JP2009174726A - 床吹き出しファンユニット - Google Patents
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Abstract
【課題】本発明が解決しようとする課題は、床吹き出しファンユニットにおいて、ラック前面の熱溜りを解消することである。
【解決手段】本発明は、前記課題を解決するために、計算機室の熱溜りが発生している場所に空調用グリル板を設置し、その空調用グリル板に床吹き出しファンユニットを取り付けるという手段を採用する。空調用グリル板と床吹き出しファンユニットは一体型ではない。使用するファンは薄型(厚さ65mm以下)で一つの床吹き出しファンユニットに複数台のファンを有し風量確保する。ファンは交流または直流で動く物を使用する。温度センサからの信号を受け取り風量調節も可能である。
【選択図】図2
【解決手段】本発明は、前記課題を解決するために、計算機室の熱溜りが発生している場所に空調用グリル板を設置し、その空調用グリル板に床吹き出しファンユニットを取り付けるという手段を採用する。空調用グリル板と床吹き出しファンユニットは一体型ではない。使用するファンは薄型(厚さ65mm以下)で一つの床吹き出しファンユニットに複数台のファンを有し風量確保する。ファンは交流または直流で動く物を使用する。温度センサからの信号を受け取り風量調節も可能である。
【選択図】図2
Description
本発明は計算機室の空調システム技術に関する。
現在、計算機室の空調用グリル板に取り付け可能な薄型の床吹き出しファンユニットはない。
従来、フリーアクセスを使用した二重床の計算機室に設置される計算機は大型計算機が主流であったが近年はサーバが主流となった。大型計算機は空調機からの冷気を直接床下から取り込む方式を採用しており、安定した温度の風を吸い込む事ができた。一方、サーバはラックへ搭載し、ラック前面から床上の空気を吸い込む。空調機とラック間の距離が遠い場合、ラック前面に空調用グリル板を配置しても、空調機からの風が届かず空調用グリル板から床上に風が出てこない。この為、ラック後面から排気される高温の風がラック前面に周り込んでラック前面の空気の温度が高くなる。この高温の空気を以後、熱溜りと呼ぶ。ラックは前面から風を吸い込む為、ラック前面に熱溜りがある場合は、ラック内に搭載されたサーバは温度異常等の障害を発する。
本発明が解決しようとする課題は、ラック前面の熱溜りを解消することである(図1参照)。
本発明は、前記課題を解決するために、計算機室の熱溜りが発生している場所に空調用グリル板を設置し、その空調用グリル板に床吹き出しファンユニットを取り付けるという手段をとる。
本発明は、前記手段を適用する事で、計算機室の熱溜りを解消できるという効果がある。
以下、図面に従って本発明に係る床吹き出しファンユニットについて説明する。
図1に床吹き出しファンユニット14を適用する前の例を示す。図1は、フリーアクセス11を有した計算機室10の例を示している。空調機19とサーバラック12の距離が遠い為、サーバラック12の前面に空調用グリル板13を設置しても空調機19からの風が届かず、空調用グリル板13から床上に冷風が出てこない。この為、サーバラック12の後面から排出された高温の風がサーバラック12の前面に周り込みサーバラック12の前面の空気温度が高くなる。この高温の空気を以後、熱溜りと呼ぶ。サーバラック12は前面から風を吸い込む為、サーバラック12の前面に熱溜りがある場合、サーバラック12は、温度異常などの障害を発するという問題がある。本発明の課題は、このサーバラック12の前面の熱溜りを解消することである。
図2に床吹き出しファンユニット14の実施例を示す。図2は、フリーアクセス11を有した計算機室10の例を示している。サーバラック12の後面から排出された暖気は、熱溜りとなって計算機室10に存在する。サーバラック12の前面には熱溜りがあってはならない為、サーバラック12の前面に空調用グリル板13を設置し、さらにその空調用グリル板13に床吹き出しファンユニット14を取り付け、床下の冷気をサーバラック12の前面に供給し、熱溜りを解消する。また、床吹き出しファンユニット14のサーミスタ(温度センサ)21をサーバラック12の前面に設置することで、サーミスタ(温度センサ)21で検出された温度に応じて床吹き出しファンユニット14のファン回転数を制御し、空調用グリル板13から出てくる風量を調整することが可能である。
図3に床吹き出しファンユニット14の空調用グリル板13への取り付け例を示す。床吹き出しファンユニット14に設けた空調用グリル板固定用ビス穴15を利用して空調用グリル板13に固定する。
図4に床吹き出しファンユニット14の構成例を示す。床吹き出しファンユニット14は、空調用グリル板固定用ビス穴15、ベースプレート16、ファン17、電源18、ファン回転数制御機構20で構成される。ファン17は交流または直流電源で動作する物を採用する。ファン17の数は複数台。ファン17の厚さは65mm以下。ベースプレート16の大きさは、450〜600mm×450〜600mmである。
図5にファン回転数制御機構20の構成例を示す。ファン回転数制御機構20は、ファン17、電源18、サーミスタ(温度センサ)21、可変抵抗22で構成される。
図6にファン回転数制御機構20の回転数制御例を示す。図5に示した可変抵抗22の抵抗値を任意に変えることでファン17が低速回転する下限温度(TL)と高速回転する上限温度(TH)を設定できる。また、下限温度(TL)と上限温度(TH)の間のファン回転数は、可変速領域である。
本発明の床吹き出しファンユニットは、計算機室やデータセンタ、その他各方面の建築施設で使用できる。
10…計算機室、11…フリーアクセス、12…サーバラック、13…空調用グリル板、14…床吹き出しファンユニット、15…空調用グリル板固定用ビス穴、16…ベースプレート、17…ファン、18…電源、19…空調機、20…ファン回転数制御機構、21…サーミスタ(温度センサ)、22…可変抵抗。
Claims (10)
- 計算機室で使用する空調用グリル板に付加して使用され、前記空調用グリル板とは別物であり一体型ではなく、前記空調用グリル板に取り付け可能としたことを特徴とする床吹き出しファンユニット。
- フリーアクセスを使用した二重床内の狭い空間(高さ300mm〜500mm)に設置し、ファンは薄型(厚さ65mm以下)の物を使用することを特徴とする床吹き出しファンユニット。
- ファンは薄型ファン(厚さ65mm以下)を使用し、ファン単体風量が少なく、複数台のファンを一つのユニットとして使用することを特徴とする床吹き出しファンユニット。
- ファンは交流または直流で動く物を使用することを特徴とする床吹き出しファンユニット。
- 温度センサを有していることを特徴とする床吹き出しファンユニット。
- 温度センサで採取した温度によりファン回転数が制御できるファン回転数制御機構を有していることを特徴とする床吹き出しファンユニット。
- ファン回転数制御機構には可変抵抗を採用し、ファンが低速回転する下限温度と高速回転する上限温度を設定できることを特徴とする床吹き出しファンユニット。
- 請求項5に記した温度センサは、サーバに内蔵している温度センサで代替する、具体的には、サーバに内蔵している温度センサでサーバの入気温度を検知し、それを外部信号としてファン回転数制御機構に渡し、ファン回転数制御機構は、サーバからの信号を受け取ることを特徴とする床吹き出しファンユニット。
- 請求項5および8に記した温度センサからファン回転数制御機構への通信手段は、有線だけではなく無線通信も可能であることを特徴とする床吹き出しファンユニット。
- ファン回転数制御機構は、複数の床吹き出しファンユニットを管理、制御できる管理装置からファン回転数信号を受け取る、具体的には、請求項5および8に記した温度センサにて採取したデータを管理装置にデータ転送し、管理装置でそれぞれの床吹き出しファンユニットで必要なファン回転数を計算し、それぞれの床吹き出しファンユニットのファン回転数制御機構には、管理装置から該当する計算結果の信号を有線または無線通信で与え、ファン回転数制御機構は、管理装置から有線または無線信号を受け取ることを特徴とする床吹き出しファンユニット。
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JP2008011052A JP2009174726A (ja) | 2008-01-22 | 2008-01-22 | 床吹き出しファンユニット |
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JP2009174726A true JP2009174726A (ja) | 2009-08-06 |
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ID=41030006
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2008
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