた軸受部で支持されている。
シフトスピンドル7の左方側の筒状突出部42内から外部へ延出した延出軸部71には、歯車73が取付けられており、この歯車73は減速機構である歯車伝動機構8を介して電動モータMの軸のピニオン歯車M1に駆動的に連結されている。つまり、電動モータ軸のピニオン歯車M1が第1の大径歯車81に噛合い、この第1の大径歯車81と同軸の第1の小径歯車82が第2の大径歯車83と噛合い、第2の大径歯車83と同軸の第2の小径歯車84がシフトスピンドル7の前記延出軸部71の歯車73に噛合うことで歯車伝動機構8を介して駆動的に連結され、これにより電動モータMの駆動によりシフトスピンドル7が回転駆動される。
上述の複数段の減速歯車の噛合い構造を備える減速歯車伝動機構8はクランクケースAの外側に配置され、この歯車伝動機構8は、2つ割りの歯車ケース85内に収納される。
歯車ケース85の一方の分割ケース85aがクランクケースAの一側部に当接され、歯車伝動機構8が組付けられてから、他方分割ケース85bが該歯車伝動機構8を外側から覆うようにして一方分割ケース85aに対して組付けられてボルトB1により締付け固定されることで、該ケース85はクランクケースAに取付け固定される。
歯車ケース85には、上述の歯車伝動機構8駆動のための歯車噛合い結合を維持する電動モータMが収納されるモータケース86が、その取付け開口側を該歯車ケース85の他方分割ケース85bのモータ取付開口部に当接されてボルトB2により締付けられることで取付けられている。
シフトスピンドル7は、その他方軸端74が、シフトドラム4の右方筒状突出部43内において、後述される間歇送り機構であるゼネバストップ機構9の駆動歯車91の軸部92に継手部75を介して接続されている。継手部75は、駆動歯車91の軸部92の軸端凹状加工部92aとシフトスピンドル7軸端74の凸状加工部74aが互いに嵌合して接続される構造部であり、この継手部75を介してシフトスピンドル7と駆動歯車91は共に一体回転する(図3参照)。そして、シフトドラム4の右方筒状突出部43内には、ゼネバストップ機構9の一部と後述される捩りバネSP1,SP2の収納部等のシフトスピンドル7の駆動力をシフトドラム4に伝達する駆動機構の一部が収納されている。
駆動歯車91は、以下に説明される被動歯車93、駆動ロータ95、従動ロータ96等と共に間歇送り機構であるゼネバストップ機構9を構成するものであり、駆動歯車91の歯部は筒状突出部43内から延出した位置にあり、この位置において駆動歯車91には被動歯車93が噛合っている。
被動歯車93は、その軸部94の外端寄りの位置においてクランクケースAのカバー部材A2にスリーブ軸受A3を介して回転可能に支持されている。
被動歯車93の軸部94の歯部とスリーブA3による軸受支持部間の軸部分には、該軸部分からその径方向外方へ延びたアーム95aの先端に設けられることで該被動歯車93の軸部94の回転軸心から径方向に離れた位置とされる駆動ピン95bと、このピン95bと反対側に形成される被動歯車93よりその径方向でやや突出する円弧状凸部95cとを備える駆動ロータ95が取付けられている。 そして、駆動ロータ95は、その取付状態においてその外側部がスリーブA3の鍔部A31側面(図4参照)に当接しており、駆動ロータ95のスリーブA3の鍔部A31側面への当接は、被動歯車軸94の軸端への座金を介した留め金94aの装着と相俟って被動歯車93の抜け止め構造を形成している。
図7(a)(b)も併せて参照して、駆動ロータ95の外周側には、駆動ロータ95の回転においてその駆動ピン95bが摺動係合する径方向に指向して延長する複数の溝部97aとその円弧状凸部95cが当接する複数の円弧状凹部97bとを備える(図7(a)参照)後述される従動ロータ96の大きな環状筒状部97が位置付けられている。従動ロータ96は、実質的にシフトドラム4の右方筒状突出部43の外径より大きな外径を有し該突出部43の外側に位置しかつその回転軸方向で延びる既述の大きな環状筒状部97と、その外径が該環状筒状部97より一段と小さくシフトドラム4の右方筒状突出部43内に位置した環状の突出部98を備えている(図4参照)。
従動ロータ96は、図4に示すように、その環状の突出部98の外周部98aがシフトドラム4の筒状突出部43の内周部43aにスリーブ43bを介して支持されるとともに、その内周基部98bのボス部98cが、上述のシフトスピンドル7と駆動歯車91の軸部92の継手部75を覆いつつその回転軸方向で延長して該継手部75に支持されることで、シフトドラム4とシフトスピンドル7に対して相対回転可能な回転体として形成されている。
従動ロータ96の大きな環状筒状部97は、その筒状部97の外端面97cに上述の駆動ロータ95の駆動ピン95bが摺動係合する上述の溝部97aを備えている(図7(b)も参照)。
溝部97aは、変速段数の段数に応じた数だけ設けられており、筒状部97の外端面97cの周方向に等間隔で複数設けられ、本実施例においては5段変速であるからニュートラル位置への対応溝部も含めて計6個所の溝部97aがそれぞれ前記周方向において60度の間隔をもって形成されている。
これらの溝部97aは、図7(a)(b)の参照から明らかなように、全てその延長方向が軸心に向かう線上にあって放射状に外方に延び、環状筒状部97の外端面97cの面部を所定の深さでかつ所定の幅で切り落とした形状を呈し、結果として筒状部97の外端面97c隣接の内周部の一部と筒状部97外端面97c隣接の外周部の一部を削り落とすように前記外端面97cにおいて内周から外周へ切り抜けた溝であり、この溝部97aの上述の所定の深さと所定の幅は、駆動ロータ95の駆動ピン95bとの関係において決められたものである。
そして、この筒状部外端面97c隣接の内周部の一部が等間隔で切り落とされたそれぞれの溝部97a間の比較的幅広の残された内周部に前記駆動ロータ95の円弧状凸部95c係合のための円弧状凹部97bが形成されている。したがって、これらの円弧状凹部97bも等間隔に6個所、つまり5段の変速段とニュートラル位置に対応して60度間隔に6個所形成され、その円弧状凹部97bの形状は駆動ロータ95の円弧状凸部95cの形状との関係において決められたものであり、後述されるところであるが、両者円弧状凹凸部95c,97bの係合は、所定の変速段対応位置における保持状態を確保するものである。
駆動ロータ95の駆動ピン95bは、その変速のための所定変速段の切換えにおいてアーム95aの回転を介して回転され、この回転において従動ロータ96の所定変速段対応の溝部97aに摺動係合するが、その正逆方向の1回転において一箇所の所定変速段対応の溝部97aに摺動係合し、この摺動係合において本実施例では60度の回転角をもって従動ロータ96を回転させることができるようになされ、換言すれば、駆動ロータ95は、その正逆方向への360度の回転における60度の範囲においてのみ従動ロータ96の所定変速段対応の溝部97aと摺動係合し、従動ロータ95をその回転角60度の移動範囲で間歇送りのために回転駆動する(図8も参照)。
また、駆動ロータ95は、その回転における駆動ピン95bの従動ロータ96回転軸心Oへの指向位置(図5参照)において、該駆動ロータ95の駆動ピン95bと反対側に位置する円弧状凸部95cが従動ロータ96の円弧状凹部97bに係合して保持される構造とされ、これにより所定の選択変速段位置で駆動ロータ95と従動ロータ96が相対的に安定した保持状態が確保され、結果として従動ロータ96を介したシフトドラム4の保持がなされる。したがって、変速における変速段の切換は、駆動ロータ95の正逆、すなわちシフトアップもしくはシフトダウン方向への、いずれかの選択される方向への1回転毎の間歇的な送りにより達成される。
再び図4に戻って、シフトドラム4の右方突出筒状部43内には、既述のように従動ロータ96の環状突出部98が回転可能に収納支持されるが、この環状突出部98の内周基部98bのボス部98c外周は環状の凹部98dとされており、環状の凹部98dには径が異なる2つの捩りバネSP1,SP2が装着されている。
2つの捩りバネのうち、径が小さい一方の捩りバネSP1は、環状突出部98の内周基部98bのボス部98c外周上を巻装するように該外周に近接して環状凹部98dの内側寄りに配設され、そのバネの一端SP11は環状凹部98dのボス部98c基端に、また他端SP12は2枚の摺接板P1,P2を介して後述されるバネ止めプレートPの内周寄りの位置に係止され、径が大きな他方の捩りバネSP2は、環状凹部98dの上部壁に沿うように巻装されて該環状凹部98dの外側寄りに配設され、その一端SP21は環状凹部98dの上部側壁に、また、他端SP22は2枚の摺接板P1,P2を介して後述されるバネ止プレートPのやや外側寄りの位置に係止されている。
バネ止プレートPは、図3,4に示されるように所定幅の環状部材からなり、その外周部が、シフトドラム4の右方環状筒状部43の内周部43aにおける図示左方最奥部において嵌合され、この位置においてシフトドラム4の外側からボルトB3,B4により締付け固定され、このボルトB3,B4による締付け固定は、シフトドラム4外側の180度をもって対向する位置からの2本のボルトB3,B4のねじ込みによりなされている(図6参照)。
バネ止プレートPの内周には、該内周からプレートPの内方へ向かって互いに対向するように延びる一対の突部Paが設けられており、これらの突部Paがそれぞれ上述の一方および他方の捩りバネSP1,SP2の他端SP12,SP22の係止部とされ、この突部Paにおける捩りバネSP1,SP2の他端SP12,SP22の係止は単に当接によりなされているがその周方向における当接方向は互いに反対方向とされている(図6参照)。
径の異なる一方および他方のこれら2つの捩りバネSP1,SP2は、上述のようにいずれもその一端SP11,SP21は環状凹部98dの部分構造部に、すなわち従動ロータ96に、また他端SP12,SP22はバネ止プレートPに、すなわち実質シフトドラム4に係止されており、しかもこの2つの捩りバネSP1,SP2は互いに反対方向の捩り付勢力を前記両者部材間、つまり、従動ロータ96とシフトドラム4間に作用させるように該両者に係止されている。したがって、シフトドラム4駆動のための回転力が作用しない状態においては両者捩りバネSP1,SP2は互いにバランスを保ち中立状態とされている。
ところで、既述したようにシフトドラム4の外周部には、3条のカム溝41が設けられ、これらのカム溝41には、図1に示されるようにガイドピン51の嵌合を介してそれぞれ一本のシフタ5が配設されるが、3条のカム溝41に配設されるシフタ5は、つまり、3本のシフタ5は、それぞれその基部50が、ガイドピン51を介してカム溝41に嵌合されるとともに該基部50の摺動孔52がシフトフォークシャフト6に摺動可能に嵌合支持される。
そして、シフトフォークシャフト6に支持された3本のシフタ5は、その内の2本がカウンタシャフト3に装着のギアG2における所定の変速ギア31の移動に、また1本がメインシャフト2に装着のギアG1における所定の変速ギア23の移動に供されるシフタ5とされている。各シフタ5は、上述のギアG1,G2における所定の変速ギア25もしくは31の移動のためにその基部50の摺動孔52を介して前記シフトフォークシャフト6にガイドされてそれぞれ左右に摺動するが、これらシフタ5は変速ギア25,31の移動のためのその先端部は二又に分岐したシフトフォーク部53(図2参照)として形成されている。
この二又に分岐したシフトフォーク部53は、メインシャフト2もしくはカウンタシャフト3上のギア郡G1,G2の該所定の変速ギア25,31のスリーブの周溝の一部を抱え込むように該周溝に跨り係合して、変速操作に基づくシフトドラム4の回転によるシフタ5の移動に伴ない該ギアスリーブを介して変速ギア25,31を該シャフト2,3上で左右に摺動させる。
シフトドラム4の構造と、該ドラム4の駆動機構は上述のようなものである。
ここで、変速操作におけるシフトドラム4の駆動の概要を説明しておく。
例えば、図5に示される駆動ロータ95の位置は、ニュートラル位置Nを示しており、この状態における駆動ロータ95のアーム95a先端の駆動ピン95bは、従動ロータ96の回転軸心Oに指向し、駆動ピン95bと反対側の円弧状凸部95cは、従動ロータ96の溝部97a間の円弧状凹部97b、すなわち、ニュートラル位置N対応の円弧状凹部97bに係合され、駆動ロータ95と従動ロータ96は互いに相対移動することなく保持されている。
変速のためのクラッチ21の切断がなされ、変速作動の電動モータMが駆動され、該モータMの駆動力は、減速歯車伝動装置8における歯車の噛合いを介してシフトスピンドル7へと伝動され、該スピンドル7右方端74の駆動歯車91が回転する。
駆動歯車91の回転は、被動歯車93との噛合いを介して駆動ロータ95に伝達され、駆動ロータ95を、例えば図5における図示時計方向(矢印X方向)に回転させる。
回転を開始した駆動ロータ95のアーム95a先端の駆動ピン95bは、図5に示すニュートラル位置Nから図8に示されるシフトドラム4における第1速段LOW選択の間歇送り達成のために従動ロータ96の溝部97aへと摺動係合する(図8(a)参照)。
駆動ロータ95のX方向への回転による駆動ピン95bの溝部97a内における摺動係合は、該溝部97aを介した従動ロータ96の押動作用を生起させ、従動ロータ96は、駆動ロータ95の回転と共にY方向に回転される。
そして、両者、すなわち駆動ロータ95と従動ロータ96は、互いにその摺動係合に基づく上記回転において従動ロータ96の溝部97a内の駆動ピン95bが、上述の押動作用とともに実質該溝部97a内の上死点で折返す(図8(b)参照)1往復摺動をなす関係を保持するものとされている。
つまり、駆動ピン95bの溝部97aへの係合初期から上死点における前半の摺動は往路方向への移動であり、上死点を折返す後半の摺動は復路方向となり、この駆動ピン95bの1往復摺動により従動ロータ96を所定量、つまり回転角が60度となる位置まで回転され(図8(c)参照)、回転角が60度に達した時点において駆動ロータ95の駆動ピン95bは従動ロータ96の前記溝部97aから抜け出て両者の共回りは解除される。
この時シフトドラム4の第1速段LOW選択のための間歇送りは実質的に完了し、シフタ5は変速ギアの切換を達成する。
両者の共回りの解除と同時に、従動ロータ96はその負荷抵抗が大であるから直ちに停止する。共回りの解除は図示されるところでないが適宜検知手段により検知され、これにより電動モータMがその作動を停止する。しかし駆動ロータ95はその回転慣性により直ちに停止することなく停止状態の従動ロータ96に対して少許相対回転して、その駆動ピン95bと反対側の円弧状凸部95cが従動ロータ96の円弧状凹部97bに、すなわち、第1速段LOW対応の円弧状凹部97bに係合状態となり駆動ロータ95は停止する。
上述の従動ロータ96の回転Yは、該ロータ96の大きな筒状部97からシフトドラム4の筒状突出部43内に位置する該ロータ96の環状突出部98を経て捩りバネSP1,SP2を介してシフトドラム4へと伝達され、シフトドラム4を所定量回転させる。より具体的には、従動ロータ96の環状突出部98の回転が、該Y方向回転においては、小さな径の捩りバネSP1の一方端部SP11から他方端部SP12を経て、バネ止めプレートPの突部Paを介してシフトドラム4に伝達され、シフトドラム4を所定量回転させる。
シフトドラム4の所定量の回転は、図1の参照により理解できるように、シフトドラム4の外周部のカム溝41に嵌合するガイドピン51を介して所定の第1速段LOW選択のためのシフタ5を移動させ、上述の従動ロータ96の回転角である60度回転の作動行程において既述のようにシフトドラム4の第1速段LOW選択のための間歇送りは完了し、この間にメインシャフト2とカウンタシャフト3上のギアG1,G2における変速ギア25,31の第1速段LOWのための変速ギアの切換がなされる。
第1速段LOWへの変速のためのギア25,31の切換がなされ、これと時を同じくした上述の駆動ロータ95の円弧状凸部95cの従動ロータ96の第1速段LOW対応の円弧状凹部97bへの嵌合による駆動ロータ95の停止における該嵌合での安定した保持状態の確保において、先に変速のため切断状態とされたクラッチ21もしくは22が係合されて車両は第1速段LOWによる走行を行う。
引続く第2速段2NDへの変速のための間歇送り作動、さらには第3速3RD、第4速4THおよび第5速段5THへの変速ギア25,31の切換のための間歇送り作動も上述と同様に行われる。
なお、変速に際してのクラッチ21もしくは22の嵌脱操作を、電動モータMの駆動と連動させることは適宜可能である。
本実施例においては、シフトドラム4駆動用アクチュエータとして、回転式の電動モータMが使用されるが、回転式の電動モータMに換えて、例えば、油圧モータを使用することは可能であり、さらに往復駆動方式のピストン機構の使用も可能であり、このものにおいては、油圧もしくは気体圧力によるピストンの往復作動をラック歯車とピニオン歯車の噛合い機構を介してシフトスピンドル7の回転駆動とするもので、ピストンの往路行程において該スピンドル7を回転駆動し、ピストンの復路行程においては該スピンドル7の駆動が解除され、このためにラチェット機構が設けられている。
本発明の変速装置は、上記のような構成を備えるものであるから、以下に述べる作用効果を奏し得るものである。
変速操作に基づいて複数の回転位置にわたり回転する1つのシフトドラム4の回転に応じてシフトドラムのカム溝41により案内されて移動するシフタ5が、第1および第2の変速機構の嵌脱操作を伴って、複数の変速段を選択する複数の選択変速段位置および変速段を選択しないニュートラル位置に移動可能であり、カム溝41は、シフトドラム4の複数の回転位置のそれぞれに対して、第1および第2の変速機構の嵌脱操作を伴って、シフタ5を複数の選択変速段位置LOW,2ND,3RD、4TH,5THおよびニュートラル位置Nのそれぞれに案内するようになっているから、シフトドラム4は1つあればよく、シフトドラムを含む部分の構造が簡素化される。
シフトドラム4の駆動用アクチュエータである電動モータMをシフトドラム4の一側に配置し、また、電動モータMにより駆動される間歇送り機構9を該シフトドラム4の他方側に配置したので、シフトドラム4の駆動のための駆動機構がシフトドラム4の両側において分割され、駆動機構部の大型化、複雑化が解消される。また、機構部品の配置に余裕が生じるので設計における自由度が増す。
シフトドラム4の駆動のためのシフトスピンドル7は、シフトドラム4の内部中空部を貫通して上述の分割されたシフトドラム4の駆動機構を互いに連結する配置構造とされるから、シフトドラム4の外側に該ドラム4駆動のための他の軸部材が存在しないので、その分クランクケースA(機関ケース部)の変更部分が少なくなり、また、シフトドラム4の周辺構造が単純化されコンパクト化される。
シフトドラム4の駆動機構の一部が該ドラム4内に収納されるから、駆動機構部品のドラム4周りの配置が整理されて駆動機構部品配置のための小スペース化が図られる。
ゼネバストップ機構9は、モータMの駆動トルクが伝達される駆動ロータ95が従動ロータ96の内部に配置される構造であるから、小スペース化が図られ、その分クランクケースA(機関ケース部)における変更部分を少なくできる。
本実施例ではゼネバストップ機構9を用いたが、内接式パラレルカム機構等他の間歇送り機構を用いることも可能である。
1・・・クランクシャフト、2・・・メインシャフト、3・・・カウンタシャフト、4・・・シフトドラム、41・・・カム溝、5・・・シフタ、6,6a,6b・・・シフタフォークシャフト、7・・・シフトスピンドル、8・・・減速歯車伝動機構、9・・・ゼネバストッパ機構、91・・・駆動歯車、93・・・被動歯車、95・・・駆動ロータ、95a・・・アーム、95b・・・駆動ピン、95c・・・円弧状凸部、96・・・従動ロータ、97・・・大きな環状筒状部、97a・・・溝部、97b・・・円弧状凹部、98・・・環状突出部、M・・・電動モータ、SP1,SP2・・・捩りバネ。M・・・電動モータ、P・・・バネ止プレート。

Claims (8)

  1. 内燃機関に連結された第1の変速機構および第2の変速機構と、前記第1の変速機構を構成する第1の軸に対する内燃機関からの動力の伝達および遮断を行う第1のクラッチと、前記第2の変速機構を構成する第2の軸に対する内燃機関からの動力の伝達および遮断を行う第2のクラッチと、前記第1および前記第2の変速機構での変速段を選択する変速操作機構とを備え、前記第1および第2のクラッチの嵌脱操作を伴って、前記第1の変速機構での変速段と前記第2の変速機構での変速段とが前記変速操作機構により切り換えられる変速装置において、
    前記変速操作機構は、変速操作に基づいて複数の回転位置にわたり回転する1つのシフトドラムと、前記シフトドラムの回転に応じて前記シフトドラムに設けられるカム溝により案内されて移動するシフタとを備え、
    前記シフタは、前記第1および第2の変速機構の嵌脱操作を伴って、複数の変速段を選択する複数の選択変速段位置および変速段を選択しないニュートラル位置に移動可能であり、
    前記カム溝は、前記シフトドラムの前記複数の回転位置のそれぞれに対して、前記第1および第2の変速機構の嵌脱操作を伴って、前記シフタを複数の前記選択変速段位置およびニュートラル位置のそれぞれに案内することを特徴とする変速装置。
  2. 前記変速操作機構は、1つの電動モータと、前記電動モータにより回転駆動されて前記シフトドラムに回転を伝達するシフトスピンドルとを備えることを特徴とする請求項1記載の変速装置。
  3. 前記変速操作機構は、前記シフトスピンドルの回転に応じて前記シフトドラムを間歇的に回転させる間歇送り機構を備えることを特徴とする請求項2記載の変速装置。
  4. 前記電動モータを前記シフトドラムの一側に設け、前記間歇送り機構を前記シフトドラムの他側に配置したことを特徴とする請求項3記載の変速装置。
  5. 前記電動モータの動力を前記間歇送り機構に伝達するシフトスピンドルがシフトドラム内部を貫通していることを特徴とする請求項2から4のいずれか1項に記載の変速装置。
  6. 前記間歇送り機構は内歯式ゼネバストップ機構であることを特徴とする請求項4または5に記載の変速装置。
  7. 前記シフトドラムの両端部を異なる内径のベアリングで支持したことを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載の変速装置。
  8. 前記シフトドラムの軸方向の一部に外径を狭めた狭径部を設けたことを特徴とする請求項1から7のいずれか1項に記載の変速装置。
JP2009279108A 2009-12-09 2009-12-09 変速装置 Expired - Fee Related JP5064478B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009279108A JP5064478B2 (ja) 2009-12-09 2009-12-09 変速装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009279108A JP5064478B2 (ja) 2009-12-09 2009-12-09 変速装置

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004207758A Division JP4519550B2 (ja) 2004-07-14 2004-07-14 変速装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010054056A true JP2010054056A (ja) 2010-03-11
JP5064478B2 JP5064478B2 (ja) 2012-10-31

Family

ID=42070188

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009279108A Expired - Fee Related JP5064478B2 (ja) 2009-12-09 2009-12-09 変速装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5064478B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015093606A (ja) * 2013-11-13 2015-05-18 川崎重工業株式会社 動力伝達装置
DE102011007264B4 (de) * 2011-04-13 2019-10-17 Schaeffler Technologies AG & Co. KG Schalteinrichtung mit einer Schaltwalze

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52148880U (ja) * 1976-05-10 1977-11-11
JPS5874936A (ja) * 1981-10-29 1983-05-06 Honda Motor Co Ltd 変速機の切換装置
JPS58149278U (ja) * 1982-03-31 1983-10-06 スズキ株式会社 自動二輪車等の変速装置
JPH0539865A (ja) * 1991-08-02 1993-02-19 Honda Motor Co Ltd 変速装置のシフトドラム駆動機構
JPH06207648A (ja) * 1993-01-11 1994-07-26 Inasaka Haguruma Seisakusho:Kk 2摩擦クラッチ式多段変速機構
JPH07139627A (ja) * 1993-11-19 1995-05-30 Yamaha Motor Co Ltd 変速ギアシフト装置

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52148880U (ja) * 1976-05-10 1977-11-11
JPS5874936A (ja) * 1981-10-29 1983-05-06 Honda Motor Co Ltd 変速機の切換装置
JPS58149278U (ja) * 1982-03-31 1983-10-06 スズキ株式会社 自動二輪車等の変速装置
JPH0539865A (ja) * 1991-08-02 1993-02-19 Honda Motor Co Ltd 変速装置のシフトドラム駆動機構
JPH06207648A (ja) * 1993-01-11 1994-07-26 Inasaka Haguruma Seisakusho:Kk 2摩擦クラッチ式多段変速機構
JPH07139627A (ja) * 1993-11-19 1995-05-30 Yamaha Motor Co Ltd 変速ギアシフト装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102011007264B4 (de) * 2011-04-13 2019-10-17 Schaeffler Technologies AG & Co. KG Schalteinrichtung mit einer Schaltwalze
JP2015093606A (ja) * 2013-11-13 2015-05-18 川崎重工業株式会社 動力伝達装置
US9644736B2 (en) 2013-11-13 2017-05-09 Kawasaki Jukogyo Kabushiki Kaisha Power transmitting device

Also Published As

Publication number Publication date
JP5064478B2 (ja) 2012-10-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4519550B2 (ja) 変速装置
EP2256378B1 (en) Gear shift device of gearbox
JP4719659B2 (ja) 車両用変速機の変速制御装置
JP4620624B2 (ja) 自動変速機のパーキングロック機構
JP4856509B2 (ja) 変速装置
JP2008089062A5 (ja)
JP2008089062A (ja) 車両用変速機の変速制御装置
JP2010502917A (ja) ギア装置
JP2008089061A5 (ja)
JP2008089063A5 (ja)
JP4270334B2 (ja) 車両用常時噛み合い式変速装置
JP6130881B2 (ja) パワーユニットの変速装置
JP4773201B2 (ja) 変速装置
JP5064478B2 (ja) 変速装置
CN110630712A (zh) 一种变速器及其选换挡机构
CA2433677C (en) Transmission
US8539923B2 (en) Power unit for vehicle
JP4554234B2 (ja) 内燃機関の変速装置
JPH1019058A (ja) クラッチ及びそれを用いた変速装置
JP5641871B2 (ja) 駆動力配分装置
JP5129695B2 (ja) 車両用パワーユニット
JP5856939B2 (ja) 車両用変速装置
JP2002317871A (ja) 変速機用電動駆動装置
KR20140124666A (ko) 동심축을 이용한 농기계의 변속레버 어셈블리
JP2011127660A (ja) 自動変速機のシフト操作装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20091209

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110728

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110802

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110928

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120228

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120427

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120807

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120808

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5064478

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150817

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees