JP2010053695A - 自動車の変速制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】変速指示後に変速動作を遅らせることなく、変速ショックのないN→D変速を速やかに行う。
【解決手段】走行速度を検出する車速センサ12と、アクセル開度を検出するアクセル開度センサ15と、アクセル開度に基づいて要求駆動トルクを求め、アクセル開度に基づいて駆動トルク変化率を求め、変速機の変速段が非走行レンジから走行レンジに変速された場合には、要求駆動トルク及び駆動トルク変化率に基づいて駆動トルク復帰制御を行う車両ECU13とを備えたことを特徴とする自動車の変速制御装置が提供される。
【選択図】 図3

Description

本発明は、自動車の変速制御装置に関する。
近年自動車等の車両の変速機として摩擦クラッチと手動変速機を自動化した、いわゆる機械式自動変速機が開発されている。このような機械式自動変速機は、エンジンから駆動輪までの駆動伝達系に流体クラッチ(トルクコンバータ)が介在しないため、トルクコンバータを使用した自動変速機よりも動力伝達効率が高く、燃費の向上を図ることができ、ハイブリッド自動車にも適用されている。この機械式自動変速機の変速レンジとしては、トルクコンバータを使用した自動変速機と同様、非走行レンジである駐車用のPレンジや中立用のNレンジ、走行レンジである前進用のDレンジやマニュアルレンジ,後進用のRレンジが設けられており、ドライバによるシフトレバーの操作により任意に選択可能となっている。
この変速レンジは、前進用のDレンジと中立用のNレンジとが隣接して設けられていることが多くなっており、そのような配置をした車両においては、Dレンジの状態で車両が高速走行をしている最中に、ドライバが誤ってシフトレバーをNレンジに選択し、その後、Dレンジに戻すことが考えられる。このような場合、DレンジからNレンジへの変速時には駆動トルクがダウンされ、NレンジからDレンジに戻された場合には、目標変速段に合わせた駆動トルクに復帰させる制御を行っている。従来、このような駆動トルク復帰制御では、ドライバによるアクセルの踏み込み具合や車速を考慮せずに予め定めてあるトルク変化率(kgfm/s)によって、駆動トルクを復帰させていたため、Dレンジへギヤ入れした際に大きな変速ショックが発生してしまうことがあり、ドライバに違和感や不快感を与えていた。
上述したような車両が高速走行中にD→N→Dレンジに変速した場合の変速ショックの発生を防止するため、特許文献1では、所定車速以上の高速走行中に、N→D変速指示後、変速動作を所定時間だけ禁止することで、該変速動作を開始するタイミングを遅らせて、N→D変速時のショックを回避する自動変速機の制御装置が開示されている。
特開平8−326907号公報
しかしながら、前述した特許文献1に開示された技術では、変速指令があっても変速動作の開始を所定時間禁止することにより変速ショックを抑え、また、不用意なシフト操作による変速動作の重複を防止するものである。従って、変速ショックを抑えることはできても、変速時間が長引いてしまう可能性がある。
そこで、本発明は、変速動作の指示後に該動作を開始するタイミングを遅らせることなく、車速やアクセル開度に応じた変速ショックを抑えつつ、変速を速やかに行うことを課題とする。
上記した目的を達成するために、請求項1の自動車の変速制御装置では、エンジンの駆動力が変速機を介して車両の駆動輪に伝達可能であると共に、上記エンジンと上記変速機とがクラッチを介して断接可能な自動車の変速制御装置において、アクセル開度を検出するアクセル開度検出手段と、上記アクセル開度に基づいて要求駆動トルクを求める要求駆動トルク推定手段と、上記アクセル開度に基づき、エンジントルクを制御するエンジントルク制御手段と、上記アクセル開度に基づき、駆動トルク変化率を求める駆動トルク変化率推定手段と、上記変速機の変速段が非走行レンジから走行レンジに変速された場合には、上記駆動トルク変化率推定手段により求められた駆動トルク変化率に基づいて、上記要求駆動トルクが得られるように、上記エンジントルクを制御することにより駆動トルク復帰を行う駆動トルク復帰制御手段と、を備えたことを特徴としている。
請求項2の自動車の変速制御装置では、エンジンの駆動力と電動機の駆動力とが変速機を介して車両の駆動輪に伝達可能であると共に、上記エンジンと上記変速機とがクラッチを介して断接可能な自動車の変速制御装置において、アクセル開度を検出するアクセル開度検出手段と、上記アクセル開度に基づいて要求駆動トルクを求める要求駆動トルク推定手段と、上記アクセル開度に基づき、エンジントルクを制御するエンジントルク制御手段と、上記電動機のモータトルクの制御を行うモータトルク制御手段と、上記アクセル開度に基づき、駆動トルク変化率を求める駆動トルク変化率推定手段と、上記変速機の変速段が非走行レンジから走行レンジに変速された場合には、上記駆動トルク変化率推定手段により求められた駆動トルク変化率に基づいて、上記要求駆動トルクが得られるように、上記モータトルクと上記エンジントルクとを制御することによりトルク復帰制御を行う駆動トルク復帰制御手段と、を備えたことを特徴としている。
請求項3の自動車の変速制御装置では、請求項1または2において、さらに上記車両の走行速度を検出する車速検出手段と、上記走行速度に基づき、上記車両が停車から発進する状態であるか、走行中の状態であるかを判定する走行状態判定手段を備え、上記駆動トルク復帰制御手段は、上記変速機の変速段が非走行レンジから走行レンジに変速された場合において、上記走行状態判定手段により上記車両が走行中の状態であると判定された場合には、上記駆動トルク変化率推定手段から求めた駆動トルク変化率に基づき、上記駆動トルク復帰制御を行うと共に、上記走行状態判定手段により上記車両が停車から発進する状態であると判定された場合には、上記アクセル開度と閾値との比較結果から予め定められ、上記駆動トルク変化率推定手段から求めた駆動トルク変化率よりも変化率の大きい駆動トルク変化率に基づき、上記駆動トルク復帰制御を行うことを特徴としている。
請求項4の自動車の変速制御装置では、請求項1または2において、上記駆動トルク変化率推定手段は、目標変速段毎に最適なトルク変化率が設定される複数のトルク変化率推定マップを備え、上記目標変速段に基づき、該複数のトルク変化率推定マップから最適なトルク変化率推定マップを選択することを特徴としている。
本発明の請求項1に記載されている自動車の変速制御装置によれば、非走行レンジから走行レンジへの変速指示後に変速動作の開始タイミングを遅らせることなく、アクセル開度に基づき推定された駆動トルク変化率によって、走行レンジへのギヤ入れ後、要求駆動トルクが得られるようにエンジントルクを制御して駆動トルクを復帰させるので、走行レンジへのギヤ入れ後に発生する変速ショックを抑制することができ、ドライバや同乗者の違和感や不快感を解消することができる。
本発明の請求項2に記載されている自動車の変速制御装置によれば、電動機を備えたハイブリッド自動車においても、非走行レンジから走行レンジへの変速指示後に変速動作の開始タイミングを遅らせることなく、アクセル開度に基づき推定された駆動トルク変化率によって、走行レンジへのギヤ入れ後、要求駆動トルクが得られるようにエンジントルクとモータトルクとを制御して駆動トルクを復帰させるので、走行レンジへのギヤ入れ後に発生する変速ショックを抑制することができ、ドライバや同乗者の違和感や不快感を解消することができる。
本発明の請求項3に記載されている自動車の変速制御装置によれば、非走行レンジから走行レンジに変速された場合に、走行速度に基づいて車両が停車から発進する状態であるか、走行中の状態であるかを判定し、走行中の状態であると判定された場合には、アクセル開度に依存するトルク変化率によりトルク復帰制御を行う。従って、変速ショックの影響が大きい走行中における非走行レンジから走行レンジへの変速では、アクセルの踏み込み具合に応じたトルク変化率により駆動トルクを復帰させるので、走行レンジへのギヤ入れ後に発生する変速ショックを抑制することができ、ドライバや同乗者の違和感や不快感を解消することができる。また、変速ショックの影響が少なく、発進応答性が要求される停車から発進する状態であると判定された場合には、アクセル開度と閾値との比較結果から予め定められ、上記駆動トルク変化率推定手段から求めた駆動トルク変化率よりも変化率の大きいトルク変化率により駆動トルクを復帰させるので、走行中における非走行レンジから走行レンジへの変速時よりも速やかに変速することができる。
本発明の請求項4に記載されている自動車の変速制御装置によれば、駆動トルク変化率推定手段は、目標変速段毎に最適なトルク変化率が設定される複数のトルク変化率推定マップを備え、該複数のトルク変化率推定マップから最適なトルク変化率推定マップを選択するので、ギヤ入れ後の目標変速段に応じて、最適なトルク変化率によって駆動トルクを復帰でき、変速ショックをより抑制することができる。
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態について詳述する。
この発明の後述する第1、第2の実施の形態に係る変速制御装置では、N→D変速時のトルク復帰によるショックを軽減するために、変速時に車速とアクセル開度によりショックが発生しない最適トルク復帰勾配を選択可能とするものである。以下、詳述する。
(第1の実施の形態)
図1には、本発明の第1の実施の形態に係る変速制御装置を採用した車両の構成を示し説明する。図1に示されるように、自動車1は、動力発生源としてのディーゼルエンジン2(以下、単に「エンジン」という)を備える。エンジン2には、ON/OFFを指令する為の始動スイッチ10が配設されている。エンジン2は、駆動力を伝達する出力軸を備え、該出力軸はクラッチ3の入力軸と連結されている。クラッチ3の出力軸は、自動変速機4の入力軸と連結されている。自動変速機4は、変速段の選択/非選択により非走行レンジであるニュートラルレンジ(以下、「N」と略記する)と、走行レンジ(以下、「D」と略記する)とに切換可能である。
自動変速機4の出力軸は、所謂動力伝達機構としてのプロペラシャフト5、差動装置(デファレンシャル)6及び駆動軸7を介して、左右に各2輪ずつ配設された駆動輪8に機械的に連結されている。クラッチ3が接続状態にあるときには、エンジン2の出力軸の駆動力が自動変速機4を介して駆動輪8に伝達されるように構成されている。
次に各種ECU(Electric Control Unit)について言及する。
この自動車1は、車両ECU13、エンジンECU9を備えている。車両ECU13とエンジンECU9は、情報を送受信することが可能となっており、正常に作動するように各制御を分担している。車両ECU13は、エンジンECU9からの情報を受けて、クラッチ3の接続/切断制御及び自動変速機4の変速段切換制御を行うものである。さらに、これらの制御状態や車両の運転状態に合わせて各部を統合制御するものである。
尚、車両ECU13には、車両の走行速度を検出するための車両速度(以下、車速)センサ12、エンジンの回転数を検出するためのエンジン回転数センサ11が電気的配線を介して接続されている。エンジンECU9は、エンジン2内への燃料の噴射量に関わる制御等を司るものである。このエンジンECU9による燃料の噴射量に関わる制御は、操作者(運転者)によるアクセルペダル14の操作量をアクセル開度センサ15が検出し、その検出値に基づいて図示しない燃料噴射装置により燃料供給が行われるようになっている。
このような構成において、エンジンON/OFF始動スイッチ10がONされるとエンジン2が始動し、車両ECU13の制御の下、クラッチ3が接続状態とされるとエンジン2の駆動力がクラッチ3、自動変速機4、プロペラシャフト5、差動装置6、駆動軸7を介して左右の駆動輪8に伝達され、走行を開始することになる。そして、車両ECU13は詳細は後述する変速マップを参照しつつ、変速制御を行う。
ここで、図2を参照して、ギヤ変速(N→D)からトルク復帰制御までの処理の概要を説明する。即ち、ギヤがN状態から、ギヤ変速(N→D)されると、車両ECU13はクラッチ3を切断状態となるよう制御し、N状態にある変速機4を車両ECU13内の不図示のメモリ内に格納された変速マップに従ってD状態に切り換える。
このD状態下で、ドライバによりアクセルペダル14が踏み込まれると、車両ECU13は、クラッチ3を接続状態にするとともにアクセル開度センサ15により検出されたアクセル開度(%)とエンジン回転数センサ11の出力であるエンジン回転数(rpm)とに基づいて、目標変速段に見合ったドライバ要求駆動トルク(kgfm)を算出する。
また、車両ECU13は、車速センサ12の出力が所定車速以上が検出された場合(本実施形態では5km/h以上)には車両が走行中であるとし、所定車速が検出されなかった場合(本実施形態では5km/h未満)には停車から発進する状態であると判定する(走行状態判定手段)。更に、アクセル開度(%)に基づいて、所定時間当たりに駆動トルク(kgfm)をどの程度変化させるかを表すトルク変化率(inc_ret)を算出する(kgfm/sec)。トルク変化率は、所定車速以上が検出された場合(本実施形態では5km/h以上)、つまり車両走行中にNからDに変速された場合には、変速ショックの影響が大きいため、変速ショックを抑制すべく、アクセル開度に応じてトルク変化率が定められたトルク変化率推定マップにより算出される(トルク変化率推定手段)。なお、当該トルク変化率推定マップは目標変速段毎に設けられており、ギヤ入れ後の目標変速段に応じた最適なマップを選択するようになっている。また、所定車速が検出されなかった場合(本実施形態では5km/h未満)、つまり停車から発進する状態でNからDに変速された場合には、変速ショックの影響が少なく、発進応答性が要求されるため、トルク変化率推定マップにより定められたトルク変化率よりも変化率の大きいトルク変化率を定数として予め定めている。また、当該定数は、アクセル全開(本実施形態ではアクセル開度が90%以上)とそれ以外(本実施形態ではアクセル開度が90%未満)の場合で複数の定数が設定されている。
次に、上述の通り算出したトルク変化率に基づき、エンジントルクがドライバ要求駆動トルクとなるようエンジン2へ供給する燃料噴射量の供給量を制御(エンジン制御手段)しトルク復帰させる(駆動トルク復帰制御手段)。こうして、エンジン2の駆動力は、自動変速機4、プロペラシャフト5、差動装置6、駆動軸7を介して、左右の各駆動輪8に伝達される。
以下、図3のフローチャートを参照して、本発明の第1の実施の形態に係る変速制御装置を採用した車両によるトルク復帰制御について更に詳述する。
本処理を開始し、まずギヤがN状態から(ステップS1)、ギヤ変速(N→D)されると(ステップS2)、車両ECU13は、車速センサ12の出力に基づいて車速が予め定められた閾値(本実施形態では5km/h)以上であるか否かを判断し、当該ギヤ変速(N→D)が、発進時における変速なのか、または、車両走行中における変速なのかを判別する(ステップS3)。
ここで、ギヤ変速(N→D)が車両走行中(本実施形態では、車速が5km/h以上)によるものと判定された場合には、アクセル開度センサ15のアクセル開度に係る情報を入力として、該アクセル開度においてトルク復帰のショックが発生しないトルク変化率(inc_ret)を出力するトルク変化率推定マップを参照し(ステップS4)、アクセル開度に応じたトルク変化率(inc_ret)を求める(ステップS5)。このようにして求めたトルク変化率(inc_ret)に基づき、駆動トルクをドライバ要求駆動トルクになるよう制御することによりトルク復帰制御を行い(ステップS9)、処理を終了する。
一方、ステップS3において、ギヤ変速(N→D)が発進時(本実施形態では、車速が5km/h未満)によるものと判断された場合には、アクセル開度が予め定められた閾値(本実施形態ではアクセル開度90%)以上であるか否かを判断する(ステップS6)。このステップS6において、アクセル開度が予め定められた閾値(本実施形態ではアクセル開度90%)以上であると判断された場合には、トルク変化率を所定時間あたりのトルク変化率が大きく設定された第1の定数(inc_ret02q)に設定する(ステップS7)。これに対して、アクセル開度が予め定められた閾値(本実施形態ではアクセル開度90%)に満たないと判断された場合には、トルク変化率を所定時間あたりのトルク変化率が上記第1の定数(inc_ret02q)よりも小さく設定された第2の定数(inc_ret02)に設定する(ステップS8)。このようにして求めたトルク変化率(inc_ret02qまたはinc_ret02)に基づき、エンジントルクをドライバ要求駆動トルクになるよう制御することによりトルク復帰制御を行い(ステップS9)、処理を終了する。
従って、以上の処理によれば、NからDレンジへの変速が、車両走行中による場合と、発進時による場合とを区別する車速閾値を所定の値に設定可能とすることで、変速ショックの軽減が重視される中高速領域での車両走行中ではトルク変化率推定マップを参照し、一方、より早い発進が求められる発進時では予め定められた定数を参照してトルク変化率を求め、変速時の状況に応じて最適なトルク復帰制御を選択することを実現することができる。
以上説明したように、本発明の第1の実施形態によれば、非走行レンジ(N)から走行レンジ(D)への変速指示後に変速動作の開始タイミングを遅らせることなく、アクセル開度に基づき推定された駆動トルク変化率によって、走行レンジへのギヤ入れ後、要求駆動トルクが得られるようにエンジントルクを制御して駆動トルクを復帰させるので、走行レンジへのギヤ入れ後に発生する変速ショックを抑制することができ、ドライバや同乗者の違和感や不快感を解消することができる。
また、非走行レンジから走行レンジに変速された場合に、走行速度に基づいて車両が停車から発進する状態であるか、走行中の状態であるかを判定し、走行中の状態であると判定された場合には、アクセル開度に依存するトルク変化率によりトルク復帰制御を行うため、変速ショックの影響が大きい走行中における非走行レンジから走行レンジへの変速では、アクセルの踏み込み具合に応じたトルク変化率により駆動トルクを復帰させるので、走行レンジへのギヤ入れ後に発生する変速ショックを抑制することができ、ドライバや同乗者の違和感や不快感を解消することができる。また、変速ショックの影響が少なく、発進応答性が要求される停車から発進する状態であると判定された場合には、アクセル開度と閾値との比較結果から予め定められ、トルク変化率推定マップにより求めたトルク変化率よりも変化率の大きいトルク変化率により駆動トルクを復帰させるので、走行中における非走行レンジから走行レンジへの変速時よりも速やかに変速することができる。
さらに、駆動トルク変化率推定マップは、目標変速段毎に最適なトルク変化率が設定される複数のトルク変化率推定マップを備えており、該複数のトルク変化率推定マップから最適なトルク変化率推定マップを選択するので、ギヤ入れ後の目標変速段に応じて、最適なトルク変化率によって駆動トルクを復帰でき、変速ショックをより抑制することができる。
(第2の実施の形態)
図4には、本発明の第2の実施の形態に係る変速制御装置が搭載されたハイブリッド電気自動車21の構成を示し説明する。
この図4に示されるように、ハイブリッド電気自動車21は、動力発生源としてのディーゼルエンジン22(以下、単にエンジンという)と電動機31とを備えている。このハイブリッド電気自動車21は、所謂パラレル式HEVシステムを採用し、走行状態に合わせてエンジン22と電動機31を使い分け、併用する。それにより、ハイブリッド電気自動車21の燃費の向上や排出ガス低減等を実現する。エンジン22には、そのON/OFFを指令する為の始動スイッチ30が配設されている。
エンジン22は駆動力を伝達するための出力軸を備え、該出力軸はクラッチ23の入力軸と連結されている。そして、このクラッチ23の出力軸は電動機31の回転軸を介して自動変速機24の入力軸と連結されている。自動変速機24は、変速段の選択/非選択によりN状態とD状態とに切換可能となっている。
自動変速機24の出力軸は、所謂動力伝達機構としてのプロペラシャフト25、差動装置(デファレンシャル)26及び駆動軸27を介して、左右に各2輪ずつ配設された駆動輪28に機械的に連結されている。クラッチ23が接続状態にあるときには、エンジン22の出力軸と電動機31の回転軸の双方の駆動力が自動変速機24を介して駆動輪28に伝達されるように構成されている。クラッチ23が切断状態にあるときには、電動機31の回転軸の駆動力のみが自動変速機24を介して駆動輪28に伝達されるように構成されている。
電動機31は、バッテリ35の電力をインバータ33で変換した交流電力を受けて、動力源としてのモータとして作動するように構成されている。このバッテリ35は、高圧バッテリであり、後述するバッテリECU36に接続され、管理、制御されるように構成されている。電動機31の駆動力は、自動変速機24による変速後、各2つの左右の駆動輪28に伝達されるように構成されている。この駆動力配分は、車両ECU37による。
次に各種ECU(Electric Control Unit)について言及する。
このハイブリッド電気自動車21は、車両ECU37、エンジンECU29、インバータECU34、そしてバッテリECU36を備えている。各ECU29、34,36,37は、所謂CAN(Controller Area Network)通信により情報を送受信することが可能となっており、正常に作動するように各制御を分担している。ここで、CAN通信とは、国際的に統一された規格に基づく通信である。以下、各ECUにつき更に詳述する。
まず、車両ECU37は、CAN通信によりエンジンECU29、インバータECU34、バッテリECU36からの各種情報を受けて、クラッチ23の接続/切断制御及び変速機24の変速段切換制御を行うものである。さらに、これらの制御状態や車両の運転状態に合わせて各部を統合制御するものである。尚、車両ECU37には、車両の走行速度を検出するための車両速度(以下、車速)センサ38が電気的配線を介して接続されている。
エンジンECU29は、エンジン22内への燃料の噴射量に関わる制御等を司るものである。このエンジンECU29による燃料の噴射量に関わる制御は、操作者(運転者)によるアクセルペダル39の操作量をアクセル開度センサ40が検出し、その検出値に基づいて図示しない燃料噴射装置により燃料供給が行われるようになっている。
一方、インバータECU34は、インバータ33を制御するものである。より具体的には、車両ECU37からCAN通信で送信される指令信号に基づいてインバータ33を制御することで、電動機31をモータ或いは発電機として機能させるものである。更に、インバータECU34は、電動機31のモータの回転数を検出するためのモータ回転数センサ32が電気的配線を介して接続されており、電動機31やインバータ33の作動状態をリアルタイムで監視して、それらの作動状態に係る各種情報を車両ECU37に送る役割も担っている。
バッテリECU36(バッテリ状態検出手段)は、バッテリ35の電圧等を統括管理・制御するものである。更には、これらの検出結果から該バッテリ35の電力消費状態を監視するものである。バッテリECU36は、このバッテリ35の電力消費状態や作動状態に係る各種情報を、CAN通信により、車両ECU37に送信する役割を担っている。
このような構成において、走行時の基本的な作動について説明すると、このハイブリッド電気自動車21は、走行状態やバッテリ35の充電率に応じて、車両ECU37からのトルク配分に係る指令を受けて、エンジン22或いは電動機31を作動させる。発進時においては、先ずは電動機31が作動されて発進する。走行時(バッテリ充電率が通常の場合)においては、クラッチ23を接続状態とし、エンジン22の動力を主体として走行する。走行時(バッテリ充電率が高い場合)においては、電動機31の動力を主体として走行する。そして、走行時(バッテリ充電率が低い場合)には、電動機31を発電機として使用し、エンジン22の動力により発電しながら走行する。
ここで、図5を参照して、ギヤ変速(N→D)からトルク復帰制御までの処理の概要を説明する。即ち、図5に示されるように、ギヤがN状態から、ギヤ変速(N→D)されると、車両ECU37は、クラッチ23を切断状態とし、N状態にある変速機24を車両ECU37内の不図示のメモリ内に格納された変速マップに従ってD状態に切り換える。
このD状態下で、ドライバによりアクセルペダル39が踏み込まれると、車両ECU37は、アクセル開度センサ40により検出されたアクセル開度(%)とモータ回転数センサ32の出力であるモータ回転数(rpm)に基づいて、目標変速段に見合ったドライバ要求駆動トルク(kgfm)を算出する。また、車両ECU37は、車速センサ38の出力が所定車速以上が検出された場合(本実施形態では5km/h以上)には車両が走行中であるとし、所定車速が検出されなかった場合(本実施形態では5km/h未満)には停車から発進する状態であると判定する(走行状態判定手段)。
更に、アクセル開度(%)と車速センサ38の出力である車速(km/h)に基づいて、所定時間当たりに駆動トルク(kgfm)をどの程度変化させるかを表すトルク変化率(inc_ret)を算出する(kgfm/sec)。トルク変化率は、所定車速以上が検出された場合(本実施形態では5km/h以上)、つまり車両走行中にNからDに変速された場合には、変速ショックの影響が大きいため、変速ショックを抑制すべく、アクセル開度に応じてトルク変化率が定められたトルク変化率推定マップにより算出される(トルク変化率推定手段)。なお、当該トルク変化率推定マップは目標変速段毎に設けられており、ギヤ入れ後の目標変速段に応じた最適なトルク変化率推定マップを選択するようになっている。
また、所定車速が検出されなかった場合(本実施形態では5km/h未満)、つまり停車から発進する状態でNからDに変速された場合には、変速ショックの影響が少なく、発進応答性が要求されるため、トルク変化率として予め定められ、トルク変化率推定マップにより求められるトルク変化率よりも変化率の大きい定数を用いている。また、当該定数は、アクセル全開(本実施形態ではアクセル開度が90%以上)とそれ以外(本実施形態ではアクセル開度が90%未満)の場合で複数の定数が設定されている。次に、上述の通り算出したトルク変化率に基づき、駆動トルクがドライバ要求駆動トルクとなるよう、エンジン22へ供給する燃料噴射量の供給量を制御(エンジントルク制御手段)したり、インバータ33により電動機31のモータトルクを制御(モータトルク制御手段)してトルク復帰させる(駆動トルク復帰制御手段)。なお、トルク復帰制御は、バッテリ35の状態により、エンジントルク、モータトルクを夫々単独で制御するか、エンジントルクとモータトルクとを協同で制御するようになっている。そして、このエンジン22と電動機31の駆動力は、自動変速機24、プロペラシャフト25、差動装置26、駆動軸27を介して、左右の各駆動輪28に伝達される。
以下、図3及び図6のフローチャートを参照して、トルク復帰制御の詳細について説明する。本実施形態においても、第1の実施形態と同様、図3のS1からS5(またはS7、S8)までを行い、トルク変化率を求める。次に図6に示すように、トルク復帰制御をエンジンのみを制御して行うのか、モータのみを制御して行うのか、または、エンジンとモータを協同で制御して行うのかを決定する。まず、電動機31の最大駆動トルク(例えば、温度やSOCバッテリ充電率により定まる、この例ではSOCが高いかどうかを判断する)が車両ECU37の要求を満足するか否かを判断する(ステップS11)。ここで、最大駆動トルクが要求を満たさない場合(Noの場合)には、SOCが低いか否かを判断する(ステップS12)。
そして、SOCが低い(Yes)と判断した場合には、エンジン22のみでトルク復帰制御を行い(ステップS13)、処理を終了する。一方で、SOCが低くない(No)と判断した場合には、エンジン22及び電動機31でトルク復帰制御を行い(ステップS14)、処理を終了する。ステップS11において、電動機31の最大駆動トルクが車両ECU37の要求を満足するものである場合(Yesの場合)には、車両ECU37は、電動機31のみで走行可能であるか否かを判断する(ステップS15)。ここで、電動機31のみで走行可能である(Yes)と判断した場合には、クラッチ23を切断状態として電動機31のみでトルク復帰制御を行い(ステップS16)、処理を終了する。
一方、ステップS15において、電動機31のみで走行不可能である(No)と判断した場合、エンジン22及び電動機31でトルク復帰制御を行い(ステップS14)、処理を終了する。
以上説明したように本発明の第2の実施形態によれば、アクセル開度に基づき推定された駆動トルク変化率によって、ギヤ入れ後、目標変速段に最適な駆動トルクが得られるように電動機31のモータトルクとエンジン22のエンジントルクを制御して駆動トルク復帰制御を行うので、変速のギヤ入れ後に発生していた変速ショックを抑制して、ドライバや同乗者に違和感や不快感を与えるのを防止することができ、且つ、速やかに変速することができる。
また、非走行レンジから走行レンジに変速された場合に、走行速度に基づいて車両が停車から発進する状態であるか、走行中の状態であるかを判定し、走行中の状態であると判定された場合には、アクセル開度に依存するトルク変化率によりトルク復帰制御を行うようにすることが好ましい。
従って、ギヤ入れ後、変速ショックが生じやすい走行中(D→N→D)の変速では、アクセル開度に応じてトルク変化率が定められたトルク変化率推定マップに基づき推定された駆動トルク変化率によって、ギヤ入れ後、目標変速段に最適な駆動トルクが得られるように駆動トルク復帰制御を行うため、変速のギヤ入れ後に発生していた変速ショックを抑制することができる。また、ドライバの発進要求に対して応答性が求められる発進時(N→D)の変速では、上記アクセル開度と閾値との比較結果から求められ、トルク変化率推定マップにより求められるトルク変化率よりも変化率の大きい駆動トルク変化率に基づき、上記駆動トルク復帰制御を行うため、走行レンジへの変速応答性が向上し、より早く車両を発進させることができる。
さらに、駆動トルク変化率推定マップは、目標変速段毎に最適なトルク変化率が設定される複数のトルク変化率推定マップを備えており、該複数のトルク変化率推定マップから最適なトルク変化率推定マップを選択するので、ギヤ入れ後の目標変速段に応じて、最適なトルク変化率によって駆動トルクを復帰でき、変速ショックをより抑制することができる。
従って、目標変速段毎に最適なトルク変化率が設定される複数のマップが設定され、目標変速段に基づき、最適なマップを選択するので、エンジントルク復帰制御時のエンジントルク変化率をより最適に制御することができる。
以上詳述したように、本発明の第1、第2の実施の形態に係る自動車の変速制御装置によれば、変速マップから求めたトルク変化率(inc_ret)及び従来の制御でも参照していた定数から、適切な方を選択して用いることにより、常に車速、アクセル開度に応じたトルク変化率でトルク復帰を行い、ギヤ変速後のショックを軽減することができる。
特に、走行中(D→N→D)の変速後のトルク復帰時に発生していたショックが軽減されるため、ドライバ及び同乗者の違和感や不快感を解消することができる。つまり、きめ細やかな制御によりドライブフィーリングを向上させることができる。そして、車両の状況(例えば車速やアクセル開度)により、最適なトルク変化率(inc_ret)にてトルク復帰制御を行う為、変速ショックの低減と発進時間の短縮とを両立することができる。更に、N→D変速後のトルク復帰制御時、適切なトルク変化率(inc_ret)を変速マップから求めているため、エンジンに必要以上の燃料を供給することを防ぐこともできる。
尚、本発明は、上記第1、第2の実施の形態に限定されることなく、その趣旨を逸脱しない範囲で種々の改良・変更が可能であることは勿論である。
例えば、前述した第1の実施の形態では、車速が予め定められた閾値以上の場合にのみトルク変化率推定マップを参照してトルク変化率を定めるようにしていたが、この閾値を更に複数設けて、複数の判断の下、複数のトルク変化率推定マップを参照して、よりきめ細やかな制御を行うようにしてもよいことは勿論である。
本発明の第1の実施の形態に係る変速制御装置が搭載された自動車の構成図。 本発明の第1の実施の形態に係るギヤ変速(N→D)からトルク復帰制御までの処理の概要を説明する図。 本発明の第1及び第2の実施の形態に係る変速制御装置を採用した車両によるトルク復帰制御について更に詳述するフローチャートである。 本発明の第2の実施の形態に係る変速制御装置が搭載されたハイブリッド電気自動車の構成図。 本発明の第2の実施の形態に係るギヤ変速(N→D)からトルク復帰制御までの処理の概要を説明する図。 本発明の第2の実施の形態に係る変速制御装置によるトルク復帰制御の詳細について説明するフローチャートである。
符号の説明
1…自動車、2…エンジン、3…クラッチ、4…変速機、5…プロペラシャフト、6…差動装置、7…駆動軸、8…駆動輪、9…エンジンECU、10…エンジンON/OFF始動スイッチ、11…エンジン回転数センサ、12…車速センサ、13…車両ECU、14…アクセルペダル、15…アクセル開度センサ。

Claims (4)

  1. エンジンの駆動力が変速機を介して車両の駆動輪に伝達可能であると共に、上記エンジンと上記変速機とがクラッチを介して断接可能な自動車の変速制御装置において、
    アクセル開度を検出するアクセル開度検出手段と、
    上記アクセル開度に基づいて要求駆動トルクを求める要求駆動トルク推定手段と、
    上記アクセル開度に基づき、エンジントルクを制御するエンジントルク制御手段と、
    上記アクセル開度に基づき、駆動トルク変化率を求める駆動トルク変化率推定手段と、上記変速機の変速段が非走行レンジから走行レンジに変速された場合には、上記駆動トルク変化率推定手段により求められた駆動トルク変化率に基づいて、上記要求駆動トルクが得られるように、上記エンジントルクを制御することにより駆動トルク復帰を行う駆動トルク復帰制御手段と、
    を備えたことを特徴とする自動車の変速制御装置。
  2. エンジンの駆動力と電動機の駆動力とが変速機を介して車両の駆動輪に伝達可能であると共に、上記エンジンと上記変速機とがクラッチを介して断接可能な自動車の変速制御装置において、
    アクセル開度を検出するアクセル開度検出手段と、
    上記アクセル開度に基づいて要求駆動トルクを求める要求駆動トルク推定手段と、
    上記アクセル開度に基づき、エンジントルクを制御するエンジントルク制御手段と、
    上記電動機のモータトルクの制御を行うモータトルク制御手段と、
    上記アクセル開度に基づき、駆動トルク変化率を求める駆動トルク変化率推定手段と、
    上記変速機の変速段が非走行レンジから走行レンジに変速された場合には、上記駆動トルク変化率推定手段により求められた駆動トルク変化率に基づいて、上記要求駆動トルクが得られるように、上記モータトルクと上記エンジントルクとを制御することによりトルク復帰を行う駆動トルク復帰制御手段と、
    を備えたことを特徴とする自動車の変速制御装置。
  3. さらに上記車両の走行速度を検出する車速検出手段と、
    上記走行速度に基づき、上記車両が停車から発進する状態であるか、走行中の状態であるかを判定する走行状態判定手段を備え、
    上記駆動トルク復帰制御手段は、上記変速機の変速段が非走行レンジから走行レンジに変速された場合において、上記走行状態判定手段により上記車両が走行中の状態であると判定された場合には、上記駆動トルク変化率推定手段から求めた駆動トルク変化率に基づき、上記駆動トルク復帰制御を行うと共に、上記走行状態判定手段により上記車両が停車から発進する状態であると判定された場合には、上記アクセル開度と閾値との比較結果から予め定められ、上記駆動トルク変化率推定手段から求めた駆動トルク変化率よりも変化率の大きい駆動トルク変化率に基づき、上記駆動トルク復帰を行うことを特徴とする請求項1又は2のいずれかに記載の自動車の変速制御装置。
  4. 上記駆動トルク変化率推定手段は、目標変速段毎に最適なトルク変化率が設定される複数のトルク変化率推定マップを備え、上記目標変速段に基づき、該複数のトルク変化率推定マップから最適なトルク変化率推定マップを選択することを特徴とする請求項1又は2のいずれかに記載の自動車の変速制御装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN114991975A (zh) * 2022-07-14 2022-09-02 东风商用车有限公司 一种重型商用车amt自适应起步平顺性控制方法

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