JP2010053609A - 無線による重機遠隔操作システム - Google Patents

無線による重機遠隔操作システム Download PDF

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Abstract

【課題】重機を遠隔操作するために適当とされる貯蔵施設画像を表示部に表示させる画像表示操作を、重機の遠隔操作の妨げを抑えつつ、重機を遠隔操作するオペレータが行なうことができる。
【解決手段】作業情報(作業エリアと作業内容)を入力するという簡単な操作で、重機を遠隔操作するために適当とされる貯蔵施設画像を表示部に表示させる画像表示操作を、オペレータが容易に行なうことができる。言い換えると、オペレータが画像表示操作と、ブルドーザ80又はショベルカー90の遠隔操作と、の両方を行なっても、貯蔵施設内11での作業効率の低下が抑えられる。
【選択図】図1

Description

本発明は、貯蔵施設内で作業を行なう重機を無線によって遠隔操作する無線による重機遠隔操作システムに関する。
従来、石炭等のバルク材を上方に設置した供給コンベアから供給してバルク材の山を形成して貯蔵すると共に、バルク材の山を貯蔵施設の床面の略中央部分に設置したホッパー(払出装置)を通じて重力作用で排出し、ホッパーと接続された排出コンベアによって積込み位置まで搬送する構成の貯蔵施設が知られている。
このとき、重力作用では排出されないで残留したバルク材は、ホッパーの周りに輪山形状に残留する。この輪山形状に残留したバルク材は、ショベルカーやブルドーザ等の重機によって、ホッパーへかき集めて(集積して)、ホッパーから強制的に排出する払出作業が行なわれる。
この重機によるバルク材の強制排出作業の所要時間を、短く、しかも略一定とすることができるバルク貯蔵施設におけるバルク材の排出管理方法が提案されている(例えば、特許文献1を参照)。
一方、カメラによって撮影された撮影画像を見ながら、オペレータが重機を無線によって遠隔操作する遠隔操作システムが提案されている(例えば、特許文献2、特許文献3を参照)。
特開2001−315969号公報 特開平8−16235号公報 特許第2628008号
ここで、カメラが撮影した撮影画像を見ながら、オペレータが重機を遠隔操作する際には、重機の位置や作業内容に応じた必要な画像を得るために、複数ある貯蔵施設カメラが撮影した貯蔵施設画像のいくつかを選択して表示させる操作やカメラの角度設定やズームなどの操作などを行なう必要がある。
このような操作を、重機を遠隔操作するオペレータが、重機を遠隔操作しながら同時に行なうことは非常に困難とされている。このため、重機を遠隔操作するオペレータが重機を遠隔操作しながら、このような操作を行なうと、重機の遠隔操作が著しく妨げられ、この結果、重機によるバルク材の排出作業の作業効率が著しく低下する。よって、作業効率を向上させるため、重機を遠隔操作するオペレータとは別に、このような操作を行なうための専用の人員が必要となる場合がある。
本発明は、上記課題を解決すべく成されたもので、重機を遠隔操作するために適当とされる貯蔵施設画像を表示部に表示させる画像表示操作を、重機の遠隔操作の妨げを抑えつつ、重機を遠隔操作するオペレータが行なうことができる無線による重機遠隔操作システムを提供することが目的である。
請求項1に記載の無線による重機遠隔操作システムは、バルク材が貯蔵された貯蔵施設内に設置され、前記貯蔵施設内を撮影する複数の貯蔵施設カメラと、前記貯蔵施設内で作業を行なう重機を遠隔操作するオペレータが作業情報を入力する入力部と、前記入力部から入力された前記作業情報に基づいて、前記貯蔵施設カメラによって撮影された貯蔵施設画像が一つ又は複数表示される表示部と、を備える。
請求項1に記載の無線による重機遠隔操作システムでは、重機を遠隔操作するオペレータが入力部から入力する作業情報に基づいて、貯蔵施設カメラによって撮影された貯蔵施設画像が一つ又は複数表示部に表示される。つまり、重機を遠隔操作するオペレータが作業情報を入力するだけで、重機を遠隔操作するために適当とされる貯蔵施設画像が一つ又は複数、自動的に表示部に表示される。
したがって、重機を遠隔操作するために適当とされる撮影画像を表示部に表示させる画像表示操作を、重機の遠隔操作の妨げを抑えつつ、オペレータが行なうことができる。この結果、オペレータが画像表示操作と重機操作の両方を行なっても、貯蔵施設内での重機の作業効率の低下が抑えられる。
請求項2に記載の無線による重機遠隔操作システムは、オペレータが前記入力部に入力する前記作業情報には、前記重機の作業エリアに関する情報及び作業内容に関する情報の少なくも一方が含まれる。
請求項2に記載の無線による重機遠隔操作システムでは、オペレータが入力部に入力する作業情報には、重機の作業エリアに関する情報及び作業内容に関する情報の少なくも一方が含まれるので、重機を遠隔操作するために適当とされる貯蔵施設画像が的確に選択されて表示部に表示される。
請求項3に記載の無線による重機遠隔操作システムは、前記作業情報に基づいて前記表示部に表示する前記貯蔵施設内を撮影する前記貯蔵施設カメラは、前記作業情報に基づいて、前記貯蔵施設カメラの角度設定及びズーム設定の少なくとも一方が設定される。
請求項3に記載の無線による重機遠隔操作システムでは、作業情報に基づいて表示部に表示する貯蔵施設内を撮影する貯蔵施設カメラは、作業情報に基づいて、貯蔵施設カメラの角度設定及びズーム設定の少なくとも一方が設定される。
したがって、重機を遠隔操作するためにより適した貯蔵施設画像が表示部に表示される。
請求項4に記載の無線による重機遠隔操作システムは、前記作業情報に基づいて前記表示部に表示する前記貯蔵施設内を撮影する前記貯蔵施設カメラのうち少なくとも一つは、前記重機の移動に伴い、前記重機を追尾する。
請求項4に記載の無線による重機遠隔操作システムでは、作業情報に基づいて表示部に表示する貯蔵施設内を撮影する貯蔵施設カメラのうち少なくとも一つは、重機の移動に伴い、重機を追尾するので、重機の遠隔操作の操作性が向上され、この結果、重機の作業効率が向上する。
請求項5に記載の無線による重機遠隔操作システムは、前記入力部には、オペレータが足で作業情報を入力する足入力部が備えられている。
請求項5に記載の無線による重機遠隔操作システムでは、オペレータは作業情報を足で足入力部から入力することが可能であるので、手で行なう重機の遠隔操作の妨げが効果的に抑えられ、この結果、作業効率が向上する。
請求項6に記載の無線による重機遠隔操作システムは、前記入力部には、オペレータが音声で作業情報を入力する音声入力部が備えられている。
請求項6に記載の無線による重機遠隔操作システムでは、オペレータは作業情報を音声で音声入力部から入力することが可能であるので、手や足で行なう重機の遠隔操作の妨げが効果的に抑えられ、この結果、作業効率が向上する。
請求項7に記載の無線による重機遠隔操作システムは、前記重機には車載カメラが一つ又は複数搭載されると共に、前記表示部は前記貯蔵施設画像に加え、前記車載カメラによって撮影された車載カメラ画像も表示可能とされる。
請求項7に記載の無線による重機遠隔操作システムでは、表示部には、貯蔵施設画像に加え、車載カメラによって撮影された車載カメラ画像も表示可能であるので、重機の遠隔操作の操作性が向上され、この結果、作業効率が向上する。
請求項8に記載の無線による重機遠隔操作システムは、前記重機には、前記車載カメラが複数搭載されると共に、先端部に作業具が備えられたアームが設けられ、前記作業具の位置に基づいて、前記車載カメラを切り替え、前記表示部に一つ又は複数の車載カメラ画像が表示される。
請求項8に記載の無線による重機遠隔操作システムでは、作業具の位置に基づいて、車載カメラを切り替え、車載カメラ画像が、一つ又は複数選択されて表示部に表示される。
したがって、作業具を用いて行なう作業をするために、適当とされる車載カメラ画像が自動的に表示部に表示させるので、作業具を用いて行なう作業の作業効率が向上する。
請求項9に記載の無線による重機遠隔操作システムは、前記重機には、先端部に作業具が備えられたアームが設けられ、前記作業具の位置に基づいて、前記車載カメラの角度設定及びズーム設定の少なくとも一方が設定される
請求項9に記載の無線による重機遠隔操作システムは、作業具の位置に基づいて、車載カメラの角度設定及びズーム設定の少なくとも一方が設定される。
したがって、自動的に作業具を用いて行なう作業をするために、適当とされる車載カメラ画像となるので、作業具を用いて行なう作業の作業効率が向上する。
以上説明したように請求項1に記載の無線による重機遠隔操作システムによれば、重機を遠隔操作するために適当とされる撮影画像を表示部に表示させる画像表示操作を、重機の遠隔操作の妨げを抑えつつ、オペレータが行なうことができる、という優れた効果を有する。
請求項2に記載の無線による重機遠隔操作システムによれば、重機を遠隔操作するために適当とされる貯蔵施設画像が的確に選択されて表示される、という優れた効果を有する。
請求項3に記載の無線による重機遠隔操作システムによれば、より重機を遠隔操作するために適した貯蔵施設画像が表示部に表示される、という優れた効果を有する。
請求項4に記載の無線による重機遠隔操作システムによれば、重機の遠隔操作の操作性が向上され、この結果、重機の作業効率を向上させることができる、という優れた効果を有する。
請求項5に記載の無線による重機遠隔操作システムによれば、手で行なう重機の遠隔操作の妨げが効果的に抑えられ、この結果、作業効率を向上させることができる、という優れた効果を有する。
請求項6に記載の無線による重機遠隔操作システムによれば、手や足で行なう重機の遠隔操作の妨げが効果的に抑えられ、この結果、作業効率を向上させることができる、という優れた効果を有する。
請求項7に記載の無線による重機遠隔操作システムによれば、重機の遠隔操作の操作性が向上され、この結果、作業効率を向上させることができる、という優れた効果を有する。
請求項8に記載の無線による重機遠隔操作システムによれば、作業具を用いて行なう作業をするために適当とされる車載カメラ画像が自動的に表示部に表示させるので、作業具を用いて行なう作業の作業効率を向上させることができる、という優れた効果を有する。
請求項9に記載の無線による重機遠隔操作システムによれば、作業具を用いて行なう作業の作業効率を向上させることができる、という優れた効果を有する。
以下、本発明における無線による重機遠隔操作システムの実施形態の一例を詳細に説明する。
図1は、本発明に係る無線による重機遠隔操作システムの概要を模式的に示す概略構成図である。図1に示すように、貯蔵施設10は、貯蔵施設内11に石炭等のバルク材Yを貯蔵するサイロとされている。貯蔵施設10は、鉄骨12が略三角形状に組上げられた躯体部14を備えている。躯体部14の上端部には、バルク材の投入部16が設けられている。また、投入部16には、供給用コンベア18が接続されている。一方、貯蔵施設10の床面20の略中央部分には、排出装置(ホッパー)22が設けられている。また、排出装置22には、排出用コンベア24が接続されている。
図2は、貯蔵施設10におけるバルク材の貯蔵作業及び排出作業を(A)〜(C)に順番に説明した説明図である。なお、図2では、後述する貯蔵施設カメラの図示を省略している。
図2(A)に示すように、石炭等のバルク材Yを供給用コンベア18で搬送し、投入部16からバルク材Yを供給する。これにより、貯蔵施設内11にはバルク材Yの山が形成され貯蔵される。
図2(B)に示すように、バルク材Yの山は、床面20の略中央部分に設置した排出装置22を通じて重力作用で排出される。排出されたバルク材Yは排出用コンベア24によって積込み位置まで搬送される。
図2(C)に示すように、重力作用では排出されないで残留したバルク材Yは、排出装置22の周りに輪山形状に残留する。この輪山形状に残留したバルク材Yは、重機、本実施形態では、ブルドーザ80とショベルカー90とによって、排出装置22へかき集めて(集積して)、排出装置22から強制的に排出する払出作業が行なわれる(図1も参照)。
このように貯蔵施設内11で払出作業を行なうブルドーザ80及びショベルカー90は、図1に示すように、オペレータが乗車して操作する有人操作でなく、貯蔵施設10の外に設置された操作室50からオペレータによって遠隔操作(本実施形態では無線操作)される。
貯蔵施設内11には、ブルドーザ80及びショベルカー90を貯蔵施設10の外から遠隔操作する際にオペレータが見る貯蔵施設内11の撮影画像、すなわち貯蔵施設画像(図7参照、詳細は後述する)を撮影するための、複数の貯蔵施設カメラが設置されている。
本実施形態においては、貯蔵施設カメラは、以下の場所に合計10基設置されている(図1と図3とを参照)。なお、これは一例であって、貯蔵施設内11に設置する貯蔵施設カメラの設置数や設置場所は、下記に限定されない。また、図3は、貯蔵施設カメラの設置場所を模式的に示す平面図である。
(1)天井部分(頂部)の投入部16の下面に固定された貯蔵施設カメラ102
(2)高さ約25m付近の鉄骨12に固定された貯蔵施設カメラ112、114
(3)高さ約10m〜15付近の鉄骨12に固定された貯蔵施設カメラ122、124、126、128
(4)高さ約5m付近の鉄骨12に固定された貯蔵施設カメラ132、134,136
なお、上述した全ての貯蔵施設カメラ102〜136は、上下回転(チルト)及び左右回転(パン)が可能とされ、つまり、角度設定機能を有しており、任意の方向に向けて撮影が可能とされている。更に、全ての貯蔵施設カメラ102〜136はズーム機能(ズームアップ及びズームダウン)も備えている。
図4(A)はショベルカー90を示す側面図であり、(B)は上面図である。なお、矢印FRは車両前方側を示しており、矢印UPは車両上方側を示しており、矢印OUTは車両幅方向外側を示している。
図4に示すように、ショベルカー90には、ショベルカー90を貯蔵施設10の外から遠隔操作する際にオペレータが見る車載カメラ画像(図7(A)画面Cを参照、詳細は後述する)を撮影する車載カメラ92、94が搭載されている。
車載カメラ92、94は、ショベルカー90の上部旋回体97の車室91の上部に搭載されている。また、ショベルカー90の上部旋回体97における車両前部にはアーム95Aとアーム95Bとで構成されているアーム95が備えられ、アーム95Bの先端部分に、バルク材を掬い込むバケット96が設けられている。また、部旋回体は360度旋回可能となっている。
上側の車載カメラ92は、ショベルカー90の前方側(S1参照)を撮影すると共に、上下回転(チルト)及び左右回転(パン)が可能とされ、つまり、角度設定機能を有しており、任意の方向に向けて撮影可能とされ、更に、ズーム機能(ズームアップ及びズームダウン)も備えている。また、通常のレンズ(図のW1)と広角レンズ(図のW2)とに、切り替えられるようになっている。
一方、下側の車載カメラ94は、ショベルカー90の下方(足元、S2参照)を常に視認するため撮影を行う。よって、本実施形態では、この車載カメラ94は、角度設定機能及びズーム機能は有していない。
なお、本実施形態においては、ブルドーザ80(図1、図2(C)参照)には車載カメラは搭載されていない。これは、ブルドーザ80には、前面に可動式の大きなブレード(排土板)86が備えられており、車載カメラを搭載しても、前方側の撮影画像(車載カメラ画像)がブレード86で略隠れてしまうためである。なお、本実施形態ではブルドーザ80には車載カメラは搭載されていないが、前方側の撮影画像(車載カメラ画像)がブレード86で隠れないように工夫して搭載してもよい。
図1に示すように、貯蔵施設10の外に、操作室50が設置されている。操作室50の中には、上述した貯蔵施設カメラ102〜136よって撮影された貯蔵施設画像と、車載カメラ92、94によって撮影された車載カメラ画像と、を表示可能な大型の表示画面202(表示部)を備える表示装置200が設置えられている(図5と図7も参照)。なお、本実施形態では、表示画面202には、画面A〜Dの4つの画面が表示される(図7も参照)。この表示装置200の正面側(表示画面202側)には、重機を操作する重機操作部、本実施形態では、ブルドーザ80を遠隔操作するブルドーザ操作部180と、ショベルカー90を遠隔操作するショベルカー操作部190(図5も参照)と、が設けられている。
貯蔵施設内11に設置された貯蔵施設カメラ102〜136は、画像信号変換器40と分配器42を介して有線で、操作室50に設置された制御部60に接続されている。また、制御部60は、表示装置200、入力装置250(後述する)、ブルドーザ操作部180、ショベルカー操作部190に接続されている。
また、ブルドーザ80には送受信機88が設けられ、ショベルカー90には送受信機98が設けられている。貯蔵施設内11には、これら送受信機88、98と無線によって通信される送受信機44が設置されている。この送受信機44は分配器42を介して有線LANで制御部60に接続されている。なお、貯蔵施設内11の全領域で良好な無線信を可能とするため、更に、ブルドーザ80及びショベルカー90の向きによることなく良好な無線通信を可能とするため、送受信機44、88、89にはダイバーシティーアンテナが用いられている。
なお、本実施形態では、有線と無線とで制御部60が接続さているが、これに限定されない。どのような接続方法であってもよい。例えば、全て有線で接続されていてもよいし、或いは全て無線で接続されていてもよい。
また、制御部60は、本実施形態の無線による重機遠隔操作システム全体を制御する。制御部60は、例えば、CPU、RAM、ROM等を含んで構成される制御回路を有している。ROMには、各種プログラムや各種情報(後述するプリセットデータ等)などが予め記憶されている。
つぎに、ショベルカー90を遠隔操作するショベルカー操作部190について、説明する。
図5は、ショベルカー操作部190と表示装置200とを示す斜視図である。図5に示すように、オペレータが着座するシート192の左右前方に操作レバー194R,194Lが配置され、足元にブレーキやアクセルなどの操作ペダル(図示略)が配置されている。そして、オペレータは、表示装置200の表示画面202に表示された撮影画像を見ながら、主に操作レバー194R,194L及び操作ペダル(図示略)を操作して、ショベルカー90を無線によって遠隔操作するシステムとなっている。また、右斜め前方には、ショベルカー90から送られてきた各種情報等を表示するモニターや各種操作を行なうため各種ボタンが設けられた操作パネル196が配置されている。
更に足元には、作業情報(詳細は後述する)を入力するための入力部としての入力装置250が設置されている。入力装置250には、オペレータが足で踏んで操作する複数の入力ペダル252が設けられている。
なお、ブルドーザ80を遠隔操作するブルドーザ操作部180(図1参照)の基本的な構成は、このショベルカー操作部190と同様であるので、詳しい説明は省略する。
さて、図1及び図2(C)に示すように、重力作用では排出されないで、排出装置22の周りに輪山形状に残留したバルク材Yの山を、ブルドーザ80とショベルカー90とによって、排出装置22上にかき集めて(集積して)、かき集めた(集積した)バルク材Yを排出装置22から強制的に排出する払出作業は、毎回同様の作業の繰り返しである。
具体的には、本実施形態の貯蔵施設10では、図6に示す次の六つの作業にまとめられる。なお、図6は、六つの作業を(A)〜(F)へと順番に説明する説明図である。
(1)図6(A)に示す、ブルドーザ80で行なう、進入路造り作業
(2)図6(B)に示す、ショベルカー90で行なう、山頂部掘り削作業
(3)図6(C)に示す、ブルドーザ80で行なう、頂部ドージング作業
(4)図6(D)に示す、ショベルカー90で行なう、法面掘り削作業
(5)図6(E)に示す、ブルドーザ80で行なう、法面ドージング作業
(6)図6(F)に示す、ショベルカー90で行なう、かき上げ作業
なお、図6では、輪山形状に残留したバルク材Yの山の、図における略右側半分のみの払出作業のみ図示しているが、左側半分も同様の作業が同じ順番で行なわれる。また、図6(A)〜(F)は、あくまでも本実施形態において、まとめられる作業例であって、これらの作業に限定されるものではない。
このように本実施形態の貯蔵施設10では、図6に示す次の六つの作業にまとめられるので、ブルドーザ80及びショベルカー90を遠隔操作するために適当とされる画像(表示装置200の表示画面202に表示させる画像)は、ブルドーザ80及びショベルカー90が作業を行なう作業エリアと作業内容とが決まれば、決定することが可能である。
したがって、本実施施形態の無線による重機遠隔操作システムでは、オペレータが作業情報(作業エリアと作業内容)を、入力装置250からの入力ペダル252(図5)を踏んで入力すると、この作業情報に基づいて、制御部60(図1参照)が、複数の貯蔵施設カメラ102〜136が撮影した複数の貯蔵施設画像をいくつか選択して、表示装置200の表示画面202の画面A〜D(図5参照)に表示するようになっている。
なお、図6(A)〜(F)に示す黒丸(●)は、各作業において、選択された貯蔵施設カメラ102〜136を示している(白丸(○)は選択されなかった貯蔵施設カメラを示している)。
更に、制御部60(図1参照)は、オペレータによって入力された作業情報に基づいて、選択された貯蔵施設画像を撮影する貯蔵施設カメラ102〜136(図6の黒丸(●)の貯蔵施設カメラ)の角度設定とズーム設定を行なう。より詳しく説明すると、ブルドーザ80又はショベルカー90が、画面の略中央に写るように貯蔵施設カメラ102〜136を上下左右に回転させて適当な角度に設定すると共に、適当とされる大きさに写るようにズームアップ又はズームダウンする。なお、この適当とされる角度やズームは、本実施形態では予め記憶されたプリセットデータ(詳細は後述する)に基づいて決定される。
このようにカメラ設定(角度設定とズーム設定)がなされるので、表示される貯蔵施設画像(画面A〜画面D、図1参照)が、ブルドーザ80又はショベルカー90を遠隔操作するために、より適した貯蔵施設画像となる。
更に、ショベルカー90で作業を行なう場合は、車載カメラ92、94が撮影した車載カメラ画像を、貯蔵施設画像に加え、表示装置200の表示画面202の画面A〜Dのいずれかに表示される(本実施形態では、図7の画面C)。
ここで、図7(A)にショベルカー90を遠隔操作する際の表示画面202の一例を示している。また、図7(B)は、ブルドーザ80を遠隔操作する際の表示画面202の一例を示している。
具体的には、図7(A)の画面Aは、必要な作業エリアを拡大して表示している。この貯蔵施設画像は、可動中のショベルカー90を拡大(後述する画面Bの15倍以上)して視認することが可能な撮影画像とされ、バルク材Yの凹凸などを詳細に観察する。特に、掘削孔などの他の横から撮影する貯蔵施設カメラの貯蔵施設画像(この例では後述する画面D)では、視認できない場所(部位)を視認し情報を得ることができる。なお、この画像(貯蔵施設カメラ)は、作業情報を入力することで、回転移動及び、ズームアップ又はズームダウンする。
画面Bは、天井の貯蔵施設カメラ102(図1参照)が撮影した貯蔵施設画像であり、全体平面視画像を表示する。前述した画像A(貯蔵施設カメラ)は、作業情報に基づいて、回転移動やズームアップ又はズームダウンするので、オペレータが作業位置の全体把握などが困難となる場合がある(オペレータが戸惑う場合がある)。この画面Bは、これを解消することが主目的とされ、基本的には常に同じ角度、同じ大きさで撮影することで、他の重機(本実施形態の場合はブルドーザ80)や壁等との距離を把握する。また、バルク材全体の分布を定量的に把握することができる。
画面Cは、車載カメラ映像を表示する。上側の車載カメラ92(図4参照)が撮影した画像によって、ショベルカー90の動きやバケット96でバルク材Yを掬い込む量等を近距離で視認する。また、走行中は下側の車載カメラ94(図4参照)に切り替えることで、走行路面を確認する。この切り替えは、オペレータが対応する入力ペダル252を踏むことで切り替えるようになっていてもよいし、アクセル(図示略)を踏んで前進を開始すると、自動的に切り替わるようになっていてもよい。
また、バケット96の位置に応じて、上側の車載カメラ92と車載カメラ94とを切り替えている。更に、上側の車載カメラ92の場合は、バケット96の位置に応じて、角度設定及びズーム設定がなされる。すなわち、バケット96でバクル材Yを掬い込む作業が行ないやすいように、例えば、バケット96を画面の常に中央部分に所定の大きさで表示させる(バケット96を最適表示させる)。
なお、バケット96の位置を検知する方法は、どのような方法であってもよい。一例を説明すると、図4に示すように、アーム95Aと上部旋回体97との角度θ1、アーム95Aとアーム95Bとの角度θ2、を夫々測定し、それぞれの角度からバケット96の位置を求めることができる。
また、上部旋回体97が旋回する場合は、旋回と同時に自動的に上側の車載カメラ92を広角レンズ(W2)に切り替えることで、旋回先をより確実に把握することができる。或いは、上部旋回体97以外の場所(上部旋回体97が旋回しても旋回しないで固定されている場所)に、設置された横方向(車両幅方向に沿った方向)を写す車載カメラ(図示略)を別途備え、旋回時には、旋回方向を向いている車載カメラ(図示略)の車載カメラ画像に自動的に切り替え、旋回が終了すると車載カメラ92の車載カメラ画像に自動的に戻るようにしてもよい。或いは、旋回と同時に車載カメラ92を旋回方向に所定の角度回転させたのち、車載カメラ92を旋回先の所定位置を常に定点撮影するように制御するようにしてもよい。
なお、オペレータが手動で、車載カメラ92と車載カメラ94との切り替えやズーム及び角度調整、或いは、通常レンズ(W1)と広角レンズ(W2)の切り替え等を行うこともできるようになっている。
画面Dは、最適な包囲の画像を表示する。例えば、この例のショベルカー90では、前方の排土側45°の方位からの操作が最も効率が良いとされているので、この方位からの画像などを表示する。この画像(貯蔵施設カメラ)は、作業情報を入力することで、回転移動及び、ズームアップ又はズームダウンする。
図7(B)の画面Aは、図7(A)の画面Bと同じ天井の貯蔵施設カメラ102(図1参照)が撮影した貯蔵施設画像であり、全体平面視画像を表示する。また、画面Bは、図7(A)の画像Aと同様である。
画面Cは、ブルドーザ80の正面側からの画像を表示する。前進開始時におけるブレード86の前方側の状況が表示される。
画面Dは、ブルドーザ80の後方又は側方等からの最適な画像を表示する。例えば、前進時には、ブレード86の掘削深さを視認できる横から撮影された映像とし、かき上げ等、急勾配時の後退時には、後方からの映像を提供する。
なお、本実施形形態では、大型の表示画面202を四分割して画面A〜Dの、四つの貯蔵施設画像(と車載カメラ画像)が表示されている。しかし、5分割以上して五つ以上の貯蔵施設画像(と車載カメラ画像)を表示可能としてもよいし、三つ以下、或いは一つであってもよい。或いは、大型の表示画面202を分割して複数の画像を表示するのでなく、複数の表示画面を備える構成の表示装置であってもよい。言い換えると、表示部は複数の表示画面で構成されていてもよい。
つぎに、図1、図2(C)、図6(A)〜(F)に示すブルドーザ80又はショベルカー90を遠隔操作して行なう払出作業の作業手順の一例を、図8のフローチャート500を用いて具体的に説明する。
フローチャート500に示すように、まずステップ502で作業を開始し、ステップ504で作業エリアと作業内容を入力する。このとき、オペレータは、例えば、図6(A)であれば、「入口付近」に対応する入力ペダル252(図5参照)を踏むことで作業エリアが入力され、「進入路造り作業」に対応する入力ペダル252(図5参照)を踏むことで作業内容が入力される。
ステップ506で入力された作業情報(作業エリアと作業内容)に基づいて、貯蔵施設画像の選択(撮影カメラの選択)とカメラ設定が行なわれ表示される。例えば、図7に示すように、表示画面202に画面A〜Dが表示される。
ステップ508で所定の作業手順に沿って重機、この場合は、ブルドーザ80を遠隔操作して作業を行い、次のステップ510で進入路造り作業の終了を確認する。
ステップ510で進入路造り作業が終了していない場合は、ステップ514に進む。ステップ514で重機、この場合は、ブルドーザ80が画面からフレームアウトしそうであるか否かを確認する。フレームアウトしそうでなければステップ508に戻って作業を継続する。フレームアウトしそうな場合は、ステップ516に進む。
ステップ516では「元の場所に戻る」移動であるか否かを確認する(詳細は後述する)。「元の場所に戻る」でない場合はステップ518に進み、「進む」の入力ペダル252(図5参照)を踏む。そして、ステップ506に戻り、フレームアウトしない貯蔵施設画像やカメラ設定(回転など)をする。つまり、フレームアウトしないように、ここでは画面Bや画面Dに表示する貯蔵施設画像(貯蔵施設カメラ)の切り替えや貯蔵施設カメラのカメラ設定(角度設定とズーム設定)を行なう。そして、ステップ508に進んで作業を行なう。
ステップ516で「元の場所に戻る」移動であれば、ステップ522に進む。ここで「元の場所に戻る」とは、ステップ518で「進む」を選択して、重機(ここではブルドーザ80)が移動したのち、元の場所(位置)に戻って作業行なうような場合をさす。例えば、ブルドーザ80で前進してバルク材Yを運搬した後、後進して元の場所(位置)に戻る場合などがあげられる。
ステップ520で「戻る」の入力ペダル252(図5参照)を踏む。これにより、ステップ506に戻り、元の貯蔵施設カメラ(貯蔵施設画像)への切り替えやカメラ設定(角度設定とズーム設定)を行なう。そして、ステップ508に進んで作業を行なう。
そして、ステップ510で進入路造り作業が終了していない場合は、再びステップ514に進む。一方、進入路造り作業が終了すれば、ステップ510からステップ512に進み作業を終了し、次ぎの作業、この例では、図6(B)に示すショベルカー90で行なう、山頂部掘り削作業に進む。そして、同様に、作業エリアと作業内容とを入力する。
ここで、選択された貯蔵施設カメラのうち少なくとも一つは、ブルドーザ80又はショベルカー90の移動に伴い、移動するブルドーザ80又はショベルカー90を自動的に追尾するようにしてもよい。ここでは、画面Cと画面Dを撮影する貯蔵施設カメラがブルドーザ80又はショベルカー90を自動的に追尾するようにしてもよい。
具体的には、図9(A)に示すように、制御部60(図1参照)は、画面上のブルドーザ80又はショベルカー90を画像処理により追尾し、設定した限界ラインGに達した時に、その位置が画面の略センターになるように、図9(B)に示すように、自動的に貯蔵施設カメラの上下左右角度を調整する。なお、画像処理により常に画面内の平面位置を検出しているため、その位置データから貯蔵施設カメラの角度の調整値を算出し、その調整値に基づいて貯蔵施設カメラの上下左右角度を調整することが可能である。
なお、上述した画像処理による自動追尾の方法は一例であって、これに限定されない。他の方法で自動追尾を行なってもよい。例えば、ブルドーザ80とショベルカー90にGPS受信機を搭載して現在位置を把握し、この現在位置のデータから貯蔵カメラの角度が自動的に調整されるようにしてもよい。
そして、このような自動追尾を行なうことで、図8のフローチャート500のステップ514〜ステップ522の操作を省略又は操作回数を減少させることできる。
ブルドーザ80での作業は、ショベルカー90よりも、バルク材Yの運搬距離が長く、頻繁に速く移動する(往復動作する)。よって、操作が煩雑になるため、このような自動追尾することは、特に有効である。
なお、貯蔵施設画像の選択(カメラ選択)及びカメラ設定操作(角度設定及びズーム設定)は、例えば、操作パネル196(図5参照)などで手動によっても操作することも可能である。
また、制御部60には、表示させる貯蔵施設画像の選択(撮影カメラの選択)及びカメラ設定(角度設定及びズーム設定)を予めプリセットデータとして記憶させておき、前述したように作業情報が入力されると、制御部60はプリセットデータに基づいて、表示させる貯蔵施設画像の選択(撮影カメラの選択)及びカメラ設定(角度設定及びズーム設定)を行なう。
よってつぎに、この予め記憶させるプリセットデータの作成方法の一例を説明する。
まず実際に作業を行いながら手動で表示させる貯蔵施設画像の選択(撮影カメラの選択)及びカメラ設定を行い標準的なプリセットデータを作成する。そして、このプリセットデータを記憶させて使用する。
更に、この標準的なプリセットデータを用いて作業を行いながらカメラ設定等を微調整し記憶させることで、より正確な効率の高いプリセットデータを作成してもよい。また、オペレータ毎に標準的なプリセットデータをカスタマイズしてもよい。
なお、プリセットデータは、制御部60に記憶させておいてもよいし、或いは、例えば、オペレータ毎にカスタマイズされたプリセットデータを記憶媒体、例えば、USBメモリーなどに記憶させておき、作業開始前に制御部60に接続して利用するようにしてもよい。
つぎに、本実施形態の作用について説明する。
今まで説明したように、作業情報(作業エリアと作業内容)を入力するという簡単な操作で、表示させる貯蔵施設画像の選択(撮影カメラの選択)とカメラ設定(角度設定及びズーム設定)を、オペレータが容易に略同時平行して行なうことができる。言い換えると、オペレータが画像表示操作と、ブルドーザ80又はショベルカー90の遠隔操作と、の両方を行なっても、貯蔵施設内11でのブルドーザ80及びショベルカー90による払出作業(図1、図2(C),図6)の作業効率の低下が抑えられる。
また、オペレータが入力する作業情報として、作業エリアと作業内容との両方を入力するので、ブルドーザ80又はショベルカー90を遠隔操作するために適当とされる貯蔵施設画像が的確に選択されて表示装置に表示される。
また、入力された作業情報に基づいて、自動的に貯蔵施設カメラの角度設定及びズーム設定が設定される。つまり、ブルドーザ80又はショベルカー90を遠隔操作するオペレータが作業情報を入力するだけで、貯蔵施設10を撮影する貯蔵施設画像が自動的に選択されて表示され、且つ、貯蔵施設カメラの角度設定及びズーム設定が自動的に設定される。
したがって、選択された貯蔵施設画像は、よりブルドーザ80又はショベルカー90を遠隔操作するために適した貯蔵施設画像になる。
また、貯蔵施設カメラの少なくとも一つは、ブルドーザ80又はショベルカー90の移動に伴い、ブルドーザ80又はショベルカー90を自動的に追尾するので、ブルドーザ80又はショベルカー90の遠隔操作の操作性が向上され、この結果、作業効率が向上する。
また、オペレータが入力ペダル252を踏むことで作業情報が入力されるので、手で行なう本実施形態では操作レバー194R,194(図5参照)を用いた、ブルドーザ80及びショベルカー90の遠隔操作の妨げが効果的に抑えられ、この結果、作業効率が向上する。
また、ショベルカー90のバケット96の位置に応じて、上側の車載カメラ92と車載カメラ94とを切り替えている。更に、上側の車載カメラ92の場合は、更にバケット96の位置に応じて、車載カメラの角度設定及びズーム設定がなされる。すなわち、バケット96でバクル材Yを掬い込む等作業が行ないやすいように、例えば、バケット96を画面の常に中央部分に所定の大きさで表示させている。
したがって、ショベルカー90のバケット96でバルク材Yを掬う作業するために適当とされる車載カメラ画像が自動的に選択される表示されるので、バルク材を掬う作業の作業効率が向上する。
また、ショベルカー90の上部旋回体97が旋回する場合は、自動的に上側の車載カメラ92を広角レンズ(W2)に切り替えることで、旋回先をより確実に把握することがきるので、ショベルカー90の遠隔操作をスムーズに行なうことができる(操作性が向上する)。
つぎに、本実施形態の入力装置の変形例について説明する。
図10に示すように、本実施形態の変形例では、入力装置に音声入力用のマイク350が設けられている。マイク350は、シートバック193の背面側から延びるフレキシブルアーム352の先端部分に設けられている。フレキシブルアーム352は屈曲変形が自在となっており、オペレータが自分の口元にマイク350を配置することができるようになっている。
オペレータは、このマイク350に向かって、例えば、「入口」、「進入路造り作業」と喋ることで音声が入力される。制御部60(図1参照)は、入力された音声を音声認識プログラムによって解析して文字データとする処理を行なうことで、作業情報に変換される。そして、この作業情報に基づいて、同様に、画像の選択とカメラ設定を行なう。
なお、このように音声で作業情報を入力することで、オペレータが手及び足で行なう重機の遠隔操作の妨げが効果的に抑えられ、この結果、作業効率がより向上する。
また、操作パネル196(図3参照)からオペレータが手で作業情報を入力するようにしてもよい。
なお、オペレータが作業情報の入力を行なう入力部としては、音声で入力するマイク(音声入力部)、足で入力する入力ペンダル(足入力部)、操作パネル196からの手での入力、いずれか一つのみでなく、いずれか二つ、或いは三つ全て、備えられていてもよい。
ここで、オペレータは、表示装置200の表示画面202に表示された撮影画像を見てショベルカー90及びブルドーザ80を遠隔操作している。しかし、表示装置200の表示画面202に表示された撮影画像を見るだけでは遠隔操作を十分効率的に行なえない場合がある。よってつぎに、ショベルカー90及びブルドーザ80を、更に効率的に遠隔操作するために、補助的に用いるシステムや装置について説明する。
オペレータは、表示装置200の表示画面202に表示された撮影画像でショベルカー90及びブルドーザ80の姿勢(傾き)を確認している。しかし、オペレータは、ショベルカー90及びブルドーザ80に搭乗し操作している場合と異なり、オペレータは平行感覚によって姿勢を把握することができない。よってまず、オペレータがショベルカー90及びブルドーザ80の姿勢を容易にしかも確実に認識するシステムが設けられた実施形態について説明する。なお、オペレータがショベルカー90及びブルドーザ80の姿勢を容易にしかも確実に認識するシステム以外は同様の構成であるので、他の説明は省略する。
ショベルカー90には車両の姿勢を計測可能な計測器99(図4(B)参照)が搭載されている。ブルドーザ80にも同様の計測器99が搭載されている。本実施形態の計測器99は、応答性の高い慣性計測装置とされ、ショベルカー90及びブルドーザ80のXYZ3軸の挙動を計測し、XYZ3軸(ロール、ピッチ、ヨー)の加速度、角速度及びXY軸(ロール、ピッチ)の角度を計測する。
そして、ショベルカー90及びブルドーザ80に搭載されている計測器99の計測結果が、送受信機88、98から発信され、操作パネル196(図5参照)に数値やグラフ、或いはイメージ図(図15を参照)によって表示されることで、オペレータがショベルカー90及びブルドーザ80の姿勢を認識する。つまり、オペレータが、表示装置200の表示画面202に表示された撮影画像のみを見て認識する場合と比較し、ショベルカー90及びブルドーザ80の姿勢(傾き)を容易にしかも正確に認識することができる。この結果、ショベルカー90及びブルドーザ80を、更に効率的に遠隔操作することができる。
ショベルカー90及びブルドーザ80の姿勢(傾き)を正確に把握できるので、傾き過ぎによるショベルカー90及びブルドーザ80の転倒をより確実に未然に防ぐこともできる。なお、予め設定された角度や角速度となった場合(傾き過ぎになると)、警報等を鳴らすようにすることで、ショベルカー90及びブルドーザ80の転倒を更に確実に防止することできる。
なお、計測器の計測結果は、操作パネル196以外に表示されてもよい。例えば、ショベルカー操作部190及びブルドーザ操作部180に専用の表示パネル(図示略)を設けて表示してもよい。或いは、表示装置200の表示画面202に表示してもよいし、表示装置200に専用の表示パネル(図示略)を設けて表示してもよい。
ショベルカー90及びブルドーザ80の進入を禁止する進入禁止領域がある場合、進入禁止領域をオペレータが確実に確認する必要がある。しかし、表示装置200の表示画面202に表示された撮影画像では進入禁止領域を認識しにくい場合がある。よってつぎに、ショベルカー90及びブルドーザ80の、進入禁止領域への進入を防止する進入防止装置が備えられた実施形態について説明する。なお、進入防止装置以外は同様の構成であるので、進入防止装置以外の説明は省略する。
図11は、第一の進入防止装置としての照明装置300の概要を模式的に示す模式図である。図11に示すように、天井部分(頂部)の投入部16の下面には、光ビームLBを下方に向けて出射する照明装置300が固定されている。本実施形態では、照明装置300は防爆型とされていると共に、出射される光ビームLBはフレネルレンズによって絞られている。そして、照明装置300から出射する光ビームLBが貯蔵施設10の床面20の略中央部分に設けられた排出装置22上のバルク材Yの表面を照射している。
これにより、排出装置22が埋設されている進入禁止領域をオペレータが容易に認識することができ、この結果、ショベルカー90及びブルドーザ80が、排出装置22上への侵入を防止することができる。
なお、図11では、一つの光ビームLBで照射していたが、これに限定されない。例えば、埋設物が大きい場合、複数の光ビームで照射してもよい。また、バルク材Yに埋設されている埋設装置としての一例として排出装置22で説明したが、これに限定されない。他の埋設装置の上のバルク材Yの表面に光ビームLBを照射してもよい。
光ビームLBの色は特に限定されないが、空気中のビームが見易く且つバルク材の照射面が見易い色が望ましい。
図12は、第二の進入防止装置としての吊下装置350の概要を模式的に示す模式図である。図12に示すように、貯蔵施設内11の外周縁(鉄骨12)の近傍領域21(進入禁止領域)の境界上に設置されている。吊下装置350は、鉄骨12にチェーン352で、吊下部材354、356、358を吊り下げた構成とされている。なお、吊下装置350は、貯蔵施設内11の外周縁部に所定の間隔をあけて設置されている。
よって、貯蔵施設内11の外周縁の近傍領域21(進入禁止領域)の境界部分をオペレータが容易に認識することができる。また、ショベルカー90(図12では図示略)及びブルドーザ80が貯蔵施設内11の端部領域21に進入しようとすると、この吊り下げられた吊下部材354、356、358に当たり、吊下部材354、356、358が揺れるので、オペレータが容易に表示装置200の表示画面202で認識することができる。この結果、ショベルカー90及びブルドーザ80の鉄骨12への衝突が防止される。
なお、吊下部材354、356、358の表面を鏡面としたり、吊下部材354、356、358に発光ダイオードなどの照明装置を設けたりすることで、貯蔵施設内11の端部領域21の境界部分及び吊下部材354、356、358の揺れを、更に容易に認識できるようにしてもよい。
図13は、第三の進入防止装置としてのレーザ照射器452の概要を模式的に示す模式図である。図13示すように、レーザ照射器452は、鉄骨12に固定され、下方に向けてレーザビーム(可視光)LCを照射する。よって、貯蔵施設内11の端部領域21(進入禁止領域)の境界部分をオペレータが容易に認識することができる。この結果、ショベルカー90及びブルドーザ80の鉄骨12への衝突が防止される。
なお、レーザ照射器452を光電センサーとすることで、ショベルカー90(図12では図示略)及びブルドーザ80が貯蔵施設内11の外周縁の近傍領域21に進入しようとして、光ビームLCに接触すると検知され、検知結果が操作室50に送られて、警報がなるようにすることで、オペレータがより確実に認識することができる。
また、図示は省略するが、ワイヤーを張っておき、ワイヤーに接触すると、警報がなるようにしてもよい。
ブルドーザ80は、可動式のブレード(排土板)86によって、進行方向にバルク材Yを押しだす。このとき、バルク材Yを所定の高さに均一(略平坦)に均すレベル出しをすると共に、バルク材Yの掘り過ぎに注意する(床面20を削ずらないように注意する)。しかし、表示装置200の表示画面202に表示された撮影画像では、ブレード86の高さ等が正確に判りにくい場合がある。よってつぎに、ブルドーザ80のブレード86の高さを正確に把握すると共に、自動的に調整する均平装置を備えた実施形態について説明する。なお、均平装置以外の構成は同様であるので、均平装置以外の説明は省略する。
図14(A)は、均平装置の概要を模式的に示す模式図であり、(B)は(A)の要部を拡大した拡大図である。図14に示すように、均平装置500はレーザ装置500と受光センサー504とが主要な構成要素とされている。鉄骨12には、レーザ装置502が固定されている。レーザ装置502から略水平にレーザビームLDが出射されている。つまり、レーザビームLDは床面20から所定の高さを照射している。
ブルドーザ80のブレード86には、支柱506が立設されている。支柱506の上には、受光センサー504が取付けられている。そして、受光センサー504にレーザビームLDが当たり検知することで受光センサー504の位置が検知され、受光センサー504の位置が検知されることで、ブレード86の位置が検知される。これにより、レーザビームLDからブレード86の下端部86Aとの距離Dが検知される。言い換えると、ブレード86の下端部86Aの高さと(ブレード86の下端部86Aと床面22との距離)が検知される。
検知結果は、操作室50のブルドーザ操作部180(図1参照)に送られる。そして、オペレータが操作部180の操作パネルなどを操作し、ブレード86の下端部86Aの高さを設定すると、別途設けられたブレード制御部(図示略)が、ブレード86を制御し、ブルドーザ80のブレード86の高さを自動的に調整する。
これにより、自動的にバルク材Yを所定の高さに均一(略平坦)に均すレベル出しがなされると共に、バルク材Yの掘り過ぎが防止される。
また、受光センサー504を複数個設けることで、具体的には、複数の受光センサー504をブレード86の車両幅方向に間隔をあけて設けたり車両前後方向に間隔をあけて設けたりすることで、ブレード86の高さに加え、ブレード86の角度(車両幅方向の傾き・車両戦後方向に傾き)も検知される。そして、ブレード86の高さの検知結果に加え、ブレード86の角度の検知結果を用いてブレード86を制御することで、より正確にレベル出しがなされると共に、バルク材Yの掘り過ぎがより確実に防止される。
なお、ブレード制御部(図示略)がブレード86を自動操作するのでなく、ブレード86の高さの情報等に基づいて、オペレータがブレード86を操作してもよい。
なお、本発明は上記実施形態に限定されない。
例えは、上記実施形態では、貯蔵施設内11で作業する重機は、ブルドーザ80及びショベルカー90であったがこれに限定されない。バルク材の種類や貯蔵施設の構造などに応じて他の重機を使用している場合は、その重機、例えば、ドーザーショベルやダンプトラック等の遠隔操作にも本発明は適用できる。
また、例えば、上記実施形態では、作業情報として、作業エリアと作業内容の両方を入力したが、これに限定されない。いずれか一方であってもよい。或いは、単に作業の順番のみを入力してもよい。例えば、図6(A)を手順1として、手順6まで順番に入力していくような操作であってもよい。
また、例えば、上記実施形態では、図1に示すように、貯蔵施設10の外に、操作室50が設置されていたが、これに限定されない。貯蔵施設内11の、例えば重機の作業を妨げない場所に、防塵処理が施された操作室を設置してもよい。
また、例えば、上記実施形態では、バルク材を貯蔵する貯蔵施設10は基本的には開放されていない閉塞された構造物(例えば、石炭サイロ)を前提に記載している。言い換えると、重機はバクル材を屋内貯蔵する構造物内(屋内)で作業を行なっている。しかし、バルク材を貯蔵する貯蔵施設は開放された施設であってもよい。例えば、単に柵や塀などで囲まれた敷地内にバルク材が野積みされて貯蔵されている場合も、本発明が適用可能な貯蔵施設とされる。つまり、施設内であっても、実質的に野外(屋外)で作業している重機(ブルドーザ80及びショベルカー90)の無線による重機遠隔操作システムにも本発明は適用可能である。
また、例えば、上記実施形態では、バルク材の山は貯蔵施設内に一つ図示されているが、これに限定されない。複数個のバルク材の山が貯蔵施設内に複数あってもよい。また、必ずしもバクル材を山状にして貯蔵する形態でなくてもよい。
本発明に係る無線による重機遠隔操作システムの概要を模式的に示す概略構成図である。 貯蔵施設におけるバルク材の貯蔵作業及び排出作業を(A)〜(C)に順番に説明した説明図である。 貯蔵施設カメラの設置場所を模式的に示す平面図である。 (A)はショベルカーを示す側面図であり、(B)は上面図である。 入力装置、ショベルカー操作部、及び表示装置を示す斜視図である。 ブルドーザ及びショベルカーで行なう六つの作業を(A)〜(F)へと順番に説明する説明図である。 (A)はショベルカーを遠隔操作する際の表示画面の一例を示し、(B)はブルドーザを遠隔操作する際の表示画面の一例を示している。 ブルドーザ及びショベルカーを遠隔操作して行なう払出作業の作業手順を示すフローチャートである。 貯蔵施設カメラの自動追尾について説明する説明図であり、(A)はブルドーザ又はショベルカーが画面上に設定した限界ラインに達した画面を示す図であり、(B)は貯蔵施設カメラの上下左右角度を調整してブルドーザ又はショベルカーを画面の略中央に表示した画面を示す図である。 入力装置の変形例を示す図5に対応する斜視図である。 第一の進入防止装置としての照明装置の概要を模式的に示す模式図である。 第二の進入防止装置としての吊下装置の概要を模式的に示す模式図である。 第三の進入防止装置としてのレーザ照射器の概要を模式的に示す模式図である。 (A)は、均平装置の概要を模式的に示す模式図であり、(B)は(A)の要部を拡大した拡大図である。 重機の傾きを表すイメージ図の例を示す模式図である。
符号の説明
10 貯蔵施設
11 貯蔵施設内
50 操作室
60 制御部
80 ブルドーザ(重機)
90 ショベルカー(重機)
92 車載カメラ
94 車載カメラ
95 アーム
96 バケット(作業具)
102 貯蔵施設カメラ
112 貯蔵施設カメラ
114 貯蔵施設カメラ
122 貯蔵施設カメラ
124 貯蔵施設カメラ
126 貯蔵施設カメラ
128 貯蔵施設カメラ
132 貯蔵施設カメラ
134 貯蔵施設カメラ
136 貯蔵施設カメラ
180 ブルドーザ操作部
190 ショベルカー操作部
200 表示装置
202 表示画面(表示部)
250 入力装置(入力部)
252 入力ペダル(足入力部)
350 マイク(音声入力部)
Y バルク材

Claims (9)

  1. バルク材が貯蔵された貯蔵施設内に設置され、前記貯蔵施設内を撮影する複数の貯蔵施設カメラと、
    前記貯蔵施設内で作業を行なう重機を遠隔操作するオペレータが作業情報を入力する入力部と、
    前記入力部から入力された前記作業情報に基づいて、前記貯蔵施設カメラによって撮影された貯蔵施設画像が一つ又は複数表示される表示部と、
    を備える無線による重機遠隔操作システム。
  2. オペレータが前記入力部に入力する前記作業情報には、前記重機の作業エリアに関する情報及び作業内容に関する情報の少なくも一方が含まれる請求項1に記載の無線による重機遠隔操作システム。
  3. 前記作業情報に基づいて前記表示部に表示する前記貯蔵施設内を撮影する前記貯蔵施設カメラは、
    前記作業情報に基づいて、前記貯蔵施設カメラの角度設定及びズーム設定の少なくとも一方が設定される請求項1又は請求項2に記載の無線による重機遠隔操作システム。
  4. 前記作業情報に基づいて前記表示部に表示する前記貯蔵施設内を撮影する前記貯蔵施設カメラのうち少なくとも一つは、
    前記重機の移動に伴い、前記重機を追尾する請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の無線による重機遠隔操作システム。
  5. 前記入力部には、オペレータが足で作業情報を入力する足入力部が備えられた請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載の無線による重機遠隔操作システム。
  6. 前記入力部には、オペレータが音声で作業情報を入力する音声入力部が備えられた請求項1〜請求項5のいずれか1項に記載の無線による重機遠隔操作システム。
  7. 前記重機には車載カメラが一つ又は複数搭載されると共に、前記表示部は、前記貯蔵施設画像に加え、前記車載カメラによって撮影された車載カメラ画像も表示可能とされた請求項1〜請求項6のいずれか1項に記載の無線による重機遠隔操作システム。
  8. 前記重機には、前記車載カメラが複数搭載されると共に、先端部に作業具が備えられたアームが設けられ、
    前記作業具の位置に基づいて、前記車載カメラを切り替え、前記表示部に一つ又は複数の車載カメラ画像が表示される請求項7に記載の無線による重機遠隔操作システム。
  9. 前記重機には、先端部に作業具が備えられたアームが設けられ、
    前記作業具の位置に基づいて、前記車載カメラの角度設定及びズーム設定の少なくとも一方が設定される請求項7に記載の無線による重機遠隔操作システム。
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