JP2010035696A - 血圧測定装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ピン201のL1方向への移動により、中枢側と末梢側との間における引張り力のバランスの平衡状態を保つようにカフ本体部101に対してカフの他端100B側が適宜回動しながらカフ本体101が円錐形状を形成するように、上腕10の形状に応じて均一な巻付け圧力となるように、カフが上腕10に巻き付けられる。
【選択図】図13
Description
以下、この発明に基づいた実施の形態1における血圧測定装置について、図1から図13を参照して説明する。なお、図1は、本実施の形態における血圧測定装置の全体構成を示す斜視図であり、図2は、本実施の形態における血圧測定装の使用状態を示す側面図である。また、図3および図4は、本実施の形態における血圧測定装置に採用されるカフおよびカフ巻付機構の構成を示す第1および第2の横断面図であり、図5は、本実施の形態における血圧測定装置に採用されるカフおよびカフ巻付機構の構成を示す平面図である。また、図6から図13は、本実施の形態における血圧測定装置に採用されるカフおよびカフ巻付機構の巻付け動作を説明するための平面図および概念的な斜視図である。
図1および図2を参照して、本実施の形態における血圧測定装置は、本体1の上面側に、血圧測定値等を表示する表示部2と、被験者の上腕に巻き付けられる帯状のカフが収容される上腕挿入部3と、血圧測定値等を印字し出力するプリンタ部4とを備えている。表示部2は、本体1の左側後方に配置されている。
次に、図3から図5を参照しながら、本実施の形態におけるカフ100およびスライド移動機構200について説明する。カフ100は、上腕挿入部3から挿入される被験者Mの上腕に巻き付けられるように円筒形状のカフ本体101を有し、カフ100の一端100A側は移動不可能なように本体側の固定領域SIに固定されている。カフ100はその内部に生体圧迫用流体袋が設けられているが、ここでの図示は省略する。
次に、図6から図13を参照して、本実施の形態における血圧測定装置を用いた血圧測定に至るまでのカフの巻付け動作について説明する。なお、図6と図7、図8と図9、図10と図11、図12と図13は、それぞれ同一ステップにおけるカフ100の上腕10への巻き付き状態を示す平面図と概念的な斜視図である。
以上、本実施の形態における血圧測定装置1によれば、スライド移動機構200とカフ100の他端100B側との係合において、カフ本体部101に対してカフ100の他端100B側が回動可能なように連結させるという簡単なカフ巻付機構を採用することにより、カフ100を上腕に巻き付ける際には、上腕10の形状に応じて均一な巻付け圧力となるようにカフ100を上腕10に巻き付けることができる。
次に、この発明に基づいた実施の形態2における血圧測定装置について、図14および図15を参照して説明する。なお、図14は、本実施の形態における血圧測定装置のカフの他端とスライド移動機構との連結部を示す部分拡大平面図であり、図15はその断面図である。
図14および図15を参照して、本実施の形態におけるカフ300も被験者Mの上腕に巻き付けられるように円筒形状のカフ本体301を有し、カフ300の一端側は移動不可能なように本体側の固定領域に固定されている。カフ300の他端300B側の中心領域には、実施の形態1と同様のピン302が設けられている。このピン302にも、血圧測定装置1による被験者Mの血圧測定時に、後述のプレート405に対してカフ300の他端300Bの移動を阻止するため、ピン302を下降させる機構を内在させることは可能である。
上記構成からなるカフ300およびスライド移動機構400を用いた場合であっても、上記実施の形態1の場合と同様に、スライド移動機構400とカフ300の他端300B側との係合において、カフ本体部301に対してカフ300の他端300B側が回動可能なように連結させることができ、カフ300を上腕に巻き付ける際には、上腕10の形状に応じて均一な巻付け圧力となるようにカフ300を上腕10に巻き付けることができる。
以下、この発明に基づいた実施の形態3における血圧測定装置について、図16から図22を参照して説明する。なお、図16は、本実施の形態における血圧測定装置のカフの他端側に設けられる係合孔の形状を示す平面図および動作原理を説明する第1図であり、図17から図19は動作原理を説明するための第2から第4図である。
図16に示すように、カフ500の他端500B側に係合孔510が設けられている。この係合孔510は、カフ500の他端500Bの中心領域に設けられ、カフ本体部501の円筒形状の内径が縮小する方向(図中L1方向)への他端500Bの移動方向に向かって凸形状となる弓状の当接面510aと、カフ本体部501の円筒形状の内径が拡大する方向(図中L2方向)への他端500Bの移動方向に向かって全体としては凸形状となる山形の当接面510dとが規定される孔形状である。
次に、図16から図19を参照して、カフの巻き付け時における動作原理と、血圧測定終了後におけるカフを緩める場合の動作原理について説明する。まず、図16および図17を参照して、カフの巻き付け時における動作原理を説明する。
図16の示す状態は、図8および図9に示した状態と同じであり、ピン201のL1方向への移動によりカフ本体部501の円筒形状の内径が徐々に縮小し、被験者Mの上腕にカフ本体部が巻き付く初期状態である。
次に、図18および図19を参照して、カフを緩める場合の動作原理を説明する。図18に示すように、ピン201を実施の形態1と同様の機構を有するスライド移動機構を用いてL2方向へ移動させる。これにより、ピン201は、湾曲部510bに当接する。さらに、ピン201をL2方向へ移動させると、ピン201により湾曲部510bがL2方向に押され、カフ本体部501の円筒形状の内径が徐々に拡大すると同時に、カフ500の他端側500Bが末梢側(θ2)方向に回動する。その後、ピン201は円弧部510cに位置する。これにより、カフ500のカフ本体部501は、円錐形状から初期状態である円筒形状に戻されることになる。
以上、本実施の形態によれば、カフ500の他端500B側をカフ本体部501の円筒形状の内径を拡大する方向にスライド移動させて、カフ500の上腕10への巻き付きを解除する際には、カフ本体部501に対してカフ500の他端500B側が回動可能なように連結されているため、当接面510dに沿ってピン201を移動させ、カフ500の他端500B側を末梢側に回動(θ2方向)させることにより、カフ本体部501を初期状態の円筒形状に戻すことが可能となる。
次に、この発明に基づいた実施の形態4における血圧測定装置について、図23および図24を参照して説明する。なお、図23は、本実施の形態における血圧測定装置のカフの他端とスライド移動機構との連結部を示す部分拡大平面図であり、図24はその断面図である。
図23および図24を参照して、本実施の形態におけるカフ600も、被験者Mの上腕に巻き付けられるように円筒形状のカフ本体601を有し、カフ600の一端側は移動不可能なように本体側の固定領域に固定されている。カフ600の他端600B側の中心領域には、実施の形態3と同様のピン602が設けられている。
上記構成からなるカフ600およびスライド移動機構700を用いた場合であっても、上記実施の形態3の場合と同様に、スライド移動機構700とカフ600の他端600B側との係合において、カフ本体部601に対してカフ600の他端600B側が回動可能なように連結されていることから、当接面710dに沿ってピン602を移動させ、カフ600の他端600B側を末梢側に回動(θ2方向)させることにより、カフ本体部601を初期状態の円筒形状に戻すことが可能となる。
Claims (9)
- 被験者の上腕に巻き付けられる帯状のカフが収容される上腕挿入部を備える血圧測定装置であって、
前記カフは、挿入された被験者の上腕に巻き付けられるようにカフ本体が円筒形状に配置され、その一端側は移動不可能なように固定され、その他端側は、前記カフ本体部の円筒形状の内径を縮小または拡大可能なようにスライド移動可能に設けられ、
前記カフの前記他端側には、前記カフの前記他端側に係合し、前記他端側をスライド移動させるためのスライド移動機構が設けられ、
前記スライド移動機構と前記カフの前記他端側との係合においては、前記カフ本体部に対して前記カフの前記他端側が回動可能なように連結される、血圧測定装置。 - 前記カフの前記他端には、前記カフ本体部の円筒形状の内径が縮小する方向への前記他端の移動方向に向かって凸形状となる当接面が設けられ、
前記スライド移動機構には、前記当接面に当接する当接部材が設けられる、請求項1に記載の血圧測定装置。 - 前記カフの前記他端には、前記カフ本体部の円筒形状の内径が縮小する方向への前記他端の移動方向に向かって凸形状となる弓状の係合孔が設けられ、前記係合孔の凸形状側の開口端面により前記当接面が規定され、
前記係合孔に前記当接部材が挿通される、請求項2に記載の血圧測定装置。 - 前記スライド移動機構には、前記カフ本体部の円筒形状の内径が縮小する方向への前記他端の移動方向に向かって凸形状となる弓状の当接面が設けられ、
前記カフの前記他端には、前記当接面に当接する当接部材が設けられる、請求項1に記載の血圧測定装置。 - 前記スライド移動機構には、前記カフ本体部の円筒形状の内径が縮小する方向への前記他端の移動方向に向かって凸形状となる弓状の係合孔が設けられ、前記係合孔の凸形状側の開口端面により前記当接面が規定され、
前記係合孔に前記当接部材が挿通される、請求項4に記載の血圧測定装置。 - 前記カフの前記他端には、前記カフ本体部の円筒形状の内径が拡大する方向への前記他端の移動方向に向かって凸形状となる当接面が設けられ、
前記スライド移動機構には、前記当接面に当接する当接部材が設けられる、請求項1に記載の血圧測定装置。 - 前記カフの前記他端には、前記カフ本体部の円筒形状の内径が拡大する方向への前記他端の移動方向に向かって凸形状となる孔が設けられ、前記孔の凸形状側の開口端面により前記当接面が規定され、
前記孔に前記当接部材が挿通される、請求項6に記載の血圧測定装置。 - 前記スライド移動機構には、前記カフ本体部の円筒形状の内径が拡大する方向への前記他端の移動方向に向かって凸形状となる当接面が設けられ、
前記カフの前記他端には、前記当接面に当接する当接部材が設けられる、請求項1に記載の血圧測定装置。 - 前記スライド移動機構には、前記カフ本体部の円筒形状の内径が拡大する方向への前記他端の移動方向に向かって凸形状となる孔が設けられ、前記孔の凸形状側の開口端面により前記当接面が規定され、
前記孔に前記当接部材が挿通される、請求項8に記載の血圧測定装置。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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RU2562851C2 (ru) * | 2010-02-26 | 2015-09-10 | Омрон Хэлткэа Ко., Лтд. | Манжета устройства измерения для оценки кровяного давления и устройство измерения для оценки кровяного давления, снабженное упомянутой манжетой |
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