JP2010048495A - フィルタ用清掃装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】フィルタ用清掃装置21は、フィルタ20の表面と平行な左右方向に延びる軸線Cを中心に回転自在とされる軸部材22と該軸部材22の表面に立設された毛羽部24とを有する回転ブラシ23と、毛羽部24と摺接することで回転ブラシ23の清掃を行うクリーナ27とを備える。そして、毛羽部24は撥油性を有するとともに、クリーナ27は親油性を有する。
【選択図】図1
Description
以下、本発明を空気調和機に搭載されるフィルタ用清掃装置に具体化した第1の実施形態を図1〜図3に基づいて説明する。
本実施形態において、空気調和機11の運転開始時又は運転終了時には、メンテナンス動作としてフィルタ用清掃装置21によるフィルタ20の清掃が行われる。そして、メンテナンス動作時には、駆動プーリ18が回転駆動されるのに伴って、フィルタ20が図1に矢印で示す方向に周回移動を開始する。同時に、回転ブラシ23が駆動モータの駆動に伴って軸部材22とともに図1における反時計回り方向に回転を開始する。すなわち、フィルタ20と回転ブラシ23とが互いに移動しつつ摺接することで、フィルタ20の表面に蓄積した塵埃等が回転ブラシ23によって掻き取られ、清掃が行われる。なお、メンテナンス動作のタイミングや回転ブラシ23の回転速度、一回のメンテナンス動作におけるフィルタ20の周回数などは、フィルタ20の種類や清掃の頻度(汚れ具合)に応じて適宜設定すればよい。
(1)回転ブラシ23は、フィルタ20と摺接する毛羽部24が撥油性を有しているために、塵埃が油分を吸着した油汚れを掻き取った場合にも、毛羽部24に油分が付着しにくいため、油分の固着に伴う清掃機能の低下を抑制することができる。一方、回転ブラシ23の清掃を行うクリーナ27は親油性を有しているため、フィルタ20から掻き取られた油汚れを毛羽部24から速やか除去することができる。したがって、回転ブラシ23の毛羽部24に油分が固着することを抑制することで、酷い油汚れが発生する環境下においても回転ブラシ23によるフィルタ20の清掃機能を長期間持続させることができる。
(4)収容部材26は容易に着脱することが可能な構成となっているため、油分を吸収したクリーナ27を定期的に交換することができる。したがって、駆動機構や金属製の軸部材22を備えるために着脱が煩雑で高価な回転ブラシ23の交換をすることなく、安価な不織布からなるクリーナ27を交換することで、回転ブラシ23の清掃機能を長期間持続させることができる。
(6)回転ブラシ23はフィルタ20の表面と平行な軸線Cを中心に回転自在とされる軸部材22の表面に毛羽部24が立設され、回転ブラシ23の上方に位置するフィルタ20と毛羽部24が当接した状態で回転することでフィルタ20の清掃を行うので、なめらかな回転動作に伴って連続的に清掃を行うことができる。このとき、回転ブラシ23の毛羽部24はクリーナ27とも当接しているので、フィルタ20の清掃を行いながらクリーナ27による毛羽部24の清掃も同時に行うことができる。
次に、本発明に係る第2の実施形態について、図4に基づいて説明する。なお、この実施形態も先の第1の実施形態と同様、本発明に係るフィルタ用清掃装置を空気調和機に具体化したものであるので、以下では第1の実施形態と相違する部分について主に説明する。
本実施形態においても、空気調和機11の運転開始時又は運転終了時に、メンテナンス動作としてフィルタ用清掃装置21Aによるフィルタ20の清掃が行われる。すなわち、フィルタ20と回転ブラシ23とが摺接することで、フィルタ20の表面に蓄積した油汚れが回転ブラシ23によって掻き取られる。また、クリーナ30が当接領域Aにおいて回転ブラシ23と摺接することで、毛羽部24に付着した油汚れがクリーナ30の表面において不織布の繊維によってからめとられるとともに、油汚れに含まれる油分がクリーナ30の内部に浸透して吸収保持される。
(11)クリーナ30は、巻取軸28及び送出軸29に両端を巻き取られたロール状をなしているため、巻き取り及び繰り出しを行って回転ブラシ23に対して相対移動する度に、毛羽部24を未使用の当接領域Aによって清掃することが可能となる。したがって、時間経過に伴うクリーナ30の清掃機能低下を抑制することができる。
(第3の実施形態)
次に、本発明に係る第3の実施形態について、図5に基づいて説明する。なお、この実施形態も先の第1の実施形態と同様、本発明に係るフィルタ用清掃装置を空気調和機に具体化したものであるので、以下では第1の実施形態と相違する部分について主に説明する。
本実施形態においても、空気調和機11の運転開始時又は運転終了時に、メンテナンス動作としてフィルタ用清掃装置21Bによるフィルタ20の清掃が行われる。そして、フィルタ20と回転ブラシ23とが摺接することで、フィルタ20の表面に蓄積した油汚れが回転ブラシ23によって掻き取られる。同時に、回転ブラシ23の撥油性を有する毛羽部24がブラシ34の親油性を有する毛羽部36と摺接することで、回転ブラシ23に付着した油汚れがブラシ34によって除去される。このとき、ブラシ34は収容部材33に収容されているので、除去された油汚れに含まれる油分は収容部材33内に保持される。なお、収容部材33内に蓄積された油分は、ブラシ34とともに収容部材33をフィルタ用清掃装置21Bから取り外して洗浄した後に再度取り付けを行うこともできるし、新しいものに交換することもできる。
(13)掻き取り効果に優れたブラシ34が回転ブラシ23と摺接することで、効果的に毛羽部24の油汚れを除去することができる。
(15)ブラシ34を収容部材33とともに取り外して洗浄することにより、部材の交換を行うことなく清掃機能を保持することが可能となる。あるいは、ブラシ34を新しいものに交換することにより、容易に清掃機能を保持することが可能となる。
なお、上記実施形態は、次のように変更して具体化することも可能である。
・第1の実施形態において、クリーナ27とともに収容部材26も交換するようにしてもよいし、クリーナ27のみ交換するようにしてもよい。
・回転ブラシ23の毛羽部24は、図2の構成を複数連結した構成としてもよい。すなわち、図6に示すように基布25の幅を複数倍(図6においては2倍)とし、該基布25に複数列(図6においては2列)の毛羽部24を立設させるようにしてもよい。これにより、軸部材22に対する基布25の巻き数を減らし、回転ブラシ23の製造工程において作業時間を短縮することができる。
・クリーナが移動しながら清掃部材の清掃を行うようにしてもよい。
・回転ブラシ23の毛羽部24を超高分子量ポリエチレン、ポリアセタール、フッ素系樹脂などの撥油性を有する材料からなる毛羽によって構成してもよい。
(イ)前記クリーナは、前記清掃部材に摺接して塵埃を除去することが可能であるとともに、油分を吸着可能であることを特徴とする請求項1〜請求項5のうちいずれか一項に記載のフィルタ用清掃装置。
Claims (5)
- フィルタに毛羽部が摺接することで前記フィルタの清掃を行う清掃部材と、
前記清掃部材の前記毛羽部と摺接することで前記清掃部材の清掃を行うクリーナとを備えたフィルタ用清掃装置において、
前記清掃部材の前記毛羽部は撥油性を有するとともに、
前記クリーナは親油性を有することを特徴とするフィルタ用清掃装置。 - 前記クリーナは油分を吸収可能であり、さらに前記フィルタ用清掃装置に着脱可能に構成された収容部材に収容されていることを特徴とする請求項1に記載のフィルタ用清掃装置。
- 前記清掃部材は前記フィルタの表面と平行な軸線を中心に回転自在とされる軸部材の表面に前記毛羽部が立設され、
前記清掃部材は、該清掃部材の上方に位置する前記フィルタと前記清掃部材の下方に位置する前記クリーナとに前記毛羽部が当接した状態で回転することで、前記フィルタの清掃を行うように構成されたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のフィルタ用清掃装置。 - 前記清掃部材の前記毛羽部は、ポリアミド繊維にフッ素加工が施された毛羽によって構成されていることを特徴とする請求項1〜請求項3のうちいずれか一項に記載のフィルタ用清掃装置。
- 前記クリーナは、熱溶融されて溶出された複数の長繊維を重ね合わせて熱溶着することで形成された長繊維不織布を重ねて、厚み方向に機械的に繊維を結合させた不織布によって構成されていることを特徴とする請求項1〜請求項4のうちいずれか一項に記載のフィルタ用清掃装置。
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