JP2010028904A - 超電導モータ - Google Patents

超電導モータ Download PDF

Info

Publication number
JP2010028904A
JP2010028904A JP2008184306A JP2008184306A JP2010028904A JP 2010028904 A JP2010028904 A JP 2010028904A JP 2008184306 A JP2008184306 A JP 2008184306A JP 2008184306 A JP2008184306 A JP 2008184306A JP 2010028904 A JP2010028904 A JP 2010028904A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coil
superconducting
rotor
yoke
inductor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2008184306A
Other languages
English (en)
Inventor
Hitoshi Oyama
仁 尾山
Takeshi Niisato
剛 新里
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Electric Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Electric Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Electric Industries Ltd filed Critical Sumitomo Electric Industries Ltd
Priority to JP2008184306A priority Critical patent/JP2010028904A/ja
Publication of JP2010028904A publication Critical patent/JP2010028904A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Abstract

【課題】回転子側に磁界を発生させるコイルを超電導コイルとしながらも、該超電導コイルを回転軸と共に回転しない構成とすることにより、超電導コイルの冷却構造を簡単にする超電導モータを提供する。
【解決手段】界磁側回転子と、該界磁側回転子の外周に配置される電機子側固定子を有する超電導モータであって、前記界磁側回転子の界磁コイルとして超電導コイルを用い、該超電導コイルを中心線上に配置した固定軸に外嵌固定すると共に、該超電導コイルを収容する冷却容器を前記固定軸の外周に取り付け、該冷却容器の外周に回転子となる誘導子を回転自在に配置し、該回転子の回転出力軸を前記固定軸と分断して中心軸線上に配置していることを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、超電導モータに関し、詳しくは、回転子側に磁界を発生させるコイルとして超電導コイルを用いている超電導モータに関するものである。
従来、超電導コイルを固定子側の界磁コイルとして用いた超電導モータが多数提供されている。
例えば、特開平3−289344号公報(特許文献1)で提供されている超電導モータ1は、図5に示すように、回転軸となるシャフト2に円板状のアーマチュア3を固定し、該アーマチュア3を挟んで複数の超電導コイル4を周方向に間隔をあけて配置している。これら超電導コイル4は、環状の液体ヘリウム容器5の中に固定しており、固定子側の界磁コイルとなる。超電導コイル4を励磁させて所要の磁界を形成する一方、アーマチュア3に所要の電流を流して回転力を与えて、シャフト2からモータの出力を取り出す構成としている。
特開平3−289344号公報
前記特許文献1のように、固定子側のコイルを超電導コイルとした場合には、超電導コイルが所定の位置に固定されているため、超電導コイルを極低温に冷却するための冷却構造を比較的簡単な構造とすることができる。
これに対し、回転子側のコイルとして超電導コイルを用い、超電導コイルが回転軸と共に回転する構造とすると、超電導コイルを冷却するための構造が非常に複雑になる問題がある。
本発明は前記問題に鑑みてなされたものであり、回転子側に磁界を発生させるコイルを超電導コイルとしながらも、該超電導コイルを固定できる構成とし、超電導コイルの冷却構造を簡単にすることを課題としている。
前記課題を解決するため、本発明は、界磁側回転子と、該界磁側回転子の外周に配置される電機子側固定子を有する超電導モータであって、
前記界磁側回転子の界磁コイルとして超電導コイルを用い、該超電導コイルを中心線上に配置した固定軸に外嵌固定すると共に、該超電導コイルを収容する冷却容器を前記固定軸の外周に取り付け、該冷却容器の外周に回転子となる誘導子を回転自在に配置し、該回転子の回転出力軸を前記固定軸と分断して中心軸線上に配置していることを特徴とする超電導モータを提供している。
前記構成からなる本発明の超電導モータによれば、回転子側の磁界を発生させるためのコイルを超電導コイルとしているが、超電導コイルおよび該超電導コイルを囲む冷却容器は回転させずに固定軸に外嵌固定し、該超電導コイルに通電することにより、外周位置に配置した誘導子(クローポール)を磁化させて回転させることにより出力を得る構成としている。
このように、回転子側の磁界を発生させるための超電導コイルおよび冷却容器は回転させずに所定の位置に固定しているため、該超電導コイルを冷却するための冷却構造を簡単にすることができる。
詳しくは、前記回転子側の界磁コイルの軸線方向の両側に、前記固定軸と隙間(C2)をあけて回転自在に前記誘導子を突設した円環形状の第1ヨークおよび第2ヨークを配置し、該第1ヨークから突設したN極誘導子と第2ヨークから突設したS極誘導子を前記冷却容器の外周方向に交互に配置し、前記第1、第2ヨークの一方に前記回転出力軸を連結固定している。
前記電機子側固定子の電機子コイルとして超電導コイルを用い、該超電導コイルを冷却容器に収容し、該超電導コイルの内周に誘導子を固定配置し、この固定子側の誘導子の内周と前記回転子側の誘導子の外周とを隙間(C1)をあけて対向配置している。
前記構成によれば、電機子コイルに交流電流を流すと、固定子側の誘導子は周期的にN極、S極に磁化され、この磁極が変化する固定子側の誘導子により、回転子側のN極誘導子とS極誘導子を回転させて、回転出力軸を回転させることができる。
このように、界磁側固定子の界磁コイルおよび電機子側固定子のコイルのいずれも超電導コイルを用いると、超電導モータを高効率とすることができる。
前記回転子の誘導子を固定したヨークと固定軸との隙間(C2)は、前記回転側の誘導子と固定子側の誘導子との隙間(C1)より小さくしている。
これは、回転子の磁気回路を回転部分と非回転部分に分けるためには隙間(C1)と(C2)とが必要であり、隙間(C2)を隙間(C1)より小さくすることで、モータとしての性能が損なわれない。
前記回転子側の超電導コイルの冷却は、固定軸は中空部を有する形状とし、該中空部に冷凍機のコールドヘッドを通し、該コールドヘッドの先端部を前記界磁コイルに接触させ、かつ、該界磁コイルと接続する給電線は上記中空部を通して配線している。
前記構成によれば、超電導コイルからなる界磁コイルが回転することなく所定位置に固定されているため、固定された超電導コイルにコールドヘッドの先端部を接触させた簡単な冷却構造とすることができる。
また、コールドヘッドを固定軸の中空部に通して配置しているため、固定軸内のスペースを有効に利用することができ、かつ、コールドヘッドが前記誘導子の回転の邪魔になることがない。
また、前記第1ヨークから突出する前記N極誘導子の先端を絶縁部材を介して前記第2ヨークと連結すると共に、前記第2ヨークから突出する前記S極誘導子の先端を絶縁部材を介して前記第1ヨークと連結している。
前記回転子側および固定子側に用いる超電導コイルは、帯状の超電導線が巻回されて形成された複数のシングルパンケーキコイルあるいはダブルパンケーキコイルを軸線方向に並設して円筒状とした積層コイルとしていることが好ましい。
前記構成によれば、所要個数のパンケーキコイルを軸線方向に並設した積層コイルとしているため、軸線方向に長い円環形状のコイルとすることができ、モータに要求される出力を出すことができる。
前述したように、本発明によれば、回転子側の磁界を発生させるための超電導コイルおよび該超電導コイルを囲む冷却容器は回転させずに固定軸に外嵌固定し、該超電導コイルに通電することにより、外周位置に配置した誘導子を磁化させて回転させることにより出力を得る構成としている。よって、回転子側の磁界を発生させるための超電導コイルおよび冷却容器は回転させずに所定の位置に固定でき、該超電導コイルを冷却するための冷却構造を簡単にすることができる。
以下、本発明の実施形態を図面を参照して説明する。
図1乃至図4に、本発明の実施形態を示す。
本実施形態の超電導モータ10は、自動車用の駆動モータ等として用いられるものである。
超電導モータ10は、電機子側の固定子20の内部に界磁側の回転子30を回転自在に配置し、固定子20に設けた誘導子28、29により形成される磁極と、回転子30に設けた誘導子33、34により形成される磁極の磁気作用によって回転子30の回転出力軸35bを回転させて、回転出力を得る構成としている。
前記超電導モータ10は、図1に示すように、モータの中心軸線上に回転出力軸35bと固定軸11とを分断して配置している。該固定軸11の外端はモータの両側壁41、42のうちの一方の側壁41の中心孔41aに回転不可に固定している。回転出力軸35bは他方の側壁42の中心孔42aに回転自在に貫通している。
前記固定軸11の外周に超電導コイルからなる界磁コイル12に外嵌固定し、該界磁コイル12を収容する冷却容器13を固定軸11の外周面に固定している。
固定軸11は中空部11aを有する円筒形状とし、冷凍機(図示せず)のコールドヘッド14および電源(図示せず)に接続された電力供給線15を固定軸11の外端より中空部11aに通している。固定軸11には界磁コイル12を外嵌固定した位置に貫通孔11bを設け、該貫通孔11bを通して電力供給線15を界磁コイル12の超電導線と接続し、かつ、コールドヘッド14の先端を界磁コイル12と接触させて冷却している。
界磁コイル12は、超電導線を巻回して形成した複数のダブルパンケーキコイルを軸線方向に積層して軸線方向に長い円環形状(即ち、円筒形状)としており、隣接するダブルパンケーキコイルの超電導線を順次接続した積層型のコイルとしている。
また、前記冷却容器13は界磁コイル12の径方向の外周および軸線方向の両側を囲むステンレス製の容器とし、その内周面を固定軸11に固定している。
このように、固定軸11に界磁コイル12および冷却容器13は回転不可の状態で固定し、この外周に回転子30を回転自在に配置している。なお、界磁コイル12はシングルパンケーキコイルを積層して形成してもよい。
前記回転子30は、冷却容器13の外周に配置する誘導子33、34、誘導子33を突設した第1ヨーク31、誘導子34を突設した第2ヨーク32、第1ヨーク31に連結固定すると共に回転出力軸35bを設けた支持部材35、および第2ヨーク32を支持する支持部材36とから構成している。
詳細には、前記第1ヨーク31と第2ヨーク32は、図1及び図2に示すように、円環形状とし、界磁コイル12の軸線方向の両側に回転自在に配置している。第1ヨーク31の外周縁より直径方向に対向させて軸線方向に突出する一対の誘導子33を突設し、第2ヨーク32の外周縁より直径方向に対向させて軸線方向に突出する一対の誘導子34を突設している。該誘導子33、34は先端から基端にかけて幅を大きくした台形形状とし、冷却容器13の外周面に沿うように湾曲させている。
これら各一対の誘導子33、34を界磁コイル12および冷却容器13の外周側に90度間隔で突出させ、冷却容器13の外周と固定子20の内周の間に、N極となる誘導子33とS極となる誘導子34とを周方向に90度間隔で交互に配置している。前記第1、第2ヨーク31、32および誘導子33、34は全て鉄からなる。
なお、誘導子33、34は説明を簡略化するため、一対ずつとしているが、例えば、12個ずつ突設して、N極誘導子33とS極誘導子34とを15度間隔で密に配置してもよい。
前記第1ヨーク31と第2ヨーク32の軸線方向の外面側に絶縁部材からなる支持部材35、36をそれぞれ設けている。第1ヨーク31側に配置される一方の支持部材35を第1ヨーク31に固定すると共に、支持部材35の内面に設けた嵌合溝35aに第2ヨーク32から突設したS極誘導子34の先端部34aを挿入して支持している。同様に、第2ヨーク32側に配置される他方の支持部材36を第2ヨーク32に外嵌すると共に、支持部材36の内面に設けた嵌合溝36aに第1ヨーク31から突設したN極誘導子33の先端部33aを挿入して支持している。これにより、支持部材35、36を介して第1ヨーク31、N極誘導子33と第2ヨーク32、S極誘導子34を互いに位置決め固定している。
一方の支持部材35には、外面中心より回転出力軸35bを一体に突設している。他方の支持部材36は、中心に固定軸11を貫通させるための貫通穴36bを設けている。
前記第1、第2ヨーク31、32の内周面と固定軸11の外周面との間には隙間(C2)を設けている一方、支持部材35、36は軸受37、38を介して固定軸11の外周に回転自在に取り付けている。
前記固定子20側の電機子コイル21として超電導コイルを用いている。該超電導コイルは超電導線を巻回して形成したダブルパンケーキコイルを軸線方向に積層した円環形状とし、隣接するダブルパンケーキコイルの超電導線を順次接続した積層型のコイルとしている。
前記電機子コイル21は、図1に示すように略相似形状の円環状筒型としたステンレス製の冷却容器22内に収容している。該冷却容器22は、電機子コイル21を収容する内槽22aと、該内槽22aを囲む外槽22bからなり、内槽22aと外槽22bの間の空間を真空断熱層22cとしている。冷却容器22の上端に配管23を接続し、該配管23を通して冷凍機(図示せず)のコールドヘッド24および電源(図示せず)に接続された電力供給線25を冷却容器22内に導入している。コールドヘッド24の先端部を電機子コイル21に接触させて冷却すると共に、電力供給線25を電機子コイル21の超電導線に接続している。
なお、電機子コイル21もシングルパンケーキコイルを積層して形成してもよい。
前記冷却容器22には、図3に示すように、固定子側の一対の第1ヨーク26と第2ヨーク27を軸線方向の両側より外嵌して取り付けている。
第1、第2ヨーク26、27は、冷却容器22に収容した電機子コイル21の軸線方向の両側に配置される円環平板形状の側壁部26a、27aと、該側壁部26a、27aの外周縁より突出し冷却容器22の外周面に外嵌される外周壁部26b、27bからなる。また、第1ヨーク26の内周縁より直径方向に対向させて軸線方向に突出する一対の誘導子28を突設し、第2ヨーク27の内周より直径方向に対向させて軸線方向に突出する一対の誘導子29を突設している。該誘導子28、29は先端から基端にかけて幅を大きくした台形形状とし、冷却容器22の内周面に沿うように湾曲させている。
前記各一対の誘導子28、29を電機子コイル21の内周側に90度間隔で突出させ、電機子コイル21の内周と回転子30の外周の間に、誘導子28と29を周方向に90度間隔で交互に配置している。第1、第2ヨーク26、27および誘導子28、29は鉄からなる。
なお、誘導子28、29は説明を簡略化するため、一対ずつとしているが、例えば、12個ずつ突設して、誘導子28と29を15度間隔で密に配置してもよい。
前記のように、固定子20は、電機子コイル21、冷却容器22、第1、第2ヨーク26、27および誘導子28、29とからなる構成としている。
前記固定子20を、図1及び図4に示すように、軸線方向に2個並設し、円筒体からなる外周壁40に内嵌支持している。これら2個の固定子20Aと20Bは、軸線方向の外側に第1ヨーク26を配置し、内側に第2ヨーク27を配置して、固定子20Aと20Bの第2ヨーク27の外面同士を当接させている。また、固定子20Aと20Bとは、周方向に45度位相させて配置している。
前記固定子20A、20Bに囲まれた内部に前記回転子30を配置し、固定子20A、20Bの内周側の誘導子28、29と回転子30の外周側の誘導子33、34を隙間(C1)をあけて対向配置している。この隙間(C1)は回転子30側の隙間(C2)より大としている。
なお、隙間(C1)は0.1mm〜10mm、隙間(C2)は0.1mm〜10mmとしていることが好ましい。
前記構成とした本発明の超電導モータ10においては、回転子側の界磁コイル12に直流電流を流すと、界磁コイル12の軸線方向一端に配置した第1ヨーク31が磁化され、第1ヨーク31に突設した誘導子33によりN極の磁極が形成される。他端に配置した第2ヨーク32も磁化され、第2ヨーク32に突設した誘導子34によりS極の磁極が形成される。これにより、N極の磁極とS極の磁極が周方向に交互に形成される。
一方、固定子20側の電機子コイル21に交流電流を供給すると、第1ヨーク26に突設した誘導子28に形成される磁極がN極→S極→N極…と周期的に切り替わる一方、第2ヨーク27に突設した誘導子29に形成される磁極がS極→N極→S極…と周期的に切り替わる。
このように磁極が変化する固定子20側の誘導子28、29によって、磁極が一定である回転子30側の誘導子33、34が回転することにより回転子30が回転する。これにより回転出力軸35bより出力を得ることができる。
前記構成の超電導モータ10によれば、回転子30側の磁界を発生させるための界磁コイル12を超電導コイルとしているが、超電導コイルおよび該超電導コイルを囲む冷却容器13は固定軸11に外嵌固定しているため回転せず、超電導コイルに通電することにより、外周位置に配置した誘導子33、34を磁化させて回転させることにより出力を得ることができる。
このように、回転子30側の磁界を発生させるための界磁コイル12および冷却容器13は回転させずに所定の位置に固定しているため、該界磁コイル12を冷却するための冷却構造を簡単にすることができる。
また、界磁コイル12を回転させないため、該界磁コイル12に接続する電力供給線を固定軸11の内部を通して配線できる。
前記実施の形態はすべての点で例示であって、これら実施形態に限定されず、本発明の範囲は、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の範囲内でのすべての変更が含まれる。
本発明の超電導モータは、自動車用の駆動モータとして好適に用いられるものであり、その他鉄道車両、船舶駆動モータ等に用いられるものである。
本発明の実施形態の超電導モータを示す断面斜視図である。 回転子の分解斜視図である。 固定子の分解斜視図である。 超電導モータの分解斜視図である。 従来例を示す図面である。
符号の説明
10 超電導モータ
11 固定軸
12 超電導コイルからなる界磁コイル
13 冷却容器
20 電機子側固定子
21 超電導コイルからなる電機子コイル
22 冷却容器
26 固定子側の第1ヨーク
27 固定子側の第2ヨーク
28、29 固定子側の誘導子
30 界磁側回転子
31 回転子側の第1ヨーク
32 回転子側の第2ヨーク
33 N極誘導子
34 S極誘導子
35、36 支持部材
35b 回転出力軸

Claims (6)

  1. 界磁側回転子と、該界磁側回転子の外周に配置される電機子側固定子を有する超電導モータであって、
    前記界磁側回転子の界磁コイルとして超電導コイルを用い、該超電導コイルを中心線上に配置した固定軸に外嵌固定すると共に、該超電導コイルを収容する冷却容器を前記固定軸の外周に取り付け、該冷却容器の外周に回転子となる誘導子を回転自在に配置し、該回転子の回転出力軸を前記固定軸と分断して中心軸線上に配置していることを特徴とする超電導モータ。
  2. 前記電機子側固定子の電機子コイルとして冷却容器に収容した超電導コイルを用い、該超電導コイルの内周に誘導子を固定配置し、この固定子側の誘導子の内周と前記回転子の誘導子の外周とを隙間(C1)をあけて対向配置している請求項1に記載の超電導モータ。
  3. 前記界磁側回転子の界磁コイルの軸線方向の両側に、前記固定軸と隙間(C2)をあけて回転自在に前記誘導子を突設した円環形状の第1ヨークおよび第2ヨークを配置し、該第1ヨークから突設したN極誘導子と第2ヨークから突設したS極誘導子を前記冷却容器の外周方向に交互に配置し、前記第1、第2ヨークの一方に前記回転出力軸を連結固定している請求項1または請求項2に記載の超電導モータ。
  4. 前記隙間(C2)は前記隙間(C1)より小さくしている請求項3に記載の超電導モータ。
  5. 前記第1ヨークから突出する前記N極誘導子の先端を絶縁部材を介して前記第2ヨークと連結すると共に、前記第2ヨークから突出する前記S極誘導子の先端を絶縁部材を介して前記第1ヨークと連結している請求項3または請求項4に記載の超電導モータ。
  6. 前記固定軸は中空部を有し、該中空部に冷凍機のコールドヘッドを通し、該コールドヘッドの先端部を前記界磁コイルに接触させ、かつ、該界磁コイルと接続する給電線は上記中空部を通して配線している請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載の超電導モータ。
JP2008184306A 2008-07-15 2008-07-15 超電導モータ Pending JP2010028904A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008184306A JP2010028904A (ja) 2008-07-15 2008-07-15 超電導モータ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008184306A JP2010028904A (ja) 2008-07-15 2008-07-15 超電導モータ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2010028904A true JP2010028904A (ja) 2010-02-04

Family

ID=41734180

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008184306A Pending JP2010028904A (ja) 2008-07-15 2008-07-15 超電導モータ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2010028904A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011244529A (ja) * 2010-05-14 2011-12-01 Toyota Motor Corp 超電導モータ
WO2013062210A1 (ko) * 2011-10-28 2013-05-02 현대중공업 주식회사 히트파이프를 이용한 초전도 회전기 냉각장치
KR101324234B1 (ko) * 2012-05-14 2013-11-01 연세대학교 산학협력단 초전도 동기 전동기
WO2013185828A1 (en) * 2012-06-14 2013-12-19 Abb Oy Rotating electrical machine with superconducting field coil
WO2015090376A1 (en) * 2013-12-18 2015-06-25 Abb Technology Ag Wind power generator

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006204084A (ja) * 2004-12-24 2006-08-03 Sumitomo Electric Ind Ltd 誘導子型同期機

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006204084A (ja) * 2004-12-24 2006-08-03 Sumitomo Electric Ind Ltd 誘導子型同期機

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011244529A (ja) * 2010-05-14 2011-12-01 Toyota Motor Corp 超電導モータ
WO2013062210A1 (ko) * 2011-10-28 2013-05-02 현대중공업 주식회사 히트파이프를 이용한 초전도 회전기 냉각장치
CN103718439A (zh) * 2011-10-28 2014-04-09 现代重工业株式会社 利用加热管的超导旋转电机冷却装置
GB2509615A (en) * 2011-10-28 2014-07-09 Hyun Dai Heavy Ind Co Ltd Superconducting motor cooling apparatus using a heating pipe
KR101324234B1 (ko) * 2012-05-14 2013-11-01 연세대학교 산학협력단 초전도 동기 전동기
WO2013172546A1 (ko) * 2012-05-14 2013-11-21 연세대학교 산학협력단 초전도 동기 전동기
US20150130303A1 (en) * 2012-05-14 2015-05-14 Industry-Academic Cooperation Foundation, Yonsei University Superconducting synchronous motor
US9780609B2 (en) 2012-05-14 2017-10-03 Industry-Academic Cooperation Foundation, Yonsei University Superconducting synchronous motor
WO2013185828A1 (en) * 2012-06-14 2013-12-19 Abb Oy Rotating electrical machine with superconducting field coil
WO2015090376A1 (en) * 2013-12-18 2015-06-25 Abb Technology Ag Wind power generator
CN105830323A (zh) * 2013-12-18 2016-08-03 Abb技术有限公司 风力发电机

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4653648B2 (ja) 誘導子型同期機
JP4890119B2 (ja) 超電導コイル装置及び誘導子型同期機
JP2006353089A (ja) 誘導電動機
US10720819B2 (en) Switched reluctance machine with toroidal winding
JP2010028904A (ja) 超電導モータ
JP2006353077A (ja) 誘導電動機
JP4920322B2 (ja) 誘導子型同期機
JP2008001280A (ja) 舶用推進装置
JP4680708B2 (ja) アキシャル型モータ
JP4751135B2 (ja) 誘導子型発電・駆動両用モータおよびそれを備えた自動車
JP5181091B2 (ja) 超電導電動機
JP5076101B2 (ja) 誘導子型同期機
JP2006320090A (ja) モータ
JP2006345661A (ja) ラジアルギャップ型モータ
JP2013076450A (ja) 磁気軸受
JP2006050703A (ja) アキシャルギャップモータの構造
JP4706351B2 (ja) 誘導子型モータ
JP2000184669A (ja) 小型電動機
JP2008278661A (ja) モータ
JP2008259336A (ja) ステッピングモータ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110225

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20121107

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20121120

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20130319