JP2010033335A - リモートファイル操作方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】入力装置23によって入力された操作コマンドは、クライアント装置1からサーバ装置2へ送信される。サーバ装置1は、ファイル情報を当該操作コマンドに基づいて更新するとともに、ディスク装置3内のファイルを当該操作コマンドに従って操作し、更新後のファイル情報が操作後のファイルに対応している場合には、差異なしの旨の結果情報を、クライアント装置2へ送信する。クライアント装置2は、この結果情報を受信すると、ファイル情報27を上記操作コマンドに基づいて更新し、更新後のファイル情報の内容をディスプレイ26上に表示する。
【選択図】図1
Description
る) を管理単位として、管理される。
を「ファイル情報」という)とともに、一覧表示される必要がある。更に、ファイル操作
の権限を有するクライアントからのコマンドに基づき、ファイル又はサブディレクトリの操作がなされると、操作後のファイル及びサブディレクトリの状態が、各クライアントのディスプレイ上に表示されるので、利用者は、ファイル及びサブディレクトリの操作の結果を知ることができる。
ブディレクトリ103,並びに、当該サブディレクトリ103配下の複数のファイル104の状態が、表示されている。そして、各ディレクトリ配下の複数のファイル102,104のファイル情報が、夫々、表形式(図4における左側から順に、ファイル名,サイズ,所有者,グループ,最終更新日時の各カラムからなる表の形式)にて、一括して表示されている。
域)に保存しておき、操作後のファイル及びサブディレクトリについてのファイル情報と
キャッシュしているファイル情報との差分情報のみをサーバ装置からクライアントへ転送し、クライアントにおいて、操作前のファイル情報を当該差分情報に基づいて更新することによって、操作後のファイル及びサブディレクトリの状態を再現する方法(差分転送方
式)に、想到した。
された事に因りサイズ及び最終更新日時が変更され、また、新たなファイル[file100.dat]が追加された後)におけるディスク装置内のファイル及びサブディレクトリとが比較
され、その差分のみが、クライアント端末転送されてその表示内容の更新に用いられるとともに、キャッシュされているファイル情報が更新されている。
図1は、本形態によるリモートファイル操作システムの、概略システム構成図である。図1に示すように、当該リモートファイル操作システムは、LAN等のネットワークNを介して相互に接続されたサーバ装置1及び複数台(図1では1台のみ図示)のクライアント装置2,並びに、各種インタフェースを介してサーバ装置に接続されたディスク装置3から、構成されている。
は操作後のディレクトリ構造及び各ディレクトリに格納されている全ファイルの状態(即ち、ディスク装置3の内容)を、ディスプレイ26上に表示する機能を、CPU20に実現させる。なお、操作コマンドによるファイル情報の更新とは、ファイル情報に基づいて仮想空間上に認識されるディレクトリ構造及び各ディレクトリに格納されている全ファイルを、当該操作コマンドに従って模擬的に操作(シミュレート)することにより、当該操作コマンドに従った操作を実行した場合における操作実行後のファイルの状態を示すファイル情報の内容を予測した上で、記憶部に格納しているファイル情報の内容を、当該予測した内容に変更することである。
ントは、次のS002において、サーバからの応答を待つ。
のディレクトリ構造及び各ディレクトリに格納されているファイルの状態を示すファイル情報の情報量より大きければ、処理をS111へ進める。
データを生成し、この画面データに基づいてディスク装置3内のディレクトリ構造及び各ディレクトリに格納されているファイルの状態を、ディスプレイ26上に表示する。
S109)、クライアント装置1が、ファイル情報27として保存しているものとする(S006)。
装置1へ送信されて(S001)、これを受信したサーバ装置1では、エージェント16によってシミュレータ18が起動されて、ファイル情報17によって認識される仮想空間上のファイルに対して、当該操作コマンドに基づいたシュミレーションがなされ(図3(2)〜(3))、その結果に応じてファイル情報17が更新される(S103)。その後で、サーバは、ディスク装置3内に格納されている操作対象ファイル42を、当該操作コマンドに基づいて、実際に操作する(S104)(図3(4))。続いて、サーバは、上記シミュ
レーションの結果として更新されたファイル情報17と実際に操作された後におけるディスク装置3内部のディレクトリ構造及びファイルの状態を示すファイル情報とを比較し(S105)(図3(5))、両者が一致すれば差異が無い旨を(S107)、両者が一致し
ない場合には両者の差分を、結果情報としてクライアント装置2へ応答する(S109)(図3(6))。
述したシミュレーションに基づいて更新されたファイル情報27が、当該差分データに基づいて、更に更新される(S006)(図3(9))。何れの場合においても、更新後のフ
ァイル情報27に基づいて、ディスク装置3内部のディレクトリ構造及びファイルの状態が、ディスプレイ26上に表示される。
(付記1)
ローカル計算機から、ネットワークを通じて、リモート計算機上のファイルサーバに対して、ディスク装置内に格納されているファイルの操作を行わしめることを可能とするリモートファイル操作方法であって、
前記リモート計算機は、前記ディスク装置内に格納されているファイルについてのファイル情報を、自己の記憶部に記憶するとともに前記ローカル計算機へ送信し、前記ローカル計算機は、前記リモート計算機から受信した前記ファイル情報を、自己の記憶部に記憶し、
前記ローカル計算機が、前記ファイルに対する操作を命じる操作コマンドを前記リモート計算機へ送信すると、前記リモート計算機は、自己の前記記憶部に記憶されているファイル情報を前記操作コマンドに基づいて更新するとともに、前記ディスク装置内に格納されているファイルを前記操作コマンドに従って操作し、更新された前記ファイル情報が操作後の前記ファイルの状態に対応している場合には、その旨の結果情報を前記ローカル計算機へ送信し、
前記ローカル計算機は、前記結果情報を受信すると、自己の前記記憶部に記憶されているファイル情報を前記操作コマンドに基づいて更新し、更新後のファイル情報の内容を表示する
ことを特徴とするリモートファイル操作方法。
(付記2)
前記ファイル情報には、ファイルの状態を表すものの他、ディレクトリの状態を表すも
のが含まれている
ことを特徴とする付記1記載のリモートファイル操作方法。
(付記3)
前記ファイル情報の前記操作コマンドに基づく更新とは、前記ファイル情報によって認識されるファイルに対して前記操作コマンドに従った操作を実行した場合における操作実行後のファイルの状態を示すファイル情報の内容を予測した上で、前記ファイル情報の内容を、当該予測した内容に変更することである
ことを特徴とする付記1記載のリモートファイル操作方法。
(付記4)
更新された前記ファイル情報が操作後の前記ファイルの状態に対応しているとは、更新された前記記憶部に記憶されたファイル情報と、操作後の前記ファイルの状態を示すべきファイル情報とが一致していることである
ことを特徴とする付記1記載のリモートファイル操作方法。
(付記5)
前記リモート計算機は、更新された前記記憶部に記憶されたファイル情報と、操作後の前記ファイルの状態を示すファイル情報とが一致していない場合には、両者の差分を前記ローカル計算機へ送信し、
前記ローカル計算機は、自己の前記記憶部に記憶されているファイル情報を前記操作コマンドに基づいて更新し、更に前記差分を反映させ、前記差分を反映させた前記ファイル情報の内容を表示する
ことを特徴とする付記4記載のリモートファイル操作方法。
(付記6)
前記リモート計算機は、更新された前記記憶部に記憶されたファイル情報と操作後の前記ファイルの状態を示すファイル情報との差分のデータ量が、後者のファイル情報のデータ量よりも大きい場合には、後者のファイル情報を前記ローカル計算機へ送信し、
前記ローカル計算機は、受信したファイル情報により、自己の前記記憶部に記憶されているファイル情報を上書きし、上書き後の前記ファイル情報の内容を表示する
ことを特徴とする付記5記載のリモートファイル操作方法。
(付記7)
更新された前記ファイル情報が操作後の前記ファイルの状態に対応しているとは、更新された前記記憶部に記憶されたファイル情報によって認識されるファイルと、操作後の前記ファイルとが一致していることである
ことを特徴とする付記1記載のリモートファイル操作方法。
2 クライアント装置
3 ディスク装置
10 CPU
14 内蔵ハードディスク
15 ファイルサーバプログラム
16 エージェント
17 ファイル情報
18 シミュレータ
20 CPU
23 入力装置
24 ハードディスク
25 ファイル操作クライアント
26 ディスプレイ
27 ファイル情報
28 シミュレータ
N ネットワーク
Claims (5)
- ローカル計算機から、ネットワークを通じて、リモート計算機上のファイルサーバに対して、ディスク装置内に格納されているファイルの操作を行わしめることを可能とするリモートファイル操作方法であって、
前記リモート計算機は、前記ディスク装置内に格納されているファイルについてのファイル情報を、自己の記憶部に記憶するとともに前記ローカル計算機へ送信し、前記ローカル計算機は、前記リモート計算機から受信した前記ファイル情報を、自己の記憶部に記憶し、
前記ローカル計算機が、前記ファイルに対する操作を命じる操作コマンドを前記リモート計算機へ送信すると、前記リモート計算機は、自己の前記記憶部に記憶されているファイル情報を前記操作コマンドに基づいて更新するとともに、前記ディスク装置内に格納されているファイルを前記操作コマンドに従って操作し、更新された前記ファイル情報が操作後の前記ファイルの状態に対応している場合には、その旨の結果情報を前記ローカル計算機へ送信し、
前記ローカル計算機は、前記結果情報を受信すると、自己の前記記憶部に記憶されているファイル情報を前記操作コマンドに基づいて更新し、更新後のファイル情報の内容を表示する
ことを特徴とするリモートファイル操作方法。 - 前記ファイル情報の前記操作コマンドに基づく更新とは、前記ファイル情報によって認識されるファイルに対して前記操作コマンドに従った操作を実行した場合における操作実行後のファイルの状態を示すファイル情報の内容を予測した上で、前記ファイル情報の内容を、当該予測した内容に変更することである
ことを特徴とする請求項1記載のリモートファイル操作方法。 - 更新された前記ファイル情報が操作後の前記ファイルの状態に対応しているとは、更新された前記記憶部に記憶されたファイル情報と、操作後の前記ファイルの状態を示すべきファイル情報とが一致していることである
ことを特徴とする請求項1記載のリモートファイル操作方法。 - 前記リモート計算機は、更新された前記記憶部に記憶されたファイル情報と、操作後の前記ファイルの状態を示すファイル情報とが一致していない場合には、両者の差分を前記ローカル計算機へ送信し、
前記ローカル計算機は、自己の前記記憶部に記憶されているファイル情報を前記操作コマンドに基づいて更新し、更に前記差分を反映させ、前記差分を反映させた前記ファイル情報の内容を表示する
ことを特徴とする請求項3記載のリモートファイル操作方法。 - 前記リモート計算機は、更新された前記記憶部に記憶されたファイル情報と操作後の前記ファイルの状態を示すファイル情報との差分のデータ量が、後者のファイル情報のデータ量よりも大きい場合には、後者のファイル情報を前記ローカル計算機へ送信し、
前記ローカル計算機は、受信したファイル情報により、自己の前記記憶部に記憶されているファイル情報を上書きし、上書き後の前記ファイル情報の内容を表示する
ことを特徴とする請求項4記載のリモートファイル操作方法。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2014164571A (ja) * | 2013-02-26 | 2014-09-08 | Nec Corp | 仮想デスクトップシステム、サーバ装置、クライアント装置、入力方法およびプログラム |
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JPH11161535A (ja) * | 1997-09-28 | 1999-06-18 | Kodak Ltd | 共有データ環境でのデータ競合解決方法 |
JP2003505781A (ja) * | 1999-07-23 | 2003-02-12 | サイトリックス システムズ,インコーポレイテッド | ユーザ入力に対する即時の視覚的応答をクライアントシステムにおいて提供するシステムおよび方法 |
JP2005141756A (ja) * | 2003-11-06 | 2005-06-02 | Microsoft Corp | バイナリ比較を用いたファイル複製の最適化 |
JP2005228227A (ja) * | 2004-02-16 | 2005-08-25 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | シンクライアントシステム及びその通信方法 |
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2008
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