JP2010053637A - 音響調整装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 複数の吸音パネルの取付位置を容易に変更でき、それにより、所望の音響特性に容易に調整することができる音響調整装置を提供する。
【解決手段】 本発明の音響調整装置は、開口8を有するキャビネット3、およびキャビネット3に収容された少なくとも1つの吸音材4、6を有する複数の吸音パネル2と、部屋1の内部に設けられ、複数の吸音パネル2を互いに異なる位置で着脱自在に取り付けるための取付装置21と、を備える。
【選択図】 図3

Description

本発明は、部屋の音響特性を調整するための音響調整装置に関する。
従来、騒音対策などに用いられる吸音体として、例えば特許文献1に記載されたものが知られている。この吸音体は、建築用の吸音材料として用いられるものであり、キャビネットと、このキャビネットに底部側から順に収容された第1吸音材、遮蔽板および第2吸音材を備えている。第1および第2吸音材は、グラスウールなどの繊維質系吸音材や、ウレタンフォームなどの多孔質系吸音材で構成されている。一方、遮蔽板は、空気が透過しない木質材などの材料で構成されるとともに、キャビネットの断面よりも小さな面積を有しており、それにより、キャビネットの側壁との間に空隙が形成されている。
この吸音体では、外部からの騒音が入射すると、その中高音域成分が第2吸音材によって吸収され、低音域成分が遮蔽板および第1吸音材によって吸収されることにより、広い周波数域にわたる吸音性能が得られる。
上述したように、この従来の吸音体は、建築用の吸音材料として用いられるものであり、単純なパネル状に形成されているため、通常、部屋の壁面などにねじや接着などによって貼り付けられる。このため、吸音体を一旦、貼り付けると、その位置を容易に変更できない。したがって、例えばこの吸音体を用いて室内の音響特性を調整しようとしても、所望の音響特性を容易に得ることができない。
本発明は、このような課題を解決するためになされたものであり、複数の吸音パネルの取付位置を容易に変更でき、それにより、所望の音響特性に容易に調整することができる音響調整装置を提供することを目的とする。
特開平5−158484号公報
上記の目的を達成するため、本願の請求項1に係る発明は、部屋の音響特性を調整するための音響調整装置であって、開口を有するキャビネット、およびキャビネットに収容された少なくとも1つの吸音材を有する複数の吸音パネルと、部屋の内部に設けられ、複数の吸音パネルを互いに異なる位置で着脱自在に取り付けるための取付装置と、を備えることを特徴とする。
この音響調整装置は、少なくとも1つの吸音材を有する複数の吸音パネルを備えている。これらの吸音パネルは、取付装置により、部屋の内部の異なる位置に着脱自在に取り付けられる。そして、部屋の内部で発生した音が、取り付けた複数の吸音パネルに開口側から入射し、吸音材で吸音されることによって、吸音パネルに応じた音響特性が得られる。
以上のように、この音響調整装置によれば、複数の吸音パネルが部屋の異なる位置に着脱自在に取り付けられるので、それらの取付位置を容易に変更でき、それにより、部屋の音響特性を所望の音響特性に容易に調整することができる。
請求項2に係る発明は、請求項1に記載の音響調整装置において、複数の吸音パネルは、吸音特性が互いに異なる複数種類の吸音パネルから選択された少なくとも1種類の吸音パネルで構成されていることを特徴とする。
この構成によれば、吸音特性が互いに異なる複数種類の吸音パネルの中から、少なくとも1種類の吸音パネルの種類を選択するとともに、それらの取付位置を適宜、変更することによって、音響特性をよりきめ細かくかつ容易に調整することができる。
請求項3に係る発明は、請求項1または2に記載の音響調整装置において、取付装置は、複数の吸音パネルのキャビネットに取り付けられ、上端部にフック部を有する吊金具と、部屋の内壁に設けられ、吊金具のフック部が引っ掛けられることにより、吸音パネルを吊り下げられた状態で取り付けるための複数の係止具と、を有することを特徴とする。
この構成によれば、吸音パネルのキャビネットに取り付けられた吊金具のフック部を、部屋の内壁に設けられた複数の係止具の1つに引っ掛けることによって、吸音パネルを取り付けるので、吸音パネルの取付および取外しと取付位置の変更を極めて容易に行うことができる。
また、請求項4に係る発明は、請求項3に記載の音響調整装置において、複数の係止具は、内壁に左右方向に等間隔に配置され、キャビネットに設けられた吊金具は、互いに間隔を隔てた左右一対の吊金具で構成されており、複数の係止具の間の間隔が、一対の吊金具の間の間隔の1/n倍(nは整数)に設定されていることを特徴とする。
この構成によれば、n個ごとの係止具の間隔が一対の吊金具の間の間隔と等しくなるので、吸音パネルの着脱および取付位置の変更をさらに容易に行うことができる。また、このnを2以上のより大きな値に設定し、すなわち係止具の数を増やし、その設置間隔を密にすることによって、吸音パネルの取付位置をよりきめ細かく変更することができる。
以下、図面を参照しながら、本発明の好ましい実施形態を、詳細に説明する。図1は、本発明の実施形態による音響調整装置に用いられる吸音パネル2を示している。この吸音パネル2は、防音室1(図6参照)の内壁1aに取り付けられ、防音室1全体としての吸音特性(音響特性)を調整することによって、所要の防音性能を得るためのものである。図1に示すように、吸音パネル2として、第1〜第3吸音パネル2A〜2Cから成る3種類のものが用意されており、防音の目的に応じ、これらの中から1種類の吸音パネル2が選択され、用いられる。
同図(a)に示す第1吸音パネル2Aは、全音域用のものであり、キャビネット3Aと、キャビネット3Aに収容された第1吸音材4、板材5および第2吸音材6と、カバー7によって構成されている。
キャビネット3Aは、前面(図1の上面)に開口8を有するボックス状に形成され、矩形の断面を有している。キャビネット3Aの材質は、特に限定されず、本実施形態では、厚さ12mmの合板が用いられている。また、キャビネット3Aのサイズ、すなわち第1吸音パネル2Aのサイズも特に限定されないが、本実施形態では、その内寸として、例えば幅W=455mm、高さH(図示せず)=1200mm、深さD=64mmのものが用いられている。
第1および第2吸音材4、6は、いずれも矩形状に形成され、キャビネット3Aの内寸とほぼ同じ幅および高さを有しており、キャビネット3Aに隙間なく挿入され、その前側と奥側にそれぞれ配置されている。第1および第2吸音材4、6は、グラスウールや、ロックウール、アルミ発泡体、セラミック発泡体などの任意の多孔質材料で構成することが可能である。本実施形態では、第1および第2吸音材4、6は、密度=32K(kg/m3) のグラスウールで構成されており、また、第1吸音材4の厚さは10mm、第2吸音材6の厚さは、第1吸音材4よりも大きく、50mmである。
板材5は、第1および第2吸音材4、6の間に単純に挿入されている。板材5は、合板やMDF、パーティクルボードなどの木質板や、有孔板、アルミ板などで構成することが可能であり、本実施形態では、厚さ4mmの合板が用いられている。また、板材5は、矩形状に形成され、第1および第2吸音材4、6と同じ高さを有する一方で、それらの2/3の幅を有しており、それにより、キャビネット3Aの内壁との間に空隙9が形成されている。
カバー7は、通気性を有するクロスなどで構成され、キャビネット3Aの開口8を覆うように設けられており、吸音パネル2A内への音の入射を許容するとともに、吸音パネル2Aの外観を整える役割を果たす。
以上の構成の第1吸音パネル2Aにカバー7側から音が入射すると、その中高音域成分が第1吸音材4によって吸音されるとともに、低音域成分が板材5の振動とその背後に存在する比較的厚い第2吸音材6による吸音作用との協働によって吸音されることにより、全音域にわたって良好な吸音性能が得られる。図2の実線は、その実験結果を示しており、125Hz〜4kHzの広い周波数域にわたって、0.5〜1.0の高い吸音率が得られることが分かる。
図1(b)に示す第2吸音パネル2Bは、低音域用のものであり、キャビネット3Bと、キャビネット3Bに収容された吸音材10および板材11と、キャビネット3Bの前面を覆うカバー7によって構成されている。
キャビネット3Bは、第1吸音パネル2Aのキャビネット3Aと比較し、深さDが若干小さいことのみが異なるものであり、D=50mmに設定されていて、それに応じて、第2吸音パネル2Bは第1吸音パネル2Aよりも若干薄くなっている。
吸音材10および板材11は、いずれも矩形状に形成され、キャビネット3Bの内寸とほぼ同じ幅および高さを有しており、キャビネット3Bに隙間なく挿入され、その奥側と前側に互いに積層された状態で配置されている。吸音材10は、第1吸音パネル2Aの第1および第2吸音材4、6と同じ材質で構成され、本実施形態では、密度=32K、厚さ=50mmのグラスウールで構成されている。板材11は、第1吸音パネル2Aの板材5と同様、厚さ4mmの合板で構成されている。
以上の構成の第2吸音パネル2Bにカバー7側から音が入射すると、板材5の振動とその背後に存在する比較的厚い第2吸音材10による吸音作用との協働によって、主として低音域成分が良好に吸音される。図2の破線は、その実験結果を示しており、特に125Hz〜250Hzの低周波数域において、0.4〜0.8の高い吸音率が得られることが分かる。
図1(c)に示す第3吸音パネル2Cは、中高音域用のものであり、キャビネット3Cと、キャビネット3Cに収容された吸音材12と、キャビネット3Cの前面を覆うカバー7によって構成されている。
キャビネット3Cは、第2吸音パネル2Bのキャビネット3Bと比較し、深さDが1/2程度に小さいことのみが異なるものであり、D=25mmに設定されていて、それに応じて、第3吸音パネル2Cは第2吸音パネル2Bよりも薄くなっている。
吸音材12は、矩形状に形成され、キャビネット3Cの内寸とほぼ同じ幅および高さを有し、キャビネット3Cに隙間なく挿入されている。また、この吸音材12は、これまでに述べた第1吸音パネル2Aの第1および第2吸音材4、6や第2吸音パネル2Bの吸音材10と同じ材質で、かつ密度のより高いもので構成され、本実施形態では、密度=96K、厚さ=25mmのグラスウールが用いられている。
以上の構成の第3吸音パネル2Cにカバー7側から音が入射すると、密度の高い吸音材12によって、主として中高音成分が良好に吸音される。図2の点線は、その実験結果を示しており、特に500Hz〜4kHzの中高周波数域において、0.8〜1.0の高い吸音率が得られることが分かる。
次に、図3〜図5を参照しながら、吸音パネル2を防音室1の内壁1aに取り付けるための取付装置21について説明する。なお、以下では、第1〜第3吸音パネル2A〜2Cのキャビネット3A〜3Cを「キャビネット3」と総称して説明する。
図3に示すように、この取付装置21は、各吸音パネル2に取り付けられた左右一対の吊金具22、22と、防音室1の四方の内壁1aに水平に延びるように取り付けられた廻し縁ベース23と、廻し縁ベース23を内壁1aに固定する複数のショルダースクリュー24と、廻し縁ベース23を覆う廻し縁カバー25などで構成されている。
図4に示すように、各吊金具22は、鉄板などの金属板で構成され、L字状の側面形状を有し、そのベース部22aを介し、複数のねじ26によって、吸音パネル2のキャビネット3の上壁に固定されている。吊金具22の上部には、左右方向の一方の側に開口するフック部22bが形成されている。また、一対の吊金具22、22の中心間の間隔D1(図5参照)は、所定値に設定されている。
廻し縁ベース23は、例えば塩ビから成る細長い帯状のものであり、L字状の一定の断面を有している。このL字状の一方の片には、廻し縁ベース23の長さ方向に沿い、吊金具22、22間の間隔D1の1/2に等しい等間隔で、複数のねじ挿入孔23aが形成されている。また、廻し縁ベース23の他方の片には、廻し縁カバー25を取り付けるための嵌合穴23bが長さ方向に連続的に形成されており、その内面には抜止め用の凹凸が形成されている。一方、ショルダースクリュー24は、軸部の途中に円板状の押さえ部24aを一体に有するものである。
以上の構成により、廻し縁ベース23は、図3に示すように、その一方の片が防音室1の内壁1aの上端部に接し、他方の片が天井1bに接した状態で、ショルダースクリュー24を各ねじ挿入孔23aに挿入し、内壁1aにねじ込み、締め付けることにより、内壁1aと押さえ部24aの間に挟持された状態で、取り付けられている。
廻し縁カバー25もまた、廻し縁ベース23と同様、塩ビから成る細長い帯状のものであり、図3に示すような、後方に開放した中空状の一定の断面を有している。廻し縁カバー25の上部には、後方に延びる嵌合部25aが設けられており、その上面および下面には抜止め用の凹凸が形成されている。廻し縁カバー25は、嵌合部25aを廻し縁ベース23の嵌合穴23bに抜止め状態で嵌合させることによって、廻し縁ベース23およびショルダースクリュー24を覆うように取り付けられている。
吸音パネル2を取り付ける際には、図4(a)に示すように、まず左右の吊金具22、22の各フック部22bの開口を、取り付けるべきショルダースクリュー24の軸部と位置合わせする。次いで、吸音パネル2を同図の右方に若干、移動させた後、下降させることで、フック部22bをショルダースクリュー24の軸部に引っ掛ける。これにより、同図(b)に示すように、吸音パネル2は、フック部22bを介して、ショルダースクリュー24の軸部から吊り下げられた状態で、取り付けられる(図5参照)。また、吸音パネル2の取り外しは、上記の逆の操作によって行われる。
なお、図3に示すように、廻し縁カバー25とショルダースクリュー24の押さえ部24aとの間には、前後方向に若干の隙間が形成されているので、この隙間から吊金具22のフック部22bを差し込むことにより、廻し縁カバー25を取り付けたままで、吸音パネル2の取付および取外しを行うことができる。
以上のように、本実施形態によれば、防音室1の各内壁1aに取り付けた廻し縁ベース23に、複数のショルダースクリュー24が左右方向に等間隔に並んだ状態で設けられており、吸音パネル2は、一対の吊金具22、22とショルダースクリュー24、24を介して、防音室1の内壁1aに着脱自在に取り付けられる。したがって、取り付けるショルダースクリュー24を変えるだけで、複数の吸音パネル2の取付位置を内壁1aの左右方向に容易に変更でき、それにより、防音室1全体としての吸音特性を容易に調整でき、所望の防音性能を容易に得ることができる。
また、ショルダースクリュー24の設置間隔が吊金具22、22の間の間隔D1の1/2に設定されているので、吸音パネル2の取付位置を(1/2)D1のピッチで変更できることで、防音室1の吸音特性の調整をきめ細かくかつ容易に行うことができる。図6(a)(b)は、そのようにして得られた吸音パネル2の2つの設置例を示している。
また、吸音パネル2として、吸音特性が互いに異なる第1〜第3吸音パネル2A〜2Cが用意されているので、これらの中から1種類の吸音パネル2を適宜、選択することによって、目的により合致した防音性能を得ることができる。
なお、本発明は、説明した実施形態に限定されることなく、種々の態様で実施することができる。例えば、実施形態では、第1〜第3吸音パネル2A〜2Cから1種類の吸音パネル2を選択し、用いているが、2種類以上の吸音パネル2を組み合わせて用いてもよい。それにより、防音室1の吸音特性をさらにきめ細かく調整することができる。
また、実施形態は、本発明を防音室に適用した例であるが、防音以外の目的、例えば演奏ホールや演奏スタジオ、オーディオルームなどにおいて、より良い音響を得ることを目的として、音響特性を調整するのに適用してもよいことはもちろんである。
さらに、実施形態の取付装置は、あくまで例示であり、吸音パネルを部屋の異なる位置に着脱自在に取り付けられるものであれば、その構成は任意である。さらに、実施形態に示した吸音パネルの種類や、各吸音パネルにおけるキャビネット、吸音材および板材のそれぞれの材質、厚さおよびサイズなどは、あくまで例示であり、目的に応じて適宜、変更することができる。その他、本発明の趣旨の範囲内で、細部の構成を適宜、変更することが可能である。
3種類の吸音パネルを示す断面図である。 3種類の吸音パネルの吸音特性を示す図である。 吸音パネルの取付状態を示す部分側断面図である。 吸音パネルの取付方法を説明するための図である。 吸音パネルの取付状態を概略的に示す正面図である。 吸音パネルの2つの設置例を概略的に示す平面図である。
符号の説明
1 防音室(部屋)
1a 防音室の内壁
2 吸音パネル
2A 第1吸音パネル
2B 第2吸音パネル
2C 第3吸音パネル
3 キャビネット
3A 第1吸音パネルのキャビネット
3B 第2吸音パネルのキャビネット
3C 第3吸音パネルのキャビネット
4 第1吸音材(吸音材)
5 板材
6 第2吸音材(吸音材)
8 キャビネットの開口
10 吸音材
11 板材
12 吸音材
21 取付装置
22 吊金具
22b フック部
24 ショルダースクリュー(係止具)
D1 吊金具間の間隔

Claims (4)

  1. 部屋の音響特性を調整するための音響調整装置であって、
    開口を有するキャビネット、および当該キャビネットに収容された少なくとも1つの吸音材を有する複数の吸音パネルと、
    前記部屋の内部に設けられ、前記複数の吸音パネルを互いに異なる位置で着脱自在に取り付けるための取付装置と、
    を備えることを特徴とする音響調整装置。
  2. 前記複数の吸音パネルは、吸音特性が互いに異なる複数種類の吸音パネルから選択された少なくとも1種類の吸音パネルで構成されていることを特徴とする、請求項1に記載の音響調整装置。
  3. 前記取付装置は、
    前記複数の吸音パネルの前記キャビネットに取り付けられ、上端部にフック部を有する吊金具と、
    前記部屋の内壁に設けられ、前記吊金具の前記フック部が引っ掛けられることにより、前記吸音パネルを吊り下げられた状態で取り付けるための複数の係止具と、
    を有することを特徴とする、請求項1または2に記載の音響調整装置。
  4. 前記複数の係止具は、前記内壁に左右方向に等間隔に配置され、
    前記キャビネットに設けられた吊金具は、互いに間隔を隔てた左右一対の吊金具で構成されており、
    前記複数の係止具の間の前記間隔が、前記一対の吊金具の間の前記間隔の1/n倍(nは整数)に設定されていることを特徴とする、請求項3に記載の音響調整装置。
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