JP2010028595A - スピーカーシステム - Google Patents
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Abstract
【課題】良好な低音特性を得るために、スピーカーの背面に音響ホーンを装置し、スピーカー背面から放射された音波を音響ホーン内部に効率よく伝播させる。音響ホーンを小型化および簡単な製作ができる構造にする。
【解決手段】電気信号を音波に変換する振動板を持ったスピーカーの背後に音響ホーンを装置し、導波器をスピーカー直後の音響ホーン内部に装置する。音響ホーンの音波入射孔の面積と、音波の進行方向について導波管の断面積の変化を任意に設定し、この設定に基づいて音響ホーンと導波器の形状を決める。
【選択図】図3
【解決手段】電気信号を音波に変換する振動板を持ったスピーカーの背後に音響ホーンを装置し、導波器をスピーカー直後の音響ホーン内部に装置する。音響ホーンの音波入射孔の面積と、音波の進行方向について導波管の断面積の変化を任意に設定し、この設定に基づいて音響ホーンと導波器の形状を決める。
【選択図】図3
Description
電気信号を音波に変換する振動板を持ったスピーカーの背後に音響ホーンを装置し、導波器をスピーカー直後の音響ホーンの内部に装置したスピーカーシステムに関するものである。
良好な低音特性を得るために、スピーカーの背後に音響ホーンを装置するには、従来、下記の方法があった。
(イ)図1で説明すると、スピーカー5の背後に一定の空間を設け、この空間に音響ホーン1の音波入射孔3を接続する。
(ロ)図2で説明すると、音響ホーン1の音波入射孔3にスピーカー5を接続する。
(ハ)スピーカー背面のフレームにある音波放射孔に音響ホーンの音波入射孔を接続する(例えば、特許文献1参照。)。
特開平9−298796号公報の図3
(イ)図1で説明すると、スピーカー5の背後に一定の空間を設け、この空間に音響ホーン1の音波入射孔3を接続する。
(ロ)図2で説明すると、音響ホーン1の音波入射孔3にスピーカー5を接続する。
(ハ)スピーカー背面のフレームにある音波放射孔に音響ホーンの音波入射孔を接続する(例えば、特許文献1参照。)。
前記(イ)の方法では、図1で説明すると、音響ホーン1の内部に伝播しない音波がスピーカー5と音波入射孔3の間の空間で反射を繰り返してエネルギー損失となり、反射した音波の一部はスピーカー5の振動板を通過して雑音となってスピーカー5の前方に出てくるので、音波の放射効率や音質について不利である。
前記(ロ)の方法では、図2で説明すると、音波入射孔3の面積はスピーカー5の大きさと形状によって下限値が決まり、音波入射孔3の面積が前記下限値より大きい音響ホーン1でなければ装置できない。音波の進行方向について音響ホーン1の断面積の変化は音波入射孔3の面積が境界条件になっているので、音波入射孔3の面積が増加すると、低音を得るために音響ホーン1を長くした場合に音響ホーン1の大型化が避けられず、スピーカーシステムの小型化が難しくなる。
前記(ハ)の方法では、スピーカーから放射される音波を音響ホーンに伝播させて最大の放射効率を得るには、スピーカー背面のフレームにある音波放射孔の全部に音響ホーンを接続しなければならず、接続個所が複数あるためにスピーカーシステムの組み立て工程が煩雑になる。また、音響ホーンが複雑な枝分かれ構造になるので製作が難しい。
本発明は、音響ホーンをスピーカーの背後に装置し、スピーカー直後の音響ホーンの内部に導波器を装置する。
スピーカーが音響ホーンに直接接続しているので、音響ホーン内部への音波の伝播効率が良く、音響ホーンに伝播しない音波の反射に起因するエネルギー損失や雑音が低減する。
音響ホーンと導波器の形状を変えることで、スピーカーの大きさや形状に関係無く、音波入射孔の面積を自由に決定できる。低音を得るために必要な音響ホーンの長さを確保しながら、音響ホーンの容積を増減させることが可能になり、音響ホーンの小型化が容易になる。
音響ホーンの内部に導波器1個を装置した簡単な構造で、部品数が少なく、製作が容易である。
図3、図4、図5、図6で説明すると、スピーカー5をキャビネット6に固定し、スピーカー5の背面に音響ホーン1を装置してキャビネット6に固定する。導波器2をスピーカー5の直後の音響ホーン1の内部に装置して、図3、図4に示すようにスピーカー5に装着するか、図5、図6に示すように固定具4で支持して音響ホーン1に固定する。音響ホーン1の内部の空間を導波管として、音波の進行方向について導波管の断面積の変化を任意に設定し、この設定に従うように音響ホーン1と導波器2の形状を決める。
1 音響ホーン
2 導波器
3 音波入射孔
4 固定具
5 スピーカー
6 キャビネット
2 導波器
3 音波入射孔
4 固定具
5 スピーカー
6 キャビネット
Claims (2)
- 電気信号を音波に変換する振動板を持ったスピーカーの背後に音響ホーンを装置し、導波器をスピーカーに装着して音響ホーンの内部に装置したスピーカーシステム。
- 前記導波器を固定具で支持して、スピーカー直後の音響ホーンの内部に固定した請求項1のスピーカーシステム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008189270A JP2010028595A (ja) | 2008-07-23 | 2008-07-23 | スピーカーシステム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2008189270A JP2010028595A (ja) | 2008-07-23 | 2008-07-23 | スピーカーシステム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2010028595A true JP2010028595A (ja) | 2010-02-04 |
Family
ID=41733975
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2008189270A Pending JP2010028595A (ja) | 2008-07-23 | 2008-07-23 | スピーカーシステム |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2010028595A (ja) |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01129600A (ja) * | 1987-11-13 | 1989-05-22 | Sunao Shigyo | スピーカシステム |
JPH09298796A (ja) * | 1996-04-22 | 1997-11-18 | Samsung Electron Co Ltd | スピーカーシステム |
JP2007028563A (ja) * | 2005-07-16 | 2007-02-01 | Hitoshi Matsutomo | 無指向性スピーカシステム |
-
2008
- 2008-07-23 JP JP2008189270A patent/JP2010028595A/ja active Pending
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPH01129600A (ja) * | 1987-11-13 | 1989-05-22 | Sunao Shigyo | スピーカシステム |
JPH09298796A (ja) * | 1996-04-22 | 1997-11-18 | Samsung Electron Co Ltd | スピーカーシステム |
JP2007028563A (ja) * | 2005-07-16 | 2007-02-01 | Hitoshi Matsutomo | 無指向性スピーカシステム |
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Legal Events
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A977 | Report on retrieval |
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A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20110517 |
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A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20120110 |