JP2010039006A - 広ダイナミックレンジ撮像装置 - Google Patents

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泰慎 小泉
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Abstract

【課題】撮像光学系を改善することにより、フレアやゴーストを防ぎ、ダイナミックレンジを広範囲化することを可能にした広ダイナミックレンジ撮像装置を実現すること。
【解決手段】少なくとも、撮像光学系1と、撮像光学系1により被写体の光学像が結像される撮像素子4を備える広ダイナミックレンジ撮像装置において、撮像光学系1は、その結像光学系のすべてを反射ミラーで構成したことを特徴とする広ダイナミックレンジ撮像装置である。
【選択図】図2

Description

本発明は、車載、監視、工業用等において、被写体を撮像する広ダイナミックレンジ撮像装置に係わり、特に、撮像する被写体画像内の光量差が大きく、フレア、ゴーストの影響を防止することを可能にした広ダイナミックレンジ撮像装置に関する。
従来の広ダイナミックレンジ撮像装置においては、撮像光学系に結像レンズが用いられるため、実際に撮影する被写体画像が光量比が高い画像の場合、強い光は、結像レンズ面で多重反射し、撮像素子に散乱集光されるため、撮像画像全体にフレアとして極めて影響を与える光ノイズ成分となっている。そのため、実際の撮影画像では、ダイナミックレンジが確保できないという問題があった。
図14は、撮像光学系に結像レンズを用いた場合のダイナミックレンジの悪化(レンズシミュレーションによるフレア発生)を説明するための図であり、図14(a)は、正常結像光が得られた場合の撮像光学系を示す図(1〜5、7〜11はレンズ表面、6は絞り、12は結像面を示す。)、図14(b)は、レンズ面反射(レンズ面9−レンズ面11間反射)によりフレアが発生する場合の撮像光学系を示す図、図14(c)は、鏡円筒内反射によりフレアが発生する場合の撮像光学系を示す図である。
図15は、結像レンズを用いた場合のダイナミックレンジの悪化の状況を示す図であり、図15(a)は、フレアの影響を受けた場合の露光時間の異なる((1)は、1/1秒、(2)は1/32秒、(3)は、1/480秒、(4)は、1/8060秒)撮像画像出力信号と撮像画像(被写体)の明るさとの関係を示す図、図15(b)は、露光時間の異なる画像出力信号から撮影画像の明るさの範囲に応じて画像出力を得る場合(広ダイナミックレンジ撮像装置)のフレアの影響を受けた場合の撮像画像出力信号と、撮像画像の明るさとの関係を示す図である。これによれば、いずれの場合にも各露光時間ともフレア光が加算され撮像素子からの画像出力信号が飽和し、コントラストが低下し、画像出力信号のダイナミックレンジが悪化している。
これらの図を参照して、フレア光量を試算すると、入力される光学像の最大光量を100%として換算すると、低フレア仕様のレンズでも0.3%、一般レンズでは0.6%がフレア光として光学像全体にかぶる。被写体の光量比が3300万倍(150dB)の場合、結像レンズを通して撮像した場合、画像全体に上記0.3%が各露光条件の撮像画像信号にフレア光としてかぶることになり、撮像画像出力信号の最大値4096LSBとすると、4096LSB(≒72dB)×0.3%=12.3LSB(21dB)相当のコントラスト低下を引き起こす。従って、51dB程度のコントラストとなる。また、部分画像信号においては、最短時間露光画像の影響度が大きく、150dBから129dB以下に低下する。0.6%の場合は、4096LSB(≒72dB)×0.6%=24.6LSB(28dB)以上低下し、150dBから123dB以下に低下し、さらに撮像光学系の内部鏡内の反射も加味すると、100〜120dBあたりに限界値が試算される。すなわち、撮像光学系に結像レンズを用いた広ダイナミックレンジ撮像装置においては、フレアの影響によりコントラストが低下し、低フレアレンズ製品でも100〜120dBのダイナミックレンジが限界であり、カメラシステムが150〜170dBの仕様のものでも、撮影画像は100〜120dBに止まってしまう。
特開2006−013883号公報 特開2006−352757号公報 特開2005−259750号公報
上記のごとく、従来の広ダイナミックレンジ撮像装置においては、撮像素子に結像させるまでの撮像光学系にはレンズが配置されているため、結像レンズの表面や結像レンズを配置するためのレンズ鏡筒の内面反射により、また、結像レンズ以外にも、撮像素子のカバーガラスや、撮像光学系の前面に配置され防塵カバーガラス等でも光軸に直交して配置されている場合には顕著な多重反射により、フレアやゴーストが生じ、広ダイナミックレンジ撮像装置において実現された広ダイナミックレンジの性能を引き出すことができないという問題があった。
本発明の目的は、上記の問題点にかんがみ、撮像光学系を改善することにより、フレアやゴーストを防ぎ、ダイナミックレンジを広範囲化することを可能にした広ダイナミックレンジ撮像装置を実現することにある。
本発明は、上記の課題を解決するために、次のような手段を採用した。
第1の手段は、撮像光学系と、該撮像光学系により被写体の光学像が結像される撮像素子とを備える広ダイナミックレンジ撮像装置において、前記撮像光学系は、その結像光学系のすべてを反射ミラーで構成したことを特徴とする広ダイナミックレンジ撮像装置である。
第2の手段は、撮像光学系と、該撮像光学系により被写体の光学像が結像される撮像素子と、該撮像素子に結像された光学像に基づいて、少なくとも2つの異なる光量レベルの画像信号を生成して、前記複数の画像信号を出力する複数画像信号生成部と、閾値が設定された閾値設定部と、前記設定された閾値に基づいて、各画像信号から選択されるべき画像信号部分をそれぞれ部分画像信号として抽出する部分画像信号抽出部と、抽出された部分画像信号に基づいて、被写体の撮影画像全体に対応する1つの合成画像信号として合成する合成画像生成部とを備えた広ダイナミックレンジ撮像装置において、前記撮像光学系は、その結像光学系のすべてが反射ミラーで構成されていることを特徴とする広ダイナミックレンジ撮像装置である。
第3の手段は、第1の手段又は第2の手段において、前記反射ミラーは、球面又は回転対称非球面のうち少なくとも1つを含み、各反射ミラーの対称軸が一致していることを特徴とする広ダイナミックレンジ撮像装置である。
第4の手段は、第1の手段又は第2の手段において、前記反射ミラーは、球面又は回転対称非球面のうち少なくとも1つを含み、各反射ミラーの対称軸の少なくとも1か所が一致していないことを特徴とする広ダイナミックレンジ撮像装置である。
第5の手段は、第1の手段ないし第4の手段のいずれか1つの手段において、前記撮像光学系において、前記反射ミラーを保持する筐体内面は、反射光を減殺するための多数の円錐状溝が形成されていることを特徴とする広ダイナミックレンジ撮像装置である。
第6の手段は、第1の手段ないし第4の手段のいずれか1つの手段において、前記撮像光学系において、前記反射ミラーを保持する筐体内面は、反射光を減殺するため黒色の繊維が植毛されていることを特徴とする広ダイナミックレンジ撮像装置である。
第7の手段は、第1の手段ないし第6の手段のいずれか1つの手段において、前記撮像素子にはカバーガラスが設けられておらず、前記撮像光学系の光学像を取込む開口部には、保護又は防塵するためのカバーガラスが、その表面の垂線が前記撮像光学系内の光軸と一致しないように配置されていることを特徴とする広ダイナミックレンジ撮像装置である。
本発明によれば、フレアやゴーストを大幅に低減することができるため、ダイナミックレンジを広範囲化した広ダイナミックレンジ撮像装置を実現することができる。また、120dB以上の非常に高コントラスト画像の撮像が可能となり、従来、実用化が困難視されていた利用分野での広ダイナミックレンジ撮像装置の安全性、信頼性を大幅に向上させることができる。
本発明の一実施形態を図1ないし図13を用いて説明する。
図1は、本実施形態の発明に係る広ダイナミックレンジ撮像装置の外観を示す斜視図である。
図2(a)は、本発明の広ダイナミックレンジ撮像装置に適用される光路と平行な切断面から見た撮像光学系1の断面図である。
同図において、1は撮像光学系、2は撮像光学系1を構成する筐体、3は撮像光学系1における結像光学系を構成するために配置された複数枚の反射ミラー、4は撮像素子、5は広ダイナミックレンジカメラシステム基板、6は撮像光学系1に入射された光が撮像素子4に入射されるまでの光路である。
なお、撮像素子4の結像面には、保護用のカバーガラスを配置すると光が撮像素子面との反射を繰り返して散乱するので、カバーガラスは配置しないことが好ましい。また、被写体の光学像を取込む撮像光学系1の開口部には、保護又は防塵をするための透明板(カバーガラス)9が、その表面の垂線が前記撮像光学系内の光軸と一致しないように配置されている。これにより、透明板9は透明板9の裏面で反射した光が撮像素子4の同じ画素位置へ導かれない配置となる。
同図に示すように、撮像光学系1に入射した光は、光路6を経て、各反射ミラー3によって反射され撮像素子4に入射される。撮像光学系1を複数の反射ミラー3で構成することにより、従来の結像レンズを用いた際に結像レンズ面において発生した多重反射を無くすことができ、フレア等の発生を防止することができる。
さらに、撮像光学系1において、反射ミラー3を保持し、光学系を覆う筐体2内面で、少なくとも撮像素子4への反射成分に影響を与える内面に、5〜20μm以下のランダムに形成された複数の円錐状溝の反射防止処理を施したり、図2(b)に示すように筐体2内面で、少なくとも撮像素子4への反射成分に影響を与える内面に、φ20μmの径で長さが0.4〜0.5mmの黒色のアクリル繊維又はナイロン繊維からなる静電植毛を施すことが、フレアをより低減するのに効果的である。
この図に示すように、撮像光学系1の筐体内の散乱光は、筐体2内面に設けられた、多数の円錐状溝、又は図2(b)に示すような黒色のアクリル繊維やナイロン繊維からなる静電植毛によって、散乱光が低減され、散乱光が撮像素子4に入射されることを防止することができ、フレア等の発生を防止することができる。
図3は、撮像光学系1における結像光学系を構成する複数の反射ミラー3の配置構成例1を示す図である。
同図において、この配置構成例1は反射ミラー3A1、3A2、3A3、3A4から構成され、すべて球面から成る。そのためミラー製作が安価であり、低フレア光学系を低コストで実現することができる。
一方、反射ミラーが球面であるために収差補正が難しくなるが、本構成例では各反射ミラーの対称軸を一致させずシフト又はチルトさせることにより、収差補正を良好に行っている。
構成例1の構成データを表1に、横収差を図4に示す。
図5は、撮像光学系1における結像光学系を構成する複数の反射ミラー3の配置構成例2を示す図である。
同図において、この配置構成例2は反射ミラー3B1、3B2、3B4が回転対称非球面、反射ミラー3B3が球面であり、各反射ミラーの対称軸が一致している。
本構成では、反射ミラー3に回転対称非球面を導入することで歪曲補正を効果的に行っている。そのため、後述するように、レーザー加工機等のFA(Factory Automation)用カメラなどの広ダイナミックレンジ撮像装置の撮像光学系に適している。また各反射ミラーの対称軸が一致しているため、筐体のアライメント調整を容易に行うことができる。
構成例2の構成データを表2に、横収差を図6に示す。
なお回転対称非球面は次の定義式で規定する。
K、A、B、C、D すべてが0の場合は球面となる。
ただし、
R:面中心における曲率半径
K:コーニック係数
A:4次非球面係数
B:6次非球面係数
C:8次非球面係数
D:10次非球面係数
図7は、撮像光学系1における結像光学系を構成する複数の反射ミラー3の配置構成例3を示す図である。
同図において、この配置構成例3は反射ミラー3C1、3C2、3C4が回転対称非球面、反射ミラー3C3が球面であり、各反射ミラーの対称軸が一致している。
本構成例では、反射ミラー3に回転対称非球面を導入することで高画質を維持しつつ、広画角を実現している。そのため後述するように、車載カメラによる白線認識用の広ダイナミックレンジ撮像装置の撮像光学系、又は交差点を監視するための監視カメラなどの広ダイナミックレンジ撮像装置の撮像光学系に適している。また各反射ミラーの対称軸が一致しているため、筐体のアライメント調整を容易に行うことができる。
構成例3の構成データを表3に、横収差を図8に示す。
また、反射ミラーが回転対称非球面であって各反射ミラーの対称軸が一致していない構成でも良い。
前述の配置構成例1〜3はいずれも回転対称面(球面、非球面)を反射ミラーとして採用しているが、その理由は製造が比較的容易であり、精度を確保しやすいことにある。
従って非回転対称面、すなわちアナモルフィック非球面あるいは自由曲面などを用いても何ら支障はなく、導入によって解像力を向上させたり、歪曲を改善したり、画角を広げたりすることが期待できる。
さらに、これら非回転対称面を用いた結像光学系においても、各反射ミラーの中心線を一致させず、シフト又はチルトさせることが可能である。これにより一層の性能改善を期待することができる。
図9は、本発明に係る広ダイナミックレンジ撮像装置の制御系統を示すブロック図である。
同図において、7は制御回路部、71は撮像素子4に結像された光学像に基づいて、複数の異なる光量レベルを有する画像信号を生成する複数画像信号生成部、72は部分画像信号抽出用の閾値が設定されている閾値設定部、73は、閾値に基づいて、複数の各画像信号から選択されるべき部分画像信号を抽出する部分画像信号抽出部、74は合成画像生成部、75は合成画像出力部、8は画像表示部である。なお、その他の構成は図2(a)に示した同符号の構成に対応する。
図10(a)は、撮像素子4から取得された露光時間の異なる複数個の画像信号(1)〜(4)と撮像画像(被写体)の明るさとの関係を示す図であり、図10(b)は、閾値設定部72における閾値の設定例を示す図であり、図10(c)は、部分画像信号抽出部73において、取得された画像信号(1)〜(4)から、閾値設定部72において設定された閾値に基づいて、抽出された部分画像信号(1’)〜(4’)と撮像画像の明るさとの関係を示す図である。
図9及び図10を用いて撮像装置の動作を説明すると、まず、撮像光学系1により被写体の光学像を撮像素子4に結像させる。次に、複数画像信号生成部71において、撮像素子4に結像された光学像に基づいて、複数の異なる光量レベルを有する画像信号(1)〜(4)を生成する。次に、部分画像信号抽出部73において、閾値設定部72において設定された閾値に基づいて、各画像信号(1)〜(4)から選択されるべき画像信号部分をそれぞれ部分画像信号(1’)〜(4’)として抽出する。次に、合成画像生成部74において、抽出された部分画像信号(1’)〜(4’)に基づいて、被写体の撮影画像全体に対応する1つの合成画像信号を生成し、合成画像出力部75に出力する。合成画像出力部75に出力された合成画像は画像表示部8に表示される。
図11は、本発明に係る広ダイナミックレンジ撮像装置を車載用カメラに適用した場合の説明図である。
同図に示すように、車載用カメラ11として適用された広ダイナミックレンジ撮像装置は、車両の左右のヘッドライト付近に装着され、道路の白線認識用として用いると極めて有用である。
図12は、本発明に係る広ダイナミックレンジ撮像装置を交差点などの監視用カメラに適用した場合の説明図である。
同図に示すように、監視用カメラ12として適用された広ダイナミックレンジ撮像装置は、交差点を監視するために、周囲のビルや信号機などに設置され、24時間365日、常時交差点の監視を行い、朝日や夕日などの強い入射光などが画像に取込まれる環境下にあっても、飽和のない、状況確認の行える撮影画像を取得することができる。
図13は、本発明に係る広ダイナミックレンジ撮像装置を工場内のFA用カメラに適用した場合の説明図である。
同図に示すように、FA用カメラ13として適用された広ダイナミックレンジ撮像装置は、レーザー半田付け装置付近に装備され、電子部品とプリント基板の半田付けの様子を撮像し、撮像画像をTVモニターなどに表示する。そのため、作業者はレーザーの危険に曝されずに、レーザー加工状況を安全に確認することができ、場合によっては、飽和せずに安定した画像が得られるため、その画像を画像処理し、半田付け状況を正確に観察して自動半田を行うためのアシスト機能を実現することができる。
本発明に係る広ダイナミックレンジ撮像装置の外観を示す斜視図である。 本発明の広ダイナミックレンジ撮像装置に適用される光路と平行な切断面から見た撮像光学系1の断面図、筐体2内面の一部を拡大して示した図である。 撮像光学系1における結像光学系を構成する複数の反射ミラー3の配置構成例1を示す図である。 複数の反射ミラー3の配置構成例1の横収差を示す図である。 撮像光学系1における結像光学系を構成する複数の反射ミラー3の配置構成例2を示す図である。 複数の反射ミラー3の配置構成例2の横収差を示す図である。 撮像光学系1における結像光学系を構成する複数の反射ミラー3の配置構成例3を示す図である。 複数の反射ミラー3の配置構成例3の横収差を示す図である。 本発明に係る広ダイナミックレンジ撮像装置の制御系統を示すブロック図である。 撮像素子4から取得された露光時間の異なる複数個の画像信号(1)〜(4)と撮影環境の明るさとの関係、閾値設定部72における閾値の設定例、および抽出された部分画像信号(1’)〜(4’)と撮影環境の明るさとの関係を示す図である。 本発明に係る広ダイナミックレンジ撮像装置を車載用カメラに適用した場合の説明図である。 本発明に係る広ダイナミックレンジ撮像装置を交差点などの監視用カメラに適用した場合の説明図である。 本発明に係る広ダイナミックレンジ撮像装置を工場内のFA用カメラに適用した場合の説明図である。 撮像光学系に結像レンズを用いた場合のダイナミックレンジの悪化(レンズシミュレーションによるフレア発生)を説明するための図である。 結像レンズを用いた場合のダイナミックレンジの悪化を説明するための図である。
符号の説明
1 撮像光学系
2 筐体
3 反射ミラー
3A1、3A2、3A3、3A4 反射ミラー
3B1、3B2、3B3、3B4 反射ミラー
3C1、3C2、3C3、3C4 反射ミラー
4 撮像素子
5 広ダイナミックレンジカメラシステム基板
6 光路
7 制御回路部
71 複数画像信号生成部
72 閾値設定部
73 部分画像信号抽出部
74 合成画像生成部
75 合成画像出力部
8 画像表示部
9 透明板(カバーガラス)

Claims (7)

  1. 少なくとも、撮像光学系と、該撮像光学系により被写体の光学像が結像される撮像素子とを備える広ダイナミックレンジ撮像装置において、
    前記撮像光学系は、その結像光学系のすべてを反射ミラーで構成したことを特徴とする広ダイナミックレンジ撮像装置。
  2. 撮像光学系と、該撮像光学系により被写体の光学像が結像される撮像素子と、該撮像素子に結像された光学像に基づいて、少なくとも2つの異なる光量レベルの画像信号を生成して、前記複数の画像信号を出力する複数画像信号生成部と、閾値を設定する閾値設定部と、前記設定された閾値に基づいて、各画像信号から選択されるべき画像信号部分をそれぞれ部分画像信号として抽出する部分画像信号抽出部と、抽出された部分画像信号に基づいて、被写体の撮影画像全体に対応する1つの合成画像信号として合成する合成画像生成部とを備えた広ダイナミックレンジ撮像装置において、
    前記撮像光学系は、その結像光学系のすべてが反射ミラーで構成されていることを特徴とする広ダイナミックレンジ撮像装置。
  3. 前記反射ミラーは、球面又は回転対称非球面のうち少なくとも1つを含み、各反射ミラーの対称軸が一致していることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の広ダイナミックレンジ撮像装置。
  4. 前記反射ミラーは、球面又は回転対称非球面のうち少なくとも1つを含み、各反射ミラーの対称軸の少なくとも1か所が一致していないことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の広ダイナミックレンジ撮像装置。
  5. 前記撮像光学系において、前記反射ミラーを保持する筐体内面は、反射を低減するための多数の円錐状溝が形成されていることを特徴とする請求項1ないし請求項4に記載のいずれか1つの請求項に記載の広ダイナミックレンジ撮像装置。
  6. 前記撮像光学系において、前記反射ミラーを保持する筐体内面は、反射を低減するため黒色の繊維が植毛されていることを特徴とする請求項1ないし請求項4に記載のいずれか1つの請求項に記載の広ダイナミックレンジ撮像装置。
  7. 前記撮像素子にはカバーガラスが設けられておらず、前記撮像光学系の光学像を取込む開口部には、保護又は防塵するためのカバーガラスが、その表面の垂線が前記撮像光学系内の光軸と一致しないように配置されていることを特徴とする請求項1ないし請求項6のいずれか1の請求項に記載の広ダイナミックレンジ撮像装置。
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