JP2010028325A - 多段式無線テレメータ装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】末端の無線子機から遠い任意の無線通信区間であっても無線子機などの端末から当該区間での電波強度の測定を容易にするとともに電波強度の測定結果を無線子機などの端末において容易に取得可能にする多段式無線テレメータ装置を提供する。
【解決手段】多段式無線テレメータ装置は、端末側網制御装置に有線接続された無線親機(メイン)104と、ガス、水道などのマイコンメータに接続された無線子機(サブ)108と、無線親機104と無線子機108との間の無線通信路内に配置される無線中継機105〜107とを備えている。無線子機108では入力手段によって、無線中継機105〜107で区切られた無線通信区間(無線親機104と中継機105との間の区間)における電波強度の測定が指示される。当該電波強度の測定結果は、電測結果電文にて逐次、無線子機108にまで送信され、無線子機108において表示手段で表示される。
【選択図】図4
【解決手段】多段式無線テレメータ装置は、端末側網制御装置に有線接続された無線親機(メイン)104と、ガス、水道などのマイコンメータに接続された無線子機(サブ)108と、無線親機104と無線子機108との間の無線通信路内に配置される無線中継機105〜107とを備えている。無線子機108では入力手段によって、無線中継機105〜107で区切られた無線通信区間(無線親機104と中継機105との間の区間)における電波強度の測定が指示される。当該電波強度の測定結果は、電測結果電文にて逐次、無線子機108にまで送信され、無線子機108において表示手段で表示される。
【選択図】図4
Description
センタ側網制御装置に電話網を介して接続された端末側網制御装置と、当該端末側網制御装置に有線接続された無線親機と、当該無線親機と無線通信を行う複数の無線子機と、通信距離の拡張や障害物の回避のため前記無線親機と前記無線子機の通信区間内に配置される無線中継機と、前記無線子機に各有線接続されたガス、水道などのマイコンメータとを備えた多段式無線テレメータ装置に関する。
ガス、水道などのメータ用に開発された多段式無線テレメータ装置においては、無線親機からの通信は、特定小電力無線を用いて、複数の中継機によって中継され、最終的に無線子機へとつながる。しかしながら、無線子機や中継機を設置後に最上流にある無線親機との通信環境を確かめたいとき、又は運用後現場にて電波環境が悪い区間を確かめたいときに、従来では端末間の電波強度測定手段は一段上の機器としか行うことができないため、電波環境が悪い区間を確かめる調査は、通信区間一段一段行っていた。
また、無線テレメータにおける電波強度測定手法の公知技術として、本出願人は、無線子機が設定器から無線親機の製造番号の下2桁を示す情報を受信し、無線親機に対して一斉に無線送信する。無線親機は上記情報を受信すると、一定時間、連続的に電波強度測定用の電波を送信する。無線子機は、無線親機から送信される電波強度を測定して、その結果を表示し続けるテレメータを提案している(特許文献1)。
特開2006−331149号公報
ところで、多段式無線テレメータ装置においては、無線子機や中継機を設置後に最上流にある無線親機との通信環境を確かめること、又は運用後現場にて電波環境が悪い区間を確かめることが望まれることがある。また、こうした要望に応えるにはそれぞれの通信区間毎に、そこに属する無線子機や中継機などの端末を直接操作する必要があったため、非常に労力を要していた。
そこで、多段式無線テレメータ装置においては、無線子機から遠い無線通信区間であっても当該区間での電波強度の測定を容易に実行可能にするとともに電波強度の測定結果を容易に取得可能にする点で解決すべき点がある。
この発明の目的は、末端の無線子機などの端末から任意の無線通信区間の電波強度測定を行い、且つその測定結果を無線子機などの端末において知ることができる多段式無線テレメータ装置を提供することである。
この発明の目的は、末端の無線子機などの端末から任意の無線通信区間の電波強度測定を行い、且つその測定結果を無線子機などの端末において知ることができる多段式無線テレメータ装置を提供することである。
上記の課題を解決するため、本発明による多段式無線テレメータ装置は、センタ側網制御装置に電話網を介して接続された端末側網制御装置と、前記端末側網制御装置に有線接続された無線親機と、前記無線親機と無線通信を行う複数の無線子機と、前記無線親機と前記無線子機との間の無線通信路内に配置される少なくとも1台の無線中継機と、前記各無線子機に有線接続されたガス、水道などのマイコンメータとを備えた多段式無線テレメータ装置において、前記無線中継機で前記無線通信路を区切って形成される複数の無線通信区間における電波強度の測定を指示する入力手段と、前記無線通信区間における前記電波強度の測定結果を表示する表示手段を備えたことを特徴としている。
この上記のように構成された多段式無線テレメータ装置は、無線親機又は無線中継機と縁組済みの無線子機を用いて、入力手段によって、無線親機と中継機との間といった無線子機から離れた無線通信区間の電波強度の測定を指示し、その無線通信区間の電波強度の測定結果を表示手段で表示することができる。
この多段式無線テレメータ装において、前記入力手段は、前記無線子機に備えられているボタン等の入力装置、又は前記無線子機に接続可能な外部設定器とすることができ、こうした入力装置や外部設定器によって無線通信区間での電波強度の測定の指示を与えることができる。また、この多段式無線テレメータ装置において、前記表示手段は、前記無線子機に備えられているLEDなどの表示装置、又は前記無線子機に接続可能な前記外部設定器に備えられている表示装置とすることができ、表示装置としてLEDなどの照明装置を利用することで視覚的に電波強度を捉えることができる。
更に、この多段式無線テレメータ装置において、前記電波強度測定結果は、電波強度を一定時間測定した平均値を結果とすることができる。更にまた、この多段式無線テレメータ装置において、前記電波強度測定を行う無線通信区間を、前記無線子機に備えられたDIPSWなどの入力装置によって任意に選択可能とすることができる。
更に、この多段式無線テレメータ装置において、前記無線子機又は前記無線中継機は、上流側で電波強度の測定を行う旨の電波強度測定コマンドと測定すべき前記無線通信区間を示す区間データとを含む電波強度測定開始電文を送信し、前記区間データに基づいて測定すべき前記無線通信区間で測定された前記電波強度の測定データを含む電波強度測定結果電文を前記電波強度測定開始電文を最初に送信した前記無線子機又は前記無線中継機に送信することができる。このようにすることで、電波強度測定開始電文を送信した端末(無線子機又は前線中継機)において電波強度の測定結果を得ることができる。
更に、この多段式無線テレメータ装置において、測定すべき無線通信区間を示す前記データを数値から成るキャラクタデータとし、当該データを含む前記電波強度測定開始電文を受信した前記中継機又は前記無線親機から成る上流側の端末は前記数値を変更し、当該変更された数値を含む前記電波強度測定開始電文を更に上流側の端末に送信することを繰り返し、当該特定の値にまで変更された前記数値を含む前記電波強度測定開始電文を送信した前記端末と当該電文を受信した端末との間の一つの前記無線通信区間について前記電波強度の測定を行うことができる。このように無線通信区間を示すデータを数値から成るキャラクタデータとすることで、数値の変更によって、特定の値にまで変更されたときに、該当する一つの無線通信区間について電波強度の測定を行うことができる。
更に、この多段式無線テレメータ装置において、測定すべき無線通信区間を示す前記データを数値から成るキャラクタデータとし、当該データを含む前記電波強度測定開始電文を受信した前記中継機又は前記無線親機から成る上流側の端末は前記数値を変更し、当該変更された数値を含む前記電波強度測定開始電文を更に上流側の端末に送信することを繰り返し、前記電波強度測定開始電文を最初に送信した端末から当該特定の値にまで変更した前記数値を含む前記電波強度測定開始電文を受信した端末までの複数の前記無線通信区間について前記電波強度の測定を行うことができる。このように、無線通信区間を示すデータを数値から成るキャラクタデータとすることで、最初に電波強度測定開始電文を送信した端末から数値が当該特定の値にまで変更された数値を含む電波強度測定開始電文を受信した端末までの無線通信区間までの複数の無線通信区間について電波強度の測定を行うことができる。
更に、この多段式無線テレメータ装置において、前記無線通信区間について前記電波強度測定開始電文を送信する前記端末と受信する前記端末とにおいて、一方の前記端末を当該無線通信区間における前記電波強度を測定するための電波強度測定用電波の送信側とし、他方の前記端末を当該電波強度測定用電波の受信側にすることができる。このように、電波強度を測定しようとする無線通信区間について、電波強度測定用電波の送信と受信は、電波強度測定開始電文の送信と受信と同じであっても逆でも構わない。
更に、この多段式無線テレメータ装置において、前記電波強度の測定は、前記無線通信区間を定める下流側の前記端末と、当該端末から一つ上流側の端末に前記電波強度測定開始電文が送信される際に行うことができる。
更にまた、この多段式無線テレメータ装置において、前記無線通信区間について、前記電波強度測定開始電文を送信する前記端末が当該無線通信区間における前記電波強度を測定するための電波強度測定用電波の送信側となり、前記電波強度測定開始電文を受信する一つ上流側の前記端末が当該電波強度測定用電波の受信側となり、前記電波強度の測定は前記電波強度測定開始電文が送信される際に行われ、前記電波強度の測定結果は次の上流側の前記端末へ送信される毎に前記電波強度測定開始電文に順次追加することができる。即ち、電波強度の測定結果を電波強度測定開始電文に含めて更に上流側の端末に送信する場合には、このように、電波強度測定開始電文と電波強度測定用電波の送信方向を揃える方が都合が良い。
この発明による多段式無線テレメータ装置は、上記の手段を用いることで、作業者は、多段式無線テレメータ装置における末端の無線子機から任意の区間の電波強度測定を行い、なお且つ、その測定結果を知ることができる。
以下、図面を参照して、この発明による多段式無線テレメータ装置の実施例について説明する。なお、以下の説明において、センタ側網制御装置を「センタ−NCU」と、端末側網制御装置を「T−NCU」と、無線親機を「メイン」と、無線子機を「サブ」と、そしてマイコンメータを「メータ」と略す。
図1に示すように、多段式無線テレメータ装置は、ホストコンピュータ101(以下「ホスト」と称す)に接続されたセンタ−NCU102と電話回線110を介しT−NCU103に接続されたメイン104と、メイン104と無線でデータ通信を行う中継機105、中継機105と無線でデータ通信を行う中継機106、中継機106と無線でデータ通信を行う中継機107、そして中継機107と無線でデータ通信を行うサブ108、そしてサブ108と有線接続されるガスなどのメータ109とで構成されている。
メイン104とサブ108との間の無線通信路に、中継機を1つ若しくは複数挿入することによって、通信距離を拡大したり、通信経路内にある障害物を避け、安定した通信を可能としたりすることができるようになる。このメイン104−サブ108間の通信において中継機105〜107を介するものを多段式と呼ぶ。
末端のサブ108からメイン104に向かう方向を上流、存在する端末(中継機、メイン)を上流端末と言い、メイン104からサブ108に向かう方向を下流、存在する端末(中継機、サブ)を下流端末と呼ぶ。
図2はメイン104、中継機105,106,107及びサブ108のブロック図であり、識別符号などの登録用に不揮発性メモリ202が内蔵されている。また、メイン104、中継機105〜107及びサブ108は、それぞれ、縁組結果や電波強度の測定結果を表示する表示手段としての表示部209と、無線通信路を中継機105〜107で区切って形成される複数の無線通信区間における電波強度の測定を指示する入力手段としてDIPSW211やボタン212などを備えている。なお、CPU203は時計やタイマー機能を備えたものである。
今、最下流にあるサブ108から、上流端末間(例えばメイン104と中継機105間)における電波強度の測定を行いたいとする。なお、各端末間は縁組済みであり、各端末間で無線通信を行うことは可能であるとする。サブ108において電波強度の測定開始のトリガがかかると、サブ108は縁組済み上流端末(この場合、中継機107)に、通信データとして、図3に示すような、上流端末が電波強度の測定を行う旨がわかる電波強度測定コマンドと、自端末から見て何段上流に位置するかという測定すべき無線通信区間(以下、測定区間と略す)を示す区間データとしてのキャラクタデータ(例:“3”とする)とを含む電波強度測定開始電文を送信する。
サブ108からの無線通信データを受け取った直上の中継機107は電波強度測定開始電文を解析し、サブ108からの電波強度測定開始電文であると判断すると、測定区間を示すキャラクタデータをマイナス1(例:“3”⇒“2”)して、更に上流端末(中継機106)へ同じ電文(キャラクタデータは“2”)を送信する。そして、その電文を受け取った端末(中継機106)は、同様に電文を解析し、同様に測定区間を示すキャラクタデータをマイナス1(例:“2”⇒“1”)して、更に上流端末(中継機105)へ同じ電文(キャラクタデータは“1”)を送信する。そして更に、これを受け取った端末(中継機105)は、キャラクタデータを“0”とし、更に上流端末(メイン104) へ同じ電文(キャラクタデータは“0”)を送信する。キャラクタデータ“0”を受け取った端末(この場合メイン104) は、ここが電波強度測定区間の最端ということを表し、更に上流端末へ電波強度測定開始電文を送信することはしない。
キャラクタデータ“0”を送信した端末(中継機105)は、電波強度測定における受信側となり、上流端末(メイン104)へ電波強度測定開始電文を送信したあと、一定時間電波強度を測定し続ける。また、キャラクタデータを“0”を受け取った端末(メイン104)は、電波強度測定における送信側となり、一定時間PN9信号などの電波強度測定用の無線電波を出し続ける。
そして一定時間が経ち電波強度測定が終了すると、電波強度測定における受信側となった端末(中継機105)は、取得した測定データを含む電波強度測定結果電文を、下流の中継機105,106,107を介して最下流端末のサブ108へと送信する。このときの取得データは、一定時間内のRSSIの平均値や、RSSIの移り変わりがある程度わかるように一定時間を更に細かく区切り、その区切った区間でのデータの平均値全部を送信する(例えば測定時間が10秒とすると、2秒ごとに平均値を出し、5個のデータを送信する)といったことが考えられる。
このようにすることで、最下流にあるサブ108から上流の無線区間の電波強度測定を行うことが可能となる。
ここで、末端サブ108からの電波強度測定開始のトリガとしては、サブ108に備えられたボタン212の押下や、サブ108と外部接続可能な外部設定器からの命令などが考えられる。
電波強度測定後、上流端末から受け取った無線通信区間の電波強度測定結果を表示する手段としては、外部設定器による表示やサブ108に備えられたLEDなどの表示部209が考えられる。LEDによる表示方法には、例えば測定データを、閾値を用いて強中弱の3つにわけ、それぞれLEDの点灯パターンを変えて表示させるといった手法が考えられる。電波強度測定において時間的に区切ったデータの平均値全部を送信するといった方法をとった場合には、結果表示中ボタンを押下することで、次の区切り部へ遷移するようにする。例えば前述の例(10秒測定で2秒ごとの平均値を出し、5個のデータを送信)の場合、0〜2秒の結果表示中にボタンを押すと2〜4秒の結果表示に遷移するといったようにすることができる。
サブ108から見て何段上流の無線区間を測定するかを示すキャラクタデータをユーザが任意に指定できるようにするため、サブ108に備わっているDIPSW211などの入力装置を活用できる。即ち、DIPSWで電波強度測定を行う無線通信区間を指定し、ボタン押下などのトリガにより開始するようにするといった手法が考えられる。またキャラクタデータの指定には、外部設定器を用いることもできる。外部設定器で電波強度測定を行う無線通信区間を指定し、外部設定器からキャラクタデータを含む電波強度測定開始電文をサブ108が受け取ると、測定を開始するようにするといったような手法が考えられる。
シーケンス図の一例を図4、5に示す。図4は、測定結果として一定時間内のRSSIの平均値を送る場合、図5は、測定結果として測定時間を10秒とすると、2秒ごとに平均値を出し、5個のデータ(“A”〜“E”) を送信する場合を示している。
また、一定区間のみではなく、連続する複数の無線区間の電波強度測定が可能となる手法として、キャラクタデータが“0”となる区間まで連続して電波強度測定を行うという方法が考えられる。
また、一定区間のみではなく、連続する複数の無線区間の電波強度測定が可能となる手法として、キャラクタデータが“0”となる区間まで連続して電波強度測定を行うという方法が考えられる。
例えば、サブに備わっているDIPSW211によって末端サブ108のキャラクタデータを“2”と指定して、ボタン212などのトリガによって電波強度測定を開始する。するとサブ108は縁組済み上流端末(中継機107)に対してキャラクタデータを含む電波強度測定開始電文を送信する。当該電文の送信終了後、サブ108は電波強度測定における送信側となり、一定時間PN9信号などの電波強度測定用の無線電波を出し続ける。そして開始電文を受け取った上流端末(中継機107)は電波強度測定における受信側となり、電波強度測定一定時間行う。そして終了後キャラクタデータをマイナス1(“2”⇒“1”)して更に上流の端末へ送信する。このとき上流への電波強度測定開始電文として、キャラクタデータに加えてこの区間の電波強度測定結果(データは前述のようにRSSIの平均値などである。ここでは“A”とする)も付加して送信する。なお、電波強度測定開始電文受信時に、下流から電波強度測定結果を受け取っている場合には、そのデータも付加する。
これをキャラクタデータが“0”を受信する端末まで繰り返し行う。つまり、中継機107は、中継機106へ電波強度測定開始電文として結果“A”を付加して送信し、中継機106は電波強度測定後(測定結果“B”とする)、中継機105へ電波強度測定開始電文としてキャラクタデータと“A”と“B”を付加した電文を送信する。そしてそれを受信した中継機105は、中継機106間の電波強度測定を行う(測定結果“C”とする)。するとキャラクタデータ“0”を受信した端末にはそこから下流全ての区間(この場合、サブ108−中継機107間、中継機107−中継機106間、中継機106−中継機105間)の電波強度測定結果(“A”と“B”と“C”)が集まる。また、“0”、を受信した端末(中継機105)はそこで電波強度の測定終了ということを表し、電波強度測定終了後、開始電文受信時に下流から受信している下流全ての電波強度測定結果データ(“A”と“B”)と、今測定した区間の電波強度測定結果データ(“C”)を付加して、下流中継機を介してサブ108へと返信する。こうすることで、キャラクタデータが“0”となる端末までの無線区間全ての電波強度測定を行うことができる。そしてサブ108はそれを受け取ると、LEDなどの表示部209により結果を表示する。シーケンス図を図6に示す。
測定する区間を任意の1区間のみか、それとも連続する複数の区間かを切り替えるには、サブ108に備わっているDIPSW211などの入力装置を用い、CPU203によりそのSW状態を判別できるようにすればよい。
上記の実施例では、電波強度の測定はサブ108から送信される電波強度測定開始電文によってトリガされ、測定結果については逆方向に送信される電波強度測定結果電文によってサブ108にまで送信される例として説明したが、これに限らず、開始トリガと測定結果電文の送信宛とは途中の中継機においても行うことができる。また、キャラクタデータの数値や演算処理については“0”までの減算について説明したが、これに限られることはない。
更に、複数の無線通信区間について電波強度の測定をする場合には、図6に示すように、サブ108から中継機105までの連続する無線通信区間における電波強度の測定について説明したが、こうした連続する無線通信区間に限らず、区間データのデータ構造に基づいて、必ずしも連続しない複数の無線通信区間についても電波強度の測定を行うことができる。更に、無線通信区間について電波強度測定用の電波の送信と受信は、当該無線通信区間において電波強度測定開始電文を送信する際に行われるが、当該電波強度測定開始電文の送信又は受信を行うどちらの端末に割り振ってもよい。電波強度の測定結果を電波強度測定開始電文の電波強度測定コマンドに載せて上流側の端末に送信する場合には、図6に示すように、電波強度測定用の電波の送信と受信は、電波強度測定開始電文の送信と受信に合わせるのが好ましい。
101 ホストコンピュータ 102 センタNCU
103 T−NCU 104 無線親機(メイン)
105 中継機1 106 中継機2
107 中継機3 108 無線子機(サブ)
109 メータ 110 電話回線
201 T−NCUと接続のためのI/F 202 データ登録用不揮発性メモリ
203 CPU 204 無線通信ユニット
205 アンテナ 206 ROM
207 RAM 208 電池
209 通信結果などを表示するための表示部
210 メータや外部設定器などの接続のためのI/F
211 DIPSWなどの入力装置
212 ボタンなどの入力装置
103 T−NCU 104 無線親機(メイン)
105 中継機1 106 中継機2
107 中継機3 108 無線子機(サブ)
109 メータ 110 電話回線
201 T−NCUと接続のためのI/F 202 データ登録用不揮発性メモリ
203 CPU 204 無線通信ユニット
205 アンテナ 206 ROM
207 RAM 208 電池
209 通信結果などを表示するための表示部
210 メータや外部設定器などの接続のためのI/F
211 DIPSWなどの入力装置
212 ボタンなどの入力装置
Claims (11)
- センタ側網制御装置に電話網を介して接続された端末側網制御装置と、前記端末側網制御装置に有線接続された無線親機と、前記無線親機と無線通信を行う複数の無線子機と、前記無線親機と前記無線子機との間の無線通信路内に配置される少なくとも1台の無線中継機と、前記各無線子機に有線接続されたガス、水道などのマイコンメータとを備えた多段式無線テレメータ装置において、
前記無線中継機で前記無線通信路を区切って形成される複数の無線通信区間における電波強度の測定を指示する入力手段と、前記無線通信区間における前記電波強度の測定結果を表示する表示手段を備えたことを特徴とする多段式無線テレメータ装置。 - 前記入力手段は、前記無線子機に備えられているボタン等の入力装置、又は前記無線子機に接続可能な外部設定器であることを特徴とする請求項1に記載の多段式無線テレメータ装置。
- 前記表示手段は、前記無線子機に備えられているLEDなどの表示装置、又は前記無線子機に接続可能な前記外部設定器に備えられている表示装置であることを特徴とする請求項1に記載の多段式無線テレメータ装置。
- 前記電波強度の前記測定結果は、前記電波強度を一定時間測定した平均値であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の多段式無線テレメータ装置。
- 前記電波強度の測定を行う前記無線通信区間を、前記無線子機に備えられたDIPSWなどの入力装置によって任意に選択可能であることを特徴とする請求項4に記載の多段式無線テレメータ装置。
- 前記無線子機又は前記無線中継機は、上流側で電波強度の測定を行う旨の電波強度測定コマンドと測定すべき前記無線通信区間を示す区間データとを含む電波強度測定開始電文を送信し、前記区間データに基づいて測定すべき前記無線通信区間で測定された前記電波強度の測定データを含む電波強度測定結果電文が前記電波強度測定開始電文を最初に送信した前記無線子機又は前記無線中継機に送信されることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の多段式無線テレメータ装置。
- 測定すべき無線通信区間を示す前記データは数値から成るキャラクタデータであり、当該データを含む前記電波強度測定開始電文を受信した前記中継機又は前記無線親機から成る上流側の端末は前記数値を変更し、当該変更された数値を含む前記電波強度測定開始電文を更に上流側の端末に送信することを繰り返し、当該特定の値にまで変更された前記数値を含む前記電波強度測定開始電文を送信した前記端末と当該電文を受信した端末との間の一つの前記無線通信区間について前記電波強度の測定を行うことを特徴とする請求項6に記載の多段式無線テレメータ装置。
- 測定すべき無線通信区間を示す前記データは数値から成るキャラクタデータであり、当該データを含む前記電波強度測定開始電文を受信した前記中継機又は前記無線親機から成る上流側の端末は前記数値を変更し、当該変更された数値を含む前記電波強度測定開始電文を更に上流側の端末に送信することを繰り返し、前記電波強度測定開始電文を最初に送信した端末から当該特定の値にまで変更した前記数値を含む前記電波強度測定開始電文を受信した端末までの複数の前記無線通信区間について前記電波強度の測定を行うことを特徴とする請求項6に記載の多段式無線テレメータ装置。
- 前記無線通信区間について前記電波強度測定開始電文を送信する前記端末と受信する前記端末とにおいて、一方の前記端末が当該無線通信区間における前記電波強度を測定するための電波強度測定用電波の送信側となり、他方の前記端末が当該電波強度測定用電波の受信側になることを特徴とする請求項7又は8に記載の多段式無線テレメータ装置。
- 前記電波強度の測定は、前記無線通信区間を定める下流側の前記端末と、当該端末から一つ上流側の端末に前記電波強度測定開始電文が送信される際に行われることを特徴とする請求項7又は8に記載の多段式無線テレメータ装置。
- 前記無線通信区間について、前記電波強度測定開始電文を送信する前記端末が当該無線通信区間における前記電波強度を測定するための電波強度測定用電波の送信側となり、前記電波強度測定開始電文を受信する一つ上流側の前記端末が当該電波強度測定用電波の受信側となり、前記電波強度の測定は前記電波強度測定開始電文が送信される際に行われ、前記電波強度の測定結果は次の上流側の前記端末へ送信される毎に前記電波強度測定開始電文に順次追加されることを特徴とする請求項8に記載の多段式無線テレメータ装置。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016111436A (ja) * | 2014-12-03 | 2016-06-20 | シャープ株式会社 | 無線テレメータシステム及び無線通信装置 |
JPWO2016190013A1 (ja) * | 2015-05-27 | 2018-02-01 | シャープ株式会社 | 移動体端末 |
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2008
- 2008-07-17 JP JP2008185492A patent/JP2010028325A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016111436A (ja) * | 2014-12-03 | 2016-06-20 | シャープ株式会社 | 無線テレメータシステム及び無線通信装置 |
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