JP2010025238A - 自在継手およびこれを用いた車両用操舵装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】剛性や回転時の抵抗トルク等の性能のばらつきが少ない自在継手を提供する。
【解決手段】自在継手のヨーク20のタブ23に形成された軸受保持孔25に、十字軸のトラニオンを支持するための軸受が圧入される。軸受保持孔25の内周25aに、軸受保持孔25の軸方向に沿って延びる突条としてのセレーション33を形成する。軸受保持孔25の内周25aは、タブ23の延びる方向W1に対向する第1および第2の領域41,42を含む。相対的にタブの先端231側に配置された第1の領域41におけるセレーション33の高さh1を、第2の領域42におけるセレーション33の高さh2よりも高くした。
【選択図】図4
【解決手段】自在継手のヨーク20のタブ23に形成された軸受保持孔25に、十字軸のトラニオンを支持するための軸受が圧入される。軸受保持孔25の内周25aに、軸受保持孔25の軸方向に沿って延びる突条としてのセレーション33を形成する。軸受保持孔25の内周25aは、タブ23の延びる方向W1に対向する第1および第2の領域41,42を含む。相対的にタブの先端231側に配置された第1の領域41におけるセレーション33の高さh1を、第2の領域42におけるセレーション33の高さh2よりも高くした。
【選択図】図4
Description
本発明は十字軸を用いた自在継手およびこれを用いた車両用操舵装置に関する。
十字軸の各トラニオンを、ヨークの対応する軸受保持孔に嵌合された軸受カップによって、針状ころを介して支持した自在継手が提案されている(例えば特許文献1)。特許文献1では、軸受カップの外周にセレーション加工を施している。
また、内外周に軸方向に延びる突起を設けた樹脂製軸受カップによって、十字軸の各トラニオンを、針状ころを介さないで直接支持した自在継手が提案されている(例えば特許文献2を参照)。
また、内外周に軸方向に延びる突起を設けた樹脂製軸受カップによって、十字軸の各トラニオンを、針状ころを介さないで直接支持した自在継手が提案されている(例えば特許文献2を参照)。
また、ボルトにより締結される成形ベアリングとヨークとの合わせ面に、セレーションを施した自在継手が提案されている(例えば特許文献3を参照)。
特開2001−227544号公報
特開2004−68871号公報
実開昭61−4022号公報
外周に軸方向の突起を設けた軸受カップを軸受保持孔に圧入する場合、軸受カップの変形が比較的少ないという利点がある。しかし、単に軸方向の突起を設けただけでは、軸受カップの真円度のばらつきを解消することはできない。軸受カップの真円度がばらつくと、トラニオンと針状ころとの間のラジアル隙間がばらつく。このため、自在継手の剛性や回転時の抵抗トルクがばらつく等、自在継手の性能のばらつきが大きくなるという問題がある。
一方、このような自在継手を用いてステアリングホイールの操舵力を伝達する車両用操舵装置では、操舵フィーリングが悪くなるという問題がある。
本発明は上記課題に鑑みてなされたものであり、性能のばらつきの少ない自在継手およびこれを用いた車両用操舵装置を提供することを目的とする。
本発明は上記課題に鑑みてなされたものであり、性能のばらつきの少ない自在継手およびこれを用いた車両用操舵装置を提供することを目的とする。
本願発明者は鋭意研究の結果、軸受保持孔に外輪カップを圧入したときの、外輪カップの変形量が、軸受保持孔の内周の周方向位置に応じて一定の傾向で異なるという知見を得た。
本発明は、上記知見に基づいてなされたものであり、それぞれ一対のタブ(23)を有してU字状をなす一対のヨーク(20,21)と、各タブ(23)に設けられた軸受保持孔(25)に圧入された外輪カップ(28)と、各外輪カップの内周(28a)と十字軸の対応するトラニオン(24)との間に介在する針状ころ(27)とを備え、上記軸受保持孔の内周(25a)に、所定の方向(X1,Y1,Z1)に沿って延びる突条(33,34,35)が形成され、上記軸受保持孔の内周は、タブの延びる方向(W1)に対向する第1および第2の領域(41,42)を含み、上記第1の領域は相対的にタブの先端(231)側に配置されるとともに、上記第2の領域は相対的にタブの基端(232)側に配置され、上記第1の領域における突条の高さ(h1)が、第2の領域における突条の高さ(h2)よりも高くされていることを特徴とする自在継手(4,6)を提供する。
本発明は、上記知見に基づいてなされたものであり、それぞれ一対のタブ(23)を有してU字状をなす一対のヨーク(20,21)と、各タブ(23)に設けられた軸受保持孔(25)に圧入された外輪カップ(28)と、各外輪カップの内周(28a)と十字軸の対応するトラニオン(24)との間に介在する針状ころ(27)とを備え、上記軸受保持孔の内周(25a)に、所定の方向(X1,Y1,Z1)に沿って延びる突条(33,34,35)が形成され、上記軸受保持孔の内周は、タブの延びる方向(W1)に対向する第1および第2の領域(41,42)を含み、上記第1の領域は相対的にタブの先端(231)側に配置されるとともに、上記第2の領域は相対的にタブの基端(232)側に配置され、上記第1の領域における突条の高さ(h1)が、第2の領域における突条の高さ(h2)よりも高くされていることを特徴とする自在継手(4,6)を提供する。
本発明によれば、タブの先端側である第1の領域における突条の高さを相対的に高くしたので、外輪カップが圧入された軸受保持孔の内周の真円度を高くすることができる。すなわち、外輪カップが圧入されたときの変形量が大きくなる傾向にある、タブの先端側の部分に対応して、軸受保持孔の内周の突起の高さを相対的に高くすることにより、変形代を十分に確保することができ、これにより、軸受保持孔の内周の真円度を高くすることができる。その結果、剛性や抵抗トルク等の性能のばらつきを少なくすることができる。
ここで、上記所定の方向とは、軸受保持孔の軸方向(X1)、軸受保持孔の周方向(Y1)、並びに上記軸方向および上記周方向の双方に対して傾斜する方向(Z1)の、3つの方向の少なくとも1つを含んでいればよい。例えば、突条としては、上記軸受保持孔の軸方向に延びるセレーション(33)を用いてもよいし、また、上記傾斜する方向に沿って延びる螺旋状のねじ山(34)を用いてもよいし、また、上記軸方向および上記周方向の何れか一方に沿って延びる並目のローレット(35)を用いてもよいし、上記傾斜する方向に沿って延びる文目のローレットを用いてもよい。
また、上記軸受保持孔の内周は、タブの延びる方向とは直交する方向(V1)に対向する第3および第4の領域(43,44)を含み、上記第3および第4の領域における突条の高さ(h3,h4)が互いに等しくされ、上記第3および第4の領域における突条の高さが、上記第1の領域における突条の高さよりも低く、且つ上記第2の領域における突条の高さよりも高くされている場合がある。この場合、第1および第2の領域でそれぞれ要求される変形代の中間の変形代が要求される第3および第4の領域における、突条の高さとして、第1の領域で突条の高さと第2の領域での突条の高さの中間の高さを採用することで、上記真円度の向上に一層寄与することができる。
上記自在継手を用いて、操舵部材(2)の操舵力を伝達する車両用操舵装置(1)であれば、操舵フィーリングを向上させることができる。
なお、上記において、括弧内の英数字は、後述する実施形態における対応構成要素の参照符号を表すものであるが、これらの参照符号により特許請求の範囲を限定する趣旨ではない。
なお、上記において、括弧内の英数字は、後述する実施形態における対応構成要素の参照符号を表すものであるが、これらの参照符号により特許請求の範囲を限定する趣旨ではない。
本発明の好ましい実施の形態の添付図面を参照しつつ説明する。
図1は本発明の一実施の形態の自在継手4,6が適用される自動車の車両用操舵装置1の模式図である。図1を参照して、車両用操舵装置1は、一端3aがステアリングホイール等の操舵部材2に連結されたステアリングシャフト3と、一端5aがステアリングシャフト3の他端3bに本実施の形態の自在継手4を介して連結された中間シャフト5とを備えている。また、車両用操舵装置1は、中間シャフト5の他端5bに本実施の形態の自在継手6を介して連結されたピニオンシャフト7と、ピニオンシャフト7の端部近傍に設けられたピニオン7aに噛み合うラック歯8aを有して車幅方向(左右方向)に延びる転舵軸としてのラックバー8とを備えている。
図1は本発明の一実施の形態の自在継手4,6が適用される自動車の車両用操舵装置1の模式図である。図1を参照して、車両用操舵装置1は、一端3aがステアリングホイール等の操舵部材2に連結されたステアリングシャフト3と、一端5aがステアリングシャフト3の他端3bに本実施の形態の自在継手4を介して連結された中間シャフト5とを備えている。また、車両用操舵装置1は、中間シャフト5の他端5bに本実施の形態の自在継手6を介して連結されたピニオンシャフト7と、ピニオンシャフト7の端部近傍に設けられたピニオン7aに噛み合うラック歯8aを有して車幅方向(左右方向)に延びる転舵軸としてのラックバー8とを備えている。
ピニオンシャフト7およびラックバー8によりラックアンドピニオン機構からなる転舵機構Aが構成されている。ラックバー8は車体に固定されるハウジング9内に図示しない複数の軸受を介して直線往復動自在に支持されている。ラックバー8の両端部はハウジング9の両側へ突出し、各端部にはそれぞれタイロッド10が結合されている。各タイロッド10は対応するナックルアーム(図示せず)を介して対応する操向輪11に連結されている。
操舵部材2が操作されてステアリングシャフト3が回転されると、この回転がピニオン7aおよびラック歯8aによって、自動車の左右方向に沿ってのラックバー8の直線運動に変換される。これにより、操向輪11の転舵が達成される。
図2を参照して、自在継手4は、ステアリングシャフト3の他端3bに設けられたヨーク20(図では一方のみを示す)と、中間シャフト5の一端5aに設けられたヨーク21と、両ヨーク20,21間を連結する十字軸22とを備える。
図2を参照して、自在継手4は、ステアリングシャフト3の他端3bに設けられたヨーク20(図では一方のみを示す)と、中間シャフト5の一端5aに設けられたヨーク21と、両ヨーク20,21間を連結する十字軸22とを備える。
同様に、自在継手6は、ピニオンシャフト7の端部に設けられたヨーク20と、中間シャフト5の他端5bに設けられたヨーク21(図では一方のみを示す)と、両ヨーク20,21間を連結する十字軸22とを備える。
各ヨーク20,21はU字状をなし、それぞれ一対のタブ23を有している。一対のタブ23は、板状をなし互いに平行である。ヨーク20,21はプレス成形を用いて形成されている。
各ヨーク20,21はU字状をなし、それぞれ一対のタブ23を有している。一対のタブ23は、板状をなし互いに平行である。ヨーク20,21はプレス成形を用いて形成されている。
自在継手4,6については同じ構成であるので、自在継手4に則して説明する。図3を参照して、各タブ23には、十字軸22の対応するトラニオン24のための軸受保持孔25が形成されている。軸受保持孔25に嵌合され保持された軸受26によって、十字軸22の対応するトラニオン24が回転可能に支持されている。
軸受26はトラニオン24の周囲に環状に並べて配列された複数の針状ころ27と、これらの針状ころ27を保持すると共に軸受保持孔25に嵌合され固定された有底円筒状の外輪カップ28とを含む。外輪カップ28の内周28aとトラニオン24の外周との間に複数の針状ころ27が介在している。外輪カップ28の開口側端縁には、内向きの環状フランジ29が形成されている。
軸受26はトラニオン24の周囲に環状に並べて配列された複数の針状ころ27と、これらの針状ころ27を保持すると共に軸受保持孔25に嵌合され固定された有底円筒状の外輪カップ28とを含む。外輪カップ28の内周28aとトラニオン24の外周との間に複数の針状ころ27が介在している。外輪カップ28の開口側端縁には、内向きの環状フランジ29が形成されている。
各タブ23は、当該タブ23の延びる方向W1に関しての先端231と、ヨーク20のU字状の底に連なる基端232とを有しており、上記軸受保持孔25は先端231に近接して設けられている。
図4に示すように、タブ23において、当該タブ23の延びる方向W1に関して、軸受保持孔25の中心軸線C1よりも先端231側にある半部30は、半円筒状とされている。また、上記半部30の板厚t1が、残りの半部31の板厚t2よりも薄くされている(t1<t2)。そのために、一対のタブ23の対向面23aに凹部32が形成されている。
図4に示すように、タブ23において、当該タブ23の延びる方向W1に関して、軸受保持孔25の中心軸線C1よりも先端231側にある半部30は、半円筒状とされている。また、上記半部30の板厚t1が、残りの半部31の板厚t2よりも薄くされている(t1<t2)。そのために、一対のタブ23の対向面23aに凹部32が形成されている。
軸受保持孔25の内周25aに、軸受保持孔25の所定の方向としての軸方向X1に延びる、突条としてのセレーション33が形成されている。本実施の形態の特徴とするところは、セレーション33の高さを場所によって変えている点にある。
具体的には、軸受保持孔25の内周25aは、タブ23の延びる方向W1に対向する第1および第2の領域41,42を含んでいる。第1の領域41が、相対的にタブ23の先端231側に配置されるとともに、第2の領域42が、相対的にタブ23の基端232側に配置されている。
具体的には、軸受保持孔25の内周25aは、タブ23の延びる方向W1に対向する第1および第2の領域41,42を含んでいる。第1の領域41が、相対的にタブ23の先端231側に配置されるとともに、第2の領域42が、相対的にタブ23の基端232側に配置されている。
また、軸受保持孔25の内周25aは、タブ23の延びる方向W1とは直交する方向V1に対向する第3および第4の領域43,44を含んでいる。
第1の領域41におけるセレーション33の高さをh1とし、第2の領域42におけるセレーション33の高さをh2とし、第3の領域43におけるセレーション33の高さをh3とし、第4の領域43におけるセレーション33の高さをh4としたときに、下記の関係がある。
第1の領域41におけるセレーション33の高さをh1とし、第2の領域42におけるセレーション33の高さをh2とし、第3の領域43におけるセレーション33の高さをh3とし、第4の領域43におけるセレーション33の高さをh4としたときに、下記の関係がある。
すなわち、第1の領域41におけるセレーション33の高さはh1が、第2の領域42におけるセレーション33の高さh2よりも高くされている(h1>h2)。
また、第3の領域におけるセレーション33の高さh3と、第4の領域44におけるセレーション33の高さh4とが、互いに等しくされている(h3=h4)。
また、第3および第4の領域43,44におけるセレーション33の高さh3,h4が、第1の領域41におけるセレーション33の高さh1よりも低く、且つ第2の領域42におけるセレーション33の高さh2よりも高くされている(h1>h3=h4>h2)。
また、第3の領域におけるセレーション33の高さh3と、第4の領域44におけるセレーション33の高さh4とが、互いに等しくされている(h3=h4)。
また、第3および第4の領域43,44におけるセレーション33の高さh3,h4が、第1の領域41におけるセレーション33の高さh1よりも低く、且つ第2の領域42におけるセレーション33の高さh2よりも高くされている(h1>h3=h4>h2)。
本実施の形態によれば、タブ23の先端231側である第1の領域41におけるセレーション33の高さh1を相対的に高くしたので、外輪カップ28が圧入された軸受保持孔25の内周25aの真円度を高くすることができる。
すなわち、外輪カップ28が圧入されたときの変形量が大きくなる傾向にある、タブ23の先端231側の部分に対応して、軸受保持孔25の内周25aの第1の領域41におけるセレーション33の高さh1を相対的に高くすることにより、第1の領域41における変形代を十分に確保することができ、これにより、軸受保持孔25の内周25aの真円度を高くすることができる。その結果、剛性や抵抗トルク等の性能のばらつきの少ない自在継手4,6を実現することができる。
すなわち、外輪カップ28が圧入されたときの変形量が大きくなる傾向にある、タブ23の先端231側の部分に対応して、軸受保持孔25の内周25aの第1の領域41におけるセレーション33の高さh1を相対的に高くすることにより、第1の領域41における変形代を十分に確保することができ、これにより、軸受保持孔25の内周25aの真円度を高くすることができる。その結果、剛性や抵抗トルク等の性能のばらつきの少ない自在継手4,6を実現することができる。
また、第1および第2の領域でそれぞれ要求される変形代の中間の変形代が要求される第3および第4の領域における、セレーション33の高さh3,h4として、第1の領域41での高さh1と第2の領域42での高さh2の中間の高さを採用したので、上記真円度の向上に一層寄与することができる。
ここで、軸受保持孔25の内周25aに形成する突条として、軸受保持孔25の軸方向X1に延びるセレーション33に変えて、図5および図6に示すような螺旋状のねじ山34を用いてもよい。この場合、突条としてのねじ山34は、軸受保持孔25の軸方向X1および周方向Y1の双方に対して傾斜する方向Z1(所定の方向に相当)に沿って延びていることになる。
ここで、軸受保持孔25の内周25aに形成する突条として、軸受保持孔25の軸方向X1に延びるセレーション33に変えて、図5および図6に示すような螺旋状のねじ山34を用いてもよい。この場合、突条としてのねじ山34は、軸受保持孔25の軸方向X1および周方向Y1の双方に対して傾斜する方向Z1(所定の方向に相当)に沿って延びていることになる。
また、突条として、図7に示すように、軸受保持孔25の所定の方向としての周方向Y1に沿って延びる並目のローレット35を用いるようにしてもよい。ローレット35としては、図示していないが、軸受保持孔25の軸方向X1に沿って延びる並目のローレットであってもよいし、また、軸受保持孔25の軸方向X1および周方向Yの双方に対して傾斜する方向Z1に沿って延びる文目のローレットであってもよい。
本発明の自在継手は、車両用操舵装置に限らず、自動車の推進軸等、他の回転体における自在継手としても好適に適用される。
1…車両用操舵装置、2…操舵部材、3…ステアリングシャフト、4,6…自在継手、5…中間シャフト、7…ピニオンシャフト、8…ラックバー、11…操向輪、A…転舵機構、20,21…ヨーク、22…十字軸、23…タブ、W1…タブの延びる方向、V1…タブの延びる方向とは直交する方向、231…先端、232…基端、24…トラニオン、25…軸受保持孔、25a…内周、X1…軸方向(所定の方向)、Y1…周方向(所定の方向)、Z1…軸方向および周方向の双方に対して傾斜する方向(所定の方向)、26…軸受、27…針状ころ、28…外輪カップ、28a…内周、30,31…半部、32…凹部、33…セレーション(突条)、34…ねじ山(突条)、35…ローレット(突条)、41…第1の領域、42…第2の領域、43…第3の領域、44…第4の領域、h1,h2,h3,h4…高さ
Claims (3)
- それぞれ一対のタブを有してU字状をなす一対のヨークと、
各タブに設けられた軸受保持孔に圧入された外輪カップと、
各外輪カップの内周と十字軸の対応するトラニオンとの間に介在する針状ころとを備え、
上記軸受保持孔の内周に、所定の方向に沿って延びる突条が形成され、
上記軸受保持孔の内周は、タブの延びる方向に対向する第1および第2の領域を含み、 上記第1の領域は相対的にタブの先端側に配置されるとともに、上記第2の領域は相対的にタブの基端側に配置され、
上記第1の領域における突条の高さが、第2の領域における突条の高さよりも高くされていることを特徴とする自在継手。 - 請求項1において、上記軸受保持孔の内周は、タブの延びる方向とは直交する方向に対向する第3および第4の領域を含み、
上記第3および第4の領域における突条の高さが互いに等しくされ、
上記第3および第4の領域における突条の高さが、上記第1の領域における突条の高さよりも低く、且つ上記第2の領域における突条の高さよりも高くされていることを特徴とする自在継手。 - 請求項1または2記載の自在継手を用いて、操舵部材の操舵力を伝達することを特徴とする車両用操舵装置。
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Cited By (1)
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KR20180005889A (ko) * | 2016-07-07 | 2018-01-17 | 주식회사 만도 | 차량의 유니버설 조인트 |
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2008
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Cited By (2)
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