JP2010023149A - 立形旋盤における洗浄装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】テーブル上の搭載物の内側に堆積した切粉に切削液を噴出させて、その切粉を洗浄する。洗浄に使用するための切削液の圧力および流量を充分に確保することができ、しかも、装置を安価に構成する。
【解決手段】立形旋盤は、上端にワーク載置テーブル21を固定した垂直中空状主軸12を備えている。主軸12の軸線上に、切削液ホース41が主軸12の回転を自由とするように通されている。切削液ホース41の上端開口にノズル51が接続されている。
【選択図】図1

Description

この発明は、立形旋盤において、ワーク載置テーブルを洗浄するための洗浄装置に関する。
従来、この種の洗浄装置としては、上端にワーク載置テーブルを固定した垂直状主軸を備えている立形旋盤において、テーブルの周辺部に切削液ノズルが配置されているものが知られている。
立形旋盤、特に、大型の立形旋盤においては、テーブル上に大きな置爪・段取等の搭載物が設置される。
上記従来装置のように、回転しているテーブルに、その周辺部に配置されたノズルから切削液を噴出させて、テーブル上に堆積された切粉等を洗浄しようとしても、一部の切粉、特に、搭載物の内側に堆積した切粉を充分に洗浄することができなかった。このことは、ワーク交換時の清掃時間を増大させる一因となっていた。
他の洗浄装置としては、主軸の軸線上に切削液通路が主軸とともに回転させられるように設けられており、切削液通路の上端開口にノズルが接続されており、切削液通路の下端開口に、切削液外部配管が回転継手を介して接続されているものが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
この他の従来装置では、ノズルから搭載物の内側に堆積した切粉に切削液を噴出させて、その切粉を洗浄することが可能である。しかしながら、この他の従来装置では、回転継手を使用することが必須である。回転継手では、その構造上、切削液通路が絞られてしまうことが避けられない。そのため、切削液の吐出圧、流量を損失してしまう。さらに、回転継手は高いシール性を必要とする。そのため、細かいスラッジを含む切削液から回転軸受を保護するために、大がかりな装置が必要となり、装置のコストが高くつくという問題点もある。
特開昭64−20907号公報
この発明の目的は、テーブル上の搭載物の内側に堆積した切粉に切削液を噴出させて、その切粉を洗浄することが可能であり、洗浄に使用するための切削液の圧力および流量を充分に確保することができ、しかも、装置を安価に構成することのできる洗浄装置を提供することにある。
この発明による洗浄装置は、上端にワーク載置テーブルを固定した垂直状主軸を備えている立形旋盤において、主軸の軸線上に、通路形成部材が主軸の回転を自由とするように通されており、通路形成部材に、切削液通路が上下貫通状に形成されており、切削液通路の上端開口にノズルが接続されているものである。
この発明による洗浄装置では、主軸の回転にともなって通路形成部材が回転させられない。そのため、通路形成部材および切削液外部配管を、回転継手等を用いなくても、直接的に接続することが可能である。回転継手を用い無ければ、回転継手によって切削液の圧力および流量の低下を来す心配が無い。しかも、ノズルから搭載物の内側に堆積した切粉に切削液を噴出させて、その切粉を洗浄することが可能である。
さらに、切削液通路の下端開口に、切削液外部配管が直接的に接続されていることが好ましい。
また、通路形成部材の上端部に、主軸の半径方向にのびかつテーブル上面と相対させられたスクレーパブレードが固定されていると、テーブル上面に堆積させられた切粉をスクレーパブレードによって掻き取ることができる。
また、スレーパブレードに、ブラシがその先端部をテーブル上面と接触させるように設けられていると、ブラシによってスレーパブレードの掻き取り効率を高めることができる。
この発明によれば、テーブル上の搭載物の内側に堆積した切粉に切削液を噴出させて、その切粉を洗浄することが可能であり、洗浄に使用するための切削液の圧力および流量を充分に確保することができ、しかも、装置を安価に構成することのできる洗浄装置が提供される。
この発明の実施の形態を図面を参照しながらつぎに説明する。
図1を参照すると、大型立形旋盤は、主軸箱11に垂直中空状主軸12が上下貫通状に支持されている。主軸箱11の頂壁および底壁と、これらに貫通させられた、主軸12の対応か所との間には上軸受13および下軸受14がそれぞれ介在させられている。主軸箱11の底壁の、主軸12貫通か所には底蓋15が固定されている。
主軸12の上端面には水平状テーブル21が固定されている。テーブル21の中央部には、主軸12の中空部と連通させられた上下貫通状段付き連通孔22が形成されている。連通孔22の上端開口縁部には上蓋23が固定されている。テーブル21上面外周縁部の複数カ所にはチャック爪24が装備されている。チャック爪24にはワークWがチャッキングされている。
上蓋23には上下貫通状軸孔25が主軸12と同心状に形成されている。軸孔25には垂直状ホルダ軸26が挿入されている。
図2を参照すると、軸孔25周面およびホルダ軸26外面間にはオイルシール31および軸受32が上下に介在させられている。ホルダ軸26外面上端には、これと一体的に、円環状カバー33が軸孔25上端開口縁部上方に張出すように設けられている。ホルダ軸26の軸心には切削液通路34が形成されている。
切削液通路34の下端開口には、図示しない外部配管からのびてきた切削液ホース41が接続されている。切削液ホース41は、底蓋15から立上がらされた垂直筒状回り止め42によって取り囲まれている。回り止め42の下端部は、底蓋15に固定されている。回り止め42の上端部は、垂直ピン43によってホルダ軸26に連結されている。
切削液通路34の上端開口にはノズル51が接続されている。ノズル51は、主軸12の軸線の半径方向外側に向けられていて、チャック爪24に内側から臨ませられている。
カバー33の周方向の一部にはスクレーパブレード52が固定されている。スクレーパブレード52は、テーブル21の上面に相対させられて、主軸12の軸線の半径方向外向きにのびた板ないし棒よりなるアーム状のものである。スクレーパブレード52にはブラシ53がその先端部をテーブル21の上面と接触させるように設けられている。
主軸12およびテーブル21を回転させても、ホルダ軸26および切削液ホース41は、静止させられたままに保持される。切削液ホース41を通じてノズル51に切削液を供給すると、供給された切削液は、ノズル51から噴出させられる。噴出させられた切削液によってテーブル21およびその周辺部が洗浄される。これに加えて、テーブル21の上面に堆積させられた切粉等は、スクレーパブレード52およびブラシ53によって清掃される。
上記において、切削液ホース41を、鋼管等による非可撓性のものによって構成し、これを底蓋15に固定すれば、とくに、回り止め42のようなものは不要である。スクレーパブレード52およびブラシ53は、適宜、必要に応じて、設置すればよい。
この発明による洗浄装置の垂直縦断面図である。 図1の一部拡大断面図である。
符号の説明
12 主軸
21 テーブル
41 切削液ホース
51 ノズル

Claims (4)

  1. 上端にワーク載置テーブルを固定した垂直状主軸を備えている立形旋盤において、主軸の軸線上に、通路形成部材が主軸の回転を自由とするように通されており、通路形成部材に、切削液通路が上下貫通状に形成されており、切削液通路の上端開口にノズルが接続されている洗浄装置。
  2. 切削液通路の下端開口に、切削液外部配管が直接的に接続されている請求項1に記載の洗浄装置。
  3. 通路形成部材の上端部に、主軸の半径方向にのびかつテーブル上面と相対させられたスクレーパブレードが固定されている請求項1または2に記載の洗浄装置。
  4. スレーパブレードに、ブラシがその先端部をテーブル上面と接触させるように設けられている請求項3に記載の洗浄装置。
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