JP2010034741A - 携帯端末装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】高機能・多機能化に伴い消費電力の増加が進んでいる携帯端末装置において、さらなる消費電力の低減ができるようにする。
【解決手段】電源制御部104が、操作状態計測部123が計測した文字入力操作状態により、文字入力制御部121の動作クロックおよび電圧を制御する。操作状態計測部123は、文字入力操作状態として、利用者によるキー入力部103を用いた文字入力の速度や文字入力の頻度を計測し、これら速度や頻度を元に、電源制御部104は、文字入力制御部121の動作クロックおよび電圧を制御する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、複数の補助機能を備える携帯電話などの携帯端末装置に関するものである。
携帯電話などの携帯端末装置においては、新たな機能を備えた多機能の新機種が多く開発されている(特許文献1参照)。今日のこの多機能化が進む中、一度の充電でより長く使用できることが、基本的な要求性能として求められている。このために、様々な省電力対策が提案され、また実施されている(特許文献2,3,4参照)。
特開2000−184036号公報 特開2002−261920号公報 特開2007−259671号公報 特開平9−231194号公報
ところで、携帯端末装置を利用する利用者には、迅速な操作を行う利用者のみではなく、操作の遅いユーザも存在し、またメール機能,ゲーム機能,ネットワークアクセス機能などの携帯端末装置が備えている様々な機能を高い頻度で使用する利用者や、電話の着信が主な利用状態となっている利用頻度の低い利用者など、様々な使用形態が存在している。
これに対し、携帯端末装置における省電力の機能は、設定されている時間に入力がないと表示部の照明を停止するなど、一般に画一的なものとなっている。このため、前述したような携帯端末装置の高機能・多機能化に伴い、消費電力の増加が進む中で、さらなる消費電力低減の要望に対応し切れていないという問題があった。
本発明は、以上のような問題点を解消するためになされたものであり、高機能・多機能化に伴い消費電力の増加が進んでいる携帯端末装置において、さらなる消費電力の低減ができるようにすることを目的とする。
本発明に係る携帯端末装置は、キー操作による文字の入力を制御する文字入力制御手段と、文字入力がなされている状態を検出する文字入力状態検出手段と、この文字入力状態検出手段に文字入力がなされている状態が検出されているときの操作状態を示す文字入力操作状態を計測する操作状態計測手段と、この操作状態計測手段が計測した文字入力操作状態により、文字入力制御手段の動作クロックおよび電圧を制御する電源制御手段とを少なくとも備える。
また、本発明に係る携帯端末装置は、通話以外の機能を実現する複数の補助機能部を備え、補助機能部の各々に給電される電源のオンオフを行う複数のスイッチと、補助機能部の動作頻度を計測する補助機能部動作監視手段と、この補助機能部動作監視手段が計測した動作頻度が予め設定されている値より小さい補助機能部のスイッチをオフにする電源制御手段とを少なくとも備える。
以上説明したように、本発明によれば、操作状態計測手段が計測した文字入力操作状態により、文字入力制御手段の動作クロックおよび電圧を制御するようにしたので、携帯端末装置の、さらなる消費電力の低減ができるようになるという優れた効果が得られる。また、補助機能部動作監視手段が計測した動作頻度が予め設定されている値より小さい補助機能部のスイッチをオフにするようにしたので、携帯端末装置の、さらなる消費電力の低減ができるようになるという優れた効果が得られる。
以下、本発明の実施の形態について図を参照して説明する。
[実施の形態1]
はじめに、本発明の実施の形態1について図1を用いて説明する。図1は、本発明の実施の形態1における携帯端末装置101の一部構成例を示す構成図である。図1では、本実施の形態を説明するために必要な部分を示し、携帯端末装置101を構成するよく知られた一般的な部分は省略している。
本実施の形態における携帯端末装置101は、文字入力を実現するための文字入力機能部102と、文字入力や電話番号などの入力を行うキー入力部103と、文字入力制御部121に対する電源供給の制御を行う電源制御部104とを備える。また、文字入力機能部102は、キー入力部103のキー操作による文字の入力を制御する文字入力制御部121と、文字入力がなされている状態を検出する文字入力状態検出部122と、文字入力状態検出部122に文字入力がなされている状態が検出されているときの操作状態を示す文字入力操作状態を計測する操作状態計測部123とを備える。
本実施の形態における携帯端末装置101は、電源制御部104が、操作状態計測部123が計測した文字入力操作状態により、文字入力制御部121の動作クロックおよび電圧を制御するようにしたものである。
例えば、文字入力状態検出部122が検出する文字入力がなされている状態は、携帯端末装置101を用いて送信する電子メールを作成している状態である。また例えば、文字入力がなされている状態は、携帯端末装置101が備えているスケジュール機能を利用するためにスケジュールを入力している状態である。
これらのような文字入力がなされている状態において、例えば、操作状態計測部123は、文字入力操作状態として、利用者によるキー入力部103を用いた文字入力の速度や文字入力の頻度を計測し、これら速度や頻度を元に、電源制御部104は、文字入力制御部121の動作クロックおよび電圧を制御する。
例えば、文字入力速度が遅い場合や頻度が低い場合、文字入力制御部121に対して供給するクロックを低下させ、供給する電圧を低下させる。文字入力が遅い場合、動作クロックを低下させても利用者には問題とはならない。頻度が低い場合も、概して文字入力が遅い利用者の場合が多いため、動作クロックを低下させても利用者には問題とならないものと考えられる。このように、動作クロックを低下させれば電圧を低下させることが可能となり、電圧を低下させることができれば、消費電力を低減させることが可能となる。
[実施の形態2]
次に、本発明の実施の形態2について、図2、図3を用いて説明する。図2は、本発明の実施の形態2における携帯端末装置の一部構成例を示す構成図である。本実施の形態では、携帯端末装置として携帯電話を例に説明する。また、図3は、本実施の形態2における携帯端末装置(携帯電話)の動作例を示すフローチャートである。なお、図2では、本実施の形態を説明するために必要な部分を示し、携帯電話を構成するよく知られた一般的な部分は省略している。
本実施の形態に係る携帯電話は、各部分の制御を行い、図示しない無線通信部から信号で音声通話やデータ通信を実現する制御部204、制御部204の動作プログラム,作成されたメールデータ,受信データや、アドレスデータなどが記憶されているメモリ201、電話をかける際の電話番号が入力,アドレス帳登録など文字入力,および各種機能の設定入力を行うためのキー入力部(KEY)202、発着信時の電話番号の表示,キー入力部202と連動した各種入力内容の表示,および電子メール送受信機能で作成・受信したメール内容の表示などが行われる表示部203を備える。
また、バッテリ(電池)206の電圧レベルを監視して、設定されている閾値を下回った場合に制御部204へ通知する電圧検出部205を備える。また、FeliCa(非接触ICカード)機能部207,GPS(全地球測位システムによる位置検出)機能部208,短距離無線通信機能部(Bluetooth)209,地上デジタルテレビ方法受信機能部(GTV)210などのペリフェラル(補助機能部)を備える。また、カメラ機能部を備える場合もある。加えて、本実施の形態における携帯電話は、文字入力機能部211を備える。なお、FeliCa機能部207,GPS機能部208,短距離無線通信機能部(Bluetooth)209,デジタルテレビ方法受信機能部(GTV)210などのペリフェラルは、制御部204からのへコマンド(命令)により起動させることができる。また、図中の矢印は電源の供給ラインを表している。
次に、文字入力機能部211について説明する。文字入力機能部211は、まず、キー入力部202のキー操作による文字の入力を制御する文字入力制御部221と、文字入力がなされている状態を検出する文字入力状態検出部222と、文字入力状態検出部222が文字入力の状態と判断した状態を計数する文字入力状態計数部223と、文字入力状態計数部223が計数した文字入力状態回数を記憶する入力状態回数記憶部224とを備える。
また、文字入力機能部211は、文字入力状態検出部222が検出した文字入力状態におけるキー操作の速度を計測するキー操作速度計測部(操作状態計測手段)225と、キー操作速度計測部225が計測したキー操作の速度を記憶する入力速度記憶部226と、入力状態回数記憶部224に記憶されている文字入力状態回数で入力速度記憶部226に記憶されているキー操作の速度の平均を求める入力速度算出部227と、入力速度算出部227が算出した文字入力速度を元に文字入力制御部221に対する電源供給の制御を行う電源制御部228とを備える。ここで、キー速度計測部225は、文字入力状態検出部222が検出した文字入力状態において入力された文字数を文字入力状態の時間で除した値(文字入力速度)をキー操作の速度とする。また、電源制御部228は、入力速度算出部227が求めたキー操作の速度(文字入力速度)の平均値により、文字入力制御部221に対する電源供給の制御を行う。
次に、文字入力機能部211の動作例について、図3のフローチャートを用いて説明する。まず、ステップS301で、文字入力状態検出部222が文字入力状態を検出すると、ステップS302で、キー操作速度計測部225が文字入力状態の時間計測を開始する。例えば、利用者の操作により携帯電話の電子メール機能が起動されると、電子メール機能の起動により、電子メールの送出先のアドレス、電子メールの件名、電子メールの本文入力など、文字の入力が可能な状態となる。文字入力状態検出部222は、これらの状態を文字入力状態として検出する。
この後、利用者が電子メールを送信するなど電子メール機能を終了すると、文字入力状態検出部222が文字入力状態を検出しない状態(文字入力状態の終了)となる(ステップS303)。このように、文字入力状態検出部222が文字入力状態を検出しない状態となると、キー操作速度計測部225が、文字入力状態の時間計測を終了し(ステップS304)、有力された文字数を計測された文字入力状態の時間で除した文字入力速度を求めて入力速度記憶部226に記憶する(ステップS305)。
次に、文字入力状態計数部223が、文字入力状態を計数する(ステップS306)。例えば、上述したような電子メール作成,送信などの電子メール機能における一連の文字入力動作を1回の文字入力状態として計数する。次いで、文字入力状態計数部223は、計数した結果を入力状態回数記憶部224に記憶する(ステップS307)。
次に、文字入力機能部211が、入力状態回数記憶部224に記憶されている文字入力状態の計数結果(回数)が、例えば10回を超えていることを検出すると(ステップS308)、入力速度算出部227が、入力速度記憶部226に記憶されている文字入力速度の平均値を求める(ステップS309)。このようにして、文字入力速度の平均値が求められると、電源制御部228がこの値を元に文字入力制御部221の動作クロックおよび電源供給の制御を行う(ステップS310)。なお、文字入力状態の計数結果の判断は、キー操作速度計測部225が行ってもよく、入力速度算出部227が行ってもよく、また、図示しない他の機能部が行うようにしてもよい。
次に、電源制御部228によるクロックおよび電源供給の制御について説明する。例えば、電源制御部228は、上述した文字入力速度の平均値と予め設定されている速度基準値とを比較し、文字入力速度の平均値が速度基準値より小さい場合、文字入力制御部221の動作クロックを低くし、文字入力制御部221に供給する電圧を低下させる。よく知られているように、文字入力制御部221などを構成する演算処理装置は、供給される動作クロックに同期して動作しているが、この動作クロックを遅くすることで、動作に必要な電圧を低下させることができる。
文字入力速度が遅い場合、利用者のキー操作速度はあまり速くはないものと考えることができる。このような場合、携帯電話の文字入力制御部221に初期に設定されている動作クロックは、キー操作速度に対して必要以上に速いものとなっている。例えば、動作クロックの8回のクロック立ち上がりの中で、文字入力が1回しかない場合、8回のクロック立ち上がりの中で7回のクロック立ち上がりの期間は、キー操作入力待ちの時間となり、無駄となっている。このような場合、動作クロックの速度を半分に遅くしても、動作クロックの4回のクロック立ち上がりの中で文字入力が1回となり、キー操作の検出は遅延無く行うことができ、キー操作の反応が遅いという認識を利用者に与えることがない。また、動作クロックを半分の速度に低下させることで、供給する電圧を低下させることができ、この結果、文字入力状態における消費電力の低減を図ることができるようになる。
一方、電源制御部228は、上述した文字入力速度の平均値と予め設定されている速度基準値とを比較し、文字入力速度の平均値が速度基準値を超えている場合、文字入力制御部221に供給する電圧を上昇させて動作クロックを速くする。前述したことと反対に、文字入力速度が速い場合は、利用者のキー操作速度は速いものと考えることができる。このような場合、携帯電話の文字入力制御部221に初期に設定されている動作クロックでは、利用者のキー操作速度に対し、キー操作検出が遅い状態となる。このような場合、文字入力制御部221に供給する電圧を上昇させて動作クロックを速くすることで、利用者のキー操作速度に準じたキー操作検出速度が得られるようになり、より迅速な文字入力速度が得られるようになる。この結果、より速くメール作成動作(文字入力状態)を終了させることができるようになり、文字入力制御部221の動作時間を短縮させることが可能となり、この結果、文字入力状態における消費電力の低減を図ることができるようになる。
[実施の形態3]
次に、本発明の実施の形態3について、図4、図5を用いて説明する。図4は、本発明の実施の形態3における携帯端末装置の一部構成例を示す構成図である。本実施の形態では、携帯端末装置として携帯電話を例に説明する。また、図5は、本実施の形態3における携帯端末装置(携帯電話)の動作例を示すフローチャートである。なお、図4では、本実施の形態を説明するために必要な部分を示し、携帯電話を構成するよく知られた一般的な部分は省略している。
本実施の形態に係る携帯電話は、各部分の制御を行い、図示しない無線通信部から信号で音声通話やデータ通信を実現する制御部404、制御部404の動作プログラム,作成されたメールデータ,受信データや、アドレスデータなどが記憶されているメモリ401、電話をかける際の電話番号が入力,アドレス帳登録など文字入力,および各種機能の設定入力を行うためのキー入力部(KEY)402、発着信時の電話番号の表示,キー入力部402と連動した各種入力内容の表示,および電子メール送受信機能で作成・受信したメール内容の表示などが行われる表示部403を備える。
また、バッテリ(電池)406の電圧レベルを監視して、設定されている閾値を下回った場合に制御部404へ通知する電圧検出部405を備える。また、FeliCa機能部407,GPS機能部408,短距離無線通信機能部(Bluetooth)409,デジタルテレビ方法受信機能部(GTV)410などのペリフェラル(補助機能部)を備える。加えて、本実施の形態における携帯電話は、文字入力機能部411を備える。なお、FeliCa機能部407,GPS機能部408,短距離無線通信機能部(Bluetooth)409,デジタルテレビ方法受信機能部(GTV)410などのペリフェラルは、制御部404からのへコマンド(命令)により起動させることができる。また、図中の矢印は電源の供給ラインを表している。
次に、文字入力機能部411について説明する。文字入力機能部411は、まず、キー入力部402のキー操作による文字の入力を制御する文字入力制御部421と、文字入力がなされている状態を検出する文字入力状態検出部422と、文字入力状態検出部422が文字入力の状態と判断した状態を計数する文字入力状態計数部423と、文字入力状態計数部423が計数した文字入力状態回数を記憶する入力状態回数記憶部424と、入力状態回数記憶部424に記憶されている文字入力状態回数より、単位時間あたりの文字入力状態回数を算出する文字入力状態頻度算出部425と、文字入力状態頻度算出部425が算出した文字入力状態回数を元に文字入力制御部421に対する電源供給の制御を行う電源制御部426とを備える。
次に、文字入力機能部411の動作例について、図5のフローチャートを用いて説明する。まず、ステップS501で、文字入力状態検出部422が文字入力状態を検出し、この後、文字入力状態検出部422が文字入力状態を検出しない状態(文字入力状態の終了)となる(ステップS502)と、文字入力状態計数部423が、文字入力状態を計数して計数した結果を入力状態回数記憶部424に記憶する(ステップS503)。
例えば、利用者の操作により携帯電話の電子メール機能が起動されると、電子メール機能の起動により、電子メールの送出先のアドレス、電子メールの件名、電子メールの本文入力など、文字の入力が可能な状態となる。文字入力状態検出部422は、これらの状態を文字入力状態として検出する。また、文字入力状態計数部423は、これらの電子メール作成,送信などの電子メール機能における一連の文字入力動作を、1回の文字入力状態として計数する。
次に、ステップS504で、文字入力状態頻度算出部425が、予め設定されている時間(例えば1日)の経過の後、単位時間あたりの文字入力状態回数(入力状態回数)を算出する。次いで、電源制御部426は、算出された入力状態回数が12回を超えている場合(ステップS505)、文字入力制御部421に対する動作クロックを速くし、供給する電圧を高くする(ステップS506)。また、算出された入力状態回数が12回を超えていなく(ステップS505)、8回以下である場合(ステップS507)、電源制御部426は、文字入力制御部421に対する動作クロックを遅くして供給する電圧を低くする(ステップS508)。
次に、電源制御部426によりクロックおよび電源供給の制御について説明する。例えば、1日あたりの文字入力状態の回数が多い場合、利用者のキー操作速度が速いものと考えることができる。これに対し、1日あたりの文字入力状態の回数が少ない場合、利用者のキー操作速度はあまり速くはないものと考えることができる。このような判断のものとに、まず、1日あたりの文字入力状態の回数が8回以下である場合、利用者のキー操作速度は遅いと判断し、文字入力制御部421に対する動作クロックを遅くして供給する電圧を低くする。
利用者のキー操作速度はあまり速くはない場合、携帯電話の文字入力制御部421に初期に設定されている動作クロックは、キー操作速度に対して必要以上に速いものとなっている。例えば、動作クロックの8回のクロック立ち上がりの中で、文字入力が1回しかない場合、8回のクロック立ち上がりの中で7回のクロック立ち上がりの期間は、キー操作入力待ちの時間となり、無駄となっている。このような場合、動作クロックの速度を半分に遅くしても、動作クロックの4回のクロック立ち上がりの中で文字入力が1回となり、キー操作の検出は遅延無く行うことができ、キー操作の反応が遅いという認識を利用者に与えることがない。また、動作クロックを半分の速度に低下させることで、供給する電圧を低下させることができ、この結果、文字入力状態における消費電力の低減を図ることができるようになる。
一方、1日あたりの文字入力状態の回数が12回を超える場合、利用者のキー操作速度は速いと判断し、文字入力制御部421に対する動作クロックを速くし、また供給する電圧を高くする。前述したことと反対に、文字入力速度が速い場合は、利用者のキー操作速度は速いものと考えることができる。このような場合、携帯電話の文字入力制御部421に初期に設定されている動作クロックでは、利用者のキー操作速度に対し、キー操作検出が遅い状態となる。このような場合、文字入力制御部421に供給する電圧を上昇させて動作クロックを速くすることで、利用者のキー操作速度に準じたキー操作検出速度が得られるようになり、より迅速な文字入力速度が得られるようになる。この結果、より速くメール作成動作(文字入力状態)を終了させることができるようになり、文字入力制御部421の動作時間を短縮させることが可能となり、この結果、文字入力状態における消費電力の低減を図ることができるようになる。
[実施の形態4]
次に、本発明の実施の形態4について、図6、図7を用いて説明する。図6は、本発明の実施の形態4における携帯端末装置の一部構成例を示す構成図である。本実施の形態では、携帯端末装置として携帯電話を例に説明する。また、図7は、本実施の形態4における携帯端末装置(携帯電話)の動作例を示すフローチャートである。なお、図6では、本実施の形態を説明するために必要な部分を示し、携帯電話を構成するよく知られた一般的な部分は省略している。
本実施の形態に係る携帯電話は、各部分の制御を行い、図示しない無線通信部から信号で音声通話やデータ通信を実現する制御部604、制御部604の動作プログラム,作成されたメールデータ,受信データや、アドレスデータなどが記憶されているメモリ601、電話をかける際の電話番号が入力,アドレス帳登録など文字入力,および各種機能の設定入力を行うためのキー入力部(KEY)602、発着信時の電話番号の表示,キー入力部602と連動した各種入力内容の表示,および電子メール送受信機能で作成・受信したメール内容の表示などが行われる表示部603を備える。
また、バッテリ(電池)606の電圧レベルを監視して、設定されている閾値を下回った場合に制御部604へ通知する電圧検出部605を備える。また、FeliCa機能部607,GPS機能部608,短距離無線通信機能部(Bluetooth)609,デジタルテレビ方法受信機能部(GTV)610などのペリフェラル(補助機能部)を備える。なお、FeliCa機能部607,GPS機能部608,短距離無線通信機能部(Bluetooth)609,デジタルテレビ方法受信機能部(GTV)610などのペリフェラルは、制御部604からのへコマンド(命令)により起動させることができる。また、図中の矢印は電源の供給ラインを表している。
上述した構成において、本実施の形態4に係る携帯電話は、各ペリフェラルに対する電源供給ラインに、ペリフェラルの各々に給電される電源のオンオフを行うスイッチ621,622,623,624を備え、また、制御部604に、ペリフェラルの動作頻度を計測する補助機能部動作監視部641と、この補助機能部動作監視部641が計測した動作頻度が予め設定されている値より小さい補助機能部のスイッチ621,622,623,624をオフにする電源制御部642とを備えるようにした。
次に、本実施の形態に係る携帯電話(制御部604)の動作例について、図7のフローチャートを用いて説明する。まず、利用者の操作により節電設定がなされると(ステップS701)、補助機能部動作監視部641が、FeliCa機能部607,GPS機能部608,短距離無線通信機能部(Bluetooth)609,デジタルテレビ方法受信機能部(GTV)610などのペリフェラルが使用されているかどうかを判断する(ステップS702)。
補助機能部動作監視部641の判断により、使用されているとされたペリフェラルについては、ステップS703で未使用日数に0が設定される。
一方、補助機能部動作監視部641の判断により、使用されていないとされたペリフェラルについては、ステップS704で補助機能部動作監視部641が未使用日数を計数する。この計数で、未使用日数が予め設定されている日数(例えば10日)以上となると(ステップS705)、電源制御部642が、スイッチ621,622,623,624の中の対象となるペリフェラルに対応するものをオフ状態にする(ステップS706)。
この後、電源供給が停止されているペリフェラルに対する使用開始の指示が補助機能部動作監視部641に検出されると(ステップS707)、電源制御部642が、スイッチ621,622,623,624の中の対象となるペリフェラルに対応するものをオン状態にする(ステップS708)。
以上に示したように、本実施の形態における携帯端末装置(携帯電話)によれば、設定されている日数以上に使用されていないペリフェラルに対する電源の供給が停止されるので、消費電力を低減させることが可能となる。例えば、近年の携帯端末装置においては、高機能化・多機能化が進んでいるが、全ての機能が常時使用されていることはまれである。また、各補助機能を頻繁に使用する利用者もいれば、補助機能を保どんと使用しない利用者も存在する。このような場合であっても、利用者の使用形態に適用させて、使用されていない補助機能に対する電源の供給が停止できるので、利用者の利用形態に応じた省電力が可能となる。
本発明の実施の形態1における携帯端末装置101の一部構成例を示す構成図である。 本発明の実施の形態2における携帯端末装置の一部構成例を示す構成図である。 本発明の実施の形態2における携帯端末装置(携帯電話)の動作例を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態3における携帯端末装置の一部構成例を示す構成図である。 本発明の実施の形態3における携帯端末装置(携帯電話)の動作例を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態4における携帯端末装置の一部構成例を示す構成図である。 本発明の実施の形態4における携帯端末装置(携帯電話)の動作例を示すフローチャートである。
符号の説明
101…携帯端末装置、102…文字入力機能部、103…キー入力部、104…電源制御部、121…文字入力制御部、122…文字入力状態検出部、123…操作状態計測部。

Claims (7)

  1. キー操作による文字の入力を制御する文字入力制御手段と、
    文字入力がなされている状態を検出する文字入力状態検出手段と、
    この文字入力状態検出手段に文字入力がなされている状態が検出されているときの操作状態を示す文字入力操作状態を計測する操作状態計測手段と、
    この操作状態計測手段が計測した文字入力操作状態により、前記文字入力制御手段の動作クロックおよび電圧を制御する電源制御手段と
    を少なくとも備えることを特徴とする携帯端末装置。
  2. 請求項1記載の携帯端末装置において、
    前記操作状態計測手段は、前記文字入力状態検出手段が検出した文字入力状態における前記キー操作の速度を計測し、
    前記電源制御手段は、前記文字入力操作状態として、前記操作状態計測手段が計測したキー操作の速度により、前記文字入力制御手段の動作クロックおよび電圧を制御する
    ことを特徴とする携帯端末装置。
  3. 請求項2記載の携帯端末装置において、
    前記操作状態計測手段は、
    前記文字入力状態検出手段が検出した文字入力状態において入力された文字数を前記文字入力状態の時間で除することで求めた文字入力速度を前記キー操作の速度とする
    ことを特徴とする携帯端末装置。
  4. 請求項2または3記載の携帯端末装置において、
    前記電源制御手段は、
    前記操作状態計測手段が計測したキー操作の速度が、既定値より大きい場合は前記動作クロックおよび電圧を増加させ、
    前記操作状態計測手段が計測したキー操作の速度が、既定値より大きい場合は前記動作クロックおよび電圧を低下させる
    ことを特徴とする携帯端末装置。
  5. 請求項1記載の携帯端末装置において、
    前記操作状態計測手段は、
    前記文字入力状態検出手段が文字入力の状態と判断した状態を計数する文字入力状態計数手段と、
    この文字入力状態計数手段が計数した文字入力状態回数を記憶する入力状態回数記憶手段と、
    この入力状態回数記憶手段に記憶されている文字入力状態回数より、単位時間あたりの文字入力状態回数を算出する文字入力状態頻度算出手段と
    を備え、
    前記電源制御手段は、前記操作状態計測手段が計測した前記文字入力操作状態として、前記文字入力状態頻度算出手段が算出した単位時間あたりの文字入力状態回数により、前記文字入力制御手段の動作クロックおよび電圧を制御する
    ことを特徴とする携帯端末装置。
  6. 通話以外の機能を実現する複数の補助機能部を備えた携帯端末装置において、
    前記補助機能部の各々に給電される電源のオンオフを行う複数のスイッチと、
    前記補助機能部の動作頻度を計測する補助機能部動作監視手段と、
    この補助機能部動作監視手段が計測した動作頻度が予め設定されている値より小さい前記補助機能部の前記スイッチをオフにする電源制御手段と
    を少なくとも備えることを特徴とする携帯端末装置。
  7. 請求項6記載の携帯端末装置において、
    前記補助機能部は、非接触ICカード機能部,全地球測位システムによる位置検出機能部,短距離無線通信機能部,カメラ機能部,および地上デジタルテレビ放送受信機能部の中の少なくとも1つであることを特徴とする携帯端末装置。
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