JP2010029573A - シャワー装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 、ヘッドシャワー部17に逆止弁19が内蔵されている場合でも、ヘッドシャワー部17内の残水を排出することができるシャワー装置1を提供する。
【解決手段】湯水混合部7から上方に延びる筒状のパイプ5と、この筒状のパイプ内に設けられ、前記湯水混合部から供給された混合水が流れる通水パイプ20と、前記筒状のパイプの上端に水平方向に旋回可能に取付けられたヘッドシャワー部17と、前記ヘッドシャワー部を旋回可能に支持すると共に、下端が前記通水パイプ内に挿入されて前記通水パイプから前記ヘッドシャワー部へ向けて混合水を供給するヘッドシャワー用通水パイプ21が内蔵された旋回ユニット部22と、前記通水パイプ内の水を排出可能な水抜部30と、前記ヘッドシャワー部内に設けられた逆流防止部と19、前記ヘッドシャワー用通水パイプの下端の表面張力を破壊する表面張力破壊部6と、からなることを特徴とする。
【選択図】 図3

Description

本発明は、浴室等の壁面に固定された筒状パイプの上端にヘッドシャワー部を取り付けたシャワー装置に関する発明である。
従来のシャワー装置として、浴室に壁面の鉛直方向に沿って通水路が形成されたパイプが固定されており、そのパイプの上端にヘッドシャワーノズルが取り付けられて、このヘッドシャワーノズルから使用者の頭上から全身に向けて吐水させるシャワー装置が知られている。(例えば、特許文献1参照。)。
この特許文献1のシャワー装置においては、パイプ内の通水路の途中に設けられた前記ヘッドシャワーとハンドシャワーとの吐水切替機構に水抜機構が設けられている。そして、この水抜機構は、ヘッドシャワーからの吐水停止時にはヘッドシャワーからの水を排出(水抜き)できるように切替機構のヘッドシャワーへ繋がる通水路が大気開口する構成であり、ヘッドシャワー内に残水が発生しないように構成されている。
一方、ヘッドシャワーとして、その吐水停止操作時に短時間で吐水が停止して水仕舞いを良くするために、ヘッドシャワーに逆止弁を設けておき、止水時にその逆止弁より上流側の水がヘッドシャワーから流れ出ることを防ぐようにしたものが知られている。このヘッドシャワーにおいては、水抜時にヘッドシャワーの散水口からの空気吸入がヘッドシャワー内の逆止弁よりも上流側に入ってこず、また、パイプ内のヘッドシャワーへ向かう通水路が細くてそこに水が溜まって水抜機構部からも空気を吸い込むこともできないため、ヘッドシャワーへ向かう通水路内の残水が抜けないことがあった。
特開2004−236756号公報
本発明は、上記問題を解決するためになされたもので、本発明の課題は、ヘッドシャワーに逆止弁が内蔵されている場合でも、ヘッドシャワー内の残水を排出することができるシャワー装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために請求項1記載のシャワー装置においては、給水管および給湯管から供給された湯水を混合する湯水混合部と、この湯水混合部から上方に延びる筒状のパイプと、この筒状のパイプ内に設けられ、前記湯水混合部から供給された混合水が流れる通水パイプと、前記筒状のパイプの上端に水平方向に旋回可能に取付けられたヘッドシャワー部と、前記ヘッドシャワー部を旋回可能に支持すると共に、下端が前記通水パイプ内に挿入されて前記通水パイプから前記ヘッドシャワー部へ向けて混合水を供給するヘッドシャワー用通水パイプが内蔵された旋回ユニット部と、前記通水パイプ内の水を排出可能な水抜部と、前記ヘッドシャワー部内に設けられた逆流防止部と、前記ヘッドシャワー用通水パイプの下端の表面張力を破壊する表面張力破壊部と、からなることを特徴とする。
本発明によれば、ヘッドシャワー用通水パイプの下端に表面張力破壊部が設けられているため、水抜部によって通水パイプ内の水を排出する際に、ヘッドシャワー部内に逆流防止部が設けられていてヘッドシャワー部側からの空気吸入がなくても、ヘッドシャワー用通水パイプの下端の表面張力が破壊されてヘッドシャワー用通水パイプの下端から空気が吸い込まれ、このヘッドシャワー用通水パイプ内の水の排出を促して、ヘッドシャワー用通水パイプ内、更には、ヘッドシャワー部内の逆流防止部よりも上流側の残水を少なくすることができる。
また、本発明によれば、前記ヘッドシャワー用通水パイプは前記ヘッドシャワー部と共に旋回可能であり、そのヘッドシャワー用通水パイプは旋回軸受け部を介して前記通水パイプに嵌めこまれており、前記表面張力破壊部は、前記ヘッドシャワー用通水パイプの下部が前記旋回軸受け部よりも下方に延びてその周面に横孔が形成されていることにより構成されていることを特徴とする。
従って、ヘッドシャワー用通水パイプの下方は旋回軸受け部の厚み分の隙間を介して通水パイプと対向することになり、その隙間に向けた横孔をヘッドシャワー用通水パイプに設けておくことより表面張力破壊部が構成されているため、シャワーヘッド用通水パイプの横穴を穿つだけで簡単に表面張力破壊部を構成することができる。
本発明によれば、ヘッドシャワー部に逆止弁が内蔵されている場合でも、ヘッドシャワー部内の残水を排出することができるシャワー装置を提供することができる。
以下に図面を参照して本発明をより具体的に説明する。
図1に本発明のシャワー装置1の外観図を示す。
このシャワー装置1は、上下方向に伸び延設する1本の薄肉円筒形状のパイプ5に、湯水混合部7と複数の吐水部を備えている。そして、このパイプ5は、全長に亘り、ほぼ同一径の外観形状としており、かつ、内径は湯水混合部7の外径と略同一径としている。このような構成とすることで湯水混合部7と各吐水部とを一体感のある外観で構成した斬新なシャワー装置を提供できる。
図1のシャワー装置1においては、吐水部は、ハンドシャワーノズル2とボディシャワーノズル3とヘッドシャワーノズル4から構成されている。湯水混合部7の下方には温度調整ハンドル8を設け、各吐水部は湯水混合部7の上方に位置するように構成されている。
図2は、湯水混合部7から各吐水部までの通水経路を示す図である。この図2のように、給水管9と給湯管10の接続部から流れてきた湯水が湯水混合部7で適温に混合されて、この湯水混合部7から各吐水部まで供給される。図2では、壁面から給水管9と給湯管10を室内に取り込んだ場合を示しているが、床から給水管9と給湯管10を立ち上げた場合も同様である。
まず、給水管9と給湯管10の接続部から供給された湯水は、湯水混合部7で混合される。また、この湯水混合部7の下方に隣接して配置した温度調整ハンドル8を周方向に回転させて湯温を調整する。この湯水混合部7で適温になった混合水は、各吐水部2、3、4の各流量調整弁まで各通水路A、B、Cを経由して送られる。つまり、湯水混合部7から出た湯水はハンドシャワーノズル2用の通水路Aとボディシャワーノズル3用およびヘッドシャワーノズル4用の通水路Bとに分岐されている。さらにボディシャワーノズル3を設けたパイプ5部において、ヘッドシャワーノズル4用の通水路Cに分岐される。そして各流量調整弁を開くことで、それに連通した吐水部から吐水開始される。
湯水混合部7ならびに各吐水部、さらに各吐水部2、3、4への通水路A、B、Cはユニットとして形成している。このように各ユニットにて構成されているため、必要な吐水部だけを選択して湯水混合部7に接続することができる。そのため、図1のように、吐水部としてハンドシャワーノズル2とボディシャワーノズル3とヘッドシャワーノズル4を選択したり、使用者の好みによって吐水部を選択して簡単に組み立てることができるのである。
次に図1及び図2を用いて、湯水混合部7と各吐水部の具体的な構成を説明する。湯水混合部7は、周知のサーモスタット混合栓と同様に構成されている。給水管9と給湯管10の接続部は上下方向(縦方向)にパイプ5に配置されている。さらに、この湯水混合部7を長手方向が縦向きになるようにパイプ5内に配置している。また、この湯水混合部7の外径とパイプ5との内径を略同一としている。そして、このパイプ5の全長の径をほぼ変えることなく、1本のパイプ5を形成している。
なお、1本のパイプ5とは、途中で継ぎ足して複数のパイプを接続したものも含む。このシャワー装置1においては、各ユニット毎に構成し、それを各パイプに組み付け、それらのパイプ5をさらに縦方向に積み上げて1つのシャワー装置1を構成している。
さて、給水管9および給湯管10の接続部から湯および水が湯水混合部7に送られて適温になり、さらに湯水混合部7の上方に位置する吐水部へと送られる。湯水調整は、湯水混合部7の下方に設けた温度調整ハンドル8を周方向に回転させて行う。湯水混合部7の上方に位置する吐水部(ボディシャワーノズル3、ヘッドシャワーノズル4)へはパイプ5の内部の通水路B、Cを経由して送られ、湯水混合部7から水平方向に位置するハンドシャワー吐水部13へは通水部Aを経由して、ハンドシャワーノズル2へ送られる。
次に吐水部について説明する。
吐水部は、ハンドシャワーノズル2、ボディシャワーノズル3、ヘッドシャワーノズル4から構成しているが、他に通常のカラン吐水部を追加していもよく、また、ボディーシャワーやハンドシャワーはなくしてもよい。
まず、ハンドシャワーノズル2について説明する。
図1,図2に示すように、ハンドシャワーノズル2は、湯水混合部7からシャワー装置1本体のパイプ5から水平方向に膨出するようにハンドシャワー分岐部11を設けている。このハンドシャワー分岐部11の先端には、ハンドシャワー流量調整ハンドル12を有している。このハンドシャワー流量調整ハンドル12に連動してシリンダ弁などの流量調整弁12a(図示しない)が開閉し、吐水・止水および流量の調整を行うことができる。
このようにパイプ5の近傍であるハンドシャワー分岐部11の先端にハンドシャワー流量調整ハンドル12を設けているため、立ち上がった状態でハンドシャワー流量調整ハンドル12を操作することはもちろん、風呂椅子に座った状態であってもハンドシャワー流量調整ハンドル12に楽な姿勢でアプローチし、ハンドシャワーノズル2から吐水を行うことができる。
ハンドシャワーノズル2への通水は、ハンドシャワー分岐部11から下側に突出したハンドシャワー供給部13を設け、このハンドシャワー供給部13にシャワーホース14の一端を接続し、そのシャワーホース14の他端にハンドシャワーノズル2に接続している。このハンドシャワーノズル2には、複数の吐水形態が選択できるように吐水切替操作部(図示せず)を有している。また、ハンドシャワーノズル2には、止水・吐水を切り替えることのできる操作ボタン2aが握手部に設けられている。
次に、図1,図2を用いて、湯水混合部7よりも上方に位置する吐水部(ボディシャワーノズル3、ヘッドシャワーノズル4)について説明する。
まず、ボディシャワーノズル3について説明する。ボディシャワーノズル3は立った状態で、上半身の縦方向の広範囲に吐水を行うためのものである。そのため、図1に示すようにこのボディシャワーノズル3は、パイプ5の中間部であるヘッドシャワー流量調整ハンドル16とボディシャワーノズル用流量調整ハンドル15との間の前方に上下に複数のボディシャワーノズル3を形成することで構成されている。
また、図2に示すように湯水混合部7で温度調整された混合水は通水経路Bを通ってボディシャワー流量調整ハンドル15(流量調整弁15a)に通水される。なお、流量調整弁15a(図示しない)は、シリンダ弁から構成されており、ボディシャワー用流量調整ハンドル15(流量調整弁15a)を経由して、ボディシャワーノズル3へと通水される。
次に、ヘッドシャワーノズル4からの吐水について説明する。
図1,図2に示すように、ヘッドシャワーノズル用流調ハンドル16はシャワー装置1のパイプ5の中間に配置して、使用者が立った状態でアプローチしやすい位置に配置している。湯水混合部7で温度調整された混合水は通水経路Bを通ってボディシャワー流量調整ハンドル15(流量調整弁15a)に通水される一方、ボディシャワー流量調整ハンドル15(流量調整弁15a)を回避して、その外周に形成された通水路15bを通ってヘッドシャワー用流量調整ハンドル16(流量調整弁16a)に通水される。そして、ヘッドシャワー用流量調整ハンドル16(流量調整弁16a)にて吐水・止水および流量を調整する。
図3にヘッドシャワーノズル4近傍の断面図を示す。
この図3に示すように、ヘッドシャワーノズル4はヘッドシャワー部17先端に位置する円盤状の散水板であり、内部に大きく3つの吐水群18を配置している。この吐水群18はすべて同じ吐水形態としても、また、すべて異なる吐水形態としてもよい。さらに、この吐水形態を1つずつ選択できるようにしてもよく、さらには、この吐水群の吐水方向を変えられるようにしてもよい。
ヘッドシャワー部17は、シャワー装置1本体のパイプ5の上端に設けられていて水平方向に伸びる旋回パイプ17aと、この旋回パイプ17aの先端取り付けられたヘッドシャワーノズル4とから成る。そして、この旋回パイプ17aとヘッドシャワーノズル4との接続部には、ヘッドシャワーノズル4の水切れを良好にするための逆流防止部(逆止弁)19が備えらている。この逆止弁19はヘッドシャワーノズル4から旋回パイプ17aに向けた湯水の逆流を阻止するものであり、流量調整弁16aの止水時において旋回パイプ17a側の圧力が大気圧よりも低くなることによって、ヘッドシャワーノズル4と旋回パイプ17aの連通を閉じることによって、旋回パイプ17a内の残水がヘッドシャワーノズル4へ流れることがなく、ヘッドシャワーノズル4からの吐水が短時間で停止することが可能となっている。
パイプ5の上端の内部には、ヘッドシャワー部17の旋回パイプ17aをパイプ5に対して旋回可能に支持すると共に、通水パイプ20からヘッドシャワー部17へ向けて混合水を供給するヘッドシャワー用通水パイプ21が形成された旋回ユニット部22を配置している。
図4に旋回ユニット部22の分解図を示す。旋回ユニット部22は、前述したようにヘッドシャー部へ向けた通水が行われるヘッドシャワー用通水パイプ21、このヘッドシャワー用通水パイプ21の上端(下流側の流出口)が固定されると共に旋回パイプ17aの後端(上流側の入水口)が固定されるヘッドシャワー継手25、ヘッドシャワー用通水パイプ21を回動自在に支持する固定継手26、この固定継手26とヘッドシャワー継手25との間に設けられたスリップワッシャ27、ヘッドシャワー用通水パイプ21と固定継手26との間の水密を保つためのOリング28、29からなる。ヘッドシャワー用通水パイプ21はヘッドシャワー継手25に螺着された後にネジロックによって固定されており、固定継手26に対して一体的に回動可能となっている。
図5にシャワー装置1の図3におけるV―V線における旋回ユニット部22の断面図を示す。
ヘッドシャワー継手25および固定継手26は、それぞれ円弧状に突設されたヘッドシャワー旋回角度規制部25a、26aを有しており、シャワー装置1の組立状態においてそれらが対向して当接することにより、ヘッドシャワー部17を所定角度範囲で旋回可能にしている。
図3に示すように、ヘッドシャワー用通水パイプ21と固定継手26とは旋回軸受け部23に収納され、この旋回軸受け部23を介して通水パイプ20に嵌め込まれている。この旋回軸受け部23はパイプ5を貫通するビス(図示せず)により固定されており、そして、この旋回軸受け部23に対して固定継手26とも回転不能に固定されている。
前記ヘッドシャワー用通水パイプ21下部は前記旋回軸受け部23よりも下方に延びてその周面に一対の横孔24が形成されている。このように、前記横孔24が旋回軸受け部23よりも下方に延びて、さらに通水パイプ20内に突出させることで、ヘッドシャワー用通水パイプ21の通水パイプ20の内壁面とは前記旋回軸受け部23の厚み分だけ離れた位置に開口面積が広い横孔24を構成することができ、ヘッドシャワー用通水パイプ21の下端の流入口とは別にこにように開口面積が広い横孔24が存在することによって、ヘッドシャワー用通水パイプ21の下端における表面張力を小さくしてこのヘッドシャワー用通水パイプ21内に混合水が充満していても下端から排出されるような表面張力破壊部6を構成している。
さらにシャワー装置1はヘッドシャワーノズル用流調ハンドル16の上方の使用者が立った状態でアプローチしやすい位置に、パイプ5内の通水パイプから分岐し、シャワー装置1本体の背面側にヘッドシャワー部17内の水を排出する水抜部30を有しており、良好な操作性を有する。
この水抜部30は、冬場に凍結されることが予想される場所においても、シャワー装置1本体およびヘッドシャワー部17が、通水路内の残水の凍結による破損を回避するために、通水路内の残水を排出させることを目的とする。
従来のシャワー装置1本体は、シャワーヘッド部17に逆流防止部(逆止弁)19を備えることにより、止水時のヘッドシャワーノズル部4の水切れ(水仕舞い)がよい反面、水抜部30による水抜時にヘッドシャワーノズル部4からの空気吸入がヘッドシャワー部17内の逆流防止部(逆止弁)19よりも上流側である旋回パイプ17aに入ってこず、また、通水パイプ20内のヘッドシャワー部17へ向かうヘッドシャワー用通水パイプ21が細いため、そこに水が溜まって水抜部30からの空気を吸い込むことができず、ヘッドシャワー部17内およびヘッドシャワー用通水パイプ21内の残水が抜けないことがあったが、本発明のシャワー装置1においては表面張力破壊部6を設けることにより、ヘッドシャワー用通水パイプ21下方の表面張力を壊すことが可能となり、水抜部30を操作によりヘッドシャワー用通水パイプ21の下端から空気が吸い込まれ、このヘッドシャワー用通水パイプ21内の水の排出を促して、ヘッドシャワー用通水パイプ21内、更には、ヘッドシャワー部17内の逆流防止部よりも上流側に位置する旋回パイプ17a内の残水を排出することができ、冬場の凍結破損を回避することが可能となる。
なお、上記水抜部30の下方の水抜きについては、図示はしていないが給水管9および給湯管10部に水抜栓を別途配置することで水抜き操作を実施するものである。
一方、上記のような表面張力破壊部6を持たない構造の場合には、水抜き操作を行う際にシャワーヘッド部17内の逆流防止部19を開放する方法もあるが、逆流防止部19の構造が複雑になると共に、水抜操作部もヘッドシャワーノズル4よりも更に高所に設ける必要があり、操作性が格段に悪くなるものである。
本発明のシャワー装置1の外観図である。 湯水混合部から各吐水部までの通水経路を示す図である。 ヘッドシャワーノズル近傍の断面図である。 旋回ユニット部の分解図である。 旋回ユニット部の断面図である。
符号の説明
1 シャワー装置
5 筒状のパイプ
6 表面張力破壊部
7 湯水混合部
17 ヘッドシャワー部
19 逆止弁(逆流防止部)
20 通水パイプ
21 ヘッドシャワー用通水パイプ
22 旋回ユニット部
23 旋回軸受け部
24 横孔
30 水抜部

Claims (2)

  1. 給水管および給湯管から供給された湯水を混合する湯水混合部と、
    この湯水混合部から上方に延びる筒状のパイプと、
    この筒状のパイプ内に設けられ、前記湯水混合部から供給された混合水が流れる通水パイプと、
    前記筒状のパイプの上端に水平方向に旋回可能に取付けられたヘッドシャワー部と、
    前記ヘッドシャワー部を旋回可能に支持すると共に、下端が前記通水パイプ内に挿入されて前記通水パイプから前記ヘッドシャワー部へ向けて混合水を供給するヘッドシャワー用通水パイプが内蔵された旋回ユニット部と、
    前記通水パイプ内の水を排出可能な水抜部と、
    前記ヘッドシャワー部内に設けられた逆流防止部と、
    前記ヘッドシャワー用通水パイプの下端の表面張力を破壊する表面張力破壊部と、
    からなることを特徴とするシャワー装置。
  2. 前記ヘッドシャワー用通水パイプは前記ヘッドシャワー部と共に旋回可能であり、そのヘッドシャワー用通水パイプは旋回軸受け部を介して前記通水パイプに嵌めこまれており、前記表面張力破壊部は、前記ヘッドシャワー用通水パイプの下部が前記旋回軸受け部よりも下方に延びてその周面に横孔が形成されていることにより構成されていることを特徴とする請求項1記載のシャワー装置。
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