JP2010042883A - 吊り作業用フック - Google Patents

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Abstract

【課題】
安全に開閉作業を行うことができると共に、開閉作業を容易に行うことができるストッパー付きの吊り作業用フックを提供することを目的とする。
【解決手段】
円弧状のフック本体1と、フック本体1前方の開口部を塞ぐストッパー2と、フックの開閉を保持するトリガー3とにより構成され、前記フック本体1と前記ストッパー2は同一の軸4で回動可能に軸着され、ストッパー2の上端には連結環5を備え、前記トリガー3はフック本体1の後部に位置し、フック本体1に回動可能に軸着され、かつストッパー2を開放位置若しくは閉鎖位置で保持するようにばねで付勢された吊り作業用フックにおいて、支持部材6を、トリガー3の下方位置に備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は重量物などをクレーン等で吊り上げる場合に使用される吊り作業用フックに関するものである。
建設現場や工場等において、重量物を移動させる場合には、クレーン等で吊り上げ作業が行われており、ワイヤー等で束ねられた重量物を吊り上げるために、吊り作業用フックが用いられている。
吊り作業用フックの代表的なものとしては、円弧形状の単純なフックが挙げられる。しかしながら、フックが開口しているため、ワイヤーがフックから脱落し、吊り荷が落下してしまう危険性がある。このため、図5に示すようなワイヤーの脱落を防止するためのストッパーを備えたフックが開発され、一般的に広く使用されるようになってきている。このようなストッパー付きのフックにおいて、ストッパーの開閉は、トリガーまたはロック等を操作して行うものであるが、通常は図6に示すようにフックの内周部に指をかけてトリガー等の操作を行うため、フックに掛けてあるワイヤー等により指を挟みこんでしまう恐れがあった。なお、ストッパー付きのフックの発明としては、例えば特許文献1の発明が挙げられる。
また、特許文献2の発明のような開閉作業を自動的に行うフックも存在するが、フック自体の規模が大きく、しかも非常に高価なものであり、その使用は大規模な重量物の移動等に限定されてしまう。
特開平9−142771号公報 特開平8−165088号公報
そこで本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、安全にストッパーの開閉作業を行うことができると共に、開閉作業を容易に行うことができるストッパー付きの吊り作業用フックを提供することを目的とする。
以下に、上記課題を解決するための手段について記載する。
請求項1記載の発明は、円弧状のフック本体と、フック本体前方の開口部を塞ぐストッパーと、フックの開閉を保持するトリガーとにより構成され、前記フック本体と前記ストッパーは同一の軸で回動可能に軸着され、ストッパーの上端には連結環を備え、前記トリガーはフック本体の後部に位置し、フック本体に回動可能に軸着され、かつストッパーを開放位置若しくは閉鎖位置で保持するようにばねで付勢された吊り作業用フックにおいて、支持部材を、トリガーの下方位置に備えたことを特徴としている。
これによると、フックを開閉する場合には、従来のようにフックの内周部に指を掛けてトリガーを操作する必要はなく、支持部材でフックを支えつつトリガーの操作を行えるので、安全にフックの開閉作業を行うことができる。さらに、フックの開閉自体も容易に行うことができる。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明において、前記支持部材がフック後部面より突出する形態であることを特徴としている。
請求項3記載の発明は、請求項1記載の発明において、前記支持部材がフックの側面の一方または両方より突出する形態であることを特徴としている。
請求項4記載の発明は、請求項1記載の発明において、前記支持部材が、フックの後部面および側面の一方または両方より突出する形態であることを特徴としている。
これら請求項2、3または4記載の発明によると、支持部材の下部等に指をかけて支えることができるため、フックが支持しやすくなると共に、フックの開閉操作をより容易に行うことができる。
請求項5記載の発明は、請求項1、2、3または4記載の発明において、前記支持部材が、鉛直方向に対して鈍角を成すように突出していることを特徴としている。
これによると、吊り上げ作業時に支持部材が周辺の物に触れても、誤ってその物を引掛けて吊り上げてしまう恐れがない。
以上のような構成により、本発明における吊り作業用フックは、従来のフックに比べ、フックの開閉作業を安全に行うことができる。しかも、フックの開閉を容易に行うことができ、吊り上げ作業も効率よく行うことができる。
加えてフックの吊り上げ作業時に支持部材が周辺の物に触れても、誤ってその物を吊り上げてしまう恐れがない。
以下、本発明における吊り作業用フックの実施形態について、図面を用いて説明する。
図1および図2は本発明における吊り作業用フックの実施形態を示すものであり、図中には併せて方向も示してある。これらによると、吊り作業用フックは、フック本体1とストッパー2とトリガー3と支持部材6により構成されている。
フック本体1は円弧状であり、その上端の左右には固定片1a、1aを平行に備え、固定片1a、1a間の空間にはストッパー2を軸4に回動可能に軸着している。ストッパー2は回動してフック本体1の開口部を開閉する役割を果たし、その上端にはクレーン等のワイヤー11を挿通するための連結環5を設けている。そして、ストッパー2を開放位置もしくは閉鎖位置で保持するために、トリガー3を固定片間のストッパー2の下方位置において、ばねで付勢(図示略)しつつ回動可能となるように軸着(図示略)している。トリガー3において、指で操作する部分はフック本体1後部面に位置させている。
フック本体1後部面においてトリガー3の下方には、支持部材6として屈曲した板体6が、その凹面を外側に向ける形で備えてある。ここで板体6の横幅はフック本体1の横幅より広く、また板体6の屈曲については、突出している部分が鉛直方向に対して鈍角となるように屈曲の角度21を設定している。なお、板体6のフック本体1への取り付けについては、溶接やねじ等によって取り付けてもよいし、またはフック本体1と一体形成してもよいが、特に限定されるものではない。
以上のように構成された吊り作業用フックの使用方法について説明する。ストッパー2は閉鎖状態ではトリガー3によりロックされており、ストッパー2を開放する場合にはトリガー3を操作しストッパー2を上方に回動させる。ストッパー2の開放については、従来の吊り作業用フックでは、図6に示すようにフックの内周部に指を掛けてトリガー3を操作しており、吊り下げたワイヤー等11により指を挟む恐れがあった。しかし、本発明における吊り作業用フックでは、例えば図3に示すように、板体6の下面に指を掛けてフックを支えながらトリガー3の操作を行うことができるので、安全に開閉作業を行うことができ、しかもトリガー3の操作も容易に行える。また、図4に示すように、板体6の裏側(凸面側)の左右に指を掛けつつ、手のひらで板体6を保持すると、トリガー3の操作をより一層、容易に行うことができる。
なお、本発明の別の実施形態としては、図5に示すようにフラットな板体6をフック本体1より突出させる形態が挙げられる。この形態は、扱い易さや取り付け易さといった観点では、小型のフックに適している。また、板体6のフックへの取り付けに関しては、前記の実施形態と同様に、溶接やねじ等によって取り付けてもよいし、またはフック本体1と一体形成してもよく、これも特に限定されるものではない。
以上に本発明における実施形態を示したが、支持部材6の形態に関しては、上記の板体6に特に限定されるものではなく、例えば、板体6の代わりに円柱状や角柱状のものをフック本体1より突出させてもよい。
本発明における吊り作業用フックの実施形態を示す側面図。 本発明における吊り作業用フックの実施形態を示す斜視図。 本発明における吊り作業用フックの実施形態の使用方法(その1)を示す概略図。 本発明における吊り作業用フックの実施形態の使用方法(その2)を示す概略図。 本発明における吊り作業用フックの別の実施形態を示す斜視図。 従来の吊り作業用フックを示す側面図。 従来の吊り作業用フックの使用方法を示す概略図。
符号の説明
1 フック本体
1a 固定片
2 ストッパー
3 トリガー
4 軸
5 連結環
6 支持部材(板体)
11 ワイヤー
21 角度

Claims (5)

  1. 円弧状のフック本体(1)と、フック本体(1)前方の開口部を塞ぐストッパー(2)と、フックの開閉を保持するトリガー(3)とにより構成され、前記フック本体(1)と前記ストッパー(2)は同一の軸(4)で回動可能に軸着され、ストッパー(2)の上端には連結環(5)を備え、前記トリガー(3)はフック本体(1)の後部に位置し、フック本体(1)に回動可能に軸着され、かつストッパー(2)を開放位置若しくは閉鎖位置で保持するようにばねで付勢された吊り作業用フックにおいて、
    支持部材(6)を、トリガー(3)の下方位置に備えたことを特徴とする吊り作業用フック。
  2. 前記支持部材(6)は、フック本体(1)の後部面より突出していることを特徴とする請求項1記載の発明。
  3. 前記支持部材(6)は、フック本体(1)の側面の一方または両方より突出していることを特徴とする請求項1記載の発明。
  4. 前記支持部材(6)は、フック本体(1)の後部面および側面の一方または両方より突出していることを特徴とする請求項1記載の発明。
  5. 前記支持部材(6)は、鉛直方向に対して鈍角を成すように突出していることを特徴とする請求項1、2、3または4記載の吊り作業用フック。
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