JP2010026549A - ラックマウントサーバ冷却方式 - Google Patents

ラックマウントサーバ冷却方式 Download PDF

Info

Publication number
JP2010026549A
JP2010026549A JP2008183351A JP2008183351A JP2010026549A JP 2010026549 A JP2010026549 A JP 2010026549A JP 2008183351 A JP2008183351 A JP 2008183351A JP 2008183351 A JP2008183351 A JP 2008183351A JP 2010026549 A JP2010026549 A JP 2010026549A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rack
wind direction
passage
cooling system
racks
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2008183351A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Okuotani
孝史 奥大谷
Osamu Maruyama
治 丸山
Koichi Koyano
宏一 古谷野
Ichiro Asano
一郎 浅野
Hiroyuki Matsumoto
浩幸 松本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP2008183351A priority Critical patent/JP2010026549A/ja
Publication of JP2010026549A publication Critical patent/JP2010026549A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Cooling Or The Like Of Electrical Apparatus (AREA)

Abstract

【課題】
ラックに搭載されるサーバは、ラック前面から床上の風を吸い込み、後面に温かい風を排出する。この為、他のラックが温かい風を再び吸い込まないようにする必要がある。本発明が解決しようとする課題は、天井付近の熱溜りをサーバラックが吸込むことを解消する手段を低コストで提供することにある。
【解決手段】
複数のラックマウントサーバのラック(以下、ラック)は入気面同士および排気面同士が向き合うように複数列に配置され、入気面側には各ラックに取り込む冷風の通路が形成され、排気面側には各ラックから排出する温風の通路が形成され、各ラックの上部に前記冷風通路と前記温風通路を遮断する風向板を取り付ける。
【選択図】図2

Description

本発明は計算機室の空調システム技術に関する。
従来、フリーアクセスを使用した二重床の計算機室に設置される計算機は大型計算機が主流であったが近年ラックマウントサーバが主流となっている。大型計算機は空調機からの冷気を直接床下から取り込む方式を採用しており、安定した冷気を吸い込む事が出来た。一方、ラックに搭載されるサーバは、ラック前面から床上の風を吸い込み、後面に温かい風を排出する方式が採用されている。
特表2008−502082号
現在、ラックマウントサーバに対して多くの計算機室で適用されているラックの並びは、入気面(前面)は入気面同士、排気面(後面)は排気面同士が向きあうようになっている。これは、入気面は空調機からの冷たい風を、排気面はサーバから排出される温かい風を集中させる為である。以後、冷たい風が集中する通路をCold Aisle、温かい風が集中する通路をHot Aisleと呼ぶ。Cold AisleとHot Aisleを設ける事によって、ラックの入気面は安定した冷たい風が供給される。しかし、発熱量の大きいブレードサーバを設置している計算機室では、Hot Aisle側の温かい風が天井付近に熱溜りとなって滞留し、Cold Aisle側に周り込むという事態に陥っている。その結果、ラックが高温の風を吸い込み温度異常等の障害を発生する場合がある。
本発明が解決しようとする課題は、天井付近の熱溜りをサーバラックが吸込むことを解消する手段を低コストで提供することにある。
計算機室に設置される複数のラックマウントサーバの冷却方式であって、前記複数のラックマウントサーバのラック(以下、ラック)は入気面同士および排気面同士が向き合うように複数列に配置され、入気面側には各ラックに取り込む冷風の通路が形成され、排気面側には各ラックから排出する温風の通路が形成され、各ラックの上部に前記冷風通路と前記温風通路を遮断する風向板を取り付ける。
ラック前面から床上の冷風を吸い込むサーバに対して、冷風を低コストで安定供給できる。
以下、図面に従って本発明係るラック取り付け型風向板について説明する。
図1にラック取り付け型風向板A15を適用する前の例を示す。図1は、フリーアクセス11を有した計算機室10の例を示している。空調機14から床下に吹出した冷風は、グリル板13を介して床上に吹出す。床上に吹出した冷風は、サーバラック12の前面側(入気側)に供給されサーバラック12に取り込まれる。サーバラック12で温められた風はサーバラック12の後面から排出される。排出された温かい風は、天井付近に熱溜りとして滞留し、一部は空調機14に戻り、一部は、サーバラック12の前面側(入気側)に取り込まれる。この為、サーバラック12は、温度異常などの障害を発するという問題がある。本発明の課題は、天井付近の熱溜りをサーバラック12が吸込込む事を解消する事である。
図2にラック取り付け型風向板A15の実施例を示す。図2は、フリーアクセス11を有した計算機室10の例を示している。サーバラック12の後面から排出された温かい風は、熱溜りとなって計算機室10の天井付近に存在する。サーバラック12の前面には冷風を供給する必要がある為、天井付近の熱溜りをサーバラック12が吸込まなくする為にサーバラック12の前面上部にラック取り付け型風向板15を取り付ける。これにより、サーバラック12には天井付近の熱溜りが流入しない。また、冷気をCold Aisle側に閉じ込める事ができるので、サーバラック12にはグリル板13から供給される冷風のみが提供され、サーバラック12の安定稼動が可能となる効果がある。ラック取り付け型風向板15は1台のサーバラック12に1個取り付けている。
図3にラック取り付け型風向板A15の形状を変えたラック取り付け型風向板B16を適用した例を示す。効果、利点については、0009項に記した内容と同じである。
図4にラック取り付け型風向板A15の構成例を示す。ラック取り付け型風向板A15は、ラック取り付け型風向板A15本体とネジ17で構成される。ラック取り付け型風向板A15本体の寸法は、ツバの幅が100〜2,000mm、高さは0〜1,000mm、ベース部分の幅が100〜1,500mm、奥行が100〜1,000mmである。なお、ラック取り付け型風向板A15本体には、固定用の穴18が開いている。
図5にラック取り付け型風向板B16の構成例を示す。ラック取り付け型風向板B16は、ラック取り付け型風向板B16本体とネジ17で構成される。ラック取り付け型風向板B16本体の寸法は、ツバの高さが0〜1,000mm、ベース部分の幅が100〜1,500mm、奥行が100〜1,000mmである。なお、ラック取り付け型風向板B16本体には、固定用の穴18が開いている。
ラック取り付け型風向板A、Bを計算機室に適用する前の例を示す図である。 ラック取り付け型風向板Aを適用した例を示す図である。 ラック取り付け型風向板Bを適用した例を示す図である。 ラック取り付け型風向板Aの構成例を示す図である。 ラック取り付け型風向板Bの構成例を示す図である。
符号の説明
10 計算機室
11 フリーアクセス
12 サーバラック
13 空調用グリル板
14 空調機
15 ラック取り付け型風向板A
16 ラック取り付け型風向板B
17 ネジ
18 固定用穴

Claims (5)

  1. 計算機室に設置される複数のラックマウントサーバの冷却方式であって、前記複数のラックマウントサーバのラック(以下、ラック)は入気面同士および排気面同士が向き合うように複数列に配置され、入気面側には各ラックに取り込む冷風の通路が形成され、排気面側には各ラックから排出する温風の通路が形成され、各ラックの上部に前記冷風通路と前記温風通路を遮断する風向板を取り付けることを特徴とするラックマウントサーバ冷却方式。
  2. 前記風向板は遮断面が水平方向であることを特徴とする請求項1記載のラックマウントサーバ冷却方式。
  3. 前記風向板は遮断面が垂直方向であることを特徴とする請求項1記載のラックマウントサーバ冷却方式。
  4. 前記冷風通路には空調機からの冷風が床下から供給されることを特徴とする請求項1記載のラックマウントサーバ冷却方式。
  5. 各ラックの風向板は他のラックの風向板と分離されていることを特徴とする請求項2記載のラックマウントサーバ冷却方式。
JP2008183351A 2008-07-15 2008-07-15 ラックマウントサーバ冷却方式 Pending JP2010026549A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008183351A JP2010026549A (ja) 2008-07-15 2008-07-15 ラックマウントサーバ冷却方式

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008183351A JP2010026549A (ja) 2008-07-15 2008-07-15 ラックマウントサーバ冷却方式

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2010026549A true JP2010026549A (ja) 2010-02-04

Family

ID=41732362

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008183351A Pending JP2010026549A (ja) 2008-07-15 2008-07-15 ラックマウントサーバ冷却方式

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2010026549A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9148981B2 (en) Apparatus and method for facilitating cooling of an electronics rack
US7286345B2 (en) Rack-mounted air deflector
US7768780B2 (en) Flow-through cooling for computer systems
US7903407B2 (en) Cooling systems and electronic apparatus
US10271460B2 (en) Server system
US20080037209A1 (en) Computer chassis for two motherboards oriented one above the other
JP5597957B2 (ja) データセンター、冷却システムおよびit機器の冷却方法
JP2010170522A (ja) モジュラーデータセンタ及びそのエアの混合を制限するためのシステム
US9357679B2 (en) Electronic equipment cooling system with auxiliary cooling device
US20120100795A1 (en) Air-conditioning system
US8978741B2 (en) Device for reducing temperature variations in plenums
JP2009174726A (ja) 床吹き出しファンユニット
JP5974113B2 (ja) ヒートシャッタ装置
JP2010026549A (ja) ラックマウントサーバ冷却方式
JP2011040608A (ja) 電子機器収納用棚板、電子機器収納用棚板を備える収納ラック及び電子機器収納棚板に収納される電子機器
JP5541107B2 (ja) 空調システム
JP4300426B2 (ja) コンピュータ用ラック集合体
US10240803B2 (en) Airfoil frame for computer room air conditioning unit
JP2006032842A (ja) ラックの冷却装置、ラック、及びコンピュータシステム
JP5210256B2 (ja) 発熱機器収容ラックの吸排気構造及びデータセンタ
JP5939268B2 (ja) 機器の収容装置、及び、方法
JP5659373B2 (ja) 気流制御板
JP5608878B2 (ja) 電子機器および熱交換機が収納された収納ラック
JP2010153526A (ja) ラックマウントキャビネット及び電子機器搭載装置
JP2015207571A (ja) 電気機器収納用箱における排熱構造