JP2010022348A

JP2010022348A - 植物用マット

Info

Publication number: JP2010022348A
Application number: JP2008209339A
Authority: JP
Inventors: Kenji Okuma; 健二大熊
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 2008-07-18
Filing date: 2008-07-18
Publication date: 2010-02-04

Abstract

【課題】農作業で苗を植え、樹木を植えた後の、無駄な作業を減らし、効率よく農作業が出来、苗、樹木の保温、保湿、除草用に効果がある木材チップ又は厚紙をプレス成形することで、布設した後に、撤去する事のない自然に帰る植物マットを提供する。
【解決手段】マットの素材を木材チップ又は厚紙を用いて地表に馴染む様に波紋状の波型断面で、柔軟な５〜１０ｍｍの厚みのマット状にプレス成形し、肥料、或いは薬剤等の成分を含有させ、苗、植物の根元に布設する、布設した植物マットは苗、樹木の保温、保湿、除草用に効果があり、マットは自然に腐敗し撤去の必要がないことを特徴とする植物用マット。
【選択図】図１

Description

本発明は、農作業で苗、樹木等を植えた後に敷く園芸用、植物用マットに関する。

従来は、農作業で苗を植える場合、通常は黒いフイルムを畝の上に敷いた後、植苗等を行っているが、後の作業が著しく制約を受ける。又、フイルムの撤去破棄処分が必要であった。次のような特許公開、実用新案が登録されている。
特開２００３−９６５３号公報

本発明は、従来の問題点に着目して、作業が制約を受けない方法と、フイルムの撤去処分が必要でない方法を考慮して、肉厚５〜１０ｍｍのマット状の木材チップ板を大きさ５０×７０ｍｍ位で、作業がし易いような大きさに設定して、畝の上に敷き結め、そのマット状の木材チップ板が布設後は腐敗して撤去の必要がなく、連続使用も可能な木材チップ板の植物用マットを実現するのを目的とする。

本発明は、適厚のマット状の木材チップ板を苗、樹木等を植え、作業が終わった後に根元に被せることにより被せた後も追肥、給水等の作業が容易に可能であり、乾燥防止、保温などフイルム、敷藁等と同等の効果があり、又、撤去の必要がなく、廃材利用等ＣＯ２削減の効果が期待できる。

本発明は、マットの素材は木材チップを用いて、地表に馴染む様柔軟にプレス成形し中央の穴を中心に波紋状又は渦巻状の波型断面をした構造とする。成形したマットに肥料或いは、薬剤等の成分を含ませ根元に布設する。以上により苗及び成木にも有効であり、布設後は腐敗するので撤去の必要がなく、連続使用も可能である。

上述したように植物用マットは、農作業で苗を植え、樹木を植えた後の、無駄な作業を減らし、効率よく農作業ができ、苗、樹木の保温、保湿、除草用に効果がある。木材チップを５〜１０ｍｍの厚さにプレス成形することで、布設した後に、撤去する事のない自然に帰る効果がある。

以下、本発明の実施の形態を説明する。
本発明は苗、植物用マット１の素材は木材チップを用い成形して木材チップ板２を設け、地表に馴染む様柔軟にプレス成形し中心に穴３を設け、その木材チップ板２を波紋状の波型断面４にし、穴３の中心部から外側或いは渦巻状に切込み５を設ける、植物用マット１に肥料或いは、薬剤等の成分を含ませ苗、植物の根元に布設する。以上により苗及び成木の保温、保湿、除草用にも有効であり、布設後は腐敗するので撤去の必要がなく、連続使用も可能である。

本発明の斜視図である。本発明の平面図である。本発明のうず巻状の平面図である。本発明の図２の断面図である。本発明の図３の拡大断面図である。本発明の樹木に使用したうず巻状切込み図である。本発明の樹木に実施した図である。

符号の説明

１苗、植物用マット
２木材チップ板
３穴
４波型
５切込み

Claims

マットの素材を木材チップ又は厚紙を用いて地表に馴染む様に波紋状の波型断面で、柔軟な５〜１０ｍｍの厚みのマット状にプレス成形した植物用マット。
木材チップ又はあつい紙を素材としたマットで肥料、薬剤を含ませ苗、樹木の根元に布設し、苗、樹木の保温、保湿、除草用に有効な請求項１記載の植物用マット。
木材チップ又は厚紙を素材としたマットで、布設後は自然に腐敗して撤去の必要のない請求項１〜２の内の１項に記載の植物用マット。
木材チップ又は厚紙を素材として成形し、植木鉢、園芸用品、根巻用補強材として利用できる請求項１〜３の内の１項に記載の植物用マット。