JP2010046417A - ミスト発生装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】イオンを安定して発生させるとともに発生させたイオンをミストに帯電させること。
【解決手段】ミスト発生装置1は、ヒータにより液体溜り部に貯留された水などの液体を加熱し、沸騰させることによりミストを発生可能に構成されるとともに、放電針12とグランド電極13の間にマイナスの高電圧を印加することにより、コロナ放電を発生させてマイナスイオンを発生させるコロナ放電部10を備えている。また、ミストノズル9の先端に開口し、ミストを吐出するためのミスト吐出口9bの近傍には、マイナスイオンを吐出するためのイオン吐出口14aが配置されている。そして、ミストノズル9及び送風パイプ15は、二重管部Nを形成しているとともに、空気の流れからなる空気壁Kの内側にミストからなるミスト層Mを形成した状態で吐出されるようになっている。
【選択図】図3
【解決手段】ミスト発生装置1は、ヒータにより液体溜り部に貯留された水などの液体を加熱し、沸騰させることによりミストを発生可能に構成されるとともに、放電針12とグランド電極13の間にマイナスの高電圧を印加することにより、コロナ放電を発生させてマイナスイオンを発生させるコロナ放電部10を備えている。また、ミストノズル9の先端に開口し、ミストを吐出するためのミスト吐出口9bの近傍には、マイナスイオンを吐出するためのイオン吐出口14aが配置されている。そして、ミストノズル9及び送風パイプ15は、二重管部Nを形成しているとともに、空気の流れからなる空気壁Kの内側にミストからなるミスト層Mを形成した状態で吐出されるようになっている。
【選択図】図3
Description
本発明は、ミストとイオンを異なる吐出口から吐出可能なミスト発生装置に関する。
従来、使用者の肌にハリや潤いを与える目的で、マイナスイオンをミストに帯電させつつ、使用者に向けて吐出するミスト発生装置が使用されている。このようなミスト発生装置として、ヒータにより水を沸騰させて発生させたミスト(スチーム)と、コロナ放電により発生させたマイナスイオンとを使用者に向けて放出可能なミスト発生装置が提案されている(例えば、特許文献1)。特許文献1のミスト発生装置では、ミストを吐出させるミストノズルと、マイナスイオンを吐出させるイオンノズルが並設されているとともに、ミストノズルのミスト吐出口と、イオンノズルのイオン吐出口とが近接するように配置されている。そして、特許文献1では、ミストノズルの近傍に配設されたイオン吐出口からマイナスイオンを吐出することで、マイナスイオンとミストを混合し、マイナスイオンをミストに帯電させるようになっている。
特開2003−159305号公報
一般に、電極にマイナスの高電圧を印加してマイナスイオンを発生させる場合、湿度が高くなると電極間におけるコロナ放電が不安定となり、マイナスイオンの発生量が減少することが知られている。このため、ミスト吐出口から吐出されるミストによってイオン吐出口近傍の湿度が上昇することを抑制し、電極間のコロナ放電を安定させることが望まれている。しかしながら、特許文献1のミスト発生装置では、ミストノズルとイオンノズルを並設することで、マイナスイオンをミストに帯電させやすくできる反面、吐出されるミストがイオン吐出口近傍まで接近する可能性があった。
この発明は、このような従来の技術に存在する問題点に着目してなされたものであり、その目的は、イオンを安定して発生させるとともに発生させたイオンをミストに帯電させることができるミスト発生装置を提供することにある。
上記問題点を解決するために、請求項1に記載の発明は、ミストを発生させるミスト発生手段と、コロナ放電によりイオンを発生させるイオン発生手段と、空気を送出する空気送出手段と、前記ミスト及び前記空気を移送して装置外に吐出する吐出口を有する移送管路と、前記移送管路の吐出口の近傍に配置されて前記イオンを前記装置外に吐出するイオン吐出口と、を備え、前記移送管路を、前記空気からなる空気層の内側に前記ミストからなるミスト層を形成した状態で前記ミストと前記空気を前記吐出口から吐出する構成としたことを要旨とした。
これによれば、空気からなる空気層の内側にミストからなるミスト層を形成した状態でミストと空気を吐出口から吐出することで、ミスト吐出口から吐出されるミストの周囲に空気の流れによる壁を形成することができる。このため、ミスト吐出口の近傍において、ミストの拡散が抑制される。すなわち、ミスト吐出口から吐出されるミストがイオン吐出口に接近するとともに、イオン吐出口からイオン発生手段へ流入することにより、イオン発生手段付近の湿度が高くなることを抑制できる。そして、ミスト吐出口からミストを吐出させつつ、ミスト吐出口の近傍に配設されたイオン吐出口からイオンを吐出させることで、イオンとミストを混合し、イオンをミストに帯電させることができる。したがって、請求項1に記載の発明によれば、イオン発生手段における湿度の上昇を抑制し、安定してコロナ放電を行うことができる。そして、イオンを安定して発生させるとともにイオンをミストに帯電させることができる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のミスト発生装置において、前記移送管路は、前記空気送出手段が送出した前記空気を移送する空気移送管の内側に前記ミスト発生手段が発生した前記ミストを移送するミスト移送管を配置してなる二重管部を有し、前記二重管部に前記吐出口が形成されていることを要旨とした。
これによれば、空気移送管の内側にミスト移送管を配置した二重管部に吐出口を形成することで、空気からなる空気層の内側にミストからなるミスト層を形成した状態でミストと空気を吐出口から吐出できる。このため、ミスト吐出口の近傍において、ミストが拡散することを抑制できる。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載のミスト発生装置において、前記空気移送管は、前記イオン発生手段に前記空気を移送する第1空気移送管と、前記ミスト移送管の外側に前記空気を移送する第2空気移送管からなる分岐管であることを要旨とした。
これによれば、イオン発生手段に空気を移送することで、イオン発生手段で発生されたイオンとともに空気をイオン吐出口から吐出させることができる。このため、イオン吐出口からミストがイオン発生手段に流入することを阻止するともに、イオン発生手段における湿度の上昇を抑制することができる。
請求項4に記載の発明は、請求項1〜請求項3のうち何れか一項に記載のミスト発生装置において、前記空気送出手段は、空気を加熱して膨張させる空気膨張手段であることを要旨とした。
これによれば、空気膨張手段により空気を膨張させて空気の流れを発生させ、空気を送出することができる。
本発明によれば、イオンを安定して発生させるとともに発生させたイオンをミストに帯電させることができる。
(第1の実施形態)
以下、本発明のミスト発生装置を具体化した第1の実施形態を図1〜図3にしたがって説明する。なお、以下の説明において「前」「後」「上」「下」「左」「右」は、ミスト発生装置の使用者が、当該ミスト発生装置を使用する際にミスト発生装置を向いた状態を基準とした「前」「後」「上」「下」「左」「右」を示すものとする。
以下、本発明のミスト発生装置を具体化した第1の実施形態を図1〜図3にしたがって説明する。なお、以下の説明において「前」「後」「上」「下」「左」「右」は、ミスト発生装置の使用者が、当該ミスト発生装置を使用する際にミスト発生装置を向いた状態を基準とした「前」「後」「上」「下」「左」「右」を示すものとする。
ミスト発生装置1の本体ケース2には、タンクホルダ3が設けられている。該タンクホルダ3には水などの液体を供給するタンク4が着脱可能に設けられている。タンク4は、図示しない止水ピンが設けられた蓋部4aにより給水用の開口部が閉止されるとともに、その蓋部4a(開口部)が下側となるように配設されている。タンクホルダ3には、止水ピンに対応する形状の図示しない突出ピンが設けられている。タンク4は液体が注入された状態でタンクホルダ3に配設されることで、止水ピンが突出ピンにより押し込まれて水密性が解除されタンク4内の液体が流出されるものであり、タンクホルダ3にはタンク4から流出した液体が貯留される。
タンクホルダ3は、液体供給路5を介して、本体ケース2内の下部に形成された液体溜り部6と接続されている。液体溜り部6には、液体供給路5を介してタンクホルダ3の液体が供給され、貯留されるようになっている。液体溜り部6の前後側面には、液体溜り部6に貯留された液体を加熱して沸騰させるヒータ7が設けられている。本実施形態では、液体溜り部6及びヒータ7がミスト発生手段を構成している。液体溜り部6の上部には、本体ケース2の上下方向に沿って延びるミスト流路8が形成されている。
ミスト流路8の上端部には、ミストを吐出(噴出)するためのミストノズル9が本体ケース2の前方に向けて水平に延びるように配設されており、このミストノズル9の先端には、ミストが吐出されるミスト吐出口9bが形成されている。また、ミストノズル9の内側には、ミスト流路8を通過するミストをミスト吐出口9bから吐出させるミスト吐出路9aが形成されている。本実施形態では、ミスト流路8及びミストノズル9により、ミスト移送管が構成されている。そして、前記ヒータ7により液体溜り部6内の液体が加熱され、沸騰されることでミストノズル9のミスト吐出口9bからミストが吐出されるようになっている。なお、ヒータ7に印加する電圧値を変更することにより、吐出させるミスト量を制御することが可能となっている。また、ヒータ7へ電圧を印加し続けた場合、タンク4内の液体がなくなり、液体溜り部6への液体供給が途絶えることとなる。この場合、液体溜り部6の水位が低下することにより、液体溜り部6内に設けられた図示しないフロースイッチが動作して、ヒータ7への電圧の印加が停止されるようになっている。
ミストノズル9(ミスト移送路9a)の外側には、当該ミストノズル9の外周面を囲うように空気移送管としての送風パイプ15が配設されている。送風パイプ15は、その先端面がミストノズル9の先端面と略同一平面状に位置するようになっているとともに、ミストノズル9が延びる方向に沿うように、本体ケース2の後方に向けて水平に延びるように形成されている。このため、送風パイプ15の内側に配設されるミストノズル9及びミスト流路8の上端部は、送風パイプ15とともに、二重管構造(二重円筒管)をなす二重管部Nを形成している。
送風パイプ15の先端には、ミスト吐出口9bを全周に亘って囲う空気吐出口15aが形成されている。送風パイプ15は、当該送風パイプ15の中心軸がミストノズル9の中心軸と一致するように配設されている。このため、ミスト吐出口9b及び空気吐出口15aは、同心円状をなすとともに、空気吐出口15aは、直径方向の幅がミスト吐出口9bの全周にわたって均等となるように形成されている。本実施形態では、ミスト吐出口9b及び空気吐出口15aが、二重管部Nの吐出口を構成している。
そして、送風パイプ15の内側であってミストノズル9の外側は、空気が空気吐出口15aへ向けて移送される空気移送路15bとされている。すなわち、空気移送路15bがミスト吐出路9aの周囲を囲うように形成されている。また、ミストノズル9及びミスト流路8を構成する壁部は、二重管部Nにおいてミストと空気を分離した状態で各吐出口9b,15aから吐出させる分離手段として機能するようになっている。また、本実施形態では、ミスト流路8、ミスト吐出路9a、及び空気移送路15bが、移送管路を構成している。
そして、送風パイプ15の上流側には、空気移送路15b内に空気を送出(供給)する空気送出手段としてのファンFが配設されている。ファンFは、図示しない電源回路から電力の供給を受けて回転し、本体ケース2に設けられた図示しない吸気口から空気を吸入するとともに、空気移送路15b内に空気を送出可能に構成されている。したがって、ファンFによって空気移送路15b内に送出された空気は、空気移送路15b内を通過するとともに、ミスト吐出口9bの周囲に配置された空気吐出口15aから前方に向けて吐出されるようになっている。
そして、ミスト発生装置1の本体ケース2内においてミスト流路8(ミストノズル9)の上部には、マイナスイオンを発生させる(生成する)イオン発生手段としてのコロナ放電部10が設けられている。このコロナ放電部10は、高圧電源回路11と針状の放電針12とグランドに接続された半円筒形状のグランド電極13とで構成されている。コロナ放電部10を構成する放電針12及びグランド電極13は、ミストノズル9の上部に設けられ、先端にイオン吐出口14aが開口するイオンノズル14内に配設されている。具体的に説明すると、イオンノズル14内においてイオン吐出口14a側には、グランド電極13が配置されているとともに、このグランド電極13より本体ケース2側には、放電針12が配置されている。放電針12は、イオンノズル14の中心軸上に位置するように支持部12aにより支持されている。
そして、コロナ放電部10では、高圧電源回路11により放電針12及びグランド電極13間にマイナスの高電圧を印加することでコロナ放電を発生させ、マイナスイオンが発生されるようになっている。コロナ放電部10により発生されたマイナスイオンは、イオン吐出口14aから吐出されるようになっている。吐出されたマイナスイオンは、ミストノズル9から吐出されたミストと混合されることで、ミストがマイナス帯電されるようになっている。
このイオンノズル14(イオン吐出口14a)は、ミストノズル9(ミスト吐出口9b)から所定範囲(1.5cm〜3cm)内の距離(本実施形態では2cm)離れた位置に配置されている。すなわち、イオン吐出口14aは、ミスト吐出口9bの近傍(付近)に配置されている。また、イオン吐出口14a及びミスト吐出口9bは、上下方向に沿って並設されているとともに、イオンノズル14(イオン吐出口14a)が上方に、ミストノズル9(ミスト吐出口9b)が下方に配置されている。また、ミストノズル9のミストの吐出方向m1、及びイオンノズル14のマイナスイオンの吐出方向m2は何れも水平方向となっている一方で、両吐出方向m1,m2は相互に平行になっている。
次に、上述したミスト発生装置1の動作について図1及び図3にしたがって説明する。
図1に示すように、先ず、タンク4内に水などの液体を注入してタンクホルダ3に設置すると、タンクホルダ3に設けられた突出ピンによってタンク4の蓋部4aの止水ピンがタンク4の内側に押し込まれ、蓋部4aの水密性が解除され、タンク4内の液体はタンクホルダ3に貯留され、液体供給路5に通水され液体溜り部6に液体が貯留される。
図1に示すように、先ず、タンク4内に水などの液体を注入してタンクホルダ3に設置すると、タンクホルダ3に設けられた突出ピンによってタンク4の蓋部4aの止水ピンがタンク4の内側に押し込まれ、蓋部4aの水密性が解除され、タンク4内の液体はタンクホルダ3に貯留され、液体供給路5に通水され液体溜り部6に液体が貯留される。
この状態で、ヒータ7を作動させ、液体溜り部6内の液体を加熱させ、沸騰させる。これにより発生した水蒸気は、ミスト流路8を通過する際にミストとなる。そして、図3に示すように、ミスト流路8を下方から上方に向けて通過するミストは、ミストノズル9のミスト吐出路9aに流入するとともに、ミスト吐出口9bから前方に向かって吐出される(矢印YMに示す)。
一方、ファンFの回転により空気移送路15b内に送出される空気は、当該空気移送路15bを通過するとともに、空気吐出口15aから前方に向かって吐出される(矢印YAに示す)。空気吐出口15aから吐出される空気は、二重管部Nにおいて空気吐出口15aがミスト吐出口9bの周囲を囲うように配置されていることから、ミスト吐出口9bから吐出されるミストからなるミスト層Mを囲うように、円筒状をなす空気の流れによる空気壁(空気層)Kを形成する。このため、ミスト吐出口9bから吐出されるミストからなるミスト層Mは、当該ミストを囲う空気壁Kによって、拡散が抑制されるようになっている。すなわち、ミストがミスト吐出口9bから吐出された直後に拡散し、イオン吐出口14aに接近することが抑制される。
一方、コロナ放電部10により発生されたマイナスイオンは、ミストノズル9の上部に設けられたイオンノズル14(イオン吐出口14a)から前方へ吐出されるようになっている。吐出されたマイナスイオンは、ミストノズル9から吐出されたミストと混合されることで、ミストがマイナス帯電されるようになっている。なお、空気壁Kは、空気吐出口15aから離間するほど消失するため、マイナスイオンとミストとの混合、すなわちマイナスイオンがミストに帯電することを妨げないようになっている。
次に、マイナスイオンを帯電させたミストによる使用者の皮膚(肌)への効果について説明する。
一般に人間の表皮は、基底層、有棘層、顆粒層、及び角質層から構成されており、角質層が皮膚の最も外層側を構成している。角質層は、角質細胞と、この角質細胞の間を埋めるセラミドを主成分とした細胞間脂質により構成されている。十分な量のセラミド(細胞間脂質)によって角質細胞間が満たされている場合、角質層は、バリア性を発揮して皮膚からの水分の蒸散を抑制できるとともに、水分を保持することができる。その一方で、セラミドが不足すると、バリア性が低下して皮膚から水分が蒸散しやすくなるとともに、水分の保持量が低下する。
一般に人間の表皮は、基底層、有棘層、顆粒層、及び角質層から構成されており、角質層が皮膚の最も外層側を構成している。角質層は、角質細胞と、この角質細胞の間を埋めるセラミドを主成分とした細胞間脂質により構成されている。十分な量のセラミド(細胞間脂質)によって角質細胞間が満たされている場合、角質層は、バリア性を発揮して皮膚からの水分の蒸散を抑制できるとともに、水分を保持することができる。その一方で、セラミドが不足すると、バリア性が低下して皮膚から水分が蒸散しやすくなるとともに、水分の保持量が低下する。
マイナスイオンを帯電させたミストが使用者の肌に接触すると、使用者の皮膚の表面がマイナス帯電されるとともに、ミストにより水分が補給される。そして、皮膚表面がマイナス帯電されると、皮膚表面の微弱なマイナス電位を感知して顆粒層からセラミドの前駆体が角質層に向けて放出されるとともに、最終的にセラミドとなって角質細胞間を埋める。これにより、角質層において細胞間脂質量を増加させ、肌のバリア機能を改善するとともに、肌の水分保持量を増加(保湿力を向上)させることができる。そして、使用者の肌の肌理(キメ)を改善することができる。
以上のことから、肌のバリア機能を改善するとともに保湿力を向上させるためには、より多くのマイナスイオンをミストに帯電させ、使用者の肌に付着させることが望ましい。このため、ミスト吐出口9bとイオン吐出口14aとをできるだけ相互に近接した位置に配設し、マイナスイオンをミストに帯電させ易くすることが好ましい。その一方で、ミスト吐出口9bとイオン吐出口14aとを近接させることで、ミスト吐出口9bからミストが流入してコロナ放電部10付近の湿度が上昇し、コロナ放電部10におけるマイナスイオンの発生量が減少するという問題が生じ得る。しかしながら、本実施形態のミスト発生装置1によれば、ミストがミスト吐出口9bから吐出された直後から拡散し、イオン吐出口14aに接近することが抑制されるようになっている。すなわち、コロナ放電部10付近の湿度がミストによって上昇することを抑制し、安定してコロナ放電をさせることでマイナスイオンの発生量が減少しないようになっている。このため、本実施形態のミスト発生装置1では、マイナスイオンを安定して発生させるとともに発生させたマイナスイオンをミストに帯電させることができる。そして、マイナスイオンが帯電したミストを使用者の肌に付着させることで、肌のバリア機能を改善するとともに保湿力を向上させることができる。
したがって、本実施形態によれば、以下に示す効果を得ることができる。
(1)ミストノズル9(ミスト吐出口9b)の近傍にイオンノズル14(イオン吐出口14a)を配置した。このため、ミスト吐出口9bからミストを吐出させつつ、イオン吐出口14aからマイナスイオンを吐出させることで、マイナスイオンとミストが混合され、マイナスイオンをミストに帯電させることができる。
(1)ミストノズル9(ミスト吐出口9b)の近傍にイオンノズル14(イオン吐出口14a)を配置した。このため、ミスト吐出口9bからミストを吐出させつつ、イオン吐出口14aからマイナスイオンを吐出させることで、マイナスイオンとミストが混合され、マイナスイオンをミストに帯電させることができる。
(2)二重管部Nを形成するとともにミスト吐出口9bの周囲を囲うように空気吐出口15aを配置した。このため、ミスト吐出口9bから吐出されるミストからなるミスト層Mを囲うように、円筒状をなす空気の流れによる空気壁(空気層)Kを形成し、ミストの拡散を抑制することができる。したがって、ミストが拡散してイオン吐出口14aに接近するとともにイオンノズル14の内部に流入することを抑制し、コロナ放電部10を構成する放電針12及びグランド電極13の間における湿度が高くなることを抑制できる。したがって、湿度の上昇によってコロナ放電部10におけるコロナ放電が不安定になり、マイナスイオンの発生量が減少することを抑制することができる。そして、マイナスイオンを安定して発生させるとともに、マイナスイオンをミストに帯電させることができる。
(3)ミスト吐出路9aの周囲を囲うように空気移送路15bを配設して二重管部Nを形成した。このため、ミスト吐出口9bの周囲であって近接した位置に空気吐出口15aを配置することができる。したがって、ミスト吐出口9bから吐出されるミストに対し近接した位置に空気壁Kを形成し、ミストの吐出直後においてミストが拡散することを許容する幅を狭く設定することができる。すなわち、ミスト吐出口9bとイオン吐出口14aとを近接した位置に配置することができる。
(4)ヒータ7は、液体を加熱して水蒸気を発生させ、当該水蒸気を、ミスト流路8を介してミストノズル9から吐出させることにより、温度が高く粒子が細かいミストを発生させることができる。そして、イオンノズル14を、ミストノズル9の上方に配置させることにより、温度が高く粒子が細かいために、上昇しやすいミストに対してマイナスイオンを確実に吐出させることができる。このため、マイナスイオンとミストを良く混合させ、マイナスイオンをミストに帯電させることができる。
(5)マイナスイオンをミストに帯電させるようにした。このため、使用者の皮膚表面をマイナス帯電させ、角質層の細胞間脂質(セラミド)の量を増加させることで、肌のバリア機能を改善するとともに保湿力を向上させることができる。
(第2の実施形態)
次に、本発明のミスト発生装置を具体化した第2の実施形態を図4にしたがって説明する。以下の説明では、既に説明した実施形態と同一構成について同一符号を付すなどし、その重複する説明を省略又は簡略する。
次に、本発明のミスト発生装置を具体化した第2の実施形態を図4にしたがって説明する。以下の説明では、既に説明した実施形態と同一構成について同一符号を付すなどし、その重複する説明を省略又は簡略する。
図4に示すように、本実施形態の送風パイプ15は、ファンFから送出(供給)される空気をコロナ放電部10に移送可能な第1空気移送管としての乾燥用空気移送管15cと、ファンFから送出される空気を空気吐出口15aに移送可能な第2空気移送管としての吐出口用移送管15dとを有する分岐管とされている。
以下、本実施形態の送風パイプ15について、詳しく説明する。
本体ケース2内に配設されたファンFには、送風パイプ15が接続されているとともに、当該送風パイプ15は、分岐部20において乾燥用空気移送管15cと吐出口用移送管15dとに分岐されている。乾燥用空気移送管15cは、分岐部20から前方に向かって延びるように形成されているとともに、本体ケース2内に配置されたイオンノズル14の一端に接続されている。そして、乾燥用空気移送管15cの内側には、ファンFから送出される空気をイオンノズル14内に配設されたコロナ放電部10(放電針12及びグランド電極13)に移送(供給)する乾燥用空気移送路15eが形成されている。
本体ケース2内に配設されたファンFには、送風パイプ15が接続されているとともに、当該送風パイプ15は、分岐部20において乾燥用空気移送管15cと吐出口用移送管15dとに分岐されている。乾燥用空気移送管15cは、分岐部20から前方に向かって延びるように形成されているとともに、本体ケース2内に配置されたイオンノズル14の一端に接続されている。そして、乾燥用空気移送管15cの内側には、ファンFから送出される空気をイオンノズル14内に配設されたコロナ放電部10(放電針12及びグランド電極13)に移送(供給)する乾燥用空気移送路15eが形成されている。
また、吐出口用移送管15dは、分岐部20から下方に向けて延びた後に前方へ向けて屈曲されるとともに、本体ケース2から前方へ突出するように延設されている。吐出口用移送管15dは、当該吐出口用移送管15dの中心軸とミストノズル9の中心軸とを一致させた状態で、ミストノズル9及びミスト流路8の上端部の周囲を囲うように配設されている。このため、吐出口用移送管15dの内側に配設されるミストノズル9及びミスト流路8の上端部は、吐出口用移送管15d(送風パイプ15)とともに、二重管構造(二重円筒管)をなす二重管部Nを形成している。そして、吐出口用移送管15dの先端には、ミストノズル9のミスト吐出口9bの周囲を囲うように、ファンFから送出される空気を吐出するための空気吐出口15aが形成されている。本実施形態では、吐出口用移送管15dの内側には、ファンFから送出される空気をミストノズル9の外側(空気吐出口15a)に移送する空気移送路15bが形成されている。
以上のように、送風パイプ15は、分岐部20において乾燥用空気移送管15c及び吐出口用移送管15dに分岐されており、ファンFが送出する空気をコロナ放電部10及び空気吐出口15aの両方に対して移送可能に構成されている。
次に、上述した第2の実施形態におけるミスト発生装置1の動作について説明する。
ファンFの回転により送出される空気は、分岐部20によって分配されるとともに、それぞれコロナ放電部10(イオンノズル14)、及び空気吐出口15aに移送されるようになっている。分岐部20からコロナ放電部10側に分配された空気は、乾燥用空気移送管15cを通過してコロナ放電部10に移送され、放電針12及びグランド電極13の間で発生されるマイナスイオンとともにイオン吐出口14aから前方に向けて吐出される。このため、イオン吐出口14aからミストが流入することを阻止するとともに、コロナ放電部10を構成する放電針12及びグランド電極13の間における湿度の上昇が抑制されるようになっている。また、仮にミストによって放電針12及びグランド電極13が濡れてしまった場合でも、ファンFから空気を供給することで乾燥させることができる。また、放電針12及びグランド電極13の間で発生されたマイナスイオンを空気とともにイオン吐出口14aから吐出させるため、マイナスイオンを前方に向けて確実に吐出させることができる。
ファンFの回転により送出される空気は、分岐部20によって分配されるとともに、それぞれコロナ放電部10(イオンノズル14)、及び空気吐出口15aに移送されるようになっている。分岐部20からコロナ放電部10側に分配された空気は、乾燥用空気移送管15cを通過してコロナ放電部10に移送され、放電針12及びグランド電極13の間で発生されるマイナスイオンとともにイオン吐出口14aから前方に向けて吐出される。このため、イオン吐出口14aからミストが流入することを阻止するとともに、コロナ放電部10を構成する放電針12及びグランド電極13の間における湿度の上昇が抑制されるようになっている。また、仮にミストによって放電針12及びグランド電極13が濡れてしまった場合でも、ファンFから空気を供給することで乾燥させることができる。また、放電針12及びグランド電極13の間で発生されたマイナスイオンを空気とともにイオン吐出口14aから吐出させるため、マイナスイオンを前方に向けて確実に吐出させることができる。
一方、分岐部20から空気吐出口15a側に分配された空気は、吐出口用移送管15dを通過して空気吐出口15aから吐出されることにより、空気の流れによる空気壁(空気層)Kを形成するとともに、ミストからなるミスト層Mが拡散することを抑制するようになっている。すなわち、ミストがミスト吐出口9bから吐出された直後に拡散し、イオン吐出口14aに接近することが抑制される。
したがって、本実施形態によれば、第1の実施形態の効果(1)〜(5)に加えて、以下の効果を得ることができる。
(6)ファンFを設けイオンノズル14(コロナ放電部10)に空気を移送(供給)するようにした。これによれば、コロナ放電部10で発生されたマイナスイオンとともに空気をイオン吐出口14aから吐出させることができる。このため、イオン吐出口14aからミストがコロナ放電部10に流入することを阻止するともに、コロナ放電部10(放電針12とグランド電極13の間の空間)における湿度の上昇を抑制することができる。したがって、湿度の上昇によってコロナ放電部10におけるコロナ放電が不安定になり、マイナスイオンの発生量が減少することを抑制できる。
(6)ファンFを設けイオンノズル14(コロナ放電部10)に空気を移送(供給)するようにした。これによれば、コロナ放電部10で発生されたマイナスイオンとともに空気をイオン吐出口14aから吐出させることができる。このため、イオン吐出口14aからミストがコロナ放電部10に流入することを阻止するともに、コロナ放電部10(放電針12とグランド電極13の間の空間)における湿度の上昇を抑制することができる。したがって、湿度の上昇によってコロナ放電部10におけるコロナ放電が不安定になり、マイナスイオンの発生量が減少することを抑制できる。
(7)送風パイプ15を分岐部20において乾燥用空気移送管15cと吐出口用移送管15dとに分岐させ、ファンFから送出される空気をコロナ放電部10(イオンノズル14)、及び空気吐出口15aに移送可能に構成した。このため、空気吐出口15aから吐出させる空気を供給するファンと、イオン吐出口14aから吐出させる空気を供給するファンを兼用(共通化)し、ミスト発生装置1を小型化できるとともに、製造コストを削減できる。
なお、上記実施形態は、以下のように変更してもよい。
○ 第1の実施形態において、図5に示すように、ファンFに代えて、空気膨張手段としての加熱板21を配設してもよい。この場合、加熱板21は、伝熱性の高い金属(例えば、アルミニウムや銅など)により形成するとともに、本体ケース2内部と、空気移送路15bとを連通する構造(例えば、ハニカム構造や、格子状など)に形成する。そして、当該加熱板21を図示しないヒータなどで加熱することによって加熱板21の周囲に存在する空気を加熱して膨張させ、空気移送路15bを通じて空気吐出口15aから吐出させる。このように構成しても、空気壁(空気層)Kを形成し、ミスト吐出口9bから吐出されるミストの拡散を抑制するこができる。なお、送風手段としてファンFに代えて加熱板21を用いる場合、より緩やかな空気の流れとなる。また、本別例において、加熱板21とヒータ7とを伝熱性の高い金属(例えば、アルミニウムや銅など)からなる伝熱体22を介して熱的に接続してもよい。このように構成することで、ヒータ7の熱を利用して加熱板21を加熱することができる。したがって、別途新たに加熱板21を加熱するためのヒータを設ける必要がなく、設置スペースや製造コストを削減することができる。また、ヒータ7の加熱と連動して加熱板21が加熱されるため、液体溜り部6におけるミストの発生と、空気吐出口15aにおける空気の吐出とを簡便に略連動させることができる。また、同様に、第2の実施形態において、ファンFに代えて空気膨張手段としての加熱板21を配設するようにしてもよい。
○ 第1の実施形態において、図5に示すように、ファンFに代えて、空気膨張手段としての加熱板21を配設してもよい。この場合、加熱板21は、伝熱性の高い金属(例えば、アルミニウムや銅など)により形成するとともに、本体ケース2内部と、空気移送路15bとを連通する構造(例えば、ハニカム構造や、格子状など)に形成する。そして、当該加熱板21を図示しないヒータなどで加熱することによって加熱板21の周囲に存在する空気を加熱して膨張させ、空気移送路15bを通じて空気吐出口15aから吐出させる。このように構成しても、空気壁(空気層)Kを形成し、ミスト吐出口9bから吐出されるミストの拡散を抑制するこができる。なお、送風手段としてファンFに代えて加熱板21を用いる場合、より緩やかな空気の流れとなる。また、本別例において、加熱板21とヒータ7とを伝熱性の高い金属(例えば、アルミニウムや銅など)からなる伝熱体22を介して熱的に接続してもよい。このように構成することで、ヒータ7の熱を利用して加熱板21を加熱することができる。したがって、別途新たに加熱板21を加熱するためのヒータを設ける必要がなく、設置スペースや製造コストを削減することができる。また、ヒータ7の加熱と連動して加熱板21が加熱されるため、液体溜り部6におけるミストの発生と、空気吐出口15aにおける空気の吐出とを簡便に略連動させることができる。また、同様に、第2の実施形態において、ファンFに代えて空気膨張手段としての加熱板21を配設するようにしてもよい。
○ 各実施形態において、ミストノズル9及びミスト流路8の上端部を囲うように送風パイプ15(吐出口用移送管15d)を配設して二重管部Nを形成するようにしたが、ミストノズル9のみ、あるいはミストノズル9及びミスト流路8の全体を囲うように配設して二重管部Nを形成するようにしてもよい。
○ 各実施形態において、ミストノズル9の中心軸と送風パイプ15(吐出口用移送管15d)の中心軸とは、一致していなくてもよい。例えば、ミストノズル9の中心軸を送風パイプ15(吐出口用移送管15d)の中心軸より下方に位置するように、ミストノズル9及び送風パイプ15(吐出口用移送管15d)を配設してもよい。このように構成すれば、空気吐出口15aにおいてイオン吐出口14a側の幅を広くすることで、ミストをイオン吐出口14a側により拡散させ難くすることができる。
○ 各実施形態において、ファンFは、ミストノズル9及びイオンノズル14の後方に限られず、本体ケース2内であれば何れの箇所に配置してもよい。
○ 各実施形態において、ミスト吐出口9b及びイオン吐出口14aは、左右方向に並ぶように配置してもよく、また、本体ケース2の上方や側方に向けて開口するように配置してもよい。
○ 各実施形態において、ミスト吐出口9b及びイオン吐出口14aは、左右方向に並ぶように配置してもよく、また、本体ケース2の上方や側方に向けて開口するように配置してもよい。
○ 各実施形態において、ヒータ7により水を加熱してミストを発生するように構成したが、異なる機構によりミストを発生するようにしてもよい。例えば、超音波や、加湿エレメントを用いてミストを発生させてもよい。
○ 各実施形態において、コロナ放電部10は、マイナスイオンを発生可能に構成したが、プラスイオンを発生可能に構成してもよい。この場合、放電針12及びグランド電極13間にプラスの高電圧を印加する。このように構成しても、コロナ放電部10において、イオンを発生させることができる。
次に、上記実施形態及び別例から把握できる技術的思想を以下に追記する。
(イ)前記ミスト発生手段は、加熱手段により液体を加熱してミストを発生させるようになっており、前記空気膨張手段は、前記加熱手段に熱的に接続されている請求項1〜請求項3のうち何れか一項に記載のミスト発生装置。
(イ)前記ミスト発生手段は、加熱手段により液体を加熱してミストを発生させるようになっており、前記空気膨張手段は、前記加熱手段に熱的に接続されている請求項1〜請求項3のうち何れか一項に記載のミスト発生装置。
(ロ)ミストを発生させるミスト発生手段と、コロナ放電によりイオンを発生させるイオン発生手段と、空気を送出する空気送出手段と、前記ミスト及び前記空気を移送して装置外に吐出する吐出口を有する移送管路と、前記移送管路の吐出口の近傍に配置されて前記イオンを前記装置外に吐出するイオン吐出口と、を備え、前記移送管路は、前記ミストによって形成されるミスト層と前記空気によって形成される空気層に分離する分離手段を有し、前記分離手段によって前記空気層の内側に前記ミスト層を形成した状態で前記ミストと前記空気を前記吐出口から吐出する構成としたミスト発生装置。
1…ミスト発生装置、7…ヒータ、8…ミスト流路、9…ミストノズル、9a…ミスト吐出路、9b…ミスト吐出口、10…コロナ放電部、12…放電針、13…グランド電極、14…イオンノズル、14a…イオン吐出口、15…送風パイプ、15a…空気吐出口、15b…空気移送路、15c…乾燥用空気移送管、15d…吐出口用移送管、15e…乾燥用空気移送路、20…分岐部、21…加熱板、F…ファン、K…空気壁、M…ミスト層、N…二重管部。
Claims (4)
- ミストを発生させるミスト発生手段と、
コロナ放電によりイオンを発生させるイオン発生手段と、
空気を送出する空気送出手段と、
前記ミスト及び前記空気を移送して装置外に吐出する吐出口を有する移送管路と、
前記移送管路の吐出口の近傍に配置されて前記イオンを前記装置外に吐出するイオン吐出口と、を備え、
前記移送管路を、前記空気からなる空気層の内側に前記ミストからなるミスト層を形成した状態で前記ミストと前記空気を前記吐出口から吐出する構成としたミスト発生装置。 - 前記移送管路は、前記空気送出手段が送出した前記空気を移送する空気移送管の内側に前記ミスト発生手段が発生した前記ミストを移送するミスト移送管を配置してなる二重管部を有し、前記二重管部に前記吐出口が形成されている請求項1に記載のミスト発生装置。
- 前記空気移送管は、前記イオン発生手段に前記空気を移送する第1空気移送管と、前記ミスト移送管の外側に前記空気を移送する第2空気移送管からなる分岐管である請求項2に記載のミスト発生装置。
- 前記空気送出手段は、空気を加熱して膨張させる空気膨張手段である請求項1〜請求項3のうち何れか一項に記載のミスト発生装置。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2013144015A (ja) * | 2012-01-13 | 2013-07-25 | Ya Man Ltd | ミスト発生装置 |
JP2014224623A (ja) * | 2013-05-15 | 2014-12-04 | 三菱電機株式会社 | 流体搬送装置 |
CN106575065A (zh) * | 2014-07-30 | 2017-04-19 | 惠普发展公司,有限责任合伙企业 | 利用加热的离子写入单元 |
KR102026133B1 (ko) * | 2019-05-30 | 2019-09-30 | 윤충희 | 태양광을 이용한 자동차 실내온도 조절장치 |
WO2021251178A1 (ja) * | 2020-06-08 | 2021-12-16 | 株式会社資生堂 | 噴霧装置、噴霧方法及び美容方法 |
-
2008
- 2008-08-25 JP JP2008215630A patent/JP2010046417A/ja active Pending
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