JP2010041601A - 映像表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】複数台の映像表示装置において、複数の設定項目について任意の内容の組み合わせに設定する際の利便性を向上することができる映像表示装置を提供する
【解決手段】テレビ受信装置10は、ディスプレイ16を備え、複数の設定項目の内容を個々に設定することができる。テレビ受信装置10は、個々に設定された複数の設定項目の内容の組み合わせに対応する設定値をディスプレイ16に表示させる表示制御部23と、複数の設定項目の内容を一括して設定するための一括設定信号及び誤入力判断用信号が入力されるとともに、入力された誤入力判断用信号に基づいて一括設定信号が設定値を示す信号であるか否かを判断する制御部21とを備えている。制御部21は、一括設定信号が設定値を示す信号であると判断したときに、複数の設定項目の内容を、一括設定信号として入力された設定値を示す信号に基づいて設定値に対応した内容の組み合わせとなるように設定する。
【選択図】図1

Description

本発明は、映像を表示するための表示部を備え、機能を設定するために必要な複数の設定項目について、複数の設定項目の内容を個々に設定することが可能な映像表示装置に関する。
上記映像表示装置としては、例えば、放送信号を受信して映像を表示するテレビ受信装置が知られている。このテレビ受信装置は、ユーザにより、同装置に係る機能の設定を行うことができ、テレビ受信装置に設けられた操作部やリモコン装置を用いて、複数の設定項目の内容を個々に設定することにより機能を設定することができる。
ところで、上述したように複数の設定項目の内容を個々に設定する場合は、機能の設定が煩雑であった。即ち、例えば、リモコン装置に設けられたボタンを押下して機能の設定を行う場合は、少なくとも設定項目数の回数だけボタンを押下する必要があるため、設定項目が多くなる程、機能の設定が煩雑となる。特に、テレビ受信装置が宿泊施設の各客室に設置されて業務用として使用される場合には、機能の設定をすべき装置の台数が多くなるため、機能の設定に係る操作を誤るといった人為的なミスが発生する場合があった。
そこで、機能の設定の煩雑さを解消して同設定に係る操作の誤りを抑制するため、複数の設定項目の内容を一括して設定することが考えられる。複数の設定項目の内容を一括して設定するものとしては、例えば、モードを選択できるように構成するとともに、機能を設定する者によって選択されたモードに対応するテーブルに基づいて、複数の設定項目の内容を一括して設定することが知られている。また、テーブルに登録されている内容を変更することが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2006−330306号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載されるように選択されたモードに対応するテーブルに基づいて、複数の設定項目の内容を一括して設定する場合には、複数台の映像表示装置について、複数の設定項目について任意の内容の組み合わせに設定することが困難であった。即ち、一括して設定することができる複数の設定項目の内容の組み合わせ、即ち設定パターンが限られており、テーブルに登録されている内容が変更可能であっても、変更されたテーブルの内容は、1台の映像表示装置に限り反映される。このため、複数台の映像表示装置において、複数の設定項目について任意の内容の組み合わせに設定する際の利便性が低いという問題があった。
本発明は、こうした実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、複数台の映像表示装置において、複数の設定項目について任意の内容の組み合わせに設定する際の利便性を向上することができる映像表示装置を提供することにある。
請求項1に記載の発明は、映像を表示するための表示部を備え、機能を設定するために必要な複数の設定項目について、前記複数の設定項目の内容を個々に設定することが可能な映像表示装置において、前記複数の設定項目について個々に設定された前記複数の設定項目の内容の組み合わせに対応する指標を前記表示部に表示させる表示制御部と、前記複数の設定項目の内容を一括して設定するための一括設定信号及び誤入力判断用信号が入力されるとともに、入力された前記誤入力判断用信号に基づいて前記一括設定信号が前記指標を示す信号であるか否かを判断する制御部とを備え、前記制御部は、前記一括設定信号が前記指標を示す信号であると判断したときに、前記複数の設定項目の内容を、前記一括設定信号として入力された前記指標を示す信号に基づいて前記指標に対応した内容の組み合わせとなるように設定することを要旨とする。
この発明によれば、機能を設定するために、複数の設定項目の内容を個々に設定することにより、任意に設定された内容の組み合わせに対応する指標を、機能を設定する者に提示することができる。また、一括設定信号及び誤入力判断用信号を入力することにより、誤入力判断用信号に基づいて入力された一括設定信号が上記指標を示す信号であるか否か、即ち一括設定信号が誤入力であるか否かを判断することができる。そして、入力された一括設定信号が上記指標を示す信号であると判断したとき、即ち、一括設定信号が誤入力でないと判断したときに、複数の設定項目の内容を上記指標に対応した内容の組み合わせとなるように一括して設定することができる。従って、機能を設定する者は、例えば2台目以降の本発明に係る映像表示装置の制御部に、提示された上記指標を参照して指標を示す信号を一括設定信号として入力するとともに、誤入力判断用信号を入力することにより、1台目の映像表示装置の機能の設定と同様に、2台目以降の映像表示装置の機能を設定することができる。その結果、複数台の映像表示装置において、複数の設定項目について任意の内容の組み合わせに設定する際の利便性を向上することができる。また、複数の設定項目の内容が一括して設定されるときに誤入力判断用信号に基づいて一括設定信号が上記指標を示す信号であるか否か、即ち誤入力であるか否かが判断されるため、例えば、一括設定信号の入力における人為的なミス、即ち入力ミスによって、機能を設定する者が意図しない設定がなされないようにすることができる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の映像表示装置において、前記表示制御部は、前記複数の設定項目について個々に設定された前記複数の設定項目の内容の組み合わせに対応する誤入力判断用の他の指標を前記表示部に表示させ、前記誤入力判断用信号として前記他の指標を示す信号が前記制御部に入力されることを要旨とする。
この発明によれば、複数の設定項目の内容を個々に設定することにより、任意に設定された内容の組み合わせに対応する他の指標を、機能を設定する者に提示することができる。このため、機能を設定する者は、提示された他の指標を参照して他の指標を示す信号を誤入力判断用信号として入力することができ、誤入力判断用信号として入力された他の指標を示す信号に基づいて一括設定信号が上記指標を示す信号であるか否かを判断することができる。
請求項3に記載の発明は、請求項1または請求項2に記載の映像表示装置において、前記一括設定信号が前記指標を示す信号でないと前記制御部が判断したときに、前記一括設定信号及び前記誤入力判断用信号の少なくとも一方の入力が誤りであることを報知する報知部をさらに備えることを要旨とする。
この発明によれば、信号の入力において人為的なミス、即ち入力ミスが発生したことを、機能を設定する者に報知することができる。従って、機能を設定する者に対して一括設定信号及び誤入力判断用信号を再度入力することを促すことができるようになる。
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の映像表示装置において、前記報知部として前記表示部を用い、前記表示部は、前記一括設定信号及び前記誤入力判断用信号の少なくとも一方の入力が誤りであることを映像の表示により報知することを要旨とする。
この発明によれば、信号の入力において人為的なミス、即ち入力ミスが発生したことを映像の表示により報知するため、機能を設定する者は、表示部を通じて一括設定信号及び誤入力判断用信号を再度入力する必要があることを視覚的に知ることができるようになる。
請求項5に記載の発明は、請求項1〜4のいずれか一項に記載の映像表示装置において、前記複数の設定項目の内容が、入力された前記指標を示す信号に基づいて前記指標に対応した内容の組み合わせとなるように一括して設定されたときに、前記表示制御部は前記指標に対応した内容の組み合わせを前記表示部に表示させることを要旨とする。
この発明によれば、入力された上記指標を示す信号に基づいて一括して設定された複数の設定項目の内容の組み合わせを、機能を設定する者に提示することができる。従って、入力された指標を示す信号に基づいて、一括して設定された複数の設定項目の内容が意図した組み合わせとなっているか否かを確認することができる。
請求項6に記載の発明は、請求項1〜5のいずれか一項に記載の映像表示装置において、無線信号として送信される前記一括設定信号及び前記誤入力判断用信号を受信するための無線信号受信部をさらに備えることを要旨とする。
この発明によれば、一括設定信号及び誤入力判断用信号を、例えばリモコン装置から赤外線信号により送信して入力することができるため、遠隔操作により複数台の映像表示装置について機能を容易に設定することができる。
本発明によれば、複数台の映像表示装置において、複数の設定項目について任意の内容の組み合わせに設定する際の利便性を向上することができ、機能を設定する者が意図しない設定がなされないようにすることができる。
図1〜図16を参照して、本発明の映像表示装置をテレビ受信装置として具体化した一実施形態について説明する。なお、図1は、同受信装置の概略構成をブロック図として示したものである。
図1に示されるように、テレビ受信装置10は、チューナー11、伝送路復号化部12、デスクランブル部13、多重分離部14、映像信号処理部15、ディスプレイ16、音声信号処理部17、スピーカ18、操作部19、リモコン信号受信部20、制御部21、設定記憶部22、表示制御部23、及び外部機器としてリモコン装置30を備えている。
以上のように構成されたテレビ受信装置10は、テレビ受信装置10は、地上デジタルテレビ放送を視聴するためのデジタルテレビ受信機としての機能、及び宿泊施設の客室等に導入される業務用テレビ受信装置としての機能、即ち一般家庭での使用においては必要とされない業務用としての格別の機能を有している。
具体的には、テレビ受信装置10は業務用の機能として、操作部19の操作を禁止する機能、入力切換を禁止する機能、設定メニューの表示を禁止する機能、及びリモコン装置30の操作を禁止する機能を有するものであり、宿泊施設の従業員等のテレビ受信装置10の管理者がこれらの機能を設定する、即ち機能を有効にするか否かを定める。以下、テレビ受信装置10の各部についてより具体的に説明する。
チューナー11は、制御部21によって出力された制御信号に基づいて、外部に設けられたアンテナ90によって受信した複数のチャンネルの放送信号から、所望のチャンネルの放送信号のみを抽出する。また、所望のチャンネルの放送信号を復調しやすい周波数の信号に変換して、A/D変換を行う。即ち、アンテナ90により受信された放送信号は、チューナー11によってデジタル信号として伝送路復号化部12に出力される。
伝送路復号化部12は、チューナー11によって出力された信号に対して、伝送路符号化されているデジタル信号からMPEG−2 TS(Transport Stream)形式のデータを抽出するための伝送路復号化処理を施す集積回路である。伝送路復号化された信号は、伝送路復号化部12からデスクランブル部13に出力される。
デスクランブル部13は、スクランブル処理が施されている信号に対して、スクランブルを解除するデスクランブル処理を施す集積回路であり、スクランブルの解除に必要なデスクランブルキーが記憶されたICカードに接続されている。デスクランブル部13は、MPEG−2 TS形式のデータにスクランブルが施されている場合に、ICカードから得られるデスクランブルキーを用いてデスクランブル処理を施す。そして、スクランブル処理が施されていないMPEG−2 TS形式のデータが、デスクランブル部13から多重分離部14に出力される。
多重分離部14は、デスクランブル部13から出力されたデータに対して、MPEG−2 Systemsに準拠して多重化されているデータから映像データや音声データ等を分離する処理である多重分離処理を施す集積回路である。分離されたデータのうち、映像データは多重分離部14から映像信号処理部15に映像信号として出力されるとともに、音声データは多重分離部14から音声信号処理部17に音声信号として出力される。
映像信号処理部15は、多重分離部14から出力された映像信号に対して、MPEG−2 Video方式により圧縮符号化されている映像データを復号化するための復号化処理や、表示制御部23から出力されたOSD(On Screen Display)信号に基づいて、映像にOSD画像を合成するためのOSD処理等を施す集積回路である。
映像信号処理部15はさらに、制御部21によって出力された映像信号を切り換えるための制御信号に基づいて、映像信号処理部15に入力される映像信号を切り換えることにより、テレビ受信装置10に設けられた映像入力端子81を介して外部から入力される映像信号に対しても、映像にOSD画像を合成するためのOSD処理等を施す。映像信号処理部15により各種の処理が施された映像信号は、映像信号処理部15から映像を表示するためのディスプレイ16に出力される。
ディスプレイ16は、映像信号処理部15から出力された映像信号に基づいて、映像を表示する。なお、映像信号処理部15において映像信号に対してOSD処理が施されている場合は、設定メニューや業務用設定メニュー等のOSD画像が映像としてディスプレイ16に表示される。
音声信号処理部17は、多重分離部14から出力された音声信号に対して、MPEG−2 AAC方式により圧縮符号化されている音声データを復号化するための復号化処理や、出力される音声の大きさ、即ち再生される音量を調整するための処理等を施す集積回路である。
音声信号処理部17はさらに、制御部21によって出力された音声信号を切り換えるための制御信号に基づいて、音声信号処理部17に入力される音声信号を切り換えることにより、テレビ受信装置10に設けられた音声入力端子82を介して外部から入力される音声信号に対しても、音量を調整するための処理等を施す。音声信号処理部17により各種の処理が施された音声信号は、音声信号処理部17からスピーカ18に出力される。
スピーカ18は、音声信号処理部17から出力された音声信号に基づいて、音声を再生する。そして、このようにしてディスプレイ16及びスピーカ18を通じて映像の表示及び音声の再生がなされることにより、ユーザは、アンテナ接続端子71を介して入力される放送信号に基づく映像及び音声や、映像入力端子81及び音声入力端子82を介して入力される信号に基づく映像及び音声を視聴することができる。
操作部19は、ユーザが操作するためのボタンであり、例えば、テレビ受信装置10の電源のオンとオフの切り換えを行うためのボタンや、チャンネルの切り換えを行うためのボタン等である。このようなボタンが操作されることにより、操作部19から制御部21に操作されたボタンに対応した信号が入力される。
リモコン信号受信部20は、受光素子である赤外線受光用のフォトダイオード、増幅回路、復調回路、及び波形整形回路により構成される受光モジュールである。そして、リモコン装置30から送信された赤外線パルスをフォトダイオードが受光することにより、リモコン信号受信部20はリモコン信号を受信する。受信されたリモコン信号は、増幅回路、復調回路、及び波形整形回路を介して、リモコン信号受信部20から制御部21に入力される。
制御部21は、テレビ受信機内に別途設けられたメモリに記載されているプログラムや設定記憶部22に記憶されている情報に基づいて動作するマイコンやCPU(Central Processing Unit)により構成されている。制御部21は、例えば、映像信号処理部15、音声信号処理部17、表示制御部23等に制御信号を出力して、テレビ受信装置10の各部を制御する。また、制御部21に入力される信号に基づいて、制御部21は、テレビ受信装置10の機能を設定するために必要な設定項目の内容(以下、「設定内容」)を設定記憶部22に書き込んで記憶させる。従って、制御部21により設定内容を設定記憶部22に記憶させることによって、テレビ受信装置10の管理者は機能を有効にするか否かを定める、即ち機能を設定することができる。
設定記憶部22は、EEPROM等の書き込み及び消去可能な不揮発性メモリであって、テレビ受信装置10の機能を設定するために必要な設定項目の内容が、設定記憶部22に書き込まれて記憶されている。具体的には、業務用の機能を設定するために必要な設定項目は「本体操作部の操作禁止」、「入力切換の禁止」、「設定メニューの表示禁止」、及び「リモコン装置の操作禁止」の4つであって、これらの設定項目は上述した4つの業務用の機能に対応した設定項目である。これら複数の設定項目の内容として「する」または「しない」、即ち機能を有効にするか否かを示す情報が設定記憶部22に記憶されている。
テレビ受信装置10の上記各種の機能は、設定記憶部22に記憶された設定項目の内容に基づいて、有効または無効となる。具体的には、設定記憶部22に記憶された「本体操作部の操作禁止」の設定内容が「する」である場合、即ち機能を有効にすることを示している場合は、制御部21が、操作部19から入力される信号を無効化することにより、テレビ受信装置10の操作部19の操作を禁止する機能が有効となる。また、設定記憶部22に記憶された「入力切換の禁止」の設定内容が「する」である場合は、制御部21が、映像信号処理部15や音声信号処理部17に入力される映像信号及び音声信号を切り換えるための信号を無効化することにより、テレビ受信装置10の入力切換を禁止する機能は有効となる。また、設定記憶部22に記憶された「設定メニューの表示禁止」の設定内容が「する」である場合は、制御部21が設定メニューを表示するための信号を無効化することにより、テレビ受信装置10の設定メニューの表示を禁止する機能は有効となる。また、設定記憶部22に記憶された「リモコン装置の操作禁止」の設定内容が「する」である場合は、制御部21がリモコン信号受信部20から入力される信号を無効化することにより、テレビ受信装置10のリモコン装置30の操作を禁止する機能は有効となる。
表示制御部23は、一般ユーザに提示する設定メニューや、上述の業務用の機能を設定するためにテレビ受信装置10の管理者に提示する業務用設定メニュー等のOSD画像、即ち外部からの映像信号が示す映像とは異なる映像をディスプレイ16に表示するためのOSDコントローラである。そしてOSDコントローラとして、制御部21によって出力される制御信号に基づいてOSD画像をディスプレイ16に表示するためのOSD信号を生成し、生成されたOSD信号を映像信号処理部15に出力する。映像信号処理部15においてはOSD信号に基づいて映像にOSD画像を合成するためのOSD処理等が施されるため、表示制御部23は、設定項目、設定内容、及び設定内容の組み合わせに対応する第1の指標である設定値、及び誤り検出値を含む業務用設定メニュー等をディスプレイ16に表示させる。
図2に示されるように、リモコン装置30には、ユーザが操作するための操作部31が設けられている。この操作部31は、電源ボタン32、入力切換ボタン33、数字ボタン34、チャンネルボタン35、音量ボタン36、メニューボタン37、上下ボタン38、決定ボタン39等により構成されている。これらのボタンが操作されることにより、リモコン装置30は、操作されたボタンに対応した信号をリモコン信号受信部20に送信する。即ち、例えば、入力切換ボタン33が押下されると、映像信号処理部15や音声信号処理部17に入力される映像信号及び音声信号を切り換えるための信号を送信し、メニューボタン37が押下されると、設定メニューを表示するための信号を送信する。また、上下ボタン38が押下されると、設定項目や設定内容等を選択するために、選択すべき設定項目や設定内容等を変更するための信号を送信し、決定ボタン39が押下されると、設定項目や設定内容等を選択するために、選択すべき設定項目や設定内容等を決定するための信号等を送信する。
さて、当該テレビ受信装置10が宿泊施設の客室に設置されて業務用として使用される場合には、複数台のテレビ受信装置10の全てについて、設定項目の内容が同じものとなるように、図3に示す手順により業務用の機能を設定する。即ち、まず、1台目のテレビ受信装置10については設定項目毎に設定内容を選択して機能を設定し(ステップS11)、2台目以降のテレビ受信装置10については、設定値を入力して機能を一括設定する(ステップS12)。
図4〜図9を参照して、1台目のテレビ受信装置10について、複数の設定項目について個々に機能を設定する場合の流れを説明する。
まず、宿泊施設の従業員等のテレビ受信装置10の管理者が、操作部19やリモコン装置30の操作部31を操作することにより、業務用設定を開始するための信号が制御部21に入力される(ステップS21)。業務用設定を開始するための信号を制御部21に入力するための操作は、例えば、複数のボタンを同時に押下する等の操作であって、一般のユーザによって行われないような操作とすることが好ましい。そして、業務用設定を開始するための信号が制御部21に入力されると、OSD画像として図5に示すような業務用設定メニューがディスプレイ16に表示される。
次いで、設定を行う項目、即ち設定項目を選択するための信号が制御部21に入力される(ステップS22)。具体的には、テレビ受信装置10の管理者が、ディスプレイ16に表示された業務用設定メニューを参照しながらリモコン装置30の上下ボタン38と決定ボタン39を操作することにより、上述した4つの設定項目のうちいずれかの設定項目を選択するための信号が制御部21に入力される。設定項目を選択するための信号が制御部21に入力されると、OSD画像として図6に示すような設定内容を選択させるための映像がディスプレイ16に表示される。
次いで、設定される設定項目の内容、即ち設定内容を選択するための信号が制御部21に入力される(ステップS23)。具体的には、テレビ受信装置10の管理者が、ディスプレイ16に表示された映像を参照しながらリモコン装置30の上下ボタン38と決定ボタン39を操作することにより、設定内容として、設定項目に対応した機能を有効にするか否か、即ち「する」または「しない」のいずれかを選択するための信号が制御部21に入力される。制御部21は、ステップS23において選択された設定内容を設定記憶部22に書き込んで記憶させる。このように設定項目毎に内容を選択することにより、テレビ受信装置10の管理者は複数の設定項目の内容を個々に設定することができ、複数の設定項目の内容の組み合わせを任意のものとすることができる。なお、工場出荷時において、初期設定として設定項目の内容が予め設定されていてもよい。
次いで、制御部21が、全ての設定項目の内容の設定が完了しているか否かを判断する(ステップS24)。即ち、上述した4つの全設定項目について、設定内容として「する」または「しない」のいずれかが選択されている場合、即ち設定内容が設定記憶部22に記憶されている場合は、設定が完了していると判断する。一方、4つの設定項目のうちいずれかの設定項目について、設定内容として「する」または「しない」のいずれかが選択されていない場合、即ち設定内容が設定記憶部22に記憶されていない場合は、設定が完了していないと判断する。全ての設定項目について設定が完了していないと判断した場合は、4つの全設定項目について機能の設定を行う必要があるため、ステップS22及びステップS23が繰り返される。なお、機能を設定する者の判断により、ステップS23及びステップS24が繰り返されてもよい。
ステップS24において全ての設定項目について、機能の設定が完了していると判断した場合は、図7に示すように、設定内容の組み合わせに対応する第1の指標である設定値と、設定内容の組み合わせに対応する誤入力判断用の第2の指標である誤り検出値とをディスプレイ16に表示する(ステップS25)。即ち、表示制御部23は、「本体操作部の操作禁止」、「入力切換の禁止」、「設定メニューの表示禁止」、及び「リモコン装置の操作禁止」の4つの設定項目についての設定内容の組み合わせに対応する設定値と誤り検出値をディスプレイ16に表示させる。
設定値は、二進数によって表される設定内容の組み合わせを十進数に変換することにより算出することができる数値を示している。具体的には、図8に示すように、各設定項目の設定内容の「する」を1とし、各設定項目の設定内容の「しない」を0として各位の値に割り当てた場合における二進記数法によって表される数値を、十進記数法によって表した場合の数値が設定値である。例えば、「本体操作部の操作禁止」の設定内容が「する」、「入力切換の禁止」の設定内容が「しない」、「設定メニューの表示禁止」の設定内容が「する」、「リモコン装置の操作禁止」の設定内容が「しない」であれば、この設定内容の組み合わせは二進記数法によって(0101)と表される。二進記数法によって表される(0101)は、十進記数法によって表すと5であるため、上記の設定内容の組み合わせの場合、2桁の設定値は05である。
誤入力判断用の誤り検出値は、上述の二進記数法によって表される設定内容の組み合わせを示す情報ビットを用いて、所定の演算処理を行うことにより算出することができる数値を示している。具体的には、図9に示すように、各設定項目の設定内容の「する」を1とし、各設定項目の設定内容の「しない」を0として各位の値に割り当てた場合において、設定内容の組み合わせを示す4ビットの情報ビットから排他的論理和の演算を行って算出される3ビットの検査ビットを、十進記数法によって表した場合の数値が誤り検出値である。例えば、「本体操作部の操作禁止」の設定内容が「する」、「入力切換の禁止」の設定内容が「しない」、「設定メニューの表示禁止」の設定内容が「する」、「リモコン装置の操作禁止」の設定内容が「しない」であれば、設定内容の組み合わせを示す4ビットの情報ビット(0101)から算出される検査ビットは(010)である。従ってこのような場合には、誤り検出値は2と表される。本実施形態における二進数によって表される情報ビット及び検査ビットは、符号長が7であって情報数が4のハミング符号である。
そして、操作部19やリモコン装置30の操作部31を操作することにより、業務用設定を終了するための信号が制御部21に入力されて(ステップS26)、表示制御部23が業務用設定メニューを表示するためのOSD信号の出力を停止する。
図10〜図16を参照して、2台目以降のテレビ受信装置10について、設定値及び誤り検出値を入力して複数の設定項目の内容を一括して設定する場合の流れを説明する。
まず、ステップS21と同様に、宿泊施設の従業員等のテレビ受信装置10の管理者が、操作部19やリモコン装置30の操作部31を操作することにより、業務用設定を開始するための信号が制御部21に入力される(ステップS31)。そして、業務用設定を開始するための信号が制御部21に入力されると、OSD画像として図11に示すような業務用設定メニューがディスプレイ16に表示される。
次いで、「設定値」の項目を選択するための信号が制御部21に入力される(ステップS32)。具体的には、テレビ受信装置10の管理者が、ディスプレイ16に表示された業務用設定メニューを参照しながらリモコン装置30の上下ボタン38と決定ボタン39を操作して「設定値」の項目を選択すると、設定値を入力するための信号が制御部21に入力される。設定値を入力するための信号が制御部21に入力されると、OSD画像として図12に示すような設定値及び誤り検出値の入力を促すための映像がディスプレイ16に表示される。
次いで、テレビ受信装置10の管理者がリモコン装置30の数字ボタン34を操作して、設定値を入力することにより、複数の設定項目の内容を一括して設定するための信号(以下、「一括設定信号」)が制御部21に入力される(ステップS33)。即ち、リモコン装置30の数字ボタン34が押下されることにより、一括設定信号が、リモコン装置30からリモコン信号受信部20に無線信号として送信されて、リモコン信号受信部20から制御部21に入力される。機能を設定する者が、1台目のテレビ受信装置10によって提示された設定値を入力した場合は、一括設定信号として1台目のテレビ受信装置10の設定値を示す信号が制御部21に入力される。
次いで、テレビ受信装置10の管理者がリモコン装置30の数字ボタン34を操作して、誤り検出値を入力することにより、一括設定信号の入力が誤入力であるか否かを判断するための信号(以下、「誤入力判断用信号」)が制御部21に入力される(ステップS34)。従って、機能を設定する者が、1台目のテレビ受信装置10によって提示された誤り検出値を入力することにより、誤入力判断用信号として誤り検出値を示す信号が制御部21に入力される。即ち、リモコン装置30の数字ボタン34が押下されることにより、誤入力判断用信号が、リモコン装置30からリモコン信号受信部20に無線信号として送信されて、リモコン信号受信部20から制御部21に入力される。ステップS33及びステップS34において設定値及び誤り検出値が入力されることに基づいて、操作された数字ボタン34に対応した数字、即ち入力した設定値及び誤り検出値が図13及び図15に示すような映像として表示される。
次いで、制御部21が、入力された誤り検出値に基づいて設定値の誤りを検出したか否かを判断する(ステップS35)。具体的には、ステップS34において入力された誤入力判断用信号に基づいて、ステップS33において入力された一括設定信号が誤入力であるか否か、即ち入力された一括設定信号が1台目のテレビ受信装置10の設定値を示す信号であるか否かを判断する。例えば、ステップS34において入力された誤り検出値が2である場合に、ステップS33において入力された2桁の設定値が06であれば、設定値と誤り検出値が、図8及び図9に示すような関係を有していないため、制御部21は誤りを検出して入力された設定値が誤りであると判断する。一方、ステップS34において入力された誤り検出値が2である場合に、ステップS33において入力された2桁の設定値が05であれば、設定値と誤り検出値が、上述した図8及び図9に示すような関係を有しているため、制御部21は入力された設定値が誤りでないと判断する。
ステップS35において入力された設定値の誤りを検出した場合、即ち制御部21が入力された一括設定信号が1台目のテレビ受信装置10の設定値を示す信号でないと判断した場合は、OSD画像として図14に示すような誤りが検出されたことを示す画面が、ディスプレイ16に表示される(ステップS36)。即ち、図14に示すような映像をディスプレイ16に表示することにより、設定値及び誤り検出値の入力において人為的なミスが発生したことを業務用の機能を設定するテレビ受信装置10の管理者に報知するとともに、再度設定値及び誤り検出値を入力することを促す。従って、正しい設定値及び誤り検出値が入力される必要があるため、ステップS36を経てステップS33及びステップS34が繰り返される。
一方、ステップS35において設定値の誤りを検出しなかった場合、即ち制御部21が入力された一括設定信号が1台目のテレビ受信装置10の設定値を示す信号であると判断した場合は、制御部21は、ステップS33において入力された設定値に対応する設定パターン、即ち設定内容の組み合わせを取得する(ステップS37)。設定値と設定パターンとは図8に示す関係を満たすため、十進数の設定値を二進数に変換する演算を行うことにより、複数の設定項目の内容を一括して設定するための設定パターンを取得することができる。即ち、例えば、ステップS33において入力された2桁の設定値が05であれば、「本体操作部の操作禁止」の設定内容が「する」であって、「入力切換の禁止」の設定内容が「しない」であって、「設定メニューの表示禁止」の設定内容が「する」であって、「リモコン装置の操作禁止」の設定内容が「しない」である組み合わせを取得する。
次いで、制御部21は、取得した設定パターン、即ち設定内容の組み合わせに基づき複数の設定項目の内容を一括して設定する(ステップS38)。即ち、制御部21は、複数の設定項目について、取得した設定パターンが示す設定内容を、設定記憶部22に書き込んで記憶させる。このようにして設定値を入力する、即ち設定値を示す信号を入力することにより、設定値に対応する設定内容の組み合わせとなるように一括して複数の設定項目の内容を設定することが可能であって、複数の設定項目の内容を任意の組み合わせとなるように設定することができる。ステップS38において、取得した設定パターンに基づいて複数の設定項目の内容を一括して設定すると、OSD画像として図16に示すような設定値に対応した設定内容の組み合わせを表示するための映像がディスプレイ16に表示される。
そして、ステップS26と同様に、操作部19やリモコン装置30の操作部31を操作することにより、業務用設定を終了するための信号が制御部21に入力されて(ステップS39)、表示制御部23が業務用設定メニューを表示するためのOSD信号の出力を停止する。
本実施形態のテレビ受信装置10によれば、以下の効果を奏することができる。
(1)テレビ受信装置10は、複数の設定項目について個々に設定された複数の設定項目の内容の組み合わせに対応する設定値をディスプレイ16に表示させる表示制御部23と、入力された誤入力判断用信号に基づいて入力された一括設定信号が上記の設定値を示す信号であるか否かを判断する制御部21を備えている。そして、制御部21は、入力された一括設定信号が上記の設定値を示す信号であると判断したときに、複数の設定項目の内容を、一括設定信号として入力された設定値を示す信号に基づいて設定値に対応した内容の組み合わせとなるように設定する。このため、機能を設定するために、1台目のテレビ受信装置10の機能を設定する際に、複数の設定項目の内容を個々に設定することにより、任意に設定された内容の組み合わせに対応する設定値を、機能を設定する者に提示することができる。また、2台目のテレビ受信装置の機能を設定する際に、一括設定信号及び誤入力判断用信号を入力することにより、誤入力判断用信号に基づいて入力された一括設定信号が1台目のテレビ受信装置10により提示された設定値を示す信号であるか否か、即ち一括設定信号が誤入力であるか否かを判断することができる。そして、入力された一括設定信号が1台目のテレビ受信装置10に係る設定値を示す信号であると判断したとき、即ち、一括設定信号が誤入力でないと判断したときに、複数の設定項目の内容を1台目のテレビ受信装置10に係る設定値に対応した内容の組み合わせとなるように一括して設定することができる。従って、機能を設定する者は、2台目以降の本発明に係るテレビ受信装置10の制御部21に、提示された上記の設定値を参照して設定値を示す信号を一括設定信号として入力するとともに、誤入力判断用信号を入力することにより、1台目の映像表示装置の機能の設定と同様に、2台目以降の映像表示装置の機能を設定することができる。その結果、複数台のテレビ受信装置10において、複数の設定項目について任意の内容の組み合わせに設定する際の利便性を向上することができる。また、複数の設定項目の内容が一括して設定されるときに誤入力判断用信号に基づいて一括設定信号が1台目のテレビ受信装置10に係る設定値を示す信号であるか否か、即ち誤入力であるか否かが判断される。このため、一括設定信号の入力における人為的なミス、即ち入力ミスによって、機能を設定する者が意図しない設定がなされないようにすることができる。
(2)表示制御部23は、複数の設定項目について個々に設定された複数の設定項目の内容の組み合わせに対応する誤入力判断用の誤り検出値をディスプレイ16に表示させ、誤入力判断用信号として誤り検出値を示す信号が制御部21に入力される。このため、複数の設定項目の内容を個々に設定することにより、任意に設定された内容の組み合わせに対応する誤り検出値を、機能を設定する者に提示することができる。従って、機能を設定する者は、提示された誤り検出値を参照して誤り検出値を示す信号を誤入力判断用信号として入力することができ、誤入力判断用信号として入力された誤り検出値を示す信号に基づいて一括設定信号が1台目のテレビ受信装置10に係る設定値を示す信号であるか否かを判断することができる。
(3)一括設定信号が1台目のテレビ受信装置により提示された設定値を示す信号でないと制御部21が判断したときに、一括設定信号及び誤入力判断用信号の少なくとも一方の入力が誤りであることを報知する報知部としてディスプレイ16を備えている。このため、信号の入力において人為的なミス、即ち入力ミスが発生したことを、機能を設定する者に報知することができる。従って、機能を設定する者に対して一括設定信号及び誤入力判断用信号を再度入力することを促すことができる。
(4)報知部としてディスプレイ16を用い、ディスプレイ16は、一括設定信号及び誤入力判断用信号の少なくとも一方の入力が誤りであることを映像の表示により報知する。このため、信号の入力において人為的なミス、即ち入力ミスが発生したことを映像の表示により報知するため、機能を設定する者は、ディスプレイ16を通じて一括設定信号及び誤入力判断用信号を再度入力する必要があることを視覚的に知ることができる。
(5)複数の設定項目の内容が、入力された設定値を示す信号に基づいて設定値に対応した内容の組み合わせとなるように一括して設定されたときに、表示制御部23は設定値に対応した内容の組み合わせをディスプレイ16に表示させる。このため、入力された設定値を示す信号に基づいて一括して設定された複数の設定項目の内容の組み合わせを、機能を設定する者に提示することができる。従って、入力された設定値を示す信号に基づいて、一括して設定された複数の設定項目の内容が意図した組み合わせとなっているか否かを確認することができる。
(6)無線信号として送信される一括設定信号及び誤入力判断用信号を受信するためのリモコン信号受信部20を備えている。このため、一括設定信号及び誤入力判断用信号を、リモコン装置から赤外線信号により送信して入力することができるため、遠隔操作により複数台のテレビ受信装置10について機能を容易に設定することができる。
(その他の実施形態)
なお、本発明の実施態様は上記実施形態にて例示したものに限定されず、これを例えば以下に示すように変更して実施することもできる。
・上記実施形態においては、一括設定信号は、リモコン信号受信部20から制御部21に入力されたが、操作部19が操作されることにより、一括設定信号が操作部19から制御部21に入力されるように構成してもよい。また、同様に、操作部19が操作されることにより、誤入力判断用信号が操作部19から制御部21に入力されるように構成してもよい。
・上記各実施形態においては、報知部としてディスプレイ16を用いたが、報知部としてスピーカ18を用いて、一括設定信号及び誤入力判断用信号の少なくとも一方の入力が誤りであることを音声の再生により報知する構成としてもよい。
・上記各実施形態においては、一括設定信号が設定値を示す信号でないと制御部21が判断したときに、一括設定信号及び誤入力判断用信号の少なくとも一方の入力が誤りであることを報知する構成であったが、入力が誤りであることを積極的に報知する構成でなくてもよい。即ち、制御部21が、入力された一括設定信号が設定値を示す信号でないと判断したときに、複数の設定項目の内容を、一括設定信号として入力された設定値を示す信号に基づいて設定値に対応した内容の組み合わせとなるように設定することを禁止するものであればよい。
・上記各実施形態においては、設定項目の個数は4つであったが、設定項目の個数は適宜変更してもよく、誤り検出値は、ハミング符号のみならず、パリティ符号等のその他の誤り検出符号を示すものであってもよい。
・上記各実施形態においては、第1の指標である設定値は、設定内容の組み合わせに対して演算を行った結果であったが、テレビ受信装置10に設けられたメモリに設定内容の組み合わせと設定値との対応を示すテーブルを記憶させておき、このテーブルを用いて設定内容の組み合わせに対応する設定値を得るように構成してもよい。
・上記各実施形態においては、設定内容の組み合わせに対応する第1の指標である設定値、及び誤入力判断用の第2の指標である誤り検出値は数値であったが、第1の指標及び第2の指標は数字で表されなくてもよい。即ち、第1の指標は、制御部21に第1の指標を示す信号を入力するために操作される操作部19,31のいずれかのボタンを示す記号や文字であればよい。また第2の指標も、制御部21に第2の指標を示す信号を入力するために操作される操作部19,31のいずれかのボタンを示す記号や文字であればよい。
・上記各実施形態においては、テレビ受信装置10が受信するテレビ放送は、地上デジタルテレビ放送であったが、地上デジタルテレビ放送以外の放送であってもよく、例えば、BS放送等の衛星放送や地上アナログテレビ放送であってもよい。
・上記各実施形態では、本発明をテレビ受信装置10に適用した場合について説明したが、その他の映像表示装置、例えば放送信号を受信するためのチューナーを内蔵しないモニタまたはプロジェクタについても上記各実施形態に準じた態様をもって本発明を適用することはできる。要するに、映像が表示される表示部を備え、機能を設定するために必要な複数の設定項目について、複数の設定項目の内容を個々に設定することが可能な映像表示装置であればいずれについても本発明を適用することは可能であり、その場合にも上記実施形態に準じた作用効果を奏することができる。
本発明の映像表示装置を具体化した一実施形態について、同映像表示装置としてのテレビ受信装置の概略構成を示すブロック図。 同実施形態のリモコン装置について、その外観を示す平面図。 同実施形態のテレビ受信装置について、複数台の同受信装置に係る機能を設定するための流れを示すフローチャート。 同実施形態のテレビ受信装置について、1台目の同受信装置に係る機能を設定するための流れを示すフローチャート。 同実施形態のテレビ受信装置について、設定項目を選択させるための映像が表示されたディスプレイの正面図。 同実施形態のテレビ受信装置について、設定内容を選択させるための映像が表示されたディスプレイの正面図。 同実施形態のテレビ受信装置について、任意の設定内容の組み合わせに対応した設定値及び誤り検出値が映像として表示されたディスプレイの正面図。 同実施形態のテレビ受信装置について、設定内容の組み合わせと設定値との関係を示す図。 同実施形態のテレビ受信装置について、設定内容の組み合わせと誤り検出値との関係を示す図。 同実施形態のテレビ受信装置について、2台目以降の同受信装置に係る機能を設定するための流れを示すフローチャート。 同実施形態のテレビ受信装置について、業務用設定メニューが表示されたディスプレイの正面図。 同実施形態のテレビ受信装置について、設定値及び誤り検出値の入力を促すための映像が表示されたディスプレイの正面図。 同実施形態のテレビ受信装置について、入力された誤った設定値及び誤り検出値が映像として表示されたディスプレイの正面図。 同実施形態のテレビ受信装置について、入力において人為的なミスが発生したことを報知するための映像が表示されたディスプレイの正面図。 同実施形態のテレビ受信装置について、入力された正しい設定値及び誤り検出値が映像として表示されたディスプレイの正面図。 同実施形態のテレビ受信装置について、一括して設定された設定内容の組み合わせが映像として表示されたディスプレイの正面図。
符号の説明
10…テレビ受信装置(映像表示装置)、11…チューナー(選局部)、12…伝送路復号化部、13…デスクランブル部、14…多重分離部、15…映像信号処理部、16…ディスプレイ(表示部、報知部)、17…音声信号処理部、18…スピーカ(音声出力部)、19…操作部、20…リモコン信号受信部(無線信号受信部)、21…制御部、22…設定記憶部、23…表示制御部、30…リモコン装置、31…操作部、32…電源ボタン、33…入力切換ボタン、34…数字ボタン、35…チャンネルボタン、36…音量ボタン、37…メニューボタン、38…上下ボタン、39…決定ボタン、71…アンテナ接続端子、81…映像入力端子、82…音声入力端子、90…アンテナ。

Claims (6)

  1. 映像を表示するための表示部を備え、機能を設定するために必要な複数の設定項目について、前記複数の設定項目の内容を個々に設定することが可能な映像表示装置において、
    前記複数の設定項目について個々に設定された前記複数の設定項目の内容の組み合わせに対応する指標を前記表示部に表示させる表示制御部と、
    前記複数の設定項目の内容を一括して設定するための一括設定信号及び誤入力判断用信号が入力されるとともに、入力された前記誤入力判断用信号に基づいて前記一括設定信号が前記指標を示す信号であるか否かを判断する制御部とを備え、
    前記制御部は、前記一括設定信号が前記指標を示す信号であると判断したときに、前記複数の設定項目の内容を、前記一括設定信号として入力された前記指標を示す信号に基づいて前記指標に対応した内容の組み合わせとなるように設定する
    ことを特徴とする映像表示装置。
  2. 請求項1に記載の映像表示装置において、
    前記表示制御部は、前記複数の設定項目について個々に設定された前記複数の設定項目の内容の組み合わせに対応する誤入力判断用の他の指標を前記表示部に表示させ、
    前記誤入力判断用信号として前記他の指標を示す信号が前記制御部に入力される
    ことを特徴とする映像表示装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載の映像表示装置において、
    前記一括設定信号が前記指標を示す信号でないと前記制御部が判断したときに、前記一括設定信号及び前記誤入力判断用信号の少なくとも一方の入力が誤りであることを報知する報知部をさらに備える
    ことを特徴とする映像表示装置。
  4. 請求項3に記載の映像表示装置において、
    前記報知部として前記表示部を用い、前記表示部は、前記一括設定信号及び前記誤入力判断用信号の少なくとも一方の入力が誤りであることを映像の表示により報知する
    ことを特徴とする映像表示装置。
  5. 請求項1〜4のいずれか一項に記載の映像表示装置において、
    前記複数の設定項目の内容が、入力された前記指標を示す信号に基づいて前記指標に対応した内容の組み合わせとなるように一括して設定されたときに、前記表示制御部は前記指標に対応した内容の組み合わせを前記表示部に表示させる
    ことを特徴とする映像表示装置。
  6. 請求項1〜5のいずれか一項に記載の映像表示装置において、
    無線信号として送信される前記一括設定信号及び前記誤入力判断用信号を受信するための無線信号受信部をさらに備える
    ことを特徴とする映像表示装置。
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