JP2010041203A - 表示装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】表示装置の操作入力手段に対して所定の操作を行ったときに、その作に対する処理、及び無信号警告表示を実行するまでの時間を短縮することで、ユーザの混乱を回避するとともに、装置の品位を向上させる。
【解決手段】表示装置の一実施形であるモニターの電源がオンされると(S1)、モニターはチューナの論理アドレスに対して所定のCECメッセージを発行する(S2)。モニターにプレーヤが接続されている場合、プレーヤではこのCECメッセージを無視する。モニターは、CECメッセージに対するACKが帰ってこなければ、少なくともチューナが接続されていないことを認識する(S3)。以後、所定の操作入力として、例えばリモコンのボリューム/ミュートキーが操作され、そのリモコン信号を受信した場合は(S4)、モニターにおいて、音声処理と表示処理を行う(S5)。
【選択図】図3
【解決手段】表示装置の一実施形であるモニターの電源がオンされると(S1)、モニターはチューナの論理アドレスに対して所定のCECメッセージを発行する(S2)。モニターにプレーヤが接続されている場合、プレーヤではこのCECメッセージを無視する。モニターは、CECメッセージに対するACKが帰ってこなければ、少なくともチューナが接続されていないことを認識する(S3)。以後、所定の操作入力として、例えばリモコンのボリューム/ミュートキーが操作され、そのリモコン信号を受信した場合は(S4)、モニターにおいて、音声処理と表示処理を行う(S5)。
【選択図】図3
Description
本発明は、表示装置、より詳細には、HDMIにより外部機器と接続可能に構成される表示装置に関する。
モニターは、例えばLCDなどを使用した表示部を備えた表示装置であり、チューナやプレーヤなどの映像源となる機器を外部接続して、その外部機器から入力する映像を表示できるようにしている。外部機器としては、例えば上記のようなチューナやプレーヤ(BD,DVD等)、あるいはPCやゲーム機器などが接続できる。チューナは、セットトップボックス(STB)として構成されたものであってもよく、以下では総称的にチューナとして説明する。
モニターにチューナを接続することで、一体型のテレビ装置と同様の機能を得ることができる。また、チューナには、プレーヤやPC、ゲーム機等を接続することにより、これらの装置から出力される映像を、チューナを介してモニターに出力させる構成をとることもできる。例えば、モニターにチューナを接続し、そのチューナに対してBDプレーヤやDVDプレーヤを接続して使用する形態をとることができる。
上記のようなモニターの一例において、モニターを操作するためのリモコン等の操作入力手段を操作することによって、モニターに接続されたチューナを操作できるようにしたものがある。
ここでは、例えばモニターにHDMI(High-Definition Multimedia Interface)入力端子を設け、チューナとの間でHDMI接続を可能とし、HDMIで規定されるCEC(Consumer. Electronics Control)メッセージを使用して、モニター側からチューナの制御を行うようにしている。
ここでは、例えばモニターにHDMI(High-Definition Multimedia Interface)入力端子を設け、チューナとの間でHDMI接続を可能とし、HDMIで規定されるCEC(Consumer. Electronics Control)メッセージを使用して、モニター側からチューナの制御を行うようにしている。
例えば、モニターに付属するリモコンには、ボリュームキー及びミュートキーが設けられ、これらのいずれかをユーザが操作することにより、モニターを含むシステムのボリューム調整を行うことができるようになっている。以下ではこれらをボリューム/ミュートキーとして説明する。
上記の例では、ボリューム/ミュートキーは、チューナが接続されていない状態では、モニターに対して有効に働き、一方、チューナが接続されている状態では、そのチューナに対して有効に働くようになっている。この場合、例えばチューナが接続されている状態で、ユーザがリモコンのボリューム/ミュートキーを操作すると、モニターの受光部でリモコンから送信されたリモコン信号を受光し、そのリモコン信号をデコードしたキー情報をCECメッセージによってモニター側からチューナ側に送信する。チューナでは、送信されたキー情報に従って音量制御を行い、音量を示すOSD(On Screen Display)を生成してモニターに送信する。モニターでは、音量を示すOSDを画面表示し、音量が調整されたことをユーザに知らせる。
このときモニターでは、例えばモニターの電源がオンになったときに、CECメッセージを用いたチューナの認証処理を行い、モニターから制御可能なチューナであることが認証されることでチューナの接続を認識する。そしてその後、リモコンのボリューム/ミュートキーが操作されたときには、チューナに対して上記のようなCECメッセージによるキー情報を送信して、チューナ側で音量制御を実行させる。
また、上記の認証が失敗した場合には、制御可能なチューナが接続されていないものと判断し、その後のボリューム/ミュートキーが操作されたときには、モニター側でそのキー操作に応じた音量制御を行うようにする。
また、上記の認証が失敗した場合には、制御可能なチューナが接続されていないものと判断し、その後のボリューム/ミュートキーが操作されたときには、モニター側でそのキー操作に応じた音量制御を行うようにする。
図6は、従来の表示装置でチューナを認証するときの制御の一例を説明するための図である。ここでは表示装置の一例であるモニターと、HDMIによりモニターに接続されるチューナとの間の制御例を示している。
まず、モニターの電源がオン(Power On)されると(S101)、モニターではCECによる認証開始メッセージを発行し、チューナに送信する(S102)。これを受けてチューナでは、自身の起動処理を開始し(S103)、これに伴って認証開始メッセージ応答をモニターに送信する(S104)。
まず、モニターの電源がオン(Power On)されると(S101)、モニターではCECによる認証開始メッセージを発行し、チューナに送信する(S102)。これを受けてチューナでは、自身の起動処理を開始し(S103)、これに伴って認証開始メッセージ応答をモニターに送信する(S104)。
認証開始メッセージ応答を受け取ったモニターでは、チューナが接続されていることを認識する(S105)。そしてこの後、リモコンのボリューム/ミュート(Volume/Mute)キーがユーザにより操作され、リモコン信号を受信すると(S106)、CECメッセージによりボリューム/ミュートキーのキー信号をチューナに送信する(S107)。チューナでは、このCECメッセージに従って、音声処理と表示処理を行う(S108)。音声処理は、音量調整処理またはミュート処理であり、表示処理は、モニターで音量表示を行うためのOSD生成処理である。
上記のような表示部とチューナ部を分離して使用するシステムに関し、例えば特許文献1には、表示パネル部とチューナ部(STB)とを分離可能に構成し、表示パネル部には液晶とそれ以外のFPDを使用可能とした表示システムが開示されている。この表示システムでは、表示パネル部とチューナ部とをRS232Cを用いた通信ケーブルにて接続し、表示パネルから識別情報(ID情報)をチューナ部に送信し、チューナ部は識別情報に基づき表示パネル側を認識して、通信ケーブルを介して制御するようにしている。
特許第4016915号公報
上記のようなシステムにおいて、モニターがチューナを認証するときに、その認証に時間がかかった場合、ユーザに混乱を生じさせることがある。例えば、モニターの電源をオンにして、すぐにボリューム/ミュートキーを操作したような場合、認証が確立するまでは、その操作はモニターに対して有効となる。そしてその後、チューナの認証が確立すると、今度は、ボリューム/ミュートキーの操作は、チューナに対して有効となり、ユーザが混乱するとともに、システムの品位も悪いといえる。
このような問題を解決するために、従来では、例えば認証が確立するまでのタイムアウトを設け、一定期間の間に認証が確立しかった場合には、モニターで音量制御を行うようにしている。
図7は、従来の表示装置の制御の他の例を説明するための図である。ここでは、モニターに対して、チューナではなく他の機器(例えばプレーヤ)がHDMIにより接続されているものとする。
まず、モニターの電源がオン(Power On)されると(S111)、モニターではCECによる認証開始メッセージを発行し、HDMIケーブルを介して送信する(S112)。この場合のCECメッセージは、チューナを規定する論理アドレスに対して送信される。従って論理アドレスが異なるプレーヤでは、モニターで発行されたCECメッセージは無視され、プレーヤからモニターに対しては何ら応答が帰ってこない。
図7は、従来の表示装置の制御の他の例を説明するための図である。ここでは、モニターに対して、チューナではなく他の機器(例えばプレーヤ)がHDMIにより接続されているものとする。
まず、モニターの電源がオン(Power On)されると(S111)、モニターではCECによる認証開始メッセージを発行し、HDMIケーブルを介して送信する(S112)。この場合のCECメッセージは、チューナを規定する論理アドレスに対して送信される。従って論理アドレスが異なるプレーヤでは、モニターで発行されたCECメッセージは無視され、プレーヤからモニターに対しては何ら応答が帰ってこない。
このときモニターでは、タイムアウト期間(例えば15sec)を設け、認証開始メッセージからの時間をカウントする。そして応答がなくタイムアウトになった時点でチューナが未接続であることを認識する(S113)。従ってタイムアウトまでの期間中にボリューム/ミュートキーが操作されても、モニターでの音声処理及び表示処理は行わない。
そして、チューナの未接続の認識後、リモコンのボリューム/ミュート(Volume/Mute)キーがユーザにより操作され、リモコン信号を受信すると(S114)、モニターでは、音声処理と表示処理を行う(S115)。音声処理は、音量調整処理またはミュート処理であり、表示処理は、モニターで音量表示を行うためのOSD生成処理である。
そして、チューナの未接続の認識後、リモコンのボリューム/ミュート(Volume/Mute)キーがユーザにより操作され、リモコン信号を受信すると(S114)、モニターでは、音声処理と表示処理を行う(S115)。音声処理は、音量調整処理またはミュート処理であり、表示処理は、モニターで音量表示を行うためのOSD生成処理である。
図8は、従来の表示装置の制御の更に他の例を説明するための図である。ここでは、図7の場合と同様に、モニターに対してチューナではなく他の機器(例えばプレーヤ)がHDMIにより接続されているときに、モニターでタイムアウトのカウント中にプレーヤから音声信号が入力した場合の制御例を説明する。
図7の例と同様に、モニターの電源がオン(Power On)されると(S121)、モニターではCECによる認証開始メッセージを発行し、HDMIケーブルを介して送信する(S122)。これに対してプレーヤでは、モニターで発行されたCECメッセージを無視し、プレーヤからモニターに対しては何ら応答が帰ってこない。
図7の例と同様に、モニターの電源がオン(Power On)されると(S121)、モニターではCECによる認証開始メッセージを発行し、HDMIケーブルを介して送信する(S122)。これに対してプレーヤでは、モニターで発行されたCECメッセージを無視し、プレーヤからモニターに対しては何ら応答が帰ってこない。
モニターでは、タイムアウト期間(例えば15sec)を設け、認証開始メッセージ発行からの時間をカウントし、そしてタイムアウトになった時点でチューナが未接続であることを認識するが、このときに、タイムアウトの前にプレーヤから音声信号が入力したものとする(S123)。プレーヤからの音声信号の入力は、例えばプレーヤが直接操作され動作することにより発生する。この場合には、モニターでは、プレーヤからの音声信号の入力により、タイムアウト前であってもチューナが未接続であることを認識する。チューナであれば、CECに対する応答メッセージが返信されるはずであるが、その応答メッセージがなく、機器が接続されていることを示す音声信号が入力した場合には、チューナではない機器が接続されていることになる。
そしてその後、リモコンのボリューム/ミュート(Volume/Mute)キーがユーザにより操作され、リモコン信号を受信すると(S125)、モニターでは、音声処理と表示処理を行う(S126)。音声処理は、音量調整処理またはミュート処理であり、表示処理は、モニターで音量表示を行うためのOSD生成処理である。
上記のように、モニターで発行したCECによる認証開始メッセージに対しては、チューナが接続されていない場合にはモニターに応答が帰ってこない。ここでモニターにてすぐにチューナが未接続であると判断してしまうと、例えば、応答メッセージが遅れてモニターに入ってきた場合、ボリューム/ミュートキー操作は、一旦、モニターに対して効いた後、チューナに対して効くことになり、ユーザが混乱するとともにシステムの品位が悪くなる。これに対して上記のようなタイムアウトを設けることで、モニターの電源がオンになってからタイムアウトまでは、ボリューム/ミュートキーによるモニターの動作を行わないようにする。
図9は、従来の表示装置の制御の更に他の例を説明するための図である。ここでは、モニターのHDMI入力端子に対して、機器がなにも接続されていないときの制御例を説明する。
上記各例の場合と同様に、モニターの電源がオン(Power On)されると(S131)、モニターではCECによる認証開始メッセージを発行し、HDMI入力端子に接続するCECラインから送信する動作を行う(S132)。ここでHDMI入力端子には、何も接続されていない(もしくはモニターのHDMI入力端子対しに接続されたHDMIケーブルの他端にはなんの機器も接続されていない)ため、モニターで発行されたCECメッセージは無視され、モニターに対しては何ら応答が帰ってこない。
上記各例の場合と同様に、モニターの電源がオン(Power On)されると(S131)、モニターではCECによる認証開始メッセージを発行し、HDMI入力端子に接続するCECラインから送信する動作を行う(S132)。ここでHDMI入力端子には、何も接続されていない(もしくはモニターのHDMI入力端子対しに接続されたHDMIケーブルの他端にはなんの機器も接続されていない)ため、モニターで発行されたCECメッセージは無視され、モニターに対しては何ら応答が帰ってこない。
そしてモニターでは、認証開始のメッセージ発行からの時間をカウントし、そしてタイムアウトになった時点でチューナが未接続であることを認識するが、このときに、タイムアウトの前に無信号検出を行って、無信号であることが確認されたとしても、タイムアウトまでの期間中には警告表示を行わない(ステップS133)。
モニターによる無信号検出とは、モニターのHDMI入力端子に入力する映像信号が検出できなかった場合を指し、この場合、通常はモニターのビデオプロセッサで無信号であることを表示するOSDを生成し、モニターの画面に表示させる。
モニターによる無信号検出とは、モニターのHDMI入力端子に入力する映像信号が検出できなかった場合を指し、この場合、通常はモニターのビデオプロセッサで無信号であることを表示するOSDを生成し、モニターの画面に表示させる。
本例では、モニターにおける無信号検出処理により、モニターに映像信号が入力されていないことが検出された場合でも、タイムアウトまではその警告表示を行わない。そして、タイムアウトになった時点でチューナが未接続であることを認識すると(S134)、モニターでは、無信号警告表示を行う(S135)。
上記の例では、モニターのHDMI入力端子に機器が接続されていない状態を示したが、例えば、モニターにチューナが接続されていて、認証開始メッセージに対するチューナからの応答が遅れて入力した場合に品位が悪くなる。
例えば、モニターの電源がオンになった後、接続機器からの映像信号が無信号であることを検出した場合、モニターですぐに警告表示を行ってしまうと、認証開始メッセージに対するチューナからの応答が遅れて入力すると、モニターで一旦警告表示が行われた後に、チューナの認証が確立して接続が認識され、チューナからの映像が表示されることになり、品位が悪い。
例えば、モニターの電源がオンになった後、接続機器からの映像信号が無信号であることを検出した場合、モニターですぐに警告表示を行ってしまうと、認証開始メッセージに対するチューナからの応答が遅れて入力すると、モニターで一旦警告表示が行われた後に、チューナの認証が確立して接続が認識され、チューナからの映像が表示されることになり、品位が悪い。
これに対して、例えばモニターにて、起動完了メッセージをチューナから受信するまでは警告表示を行わないようにすることも考えられるが、そうすると、モニターにチューナが接続されていない場合には、モニターでは起動完了メッセージをいつまでたっても受信することができないので、モニターでの無信号検出による無信号警告を表示することができなくなってしまう。
このため、上記のように、モニターでは、認証開始メッセージの発行から所定のタイムアウト期間(15秒)を設け、この期間にチューナから返答がない場合には、チューナが未接続であると判断し、タイムアウト期間が経過してから警告表示を行うようにしている。
このため、上記のように、モニターでは、認証開始メッセージの発行から所定のタイムアウト期間(15秒)を設け、この期間にチューナから返答がない場合には、チューナが未接続であると判断し、タイムアウト期間が経過してから警告表示を行うようにしている。
上述のように、従来のモニターの制御例では、モニターの電源がオンになって認証開始メッセージを発行した後、所定のタイムアウト期間を設け、そのタイムアウト期間内に認証が完了しなかった場合に、モニターにて音声処理や表示処理を行っている。しかしながらこの処理では、チューナが接続されていない場合には、タイムアウトのカウントが完了するまでボリューム/ミュートキーの操作が効かないため、ユーザは、リモコンのキー操作ができず、故障しているものと誤解を招く可能性がある。
また、無信号時の警告表示も同様で、従来では、認証確立に時間がかかる場合を考慮して、起動時に無信号と認識してもすぐに警告を出さず、一定期間経過してから警告表示を行うようにしているため、無信号時の警告が表示されるのが遅く、品位が悪いという問題がある。
また、無信号時の警告表示も同様で、従来では、認証確立に時間がかかる場合を考慮して、起動時に無信号と認識してもすぐに警告を出さず、一定期間経過してから警告表示を行うようにしているため、無信号時の警告が表示されるのが遅く、品位が悪いという問題がある。
本発明は、上述のごとき実情に鑑みてなされたもので、表示装置の操作入力手段に対して所定の操作を行ったときに、その操作に対する処理、及び無信号警告表示を実行するまでの時間を短縮することで、ユーザの混乱を回避するとともに、装置の品位を向上させるようにした表示装置を提供することを目的とするものである。
上記課題を解決するために、第1の技術手段は、HDMI入力端子を備え、HDMI入力端子を介して外部機器と接続可能な表示装置であって、表示装置が、操作入力手段と、制御手段とを有し、制御手段は、表示装置の電源の投入に応じて、所定の論理アドレスの機器に対する所定のCECメッセージを送信し、CECメッセージに応答するACKを受信したか否かを判断し、ACKを受信しない場合には少なくとも所定の論理アドレスの機器が接続されていないものと判断して、制御を行うことを特徴としたものである。
第2の技術手段は、第1の技術手段において、制御手段が、操作入力手段に対して所定の操作入力が行われたときに、操作入力に応じた制御の対象として、表示装置または外部機器のいずれかを判断して制御を行い、少なくとも所定の論理アドレスの機器が接続されていないものと判断した場合、操作入力手段に対する所定の操作入力に対して、表示装置を制御対象として制御することを特徴としたものである。
第3の技術手段は、第2の技術手段において、所定の操作入力が、少なくとも音量調整を行うための操作入力、音声ミュートの設定または解除を行うための操作入力であることを特徴としたものである。
第4の技術手段は、第3の技術手段において、所定の操作入力に対する制御が、操作入力に応じた音量制御、及び、制御した音量を表示する制御であることを特徴としたものである。
第5の技術手段は、第1〜4のいずれかの技術手段において、制御手段が、少なくとも所定の論理アドレスの機器が接続されていないものと判断した場合、外部機器からHDMI入力端子に入力する信号が無信号であるか否かを検出し、無信号である場合に無信号の警告表示を行うよう制御することを特徴としたものである。
本発明によれば、上述のごとき実情に鑑みてなされたもので、表示装置の操作入力手段に対して所定の操作を行ったときに、その作に対する処理、及び無信号警告表示を実行するまでの時間を短縮することで、ユーザの混乱を回避するとともに、装置の品位を向上させるようにした表示装置を提供することができる。
以下に、添付された図面を参照しながら、本発明による表示装置の実施形態を具体的に説明する。
本発明に係る表示装置は、例えばLCDなどを使用した表示部を備えた表示装置であり、チューナやプレーヤなどの映像源となる機器を外部接続して、その外部機器から入力する映像を表示できるようにしたモニターとして実施されるものである。外部機器としては、チューナやプレーヤ(BD,DVD等)、あるいはPCやゲーム機器などが接続できる。
本発明に係る表示装置は、例えばLCDなどを使用した表示部を備えた表示装置であり、チューナやプレーヤなどの映像源となる機器を外部接続して、その外部機器から入力する映像を表示できるようにしたモニターとして実施されるものである。外部機器としては、チューナやプレーヤ(BD,DVD等)、あるいはPCやゲーム機器などが接続できる。
図1は、本発明による表示装置を使用したシステム構成例を説明するため図で、図1(A)の構成例では、本発明の表示装置の一実施形態であるモニター1は、HDMIケーブル6によってチューナ2が接続されている。チューナ2は、セットトップボックスとして構成されたものであってもよい。
チューナ2は、アンテナ5で受信された放送信号の選局が可能である。そしてチューナ2は、さらにプレーヤ等の外部機器3,4が接続可能である。プレーヤ等の外部機器3,4から出力される映像信号は、チューナ2を介してHDMIケーブルによりモニターに出力され、モニター1にて表示される。
チューナ2は、アンテナ5で受信された放送信号の選局が可能である。そしてチューナ2は、さらにプレーヤ等の外部機器3,4が接続可能である。プレーヤ等の外部機器3,4から出力される映像信号は、チューナ2を介してHDMIケーブルによりモニターに出力され、モニター1にて表示される。
一方、図1(B)の構成例では、モニター1は、HDMIケーブル6によってプレーヤ等の外部機器3に接続される。ここでは、チューナ2を介することなく、外部機器3を直接にモニター1に接続している。外部機器がHDMIに対応していれば、このようなシステム構成も可能である。
図2は、表示装置の一実施形態であるモニターと、そのモニターに接続されるチューナの要部の機能を説明するためのブロック図である。
モニター1とチューナ2とは、HDMIケーブル6によって接続されている。HDMIケーブル6は、デジタル信号である映像・音声信号を差動方式で伝送するためのTMDSラインと、機器間で共通の制御信号(CECメッセージ)を伝送する双方向バスであるCECラインとを含んでいる。この他、HDMIケーブルには、EDID(Extended Display Identification Data)の送信やHDCP(High-bandwidth Digital Content Protection)認証等に利用されるDDC(Display Data Channel)ラインなどが含まれる。
モニター1とチューナ2とは、HDMIケーブル6によって接続されている。HDMIケーブル6は、デジタル信号である映像・音声信号を差動方式で伝送するためのTMDSラインと、機器間で共通の制御信号(CECメッセージ)を伝送する双方向バスであるCECラインとを含んでいる。この他、HDMIケーブルには、EDID(Extended Display Identification Data)の送信やHDCP(High-bandwidth Digital Content Protection)認証等に利用されるDDC(Display Data Channel)ラインなどが含まれる。
チューナ2は、外部入力I/F21、ビデオプロセッサ/デコーダ22、HDMIトランスミッタ23、CPU24、及びHDMI I/F26を備えている。またCPU24とHDMI I/F26との間にはCECライン25が接続される。CPU24は各部を制御している。HDMI I/F26は、HDMI入力端子として実現される。
DVDプレーヤやBDプレーヤなどの外部機器からの入力、及びアンテナからの入力は、外部入力I/F21によってチューナ2に入力され、ビデオプロセッサ/デコーダ22において、所定の映像信号処理が行われ、また必要に応じてデコード処理が行われる。
HDMIトランスミッタ23は、ビデオプロセッサ22で処理された映像信号をHDMI形式のストリームに変換する。そして、HDMIトランスミッタ23は、HDMI形式の映像/音声ストリームを映像/音声パケットとして、HDMI I/F26からHDMIケーブル6のTMDSラインによりモニター1へ送信する。
HDMIトランスミッタ23は、ビデオプロセッサ22で処理された映像信号をHDMI形式のストリームに変換する。そして、HDMIトランスミッタ23は、HDMI形式の映像/音声ストリームを映像/音声パケットとして、HDMI I/F26からHDMIケーブル6のTMDSラインによりモニター1へ送信する。
CECライン25は、HDMIケーブル内のCECラインに接続し、モニター1との間でCECメッセージの双方向通信を可能とする。CECライン25によるCECメッセージの送受信の動作は、CPU24により制御され、CECメッセージによってHDMI接続された機器を制御することができる。CECでは、HDMI接続された各機器の論理アドレス(機器の種別)と物理アドレス(機器の位置)が取得される。従って、送信側機器は、この論理アドレス(及び物理アドレス)を指定することで所望の機器にCECメッセージを送信することができ、また受信側機器は、このCECメッセージに付加された送信元の論理アドレス(及び物理アドレス)によって送信側機器を認識し、確認信号などを返信することができる。
モニター1は、HDMIレシーバ11と、ビデオプロセッサ12と、LCDパネル13と、CPU14と、受光部16と、HDMI I/F17とを備えている。またCPU14とHDMI I/F17との間にはCECライン15が接続される。CPU14は、各要素を制御している。
モニター1では、チューナ2から送出されたストリームをHDMI I/F17を介してHDMIレシーバで受信する。HDMIレシーバ11は、受信したストリームに対し映像処理を行い、また映像/音声の分離を行って、表示すべき映像信号をLCDパネル13に出力する。LCDパネル13では、入力した映像信号に従って映像表示を行う。音声は図示しないスピーカから音声出力される。また、受光部16は、リモコン18からの赤外線信号を受信すると、その信号をCPU14に送る。ここで、リモコン18は本発明の操作入力手段に相当し、CPU14が本発明の制御手段に相当するものである。
モニター1では、チューナ2から送出されたストリームをHDMI I/F17を介してHDMIレシーバで受信する。HDMIレシーバ11は、受信したストリームに対し映像処理を行い、また映像/音声の分離を行って、表示すべき映像信号をLCDパネル13に出力する。LCDパネル13では、入力した映像信号に従って映像表示を行う。音声は図示しないスピーカから音声出力される。また、受光部16は、リモコン18からの赤外線信号を受信すると、その信号をCPU14に送る。ここで、リモコン18は本発明の操作入力手段に相当し、CPU14が本発明の制御手段に相当するものである。
図2の構成例を参照しながら、リモコン18でボリューム/ミュートキーが操作されたときの処理例について説明する。この操作が、本発明における操作入力手段に対する所定の操作入力の一例に相当する。
リモコン18でボリューム/ミュートキーが操作され、そのキー信号がモニター1の受光部16で受信されると、受信信号はCPU14に送られてデコードされる。そしてデコードされたボリューム/ミュートキー情報は、CECメッセージとしてCECライン15に送出され、HDMIケーブル6のCECラインによりチューナ2に送られる。そしてチューナ2では、モニター1から送られたボリューム/ミュートキー情報は、CECライン25によりCPU24に伝送され、CPU24でそのボリューム/ミュートキーを認識すると、チューナ2の音量制御を行い、さらにビデオプロセッサ22を制御してOSDを生成させる。
リモコン18でボリューム/ミュートキーが操作され、そのキー信号がモニター1の受光部16で受信されると、受信信号はCPU14に送られてデコードされる。そしてデコードされたボリューム/ミュートキー情報は、CECメッセージとしてCECライン15に送出され、HDMIケーブル6のCECラインによりチューナ2に送られる。そしてチューナ2では、モニター1から送られたボリューム/ミュートキー情報は、CECライン25によりCPU24に伝送され、CPU24でそのボリューム/ミュートキーを認識すると、チューナ2の音量制御を行い、さらにビデオプロセッサ22を制御してOSDを生成させる。
ビデオプロセッサ/デコーダ22では、生成したOSDを映像信号に重畳し、HDMIトランスミッタ23からHDMI I/F26を介してHDMIケーブル6のTMDSラインに送出する。そしてOSDが重畳された映像信号は、モニター1のHDMI I/F17を介してHDMIレシーバ11で受信され、ビデオプロセッサ12で処理されてLCDパネル13で表示される。このときのOSD画面は、音量制御による音量情報をモニター1で表示させるもので、例えば、画面の左上に音量を数値化した情報を表示させるものである。
次に、上記のようなモニター1の構成で、チューナ2が接続されていないときの処理例を図2を参照しながら説明する。
リモコン18でボリューム/ミュートキーが操作され、そのキー信号がモニター1の受光部16で受信されると、受信信号はCPU14に送られてデコードされる。そしてCPU14では、デコードされたボリューム/ミュートキー情報に従って、モニターの音量制御を行う。さらにCPU14は、ビデオプロセッサ12を制御してOSDを生成させる。ビデオプロセッサ12では、生成したOSDを映像信号に重畳し、LCDパネル13に出力して表示させる。このときのOSD画面は、音量制御による音量情報をモニター1で表示させるもので、例えば、画面の左上に音量を数値化した情報を表示させるものである。
リモコン18でボリューム/ミュートキーが操作され、そのキー信号がモニター1の受光部16で受信されると、受信信号はCPU14に送られてデコードされる。そしてCPU14では、デコードされたボリューム/ミュートキー情報に従って、モニターの音量制御を行う。さらにCPU14は、ビデオプロセッサ12を制御してOSDを生成させる。ビデオプロセッサ12では、生成したOSDを映像信号に重畳し、LCDパネル13に出力して表示させる。このときのOSD画面は、音量制御による音量情報をモニター1で表示させるもので、例えば、画面の左上に音量を数値化した情報を表示させるものである。
上記のように、モニター1では、モニター1用のリモコン18からボリューム/ミュートキーの操作信号が送信された場合、チューナ2が接続されていれば、そのキー情報をCECメッセージによりチューナ2に送信することにより、チューナ2で音量制御及びOSDの生成を行わせることができる。また、チューナ2が接続されていなければ、モニター1で音量制御を行うとともにOSDを生成して表示させる。
図3は、本発明による表示装置でチューナを認証するときの制御の一例を説明するための図である。ここでは表示装置の一例であるモニターに対して、プレーヤ等のチューナではない機器が接続されているときの制御例を示している。
まず、モニターの電源がオン(Power On)されると(S1)、モニターではCECメッセージを発行して送信する(S2)。このときのCECメッセージは、チューナの論理アドレス(3,6,7,10)に対して送信されるもので、対象の論理アドレスの機器がACK(Acknowledgment)を返信するCECメッセージである。このCECメッセージとして、例えば、HDMI規格による〈Poling Message〉を使用することができる。あるいは、HDMI規格に基づくベンダーコマンドにより作成したものであってもよい。以下の例でも同様である。
これに対してプレーヤでは、自身宛のCECメッセージではないためこれを無視し、プレーヤからモニターに対しては何ら応答が帰ってこない。ここでプレーヤではなく、CECメッセージの論理アドレスに該当するチューナが接続されていれば、そのCECメッセージに対するACKが返信される。
まず、モニターの電源がオン(Power On)されると(S1)、モニターではCECメッセージを発行して送信する(S2)。このときのCECメッセージは、チューナの論理アドレス(3,6,7,10)に対して送信されるもので、対象の論理アドレスの機器がACK(Acknowledgment)を返信するCECメッセージである。このCECメッセージとして、例えば、HDMI規格による〈Poling Message〉を使用することができる。あるいは、HDMI規格に基づくベンダーコマンドにより作成したものであってもよい。以下の例でも同様である。
これに対してプレーヤでは、自身宛のCECメッセージではないためこれを無視し、プレーヤからモニターに対しては何ら応答が帰ってこない。ここでプレーヤではなく、CECメッセージの論理アドレスに該当するチューナが接続されていれば、そのCECメッセージに対するACKが返信される。
モニターでは、ここで送信したCECメッセージに対するACKを確認する処理を行い、ACKが帰ってこなければ、少なくとも目的とする論理アドレスのチューナは接続されていないことを認識する(S3)。この場合には、従来例のようにタイムアウト期間を設けることなく、チューナが未接続であると認識して制御を行う。以後、リモコンのボリューム/ミュート(Volume/Mute)キーがユーザにより操作され、リモコン信号を受信した場合は(S4)、モニターでは、音声処理と表示処理を行う(S5)。音声処理は、音量制御処理またはミュート処理であり、表示処理は、モニターに音量表示を行うためのOSD生成及び表示処理である。なお、ここにミュート処理はトグル動作を行うものであり、設定及び解除の双方を含むものとする。
上記のように、モニターで発行したCECメッセージに対しては、チューナが接続されていない場合にはモニターに応答が帰ってこない。このとき本発明に係る実施形態では、モニターでは、CECメッセージに対して、ACKが返信されてきているかどうかを判別し、ACKが返信されなければ少なくともチューナが接続されていないものと判断して、モニター側単独による音声制御処理、及びOSD生成表示処理を行うようにする。ACKの返信までの時間は、ごく短時間(例えば数秒以内)に行われるため、長時間のタイムアウト期間(例えば15秒)が満了するまでの間、ボリューム/ミュートキー操作に対するモニターでの音量制御・表示処理を行わないことによるユーザの混乱や品位の低下を回避することができる。
図4は、本発明による表示装置でチューナを認証するときの制御の他の例を説明するための図である。ここでは表示装置の一例であるモニターに対して、プレーヤ等のチューナではない機器が、電源オフ(Power Off)状態で接続されているときの制御例を示している。
まず、モニターの電源がオン(Power On)されると(S11)、モニターではCECメッセージを発行して送信する(S12)。このときのCECメッセージは、上述の例と同様にチューナの論理アドレス(3,6,7,10)に対して送信されるもので、対象の論理アドレスの機器がACKを返信するCECメッセージである。
まず、モニターの電源がオン(Power On)されると(S11)、モニターではCECメッセージを発行して送信する(S12)。このときのCECメッセージは、上述の例と同様にチューナの論理アドレス(3,6,7,10)に対して送信されるもので、対象の論理アドレスの機器がACKを返信するCECメッセージである。
これに対してプレーヤでは、電源がオフ状態であるため、プレーヤからモニターに対しては何ら応答が帰ってこない。ここでプレーヤではなく、チューナが接続されていれば、そのCECメッセージに対するACKが返信される。ここで、プレーヤの電源がオフ状態であることは、CECメッセージの送受信ができるスタンバイ状態、あるいはCECメッセージの送受信もできないオフ状態のいずれであってもよく、いずれの場合にもモニターに対してはACKは帰ってこない。
モニターでは、ここで送信したCECメッセージに対するACKを確認する処理を行い、ACKが帰ってこなければ、少なくともチューナは接続されていないことを認識する(S13)。そしてモニターでは、無信号検出処理を行い、モニターのHDMI入力端子に対して映像信号が入力していなことを確認すると(S14)、無信号であることを警告する無信号警告表示を行う(S15)。
上記のように、モニターで発行したチューナの論理アドレスを指定するCECメッセージに対して、チューナが接続されていない場合にはモニターに応答が帰ってこない。このとき本例では、モニターでは、CECメッセージに対して、ACKが返信されてきているかどうかを判別し、ACKが返信されなければ少なくとも目的とするチューナが接続されていないものと判断し、その後無信号検出処理を行って、無信号警告表示を行うようにする。これにより、長時間のタイムアウト期間が満了するまでの間、無信号警告表示を行わないことによるユーザの混乱や品位の低下を回避することができる。
なお、本例では、CECメッセージに対するACKの有無を判別して無信号検出を行っているが、図4に示すように、ACKが無いと判断した後にボリューム/ミュートキーが操作された場合には、モニター1にて上記のような音声処理及び表示処理を実行させるようにすることができる。
図5は、本発明による表示装置でチューナを認証するときの制御の他の例を説明するための図である。ここでは表示装置の一例であるモニターに対して、チューナが接続されているときの制御例を示している。
まず、モニターの電源がオン(Power On)されると(S21)、モニターではCECメッセージを発行して送信する(S22)。このときのCECメッセージは、上述の例と同様にチューナの論理アドレス(3,6,7,10)に対して送信されるもので、対象の論理アドレスの機器がACKを返信するCECメッセージである。
まず、モニターの電源がオン(Power On)されると(S21)、モニターではCECメッセージを発行して送信する(S22)。このときのCECメッセージは、上述の例と同様にチューナの論理アドレス(3,6,7,10)に対して送信されるもので、対象の論理アドレスの機器がACKを返信するCECメッセージである。
これに対してチューナでは、自身の論理アドレスに対するCECメッセージであるため。これに対してACKを返信する(S23)。モニターでは、チューナからのACKを受けて、目的とするチューナが接続されている可能性があるものと判断し、CECによる認証開始メッセージを発行してチューナに対して送信する(S25)。
このときモニターでは、タイムアウト期間(例えば15sec)を設け、認証開始メッセージからの時間をカウントする。そしてタイムアウトになった時点でチューナが未接続であることを認識する。従ってタイムアウトまでの期間中にボリューム/ミュートキーが操作されても、モニターでの音量制御処理/表示処理は行わない。
CECによる認証開始メッセージを受信したチューナでは、自身の起動処理を開始し(S26)、これに伴ってCECによる認証開始メッセージ応答をモニターに送信する(S27)。
CECによる認証開始メッセージを受信したチューナでは、自身の起動処理を開始し(S26)、これに伴ってCECによる認証開始メッセージ応答をモニターに送信する(S27)。
認証開始メッセージに対する応答を受け取ったモニターは、チューナが接続されていることを認識する(S28)。そしてこの後、リモコンのボリューム/ミュート(Volume/Mute)キーがユーザにより操作され、リモコン信号を受信すると(S29)、CECメッセージによりボリューム/ミュートキーのキー信号をチューナに送信する(S30)。チューナでは、このCECメッセージに従って、音声処理と表示処理を行う(S31)。音声処理は、音量調整処理またはミュート処理であり、表示処理は、モニターで音量表示を行うためのOSD生成処理である。
上記各制御例に示したように、本発明に係る実施形態では、モニターは、所定のCECメッセージに対して、ACKが返信されてきているかどうかを判別し、ACKが返信されてくれば、チューナが接続されていることを判断する。そして、この時点から従来とおりのタイムアウトのカウントを開始して認証開始メッセージを発行し、認証が確立した後、ボリューム/ミュートキーの操作を有効にする。ACKが返信されてこなければ、少なくともチューナは接続されていないものと判断し、タイムアウトを設けることなく、モニターによる音声処理及び表示処理を実行する。また無信号検出を行う場合にも、ACKが返信されてこないことを確認した後、無信号検出を行うことで、短時間に無信号の警告表示を行うことができるようになる。
これにより、表示装置を使用するユーザの混乱を低減するとともに、表示装置の品位を高めることができる。
なお、本発明の所定の操作入力として、ボリューム/ミュートキーの操作を例に説明したが、モニターとそのモニターに接続されるチューナに共通の操作に適用できることはいうまでもない。
これにより、表示装置を使用するユーザの混乱を低減するとともに、表示装置の品位を高めることができる。
なお、本発明の所定の操作入力として、ボリューム/ミュートキーの操作を例に説明したが、モニターとそのモニターに接続されるチューナに共通の操作に適用できることはいうまでもない。
1…モニター、2…チューナ、3,4…外部機器、5…アンテナ、6…HDMIケーブル、11…HDMIレシーバ、12…ビデオプロセッサ、13…LCDパネル、14…CPU、15…CECライン、16…受光部、17…HDMI I/F、18…リモコン、21…外部入力I/F、22…ビデオプロセッサ/デコーダ、23…HDMIトランスミッタ、24…CPU、25…CECライン、26…HDMI I/F。
Claims (5)
- HDMI入力端子を備え、該HDMI入力端子を介して外部機器と接続可能な表示装置であって、
該表示装置は、操作入力手段と、制御手段とを有し、
該制御手段は、前記表示装置の電源の投入に応じて、所定の論理アドレスの機器に対する所定のCECメッセージを送信し、該CECメッセージに応答するACKを受信したか否かを判断し、該ACKを受信しない場合には少なくとも前記所定の論理アドレスの機器が接続されていないものと判断して、制御を行うことを特徴とする表示装置。 - 請求項1に記載の表示装置において、
前記制御手段は、前記操作入力手段に対して所定の操作入力が行われたときに、該操作入力に応じた制御の対象として、表示装置または前記外部機器のいずれかを判断して制御を行い、前記少なくとも前記所定の論理アドレスの機器が接続されていないものと判断した場合、前記操作入力手段に対する所定の操作入力に対して、前記表示装置を制御対象として制御することを特徴とする表示装置。 - 請求項2に記載の表示装置において、
前記所定の操作入力は、少なくとも音量調整を行うための操作入力、音声ミュート設定または解除を行うための操作入力であることを特徴とする表示装置。 - 請求項3に記載の表示装置において、
前記所定の操作入力に対する制御は、該操作入力に応じた音量制御、及び、制御した音量を表示する制御であることを特徴とする表示装置。 - 請求項1〜4のいずれか1に記載の表示装置において、
前記制御手段は、前記少なくとも所定の論理アドレスの機器が接続されていないものと判断した場合、前記外部機器から前記HDMI入力端子に入力する信号が無信号であるか否かを検出し、無信号である場合に無信号の警告表示を行うよう制御することを特徴とする表示装置。
Priority Applications (1)
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- 2008-08-01 JP JP2008199742A patent/JP2010041203A/ja active Pending
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