JP2010026549A - ラックマウントサーバ冷却方式 - Google Patents
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Abstract
【課題】
ラックに搭載されるサーバは、ラック前面から床上の風を吸い込み、後面に温かい風を排出する。この為、他のラックが温かい風を再び吸い込まないようにする必要がある。本発明が解決しようとする課題は、天井付近の熱溜りをサーバラックが吸込むことを解消する手段を低コストで提供することにある。
【解決手段】
複数のラックマウントサーバのラック(以下、ラック)は入気面同士および排気面同士が向き合うように複数列に配置され、入気面側には各ラックに取り込む冷風の通路が形成され、排気面側には各ラックから排出する温風の通路が形成され、各ラックの上部に前記冷風通路と前記温風通路を遮断する風向板を取り付ける。
【選択図】図2
ラックに搭載されるサーバは、ラック前面から床上の風を吸い込み、後面に温かい風を排出する。この為、他のラックが温かい風を再び吸い込まないようにする必要がある。本発明が解決しようとする課題は、天井付近の熱溜りをサーバラックが吸込むことを解消する手段を低コストで提供することにある。
【解決手段】
複数のラックマウントサーバのラック(以下、ラック)は入気面同士および排気面同士が向き合うように複数列に配置され、入気面側には各ラックに取り込む冷風の通路が形成され、排気面側には各ラックから排出する温風の通路が形成され、各ラックの上部に前記冷風通路と前記温風通路を遮断する風向板を取り付ける。
【選択図】図2
Description
本発明は計算機室の空調システム技術に関する。
従来、フリーアクセスを使用した二重床の計算機室に設置される計算機は大型計算機が主流であったが近年ラックマウントサーバが主流となっている。大型計算機は空調機からの冷気を直接床下から取り込む方式を採用しており、安定した冷気を吸い込む事が出来た。一方、ラックに搭載されるサーバは、ラック前面から床上の風を吸い込み、後面に温かい風を排出する方式が採用されている。
現在、ラックマウントサーバに対して多くの計算機室で適用されているラックの並びは、入気面(前面)は入気面同士、排気面(後面)は排気面同士が向きあうようになっている。これは、入気面は空調機からの冷たい風を、排気面はサーバから排出される温かい風を集中させる為である。以後、冷たい風が集中する通路をCold Aisle、温かい風が集中する通路をHot Aisleと呼ぶ。Cold AisleとHot Aisleを設ける事によって、ラックの入気面は安定した冷たい風が供給される。しかし、発熱量の大きいブレードサーバを設置している計算機室では、Hot Aisle側の温かい風が天井付近に熱溜りとなって滞留し、Cold Aisle側に周り込むという事態に陥っている。その結果、ラックが高温の風を吸い込み温度異常等の障害を発生する場合がある。
本発明が解決しようとする課題は、天井付近の熱溜りをサーバラックが吸込むことを解消する手段を低コストで提供することにある。
計算機室に設置される複数のラックマウントサーバの冷却方式であって、前記複数のラックマウントサーバのラック(以下、ラック)は入気面同士および排気面同士が向き合うように複数列に配置され、入気面側には各ラックに取り込む冷風の通路が形成され、排気面側には各ラックから排出する温風の通路が形成され、各ラックの上部に前記冷風通路と前記温風通路を遮断する風向板を取り付ける。
ラック前面から床上の冷風を吸い込むサーバに対して、冷風を低コストで安定供給できる。
以下、図面に従って本発明係るラック取り付け型風向板について説明する。
図1にラック取り付け型風向板A15を適用する前の例を示す。図1は、フリーアクセス11を有した計算機室10の例を示している。空調機14から床下に吹出した冷風は、グリル板13を介して床上に吹出す。床上に吹出した冷風は、サーバラック12の前面側(入気側)に供給されサーバラック12に取り込まれる。サーバラック12で温められた風はサーバラック12の後面から排出される。排出された温かい風は、天井付近に熱溜りとして滞留し、一部は空調機14に戻り、一部は、サーバラック12の前面側(入気側)に取り込まれる。この為、サーバラック12は、温度異常などの障害を発するという問題がある。本発明の課題は、天井付近の熱溜りをサーバラック12が吸込込む事を解消する事である。
図2にラック取り付け型風向板A15の実施例を示す。図2は、フリーアクセス11を有した計算機室10の例を示している。サーバラック12の後面から排出された温かい風は、熱溜りとなって計算機室10の天井付近に存在する。サーバラック12の前面には冷風を供給する必要がある為、天井付近の熱溜りをサーバラック12が吸込まなくする為にサーバラック12の前面上部にラック取り付け型風向板15を取り付ける。これにより、サーバラック12には天井付近の熱溜りが流入しない。また、冷気をCold Aisle側に閉じ込める事ができるので、サーバラック12にはグリル板13から供給される冷風のみが提供され、サーバラック12の安定稼動が可能となる効果がある。ラック取り付け型風向板15は1台のサーバラック12に1個取り付けている。
図3にラック取り付け型風向板A15の形状を変えたラック取り付け型風向板B16を適用した例を示す。効果、利点については、0009項に記した内容と同じである。
図4にラック取り付け型風向板A15の構成例を示す。ラック取り付け型風向板A15は、ラック取り付け型風向板A15本体とネジ17で構成される。ラック取り付け型風向板A15本体の寸法は、ツバの幅が100〜2,000mm、高さは0〜1,000mm、ベース部分の幅が100〜1,500mm、奥行が100〜1,000mmである。なお、ラック取り付け型風向板A15本体には、固定用の穴18が開いている。
図5にラック取り付け型風向板B16の構成例を示す。ラック取り付け型風向板B16は、ラック取り付け型風向板B16本体とネジ17で構成される。ラック取り付け型風向板B16本体の寸法は、ツバの高さが0〜1,000mm、ベース部分の幅が100〜1,500mm、奥行が100〜1,000mmである。なお、ラック取り付け型風向板B16本体には、固定用の穴18が開いている。
10 計算機室
11 フリーアクセス
12 サーバラック
13 空調用グリル板
14 空調機
15 ラック取り付け型風向板A
16 ラック取り付け型風向板B
17 ネジ
18 固定用穴
11 フリーアクセス
12 サーバラック
13 空調用グリル板
14 空調機
15 ラック取り付け型風向板A
16 ラック取り付け型風向板B
17 ネジ
18 固定用穴
Claims (5)
- 計算機室に設置される複数のラックマウントサーバの冷却方式であって、前記複数のラックマウントサーバのラック(以下、ラック)は入気面同士および排気面同士が向き合うように複数列に配置され、入気面側には各ラックに取り込む冷風の通路が形成され、排気面側には各ラックから排出する温風の通路が形成され、各ラックの上部に前記冷風通路と前記温風通路を遮断する風向板を取り付けることを特徴とするラックマウントサーバ冷却方式。
- 前記風向板は遮断面が水平方向であることを特徴とする請求項1記載のラックマウントサーバ冷却方式。
- 前記風向板は遮断面が垂直方向であることを特徴とする請求項1記載のラックマウントサーバ冷却方式。
- 前記冷風通路には空調機からの冷風が床下から供給されることを特徴とする請求項1記載のラックマウントサーバ冷却方式。
- 各ラックの風向板は他のラックの風向板と分離されていることを特徴とする請求項2記載のラックマウントサーバ冷却方式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008183351A JP2010026549A (ja) | 2008-07-15 | 2008-07-15 | ラックマウントサーバ冷却方式 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008183351A JP2010026549A (ja) | 2008-07-15 | 2008-07-15 | ラックマウントサーバ冷却方式 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010026549A true JP2010026549A (ja) | 2010-02-04 |
Family
ID=41732362
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008183351A Pending JP2010026549A (ja) | 2008-07-15 | 2008-07-15 | ラックマウントサーバ冷却方式 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2010026549A (ja) |
-
2008
- 2008-07-15 JP JP2008183351A patent/JP2010026549A/ja active Pending
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