JP2010046384A - 医療用マニピュレータ及び実験装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】可撓性部材の張力を簡便且つ適切に判断する。
【解決手段】医療用マニピュレータ10は、モータ40a〜40cを備えたアクチュエータブロック30と、アクチュエータブロック30に着脱自在でモータ40a〜40cに接続されるプーリ50a〜50cを備える接続部15と、接続部15から延在する連結シャフト48の先端に設けられ、ワイヤ54a〜54cを介してプーリ50a〜50cに連動する先端動作部12と、ワイヤ54a〜54cの途中に介装され、歪みゲージ404aが設けられた張力検出片400とを有する。張力検出片400は、連結シャフト48の延在方向に長尺な板体であり、長尺方向両端部にワイヤ54a〜54cをかけるフック406を有する。
【選択図】図6

Description

本発明は、制御部からモータを駆動することにより、可撓性部材を介して連結シャフトの先端に設けられた先端動作部を駆動する医療用マニピュレータ及び該医療用マニピュレータを開発するための実験装置に関する。
内視鏡下外科手術(又は腹腔鏡下手術とも呼ばれる。)においては、患者の腹部等に複数の孔を開け、器具の通過ポートとしてトラカール(筒状の器具)を挿入した後、シャフトを有する鉗子の先端部をトラカールを通じて体腔内に挿入して患部の手術を行っている。鉗子の先端部には、作業部として、生体組織を把持するためのグリッパや、鋏、電気メスのブレード等が取り付けられている。
鉗子による内視鏡下外科手術は、作業空間である体腔内が狭くしかもトラカールを支点として鉗子を操作するため、一定のトレーニングが必要となる。また、従来使用されている鉗子では先端の作業部に関節がないため、自由度が小さく、先端動作部はシャフトの延長線上での動作しか行うことができない。従って、通常のトレーニングで実施可能な症例には限度があり、他の様々な症例に対して適用するためには相当に高度なトレーニング及び習熟が必要になる。
このような観点から、従来の鉗子を改良し、作業部に複数の関節を有する鉗子の開発が行われている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に記載のマニピュレータは、人手によって操作される操作部と、操作部に対して交換自在に着脱される作業部とから構成される。このようなマニピュレータでは、従来の鉗子のような制約や不自由がなく、手技が容易となり、適用可能な症例が多くなり、また、作業部の種類を交換することにより種々の手技に対応することができる。
一方、このようなマニピュレータをロボットアームにより駆動する医療用ロボットシステムが提案されている(例えば、特許文献2参照)。
特開2004−105451号公報 米国特許第6331181号明細書
上記のように、医療用マニピュレータにおける作業部は操作部に対して交換自在に構成されることがある。これにより、手技に応じた種々の型式のものを装着することができ、手技の終了後には作業部だけを洗浄することができ、さらには、作業部だけを定期的に新しい物に交換して十分な信頼性を確保することができる。すなわち、操作部は多くの電気部品が設けられていて比較的コスト高であって可及的に長く使用可能であることが望ましいが、作業部については弱電部品がなく廉価であり、しかも体腔内で先端動作部が動作をして負荷を受けることから機械的寿命や、蒸気及び熱による洗浄時のダメージ等を考慮して適度な時期に新しい物に交換することが望ましいのである。このように、作業部は定期的に新しい物に交換することが前提となっており、適度な寿命があればよいのであって、過度に高強度である必要はない。
一方、作業部は、アクチュエータ部に接続する接続部と、該接続部から延在する連結シャフトとを有しており、先端動作部は該連結シャフトの先端に設けられ、接続部のプーリに巻き掛けられた複数のワイヤ等の可撓性部材に連動する。これらの可撓性部材は、往復動作に応じてプーリに巻きかけられる円弧状態と、プーリから離間した直線状態とを繰り返すことになり、繰り返しの曲げ応力を受けることから、作業部の構成要素の中でも寿命が比較的短くなり、特に張力による寿命の影響が大きい。
従って、作業部の寿命を決定又は管理する上で、これらの可撓性部材の張力を考慮することが好適である。また、ワイヤの張力検出は、製品レベルだけでなく、製品開発段階においても動作状況に応じたワイヤの張力を検査しておくことが望ましい。
本発明はこのような課題を考慮してなされたものであり、着脱可能な作業部における可撓性部材の張力を簡便且つ適切に検出することのできる医療用マニピュレータ及び該医療用マニピュレータを開発するための実験装置を提供することを目的とする。
本発明に係る医療用マニピュレータは、モータを備えたアクチュエータ部と、前記アクチュエータ部に着脱自在で前記モータの回転軸に接続される回転体を備える接続部と、前記接続部から延在する連結シャフトの先端に設けられ、可撓性部材を介して前記回転体に連動する先端動作部と、前記可撓性部材の途中に介装され、歪みセンサが設けられた張力検出片とを有することを特徴とする。
このような張力検出片を設けることにより、作業部における可撓性部材の張力を簡便且つ適切に検出することができる。
前記張力検出片は、前記連結シャフトの延在方向に長尺な板体であってもよい。このような板体は、可撓性部材の動作の支障にならず、しかも適度な剛性があって歪みセンサを設けやすく、張力を正確に検出することができる。
前記歪みセンサは、前記張力検出片の表裏にそれぞれ設けられていてもよい。これにより、張力検出片が屈曲することによる張力検出の影響を低減することができる。
前記張力検出片は、長尺方向両端部に前記可撓性部材をかけるフックを設けることにより、可撓性部材が取り付けやすい。
前記張力検出片は、ニッケル基合金、ステンレス鋼、又は焼入鋼であると、十分な強度があって、張力検出に適する。
前記可撓性部材は、前記先端動作部の先端回転体に巻き掛けられて、前記連結シャフト内で往復の2線が略平行して設けられ、前記張力検出片は、往復の2線にそれぞれ設けられていてもよい。これにより、先端動作部がいずれの方向に動作する場合にも可撓性部材の張力を適切に検出することができる。
前記歪みセンサから供給される信号に基づいて前記可撓性部材の張力を求め、前記張力が所定閾値を超えたときに所定の警報を発生させ、又は前記張力が所定閾値を超えないように前記モータの駆動力を調整する制御部を有してもよい。これにより、可撓性部材に過度に張力がかかることを防止できる。
前記歪みセンサから供給される信号に基づいて前記可撓性部材の張力を求め、前記張力が所定閾値を下回るときに所定の警報を発生させる制御部を有してもよい。
前記可撓性部材は、ワイヤであってもよい。
本発明に係る実験装置は、モータの回転軸に接続される基端回転体と、前記アクチュエータ部から離れた位置に設けられた先端回転体と、前記基端回転体と前記先端回転体とに巻き掛けられた往復2線の可撓性部材と、前記可撓性部材の往復の2線の途中にそれぞれ介装され、歪みセンサが設けられた張力検出片と、前記基端回転体と前記先端回転体との相対距離を調整する距離調整部と、前記距離調整部に設けられ、前記基端回転体と前記先端回転体との間に加えられる力を検出する荷重センサとを有することを特徴とする。
このような構成によれば、可撓性部材に対する張力を調整して、該可撓性部材の動作確認をすることができる。張力検出片は可撓性部材の途中に適正に挿入され、該可撓性部材の動作にほとんど影響を与えることなく張力を検出することができる。
本発明に係る医療用マニピュレータ及び実験装置では、張力検出片を設けることにより、作業部における可撓性部材の張力を簡便且つ適切に検出することができる。
以下、本発明に係る医療用マニピュレータ及び実験装置について実施の形態を挙げ、添付の図1〜図9を参照しながら説明する。
図1、図2及び図3に示すように、本実施の形態に係る医療用マニピュレータ10は、先端動作部12に生体の一部又は湾曲針等を把持して所定の処置を行うためのものであり、通常、把持鉗子やニードルドライバ(持針器)等とも呼ばれる。
医療用マニピュレータ10は、人手によって把持及び操作される操作部14と、該操作部14に対して着脱自在な作業部16とを備え、操作部14に対してコネクタ24を介して着脱自在なコントローラ(制御部)27を有するマニピュレータシステムとして構成されている。
医療用マニピュレータ10は、基本構成として操作部14と作業部16とを有しており、コントローラ27は当該医療用マニピュレータ10の電気的な制御をするものであり、グリップハンドル26の下端部から延在するケーブル62に対してコネクタ24を介して接続されている。制御部であるコントローラ27の機能の一部又は全部を、例えば操作部14に一体的に搭載することもできる。
以下の説明では、図1における幅方向をX方向、高さ方向をY方向、及び、連結シャフト48の延在方向をZ方向と規定する。また、右方をX1方向、左方をX2方向、上方向をY1方向、下方向をY2方向、前方をZ1方向、後方をZ2方向と規定する。さらに、特に断りのない限り、これらの方向の記載は医療用マニピュレータ10が基準姿勢(中立姿勢)である場合を基準として表すものとする。これらの方向は説明の便宜上のものであり、医療用マニピュレータ10は任意の向きで(例えば、上下を反転させて)使用可能であることはもちろんである。
作業部16は、作業を行う先端動作部12と、操作部14のアクチュエータブロック(アクチュエータ部)30に対して接続される接続部15と、これらの先端動作部12と接続部15とを連接する長尺で中空の連結シャフト48とを有する。作業部16は、アクチュエータブロック30における所定の操作によって操作部14から離脱可能であって、洗浄、滅菌及びメンテナンス等を行うことができる。
先端動作部12及び連結シャフト48は細径に構成されており、患者の腹部等に設けられた円筒形状のトラカール20から体腔22内に挿入可能であり、操作部14の操作により体腔22内において患部切除、把持、縫合及び結紮等の様々な手技を行うことができる。
次に、操作部14について詳細に説明する。
操作部14は、人手によって把持されるグリップハンドル26と、該グリップハンドル26の上部から延在するブリッジ28と、該ブリッジ28の先端に接続されたアクチュエータブロック30とを有する。
接続部15は、左右側面の係合片200と、上下面に開口する3つの嵌合孔202a、202b及び202cとを有する。3つの嵌合孔202a〜202cは、Z1方向及びZ2方向の端部近傍に設けられており、Y方向に延在する孔である。
アクチュエータブロック30には、先端動作部12が有する3自由度の機構に対応してモータ(DCモータ)40a、40b及び40cがZ方向に沿って並列して設けられている。これらのモータ40a〜40cは、操作部14の操作に基づき、コントローラ27の作用下に回転をする。モータ40a〜40cは小型・細径であって、アクチュエータブロック30はコンパクトな扁平形状に構成されている。モータ40a〜40cには、減速機42a、42b及び42cが内蔵されている。減速機42a〜42cは、例えば遊星式であり、減速比は1:100〜1:300程度である。
アクチュエータブロック30は、操作部14のZ1方向端部の下方に設けられている。ここで、アクチュエータブロック30は作業部16が装着される箇所を意味するものであり、モータ40a〜40cを格納する場所に限定されず、ブリッジ28との接続面30a(図3参照)を含む。
モータ40a〜40cには、回転角度を検出することのできるロータリ式のエンコーダ44a、44b、44cが設けられており、検出した角度信号はコントローラ27に供給される。
図2及び図3に示すように、グリップハンドル26は、ブリッジ28の端部からY2方向に向かって延在しており、人手によって把持されるのに適した長さであり、該グリップハンドル26の近傍には先端動作部12の動作等に供される入力手段が設けられている。すなわち、このような入力手段として、グリップハンドル26に近接したZ1方向にトリガーレバー32及びスイッチ36が設けられ、Y1方向に複合入力部34及び作動スイッチ35が設けられている。
作動スイッチ35のZ1方向でブリッジ28の上面における視認しやすい箇所にはLED29が設けられている。LED29は、医療用マニピュレータ10の制御状態を示すインジケータであり、操作者が容易に認識可能な大きさであり、且つ操作に支障がない程度に十分に小型軽量である。
グリップハンドル26の下端には、コントローラ27に接続されるケーブル62が設けられている。グリップハンドル26とケーブル62とはコネクタにより接続されていてもよい。
作動スイッチ35は、医療用マニピュレータ10の動作状態の有効又は無効を設定するための入力手段である。LED29は、医療用マニピュレータ10の制御状態を示すインジケータであり、操作者が容易に認識可能な大きさであり、且つ操作に支障がない程度に十分に小型軽量である。LED29は、ブリッジ28の上面における略中央部で、視認性のよい位置に設けられており、作動スイッチ35と並んで配置されていることから、例えば、作動スイッチ35によるON操作に同期して点灯等をするため、操作者は作動スイッチ35の操作をしながらその入力状態をLED29により確実に認識することができる。
この場合、コントローラ27は、作動スイッチ35の状態を読み込み、オン状態であるときに動作モードとし、オン状態からオフ状態に切り換わったときに自動原点復帰動作としてモータ40a〜40cを所定の原点に戻し、原点に戻った後に停止モードとする。動作モードは、操作部14の操作指令を有効にしてモータ40a〜40cを駆動するモードである。停止モードは、操作部14の操作指令の有無に関わらずモータ40a〜40cを停止させるモードである。これらのモード及び動作はコントローラ27によって区別されて制御され、LED29の点灯状態が切り換えられる。
すなわち、LED29は、動作モードのときに緑に点灯、停止モードのときに赤に点灯し、動作モードから停止モードに移る自動原点復帰モードのときには赤の点滅をする。
複合入力部34は、先端動作部12に対してロール方向(軸回転方向)及びヨー方向(左右方向)の回転指令を与える複合的な入力手段であり、例えば軸回転に動作する第1入力手段によってロール方向指示を行い、横方向に動作する第2入力手段によってヨー方向指示を行うことができる。トリガーレバー32は、先端動作部12のグリッパ60(図1及び図5参照)に開閉指令を与える入力手段である。
複合入力部34、トリガーレバー32には、それぞれ動作量を検出する入力センサ39a、39b、39cが設けられており、検出した動作信号をコントローラ27に供給する。
トリガーレバー32は、ブリッジ28のやや下方でZ1方向にやや突出したレバーであり、人差し指による操作が容易な位置に設けられている。
トリガーレバー32は、グリップハンドル26に対してアーム98により接続されており、該グリップハンドル26に対して進退するように構成されている。アーム98はグリップハンドル26内で入力センサ39cに接続されており、トリガーレバー32の進退量が該入力センサ39cによって計測されてコントローラ27に供給される。トリガーレバー32は、指を当て、グリップハンドル26の方向(つまり、Z2方向)に向かって引き込む操作と、グリップハンドル26からZ1方向に押し出す操作とが可能に構成され、これにより、グリッパ60へと開閉指令を与えることができる。
なお、トリガーレバー32のY2方向に設けられたスイッチ36は、オルタネート式であって、該スイッチ36を操作することによりトリガーレバー32により所定の開閉状態とされたグリッパ60の状態、例えば、閉じ状態を保持しておくことができる。
接続部15が載置されるアクチュエータブロック30の上面30bにおいて、Z2方向の端部近傍には、接続部15の有無を検出する作業部検出手段107が設けられている。作業部検出手段107は、対向する位置に設けられた投光器であるLED107aと受光器であるフォトダイオード107bとからなるフォトインタラプタの構成とされており、該LED107aと該フォトダイオード107bとの間に接続部15の後端の遮光片109(図2参照)が挿入されて遮光することにより該接続部15が装着されたことを検出できる。LED107aとフォトダイオード107bは、X方向に対向する向きで且つ近接した位置に設けられている。
上面30bには、さらに、コントローラ27に接続され、Y1方向を指向するコネクタ111が設けられている。
アクチュエータブロック30には、さらに作業部16の接続部15を保持する2つの独立した係合部210と、該接続部15の位置決め機能及び保持機構を有する3本のアライメントピン212a、212b及び212cとが設けられる。
2つの係合部210は、アクチュエータブロック30の左右側面(X1及びX2側面)で対称位置に設けられており、操作面204と、該操作面204からY1方向に延在するレバー206とを有する。レバー206はアクチュエータブロック30の上面よりもY1方向に向かってやや突出しており、先端内側がテーパ形状になっている。係合部210は、図示しない弾性部材によってレバー206が内側に向かう方向に弾性付勢されている。
アライメントピン212a〜212cは、嵌合孔202a〜202cに対向する位置で、アクチュエータブロック30の上面におけるZ1方向端の近傍に2本、Z2方向端の近傍に1本設けられ、それぞれY1方向に延在している。Z1方向端の近傍に2本のアライメントピン212a、212bがX方向に並んで設けられている。
このように、アライメントピン212a〜212cは3本設けられていることから、接続部15は3点で支持され、簡便且つ確実に位置決めを行うことができる。また、3本のアライメントピン212a〜212cは直線状配列ではないため、いずれの方向のねじれに対しても、接続部15を安定して保持することができる。アライメントピン212a〜212cは、このうち2本以上設けられていれば、接続部15は確実に位置決めがなされて、安定して保持される。この場合、Z方向に離間した2本を選択すると一層安定する。
接続部15を操作部14から取り外す場合には、アクチュエータブロック30の両側面に設けられたレバー206を押してそれぞれ外方に開くように傾動させ、該レバー206の楔部206aを、接続部15の両側面に設けられた係合片200から解放する。これにより接続部15を操作部14から上方(Y1方向)に引き抜き、取り外しが可能となる。アクチュエータブロック30の上面30bの3本のアライメントピン212が、プーリ収納体300に設けられた嵌合孔202に嵌合することにより該接続部15を安定して保持可能である。
接続部15を操作部14に取り付ける場合には、3本のアライメントピン212がそれぞれ嵌合孔202に嵌合するように合わせて、接続部15を下方(Y2方向)に押し下げる。これにより、レバー206は一旦外方に拡がり、その後原位置に戻ることにより係合片200に係合して、接続が完了する。
操作部14の接続面30aには、接続された作業部16のID部104(図4参照)のQRコードを読み取ってコントローラ27に供給するカメラ106と、接続された作業部16のID部104を照明するための2つのLED105が設けられている。カメラ106は、作業部16のID部104を臨む位置に取り付けられており、該カメラ106の左右にLED105が設けられている。ここで、ID部104のID(識別符号)の読取器としては、カメラ106に代替してバーコードリーダー、バーコードスキャナを用いることができる。
操作部14は多くの電気部品が設けられていて、作業部16と比較してコスト高であるが長寿命である。
次に、作業部16について詳細に説明する。作業部16は、手技の終了後には操作部14から取り外されて洗浄することができ、さらには、作業部16だけを定期的に新しい物に交換して十分な信頼性を確保することができる。作業部16は弱電部品がなく廉価であり、しかも体腔22内で先端動作部12が動作をして負荷を受けることから機械的寿命や、蒸気及び熱の洗浄によるダメージ等を考慮して適度な時期に新しい物に交換することになっている。総合的な寿命を考慮して、製造者によって作業部16の使用制限回数が設定され、医療従事者は作業部16毎の使用回数のカウント及び管理を行い、基本的には使用制限回数に達したらその作業部16は規定の手順に基づいて処分する。
図1、図2及び図4に示すように、作業部16の接続部15は、樹脂のカバー37に覆われており、モータ40a〜40cの駆動軸に接続されて従動回転されるプーリ50a、50b及び50cをそれぞれ回転自在に保持している。プーリ50a〜50cは、プーリ収納体300に収納されている。
プーリ50a〜50cには、ワイヤ54a、54b及び54c(図5、図6、図7参照)が巻き掛けられており、連結シャフト48の中空部分を通って先端動作部12まで延在している。ワイヤ54a〜54cは、プーリ50a〜50c(及び57a〜57c)に対して滑りが生じないように一部が固定されている。ワイヤ54a〜54cは同種、同径のものを用いることができる。
接続部15を構成するプーリ50a〜50cのY2方向下端にはそれぞれ十字状の結合凸部51a、51b及び51cが設けられ、アクチュエータブロック30を構成するモータ40a〜40cの回転軸には十字状の結合凹部41a、41b及び41cが設けられている。結合凸部51a〜51cと結合凹部41a〜41cとは互いに係合可能であり、すなわち、アクチュエータブロック30に接続部15が装着された状態において、モータ40a〜40cの回転がプーリ50a〜50cに対して確実に伝達される。これらの係合部は十字形状に限られない。
図4に示すように、接続部15における後端部近傍には、作業部16を個体識別することのできるID(識別符号)が付けられたID部104が設けられている。
ID部104には、作業部16毎に識別が可能なように異なる2次元バーコードであるQRコードが付けられている。ID部104のQRコードには、作業部16のそれぞれに対応した型式、仕様、シリアルナンバーの他、製造所、製造日、商品名、等の各種情報が含まれる。
プーリ収納体300の側面下方部には、後述する歪みゲージ404a、404bに接続され、Y2方向を指向するコネクタ113が設けられている。コネクタ113と前記のコネクタ111は、接続部15のアクチュエータブロック30に対する装着動作によって互いに嵌合して、歪みゲージ404a、404bの信号をコントローラ27に伝達することができる。操作者は、接続部15の着脱に際して、コネクタ111及び113を特に意識し、又は特別の操作をする必要はない。
図5に示すように、連結シャフト48内を挿通したワイヤ54a、54b及び54cは、グリッパ60を備えた先端動作部12の対応するプーリ(先端回転体)57a、57b及び57cにそれぞれ巻き掛けられている。
従って、プーリ50aとプーリ57aとの間にワイヤ54aが巻き掛けられた状態で当該プーリ50aがモータ40aによって回転駆動されると、その回転駆動力がワイヤ54aを介してプーリ57aへと伝達され、該プーリ57aを回転させる。そうすると、プーリ57aの回転が、例えば歯車へと順次伝達され、グリッパ60を開閉させることができる。
図6に示すように、プーリ50a〜50c、ワイヤ54a〜54c及びプーリ57a〜57cを備えた動力伝達部材により、先端動作部12をロール方向(Or軸回転方向)、ヨー方向(Oy軸を基準とした左右方向)及びグリッパ開閉(Og軸を基準とした開閉)からなる3自由度の機構として構成している。3自由度の機構は、動作上の機構干渉があるため、該機構干渉を補償するようにモータ40a〜40cを協働させる。
モータ40a〜40cは、コントローラ27の作用下に、複合入力部34、トリガーレバー32の動作量を検出する入力センサ39a、39b、39cから得られる信号に基づいて駆動される。
ワイヤ54a〜54cは、プーリ50a〜50cとプーリ57a〜57cとの間で適度な規定の張力を持つように予め調整されて組み立てられている。また、各ワイヤ54a〜54cは、連結シャフト48内で往復の2線が略平行して設けられている。
また、ワイヤ54a〜54c(張力検出片400の説明上、代表的にワイヤ55とも呼ぶ。)の往復の2線の途中、略中央部にはそれぞれ張力検出片400が介装されている。つまり、張力検出片400は6個設けられている。張力検出片400は、連結シャフト48の延在方向(Z方向)に長尺で小型の板体であり、それぞれ連結シャフト48内に設けられている。6個の張力検出片400は相互干渉を回避するため、例えば、図1に示すように、2個ずつ3組に分けて、Z方向にずらして配置してもよい。
前記の通り、ワイヤ54a〜54cは、プーリ50a〜50c及び57a〜57cに対して滑りが生じないように一部が固定されているため、負荷がかかるときには、往復の2線のうち一方に大きな張力がかかり、他方の張力は減少する。医療用マニピュレータ10では、往復の2線にそれぞれ張力検出片400が設けられていることから、先端動作部12の軸がいずれの方向に動作する場合にもワイヤ55の張力を適切に検出することができる。
図7に示すように、張力検出片400は、中央部の挟幅部402と、挟幅部402の表裏にそれぞれ設けられた歪みゲージ(歪みセンサ)404a、404bと、長尺方向両端部に設けられたワイヤ55をかけるフック406とを有する。
張力検出片400は、ニッケル基合金、ステンレス鋼、又は焼入鋼等の十分な強度のある材質であり、張力検出に適する。
フック406は、開口部及び外方端部にC面取りが設けられ、フック形状の凹部内のコーナ406a及びワイヤ55の巻掛面406bは円弧状に形成され、ワイヤ55の損傷を防止できる。コーナ406aは、コーナ形状に合わせた90°凹円弧形状であり、巻掛面406bは、表面及び裏面に対して滑らかに接続される180°凸円弧形状である。2つのフック406は開口方向が逆(X1方向及びX2方向)になっており、バランスがよい。
フック406の凹部の幅W1は、ワイヤ55が無駄にずれることがないように適度に狭く、例えばワイヤ55の径の1.5〜4倍に設定するとよい。張力検出片400及びフック406の幅W2は、十分な強度を有するように適度に広く、且つ、連結シャフト48内に配置するために適度に狭く、動力伝達効率を考慮して軽量にするため、例えば幅W1の1.5〜3倍に設定するとよい。同様に、張力検出片400の厚みUは、例えばワイヤ55の径の1.5〜4倍に設定するとよい。
挟幅部402における厚みU及び幅W3の少なくとも一方を適度に小さく設定すると、該挟幅部402の伸びが相対的に大きくなり、歪みゲージ404a及び404bの歪みが大きくなって計測精度が向上する。
歪みゲージ404a及び404bは、Z方向の歪みを検出可能な向きに設けられ、信号線408はコネクタ113に接続されている。歪みゲージ404a及び404bは、張力検出片400の表裏にそれぞれ設けられていることから、該張力検出片400が屈曲することによる張力検出の影響を低減することができる。図7から明らかなように、歪みゲージ404a及び404bは、両端のワイヤ55を結ぶ直線状に配置されている。
歪みゲージ404a及び404bの信号は、独立的に計測した後に計算上で張力検出片400の屈曲の影響を補正すればよい。また、歪みゲージ404aと歪みゲージ404bを直列又は並列に接続して、見かけ上1つのセンサとして計測をしてもよい。これにより、接続される増幅器が少なくて済み、計算処理も簡便になる。
ワイヤ55は、端部409が折り返されてスリーブ状の固定具410をかしめてワイヤ55の所定位置に固定することにより、輪412が形成されており、該輪412がフック406に掛けられている。輪412を形成する手段は、固定具410に限らず、溶接やねじ止め等でもよい。フック406の表面及び裏面の形状は、輪412に合わせて断面雫形状としてもよい。ワイヤ55は、張力検出片400の両端部のフック406にそれぞれ同態様で掛けられている。
コントローラ27は、歪みゲージ404a及び404bから供給される信号を所定の増幅器で増幅し、所定の補正等を行ってワイヤ55の張力Tを求め、張力Tが閾値T1を超えたときに警報(音声、音響及びランプ等)を発生させ、又は張力Tが閾値T1を超えないようにモータ40a〜40cの駆動力を調整する。これにより、ワイヤ55に過度に張力Tがかかることを防止できる。
また、コントローラ27は、歪みゲージ404a及び404bから供給される信号に基づいてワイヤ55の張力を求め、張力Tが閾値T2を下回るときに警報を発生させる。これは、ワイヤ55に何らかの異常が発生していると考えられるからである。ただし、ワイヤ55の往復の2線のうち、動作状況に応じて張力が低くなる側で張力Tが閾値T2を下回ることは許容され、警報を発生しない。閾値T2は、ワイヤ54a〜54cに対して組み立て時に予め調整されて加えられた初期規定張力よりやや小さい値に設定しておくとよい。
次に、このように構成される医療用マニピュレータ10で、ワイヤ55の張力Tを検出して対応の処理をする手順について説明する。以下の説明では、ワイヤ55の往復の2線のうち一方の張力をTa、他方の張力をTb(図6参照)として区別する。また、ワイヤ54a〜54bについては基本的には同じ処理をすることから、代表的にワイヤ55として説明する。
先ず、図8のステップS1において、張力検出片400の表裏に設けられた歪みゲージ404a及び404bの増幅後の信号を所定の方法によって補正処理(例えば平均処理)し、張力Ta及びTbを求める。前記の通り、2つの歪みゲージ404a及び404bは直列又は並列に接続しておいてもよい。
ステップS2において、張力Ta及びTbと閾値T1とを比較し、Ta>T1又はTb>T1であればステップS3へ移り、それ以外のときにはステップS5へ移る。
ステップS3においては、張力Ta又は張力Tbが過大であることから、警報を発生させる。このステップS3により、操作者はワイヤ55に過度に張力がかかっていることを認識し、所定の操作によって張力を下げさせることができる。
ステップS4において、対応するモータ40a〜40cのいずれか1つの駆動トルクを適度に下げる。これは、位置制御をしている場合には目標位置を下げ、トルク制御をしているときには目標トルクを下げればよい。この後、ステップS1へ戻って手順を繰り返す。このステップS4の繰り返しにより、張力が閾値T1を超えないようにモータ40a〜40cの駆動力を調整がなされ、ワイヤ55に過度に張力がかかることを防止できる。設計条件によりステップS3及びステップS4は、いずれか一方を省略してもよい。
ステップS5において、その時点の動作状況を認識し、ワイヤ55の往復する2線のうちいずれの張力が大きくなるか判断し、張力Taが大きくなる場合にはステップS6へ移り、張力Tbが大きくなる場合にはステップS7へ移る。
ステップS6においては、張力Taと閾値T2とを比較し、Ta<T2であればステップS8に移り、それ以外のときにはステップS1へ戻る。
ステップS7においては、張力Tbと閾値T2とを比較し、Tb<T2であればステップS8に移り、それ以外のときにはステップS1へ戻る。
ステップS8においては、ワイヤ55の張力が小さすぎるために警報を発生させる。
上述したように、本実施の形態に係る医療用マニピュレータ10によれば、ワイヤ55の途中に張力検出片400を設けることにより、作業部16におけるワイヤ55の張力Tを簡便且つ適切に検出することができる。
特に、医療用マニピュレータ10では、操作部14に対して作業部16が着脱可能であって、該作業部16の要求寿命が比較的短く、ワイヤ54a〜54cも比較的低寿命の仕様となっており、張力検出片400により張力Tを検出して適切な対応処理をすることができて、好適である。
張力検出片400は、Z方向に長尺な板体であって、ワイヤ55の動作の支障にならず、しかも適度な剛性があって歪みゲージ404a、404bを設けやすく、張力Tを正確に検出することができる。
このような、医療用マニピュレータ10の張力検出片400は、製品レベルだけでなく、製品開発段階においても動作状況に応じたワイヤ55の張力Tを検査するために好適に用いられる。このように製品開発段階においてワイヤ55の張力Tを適正に検出することにより、ワイヤ55に必要十分とされる強度を適切に設定することができる。このようにして、製品開発段階で適切な強度を有するワイヤ55を選定して製作された医療用マニピュレータ10では、製品レベルにおいては張力検出片400及びその周辺システムを省略してもよい。
上記実施形態は、例えば図9に示すような医療用ロボットシステム800に適用してもよい。
医療用ロボットシステム800は、多関節型のロボットアーム802と、コンソール804とを有し、作業部806はロボットアーム802の先端に接続されている。ロボットアーム802の先端には前記の医療用マニピュレータ10と同様な機構を有するマニピュレータ808が設けられている。ロボットアーム802は、作業部806を移動させる手段であればよく、据置型に限らず、例えば自律移動型でもよい。コンソール804は、テーブル型、制御盤型等の構成を採り得る。
ロボットアーム802は、独立的な6以上の関節(回転軸やスライド軸等)を有すると、作業部806の位置及び向きを任意に設定できて好適である。先端のマニピュレータ808は、ロボットアーム802の先端部810と一体化している。マニピュレータ808は、前記のアクチュエータブロック30(図1参照)の代わりに、基端側が前記先端部810に連結されると共に、内部にモータを収納したアクチュエータブロック812を有する。
ロボットアーム802は、コンソール804の作用下に動作し、プログラムによる自動動作や、コンソール804に設けられたジョイスティック814に倣った操作、及びこれらの複合的な動作をする構成にしてもよい。コンソール804は、前記のコントローラ27(図1参照)の機能を含んでいる。作業部806には、前記の先端動作部12が設けられている。
コンソール804には、操作指令部としての2つのジョイスティック814と、モニタ816が設けられている。図示を省略するが、2つのジョイスティック814により、2台のロボットアーム802を個別に操作が可能である。2つのジョイスティック814は、両手で操作しやすい位置に設けられている。モニタ816には、内視鏡による画像等の情報が表示される。
ジョイスティック814は、上下動作、左右動作、捻り動作、及び傾動動作が可能であり、これらの動作に応じてロボットアーム802を動かすことができる。ジョイスティック814はマスターアームであってもよい。ロボットアーム802とコンソール804との間の通信手段は、有線、無線、ネットワーク又はこれらの組合わせでよい。
次に、医療用マニピュレータ10の開発段階で使用される実験装置900について説明する。実験装置900は医療用マニピュレータ10のワイヤ54a〜54cの選定やその適切な張力を調べるための実験装置である。実験装置900について医療用マニピュレータ10と同じ構成要素については同符号を付してその詳細な説明を省略する。
実験装置900は、所定のベンチに固定されており、モータ40a〜40cと、該モータ40a〜40cの回転軸に接続される基端回転体としてのプーリ50a〜50cと、アクチュエータブロック30から離れた位置に並列された3つの先端回転体としてのプーリ57a〜57cと、プーリ50a〜50cとプーリ57a〜57c先端回転体とに巻き掛けられた往復2線のワイヤ54a〜54cと、該ワイヤ54a〜54cの往復の2線の途中にそれぞれ介装され、歪みゲージ404a及び404b(図7参照)が設けられた6個の張力検出片400とを有する。張力検出片400の表裏に設けられた歪みゲージ404a及び404bの信号線は、増幅器902に接続され、歪みを増幅して張力Ta及びTbを計測可能となっている。モータ40a〜40cは、前記の医療用マニピュレータ10と同様にコントローラ27によって実際の手技と同様の状況で駆動される。
実験装置900は、さらに、プーリ50a〜50cとプーリ57a〜57cのZ方向の相対距離を個別に調整する距離調整部904a〜904cと、距離調整部904a〜904cに設けられ、プーリ50a〜50cとプーリ57a〜57cとの間に加えられる力Fa、Fb及びFcを検出する荷重センサ906a〜906cとを有する。プーリ50a〜50cとプーリ57a〜57cとの相対距離は、図示しない距離検出器によって計測される。
距離調整部904aは、モータ40a、エンコーダ44a、減速機42a及びプーリ50aを同軸上に一体構成でマウントするL字形状のマウント部908aと、ダイヤル910の操作によってZ方向に移動する移動片912と、マウント部908及び移動片912をスライド自在に保持するレール914とを有する。マウント部908aの一辺はモータ40a、エンコーダ44a、減速機42a及びプーリ50aを保持してY1方向に延在し、他の一辺はZ1方向に延在している。マウント部908aの端部と移動片912は荷重センサ906aで接続されており、力Faを検出可能になっている。ダイヤル910を回転させると、ロッド915のベースブロック916からの突出量が調整され、ロッド915の端部に接続された移動片912がZ方向に変位する。
プーリ50a、50b及び50cに対応したマウント部908a、908b及び908cは、干渉しないようにL字の大きさが異なっている。それ以外は、距離調整部904b及び904cは距離調整部904aと同構成であることから、詳細な説明を省略する。
このような構成による実験装置900によれば、ワイヤ54a〜54cに対する全張力としての力Fa、Fb、Fcを調整して、該ワイヤ54a〜54cの動作確認をすることができる。張力検出片400はワイヤ54a〜54cの途中に適正に挿入され、該ワイヤ54a〜54cの動作にほとんど影響を与えることなく、簡便に張力Ta、Tbを検出することができ、製品開発段階において動作状況に応じたワイヤ54a〜54cの張力を検査しておくことができる。
この実験装置900によって張力が適正に設定された医療用マニピュレータ10(図1参照)では、張力検出片400を省略してもよい。
本発明に係る医療用マニピュレータ及び実験装置は、上述の実施の形態に限らず、本発明の要旨を逸脱することなく、種々の構成を採り得ることはもちろんである。
本実施の形態に係る医療用マニピュレータの斜視図である。 作業部と操作部とを分離した医療用マニピュレータの側面図である。 操作部の斜視図である。 接続部の一部断面斜視図である。 先端動作部の斜視図である。 プーリ及びワイヤと先端動作部の基本構成を示す模式図である。 張力検出片の斜視図である。 医療用マニピュレータで、ワイヤの張力を検出して対応の処理をする手順のフローチャートである。 医療用マニピュレータをロボットアームの先端に接続した医療用ロボットシステムの斜視図である。 本実施の形態に係る実験装置の平面図である。
符号の説明
10…医療用マニピュレータ 12…先端動作部
14…操作部 15…接続部
16、806…作業部 27…コントローラ(制御部)
30、812…アクチュエータブロック(アクチュエータ部)
40a〜40c…モータ 48…連結シャフト
50a〜50c、57a〜57c…プーリ 54a〜54c、55…ワイヤ
111、113…コネクタ 400…張力検出片
404a、404b…歪みゲージ(歪みセンサ) 406…フック
410…固定具 412…輪
800…医療用ロボットシステム 900…実験装置

Claims (10)

  1. モータを備えたアクチュエータ部と、
    前記アクチュエータ部に着脱自在で前記モータの回転軸に接続される回転体を備える接続部と、
    前記接続部から延在する連結シャフトの先端に設けられ、可撓性部材を介して前記回転体に連動する先端動作部と、
    前記可撓性部材の途中に介装され、歪みセンサが設けられた張力検出片と、
    を有することを特徴とする医療用マニピュレータ。
  2. 請求項1記載の医療用マニピュレータにおいて、
    前記張力検出片は、前記連結シャフトの延在方向に長尺な板体であることを特徴とする医療用マニピュレータ。
  3. 請求項2記載の医療用マニピュレータにおいて、
    前記歪みセンサは、前記張力検出片の表裏にそれぞれ設けられていることを特徴とする医療用マニピュレータ。
  4. 請求項2又は3記載の医療用マニピュレータにおいて、
    前記張力検出片は、長尺方向両端部に前記可撓性部材をかけるフックを有することを特徴とする医療用マニピュレータ。
  5. 請求項2〜4のいずれか1項に記載の医療用マニピュレータにおいて、
    前記張力検出片は、ニッケル基合金、ステンレス鋼、又は焼入鋼であることを特徴とする医療用マニピュレータ。
  6. 請求項1〜5のいずれか1項に記載の医療用マニピュレータにおいて、
    前記可撓性部材は、前記先端動作部の先端回転体に巻き掛けられて、前記連結シャフト内で往復の2線が略平行して設けられ、
    前記張力検出片は、往復の2線にそれぞれ設けられていることを特徴とする医療用マニピュレータ。
  7. 請求項1〜6のいずれか1項に記載の医療用マニピュレータにおいて、
    前記歪みセンサから供給される信号に基づいて前記可撓性部材の張力を求め、前記張力が所定閾値を超えたときに所定の警報を発生させ、又は前記張力が所定閾値を超えないように前記モータの駆動力を調整する制御部を有することを特徴とする医療用マニピュレータ。
  8. 請求項1〜7のいずれか1項に記載の医療用マニピュレータにおいて、
    前記歪みセンサから供給される信号に基づいて前記可撓性部材の張力を求め、前記張力が所定閾値を下回るときに所定の警報を発生させる制御部を有することを特徴とする医療用マニピュレータ。
  9. 請求項1〜8のいずれか1項に記載の医療用マニピュレータにおいて、
    前記可撓性部材は、ワイヤであることを特徴とする医療用マニピュレータ。
  10. モータの回転軸に接続される基端回転体と、
    前記アクチュエータ部から離れた位置に設けられた先端回転体と、
    前記基端回転体と前記先端回転体とに巻き掛けられた往復2線の可撓性部材と、
    前記可撓性部材の往復の2線の途中にそれぞれ介装され、歪みセンサが設けられた張力検出片と、
    前記基端回転体と前記先端回転体との相対距離を調整する距離調整部と、
    前記距離調整部に設けられ、前記基端回転体と前記先端回転体との間に加えられる力を検出する荷重センサと、
    を有することを特徴とする実験装置。
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