JP2010020116A - 光通信モジュール - Google Patents

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Abstract

【課題】接着樹脂の光路溝への侵入による不具合を回避可能な光通信モジュールを提供すること。光路に対する受光素子の位置決め精度の向上を図ること。
【解決手段】本発明に係る光通信モジュールは、半導体基板と;接着樹脂によって前記半導体基板上に搭載され、受信した光(受信光)を電気信号に変換する受光素子とを備えている。前記半導体基板には、前記受光素子に導かれる受信光が通過する光路溝が形成されている。前記受光素子の底部には、前記光路溝内に配置される嵌合部が形成されている。
【選択図】図18

Description

本発明は、通信機器として用いられる光通信モジュールに関する。本発明は、特に、表面実装法を用いて基板上に送受信用の光学素子をまとめて搭載する光通信モジュールに関する。
FTTH (Fiber To The Home)を代表とする光通信ネットワークにおいては、一芯双方向の光通信方式が普及しつつある。一芯双方向の光通信方式では、局舎とユーザ間を1本の光ファイバでつなぎ、異なる波長を持つ2種類の光をそれぞれ送信信号、受信信号として双方向の通信を行なう。
この方式において使用される双方向光通信モジュールの例としては、特許文献1(特開平10−206678号公報)に示されるようなモジュールがある。特許文献1に記載のモジュールにおいては、送信部であるレーザモジュールと受信部であるフォトダイオードを別々にパッケージングする。そして、これらのモジュール(送信モジュール、受信モジュール)と、送信光及び受信光を分岐する波長分波器(波長フィルタ)とを一つにまとめてパッケージングする。これにより双方向通信が実現される。
特開平10−206678号公報
しかしながら、特許文献1に記載の方式においては、パッケージングされた送信モジュール及び、受信モジュールについて別々に調整(光軸調整など)する必要が有るため、製作コストが大きくなる。また、モジュール全体が大きくなり、小型化が難しいという問題があった。
これらの問題を解決する方法としては、特許文献2(特開2006−154535号公報)などに記載の一芯双方向光通信モジュールが提案されている。特許文献2等に記載のモジュールにおいては、送信部と受信部、及び波長フィルタをまとめて一つの基板に搭載している。これにより、光通信モジュールの小型化、低コスト化を実現している。
特開2006−154535号公報
図1は、特許文献2に開示された従来の一芯双方向光通信モジュールの構造を示す斜視図である。図2は、図1の側面A(受信側)及び側面B(送信側)から観察した様子を示す側面図である。図1及び図2において、支持基板であるシリコン基板100上には、実装時の素子との位置合わせに用いられるアライメントマーク109と、横方向から見た断面形状がV字形状となるV溝101,102が異方性エッチングにより形成されている。この基板100上に、送信用の光を放射するレーザチップ(LD)103、送信側レンズ104、受信側レンズ105、光信号を電気信号に変換する受光素子(PD)106、波長フィルタ108を搭載し、光通信モジュールを作製する。
次に、特許文献2に開示された光通信モジュールによる双方向通信の方法について説明する。図3は、図1に示す従来の光通信モジュールの光路を示す平面図である。図4は、図1に示す従来の光通信モジュールの光路を、受信側と送信側に分けて示す側面図である。図3及び図4に示すように、送信時においては、LD103から出射される送信光119は、直近のレンズ204によってコリメートされ、波長フィルタ108を介した後、ボールレンズ114によって光ファイバ112に集光される。
受信時においては、光ファイバ112から出射された受信光120がボールレンズ114によって回折された後、波長フィルタ108の反射膜によって90°屈折して受信側のレンズ105に達する。受信光120はレンズ105において回折した後、受光側のV溝102内を通過し、V溝102の終端面に形成された反射面(図示せず)で反射し、その上面に実装されたPD106の受光面に到達する。
上記の方式による双方向の通信では、ノイズの影響を避けるために一つの基板上に実装されるLD103とPD106はそれぞれ電気的、光学的に分離(絶縁)されている必要がある。
図5〜図7は、図1に示す従来の光通信モジュールの組み立て工程の一部を示す上面図及び側面図である。ここで、図5は接着樹脂を塗布する前の状態;図6は接着樹脂を塗布した状態;図7は接着樹脂の上に素子を搭載した状態を各々示す。
図5に示す状態から、まず、図6に示すように、基板100のV溝101,102の周辺に接着樹脂122を塗布する。次に、図7に示すように、PD106を押し付けた状態で熱による硬化を行い、接着する。
図8は、図1に示す従来の光通信モジュールの問題点を示すための説明図(側面図)である。図9は、図1に示す従来の光通信モジュールの問題点を示すための説明図(側面図・受信側光路)である。
上記のような従来の方式によると、図8に示すように、接着樹脂122の塗布時に接着樹脂122が過剰に塗布された場合や、素子の搭載時に接着樹脂122の上からPD106を押し付けることにより樹脂122が基板100上を移動した場合に問題が発生する。すなわち、接着樹脂122がV溝102に流れ込む現象が起こる。
図9に示すように、V溝102に流れ込んだ接着樹脂122はV溝102内部を埋める形で固定され、反射層121を覆うことになる。このため、光ファイバから届く受信光120の経路が接着樹脂122によって塞がれ、PD106の受光部に受信光が正常に到達できなくなり、受光エラーが発生する。
また、光通信モジュールにおいては受信光に対する受光素子(PD)の位置決めが重要であるにもかかわらず、図10に示すように、接着樹脂122上に搭載された受光素子(PD)106の位置がずれてしまう場合がある。
特許文献3(特開2000−183237号公報)には、プリント配線板に半導体チップを実装してなる半導体装置が開示され、接着用樹脂が半導体チップ周辺から広がることを防止することにより、より高密度な実装を可能とする構造が示されている。
特開2000−183237号公報
特許文献4(特開2001−194559号公報)には、突起を用いて光学素子と基板との位置あわせをする構造が開示されている。また、特許文献5(特開2002−14258号公報)には、光半導体素子キャリアの十字型突起を基板の十字型溝に嵌め込むことで位置合わせをする構造が開示されている。しかしながら、従来の構造においては受光素子と基板との位置決め精度の向上は期待できるが、最も重要な光路に対する受光素子の位置合わせについては何ら考慮されていない。
特開2001−194559号公報 特開2002−14258号公報
本発明は上記のような状況に鑑みてなされたものであり、接着樹脂の光路溝への侵入による不具合を回避可能な光通信モジュールを提供することを目的とする。
本発明の他の目的は、光路に対する受光素子の位置決め精度の向上を図り得る光通信モジュールを提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明の第1の態様に係る光通信モジュールは、半導体基板と;接着樹脂によって前記半導体基板上に搭載され、受信した光(受信光)を電気信号に変換する受光素子とを備えている。前記半導体基板には、前記受光素子に導かれる受信光が通過する光路溝が形成されている。前記受光素子の底部には、前記光路溝内に配置される嵌合部が形成されている。
上記のような構成の本発明によれば、接着樹脂の塗布位置がずれた場合や塗布量が過剰だった場合においても、受光素子の底部に形成された勘合部によって光路溝への接着樹脂の侵入を防ぐことができる。これにより、光路溝内部において確実に光路を確保することが可能となる。
また、勘合部によって受光素子と光路溝とが精密に位置合わせされるため、受光素子と受信光(光路)との位置合わせ精度が向上することになる。
(第1実施例)
図11は、本発明の第1実施例に係る光通信モジュールの構造を示す斜視図である。図12は、図11の側面A(受信側)及び側面B(送信側)から観察した様子を示す側面図である。本実施例に係る光通信モジュールは、半導体基板200と;半導体基板200上に搭載され、送信用の光(送信光)を出力する発光素子203と;接着樹脂222によって半導体基板200上に搭載され、受信した光(受信光)を電気信号に変換する受光素子206と;受光素子206に導かれる受信光と発光素子203から出力される送信光とを分岐する波長フィルタ(波長分波器)208とを備えている。半導体基板200には、受光素子206に導かれる受信光が通過する光路溝202が形成されている。
半導体基板200は、ダイシングによる溝が形成されたシリコンウェハーからなる。発光素子203としては、レーザーダイオード(LD)を使用することができる。接着樹脂222としては、熱硬化性樹脂等を使用することができる。また、受光素子206としては、フォトダイオード(PD)を使用することができる。
半導体基板200上に形成された、複数のアライメントマーク209と、横方向から見た断面形状がV字形状となるV溝201,202は、異方性エッチングによって形成される。半導体基板200には、当該基板200上の位置を定める凹状の複数のアライメントマーク209が更に形成されている。
本実施例において、受光素子206は接着樹脂222によって半導体基板200上に直接搭載されているが、ガラス部材を介して搭載することもできる。この場合、1つの半導体基板200上に実装される発光素子203と受光素子206とが、電気的、光学的に分離(絶縁)される。
本実施例に係る光送受信モジュールは、更に、発光素子203から出力された送信光を回折する出力用シリコンレンズ204と、受光素子206に入射する受信光を回折する入力用シリコンレンズ205とを備えている。ここで、シリコンレンズ204,205は断面がV字状の光路溝201,202を基準に位置決めされる。受光素子206は、少なくとも底面の一部が光路溝202上に配置される。光路溝202には、入力用シリコンレンズ205によって回折された受信光220を受光素子206に導く反射部材(図示せず)が設けられている。
シリコンレンズ204、205は、角柱状の支持部に同じ厚さの円柱状のレンズ部を形成した構造となっている。そして、円柱状のレンズ部の外周が断面V字状の光路溝201、202の傾斜した内壁面に接することにより芯決めされる。
なお、シリコンレンズ204、205;波長フィルタ208;発光素子203;受光素子206;光路溝(V溝)201,202等の個々の基本的な構成については、特開2006−154535号公報に開示されたものを採用することができる。
次に、本実施例に係る光通信モジュールによる双方向通信の方法について説明する。図13は、図11に示す光通信モジュールの光路を示す平面図である。図14は、図11に示す光通信モジュールの光路を、受信側と送信側に分けて示す側面図である。図13及び図14に示すように、送信時においては、LD203から出射される送信光219は、直近のレンズ204によってコリメートされ、波長フィルタ208を介した後、ボールレンズ214によって光ファイバ212に集光される。
一方、受信時においては、光ファイバから出射された受信光220がボールレンズ214によって回折された後、波長フィルタ208の反射膜によって90°屈折して受信側のシリコンレンズ205に達する。受信光220はシリコンレンズ205において回折した後、受光側の光路溝202内を通過し、溝202の終端面に形成された反射面(図示せず)に達する。反射面で反射した光は、その上面に実装された受光素子206の受光面206aに到達する。
次に、本実施例に係る光通信モジュールの組み立て工程について説明する。図15〜図17は、図11に示す光通信モジュールの組み立て工程の一部を示す上面図及び側面図である。ここで、図15は接着樹脂を塗布する前の状態;図16は接着樹脂を塗布した状態;図17は接着樹脂の上に素子を搭載した状態を各々示す。先ず、個片化前の(ウエハ)状態の基板200上にレジストを塗布し、基板設計の図面を元に素子搭載のためのV溝パターン(201,202)、位置合わせ用のアライメントパターン(209)、フィルタ搭載面作製パターン248を露光形成する。次に、この基板200をウェットエッチングすることにより、素子搭載のためのV溝201,202、位置合わせ用のアライメントマーク209、フィルタ搭載面を形成する。この時、それぞれの溝の深さはエッチングの時間とパターンの幅によって決定され、パターン幅が狭いほど深さは小さくなる。
次に、素子搭載用のV溝201,202の断面を出すためにダイシングラインに沿ってダイシングを行う。その後、基板間を分離するためにダイシングラインに沿ってダイシングを行い、チップを個片化する。
チップを個片化した後、LD、シリコンレンズ、PD、波長フィルタを搭載する。各素子を搭載する順序については、基本的に高温での熱処理が必要なものから始めて低温の処理が必要な素子という順序にすることが好ましい。また、各素子の搭載位置については事前の光学設計によって設定される。
半導体基板200に形成される光路溝201,202及びアライメントマーク209は、周知のフォトリソグラフィー技術、異方性エッチングにより形成される。受信側の光路溝202の終端部には、反射膜が形成される。送信側の光路溝201の端部に電極パッドが形成され、さらにその上に発光素子203を接着するための半田膜が形成される。その後、半田膜の上に発光素子203を接着・搭載する。この時、発光素子203を表面実装機によりピックアップし、半導体基板200上に設置されたアライメントマーク209から発光素子203の搭載座標を画像認識により算出する。その後、発光素子203の中心座標を同じく画像認識により算出し、両座標が一致するように表面実装機により発光素子203の位置を調整する。半田膜を介した発光素子203と電極パッドとの接続に際しては、発光素子203を半田膜に対して圧着した後、規定の圧力・温度(約350〜400度)で熱処理を行う。
次に、発光素子203からの光をコリメートして出射するためのシリコンレンズ204を搭載する。シリコンレンズ204と半導体基板200の接着については接着樹脂222によって行う。まず、半導体基板200上のレンズを搭載する光路溝201の両端に所定量の接着樹脂222を塗布する。その後、発光素子203の時と同様に表面実装機によりシリコンレンズ204をピックアップし、基板200上のアライメントマーク209との間で画像認識を行い、搭載位置の調整を行った後、シリコンレンズ204を圧着し、約200度での熱処理を行い固定する。
次に、光ファイバから入射した光を受光素子206に導くシリコンレンズ205を搭載する。発光素子側のシリコンレンズ204と同様、半導体基板200との接着には接着樹脂222を用いる。シリコンレンズ205が搭載される光路溝202の両端に所定量の接着樹脂222を塗布した後、シリコンレンズ205をピックアップし、アライメントマーク209との間で画像認識を行って搭載位置を調整した後、シリコンレンズ205を圧着し、約200度での熱処理を行い固定する。
次に、受光素子206を基板200上に熱硬化性の樹脂222を用いて接着する。ここで、受光素子206の基板200上への搭載は、シリコンレンズ205の搭載の後、波長フィルタ208の搭載の前に行う。
次に、波長フィルタ208の搭載を行う。波長フィルタ208は、半導体基板200上に接着樹脂222により固定される。搭載の手順は、シリコンレンズ204,205及び受光素子206と同様である。即ち、搭載位置に樹脂222を塗布した後、アライメントマーク209とフィルタ208間で画像認識を行い、位置を調整した後、圧着して熱処理を行い固定する。上記のような工程を経て本実施例の一芯双方向光通信モジュールが作製される。
図18及び図19は、受光素子206の構造を示す断面図及び斜視図である。図20(A)、(B)は、図11に示す第1実施例に係る光通信モジュールの製造工程の一部(受光素子の搭載工程)を示す断面図である。図において、符号250は実装機コレットを示す。
本実施例に係る受光素子206は、例えば500×380×200ミクロンの大きさに成形される。受光素子206は、受信光を受信して電気信号に変換する受光部206aと、光路溝202の内部に勘合する勘合部206bを備えている。勘合部206bは、受光素子206の底部に形成され、光路溝202と同じ傾斜に成形されており、光路溝202の内側面と接するようになっている。
これによって、受光素子206が光路溝202に対して嵌め合わされ、接着樹脂などの不要な物質の侵入を防ぐようになっている。即ち、接着樹脂222の塗布量が過剰だった場合においても、受光素子206の下面に生じる隙間を埋めることが出来、押し込まれた樹脂222が光路溝202内に入り込むことを防ぐことが出来る。また、受光素子206が光路溝202に勘合する勘合部206bを備えているため、受光素子206が光路溝202に対して正確に位置決めされることになる。即ち、接着樹脂222による受光素子206の位置ずれに関しても、受光素子206の水平方向の位置ずれ及び回転角度の位置ずれについても抑制可能となる。
図21(A)、(B)、(C)及び図22(D)、(E)、(F)は、受光素子206の製造工程を示す断面図である。本実施例に係る受光素子206を成形するに際しては、まず、図21(A)に示すようなシリコンウェハー252を用意する。次に、図21(B)に示すように、シリコン基板252上に、例えばInP層254を蒸着し、受光部256を形成し、複数のフォトダイオードを一括で形成する。
次に、図21(C)に示すように、フォトダイオードを形成したシリコンウェハー252の裏面にレジスト258を塗布する。続いて、フォトリソグラフィーにより基板の切込みを入れる箇所に穴を空けたレジストパターン(258)を作成した後、図22(D)に示すように、異方性エッチング処理によりシリコンウエハ252の裏面に溝262を形成する。
次に、レジスト258を除去した後に、図22(E)に示すように、フォトダイオードの分割ラインに沿ってダイシング処理を行う。これによって、図22(F)に示すように、フォトダイオード206を個片化する。
図23(A)、(B)、(C)及び図24(D)、(E)は、受光素子206の他の方法による製造工程を示す。この例においては、まず、図23(A)に示すようなシリコンウェハー252を用意する。次に、図23(B)に示すように、シリコン基板252上に、例えばInP層254を蒸着し、受光部256を形成し、複数のフォトダイオードを一括で形成する。
次に、図23(C)に示すように、刃先を切り込み形状に合わせて凸型となっているダイシングソーを用い、切込みを形成したい箇所に沿ってチップが個片化されない程度の深さで浅くダイシング処理を行う。
次に、図24(D)に示すように、フォトダイオードの分割ラインに沿ってダイシング処理を行う。これによって、図24(E)に示すように、フォトダイオード206を個片化する。
(第2実施例)
図25は、本発明の第2実施例に係る光通信モジュールの構造を示す斜視図である。本実施例に係る光通信モジュールは、半導体基板300と;半導体基板300上に搭載され、送信用の光(送信光)を出力する発光素子303と;接着樹脂322によって半導体基板300上に搭載され、受信した光(受信光)を電気信号に変換する受光素子306と;受光素子306に導かれる受信光と発光素子303から出力される送信光とを分岐する波長フィルタ(波長分波器)308とを備えている。半導体基板300には、受光素子306に導かれる受信光が通過する光路溝302が形成されている。なお、本実施例と上述した第1実施例とでは受光素子の構造のみが異なり、他の構造及び動作については同一であるため、重複した説明は省略する。
半導体基板300は、ダイシングによる溝が形成されたシリコンウェハーからなる。発光素子303としては、レーザーダイオード(LD)を使用することができる。接着樹脂322としては、熱硬化性樹脂等を使用することができる。また、受光素子306としては、フォトダイオード(PD)を使用することができる。
半導体基板300上に形成された、複数のアライメントマーク309と、横方向から見た断面形状がV字形状となるV溝301,302は、異方性エッチングによって形成される。半導体基板300には、当該基板300上の位置を定める凹状の複数のアライメントマーク309が更に形成されている。
本実施例において、受光素子306は接着樹脂322によって半導体基板300上に直接搭載されているが、ガラス部材を介して搭載することもできる。この場合、1つの半導体基板300上に実装される発光素子303と受光素子306とが、電気的、光学的に分離(絶縁)される。
本実施例に係る光送受信モジュールは、更に、発光素子303から出力された送信光を回折する出力用シリコンレンズ304と、受光素子306に入射する受信光を回折する入力用シリコンレンズ305とを備えている。ここで、シリコンレンズ304,305は断面がV字状の光路溝301,302を基準に位置決めされる。受光素子306は、少なくとも底面の一部が光路溝302上に配置される。光路溝302には、入力用シリコンレンズ305によって回折された受信光を受光素子306に導く反射部材(図示せず)が設けられている。
シリコンレンズ304、305は、角柱状の支持部に同じ厚さの円柱状のレンズ部を形成した構造となっている。そして、円柱状のレンズ部の外周が断面V字状の光路溝301、302の傾斜した内壁面に接することにより芯決めされる。
なお、シリコンレンズ304、305;波長フィルタ308;発光素子303;受光素子306;光路溝(V溝)301,302等の個々の基本的な構成については、特開2006−154535号公報に開示されたものを採用することができる。
本実施例の光通信モジュールによる双方向通信の方法について説明する。従来と同様に送信時においては、LD303から出射される送信光は、直近のシリコンレンズ304によってコリメートされる。その後、波長フィルタ308を介してボールレンズに入射し、光ファイバに集光される。
一方、受信時においては、光ファイバから出射された受信光がボールレンズによって回折された後、波長フィルタ308の反射膜によって90°屈折して受信側のシリコンレンズ305に達する。受信光はシリコンレンズ305において回折した後、受光側の光路溝302内を通過し、溝302の終端面に形成された反射面(図示せず)に達する。反射面で反射した光は、その上面に実装された受光素子306の受光面306aに到達する。
次に、本実施例に係る光通信モジュールの組み立て工程について説明する。先ず、個片化前の(ウエハ)状態の基板300上にレジストを塗布し、基板設計の図面を元に素子搭載のためのV溝パターン(301,302)、位置合わせ用のアライメントパターン(309)、フィルタ搭載面作製パターンを露光形成する。次に、この基板300をウェットエッチングすることにより、素子搭載のためのV溝301,302、位置合わせ用のアライメントマーク309、フィルタ搭載面を形成する。この時、それぞれの溝の深さはエッチングの時間とパターンの幅によって決定され、パターン幅が狭いほど深さは小さくなる。
次に、素子搭載用のV溝301,302の断面を出すためにダイシングラインに沿ってダイシングを行う。その後、基板間を分離するためにダイシングラインに沿ってダイシングを行い、チップを個片化する。
チップを個片化した後、LD、シリコンレンズ、PD、波長フィルタを搭載する。各素子を搭載する順序については、基本的に高温での熱処理が必要なものから始めて低温の処理が必要な素子という順序にすることが好ましい。また、各素子の搭載位置については事前の光学設計によって設定される。
半導体基板300に形成される光路溝301,302及びアライメントマーク309は、周知のフォトリソグラフィー技術、異方性エッチングにより形成される。受信側の光路溝302の終端部には、反射膜が形成される。送信側の光路溝301の端部に電極パッドが形成され、さらにその上に発光素子303を接着するための半田膜が形成される。その後、半田膜の上に発光素子303を接着・搭載する。この時、発光素子303を表面実装機によりピックアップし、半導体基板300上に設置されたアライメントマーク309から発光素子303の搭載座標を画像認識により算出する。その後、発光素子303の中心座標を同じく画像認識により算出し、両座標が一致するように表面実装機により発光素子303の位置を調整する。半田膜を介した発光素子303と電極パッドとの接続に際しては、発光素子303を半田膜に対して圧着した後、規定の圧力・温度(約350〜400度)で熱処理を行う。
次に、発光素子303からの光をコリメートして出射するためのシリコンレンズ304を搭載する。シリコンレンズ304と半導体基板300の接着については接着樹脂322によって行う。まず、半導体基板300上のレンズを搭載する光路溝201の両端に所定量の接着樹脂322を塗布する。その後、発光素子303の時と同様に表面実装機によりシリコンレンズ304をピックアップし、基板300上のアライメントマーク309との間で画像認識を行い、搭載位置の調整を行った後、シリコンレンズ304を圧着し、約200度での熱処理を行い固定する。
次に、光ファイバから入射した光を受光素子306に導くシリコンレンズ305を搭載する。発光素子側のシリコンレンズ304と同様、半導体基板300との接着には接着樹脂322を用いる。シリコンレンズ305が搭載される光路溝302の両端に所定量の接着樹脂222を塗布した後、シリコンレンズ305をピックアップし、アライメントマーク309との間で画像認識を行って搭載位置を調整した後、シリコンレンズ205を圧着し、約200度での熱処理を行い固定する。
次に、受光素子306を基板300上に熱硬化性の樹脂322を用いて接着する。ここで、受光素子306の基板300上への搭載は、シリコンレンズ305の搭載の後、波長フィルタ308の搭載の前に行う。
次に、波長フィルタ308の搭載を行う。波長フィルタ308は、半導体基板300上に接着樹脂322により固定される。搭載の手順は、シリコンレンズ304,305及び受光素子306と同様である。即ち、搭載位置に樹脂322を塗布した後、アライメントマーク309とフィルタ308間で画像認識を行い、位置を調整した後、圧着して熱処理を行い固定する。上記のような工程を経て本実施例の一芯双方向光通信モジュールが作製される。
図26及び図27は、受光素子306の構造を示す断面図及び斜視図である。図28(A)、(B)は、図25に示す第2実施例に係る光通信モジュールの製造工程の一部(受光素子の搭載工程)を示す断面図である。図28において、符号350は実装機コレットを示す。
本実施例に係る受光素子306は、受信光を受信して電気信号に変換する受光部306aと、光路溝302の内部に勘合する勘合部360を備えている。勘合部360は、第1実施例とは異なり後述するように受光素子306の底部に蒸着層として形成され、光路溝302と同じ傾斜に成形されており、光路溝302の内側面と接するようになっている。
これによって、受光素子306が光路溝302に対して嵌め合わされ、接着樹脂などの不要な物質の侵入を防ぐようになっている。即ち、接着樹脂322の塗布量が過剰だった場合においても、受光素子306の下面に生じる隙間を埋めることが出来、押し込まれた樹脂322が光路溝302内に入り込むことを防ぐことが出来る。また、受光素子306が光路溝302に勘合する勘合部360を備えているため、受光素子306が光路溝302に対して正確に位置決めされることになる。即ち、接着樹脂322による受光素子306の位置ずれに関しても、受光素子306の水平方向の位置ずれ及び回転角度の位置ずれについても抑制可能となる。
図29(A)、(B)、(C)及び図30(D)、(E)、(F)は、受光素子306の製造工程を示す断面図である。本実施例に係る受光素子306を成形するに際しては、まず、図29(A)に示すように、シリコン基板352上に、例えばInP層354を蒸着し、受光部356を形成し、複数のフォトダイオードを一括で形成する。
次に、図29(B)に示すように、フォトダイオードを形成したシリコンウェハー352の裏面に膜厚20μmのSiO2層358を蒸着により形成する。次に、図29(C)に示すように、SiO2層358の裏面にレジスト359を塗布する。続いて、フォトリソグラフィーにより基板の切込みを入れる箇所に穴を空けたレジストパターンを作成した後、図30(D)に示すように、異方性エッチング処理によりシリコンウエハ352の裏面に溝362を形成する。
次に、レジスト359を除去した後に、図30(E)に示すように、フォトダイオードの分割ラインに沿ってダイシング処理を行う。これによって、図30(F)に示すように、フォトダイオード306を個片化する。
図31(A)、(B)、(C)及び図32(D)、(E)は、受光素子306の他の方法による製造工程を示す。この例においては、まず、図31(A)に示すように、シリコン基板352上に、例えばInP層354を蒸着し、受光部356を形成し、複数のフォトダイオードを一括で形成する。
次に、図31(B)に示すように、フォトダイオードを形成したシリコンウェハー352の裏面にSiO2層358を蒸着により形成する。次に、図31(C)に示すように、刃先を切り込み形状に合わせて凸型となっているダイシングソーを用い、切込みを形成したい箇所に沿ってチップが個片化されない程度の深さで浅くダイシング処理を行う。
次に、図32(D)に示すように、フォトダイオードの分割ラインに沿ってダイシング処理を行う。これによって、図32(E)に示すように、フォトダイオード306を個片化する。
図33(A)、(B)、(C)、(D)及び図34(E)、(F)、(G)は、受光素子306の更に他の方法による製造工程を示す。この例においては、まず、図33(A)に示すように、シリコン基板352上に、例えばInP層354を蒸着し、受光部356を形成し、複数のフォトダイオードを一括で形成する。
次に、図33(B)に示すように、フォトダイオードを形成したシリコンウェハー352の裏面にレジスト359を塗布する。次に、図33(C)に示すように、フォトリソグラフィーによりSiO2膜を形成したい箇所に穴を空けたパターンを作成する。その後、図33(D)に示すように、蒸着によりシリコン基板352の裏面にSiO2膜358を形成する。
次に、図34(E)に示すように、リフトオフ法により残ったレジスト359を除去する。続いて、図34(F)に示すようにフォトダイオードの分割ラインに沿ってダイシング処理を行い、図34(G)に示すフォトダイオード306を個片化する。
以上、本発明の実施例について説明したが、本発明はこれらの実施例に何ら限定されるものではなく、特許請求の範囲に示された技術的思想の範疇において変更可能なものである。上述した実施例においては、基板との接着は受光素子を直接基板上に搭載することで行っているが、他の素子について、例えば発光素子とのクロストークを抑制するために受光素子と基板間にガラス素子を挟んだ構成を採用した光集積素子についても、ガラスの下面に本発明の勘合部を形成することにより、同様の効果を得ることができる。
図1は、従来の光通信モジュールの構造を示す斜視図である。 図2は、図1の側面A(受信側)及び側面B(送信側)から観察した様子を示す側面図である。 図3は、図1に示す従来の光通信モジュールの光路を示す平面図である。 図4は、図1に示す従来の光通信モジュールの光路を、受信側と送信側に分けて示す側面図である。 図5は、図1に示す従来の光通信モジュールの組み立て工程の一部を示す上面図及び側面図であり、接着樹脂を塗布する前の状態を示す。 図6は、図1に示す従来の光通信モジュールの組み立て工程の一部を示す上面図及び側面図である。 図7は、図1に示す従来の光通信モジュールの組み立て工程の一部を示す上面図及び側面図であり、接着樹脂の上に素子を搭載した状態を示す。 図8は、図1に示す従来の光通信モジュールの問題点を示すための説明図(側面図)である。 図9は、図1に示す従来の光通信モジュールの問題点を示すための説明図(側面図・受信側光路)である。 図10は、図1に示す従来の光通信モジュールの問題点を示すための説明図(上面図・側面図)である。 図11は、本発明の第1実施例に係る光通信モジュールの構造を示す斜視図である。 図12は、図11の側面A(受信側)及び側面B(送信側)から観察した様子を示す側面図である。 図13は、図11に示す光通信モジュールの光路を示す平面図である。 図14は、図11に示す光通信モジュールの光路を、受信側と送信側に分けて示す側面図である。 図15は、図11に示す光通信モジュールの組み立て工程の一部を示す上面図及び側面図であり、接着樹脂を塗布する前の状態を示す。 図16は、図11に示す光通信モジュールの組み立て工程の一部を示す上面図及び側面図である。 図17は、図11に示す光通信モジュールの組み立て工程の一部を示す上面図及び側面図であり、接着樹脂の上に素子を搭載した状態を示す。 図18は、図11に示す第1実施例に係る光通信モジュールの要部(受光素子)の構造を示す断面図である。 図19は、図11に示す第1実施例に係る光通信モジュールの要部(受光素子)の構造を示す斜視図である。 図20(A)、(B)は、図11に示す第1実施例に係る光通信モジュールの製造工程の一部(受光素子の搭載工程)を示す断面図である。 図21(A)、(B)、(C)は、図11に示す第1実施例に係る光通信モジュールの製造工程の一部(受光素子の製造工程)を示す断面図である。 図22(D)、(E)、(F)は、図11に示す第1実施例に係る光通信モジュールの製造工程の一部(受光素子の製造工程)を示す断面図である。 図23(A)、(B)、(C)は、図11に示す第1実施例に係る光通信モジュールの製造工程の一部(受光素子の搭載工程)を示す断面図である。 図24(D)、(E)は、図11に示す第1実施例に係る光通信モジュールの製造工程の一部(受光素子の製造工程)を示す断面図である。 図25は、本発明の第2実施例に係る光通信モジュールの構造を示す斜視図である。 図26は、図25に示す第2実施例に係る光通信モジュールの要部(受光素子)の構造を示す断面図である。 図27は、図25に示す第2実施例に係る光通信モジュールの要部(受光素子)の構造を示す斜視図である。 図28(A)、(B)は、図25に示す第2実施例に係る光通信モジュールの製造工程の一部(受光素子の搭載工程)を示す断面図である。 図29(A)、(B)、(C)は、図25に示す第2実施例に係る光通信モジュールの製造工程の一部(受光素子の製造工程)を示す断面図である。 図30(D)、(E)、(F)は、図25に示す第2実施例に係る光通信モジュールの製造工程の一部(受光素子の製造工程)を示す断面図である。 図31(A)、(B)、(C)は、図25に示す第2実施例に係る光通信モジュールの製造工程の一部(受光素子の製造工程)を示す断面図である。 図32(D)、(E)は、図25に示す第2実施例に係る光通信モジュールの製造工程の一部(受光素子の製造工程)を示す断面図である。 図33(A)、(B)、(C)、(D)は、図25に示す第2実施例に係る光通信モジュールの製造工程の一部(受光素子の製造工程)を示す断面図である。 図34(E)、(F)、(G)は、図25に示す第2実施例に係る光通信モジュールの製造工程の一部(受光素子の製造工程)を示す断面図である。
符号の説明
200:半導体基板
201:送信側光路溝(V溝)
202:受信側光路溝(V溝)
203:発光素子(LD)
204:送信側シリコンレンズ
205:受信側シリコンレンズ
206:受光素子(PD)
208:波長フィルタ(分波器)
209:アライメントマーク
222:接着樹脂

Claims (7)

  1. 半導体基板と;
    接着樹脂によって前記半導体基板上に搭載され、受信した光(受信光)を電気信号に変換する受光素子とを備え、
    前記半導体基板には、前記受光素子に導かれる受信光が通過する光路溝が形成され、
    前記受光素子の底部には、前記光路溝内に配置される嵌合部が形成されていることを特徴とする光通信モジュール。
  2. 前記嵌合部は前記光路溝の側面に接し、当該光路溝への前記接着樹脂の侵入を遮断することを特徴とする請求項1に記載の光通信モジュール。
  3. 前記嵌合部は、前記受光素子の底部を直接加工することによって成形されることを特徴とする請求項1又は2に記載の光通信モジュール。
  4. 前記嵌合部は、前記受光素子の底部に設けられた蒸着層を加工することによって成形されることを特徴とする請求項1又は2に記載の光通信モジュール。
  5. 前記嵌合部は、前記光路溝の断面形状に沿った形状であることを特徴とする請求項1,2,3又は4に記載の光通信モジュール。
  6. 前記光路溝の断面形状はV字状であることを特徴とする請求項1,2,3,4又は5に記載の光通信モジュール。
  7. 前記半導体基板上に搭載され、送信用の光(送信光)を出力する発光素子と;
    前記受光素子に導かれる受信光と前記発光素子から出力される送信光とを分岐する波長フィルタと;
    前記発光素子から出力された送信光を回折する出力用シリコンレンズと、前記受光素子に入射する受信光を回折する入力用シリコンレンズとを更に備え、
    前記光路溝には、前記入力用シリコンレンズによって回折された受信光を前記受光素子に導く反射部材が設けられていることを特徴とする請求項1,2,3,4,5又は6に記載の光通信モジュール。
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