JP2010034961A - 制御装置、制御方法、プログラム、および通信装置 - Google Patents

制御装置、制御方法、プログラム、および通信装置 Download PDF

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Abstract

【課題】柔軟的かつ効率的な経路選択とQoS制御を実現することができるようにする。
【解決手段】制御装置13は、コアネットワーク16と直接的に接続して、データを送受信する基地局11−bから、基地局11−bを介する全ての通信セッションについての所定のパケット種別ごとの通信品質の要求条件を受信し、受信した要求条件とコアネットワーク16の使用状態に応じて、最適経路をパケット種別ごとに決定する。そして、制御装置13は、決定された最適経路に基づいてコアネットワーク16の経路制御およびQoS制御を行うとともに、決定された最適経路に基づいて、基地局11−bのパケット種別ごとの経路情報を、基地局11−bに送信する。本発明は、例えば、コアネットワークの経路制御を行う制御装置に適用できる。
【選択図】図1

Description

本発明は、制御装置、制御方法、プログラム、および通信装置に関し、特に、柔軟的かつ効率的な経路選択とQoS制御を実現することができるようにする制御装置、制御方法、プログラム、および通信装置に関する。
コアネットワークにおいては、通信端末の移動や通信容量の変化に伴い、ネットワーク内のトラフィックが動的に変化するため、いかにして、QoS(Quality of Service)を保証し、かつ、効率的なコアネットワークの経路選択を行うかは重要な問題である。
この問題に対して、例えば、複数の通信インタフェースを持つ通信装置に対し、エンドツーエンドでの通信品質保証経路を動的に割り当て、QoSを保証するQoS制御システムが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
また、複数の通信インタフェースを持つモバイル端末に対し、アプリケーションに適した品質を効率よく提供するためのアクセスネットワークの選択方式やコアネットワークの経路選択方式(例えば、非特許文献1参照)、ベストエフォート型トラフィックの品質低下を抑えつつQoSを提供する、トラフィックエンジニアリング(Traffic Engineering)に基づいたQoS制御方式なども提案されている(例えば、非特許文献2参照)。
特開2006−262379号公報 武智竜一、山田亜紀子、中津川恵一,"モバイルネットワークにおける経路選択",FUJITSU.57,4,P.415-419,07,2006 岡村亜紀子,外4名,"トラフィックエンジニアリングに基づくQoS制御方式についての考察",電子情報通信学会総合大会講演論文集,Vol.2003年_通信,No.2(20030303),p.128
しかしながら、通信端末間の通信セッション単位で経路制御及びQoS制御を行うと、通信セッションの数が増大した場合に、同じように制御対象が増大するので、システムのスケーラビリティ(拡張性)の実現が懸念される。
本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、柔軟的かつ効率的な経路選択とQoS制御を実現することができるようにするものである。
本発明の第1の側面の制御装置は、コアネットワークと直接的に接続して、データを送受信する通信装置から、前記通信装置を介する全ての通信セッションについての、所定の種別ごとの通信品質の要求条件を受信する受信手段と、前記要求条件と前記コアネットワークの使用状態に応じて、前記コアネットワーク内の最適経路を前記所定の種別ごとに決定する最適経路決定手段と、決定された前記最適経路に基づいて、前記コアネットワークの経路制御及びQoS制御を行う制御手段と、決定された前記最適経路に基づいて、前記通信装置の前記所定の種別ごとの経路情報を、前記通信装置に送信する送信手段とを備える。
本発明の第1の側面の制御方法は、コアネットワークと直接的に接続して、データを送受信する通信装置から、前記通信装置を介する全ての通信セッションについての、所定の種別ごとの通信品質の要求条件を受信し、前記要求条件と前記コアネットワークの使用状態に応じて、前記コアネットワーク内の最適経路を前記所定の種別ごとに決定し、決定された前記最適経路に基づいて、前記コアネットワークの経路制御及びQoS制御を行い、決定された前記最適経路に基づいて、前記通信装置の前記所定の種別ごとの経路情報を、前記通信装置に送信するステップを含む。
本発明の第1の側面のプログラムは、コンピュータに、コアネットワークと直接的に接続して、データを送受信する通信装置から、前記通信装置を介する全ての通信セッションについての、所定の種別ごとの通信品質の要求条件を受信し、前記要求条件と前記コアネットワークの使用状態に応じて、前記コアネットワーク内の最適経路を前記所定の種別ごとに決定し、決定された前記最適経路に基づいて、前記コアネットワークの経路制御及びQoS制御を行い、決定された前記最適経路に基づいて、前記通信装置の前記所定の種別ごとの経路情報を、前記通信装置に送信する処理を実行させる。
本発明の第1の側面においては、コアネットワークと直接的に接続して、データを送受信する通信装置から、通信装置を介する全ての通信セッションについての、所定の種別ごとの通信品質の要求条件が受信され、要求条件とコアネットワークの使用状態に応じて、コアネットワーク内の最適経路が所定の種別ごとに決定される。そして、決定された最適経路に基づいて、コアネットワークの経路制御及びQoS制御が行われるとともに、決定された最適経路に基づいて、通信装置の所定の種別ごとの経路情報が、前記通信装置に送信される。
本発明の第2の側面の通信装置は、コアネットワークと直接的に接続して、データを送受信する通信装置であって、自身を介して行われる全ての通信セッションについての通信品質の要求条件を所定の種別ごとにまとめる要求条件管理手段と、前記所定の種別ごとの前記要求条件を満たす経路の生成を要求する経路生成要求を、前記コアネットワークの経路を制御する制御装置に送信する送信手段と、前記経路生成要求に対して前記制御装置から返信されてくる経路情報を受信する受信手段と、受信した前記経路情報により特定される前記コアネットワークを構成する所定の装置と、前記データを送受信する送受信手段とを備える。
本発明の第2の側面においては、自身を介して行われる全ての通信セッションについての通信品質の要求条件が所定の種別ごとにまとめられ、所定の種別ごとの要求条件を満たす経路の生成を要求する経路生成要求が、コアネットワークの経路を制御する制御装置に送信され、経路生成要求に対して制御装置から返信されてくる経路情報が受信され、受信した経路情報により特定されるコアネットワークを構成する所定の装置と、データが送受信される。
本発明の第1および第2の側面によれば、柔軟的かつ効率的な経路選択とQoS制御を実現することができる。
図1は、本発明を適用した通信システムの一実施の形態の構成例を示している。
図1の通信システムは、端末10、基地局11、SIP(Session Initiation Protocol)サーバ12、制御装置13、情報配信サーバ14、アクセスゲートウェイ(Access Gateway)15、およびコアネットワーク16により構成されている。
端末10は、例えば、携帯電話機などで構成され、無線通信機能を利用して基地局11を介してコアネットワーク16に接続し、他の端末10と音声通信を行う所謂通話機能と、パケット通信を行うパケット通信機能を有する。なお、端末10と基地局11との間のネットワーク(アクセスネットワーク)は、3G(3rd Generation)や次世代無線通信ネットワーク(LTE :Long Term Evolution)などの単一種類のネットワークで構成される。
端末10は、パケット通信機能により、例えば、WEBサーバ、音楽配信サーバ、メール配信サーバなどの情報配信サーバに接続し、WEBデータを取得したり、音楽データを取得したり、メールを送受信したりすることができる。
パケット通信を行う場合、端末10と情報配信サーバとの間で通信セッションを確立する必要がある。端末10がアクセスする情報配信サーバが、コアネットワーク16に接続されている情報配信サーバ14である場合には、端末10と情報配信サーバ14との間で通信セッションが確立されるが、端末10がアクセスする情報配信サーバが、コアネットワーク16以外の他のネットワークに接続されている情報配信サーバである場合には、端末10と、コアネットワーク16と他のネットワークとを接続するアクセスゲートウェイ15との間で通信セッションが確立される。従って、アクセスゲートウェイ15も、コアネットワーク16を介して端末10と通信する点では情報配信サーバ14と同様であるので、以下では、端末10と情報配信サーバ14とで通信セッションが確立される場合についてのみ説明する。
図1の例では、同一の機能を有する端末10が、異なるユーザのものとして端末10−a1、10−a2、10−a3、10−b1、10−b2、10−b3、10−c1、10−c2、および10−c3の9台あり、それらは、それぞれ異なる場所に設置された3台の基地局11−a乃至11−cのいずれかの無線通信エリア内に存在している。具体的には、端末10−a1、10−a2、および10−a3は、基地局11−aの無線通信エリア内に存在し、端末10−b1、10−b2、および10−b3は、基地局11−bの無線通信エリア内に存在し、端末10−c1、10−c2、および10−c3は、基地局11−cの無線通信エリア内に存在している。この場合、9台の端末10ごとに通信セッションが確立されることになる。
通信セッション確立後、端末10は、情報配信サーバ14に所定のデータを要求し、供給されるデータを基地局11から受信することで、上述したようなWEBデータを取得したり、音楽データを取得したり、メールを送受信したりすることができる。
端末10が、パケット通信により、情報配信サーバ14との間でやりとりするパケットの種類には、例えば、相手装置と授受するデータそのものが格納されている実データパケットと、ネットワークに関する制御情報が格納されている制御パケットがあり、さらに実データパケットは、リアルタイム性が要求され、優先的に処理されることを要求する優先データが格納されている優先データパケットと、リアルタイム性が要求されない非優先データが格納されている非優先データパケットとに分けられる。リアルタイム性が要求されるか否かは、例えば、情報配信サーバが配信するデータ、または、端末10が送信するデータの種類によって決定される。また、制御情報とは、例えば、基地局11側の無線通信状態に関する情報などである。
基地局11は、自分の無線通信エリア内に位置する複数の端末10からの通信要求を受け付け、通信パケット種類ごとに通信品質の要求条件をまとめる。すなわち、基地局11は、自分の無線通信エリア内に位置する複数の端末10の通信セッションについて、制御パケット、優先データパケット、および非優先データパケットのパケット種類ごとに、帯域、転送遅延、輻輳等の要求条件をまとめる。なお、制御パケット、優先データパケット、または、非優先データパケットのパケットの種別は、例えば、フラグ等で識別可能となされている。そして、基地局11は、通信パケット種類ごとの通信品質の要求条件を、SIPサーバ12を介して制御装置13に送信する。
また、基地局11は、制御装置13に送信した通信パケット種類ごとの通信品質の要求条件に対して、SIPサーバ12経由で制御装置13から返信されてくる経路情報に基づいて、経路情報管理テーブルを作成する。経路情報管理テーブルは、各端末10からの制御パケット、優先データパケット、および非優先データパケットのそれぞれについて、コアネットワーク16内のどのルータR1乃至R7に送信すればよいかを対応付けたテーブルであり、基地局11は、その経路情報管理テーブルに基づいて、端末10から受信したパケット(制御パケットおよび実データパケット)を所定のルータRに送信する。
SIPサーバ12は、SIP(Session Initiation Protocol)によりセッション制御を行うサーバであり、通信セッションを確立させる。また、SIPサーバ12は、SIPにより基地局11から送信されてくる、通信品質の要求条件を制御装置13に送信するとともに、制御装置13から返信されてきた経路情報を、要求条件を送信してきた基地局11に送信する。
制御装置13は、SIPサーバ12経由で基地局11から送信されてくる通信品質の要求条件と、コアネットワーク16を構成する各ルータRの使用状態に基づいて、コアネットワーク16内の最適経路を通信パケット種類ごとに決定する。また、制御装置13は、決定した最適経路に基づいて、各ルータRの経路制御およびQoS制御を行うとともに、経路情報をSIPサーバ12経由で基地局11に送信する。なお、本実施の形態では、コアネットワーク16内の各ルータRの経路制御には、MPLS(Multi Protocol Label Switching)制御を採用するものとするが、これに限定されるものではない。
情報配信サーバ14は、SIPサーバ12のセッション制御により通信セッションが確立された端末10からの要求に応じて、データの送信を行う。アクセスゲートウェイ15も同様である。
コアネットワーク16は、複数のルータRにより構成され、制御装置13の制御に基づいて、情報配信サーバ14からのパケットを基地局11へ伝送するとともに、基地局11からのパケットを情報配信サーバ14へ伝送する。図1では、7つのルータR1乃至R7のみが図示されているが、ルータRの個数は、これに限定されるものではない。
以上のように構成される図1の通信システムにおいて、通信セッションがSIP制御を用いてSIPサーバ12により確立される。そして、確立された通信セッションについての情報が制御装置13に供給され、制御装置13は、現在のルータRの使用状態と、基地局11からの要求条件に基づいて、パケットの最適経路を制御する。基地局11がSIPサーバ12経由で制御装置13から送信されてくる経路情報に基づいて、所定のルータRにデータを送信すると、コアネットワーク16の各ルータRは、制御装置13により制御された最適な経路で、情報配信サーバ14まで伝送する。
図1において、点線の矢印は、SIP制御の制御情報の流れを示しており、太線の実線の矢印は、データの流れを示している。
なお、通信パケット種類ごとの通信品質の要求条件を、SIPサーバ12を介して制御装置13に送信し、制御装置13から返信されてくる経路情報を受信する処理は、コアネットワーク16と直接的に接続して、データを送受信する通信装置のすべてが行うが、本実施の形態では、その例として基地局11が行う処理について詳細に説明する。ここで、コアネットワーク16と直接的に接続して、データを送受信する通信装置とは、他の装置を介さずコアネットワーク16のルータRに接続して、ルータRとデータを直接、送受信する装置のことをいい、図1では、基地局11、情報配信サーバ14、およびアクセスゲートウェイ15を指す。
次に、図2を参照して、基地局11−bの無線通信エリア内に位置する端末10−b1、10−b2、および10−b3と情報配信サーバ14とが、データをやりとりするまでの処理の流れを説明する。なお、図2では、通信セッションの確立を行う処理は省略されている。
初めに、ステップS1において、端末10−b1、10−b2、および10−b3のそれぞれは、基地局11−bに、通信要求を送信する。
ステップS2において、基地局11−bは、端末10−b1、10−b2、および10−b3からの通信要求を受け付け、基地局11−bを介する全ての通信セッションについて、通信品質の要求条件を通信パケット種類ごとにまとめる。
ステップS3において、基地局11−bは、SIP Inviteメッセージを用いて、通信パケット種類ごとの通信品質の要求条件をSIPサーバ12に送信する。SIPサーバ12は、ステップS4において、SIP Inviteメッセージと要求条件を制御装置13に転送する。
ステップS5において、制御装置13は、SIP Progressメッセージを用いて、受信確認をSIPサーバ12に送信する。SIPサーバ12は、ステップS6において、SIP Progressメッセージを基地局11−bに転送する。
また、制御装置13は、ステップS7において、基地局11−bから送信された通信パケット種類ごとの通信品質の要求条件に基づいて、通信パケット種類ごとに最適経路を決定する。そして、ステップS8において、制御装置13は、決定された最適経路に基づいて、コアネットワーク16の各ルータRに対して、MPLSを用いて経路制御の設定を行い、ステップS9において、通信パケット種類ごとの優先度を設定する優先制御の設定を行う。優先制御には、例えば、DiffServ(Differentiated Services)を採用する。
ステップS10において、制御装置13は、PRACKメッセージとともに、決定した最適経路に関する情報である経路情報をSIPサーバ12に送信し、ステップS11において、SIPサーバ12は、受信したPRACKメッセージと経路情報を基地局11−bに送信する。
経路情報を受信した基地局11−bは、ステップS12において、経路情報に基づく通信を開始する。すなわち、基地局11−bは、端末10−b1、10−b2、および10−b3から受信したパケットを、経路情報に基づき決定されたコアネットワーク16内の所定のルータRに送信し、所定のルータRから受信した情報配信サーバ14からのパケットを端末10−b1、10−b2、または10−b3に送信する。
ステップS13において、基地局11−bは、基地局11−bが管轄する無線通信エリア内外への端末10の移動によりトラフィックの増減が発生したかなど、基地局11−bの無線通信エリア内の状態が変化したか、換言すれば、通信パケット種類ごとの通信品質の要求条件を変更する必要が生じたかを判定する。
ステップS13で、通信パケット種類ごとの通信品質の要求条件を変更する必要が生じたと判定された場合、ステップS14において、基地局11−bは、上述したステップS3乃至S11の処理を再び行うことにより、動的に最適経路を変更する動的経路変更処理を行う。一方、ステップS13で、通信パケット種類ごとの通信品質の要求条件を変更する必要が生じていないと判定された場合には、現状の最適経路による通信が継続される。
図3は、制御装置13の詳細な構成例を示す機能ブロック図である。
制御装置13は、ルータ状態記憶部31、最適経路決定部32、ルーティングエントリ記憶部33、経路制御部35、およびQoS制御部36により構成されている。
ルータ状態記憶部31は、コアネットワーク16の各ルータRの使用状態を取得して、記憶する。具体的には、ルータ状態記憶部31は、各ルータRの輻輳、処理遅延と伝送遅延の状況、使用帯域等を取得して、記憶する。
最適経路決定部32は、ルータ状態記憶部31に記憶されている各ルータRの使用状態と、基地局11および情報配信サーバ14から供給される、通信パケット種類ごとの通信品質の要求条件に基づいて、パケット伝送の最適経路を決定し、決定された最適経路に対応するルーティングエントリ(ルーティングテーブル)をルーティングエントリ記憶部33に記憶させる。
経路情報生成部34は、決定された最適経路に基づいて、基地局11または情報配信サーバ14が、コアネットワーク16内のどのルータR1乃至R7とパケットを送受信するかを表す経路情報を生成し、送信する。なお、経路情報は、上述したように、コアネットワーク16と直接的に接続して、データを送受信する通信装置ごとであって、かつ、パケットの種別ごとに生成され、SIPによりSIPサーバ12を介して送信される。
経路制御部35は、MPLS-TEにより、ルーティングエントリ記憶部33のルーティングエントリの情報に基づいて、各ルータRに経路(MPLSパス)を設定する。
QoS制御部36は、DiffServにより、所定のルータRに対して、QoS設定を行う。即ち、QoS制御部36は、ルータRに対し、通信パケット種類ごとの優先順位の設定を行う。なお、QoS制御部36は、それ単独でルータRを制御してQoS設定を行ってもよいし、MPLS制御のヘッダに所定の優先制御情報を含むようにすることで、経路制御部35を介して、QoS設定を行っても良い。なお、制御装置13と各ルータRとのやりとりには、SNMP(Simple Network Management Protocol)を採用することができる。
図4は、基地局11の詳細な構成例を示す機能ブロック図である。
基地局11は、端末送受信部51、要求条件管理部52、経路生成要求送信部53、経路情報受信部54、経路情報管理部55、ルータ送受信部56、コア側IF(Interface)57、および無線IF58により構成されている。
端末送受信部51は、無線IF58を介して、管轄内(自身の無線通信エリア内)の端末10とパケットを送受信する。端末送受信部51は、端末10から受信したパケットをルータ送受信部56に供給する。また、端末送受信部51は、ルータ送受信部56から供給されるパケットを、無線IF58を介して端末10に送信する。
要求条件管理部52は、端末送受信部51が端末10から受信したパケットを監視し、自身の無線通信エリア内の各端末10によって発生する各通信セッションに要求される通信品質を通信セッションDB52aに蓄積する。そして、要求条件管理部52は、無線通信エリア内の通信セッション全体として要求される通信品質を所定の種別ごとにまとめた要求条件を生成し、経路生成要求送信部53に送信する。本実施の形態では、要求条件管理部52は、制御パケット、優先データパケット、および、非優先データパケットのパケットの種別ごとに、帯域、転送遅延、輻輳等の条件をまとめ、要求条件として生成する。
経路生成要求送信部53は、要求条件管理部52から供給される要求条件を満たす経路の生成を要求する経路生成要求を、SIPサーバ12経由で制御装置13にSIPにより送信する。
経路情報受信部54は、経路生成要求送信部53が送信した経路生成要求に応答して制御装置13から送信されてくる経路情報を受信し、経路情報管理部55に供給する。
経路情報管理部55は、経路情報受信部54から供給される経路情報に基づいて、経路情報管理テーブル55aとセッション−ラベル対応テーブル55bを作成する。経路情報管理テーブル55aは、図5Aに示されるような、MPLS制御のためのラベル、パケットを送信する送信先としてのコアネットワーク16内のルータRのIPアドレス、および、送信に使用する通信IFである送信IF(本実施の形態ではコア側IF57を指す)が対応付けられているテーブルである。また、セッション−ラベル対応テーブル55bは、図5Bに示されるような、パケット識別子、MPLS制御のためのラベル、および優先度が対応付けられているテーブルである。経路情報管理テーブル55aとセッション−ラベル対応テーブル55bにより、端末10から受信したパケットのコアネットワーク16内の送信先(ルータR)が特定される。
ルータ送受信部56は、経路情報管理テーブル55aおよびセッション−ラベル対応テーブル55bを参照し、端末送受信部51から供給される制御パケット、優先データパケット、および非優先データパケットのそれぞれを送信する。具体的には、ルータ送受信部56は、セッション−ラベル対応テーブル55bを基に、端末送受信部51から供給されるパケットのうち、優先度の高いパケットを選択し、その選択したパケットのラベルから、経路情報管理テーブル55aを参照して、ネクストホップ(Next Hop)としてのコアネットワーク16内のルータRを決定し、決定したルータRに、選択したパケットを送信IF(コア側IF57)から送信する。また、ルータ送受信部56は、コア側IF57を介して相手装置から送信されてきたパケットを端末送受信部51に供給する。
コア側IF57は、ルータRと通信を行う通信IFであり、無線IF58は、端末10と無線通信を行う通信IFである。
次に、図6のフローチャートを参照して、基地局11の通信処理について説明する。
初めに、ステップS21において、要求条件管理部52は、端末10から受信したパケットを監視し、自身の無線通信エリア内の通信セッション全体として要求される通信品質をまとめた要求条件を生成する。具体的には、要求条件管理部52は、基地局11を介する全ての通信セッションについての、パケット種別ごとの通信品質の要求条件を生成し、経路生成要求送信部53に送信する。
ステップS22において、経路生成要求送信部53は、要求条件管理部52から供給される要求条件を満たす経路の生成を要求する経路生成要求を、SIPサーバ12経由で制御装置13にSIPにより送信する。
ステップS23において、経路情報受信部54は、経路生成要求送信部53が送信した経路生成要求に応答して制御装置13から送信されてくる経路情報を受信し、経路情報管理部55に供給する。
ステップS24において、経路情報管理部55は、経路情報受信部54から供給される経路情報に基づいて、経路情報管理テーブル55aとセッション−ラベル対応テーブル55bを作成する。
ステップS25において、ルータ送受信部56は、経路情報管理テーブル55aおよびセッション−ラベル対応テーブル55bに基づいて、通信を開始し、通信セッションが切断されるまで通信が継続される。即ち、ルータ送受信部56は、経路情報管理テーブル55aおよびセッション−ラベル対応テーブル55bを参照し、端末送受信部51から供給されるパケットの送信を開始する。また、ルータ送受信部56が受信したパケットは、端末送受信部51に供給され、無線IF58を介して端末10に送信される。
次に、図7のフローチャートを参照して、制御装置13の最適経路制御処理について説明する。
初めに、ステップS41において、ルータ状態記憶部31は、コアネットワーク16の各ルータRの使用状態を取得して、記憶する。なお、ステップS41の処理は、1回の処理に留まらず、定期的にまたは所定のトリガにより不定期に実行される。
ステップS42において、経路情報生成部34は、基地局11から、経路生成要求を受信したかを判定し、経路生成要求を受信したと判定されるまで処理が繰り返される。ステップS42で、経路生成要求を受信したと判定された場合、処理はステップS43に進み、経路情報生成部34は、基地局11と情報配信サーバ14の既存経路が存在するかを判定する。
ステップS43で、既存経路が存在すると判定された場合、処理はステップS44に進み、経路情報生成部34は、既存経路が要求条件を満たしているかを判定する。ステップS44で、既存経路が要求条件を満たしていると判定された場合、ステップS45において、経路情報生成部34は、基地局11へPRACKメッセージのみを通知して、処理を終了する。
一方、ステップS43で、基地局11と情報配信サーバ14の既存経路が存在しないと判定された場合、または、ステップS44で、既存経路が要求条件を満たしていないと判定された場合、処理はステップS46に進み、経路情報生成部34は、最適経路決定部32に最適経路の生成を指令し、最適経路決定部32は、ルータ状態記憶部31に記憶されている各ルータRの使用状態と要求条件に基づいて最適経路を決定する。そして、最適経路決定部32は、決定された最適経路に対応するルーティングエントリをルーティングエントリ記憶部33に記憶させる。
例えば、最適経路決定部32が、基地局11−bと情報配信サーバ14との間の最適経路を決定した場合、制御パケットについてはルータR1、R2、およびR3を経由する経路、優先データパケットについてはルータR1、R2、およびR3を経由する経路、非優先データパケットについてはルータR1、R4、およびR5を経由する経路が、ルーティングエントリとして生成される。
ステップS47において、経路情報生成部34は、決定された最適経路が基地局11からの要求条件を満たしているかを判定する。ステップS47で、決定された最適経路が要求条件を満たしていると判定された場合、処理はステップS48に進み、経路制御部35とQoS制御部36が、決定された最適経路で、経路制御およびQoS制御を行う。即ち、経路制御部35は、MPLS設定により、ルーティングエントリ記憶部33のルーティングエントリの情報に基づいて、各ルータRに経路(MPLSパス)を設定し、QoS制御部36は、DiffServにより、所定のルータRに対して、QoS設定を行う。
上述したルーティングエントリの例では、経路制御部35が、制御パケットについてはルータR1、R2、およびR3を経由する経路、優先データパケットについてはルータR1、R2、およびR3を経由する経路、非優先データパケットについてはルータR1、R4、およびR5を経由する経路となるように制御するとともに、QoS制御部36が、同一の経路を通る制御パケットと優先データパケットについてどちらを優先するかなどを制御する。
そして、ステップS49において、経路情報生成部34は、決定された最適経路に基づく経路情報を生成し、ステップS50において、基地局11へ経路情報を通知する。即ち、経路情報生成部34は、PRACKメッセージとともに、経路情報をSIPサーバ12を経由して基地局11に送信する。
なお、ステップS48の処理と、ステップS49およびS50の処理は並行して行うことが可能である。
一方、ステップS47で、決定された最適経路が要求条件を満たしていないと判定された場合、処理はステップS51に進み、経路情報生成部34は、基地局11へPRACKメッセージとともに、要求条件を満たすことができなかった理由(NG理由)を通知して、処理を終了する。この場合、基地局11は、要求条件を満たすことができなかった理由に基づいて、QoSや優先度等の要求条件を変更(緩和)して、再度、要求条件を生成し、経路生成要求を再送信することができる。
以上のように、図1の通信システムによれば、基地局11が、基地局11を介する全ての通信セッションで要求される通信品質の条件を、制御パケット、優先データパケット、および、非優先データパケットのパケットの種別ごとにまとめた要求条件を生成し、制御装置13に送信する。制御装置13は、要求条件とコアネットワーク16の使用状態に応じて、コアネットワーク16内の最適経路をパケットの種別ごとに決定し、経路制御及びQoS制御を行う。従って、基地局11から要求された通信品質の条件を満足するコアネットワーク16内の各ルータRの経路制御及びQoS制御を行うことができる。
また、基地局11を介する全ての通信セッションのパケットの種別ごとに経路制御及びQoS制御を行うので、基地局11が管轄する通信セッションの数が増大した場合であっても制御単位は変わらない。従って、通信セッション単位で最適な経路制御及びQoS制御を行う場合よりも、スケーラビリティに優れ、柔軟的かつ効率的な経路選択とQoS制御を実現することができる。
基地局11は、受信した経路情報により決定される経路情報管理テーブル55aとセッション−ラベル対応テーブル55bにしたがい、送信するパケットを所定のルータRに送信するだけなので、最適経路でQoSが保証された通信を容易に行うことができる。
また、要求条件を送信する経路生成要求とその応答である経路情報は、SIP制御により行うようにしたので、既存の制御プロトコルを利用して、柔軟的かつ効率的な経路選択と優先制御(QoS制御)を実現することができる。
上述した例では、データ通信の上り側からみた基地局11と制御装置13の処理についてのみ詳しく説明したが、下り側の送信についても同様の処理が行われている。即ち、情報配信サーバ14やアクセスゲートウェイ15も、基地局11と同様に、全ての通信セッションについて要求される通信品質の条件をパケットの種別ごとにまとめた要求条件を生成して、制御装置13に送信する処理(経路生成要求処理)、および、受信した経路情報に基づいて、パケットを送信する処理(最適経路送信処理)を行う。
この経路生成要求処理および最適経路送信処理は、コアネットワーク16と直接的に接続して、データを送受信する通信装置が行うようにすればよく、基地局11や情報配信サーバ14、およびアクセスゲートウェイ15でなくてもよい。例えば、基地局11とコアネットワーク16との間にゲートウェイ(サーバ)を設け、それが、経路生成要求処理および最適経路送信処理を行うようにしてもよい。
上述した実施の形態では、経路制御及びQoS制御を行う単位(管理単位)を、制御パケット、優先データパケット、および、非優先データパケットのパケット種別で分類したが、これ以外の分類でまとめた単位で経路制御及びQoS制御を行うようにしてもよい。また、分類の数も3に限らず、2または4以上とすることができる。
また、上述した実施の形態では、優先データパケット、および、非優先データパケットを、リアルタイム性によって分類したが、それ以外の分類も可能である。例えば、端末10が複数の基地局11の無線通信エリア内に位置するとき、端末10の通信セッションを複数の基地局11を使って、複数の経路によって協調してデータ通信(協調通信)を行わせるようにした場合、基地局11を介する全ての通信セッションのうち、協調通信のパケットを優先データパケット、協調通信ではないパケットを非優先パケットとすることができる。
上述した一連の処理は、ハードウエアにより実行することもできるし、ソフトウエアにより実行することもできる。一連の処理をソフトウエアにより実行する場合には、そのソフトウエアを構成するプログラムが、専用のハードウエアに組み込まれているコンピュータ、または、各種のプログラムをインストールすることで、各種の機能を実行することが可能な、例えば汎用のコンピュータなどに、プログラム記録媒体からインストールされる。
図8は、上述した一連の処理をプログラムにより実行する制御装置13や情報配信サーバ14としてのコンピュータのハードウエアの構成例を示すブロック図である。
コンピュータにおいて、CPU(Central Processing Unit)101,ROM(Read Only Memory)102,RAM(Random Access Memory)103は、バス104により相互に接続されている。
バス104には、さらに、入出力インタフェース105が接続されている。入出力インタフェース105には、キーボード、マウス、マイクロホンなどよりなる入力部106、ディスプレイ、スピーカなどよりなる出力部107、ハードディスクや不揮発性のメモリなどよりなる記憶部108、ネットワークインタフェースなどよりなる通信部109、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、或いは半導体メモリなどのリムーバブルメディア111を駆動するドライブ110が接続されている。
以上のように構成されるコンピュータでは、CPU101が、例えば、記憶部108に記憶されているプログラムを、入出力インタフェース105及びバス104を介して、RAM103にロードして実行することにより、上述した一連の処理が行われる。
コンピュータ(CPU101)が実行するプログラムは、例えば、磁気ディスク(フレキシブルディスクを含む)、光ディスク(CD-ROM(Compact Disc-Read Only Memory),DVD(Digital Versatile Disc)等)、光磁気ディスク、もしくは半導体メモリなどよりなるパッケージメディアであるリムーバブルメディア111に記録して、あるいは、ローカルエリアネットワーク、インターネット、デジタル衛星放送といった、有線または無線の伝送媒体を介して提供される。
なお、コンピュータが実行するプログラムは、本明細書で説明する順序に沿って時系列に処理が行われるプログラムであっても良いし、並列に、あるいは呼び出しが行われたとき等の必要なタイミングで処理が行われるプログラムであっても良い。
本明細書において、フローチャートに記述されたステップは、記載された順序に沿って時系列的に行われる処理はもちろん、必ずしも時系列的に処理されなくとも、並列的あるいは個別に実行される処理をも含むものである。
なお、本明細書において、システムとは、複数の装置により構成される装置全体を表すものである。
本発明の実施の形態は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能である。
本発明を適用した通信システムの一実施の形態の構成例を示す図である。 データをやりとりするまでの処理の流れを説明する図である。 制御装置の詳細な構成例を示す機能ブロック図である。 基地局の詳細な構成例を示す機能ブロック図である。 経路情報管理テーブルとセッション−ラベル対応テーブルを説明する図である。 基地局の通信処理を説明するフローチャートである。 制御装置の最適経路制御処理を説明するフローチャートである。 本発明を適用したコンピュータの一実施の形態の構成例を示すブロック図である。
符号の説明
11 基地局, 13 制御装置, 14 情報配信サーバ, 31 ルータ状態記憶部, 32 最適経路決定部, 33 ルーティングエントリ記憶部, 34 経路情報生成部, 35 経路制御部, 36 QoS制御部, 52 要求条件管理部, 53 経路生成要求送信部, 54 経路情報受信部, 55 経路情報管理部, 56 ルータ送受信部

Claims (6)

  1. コアネットワークと直接的に接続して、データを送受信する通信装置から、前記通信装置を介する全ての通信セッションについての、所定の種別ごとの通信品質の要求条件を受信する受信手段と、
    前記要求条件と前記コアネットワークの使用状態に応じて、前記コアネットワーク内の最適経路を前記所定の種別ごとに決定する最適経路決定手段と、
    決定された前記最適経路に基づいて、前記コアネットワークの経路制御及びQoS制御を行う制御手段と、
    決定された前記最適経路に基づいて、前記通信装置の前記所定の種別ごとの経路情報を、前記通信装置に送信する送信手段と
    を備える制御装置。
  2. 前記受信手段または送信手段は、所定の制御プロトコルにより他の通信装置を介して、前記要求条件を受信または前記経路情報を送信する
    請求項1に記載の制御装置。
  3. 前記所定の種別は、制御パケット、優先データパケット、および非優先データパケットである
    請求項2に記載の制御装置。
  4. コアネットワークと直接的に接続して、データを送受信する通信装置から、前記通信装置を介する全ての通信セッションについての、所定の種別ごとの通信品質の要求条件を受信し、
    前記要求条件と前記コアネットワークの使用状態に応じて、前記コアネットワーク内の最適経路を前記所定の種別ごとに決定し、
    決定された前記最適経路に基づいて、前記コアネットワークの経路制御及びQoS制御を行い、
    決定された前記最適経路に基づいて、前記通信装置の前記所定の種別ごとの経路情報を、前記通信装置に送信する
    ステップを含む制御方法。
  5. コンピュータに、
    コアネットワークと直接的に接続して、データを送受信する通信装置から、前記通信装置を介する全ての通信セッションについての、所定の種別ごとの通信品質の要求条件を受信し、
    前記要求条件と前記コアネットワークの使用状態に応じて、前記コアネットワーク内の最適経路を前記所定の種別ごとに決定し、
    決定された前記最適経路に基づいて、前記コアネットワークの経路制御及びQoS制御を行い、
    決定された前記最適経路に基づいて、前記通信装置の前記所定の種別ごとの経路情報を、前記通信装置に送信する
    処理を実行させるプログラム。
  6. コアネットワークと直接的に接続して、データを送受信する通信装置であって、
    自身を介して行われる全ての通信セッションについての通信品質の要求条件を所定の種別ごとにまとめる要求条件管理手段と、
    前記所定の種別ごとの前記要求条件を満たす経路の生成を要求する経路生成要求を、前記コアネットワークの経路を制御する制御装置に送信する送信手段と、
    前記経路生成要求に対して前記制御装置から返信されてくる経路情報を受信する受信手段と、
    受信した前記経路情報により特定される前記コアネットワークを構成する所定の装置と、前記データを送受信する送受信手段と
    を備える通信装置。
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