JP2010031680A - 風量一定制御用風量特性決定方法、及び空気調和装置 - Google Patents

風量一定制御用風量特性決定方法、及び空気調和装置 Download PDF

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Abstract

【課題】送風機を有する空気調和装置において、風量一定制御に必要な風量特性を得るために使用される測定機器のコストアップを抑えつつ、風量一定制御を精度よく行えるようにする。
【解決手段】風量一定制御用風量特性決定方法は、通常運転時に風量一定制御を行う送風機4を有する空気調和装置1において、風量一定制御に必要な風量特性を得るための風量一定制御用風量特性決定方法であって、通常運転を行う前に、通常運転において使用する風量である使用風量よりも多い感知風量になるように送風機4を制御して、感知風量における送風機の軸動力である感知軸動力を感知し、感知軸動力を使用風量における送風機4の軸動力である使用軸動力に換算して、風量一定制御に必要な風量特性を得るものである。
【選択図】図4

Description

本発明は、風量一定制御用風量特性決定方法、及び空気調和装置、特に、通常運転時に風量一定制御を行う送風機を有する空気調和装置において風量一定制御に必要な風量特性を得るための風量一定制御用風量特性決定方法に関する。
従来より、送風機において、所望の風量で一定になるように送風機を制御(以下、風量一定制御とする)できるものがある。このような送風機では、通常運転に先だって、予め風量−回転数の関係等の風量特性を得るための運転を行い、この運転によって得られた風量特性を用いて風量一定制御を行い、所望の風量が得られるようにしている。
特開平5−236779号公報
また、上述の送風機の風量一定制御を空気調和装置の送風機に適用することで、風量一定制御が可能な空気調和装置を提供することも考えられる。
しかし、このような空気調和装置では、設置環境によって機外における静圧条件が変化する。例えば、空気調和装置の吸入口や吹出口がダクト接続される場合や、空気調和装置の吸入口や吹出口に高性能フィルタ等のオプション機器が設けられる場合には、ダクトの長さ等やオプション機器の種類等によって、機外における静圧条件が変わる場合である。このため、このような空気調和装置において、風量一定制御を行うためには、通常運転を行う前に、実際の設置環境に適合する風量特性を得る必要が生じるが、例えば、回転数を変化させながら送風機の軸動力を感知させる運転を行うことによって風量特性を得る場合には、通常運転において使用する回転数が低い場合や機外抵抗が大きくなると、軸動力の絶対量が小さくなり、また、風量の変化に対する軸動力の変化量が小さくなるため、軸動力の感知に使用される電流計等の測定機器の検出誤差が大きくなり、正確な風量特性を得ることができず、風量一定制御を精度よく行うことができなくなるおそれがある。また、正確な風量特性を得るために検出誤差を小さい電流計等の測定機器を使用すると、コストアップが生じてしまうという問題がある。
本発明の課題は、送風機を有する空気調和装置において、風量一定制御に必要な風量特性を得るために使用される測定機器のコストアップを抑えつつ、風量一定制御を精度よく行えるようにすることにある。
第1の発明にかかる風量一定制御用風量特性決定方法は、通常運転時に風量一定制御を行う送風機を有する空気調和装置において、風量一定制御に必要な風量特性を得るための風量一定制御用風量特性決定方法であって、通常運転を行う前に、通常運転において使用する風量である使用風量よりも多い感知風量になるように送風機を制御して、感知風量における送風機の軸動力である感知軸動力を感知し、感知軸動力を使用風量における送風機の軸動力である使用軸動力に換算して、風量一定制御に必要な風量特性を得るものである。ここで、通常運転とは、空気調和装置を設置した後の試運転や空気調和装置のメンテナンス時の運転等のような一時的な運転を除く空調運転を意味している。また、軸動力の感知には、送風機の軸動力を得るために必要な電流値等の検出と軸動力の演算が含まれる。
この風量一定制御用風量特性決定方法では、軸動力の絶対量が小さい風量領域で軸動力の感知を行うことなく、軸動力の絶対量が小さい風量領域における風量特性を得ることができるため、風量一定制御に必要な風量特性を得るために使用される測定機器として検出誤差の小さい高価なものを使用することなく、空気調和装置の設置環境の影響によって使用風量における軸動力の絶対量の絶対量が小さくなるような場合であっても、正確な風量特性を得ることができ、これにより、風量一定制御を精度よく行うことができる。
第2の発明にかかる風量一定制御用風量特性決定方法は、通常運転時に風量一定制御を行う送風機を有する空気調和装置において、風量一定制御に必要な風量特性を得るための風量一定制御用風量特性決定方法であって、通常運転を行う前に、通常運転において使用する風量である使用風量における風量に対する軸動力の傾きである使用傾きよりも大きい感知傾きになるように送風機を制御して、感知傾きにおける送風機の軸動力である感知軸動力を感知し、感知軸動力を使用傾きにおける送風機の軸動力である使用軸動力に換算して、風量一定制御に必要な風量特性を得るものである。ここで、通常運転とは、空気調和装置を設置した後の試運転や空気調和装置のメンテナンス時の運転等のような一時的な運転を除く空調運転を意味している。また、軸動力の感知には、送風機の軸動力を得るために必要な電流値等の検出と軸動力の演算が含まれる。また、風量に対する軸動力の傾きとは、風量を横軸にとり、軸動力を縦軸にとった場合における送風機の軸動力−風量特性を示す線上における傾きを意味している。
この風量一定制御用風量特性決定方法では、風量の変化に対する軸動力の変化量が小さい風量領域で軸動力の感知を行うことなく、風量の変化に対する軸動力の変化量が小さい風量領域における風量特性を得ることができるため、風量一定制御に必要な風量特性を得るために使用される測定機器として検出誤差の小さい高価なものを使用することなく、空気調和装置の設置環境の影響によって風量の変化に対する軸動力の変化量が小さくなるような場合であっても、正確な風量特性を得ることができ、これにより、風量一定制御を精度よく行うことができる。
第3の発明にかかる空気調和装置は、送風機を有する空気調和装置であって、通常運転を行う前に、通常運転において使用する風量である使用風量よりも多い感知風量になるように送風機を制御して、感知風量における送風機の軸動力である感知軸動力を感知し、感知軸動力を使用風量における送風機の軸動力である使用軸動力に換算して、風量一定制御に必要な風量特性を得る風量一定制御用風量特性決定手段と、風量一定制御用風量特性決定手段によって得られた風量特性を用いて通常運転時に風量一定制御を行う風量一定制御手段とを備えている。ここで、通常運転とは、空気調和装置を設置した後の試運転や空気調和装置のメンテナンス時の運転等のような一時的な運転を除く空調運転を意味している。また、軸動力の感知には、送風機の軸動力を得るために必要な電流値等の検出と軸動力の演算が含まれる。
この空気調和装置では、軸動力の絶対量が小さい風量領域で軸動力の感知を行うことなく、軸動力の絶対量が小さい風量領域における風量特性を得ることができるため、風量一定制御に必要な風量特性を得るために使用される測定機器として検出誤差の小さい高価なものを使用することなく、空気調和装置の設置環境の影響によって使用風量における軸動力の絶対量の絶対量が小さくなるような場合であっても、正確な風量特性を得ることができ、これにより、風量一定制御を精度よく行うことができる。
第4の発明にかかる空気調和装置は、送風機を有する空気調和装置であって、通常運転を行う前に、通常運転において使用する風量である使用風量における風量に対する軸動力の傾きである使用傾きよりも大きい感知傾きになるように送風機を制御して、感知傾きにおける送風機の軸動力である感知軸動力を感知し、感知軸動力を使用傾きにおける送風機の軸動力である使用軸動力に換算して、風量一定制御に必要な風量特性を得る風量一定制御用風量特性決定手段と、風量一定制御用風量特性決定手段によって得られた風量特性を用いて通常運転時に風量一定制御を行う風量一定制御手段とを備えている。ここで、通常運転とは、空気調和装置を設置した後の試運転や空気調和装置のメンテナンス時の運転等のような一時的な運転を除く空調運転を意味している。また、軸動力の感知には、送風機の軸動力を得るために必要な電流値等の検出と軸動力の演算が含まれる。また、風量に対する軸動力の傾きとは、風量を横軸にとり、軸動力を縦軸にとった場合における送風機の軸動力−風量特性を示す線上における傾きを意味している。
この空気調和装置では、風量の変化に対する軸動力の変化量が小さい風量領域で軸動力の感知を行うことなく、風量の変化に対する軸動力の変化量が小さい風量領域における風量特性を得ることができるため、風量一定制御に必要な風量特性を得るために使用される測定機器として検出誤差の小さい高価なものを使用することなく、空気調和装置の設置環境の影響によって風量の変化に対する軸動力の変化量が小さくなるような場合であっても、正確な風量特性を得ることができ、これにより、風量一定制御を精度よく行うことができる。
第5の発明にかかる空気調和装置は、第3又は第4の発明にかかる空気調和装置において、ダクト接続される吸入口及び吹出口が形成されるとともに、内部に送風機が収容されたケーシングをさらに備えている。
この空気調和装置では、ケーシング内に送風機が収容されており、ケーシングに形成された吸入口及び吹出口にダクトが接続された構造を有しているため、ダクトの長さや開口サイズ等の設置環境によって、風量一定制御に使用される風量特性が大きく変化することになる。しかし、この空気調和装置では、第3又は第4の発明にかかる風量一定制御用風量特性決定手段及び風量一定制御用風量特性決定手段を備えているため、風量一定制御に必要な風量特性を得るために使用される測定機器として検出誤差の小さい高価なものを使用することなく、正確な風量特性を得ることができ、これにより、風量一定制御を精度よく行うことができる。
以上の説明に述べたように、本発明によれば、以下の効果が得られる。
第1〜第5の発明では、風量一定制御に必要な風量特性を得るために使用される測定機器として検出誤差の小さい高価なものを使用することなく、正確な風量特性を得ることができ、これにより、風量一定制御を精度よく行うことができる。
以下、図面に基づいて、本発明にかかる風量一定制御用風量特性決定方法、及び空気調和装置の実施形態について説明する。
(1)空気調和装置の基本構成
図1は、本発明の一実施形態にかかる空気調和装置1の概略側面断面図であり、図2は、空気調和装置1の概略平面断面図(但し、熱交換器3については天面23を取り除いた状態を図示)である。この空気調和装置1は、本実施形態において、天井裏や壁裏等に設置されたダクト型の空気調和装置であり、主として、ケーシング2と、熱交換器3と、送風機4とを備えている。尚、図中のOは、送風機4の回転中心を示している。
ケーシング2は、内部に熱交換器3及び送風機4を収容する略矩形箱状の部材(背面21、前面22、天面23、底面24、及び、側面25、26からなる)であり、背面21(図1、2の紙面右側の面)に吸入口21aと、前面22(図1、2の紙面左側の面)に吹出口22aが形成されている。吸入口21a及び吹出口22aは、本実施形態において、略矩形状の開口である。吸入口21aには、吸入口21aから吸入される空気中の塵埃を捕集するフィルタ5が設けられている。そして、フィルタ5が設けられた吸入口21aには吸入ダクト6が接続され、吹出口22aには吹出ダクト7が接続されている。このように、ケーシング2の内部には、吸入口21aから吹出口22aに至る空気通路2aが形成されている。
熱交換器3は、空気流路2a内の吸入口21a寄りに配置されており、吸入口21aから吸入された空気を加熱又は冷却するための機器である。熱交換器3は、本実施形態において、クロスフィンチューブ式の熱交換器であり、その上部が吹出口22a側に斜めに傾斜するように配置されている。そして、熱交換器3の下側には、ドレンパン8が配置されており、熱交換器3で発生した結露水を受けることができるようになっている。
送風機4は、空気流路2a内の吹出口22a寄りに配置されており、熱交換器3を通過した空気を吸入して昇圧し、吹出口22aから吹き出すための機器である。送風機4は、本実施形態において、シロッコファンであり、渦巻形状の断面を有するスクロールケーシング41と、スクロールケーシング41内に配置される羽根車42と、羽根車42を回転駆動するファンモータ43とを有している。スクロールケーシング41は、熱交換器3を通過した空気が流入するスクロール吸入口41aと、吹出口22aに向かって空気を吹き出すように形成されたスクロール吹出口41bとを有している。このように、スクロールケーシング41は、空気流路2aの一部を構成している。ここで、空気流路2aのうち吸入口21aから送風ファン4のスクロールケーシング41の吸入口41aに至るまでの流路を吸入流路2bとし、空気流路2aのうちスクロールケーシング41の吸入口41aから吹出口22aに至るまでの流路を吹出流路2cとする。羽根車42は、本実施形態において、ファンモータ43によって回転駆動される円板42aと、円板42aの外周部に並んで配置された多数枚の翼42b(図1では、翼42bの数枚のみを図示)とを有するシロッコファン用の羽根車であり、スクロールケーシング41内に配置されている。
また、空気調和装置1には、ファンモータ43等の空気調和装置1を構成する機器の制御を行うために必要なマイクロコンピュータやメモリ等が実装された電装品ユニット10が設けられている。電装品ユニット10は、本実施形態において、ケーシング2の側面に設けられている。
(2)空気調和装置の通常運転
次に、空気調和装置1の通常運転について、図1〜3を用いて説明する。ここで、図3は、ファンモータ43及び電装品ユニット10の制御構成を示す図である。また、通常運転とは、空気調和装置を設置した後の試運転や空気調和装置のメンテナンス時の運転等のような一時的な運転を除く空調運転を意味している。
この通常運転を開始すると、ファンモータ43が駆動されて、送風機4の羽根車42が回転する。また、ファンモータ43の駆動とともに、熱交換器3内には、室外ユニット(図示せず)から冷媒が供給される。ここで、熱交換器3は、冷房運転時には冷媒の蒸発器として、暖房運転時には冷媒の放熱器として機能する。そして、羽根車42の回転に伴って、ケーシング2の吸入流路2b内の空気は、スクロール吸入口41aからスクロールケーシング41内に吸入されて羽根車42によって昇圧された後、スクロール吹出口41b及び吹出口22aから吹出ダクト7内に吹き出される。これにより、吸入ダクト6内の空気は、吸入流路2aを通じて吸入口21aからケーシング2内に吸入される。この吸入された空気は、熱交換器3に達し、熱交換器3を通過する際に冷却又は加熱される。
すなわち、この空気調和装置1では、吸入ダクト6内の空気が、吸入口21aからケーシング2内に流入して熱交換器3を通過し、さらに、スクロール吸入口41aからスクロールケーシング41内に吸入されて羽根車42によって昇圧された後、スクロール吹出口41b及び吹出口22aから吹出ダクト7内に吹き出されるという空気の流れが形成される。
このような通常運転において、本実施形態の空気調和装置1では、通常運転において使用する風量である使用風量Quを所望の目標風量Qsで一定になるように送風機4を制御する風量一定制御ができるようになっている。
まず、ファンモータ43及び電装品ユニット10の制御構成について説明する。ファンモータ43は、本実施形態において、直流モータからなり、電装品ユニット10の基板上に実装されたファンモータ駆動回路11によって駆動されるようになっている。ファンモータ駆動回路11は、電源12からの交流電圧を直流電圧に変えてファンモータ43に印加することが可能な電気回路である。また、ファンモータ駆動回路11は、電装品ユニット10の基板に実装されたマイクロコンピュータやメモリ等(以下、制御部13とする)によって制御されるように接続されている。また、ファンモータ駆動回路11には、ファンモータ43に供給される電流値Iを検出する電流計等からなる電流検出手段15が接続されている。さらに、ファンモータ43には、ファンモータ43の回転数Nを検出する回転数計等からなる回転数検出手段16が設けられている。そして、電流検出手段15によって検出される電流値Iの信号及び回転数検出手段16によって検出される回転数Nの信号は、電装品ユニット10の制御部13に送られるようになっている。また、電装品ユニット11の制御部13には、空気調和装置1の遠隔操作を可能にするためのリモートコントローラ17が通信可能に接続されており、両者間で信号のやりとりができるようになっている。
そして、本実施形態の空気調和装置1では、以上のような制御構成において、機器制御等に必要な情報を記憶する記憶手段として機能する制御部13に記憶された風量特性(すなわち、風量Qと回転数Nとの関係)に基づいて、回転数検出手段16によって検出されるファンモータ43の回転数Nが目標風量Qsに対応する目標回転数Nsで一定になるように、ファンモータ駆動回路11からファンモータ43へ印加される電圧(以下、印加電圧Vとする)を設定することで、送風機4の風量一定制御を行うことができるようになっている。ここで、制御部13は、ファンモータ43に印加される印加電圧Vを設定してファンモータ駆動回路11に指令する印加電圧設定手段としても機能しており、記憶手段とともに風量一定制御手段として機能していることになる。尚、この風量一定制御に必要な風量特性は、後述の風量一定制御用風量特性決定方法によって得られるようになっている。
(3)空気調和装置の風量一定制御用風量特性決定方法
次に、空気調和装置1の風量一定制御に必要な風量特性を得るための風量一定制御用風量特性決定方法について、図1〜図5を用いて説明する。ここで、図4は、風量一定制御用風量特性決定方法を示すフローチャートであり、図5は、送風機4の軸動力−風量特性及び静圧−風量特性を示すグラフである。
本実施形態の空気調和装置1のように、ケーシング2内に送風機4が収容されており、吸入口21a及び吹出口22aがダクト接続された構造では、ダクト6、7の長さや開口サイズ等の設置環境(すなわち、機外における静圧条件)によって、風量特性が大きく変化してしまうため、通常運転を行う前に、実際の設置環境に適合する風量特性を得る必要がある。
しかし、従来と同様、回転数Nを変化させながら送風機4の軸動力(ここでは、印加電圧Vに電流値Iを乗算することにより得られる)を感知させる運転を行うことによって風量特性を得る場合には、通常運転において使用する回転数Nが低い場合や機外抵抗が大きくなると、使用風量Quにおける軸動力である使用軸動力Wuの絶対量が小さくなり、また、使用風量Quの変化に対する使用軸動力Wuの変化量が小さくなるため、使用軸動力Wuの感知に使用される電流検出手段15の検出誤差が大きくなり、正確な風量特性を得ることができず、風量一定制御を精度よく行うことができなくなるおそれがある。また、正確な風量特性を得るために検出誤差を小さい電流検出手段15を使用すると、コストアップが生じてしまうという問題がある。ここで、軸動力Wの感知には、送風機4の軸動力Wを得るために必要な電流値I等の検出と軸動力Wの演算が含まれる。また、風量Qに対する軸動力Wの傾きとは、風量Qを横軸にとり、軸動力Wを縦軸にとった場合における送風機4の軸動力W−風量Q特性を示す線上における傾きを意味している(図5のGuを表す線やGdを表す線を参照)。
そこで、本実施形態の空気調和装置1では、通常運転を行う前に、通常運転において使用する風量である使用風量Quよりも多い感知風量Qdになるように(言い換えれば、使用風量Quにおける風量に対する軸動力の傾きである使用傾きGuよりも大きい感知傾きGdになるように)送風機4を制御して、感知風量Qd(言い換えれば、感知傾きGd)における送風機4の軸動力である感知軸動力Wdを感知し、感知軸動力Wdを使用風量Qu(言い換えれば、使用傾きGu)における送風機4の軸動力である使用軸動力Wuに換算して、風量一定制御に必要な風量特性(ここでは、使用風量Qu−使用回転数Nu特性)を得る風量一定制御用風量特性決定方法を採用している。
次に、本実施形態の風量一定制御用風量特性決定方法について詳細に説明する。
まず、ステップS1において、リモートコントローラ17に設けられた試運転スイッチによって制御部13に対して試運転指令がなされることで、空気調和装置1の試運転を開始される。
次に、ステップS2、S3において、印加電圧設定手段として機能する制御部13によって、印加電圧V(具体的には、V1、V2、V3・・・)が設定されて、ファンモータ駆動回路11からファンモータ43に印加する指令が行われる。そして、電流検出手段15及び回転数検出手段16によって、これらの印加電圧Vにおける電流値I(具体的には、I1、I2、I3・・・)及び使用回転数Nu(具体的には、Nu1、Nu2、Nu3・・・)が検出されて、電流値Iの信号及び使用回転数Nuの信号が制御部13に送られる。そして、軸動力感知手段として機能する制御部13によって、すべての印加電圧Vにおける使用軸動力Wuの感知が完了するまで、印加電圧Vに電流値Iを乗算して送風機4の使用軸動力Wu(具体的には、Wu1、Wu2、Wu3・・・)を演算する処理が印加電圧Vの設定を変更しながら繰り返される。
しかし、上述のように、空気調和装置1の設置環境によって、使用風量Qu(あるいは、使用回転数Nu)における使用軸動力Wuの絶対量が小さい場合があり、このような場合には、上述のステップS2、S3において感知された使用軸動力Wuのすべて又は一部に誤差が生じるため、後述のステップS7において、正確な風量特性を得ることができなくなるおそれがある。
そこで、本実施形態では、ステップS2において感知された使用軸動力Wuが感知軸動力Wdよりも小さいかどうかを判定するステップS4の処理を行い、使用軸動力Wuが感知軸動力Wd以上である場合には、ステップS2において感知された使用軸動力Wuに基づいて正確な風量特性を得ることが可能であるものと判断して、ステップS3の処理に移行し、使用軸動力Wuが感知軸動力Wdよりも小さい場合には、ステップS2において感知された使用軸動力Wuに基づいて正確な風量特性を得ることができないものと判断して、後述のステップS5、S6の処理を経た後にステップS3の処理に移行するようにしている。ここで、感知軸動力Wdは、電流検出手段15の検出誤差を考慮して決定される。尚、このステップS4の処理は、軸動力判定手段として機能する制御部13によって行われる。
そして、ステップS4において、使用軸動力Wuが感知軸動力Wdよりも小さく、ステップS2において感知された使用軸動力Wuに基づいて正確な風量特性を得ることができないものと判断された使用軸動力Wuについては、このままでは、風量特性を得るための使用軸動力Wuとして使用することができないため、まず、ステップS5において、印加電圧設定手段として機能する制御部13によって、風量Qを使用風量Quよりも多い感知風量Qdになるように(言い換えれば、使用風量Quにおける風量に対する軸動力の傾きである使用傾きGuよりも大きい感知傾きGdになるように)、印加電圧Vを大きくして、軸動力Wを感知軸動力Wdまで上昇させる(具体的には、図5の点Aから点Bに移動させる)。そして、電流検出手段15及び回転数検出手段16によって、この印加電圧Vにおける電流値I及び感知回転数Ndが検出されて、電流値Iの信号及び感知回転数Ndの信号が制御部13に送られ、軸動力感知手段として機能する制御部13によって、感知軸動力Wdが感知されることになる。
ここで、軸動力Wは回転数Nの3乗に比例するという関係(以下、比例則という)があるため、ステップS2の処理によって使用回転数Nuが既知であり、ステップS4の処理によって、感知回転数Nd及び感知軸動力Wdが既知であると、次式により、使用軸動力Wuを得ることができる。

Wu = Wd×(Nu/Nd)3

尚、この感知軸動力Wdを使用軸動力Wuに換算するステップS6の処理は、軸動力換算手段として機能する制御部13によって行われる。
このように、ステップS2において感知された使用軸動力Wuに基づいて正確な風量特性を得ることができないものが含まれる場合であっても、ステップS5、S6によって、使用風量Quよりも多い感知風量Qdになるように(言い換えれば、使用風量Quにおける風量に対する軸動力の傾きである使用傾きGuよりも大きい感知傾きGdになるように)送風機4を制御して、感知風量Qd(言い換えれば、感知傾きGd)における送風機4の軸動力である感知軸動力Wdを感知し、感知軸動力Wdを使用風量Qu(言い換えれば、使用傾きGu)における送風機4の軸動力である使用軸動力Wuに換算することができる。そして、このステップS5、S6によって得られた使用軸動力Wuは、電流検出手段15の検出誤差が小さい条件で感知された感知軸動力Wdを比例則を用いて換算することによって得られたものであるため、その値は、ステップS2において感知された使用軸動力Wuよりも正確であり、風量特性を得るために使用することが可能となる。そうすると、ステップS3において、すべての印加電圧Vにおける使用軸動力Wuの感知が終了したものと判定された時点においては、風量特性を得るために必要な正確な使用軸動力Wuと使用回転数Nuとの関係が得られることになる。尚、感知軸動力Wdは、使用軸動力Wuの精度を高めるという意味では、できる限り大きいほうが好ましいため、感知軸動力Wdと上述のステップS4における判定のためのしきい値とを別の値として設定するようにしてもよい。
そして、ステップS7において、風量特性演算手段として機能する制御部13によって、既知の使用回転数Nuにおける軸動力W−風量Qの特性(図5参照)から使用軸動力Wuに対応する使用風量Quを得ることで、風量一定制御に必要な風量特性(ここでは、使用風量Qu−使用回転数Nu特性)が得られることになる。そして、この風量特性は、記憶手段として機能する制御部13に記憶されて、上述の風量一定制御に使用されることになる。尚、この風量一定制御用風量特性決定方法において、制御部13は、印加電圧設定手段、軸動力感知手段、軸動力判定手段、軸動力換算手段、風量特性演算手段、及び、記憶手段からなる風量一定制御用風量特性決定手段として機能していることになる。
(4)風量一定制御用風量特性決定方法の特徴
本実施形態の風量一定制御用風量特性決定方法では、軸動力Wの絶対量が小さい風量領域(図5の点A付近)で軸動力Wの感知を行うことなく(言い換えれば、風量Qの変化に対する軸動力Wの変化量が小さい風量領域で軸動力Wの感知を行うことなく)、軸動力Wの絶対量が小さい風量領域における風量特性を得ることができるため(言い換えれば、風量Qの変化に対する軸動力Wの変化量が小さい風量領域における風量特性を得ることができるため)、風量一定制御に必要な風量特性を得るために使用される測定機器(ここでは、電流検出手段15)として検出誤差の小さい高価なものを使用することなく、空気調和装置1の設置環境の影響によって使用風量Quにおける軸動力Wuの絶対量の絶対量が小さくなるような場合であっても、正確な風量特性を得ることができ、これにより、風量一定制御を精度よく行うことができる。尚、この風量一定制御用風量特性決定方法は、風量一定制御用風量特性決定手段として機能する制御部13によって行われるようになっており、風量一定制御用風量特性決定方法によって得られた風量特性は、風量一定制御手段として機能する制御部13によって、風量一定制御を行うために使用されるようになっている。
(5)他の実施形態
以上、本発明の実施形態について図面に基づいて説明したが、具体的な構成は、これらの実施形態に限られるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で変更可能である。
<A>
上述の実施形態においては、電流検出手段15によって検出された電流値Iから演算された軸動力Wに基づいてステップS4の判定を行っているが、電流値Iに基づいてステップS4の判定を行うようにしてもよい。
<B>
上述の実施形態においては、送風機4が熱交換器3に対して吹出口22a側に設置されたダクト型の空気調和装置1に本発明を適用した例を説明したが、これに限定されず、送風機4が熱交換器3に対して吸入口21a側に設置されたダクト型の空気調和装置に本発明を適用してもよい。
<C>
上述の実施形態においては、ダクト型の空気調和装置1に本発明を適用した例を説明したが、これに限定されず、空気調和装置の吸入口や吹出口に高性能フィルタ等のオプション機器が設けられる場合等のように、機外における静圧条件が変わる空気調和装置であれば、本発明を適用可能である。
<D>
上述の実施形態においては、風量一定制御用風量特性決定方法を行うための風量一定制御用風量特性決定手段が空気調和装置1に内蔵されているが、これに限定されず、サービスマンやユーザーが空気調和装置の設置時等に、上述の風量一定制御用風量特性決定方法手動で行い、風量特性を得て、制御部13に入力して記憶させるようにしてもよい。
<E>
上述の実施形態においては、リモートコントローラ17が試運転スイッチを有する構成に本発明を適用した例を説明したが、これに限定されず、空気調和装置1に試運転スイッチが設けられた構成に本発明を適用してもよい。
本発明を利用すれば、風量一定制御に必要な風量特性を得るために使用される測定機器のコストアップを抑えつつ、風量一定制御を精度よく行うことができる。
本発明の一実施形態にかかる空気調和装置の概略側面断面図である。 本発明の一実施形態にかかる空気調和装置の概略平面断面図(但し、熱交換器については天板を取り除いた状態を図示)である。 ファンモータ及び電装品ユニットの制御構成を示す図である。 風量一定制御用風量特性決定方法を示すフローチャートである。 送風機の軸動力−風量特性及び静圧−風量特性を示すグラフである。
符号の説明
1 空気調和装置
4 送風機

Claims (5)

  1. 通常運転時に風量一定制御を行う送風機(4)を有する空気調和装置(1)において、前記風量一定制御に必要な風量特性を得るための風量一定制御用風量特性決定方法であって、
    前記通常運転を行う前に、前記通常運転において使用する風量である使用風量よりも多い感知風量になるように前記送風機を制御して、前記感知風量における前記送風機の軸動力である感知軸動力を感知し、
    前記感知軸動力を前記使用風量における前記送風機の軸動力である使用軸動力に換算して、前記風量一定制御に必要な風量特性を得る、
    風量一定制御用風量特性決定方法。
  2. 通常運転時に風量一定制御を行う送風機(4)を有する空気調和装置(1)において、前記風量一定制御に必要な風量特性を得るための風量一定制御用風量特性決定方法であって、
    前記通常運転を行う前に、前記通常運転において使用する風量である使用風量における風量に対する軸動力の傾きである使用傾きよりも大きい感知傾きになるように前記送風機を制御して、前記感知傾きにおける前記送風機の軸動力である感知軸動力を感知し、
    前記感知軸動力を前記使用傾きにおける前記送風機の軸動力である使用軸動力に換算して、前記風量一定制御に必要な風量特性を得る、
    風量一定制御用風量特性決定方法。
  3. 送風機(4)を有する空気調和装置であって、
    通常運転を行う前に、前記通常運転において使用する風量である使用風量よりも多い感知風量になるように前記送風機を制御して、前記感知風量における前記送風機の軸動力である感知軸動力を感知し、前記感知軸動力を前記使用風量における前記送風機の軸動力である使用軸動力に換算して、前記風量一定制御に必要な風量特性を得る風量一定制御用風量特性決定手段と、
    前記風量一定制御用風量特性決定手段によって得られた前記風量特性を用いて前記通常運転時に風量一定制御を行う風量一定制御手段と、
    を備えた空気調和装置(1)。
  4. 送風機(4)を有する空気調和装置であって、
    通常運転を行う前に、前記通常運転において使用する風量である使用風量における風量に対する軸動力の傾きである使用傾きよりも大きい感知傾きになるように前記送風機を制御して、前記感知傾きにおける前記送風機の軸動力である感知軸動力を感知し、前記感知軸動力を前記使用傾きにおける前記送風機の軸動力である使用軸動力に換算して、前記風量一定制御に必要な風量特性を得る風量一定制御用風量特性決定手段と、
    前記風量一定制御用風量特性決定手段によって得られた前記風量特性を用いて前記通常運転時に風量一定制御を行う風量一定制御手段と、
    を備えた空気調和装置(1)。
  5. ダクト接続される吸入口(21a)及び吹出口(21b)が形成されるとともに、内部に前記送風機(4)が収容されたケーシング(2)をさらに備えた、請求項3又は4に記載の空気調和装置(1)。
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