JP2010040469A - 異方導電性シートおよび基板体 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】基板体Bは、基板11に異方導電性シート20を貼り付けて構成されている。異方導電性シート20は、多孔質PTFEからなるフレーム板21を用いている。フレーム板21には、テーパ付きの貫通孔が形成されている。そして、貫通孔の内壁部に無電解めっきを用いた貫通導電部材22が形成されている。基板側導体15と相手側導体とが、貫通導電部材22を間に挟んで導通する。その際、テーパ付き貫通孔の大径側が基板側導体15に接触し、小径側が相手側導体に接触する。相手側導体が微細化,挟ピッチ化されても、導通不良,誤接続,短絡の発生が抑制される。
【選択図】図3
Description
特許文献2の技術では、高強度樹脂等の弾性高分子からなるフレーム板を用いている。そして、フレーム板の孔を導電性磁性体粒子を充填した貫通導電部材で埋めている。
特許文献3の技術では、フレーム板として多孔質PTFEを用い、各孔の内壁部に、無電解めっきにより貫通導電部材を形成する技術が開示されている。
反面、貫通導電部材を極小化すると、基板側導体と相手側導体との導通不良を招くおそれがあった。
また、貫通孔の大径側では、めっき層が厚くなり、小径側ではめっき層が薄くなる。したがって、電子部品の相手側導体に小径側が接続されるように用いることで、相手側導体の挟ピッチ化にも対応することができる。
いる。そして、異方導電性シートの貫通孔のテーパは、基板側から基板に対向する側に向かって径が縮小するテーパである。
図1は、本発明の実施の形態1に係る検査装置Aの断面図である。図2は、基板体Bの裏面図である。図2において、嵌合部材16の図示は省略されている。図3は、基板体Bの縦断面図である。ただし、図1,図3には、各要部の部分断面を示しており、図中に示される全ての部材が共通の切断面に存在しているわけではない。
また、可動治具42には、基板体Bの外部電極13に対応して、バネ式プローブピン(外部端子)40が配置されている。バネ式プローブピン40の基端側から、検査用の信号を外部に送るための配線40aが延びている。
なお、基板11には、基板側導体15と相手側導体33との位置決めを行うための1対の位置決めピン26が設けられている。電子部品は、下側ジグ41の凹部にセットされるが、嵌合状態ではなく、遊びがある状態でセットされるに過ぎないからである。
異方導電性シート20において、多孔質樹脂からなるフレーム板21に、貫通導電部材22が均一に配置されている。貫通導電部材22の位置が、相手側導体33や基板側導体15の位置と一致している必要はない。また、全ての貫通導電部材22が、相手側導体33または基板側導体15に接触している必要はない。相手側導体33と基板側導体15との平面上の位置が一致していれば、異方導電性シート20中のいずれかの貫通導電部材22を介して、両者が導通する。
図1に示す状態の前、つまり電子部品を取り付ける前には、可動治具42は、バネ部材47により、上方に引き上げられている。この状態で、電子部品(本実施の形態では、FPC31のコネクタ32)を下側治具41にセットする。コネクタ32には、挟ピッチの相手側導体33が設けられている。また、挟ピッチ以外の領域には、電源ラインやグランドラインの特殊電極33aが設けられている。
基板体Bと上側治具42とは、嵌合部材16により比較的高精度に位置決めされるが、電子部品は形状のばらつきが大きい。そのために、位置決めピン26が装着されているが、基板側導体15に比べ、相手側導体33の位置等のばらつきは大きい。反面、電子部品の微細化に伴う相手側導体33の挟ピッチ化が、進行しつつある。
そして、異方導電性シート20に相手側導体33を押し当てる。これにより、基板側導体15と相手側導体33とが、貫通導電部材22を間に挟んで導通する。なお、特殊電極33aには、バネ式プローブピン25を押し当てる。
図6(a)〜(e)は、実施の形態1に係る異方導電性シート20の製造工程を示す斜視図である。以下、図6(a)〜(e)を参照しつつ、異方導電性シート20の製造工程について説明する。ただし、本発明の異方導電性シートの製造方法は、下記の方法に限定されるものではない。
図7は、実施の形態1の変形例に係る相手側導体33と基板側導体15との間に異方導電性シート22を挟んだ状態を拡大して示す平面図である。本変形例においても、フレーム板21には、テーパ付きの貫通孔が形成されている。そして、貫通孔の内壁部に無電解めっきを用いた貫通導電部材22が形成されている。
また、図7には図示されていないが、基板には位置決めピンが、異方導電性シート20にはピン穴が形成されている。これによって、基板側導体15と貫通導電部材22との位置整合が確保されている。
図8(a),(b)は、本発明の実施の形態2に係る接続構造体Cの接続前、および接続後の構造を示す断面図である。接続構造体Cにおいて、リジッドプリント配線板(PCB)は、リジッド基板50と、その上の配線である相手側導体51とを有している。FPC(基板体)は、フレキシブル基板60と、その上の配線である基板側導体61とを有している。フレキシブル基板60には、貫通導電部材22を有する異方導電性シート20が貼り付けられている。
B 基板体
C 接続構造体
11 基板
12 裏面電極
13 外部電極
14 配線
15 基板側導体
16 嵌合部材
17 スルーホール導通部
20 異方導電性シート
21 フレーム板
22 貫通導電部材
22x コロイド付着領域
24 積層体
25 バネ式プローブピン
26 位置決めピン
28 マスク膜
28 マスク膜
31 FPC
32 コネクタ
33 相手側導体
40 バネ式プローブピン
40a 配線
41 下側治具
42 可動治具
43 上側治具
44 支柱
45 ハンドル
47 バネ部材
50 リジッド基板
51 相手側導体
52 支持部
55 ロック部
56 軸
60 フレキシブル基板
61 基板側導体
Claims (3)
- 複数の微細孔を有する多孔質樹脂からなり、板厚方向に貫通する複数の貫通孔が形成されたフレーム板と、
前記貫通孔の内壁面および各微細孔内を含む表面領域に形成され、無電解めっき層を含む貫通導電部材と、
を備え、
前記複数の貫通孔は、共通の方向に傾いたテーパを、貫通孔全体に亘って有している、異方導電性シート。 - 基板側導体が形成された基板と、
前記基板上に取り付けられた,請求項1記載の異方導電性シートと、
を備え、
前記異方導電性シートの貫通孔は、基板側から基板に対向する側に向かって径が小さくなるテーパを有している、基板体。 - 請求項2記載の基板体において、
前記貫通導電部材は、前記基板側導体の配置部位ごとに分散して配置されており、
前記異方導電性シートの前記基板への取付位置を位置決めする位置決め機構をさらに備えている、基板体。
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