JP2010036430A - 植毛シート - Google Patents

植毛シート Download PDF

Info

Publication number
JP2010036430A
JP2010036430A JP2008201221A JP2008201221A JP2010036430A JP 2010036430 A JP2010036430 A JP 2010036430A JP 2008201221 A JP2008201221 A JP 2008201221A JP 2008201221 A JP2008201221 A JP 2008201221A JP 2010036430 A JP2010036430 A JP 2010036430A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sheet
flocked
adhesive layer
flocking
short fibers
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2008201221A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5096257B2 (ja
Inventor
Hiroko Kawaguchi
宏子 川口
Wataru Saka
渉 坂
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kao Corp
Original Assignee
Kao Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kao Corp filed Critical Kao Corp
Priority to JP2008201221A priority Critical patent/JP5096257B2/ja
Publication of JP2010036430A publication Critical patent/JP2010036430A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5096257B2 publication Critical patent/JP5096257B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Absorbent Articles And Supports Therefor (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)

Abstract

【課題】液通過性に優れ、かつ、一旦通過させた液の液戻り量が少ない植毛シートを提供する。
【解決手段】基材シートの一方のシート面に該シート面と略交差する方向に複数の短繊維が接着層を介して植毛された植毛シートであって、前記の複数の短繊維の少なくとも一部が前記基材シートを貫通し、基材シートの接着層を設けた面とは反対のシート面から突出している植毛シート。
【選択図】図1

Description

本発明は、植毛シートに関し、特に吸収性物品のシート部材として使用する植毛シートおよびその吸収性物品に関する。
従来、所望の基材に接着剤を塗布して、そこに短繊維(パイル)を植え付け固着した植毛シートは、通常のシートに比べ、目的に応じて、美観、摩擦、遮光、制動、吸水、保水、結露防止、通気性、アンカー効果などの各特性を向上可能なため、置物の美観、ハンガーの衣類ズレ防止、エアコンの結露防止などの各種用途に用いられている。
特許文献1には、優れた風合いと良好な触感とを有して着用者に不快感を与えることがない衛生用植毛シートとして、基材シートの少なくとも一方のシート面に該シート面と交差する方向へ複数の短繊維が植毛された衛生用植毛シートであって、基材シートが、縦横方向と斜め方向とへ弾性的な伸縮性を有する熱可塑性の合成樹脂シートであり、短繊維が、合成樹脂シートのシート面に形成されたゴム状弾性を有する接着層に植毛されている植毛シートが記載されて記載されている。
特許文献2には、通気性や柔軟性が阻害されることがない一方、柔軟な被当接部材に対しても追従しやすくなって、充分なずれ止め効果も発揮可能な着用物品用シートとして、シートに、ホットメルト接着剤が網状若しくは繊維状に塗工されるとともに、繊維は、繊維長10mm以下の短繊維であって、網状は若しくは繊維状に塗工されたホットメルト接着剤によって接着されている植毛シートが記載されて記載されている。
これらの植毛シートは、高圧静電界における静電吸引力を利用し、あらかじめ接着剤を塗布した基材に短繊維(パイル)を垂直に投錨させる静電気植毛加工により作成されている。
しかし、これらの植毛シートでは、液透過性が悪いという問題点があった。このため、植毛シートは、見た目や、肌触りが良いといった利点のみが着目され、吸収性物品の外装シート部材には用いられるものの、吸収性物品の体液と接触する部材に用いられることはなかった。
特開2001−198997号公報 特開2005−118225号公報
本発明は、液通過性に優れ、かつ、一旦通過させた液の液戻り量が少ない植毛シート、および、液通過性に優れ、吸収体からの液戻り量の少ない吸収性物品を提供することを目的とする。
本発明は、基材シートの一方のシート面に該シート面と交差する方向に複数の短繊維が接着層を介して植毛された植毛シートであって、前記の複数の短繊維の少なくとも一部の短繊維が前記基材シートを貫通し、基材シートの接着層を設けた面と反対のシート面から突出している植毛シートにより前記目的を達成したものである。また本発明は、トップシートと、バックシートと、両者の間に介在する吸収体とを具備し、前記吸収体と前記トップシートの間に前記植毛シートを有する吸収性物品を提供するものである。
本発明の植毛シートは、貫通した短繊維によって、液透過性に優れるものとできる。また、液通過孔を有しているもの、あるいは接着層が存在領域と非存在領域を形成し植毛部位と非植毛部位を設けたものではさらに液通過性良好にすることができる。ここで、貫通しているとは、短繊維が、接着層を設けた面と反対のシート面から突出しており、接着層を設けた面にも突出した部分を有する場合をいい、短繊維が完全に接着層を設けた面と反対のシート面から突き抜けてしまっている場合は含まない。
また、本発明の植毛シートを吸収性物品のセカンドシートとして用いると、貫通した短繊維により導水し、短繊維が密に縦配向するため毛管力が大きく、液を引き込みやすいため、体液等を素早く吸収できる。また、濡れても、高荷重でも厚みを保持する効果と毛管力が大きいことによる保水効果に優れるため、吸収体からの液戻り量を少ないものとすることができる。このような効果は、上記の理由から短繊維が貫通することによって発揮されるため、例えば2枚の非貫通植毛シートの植毛面が外側に出るように重ねても、貫通した繊維による導水効果がないため、液透過性が不良になる。
以下、本発明の好ましい実施形態を図面を参照して説明する。
図1は、本発明の一実施形態の植毛シートの模式的な断面図である。本発明の植毛シート1は基材シート2の一方のシート面に該シート面と略交差する方向へ複数の短繊維3が接着層4を介して植毛された衛生用植毛シートであって、一部の短繊維3が基材シート2を貫通し、基材シート2の接着層4を設けた面とは反対のシート面から突出している。植毛シート1の接着層4を設けた面を植毛加工面5ともいい、植毛加工面5とは反対側の面を毛貫通面6ともいう。本発明においては、基材シート2の毛貫通面6側から短繊維3の少なくとも1部が突出している。なお、基材シート2および接着層4において、貫通している短繊維は作図上省略している(以下の図でも同様である)。なお、本発明において、基材シート2から突出した短繊維の本数(以下、「貫通繊維本数」ともいう)とは、短繊維の繊維長の1/3の長さが基材シート1の表面から出ている短繊維の本数である。
図2は、この植毛シート1の平面図(a)および底面図(b)である。平面図(図2(a))は植毛シート1の植毛加工面5側を示し、底面図(図2(b))は植毛シート1の毛貫通面6を示す。本発明の植毛シート1では、短繊維3が、植毛加工面5だけでなく、毛貫通面6にも設けられている。
本発明における基材シート2としては、液透過性を有し、短繊維を植毛および貫通できる材料であれば、特に限定は無く、例えば、繊維シートが挙げられ、好ましくは不織布、紙であり、さらに好ましくは不織布である。
基材シート2の厚さは、好ましくは0.1〜1mmであり、さらに好ましくは0.2〜0.5mmである。
基材シート2が繊維シートである場合、その繊維間距離は、好ましくは20〜50μmであり、さらに好ましくは30〜45μmである。
基材シート2として、好ましく用いられる不織布の構成繊維としては、例えば、ポリエチレン(PE)繊維、ポリプロピレン(PP)繊維、ポリエチレンテレフタレート(PET)繊維、ポリアミド(PA)繊維等を単独で用いてなる繊維、芯鞘型の複合繊維が挙げられる。芯鞘型の繊維としては、PET(芯)/PE(鞘)、PP(芯)/PE(鞘)、PP(芯)/低融点PE(鞘)等の芯/鞘構造の繊維が挙げられる。
短繊維3は、貫通した繊維が液通過性に寄与するように、長さが好ましくは0.5〜3mm、さらに好ましくは1〜2mmであり、基材シート2の厚さよりも長い。
また、短繊維3の繊度は、好ましくは1〜10dtex、さらに好ましくは3〜5dtexである。
また、貫通した繊維の長さは、好ましくは、0.17〜1mm、さらに好ましくは0.33〜0.67mmである。
短繊維3の材質としては、レーヨン、アクリル、ナイロン、PETなどが挙げられ、レーヨン、アクリル、ナイロン、PETが好ましく、PETがさらに好ましい。
接着層4の厚さは、好ましくは10〜30μm、さらに好ましくは10〜20μmとする。
従来の植毛シートでは、一般に、短繊維の脱落を防ぐため接着層(接着剤膜)の厚さは80μm以上である。そのため、接着剤膜が基材シートを完全に覆ってしまうため液通過性が失われてしまっていた。また、植毛用短繊維は、その接着剤膜の表面に付着もしくはわずかに食い込むように植毛される。これに対して、上記のように接着剤膜厚みが10〜30μmとすることで、液通過性に優れる。
接着剤としては、エマルジョンタイプ、ソルベントタイプのいずれでよく、具体的な化合物としては、アクリル系、ウレタン系、エポキシ系、酢酸ビニル系などが挙げられる。好ましくは、ソルベントタイプのウレタン系接着剤である。
接着層4を形成する接着剤の塗工方法としては、スプレーコート、ディッピング、ロールなどが挙げられるが、接着剤の厚みを制御し易いため、スプレーコートが好ましい。
複数の短繊維3の少なくとも1部の短繊維とは、単位面積あたりの本数が80本/cm以上をいい、好ましくは100本/cm以上であり、さらに好ましくは100〜800本/cmであり、より好ましくは250〜500本/cmである。貫通繊維本数が80本/cm以上であるが液透過性の観点から好ましく、800本/cm以下であることが、高荷重で厚みを保持する効果や吸収体からの液戻り量の観点から好ましい。
基材シート2の植毛加工面5側のシート面に対する短繊維3の植毛数は、5000〜100000本/cmが好ましく、10000〜50000本/cmがさらに好ましい。
本発明の別の実施形態の植毛シート1は、図3の模式的な断面図に示すように、複数の液通過孔7を有していることが好ましい。本実施態様の植毛シートは、基材シート2を、開孔を有するものとする以外は図1に示す実施態様の植毛シート同様の構成とすることができ、図中の符号も図1のものと同じ意味である。
基材シート2を開孔の口径は1〜10mmが好ましく、1〜5mmがさらに好ましい。また、開孔の占める面積は基材シート2の表面積に対して5〜40%が好ましく、10〜30%がさらに好ましい。
基材シート2に開孔することで、液通過孔7が得られ、さらに液通過性を良好なものとすることができ、特に短繊維3として疎水性の繊維(例えば、PET)を用いる場合には好ましい。
本発明のさらに別の実施形態の植毛シート1は、図4の模式的な断面図に示すように、接着層4の存在領域と非存在領域とを有し、上記短繊維3が接着層3の存在領域のみに存在しているものである。本実施態様の植毛シートは、基材シート2に対する接着層4の存在領域と非存在領域とを形成させること以外は、図1に示す実施態様の植毛シート同様の構成とすることができ、図中の符号も図1のものと同じ意味である。
接着層4の存在領域と非存在領域との比率は存在領域:非存在領域で20:80〜80:20が好ましく、30:70〜70:30がさらに好ましい。
接着剤の存在しない(好ましくは、繊維径に比較的近い面積の微小)部位が存在することで、不織布を貫通して植毛される短繊維が存在することとの導液効果の相乗効果により、液の通過性が向上するものとなる。
本発明の植毛シートは、上記の材料を用いて、従来この種の植毛シートの製造に用いられている、高圧静電界における静電吸引力を利用し、あらかじめ接着剤を塗布した基材に短繊維(パイル)を垂直に投錨させる静電気植毛により加工・形成することができる。
本発明の植毛シートにおいては、接着剤塗工量(接着層厚さ)、基材シート(繊維間隔、厚さ)、短繊維(長さ)を調整し、短繊維を投錨することで、基材シートに貫通させ、突出させることができる。
植毛シート1は吸収性物品のセカンドシートとして好適に用いることができる。
図5は、本発明の一実施態様の吸収性物品を概略断面図であり、肌当接面20を形成する液透過性トップシート11と、液不透過性バックシート12と、これら両シート11、12の間に位置する吸収体13を具備し、吸収体13とトップシート11の間に植毛シート1を有するものである。植毛シート1は、植毛加工面5が吸収体13側に、毛貫通面6がトップシート11側になるように配置されることが好ましい。
この実施形態の吸収性物品では、基材シート2を貫通し、突出した短繊維3により体液等を肌当接面からトップシートを介して導水し、植毛加工面5側の短繊維3が密に縦配向するため毛管力が大きく液を引き込みやすく、体液等を吸収体13が素早く吸収する。
また、吸収体13が濡れた後に、着装者からの押圧などの高荷重がかかった場合でも、短繊維3の厚みを保持する効果と毛管力大による保水効果が高く、吸収体13から肌当接面20への液戻り低減することができる。
トップシート11、バックシート12、および吸収体13としては、それぞれ、この種の物品に従来用いられているものを特に制限無く用いることができる。
本発明の吸収性物品は、生理用ナプキン、使い捨ておむつ、パンティライナー、失禁パントなどに適用することができる。本発明の吸収性物品はさらに、該吸収性物品の具体的用途に応じた任意の各種部材を具備しても良い。
以下、本発明を実施例に基づきさらに詳細に説明するが、本発明はこれに限定されるものではない。
なお、本実施例において、貫通繊維本数の測定は以下の方法で行った。
(1)植毛シートを50mm×2mmにカットする。
(2)デジタルHFマイクロスコープVH-8000(KEYENCE製)を用いた断面観察により、短繊維の繊維長の1/3以上の長さが基材シートの接着剤を設けられた面とは反対の面の表面から出ていた場合に1本と数え、50mm当たりの貫通繊維本数を数える。
(3)貫通繊維本数/cmに換算する。
実施例1
PET/PE不織布(2.2d、18g/m、繊維間距離47μm、厚み0.3mm)からなる基材シートにソルベントタイプのウレタン系接着剤をスプレーコートにより基材シートの一方のシート面の全面に渡って、厚さ20μmになるように塗工した。次に、長さ1mm、繊度3dのPET繊維を、高圧静電植毛加工により投錨させ、植毛シートと得た。
植毛シートの貫通繊維本数は340本/cmであった。
実施例2
実施例1における基材シートを口径2mm、表面積に対して15%を占めるように開孔した基材シートに代えた以外は実施例1と同様にして植毛シートを得た。
植毛シートの貫通繊維本数は215本/cmであった。
実施例3
接着層の非存在領域を基材シート表面に対して約50%設けたこと以外は実施例1と同様にして植毛シートを得た。
植毛シートの貫通繊維本数は230本/cmであった。
実施例4
実施例1における接着剤の厚さを10μmになるように塗工したこと以外は実施例1と同様にして植毛シートを得た。
植毛シートの貫通繊維本数は588本/cmであった。
比較例1
実施例1に用いた基材シートをそのまま比較例1のシートとした。
比較例2
接着層の厚さを80μmとした以外は、実施例1と同様にして植毛シートを得た。
植毛シートの貫通繊維本数は0本/cmであった。
比較例3
短繊維を20d×1mmの大きさのものに代えた以外は、実施例1と同様にして植毛シートを得た。
植毛シートの貫通繊維本数は65本/cmであった。
試験例
実施例および比較例の植毛シートまたは基材シートについて、以下に示す方法により、液通過性および液戻り量の評価試験を行った。評価試験結果を、各植毛シートの接着剤膜厚、貫通繊維本数、短繊維形状とともに、表1に示した。
(液通過性試験)
2本の内径35mmのガラス製円筒の間に、実施例および比較例の植毛シートもしくは基材シートを、ゴムパッキンを介して、クリップにより、側面が気密状態で挟み込んだものを縦に置いた。このとき、植毛シートは植毛加工面を下側にするようにセットされた。次いで、上部の円筒に、30%グリセリン水溶液10gを一気に注入した。液を注入後、液がサンプルのシート表面から無くなるまでの時間を測定した。
(液戻り量試験)
生理用ナプキン(商品名「ロリエさらさらクッション肌きれい吸収、花王(株)製」のトップシート、吸収体、バックシートと実施例1〜3および比較例1〜3の植毛シートまたは基材シートをセカンドシートとして用い、図5に示すような構成のサンプル用ナプキンを作製した。
次いで、サンプル用ナプキンを水平に置き、直径1cmの注入口のついたアクリル板を重ねて、注入口から脱繊維馬血(日本バイオテスト(株)製)6gを注入し、注入後3分間その状態を保持した。
次に、アクリル板を取り除き、トップシートの表面上に、縦7cm×横10cmで坪量30g/mの吸収紙(市販のティッシュペーパー)を10枚重ねたもの(2枚重ねのティッシュペーパー5組)を載せた。更にその上に圧力が6.6×10Paになるように重りを載せて2分間加圧した。加圧後、紙を取り出し、加圧前後の紙の重さを測定して、紙に吸収された脱繊維馬血量を求めた。この値を液戻り量とした。
Figure 2010036430
表1に示すとおり、比較例1の基材シートでは、液戻り量が著しく多い。比較例2では、貫通繊維がないため液透過性が悪い。比較例3では、比較例1に比べ液戻り量が若干改善するものの、液通過性(時間)が著しく劣る。
これに対して、実施例1〜3では、液通過時間は、比較例1と同等以上の速さであり、かつ、液戻り量が、比較例1〜3に比べ1/100以下という非常に優れたものであった。
本発明の植毛シートの一実施態様の断面図である。 本発明の植毛シートの一実施態様の平面図(a)および底面図(b)である。 本発明の植毛シートの別の実施態様の断面図である。 本発明の植毛シートのさらに別の実施態様の断面図である。 本発明の吸収性物品の一実施態様の断面図である。
符号の説明
1 植毛シート
2 基材シート
3 短繊維
4 接着層
5 植毛加工面
6 毛貫通面
7 液通過孔
11 液透過性トップシート
12 液不透過性バックシート
13 吸収体
20 肌当接面

Claims (9)

  1. 基材シートの一方のシート面に該シート面と交差する方向に複数の短繊維が接着層を介して植毛された植毛シートであって、前記複数の短繊維の少なくとも一部の短繊維が前記基材シートを貫通し、基材シートの接着層を設けた面と反対のシート面から突出している植毛シート。
  2. 前記基材シートの接着層を設けた面とは反対のシート面から突出している短繊維の本数が100〜800本/cmである請求項1記載の植毛シート。
  3. 複数の液通過孔を有している請求項1又は2に記載の植毛シート。
  4. 前記基材シートの一方のシート面において接着層の存在領域と非存在領域を有し、前記短繊維が接着層の存在領域のみに存在している請求項1〜3のいずれか1項に記載の植毛シート。
  5. 前記基材シートの厚さが0.1〜1mmである請求項1〜4のいずれか1項に記載の植毛シート。
  6. 前記基材シートが繊維間距離20〜50μmの繊維シートからなる請求項1〜5のいずれか1項に記載の植毛シート。
  7. 前記短繊維の長さが0.5〜3mmである請求項1〜6のいずれか1項に記載の植毛シート。
  8. 前記接着層の厚さが10〜30μmであることを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の植毛シート。
  9. トップシートと、バックシートと、両者の間に介在する吸収体とを具備し、前記吸収体と前記トップシートの間に請求項1〜8のいずれか1項に記載の植毛シートを有する吸収性物品。
JP2008201221A 2008-08-04 2008-08-04 植毛シート Active JP5096257B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008201221A JP5096257B2 (ja) 2008-08-04 2008-08-04 植毛シート

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008201221A JP5096257B2 (ja) 2008-08-04 2008-08-04 植毛シート

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010036430A true JP2010036430A (ja) 2010-02-18
JP5096257B2 JP5096257B2 (ja) 2012-12-12

Family

ID=42009477

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008201221A Active JP5096257B2 (ja) 2008-08-04 2008-08-04 植毛シート

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5096257B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2014196668A1 (ja) * 2014-02-25 2014-12-11 ユニ・チャーム株式会社 吸収性物品及び該吸収性物品を備える着用物品
CN110393639A (zh) * 2019-08-29 2019-11-01 上海纺织建筑设计研究院有限公司 一种草坪结构的纸尿裤导流层及其制备方法
CN113143594A (zh) * 2019-12-20 2021-07-23 尤妮佳股份有限公司 吸收性物品

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10234776A (ja) * 1997-02-28 1998-09-08 Uni Charm Corp 体液吸収性物品

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10234776A (ja) * 1997-02-28 1998-09-08 Uni Charm Corp 体液吸収性物品

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2014196668A1 (ja) * 2014-02-25 2014-12-11 ユニ・チャーム株式会社 吸収性物品及び該吸収性物品を備える着用物品
CN110393639A (zh) * 2019-08-29 2019-11-01 上海纺织建筑设计研究院有限公司 一种草坪结构的纸尿裤导流层及其制备方法
CN113143594A (zh) * 2019-12-20 2021-07-23 尤妮佳股份有限公司 吸收性物品

Also Published As

Publication number Publication date
JP5096257B2 (ja) 2012-12-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP2856994B1 (en) Absorbent article and manufacturing method therefor
RU2655241C2 (ru) Гидроспутанные волокнистые структуры
US11266547B2 (en) Absorbent article
KR102400293B1 (ko) 흡수성 물품
US10667960B2 (en) Absorbent article with an absorbent system having an annular opening
JP5809784B2 (ja) 吸収性物品
JP6001207B1 (ja) 吸収性物品
JP5945075B2 (ja) 吸収性物品
TW200824658A (en) Absorptive article
TW201121521A (en) Absorbent article
DE60009635T2 (de) Vliesstoff mit Klebstoff und Öffnungen
JP2007181662A (ja) 多層吸収性衛生物品
WO2018004564A1 (en) Absorbent article with an absorbent system having an opening
WO2020066234A1 (ja) 吸収性物品
WO2018180608A1 (ja) 吸収性物品
JP6022316B2 (ja) 吸収性物品
JP5096257B2 (ja) 植毛シート
KR101108909B1 (ko) 흡수성 물품
JP6842886B2 (ja) 吸収性物品
KR102574646B1 (ko) 신체 순응 구조를 구비한 흡수 용품
EP1813239B2 (en) Absorptive article
JP2020028409A (ja) 吸収性物品
JP3224044U (ja) 吸収性物品
WO2022226876A1 (en) Absorbent article
JP2005185563A (ja) パンティライナー

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110622

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120517

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120529

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20120720

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120720

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20120720

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120828

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120920

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5096257

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150928

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250