JP2010033372A - 候補出力プログラム及び候補出力サーバ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】通信ネットワーク5を介して端末3からアクセス可能な候補出力サーバ1で実行される認証情報の候補出力プログラム21が、候補出力サーバ1を、端末3の使用ユーザに対応した認証情報を記憶する認証情報テーブル22と、認証情報テーブル22に記憶された認証情報に一致する文字列を除く、認証情報の候補となる文字列をランダムに複数個生成する認証候補生成手段13と、認証候補生成手段13により生成された複数個の文字列を端末3に出力する文字列出力手段14と、して機能させる。
【選択図】図1
Description
請求項2の発明は、請求項1に記載の候補出力プログラム(21)において、前記コンピュータ(1)を、前記端末(3)から前記認証情報の候補を出力するか否かの出力可否情報を受け付ける出力可否受付手段(11)と、前記出力可否受付手段により受け付けた前記出力可否情報が候補を出力しない旨の情報であることに応じて、認証情報入力画面を前記端末に出力する入力画面出力手段(12)と、して機能させ、前記認証候補生成手段(13)を、前記出力可否受付手段により受け付けた前記出力可否情報が候補を出力する旨の情報であることに応じて、前記文字列を生成するように機能させること、を特徴とする候補出力プログラムである。
請求項3の発明は、請求項1又は請求項2に記載の候補出力プログラム(21)において、前記認証情報記憶手段(22)を、前記文字列出力手段(14)により出力した前記文字列に対する登録要求情報を前記端末(3)から受け付けたことに応じて、前記文字列を前記認証情報として記憶するように機能させ、前記コンピュータ(1)を、前記端末から電子メールの宛先情報を、記憶した前記認証情報と共に受け付けたことに応じて、前記認証情報記憶手段に記憶した前記認証情報を、前記電子メールの宛先に送信する電子メール送信手段(16)として機能させること、を特徴とする候補出力プログラムである。
請求項4の発明は、請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載の候補出力プログラム(21)において、前記文字列出力手段(14)を、複数個の前記文字列を一覧にして前記端末(3)に出力するように機能させること、を特徴とする候補出力プログラムである。
請求項5の発明は、請求項1から請求項4までのいずれか1項に記載の候補出力プログラム(21)において、前記コンピュータ(1)を、前記端末(3)から前記文字列の候補要求情報を受け付ける要求受付手段(15)として機能させ、前記文字列出力手段(14)を、前記要求受付手段が前記候補要求情報を受け付けるごとに、前記認証候補生成手段(13)により生成された前記文字列を順番に前記端末に出力するように機能させること、を特徴とする候補出力プログラムである。
請求項6の発明は、請求項1から請求項5までのいずれか1項に記載の候補出力プログラム(21)において、前記コンピュータ(1)を、キーワードの指定を前記端末(3)から受け付ける指定受付手段として機能させ、前記認証候補生成手段(13)を、前記指定受付手段により前記キーワードの指定を受け付けたことに応じて、前記キーワードを含んで前記文字列を生成するように機能させること、を特徴とする候補出力プログラムである。
請求項7の発明は、請求項1から請求項6までのいずれか1項に記載の候補出力プログラム(21)において、前記認証情報記憶手段(22)を、前記認証情報を記憶した登録日時を前記認証情報に対応付けて記憶するように機能させ、前記文字列出力手段(14)を、前記登録日時から所定の時間が経過したことに応じて、前記文字列を前記端末(3)に出力するように機能させること、を特徴とする候補出力プログラムである。
請求項8の発明は、請求項1から請求項7までのいずれか1項に記載の候補出力プログラム(21)において、前記認証情報記憶手段(22)を、一のユーザに対して複数の前記認証情報を組み合わせて記憶するように機能させること、を特徴とする候補出力プログラムである。
(1)本発明は、端末のユーザに対応した、例えばユーザIDやパスワードといった認証情報を記憶し、記憶された認証情報に一致する文字列を除く、認証情報の候補となる文字列をランダムに複数個生成して端末に出力する。よって認証情報を考える手間を省くことができる。また、重複した認証情報を生成することがない。
(5)本発明は、端末に、端末から候補要求情報が出力されるごとに文字列を順番に表示させるので、ユーザは、例えば候補要求情報の出力のためのボタンを選択するだけで、異なる文字列を順番に表示させることができる。よって、ユーザに、順番に表示された文字列からユーザが気に入った文字列を選択させやすくできる。
(7)本発明は、認証情報を記憶した登録日時を認証情報に対応付けて記憶し、登録日時から所定の時間が経過したことに応じて、端末に文字列を出力することで、認証情報の更新を促すことができる。
(8)本発明は、一のユーザに対して複数の前記認証情報を組み合わせて記憶するので、例えば、ユーザIDとパスワードといった複数の認証情報に関して、候補となる文字列を各々複数個生成することができる。
図1は、本実施形態に係る候補出力システム100の構成及び候補出力サーバ1の機能ブロックを示す図である。候補出力システム100は、候補出力サーバ1と、端末3と、候補出力サーバ1及び端末3を接続する通信ネットワーク5とを備える。候補出力システム100は、候補出力サーバ1が、ユーザIDやパスワードといった認証において必要になる認証情報の候補として複数個の文字列を生成し、通信ネットワーク5を介して端末3に送信することで、端末3に、その認証情報の候補である文字列を出力させるシステムである。
通信ネットワーク5は、候補出力サーバ1及び端末3の間の通信を行うための、例えばインターネット等の通信網である。
記憶部20は、本発明の機能を実現する候補出力プログラム21を記憶する。また、端末3の使用ユーザに対応した認証情報を記憶した認証情報テーブル22や、端末3に出力する画面コンテンツを記憶した画面データ記憶部23を有する。
通信インタフェース部30は、当該候補出力サーバ1を専用ネットワーク又は公共ネットワークを介して端末3や、ウェブサービスを提供する別のサーバと接続できるようにするためのネットワーク・アダプタである。通信インタフェース部30は、モデム、ケーブルモデム及びイーサネット(登録商標)・アダプタを含んでよい。
図2は、本実施形態に係る候補出力サーバ1におけるウェブサービス新規登録処理のフローチャートである。
図3は、本実施形態に係る端末3に表示される画面の表示例を示す図である。
前提として、端末3は、該当のウェブサービスを提供する候補出力サーバ1との間で既に通信を行っているものとする。そして、候補出力サーバ1は、端末3から送信されたウェブサービスの新規登録の要求情報を受信したものとする。
ここで、図3(a)は、端末3に表示される新規登録選択画面40の表示例を示す。新規登録選択画面40は、ユーザID及びパスワードをユーザが自分で決めて登録するか、ユーザID及びパスワードの候補からユーザが選択して登録するか、をユーザが選択するための画面である。ユーザは、自らユーザID及びパスワードを決めて登録する場合には、ボタン40aを選択し、文字列の候補から選択する場合には、ボタン40bを選択する。
ステップS3では、制御部10は、受信した出力可否情報に基づき、認証情報の候補を出力するか否かを判断する。候補を出力する場合(ステップS3:YES)には、制御部10は、処理をステップS4に移す。他方、候補を出力しない場合(ステップS3:NO)には、制御部10は、処理をステップS7に移す。このように、候補出力サーバ1は、新規登録選択画面40により、ユーザが自分で認証情報を考えて入力するか、又はユーザが認証情報の候補から選択するかの選択を、ユーザに行わせることができる。
ここで、図3(b)は、端末3に表示される認証候補出力画面41の表示例を示す。認証候補出力画面41は、画面左方にユーザIDの候補出力部41aが、画面右方にパスワードの候補出力部41bが配置されており、各々5個の文字列が認証情報の候補として表示されている。ユーザが端末3の操作部を操作して、ユーザID及びパスワードを選択することで、セル41c及びセル41dに示すように、選択されたことがユーザに分かるように表示される。このように、候補出力サーバ1は、端末3に、複数個の文字列を一覧にして表示させるので、ユーザに、複数個の文字列から1つの文字列を選択させやすくできる。特に、端末3が携帯電話機の場合には、複数の文字列から認証情報の候補を選択することは、文字を入力する(後述するステップS7の説明参照)よりも比較的容易な操作であるので、入力操作を簡便にすることができる。そして、ユーザが決定のボタン41eを選択することで、制御部10は、候補出力サーバ1に選択されたユーザID及びパスワードを認証情報として送信する。また、ユーザが再生成のボタン41fを選択することで、次に説明するように、別の文字列を生成して、生成した文字列をユーザIDの候補出力部41a及びパスワードの候補出力部41bに表示する。
ここで、図3(c)は、端末3に表示される認証情報入力画面42の表示例を示す。認証情報入力画面42は、ユーザIDとパスワードとをユーザに入力させる一般的な画面であり、ユーザID入力部42a及びパスワード入力部42bが表示されている。ユーザが端末3の操作部を操作して、ユーザ自身が考えたユーザID及びパスワードを入力して、送信のボタン42cを選択することで、認証情報を送信する。
図4は、本実施形態に係る候補出力サーバ1の認証候補生成処理のフローチャートである。
図5は、本実施形態に係る認証情報テーブル22を示す図である。
ここでは、ユーザIDの候補の生成処理を例に説明する。
ステップS21において、制御部10(認証候補生成手段13)は、ランダムな文字列を生成する。ここで、文字列とは、英数字を含む文字を複数個並べて1つのかたまりにしたものをいい、この例では、6文字で1つの文字列を生成する。
ここで、図5に基づき、認証情報テーブル22について説明する。
認証情報テーブル22は、ユーザID22aをキー情報として、パスワード22bと最終登録日時22cとを対応付けて記憶する。ユーザID22aには、ユーザを一意に表す6文字からなる文字列を格納する。パスワード22bには、英数字及び所定の記号文字からなり、対応するユーザIDにより特定されるユーザにしか知りえない情報であるパスワードを格納する。最終登録日時22cには、ユーザID又はパスワードの少なくともいずれかを登録又は更新した時点の日時を格納する。
ステップS23では、制御部10(認証候補生成手段13)は、生成した文字列を認証情報であるユーザIDの候補にする。
ステップS24では、制御部10(認証候補生成手段13)は、候補となる生成した文字列が複数個(例えば5個)あるか否かを判断する。文字列を複数個生成した場合(ステップS24:YES)には、制御部10(認証候補生成手段13)は、処理を終了し、図2のステップS5に処理を移す。他方、文字列を複数個生成できていない場合(ステップS24:NO)には、制御部10(認証候補生成手段13)は、処理をステップS21に移す。
図6は、本実施形態に係る候補出力サーバ1のパスワード更新処理のフローチャートである。
前提として、端末3は、該当のウェブサービスを提供する候補出力サーバ1との間で既に通信を行っており、ウェブサービスの初期画面が端末3に表示されているものとする。
ステップS45では、制御部10は、パスワード更新画面の画面データを端末3に出力する。パスワード更新画面は、図3(a)に示す画面のうち、ユーザIDを除くものである。そして、制御部10は、図2のステップS2に移し、以降の処理を行う。なお、その際、図2のステップS4で生成処理を行うのは、パスワードのみであって、現在使用のパスワードと一致する文字列を除いて、複数個のパスワードを生成する。
このように、候補出力サーバ1は、最終登録日時をユーザIDに対応付けて記憶し、最終登録日時から所定の時間が経過したことに応じて、端末3に文字列を出力することで、例えば、パスワード等の認証情報の更新を促すことができる。
図7及び図8は、本実施形態に係る端末に表示される認証候補出力画面の表示例を示す図である。
(1)本実施形態では、キーワードを指定して、指定したキーワードを含む文字列を複数個生成するものを説明した。しかし、これに限らず、予めワードジャンルと、ワードジャンルに対応するキーワードとを記憶部に記憶しておき、ワードジャンルをユーザが選択することで、キーワードを含む文字列を複数個生成してもよい。さらに、例えば、ワードジャンル「花」に対してキーワードが「rose」、「tulip」等、1つのワードジャンルに対して複数のキーワードを記憶してもよい。このようにすることで、ユーザは覚えやすく、他のユーザに知られにくい認証情報の候補を生成することができる。
(2)本実施形態では、ユーザIDは6文字、パスワードは8文字であることを前提にして説明した。しかし、ユーザID及びパスワードの文字数をユーザに入力させて、その後、候補となる文字列を入力した文字数で生成するようにしてもよい。また、使用文字についても、英数字に限らず、使用文字の一覧等の画面からユーザに選択させるようにしてもよい。
3 端末
10 制御部
11 出力可否受付手段
12 入力画面出力手段
13 認証候補生成手段
14 文字列出力手段
15 要求受付手段
16 電子メール送信手段
20 記憶部
21 候補出力プログラム
22 認証情報テーブル
100 候補出力システム
Claims (9)
- 通信ネットワークを介して端末からアクセス可能なコンピュータで実行される認証情報の候補出力プログラムであって、
前記コンピュータを、
前記端末の使用ユーザに対応した認証情報を記憶する認証情報記憶手段と、
前記認証情報記憶手段に記憶された前記認証情報に一致する文字列を除く、前記認証情報の候補となる文字列をランダムに複数個生成する認証候補生成手段と、
前記認証候補生成手段により生成された複数個の前記文字列を前記端末に出力する文字列出力手段と、
して機能させることを特徴とする候補出力プログラム。 - 請求項1に記載の候補出力プログラムにおいて、
前記コンピュータを、
前記端末から前記認証情報の候補を出力するか否かの出力可否情報を受け付ける出力可否受付手段と、
前記出力可否受付手段により受け付けた前記出力可否情報が候補を出力しない旨の情報であることに応じて、認証情報入力画面を前記端末に出力する入力画面出力手段と、
して機能させ、
前記認証候補生成手段を、前記出力可否受付手段により受け付けた前記出力可否情報が候補を出力する旨の情報であることに応じて、前記文字列を生成するように機能させること、
を特徴とする候補出力プログラム。 - 請求項1又は請求項2に記載の候補出力プログラムにおいて、
前記認証情報記憶手段を、前記文字列出力手段により出力した前記文字列に対する登録要求情報を前記端末から受け付けたことに応じて、前記文字列を前記認証情報として記憶するように機能させ、
前記コンピュータを、前記端末から電子メールの宛先情報を、記憶した前記認証情報と共に受け付けたことに応じて、前記認証情報記憶手段に記憶した前記認証情報を、前記電子メールの宛先に送信する電子メール送信手段として機能させること、
を特徴とする候補出力プログラム。 - 請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載の候補出力プログラムにおいて、
前記文字列出力手段を、複数個の前記文字列を一覧にして前記端末に出力するように機能させること、
を特徴とする候補出力プログラム。 - 請求項1から請求項4までのいずれか1項に記載の候補出力プログラムにおいて、
前記コンピュータを、前記端末から前記文字列の候補要求情報を受け付ける要求受付手段として機能させ、
前記文字列出力手段を、前記要求受付手段が前記候補要求情報を受け付けるごとに、前記認証候補生成手段により生成された前記文字列を順番に前記端末に出力するように機能させること、
を特徴とする候補出力プログラム。 - 請求項1から請求項5までのいずれか1項に記載の候補出力プログラムにおいて、
前記コンピュータを、キーワードの指定を前記端末から受け付ける指定受付手段として機能させ、
前記認証候補生成手段を、前記指定受付手段により前記キーワードの指定を受け付けたことに応じて、前記キーワードを含んで前記文字列を生成するように機能させること、
を特徴とする候補出力プログラム。 - 請求項1から請求項6までのいずれか1項に記載の候補出力プログラムにおいて、
前記認証情報記憶手段を、前記認証情報を記憶した登録日時を前記認証情報に対応付けて記憶するように機能させ、
前記文字列出力手段を、前記登録日時から所定の時間が経過したことに応じて、前記文字列を前記端末に出力するように機能させること、
を特徴とする候補出力プログラム。 - 請求項1から請求項7までのいずれか1項に記載の候補出力プログラムにおいて、
前記認証情報記憶手段を、一のユーザに対して複数の前記認証情報を組み合わせて記憶するように機能させること、
を特徴とする候補出力プログラム。 - 請求項1から請求項8までのいずれか1項に記載の候補出力プログラムを記憶した記憶部と、
前記記憶部に記憶した前記候補出力プログラムを実行する制御部と、
前記端末との通信のための通信インタフェース部と、
を備える候補出力サーバ。
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