JP2010032706A - 液体レンズ装置及びその製造方法 - Google Patents

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    • G02B3/14Fluid-filled or evacuated lenses of variable focal length

Abstract

【課題】収容する液体に対し高い封止性を備える液体レンズ装置を提供する。
【解決手段】液体レンズ装置は、複数の基板が積層して形成される液体レンズ素子と、固定治具により構成される。液体レンズ素子は、積層される基板によって形成される液収容室を有し、該液収容室に液体レンズを構成する液体を収容する。固定治具は、積層された基板を挟むように押圧することによって、液体レンズ素子の基板間に設けられた封止部材を変形させ、収容された液体を封止する。液体レンズ装置は、液体レンズ素子の基板が固定治具によって均一に押圧され、また、固定治具が2次的封止手段として機能することによって高い封止性を備える。
【選択図】図3

Description

本発明は、エレクトロウェッティング現象を利用した液体レンズ装置及びその製造方法に関する。
エレクトロウェッティング現象を利用した液体レンズが研究されている。
この液体レンズは液体がレンズ容器に収容された構成となっており、その多くが、複数の部材により構成されている。液体レンズデバイスはその低消費電力性、小型軽量性により、カメラ、携帯電話などの携帯機器に搭載されることが想定されており、多くの場合、電子基板等を伴って配置される。すなわち、液体レンズは、収容されている液体を(長期的にも)完全に封止することが可能に構成されている必要がある。
液体レンズにおいて、収容されている液体を封止する手段は種々のものが提案されている。例えば、特許文献1に記載の可変焦点レンズパッケージは、盤状の下部レンズ部材、貫通孔を有する盤状の本体、盤状の上部レンズ部材が順に積層された構造であり、下部レンズ部材、上部レンズ部材及び本体の貫通孔により流体を収容する室が区画されている。
この可変焦点レンズパケージは、本体と上部レンズ部材の外周に、本体と上部レンズ部材を挟み、弾性により押圧する締め付けユニットと、本体と下部レンズ部材の外周に、本体と下部レンズ部材を挟み、弾性により押圧する別の締め付けユニットを有する。2つの締め付けユニットは、本体の外周において相互に干渉しないように交互に配置されている。
これらの締め付けユニットにより、上部レンズ部材が本体に、下部レンズ部材も本体に押圧され、すなわち、上部レンズ部材及び下部レンズ部材が本体に押圧される。
本体と上部レンズ部材との間、本体と下部レンズ部材との間にはゴム等で形成された封止リングが配置され、上部レンズ部材と下部レンズ部材がそれぞれ本体に押圧されることにより当該封止リングが弾性変形し、流体が封止される。
特表2007−519970号公報(段落[0052]、図9)
しかし、上記特許文献1に記載の可変焦点レンズパッケージは、上述のように、本体の外周において、上部レンズ部材と本体に係る締め付けユニットと、下部レンズ部材と本体に係る締め付けユニットが交互(互い違い)に配置されるため、本体に不均一な力がかかる。これは本体を変形させ、レンズの光学特性あるいは収容する液体の封止性に影響を与え得る。
また、当該可変焦点レンズパッケージにおいて、本体に上述した変形が生じる結果、流体を収容する室から流体が漏出した場合、締め付けユニットは漏出した液体を封止可能な構造ではなく、漏出した液体は当該可変焦点レンズパッケージの外部に到達し得る。
以上のような事情に鑑み、本発明の目的は、収容する液体に対し高い封止性を備える液体レンズ装置を提供することにある。
本発明の一形態に係る液体レンズ装置は、液体レンズ素子と、固定治具とを具備する。
前記液体レンズ素子は、第1の基板と、第2の基板と、前記第1、第2の基板の間に配置され液室を形成する第2の基板とを有する本体と、前記液室の内部に収容された屈折率の異なる2液の界面で形成され電気的に変形可能なレンズ面と、前記本体を密閉する封止部とを含む。
前記固定治具は、前記第1の基板と前記第2の基板に係合し、前記第1の基板と前記第2の基板で前記第3の基板を挟み込む。
この構成によれば、上記固定治具は、上記第1の基板と上記第2の基板を挟み込むことによって、上記液室の内部に収容された液体を封止するため、上記第3の基板には直接係合せず、本体を変形させることがない。これにより、本体の変形に起因する液漏れを防止して、液体レンズ素子に高い封止性をもたせることが可能となる。
前記固定治具は、前記第1の基板と前記第2の基板に対する係合力で前記液室の内圧を調整してもよい。
この構成によれば、上記第1の基板と上記第2の基板を上記第3の基板に押圧する押圧力によって、上記液室の内圧を調整することが可能であり、この押圧力を与える固定治具によって、内圧を調整することができる。
前記固定治具は、第1の部材と、第2の部材と、接合手段とを有してもよい。
前記第1の部材は、前記第1の基板に当接する第1の保持面と第1の接合面とを有する。
前記第2の部材は、前記第2の基板に当接する第2の保持面と第2の接合面とを有する。
前記接合手段は、前記第1の接合面と前記第2の接合面とを相互に接合する。
この構成によれば、上記固定治具を、上記第1の部材と上記第2の部材の2つの部材を接合手段により接合して形成することによって、上記第1の部材と上記第2の部材を別々に液体レンズ素子に当接させることが可能となる。
前記封止部は、前記第1の基板と前記第3の基板との間、あるいは前記第2の基板と前記第3の基板との間の少なくとも一方に配置されていてもよい。
この構成によれば、上記固定治具が上記第1の基板と上記第2の基板を上記第3の基板に押圧することによって、上記封止部を変形させ、上記液室の内部に収容された液体を封止することが可能となる。
前記液体レンズ装置は、補強部材をさらに具備していてもよい。
前記補強部材は、前記第1の基板と前記第1の部材との間、及び前記第2の基板と前記第2の部材との間の少なくとも一方に設けられ、前記第1の基板、あるいは前記第2の基板を補強する。
この構成によれば、上記第1の基板あるいは上記第2の基板を物理的に補強し、上記第1の基板あるいは上記第2の基板の損壊を防止することが可能となる。
前記液体レンズ装置は、光学部材をさらに具備していてもよい。
前記光学部材は、前記第1の基板と前記第1の部材との間、及び前記第2の基板と前記第2の部材との間の少なくとも一方に設けられ、光学的特性を有する。
この構成によれば、上記本体に光学的特性を付加することが可能となる。
前記封止部は、前記第液体レンズ素子と前記固定治具の間に配置されていてもよい。
この構成によれば、上記液体レンズ素子から漏出した上記液室に収容された液体を、当該封止部材によって封止する、すなわち、上記液体レンズ装置からの当該液体の漏出を防止することが可能である。
前記封止部は、前記第3の基板の外周に配置されていてもよい。
この構成によれば、上記第1の基板と上記第2の基板を上記第3の基板に押圧する押圧力と、上記封止部を変形させる押圧力を独立して調整することが可能となる。
前記封止部は、前記第1の部材と前記第2の部材との間に配置されていてもよい。
この構成によれば、上記第1の部材と上記第2の部材の係合力によって、上記封止部を変形させ、上記液室に収容された液体を封止することが可能である。
前記第1の基板は、その表面に三次元構造を持つ構造面を有してもよい。
この構成によれば、付加的な光学的あるいは物理的機能を有する液体レンズ装置を得ることが可能である。
また、本発明の他の形態に係る液体レンズ装置の製造方法は、液体レンズ素子を作製し、内圧を決定することを含む。
第1の基板と、第2の基板と、前記第1、第2の基板の間に配置され液室を形成する第3の基板とを有する本体と、前記液室の内部に収容された屈折率の異なる2液の界面で形成され電気的に変形可能なレンズ面とを含む液体レンズ素子を作製する。
前記液体レンズ素子の周囲を固定治具で挟持することで、前記液体レンズ素子を密閉し、内圧を決定する。
以上のように、本発明によれば、収容する液体に対し高い封止性を備える液体レンズ装置を提供することが可能である。
以下、本発明の第1の実施形態を図面に基づき説明する。
図1は、本実施形態に係る液体レンズ装置1の外観を示す斜視図である。
図2は、本実施形態に係る液体レンズ装置1の、液体レンズ素子2と固定治具3を分離した状態を示す斜視図である。
これらの図に示すように、液体レンズ装置1は、液体レンズ素子2と固定治具3を有する。
第1の部材17及び第2の部材18からなる固定治具3に液体レンズ素子2が内包されている。
図3は、本実施形態に係る液体レンズ装置1を示す断面図である。
図4は、本実施形態に係る液体レンズ装置1の、液体レンズ素子2と固定治具3を分離した状態を示す断面図である。
図3及び図4は、図1に示す液体レンズ装置の、一点鎖線A−A’で示す箇所での、紙面に平行な面の断面図である。
図3に示すように、液体レンズ素子2の光学的有効領域(後述)を除く外周に、固定治具3が配置されている。
図4に示すように、第1の部材17及び第2の部材18が接合部材19によって接合されている。
以下、本実施形態に係る液体レンズ素子2について説明する。
図3及び図4に示すように、液体レンズ素子2は、第1の基板4、第2の基板5、第3の基板6及び封止部材7を有し、その内部に第1の液体8及び第2の液体9(第1の液体8及び第2の液体9を合わせて液体14とする)が収容される。
液体レンズ素子2は、第1の基板4、第3の基板6、第2の基板5の順で積層され、第3の基板6に形成された貫通孔12と、第1の基板4及び第2の基板5で形成される空間が液収容室13となる。
液体14は液収容室13に収容される。封止部材7は環状で、液体14を液体レンズ素子2内に封止することが可能な位置に配置される。
本実施形態に係る液体レンズ素子2は、エレクトロウェッティング効果による光学特性を発現することが可能に構成される。液体レンズ素子2の構成は以下に示すものに限定されない。
第1の基板4及び第2の基板5は、液収容室13を形成すると共に、液体レンズ素子2への入射光あるいは液体レンズ素子2からの出射光の経路となる。第1の基板4及び第2の基板5をガラス、アクリル樹脂等の透明度が高い素材で形成することにより、入射光あるいは出射光強度の損失を低減することが可能である。第1の基板4の液収容室13側の面には、第1の液体8と接触する配線52が形成され、配線52は図示しない外部電源と接続されている。
第3の基板6は、液収容室13の隔壁として機能する。第3の基板6には、複数の貫通孔12がアレイ状に形成されてもよい。貫通孔12の形状は、円形、長方形、多角形、環状等のいずれでもよい。第3の基板6は、合成樹脂、金属、ガラス、セラミックス等の材料から形成される。本実施形態に係る第3の基板6には、固定治具3が係合しないため、柔らかい材料を用いることも可能である。第3の基板6の、液収容室13側の面(液収容室13の周面)には、導電層15が形成され、導電層15の上層には絶縁層16が形成される。導電層15は図示しない外部電源と接続されている。
封止部材7は、第3の基板6と第1の基板4の間に配置される。封止部材7は、第3の基板6の貫通孔12の周縁部あるいは、貫通孔12と別に形成された封止部材7用溝等に配置されてもよい。封止部材7は、液体14を封止することが可能なように、エラストマー、金属、合成樹脂等の材料から形成される。封止部材7の断面形状は、円形、V字形、矩形等から適宜選択可能である。
導電層15はスパッタリング法等により形成された、酸化スズ、ITO(Indium Tin Oxide)等からなる透明な薄膜である。絶縁層16は、CVD(Chemical Vapor Deposition)法等により形成されたパリレン(パラキシリレン系樹脂)、無機材料等からなる撥水性を有する薄膜である。
第1の液体8は導電性あるいは有極性の液体である。水、電解液、アルコール類、常温溶融塩等を用いることが可能であり、本実施形態に係る第1の液体8は、塩化リチウム水溶液(3.36wt%、絶対屈折率1.34)である。
第2の液体9は絶縁性の非水系液体である。炭化水素、疎水性シリコーンオイル、フッ素系材料等を用いることが可能である。本実施形態に係る第2の液体9は、シリコーンオイル(モメンティブ・パフォーマンス・マテリアルズ・ジャパン合同会社製TSF437、絶対屈折率1.49)である。
本実施形態に係る液体レンズ素子2は、以下のように製造される。
第3の基板6にスパッタリング法により導電層15が形成される。次に、第3の基板6に第2の基板5が接着等の方法で接合される。この接合された第3の基板6及び第2の基板5に、CVD法により絶縁層16が形成される。
第3の基板の貫通孔12及び第2の基板5によって形成された凹部に第2の液体9及び第1の液体8が充填される。次に、第3の基板6に第1の基板4が配置される。
このように構成された液体レンズ素子2は、以下のように動作する。
図3に示したように、第1の液体8及び第2の液体9は、2液間及びそれぞれと(撥水性である)絶縁層16の間の界面張力により、例えば曲面状の2液界面14a(レンズ面)を形成する。
第1の液体8と第2の液体9の絶対屈折率が異なるため、液体レンズ素子2に入射した光は、当該2液界面14aでのレンズ効果を受け屈折する。
第1の基板4に形成された配線52及び導電層15に、外部電源により電圧を印加することによって、第1の液体8及び導電層15に電荷が蓄積する。この電荷が引き合うことによって、第1の液体8と(導電層15の上層である)絶縁層16の間の界面張力が変化し、2液界面14aの形状が変化する(エレクトロウェッティング効果)。
上述のように、第1の液体8及び導電層15の絶対屈折率は異なるため、電圧非印加時とは異なる光学特性が発現する。すなわち、電圧印加により光学特性が変化するレンズを得ることができる。
本実施形態に係る固定治具3は、液体レンズ素子2の第1の基板4、第2の基板5及び第3の基板6の相対位置を固定あるいは規定し、封止部材7を弾性変形させることにより液収容室13を密閉し、液収容室13に収容された液体14の漏出を防止する。
図2に示したように、固定治具3は、第1の部材17、第2の部材18及び接合部材19から構成される。
第1の部材17は第1の基板4を第3の基板6の方向に押圧し、第2の部材18は第2の基板5を第3の基板6の方向に押圧する。
第1の部材17は、第1の基板4に当接する保持面17aと、第2の部材18と係合する接合面17bを有する。保持面17aには、液体レンズ素子2を通過する光が通過する孔17cが設けられている。第1の部材17は金属、合成樹脂等から形成される。
第2の部材18は、第2の基板5に当接する保持面18aと、第1の部材17と係合する接合面18bを有する。保持面18aには、液体レンズ素子2を通過する光が通過する孔18cが設けられている。第2の部材18は金属、合成樹脂等から形成される。
第1の部材17と第2の部材18は、それぞれが液体レンズ素子2に取り付けられた状態で干渉しないように形成される。本実施形態に係る固定治具3は、液体レンズ素子2に取り付けられた状態で、液体レンズ素子2と第1の部材17の接合面17bとの間に第2の部材18の接合面18bが配置されるように形成される。また、第1の部材17及び第2の部材18によって液体レンズ素子2の外周を(孔17c及び孔18cを除き)被覆することが可能に形成される。
第1の部材17と第2の部材18は、液体レンズ素子2が押圧された状態(後述)で、当該押圧された状態を維持可能に係合される。これは、接着剤による接着、溶接、螺着等による。本実施形態に係る固定治具3の接合面17b及び接合面18bは、液体レンズ素子2の外周面全域に渡り接合されるため、均一な係合力を発生させる。これは、液体レンズ素子2の各基板の変形を抑え、基板の変形による液の漏出及び光学特性への影響を低減させる。
本実施形態に係る液体レンズ装置1の組み付け方法を説明する。
図5は本実施形態にかかる液体レンズ装置1の組み付け方法を示す模式図である。
図5(A)に示すように、押圧機構Bにより液体レンズ素子2に押圧力が加えられる。押圧力は、第1の基板4を第3の基板6に、第2の基板5を第3の基板6に押圧する方向に印加される。押圧されることにより、封止部材7が弾性変形する。
図5(B)に示すように、第1の部材17と第2の部材18が、保持面17aが第1の基板4に、保持面18aが第2の基板5に当接するように配置される。
図5(C)に示すように、押圧機構Cにより、第1の部材17と第2の部材18が、それぞれ第1の基板4と第2の基板5の方向に押圧される。接合面17b及び接合面18bが接合部材19によって接合される。
接合部材19による接合が安定するまで、押圧機構Cによる押圧が維持され、図3に示した液体レンズ装置1が形成される。例えば、接合部材19に熱硬化性樹脂、紫外線硬化樹脂、感圧性接着剤などが用いられる場合、図5(C)の状態で当該接着剤の硬化処理が施され、当該接着剤の硬化が完了した時点で、押圧機構Cによる押圧操作を解除する。接着剤は、あらかじめ第1又は第2の部材17,18の接合面に塗布していてもよいし、第1及び第2の部材17、18の組み付け後、各々の接合面の対向領域に接着剤を充填するようにしてもよい。
以上のように構成された液体レンズ装置1の動作について説明する。
本実施形態に係る液体レンズ装置1では、固定治具3の第1の部材17が第1の基板4を、第2の部材18が第2の基板5を、それぞれ第3の基板6に押圧することにより、封止部材7が変形し、その反力によって液体14が密封される。この際、液体14も圧縮され、液体14の内部圧力が変動する。
すなわち、第1の部材17と第2の部材18の係合力あるいは封止部材7の変形量によって、液体14の内部圧力と密封性の調整が同時に行われる。
本実施形態に係る第1の部材17及び第2の部材18は液体レンズ素子2の外周を被覆することが可能に形成されているため、その接合部材19として、合成樹脂性接着剤のような液封止性を有する部材を用いることにより、固定治具3に封止性を持たせることが可能である。
これは、封止部材7が破損、劣化等し、液体14が液収容室13から漏出した場合に、2次的封止手段として機能する。すなわち、液体レンズとしての機能を失っても、液体14が液体レンズ装置1の外部に漏出し、配線基板等の他の構造に障害を与えることを防止する。
本実施形態に係る液体レンズ装置1では、第1の基板4と第3の基板6との間を固定治具3で固定しているので、これらの間に接着層を別途設けることなく液体レンズ素子2を構成することができる。これにより、液体レンズ素子2を薄型化できるので、液体レンズ素子2を透過する光の光量の損失の低減を図ることができる。
本実施形態に係る液体レンズ装置1は、液体14の内部圧力が規定されることにより、大気圧や水圧等の外部圧力の変化、あるいは、温度変化等による内部圧力の変化に影響を受けにくい。
本発明の第2の実施形態を説明する。
これ以降の説明では、第1の実施形態に係る蒸着装置が有する構成や機能等について同様のものは説明を簡略化または省略し、異なる点を中心に説明する。
図6は、本実施形態に係る液体レンズ装置20を示す断面図である。
同図に示すように、本実施形態に係る液体レンズ装置20の液体レンズ素子21は、三次元構造22aが形成された第1の基板22と三次元構造23aが形成された第2の基板23を有する。なお、三次元構造は、第1の基板22と第2の基板23の少なくとも一方に形成されてもよい。
三次元構造22a及び三次元構造23aは、光学的機能あるいは機械的な強度向上機能等の物理的機能を有するものとすることが可能である。例えば、図6に示すように、これらの三次元構造は図示する凸レンズ形状に限られず、フレネルレンズやマイクロレンズアレイ、プリズムレンズとして機能する立体形状としてもよい。また、第1の部材17の孔17c及び第2の部材18の孔18cの大きさに適合するように、三次元構造22a及び三次元構造23aの厚さを拡張することにより、液体レンズ装置20の厚さを増加させることなく、液体レンズ素子21の強度を向上させることが可能である。
本発明の第3の実施形態を説明する。
図7は、本実施形態に係る液体レンズ装置24を示す断面図である。
同図に示すように、本実施形態に係る液体レンズ装置24の液体レンズ素子25は、機能付加部材26と、機能付加部材27を有する。
機能付加部材26は、第1の基板4と第1の部材17の間に配置され、機能付加部材27は。第2の基板5と第2の部材18の間に配置される。なお、機能付加部材は、第1の基板4と第1の部材17の間、第2の基板5と第2の部材18の間の少なくとも一方に配置されてもよく、また、その配置される数も適宜変更可能である。
機能付加部材26及び機能付加部材27には、光学シートや補強シートのような光学的機能あるいは機械的な強度向上機能等の物理的機能を有する機能性部材を用いることが可能である。
第1の基板4及び第2の基板5の外側に機能付加部材26及び機能付加部材27を配置することにより、液体レンズ素子の可変焦点機能だけでなく集光機能や偏光機能をもたせることができる。また、液体レンズ装置24の外部から(孔17cあるいは孔28cを通過して)与えられた衝撃に対する耐久性(液体14の封止性)を向上させることが可能である。さらに、固定治具3を用いて機能付加部材26、27を液体レンズ素子と一体化できるので、部品のアセンブリ化が容易となり、機器への組み付け性を向上させることが可能となる。
本発明の第4の実施形態を説明する。
図8は、本実施形態に係る液体レンズ装置28を示す断面図である。
同図に示すように、本実施形態に係る液体レンズ装置28の液体レンズ素子29は、第3の基板30の外周部に配置された環状の封止部材31を有する。
封止部材31が第3の基板30の外周部に配置されることにより、密封させるための圧縮力が第3の基板30の側面にかかることになる。圧縮力は、第2の部材18の寸法により調節することができ、液体14の内部圧力は、第1の部材17と第2の部材18の係合力により調節することができる。すなわち、液体14の内部圧力と、封止部材31への圧縮力を独立に調節することが可能である。
必要に応じて、封止性の更なる向上を目的として、第1の基板4と第3の基板30との間、または、固定治具3の第1の部材17と第1の基板4との間に、封止層を形成してもよい。
本発明の第5の実施形態を説明する。
図9は、本実施形態に係る液体レンズ装置32を示す断面図である。
同図に示すように、本実施形態に係る液体レンズ装置32の封止部材33は、環状に形成されており、液体レンズ素子34の外部に配置される。
本実施形態に係る液体レンズ装置32は、第1の基板35及び第3の基板36より面積の大きい第2の基板37を有し、封止部材33が第2の基板37上、第3の基板36に隣接して配置可能に形成される。
本実施形態に係る固定治具38は、第1の部材39と第2の部材40を有する。第1の部材39と第2の基板37によって封止部材33を押圧し、第1の部材39と第2の部材40を接合部材41によって接合することにより、液体レンズ素子34の液体14を封止することが可能に形成される。封止部材33は、液体レンズ素子34の外部に配置されるため、液体レンズ素子34はシンプルな構成となる。
本発明の第6の実施形態を説明する。
厨10は、本発明に係る液体レンズ装置42を示す断面図である。
同図に示すように、本実施形態に係る液体レンズ素子43の封止部材44は、第5の実施形態に係る液体レンズ装置32と同様の位置に配置される。
本実施形態に係る液体レンズ装置42は、第1の基板45及び第3の基板46より面積の大きい第2の基板47を有し、封止部材44が第2の基板47上、第3の基板46に隣接して配置可能に形成される。第3の基板46にはその第2の基板47側に、第2の基板47に対して斜向し、封止部材44を支持する斜向部46aが形成される。
本実施形態に係る固定治具48は、第1の部材49と第2の部材50を有する。第1の部材49と第2の基板47によって封止部材44を押圧し、第1の部材49と第2の部材50を接合部材51によって接合することにより、液体レンズ素子43の液体14を封止することが可能に形成される。
斜向部46aの斜向する角度を調節することによって、液体14の内部圧力と、封止部材44への圧縮力とを適切に設定することが可能である。
第1の実施形態に係る液体レンズ装置1の外観を示す斜視図である。 第1の実施形態に係る液体レンズ装置1の、液体レンズ素子2と固定治具3を分離した状態を示す斜視図である。 第1の実施形態に係る液体レンズ装置1を示す断面図である。 第1の実施形態に係る液体レンズ装置1の、液体レンズ素子2と固定治具3を分離した状態を示す断面図である。 第1の実施形態にかかる液体レンズ装置1の組み付け方法を示す模式図である。 第2の実施形態に係る液体レンズ装置20を示す断面図である。 第3の実施形態に係る液体レンズ装置24を示す断面図である。 第4の実施形態に係る液体レンズ装置28を示す断面図である 第5の実施形態に係る液体レンズ装置32を示す断面図である。 第6の実施形態に係る液体レンズ装置42を示す断面図である。
符号の説明
1 液体レンズ装置
2 液体レンズ素子
3 固定治具
4 第1の基板
5 第2の基板
6 第3の基板
7 封止部材
14 液体
14a 2液界面
17 第1の部材
18 第2の部材
19 接合部材
20 液体レンズ装置
21 液体レンズ素子
22 第1の基板
22a 三次元構造
23 第2の基板
23a 三次元構造
24 液体レンズ装置
25 液体レンズ素子
26 機能付加部材
27 機能付加部材
28 液体レンズ装置
29 液体レンズ素子
30 第3の基板
31 封止部材
32 液体レンズ装置
33 封止部材
34 液体レンズ素子
35 第1の基板
36 第3の基板
37 第2の基板
38 固定治具
39 第1の部材
40 第2の部材
41 接合部材
42 液体レンズ装置
43 液体レンズ素子
44 封止部材
45 第1の基板
46 第3の基板
47 第2の基板
48 固定治具
49 第1の部材
50 第2の部材
51 接合部材

Claims (11)

  1. 第1の基板と、第2の基板と、前記第1、第2の基板の間に配置され液室を形成する第3の基板とを有する本体と、前記液室の内部に収容された屈折率の異なる2液の界面で形成され電気的に変形可能なレンズ面と、前記本体を密閉する封止部とを含む液体レンズ素子と、
    前記第1の基板と前記第2の基板に係合し、前記第1の基板と前記第2の基板で前記第3の基板を挟み込む固定治具と、
    を具備する液体レンズ装置。
  2. 請求項1に記載の液体レンズ装置であって、
    前記固定治具は、前記第1の基板と前記第2の基板に対する係合力で前記液室の内圧を調整する
    液体レンズ装置。
  3. 請求項2に記載の液体レンズ装置であって
    前記固定治具は、
    前記第1の基板に当接する第1の保持面と、第1の接合面とを有する第1の部材と、
    前記第2の基板に当接する第2の保持面と、第2の接合面とを有する第2の部材と、
    前記第1の接合面と前記第2の接合面とを相互に接合する接合手段と
    を有する液体レンズ装置。
  4. 請求項3に記載の液体レンズ装置であって、
    前記封止部は、前記第1の基板と前記第3の基板との間、あるいは前記第2の基板と前記第3の基板との間の少なくとも一方に配置されている
    液体レンズ装置。
  5. 請求項4に記載の液体レンズ装置であって、
    前記第1の基板と前記第1の部材との間、及び前記第2の基板と前記第2の部材との間の少なくとも一方に設けられ、前記第1の基板、あるいは前記第2の基板を補強する補強部材
    をさらに具備する液体レンズ装置。
  6. 請求項4に記載の液体レンズ装置であって、
    前記第1の基板と前記第1の部材との間、及び前記第2の基板と前記第2の部材との間の少なくとも一方に設けられ、光学的特性を有する光学部材
    をさらに具備する液体レンズ装置。
  7. 請求項3に記載の液体レンズ装置であって、
    前記封止部は、前記液体レンズ素子と前記固定治具の間に配置されている
    液体レンズ装置。
  8. 請求項7に記載の液体レンズ装置であって、
    前記封止部は、前記第3の基板の外周に配置されている
    液体レンズ装置。
  9. 請求項8に記載の液体レンズ装置であって、
    前記封止部は、前記第1の部材と前記第2の部材との間に配置されている
    液体レンズ装置。
  10. 請求項1に記載の液体レンズ装置であって、
    前記第1の基板は、その表面に三次元構造を持つ構造面を有する
    液体レンズ装置。
  11. 第1の基板と、第2の基板と、前記第1、第2の基板の間に配置され液室を形成する第3の基板とを有する本体と、前記液室の内部に収容された屈折率の異なる2液の界面で形成され電気的に変形可能なレンズ面とを含む液体レンズ素子を作製し、
    前記液体レンズ素子の周囲を固定治具で挟持することで、前記液体レンズ素子を密閉し、内圧を決定する
    液体レンズ装置の製造方法。
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