JP2010018824A - リサイクル原料処理方法 - Google Patents

リサイクル原料処理方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2010018824A
JP2010018824A JP2008178226A JP2008178226A JP2010018824A JP 2010018824 A JP2010018824 A JP 2010018824A JP 2008178226 A JP2008178226 A JP 2008178226A JP 2008178226 A JP2008178226 A JP 2008178226A JP 2010018824 A JP2010018824 A JP 2010018824A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
raw material
converter
press
copper
less
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2008178226A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4699497B2 (ja
Inventor
Hiroaki Sato
寛朗 佐藤
Kentaro Tanabe
健太郎 田辺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Mining Holdings Inc
Eneos Corp
Original Assignee
Nippon Mining and Metals Co Ltd
Nippon Mining Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Mining and Metals Co Ltd, Nippon Mining Co Ltd filed Critical Nippon Mining and Metals Co Ltd
Priority to JP2008178226A priority Critical patent/JP4699497B2/ja
Priority to KR1020090032552A priority patent/KR101098146B1/ko
Priority to TW98114152A priority patent/TWI388673B/zh
Publication of JP2010018824A publication Critical patent/JP2010018824A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4699497B2 publication Critical patent/JP4699497B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C22METALLURGY; FERROUS OR NON-FERROUS ALLOYS; TREATMENT OF ALLOYS OR NON-FERROUS METALS
    • C22BPRODUCTION AND REFINING OF METALS; PRETREATMENT OF RAW MATERIALS
    • C22B15/00Obtaining copper
    • C22B15/0026Pyrometallurgy
    • C22B15/006Pyrometallurgy working up of molten copper, e.g. refining
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C22METALLURGY; FERROUS OR NON-FERROUS ALLOYS; TREATMENT OF ALLOYS OR NON-FERROUS METALS
    • C22BPRODUCTION AND REFINING OF METALS; PRETREATMENT OF RAW MATERIALS
    • C22B15/00Obtaining copper
    • C22B15/0002Preliminary treatment
    • C22B15/001Preliminary treatment with modification of the copper constituent
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C22METALLURGY; FERROUS OR NON-FERROUS ALLOYS; TREATMENT OF ALLOYS OR NON-FERROUS METALS
    • C22BPRODUCTION AND REFINING OF METALS; PRETREATMENT OF RAW MATERIALS
    • C22B15/00Obtaining copper
    • C22B15/0095Process control or regulation methods
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C22METALLURGY; FERROUS OR NON-FERROUS ALLOYS; TREATMENT OF ALLOYS OR NON-FERROUS METALS
    • C22BPRODUCTION AND REFINING OF METALS; PRETREATMENT OF RAW MATERIALS
    • C22B7/00Working up raw materials other than ores, e.g. scrap, to produce non-ferrous metals and compounds thereof; Methods of a general interest or applied to the winning of more than two metals
    • C22B7/001Dry processes
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P10/00Technologies related to metal processing
    • Y02P10/20Recycling

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Metallurgy (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Automation & Control Theory (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Environmental & Geological Engineering (AREA)
  • General Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Geology (AREA)
  • Manufacture And Refinement Of Metals (AREA)

Abstract

【課題】転炉内に装入する30mmφ以下の粉状・粒状及び100mm角以下の箔状のリサイクル原料の飛散を抑制することを課題とする。
【解決手段】リサイクル原料処理方法は、リサイクル原料の周囲に故銅を配置し、プレス処理によりリサイクル原料含有成形物13を成形する工程と、リサイクル原料含有成形物13を転炉用ボート14に装入し、転炉16へ装入する工程と、リサイクル原料含有成形物13を転炉16内において溶解し、リサイクル原料を含有する粗銅を得る工程と、この粗銅の電解精製時における殿物としてリサイクル原料を回収する工程と、を備えている。本発明によると、リサイクル原料の周囲に故銅を配置し、プレス処理することにより、リサイクル原料が故銅により包装される。これにより、転炉用ボート11への積載時、転炉16への装入時、及び転炉送風時のリサイクル原料の飛散が防止される。
【選択図】図1

Description

本発明は、銅精錬工程において回収可能な30mmφ以下の粉状・粒状及び/または100mm角以下の箔状のリサイクル原料の処理方法に関する。
粉状または粒状のAu、Ag、Pt、Pd貴金属は、融解したCuに移動しやすい。このため、30mmφ以下の粉状・粒状や100mm角以下の箔状のリサイクル原料は、転炉に装入され、アノードに含有されて取り出された後、電解精製の際に殿物としてCuと分離されて回収される。
従来、このような原料は、シャベルローダで転炉用ボートに積載され、転炉へ装入されている。この場合、30mmφ以下の粉状・粒状や100mm角以下の箔状のリサイクル原料は、軽量で飛散しやすいため、シャベルローダによる転炉用ボートへの積載時、転炉装入時、及び転炉送風期に飛散しやすく、飛散した原料を人力での再回収が必要となる、回収率が低下する前工程の自溶炉工程で処理する問題があった。
ところで、粉状の材料を固形化し、直接転炉へ装入する技術が特許文献1に開示されている。
特開2001−181747号公報
特許文献1に開示された粉状故銅の固形化による処理方法は、粉状故銅を圧縮成型して団鉱状とし、転炉に装入するため、粉状故銅が転炉の排ガス中に飛散することなく処理できる。しかしながら、故銅の粒径が10mmを超えると成形性が悪くなるため、メッシュを通して細分化する作業などを行う必要がある。
このような粒径が10mmを超える粒状の材料を団鉱状にすることなく、直接、転炉用ボートに積載し、転炉へ装入することも考えられるが、このような場合にも、転炉用ボートに積載時や転炉装入時などに飛び散ることがあり、その回収作業が煩雑となる。また、特許文献1の処理方法は、粉状・粒状でない原料、例えば、箔状の金属片のようなものを処理することを想定していない。
そこで、本発明は、30mmφ以下の粉状・粒状及び/または100mm角以下の箔状のリサイクル原料を飛散させることなく、転炉内に装入することを課題とする。
かかる課題を解決する本発明のリサイクル原料処理方法は、団塊状とした30mmφ以下の粉状・粒状及び/または100mm角以下の箔状のリサイクル原料の周囲に故銅を配置し、プレス処理により成形物を成形する工程と、前記成形物を転炉用ボートに装入し、転炉へ装入する工程と、前記成形物を前記転炉内において溶解することにより、前記リサイクル原料中有価物を含有する粗銅を得る工程と、前記粗銅の電解精製時における殿物として前記リサイクル原料中有価物を回収する工程と、を備えたことを特徴とする。
30mmφ以下の粉状・粒状及び/または100mm角以下の箔状のリサイクル原料の周囲に故銅を配置し、プレス処理することにより、前記に示した原料が故銅により包装されることとなる。これにより、転炉用ボートへの積載、及び、転炉装入時のガス噴出しによる前記に示した原料の飛散が防止される。この結果、前記に示した原料の回収効率を向上することができる。また、このような方法とすることにより、転炉に特別な構成を加えることを必要としないため、装置の大型化を抑制することができる。また、粉状原料については袋体に封入するような簡易な方法により、原料の飛散を更に抑制することができる。
また、前記成形物は、プレス成形容器内の下層部に故銅を装入し、中層中央部に団塊状の前記30mmφ以下の粉状・粒状及び/または100mm角以下の箔状のリサイクル原料を装入し、上層部に故銅を装入して前記リサイクル原料を被覆し、プレス処理することにより成形されても良い。
本発明は、30mmφ以下の粉状・粒状及び/または100mm角以下の箔状のリサイクル原料の周囲に故銅を配置し、プレス処理することにより、前記に示した原料を故銅で包装する。これにより、転炉用ボートへの装入時、転炉内への装入時、及び転炉送風期に前記に示した原料が飛散することを抑制できる。
以下、本発明を実施するための最良の形態を図面と共に詳細に説明する。
本発明の実施例1について図面を参照しつつ説明する。図1は、本発明のリサイクル原料処理方法の工程例を示したフローチャートである。
ステップS1の工程では、30mmφ以下の粉状・粒状のリサイクル原料を袋体に封入する。すなわち、30mmφ以下の粉状・粒状のリサイクル原料を団塊状とする。30mmφ以下の粉状・粒状のリサイクル原料は、Ptを約1%含むPGM原料や、樹脂付金銀滓を焼却した残屑である。このようなリサイクル原料の粒径は概ね30mm以下である。
ステップS2の工程では、原料をプレス処理し、成形物を成形する。具体的には、故銅(廃棄電線、基板、加工屑等の銅スクラップ)と、ステップS1で粉末リサイクル原料を封入した袋体をプレス機1へ装入し、プレス処理によりリサイクル原料含有成形物13を成形する。以下、ステップS2の処理を詳細に説明する。
まず、プレス成形を行うプレス機1の説明をする。図2、図3は本発明のプレス処理に用いられるプレス機1を示した説明図である。図2は、未プレス時のプレス機1を示しており、図2(a)は正面図、図2(b)は側面図である。図3は、プレス時のプレス機1を示した正面図である。
プレス機1は、プレス成形容器2、上蓋3、上蓋ピストン4、主ピストン5を備えている。プレス成形容器2は、プレス成形処理をする原料が装入される容器であって、W800mm×H800mm×L2450mmの容積を有する。
上蓋3は、プレス成形容器2内の原料を押さえる蓋体である。上蓋3は支持部31を中心に回転可能に設置されている。上蓋ピストン4の先端側は上蓋3に接続されており、上蓋ピストン4が伸長することにより、上蓋3が閉まる方向へ移動する。上蓋ピストン4は、未プレス時に上蓋シリンダ6内に収納されている。このとき、上蓋3は図1に示すように開いた状態である。また、上蓋シリンダ6は、油が通る油管9によりコンプレッサ8と接続されている。油がコンプレッサ8により上蓋シリンダ6内に送られると、図3に示すように、上蓋ピストン4が閉まる。
主ピストン5は、加圧部51をプレス成形容器2側へ向けて配置されている。主ピストン5の摺動部は、未プレス時に主シリンダ7内に収納されている。主シリンダ7は、油が通る油管10によりコンプレッサ8と接続されている。油がコンプレッサ8により主シリンダ7内に送られると、主ピストン5の加圧部51は、図3に示すように、プレス成形容器2側へ押し出される。このように、加圧部51がプレス成形容器2側へ押し出されると、プレス成形容器2内に装入した原料が圧縮される。
プレス機1の主ピストン5は、プレス成形容器2内の材料をプレス圧70〜210(kgf/cm)で圧縮することができる。また、プレス機1のプレス処理により成形される成形物の形状は、W800mm×H800mm×プレス長さLの立方体形状である。プレス長さLは原料投入量により自由に調整可能である。なお、プレス長さLは最大2000mmである。
このようなプレス機1はプレス処理時に、上蓋3を閉め、主ピストン5をプレス成形容器2側へ押し出して、プレス成形容器2内の材料をプレス処理する。プレス処理により成形された成形物は、プレス成形容器2の端部に設けられた側蓋21を開いて、プレス機1の外部へ取り出される。
次に、プレス機1によるプレス処理の工程について説明する。図4は、プレス機1への原料装入からプレス成形するまでの様子を模式的に示した説明図である。ここでは、図4(a)から、図4(b)、図4(c)、図4(d)、図4(e)の順に工程が進む。
まず、プレス機1のプレス成形容器2内への原料装入について説明する。図4(a)に示すように、プレス機装入用ボート11内に故銅を積載する。続いて、図4(b)に示すように、プレス機装入用ボート11内に積載された故銅の上側、かつ、中央部に、ステップS1において30mmφ以下の粉状・粒状のリサイクル原料を封入した袋体12aを配置する。そして、図4(c)に示すように、故銅を袋体12aに覆い被せて積載する。このとき、プレス機装入用ボート11内では、袋体12aは故銅に覆われている。プレス機装入用ボート11内に積載した原料は、図4(d)に示すように、プレス成形容器2内へ装入される。
原料をプレス成形容器2へ装入すると、次に、図4(e)に示すように、プレス成形容器2内へ装入された原料をプレス成形する。これにより、リサイクル原料含有成形物13が成形される。リサイクル原料含有成形物13は、内部に団塊状にした30mmφ以下の粉状・粒状のリサイクル原料を配置し、その周囲に故銅が配置された構成となっている。このように、30mmφ以下の粉状・粒状のリサイクル原料は故銅により包装されるため、以降の工程において、周囲に飛散することが抑制される。
なお、プレス機挿入用ボート11内に積載した原料は、1回の積載総重量0.6〜0.7tあたり、PGM原料が20kg程度(約3%)、樹脂付金銀滓の残屑が30kg程度(約5%)の混合比率で構成されている。
以上のように、ステップS2の工程では、リサイクル原料含有成形物13が成形される。図1に示すように、ステップS2の工程の次に、ステップS3の工程が行われる。ステップS3の工程では、リサイクル原料含有成形物13を転炉用ボート14へ装入する。
ところで、ステップS3の処理の前に、ステップS2の処理とは別途、故銅のみをプレス処理した故銅成形物15を成形しておく。故銅成形物15の成形処理はプレス機1を用いたプレス成形により行われる。
図5は、転炉用ボート14にプレス機1によりプレス成形された成形物を装入した様子を示した説明図である。図5に示すように、転炉用ボート14へ4塊の成形物が装入される。転炉用ボート14へ装入する4塊の成形物のうち、内側の2塊をリサイクル原料含有成形物13とし、外側の2塊を故銅成形物15とする。これにより、リサイクル原料含有成形物13の荷崩れを防止する。
ステップS3の工程を終えると、ステップS4の工程を行う。ステップS4の工程では、ステップS3の工程で転炉用ボート14に装入した成形物13、15を転炉16内へ装入する。図6は、この様子を示した説明図である。このとき、リサイクル原料含有成形物13内の30mmφ以下の粉状・粒状のリサイクル原料は故銅により包装されているため、粉末原料の飛散が抑制される。
ステップS4の工程を終えると、次に、ステップS5の工程で転炉製錬を行い、リサイクル原料を含有した粗銅を取得する。次に、ステップS6の工程では、ステップS5の工程で得たリサイクル原料を含有した粗銅を電解処理する。電解処理により銅を精錬する際に殿物としてリサイクル原料を取り出し、回収する。
転炉用ボート14に装入した成形物を転炉へ装入する作業は、1日あたり40〜64回行われる。従って、粉末原料含有成形物13は、1日あたり80〜128塊ほど成形される。
また、上記実施例において、リサイクル原料は、100mm角以下の箔状物であっても良い。この場合の処理のフローでは、図1に示すステップS1の工程が省略され、ステップS2の工程から処理が行われる。図7は、このような100mm角以下の箔状のリサイクル原料12bをプレス処理する様子を模式的に示した説明図である。ここでは、図7(a)から、図7(b)、図7(c)、図7(d)、図7(e)の順に工程が進む。図7(b)に示すように、100mm角以下の箔状のリサイクル原料12bは、プレス機装入用ボート11内に積載した故銅の上側、かつ、中央部に、直接、配置することができる。図7(c)、(d)に示すように、故銅を100mm角以下の箔状のリサイクル原料12bに覆い被せて積載し、プレス成形容器2内へ装入する。そして、図4(e)に示すように、プレス成形容器2内へ装入された原料をプレス成形する。なお、その他の構成は、30mmφ以下の粉状・粒状のリサイクル原料を封入した袋体12aの処理方法と同様であるので、詳細な説明は省略する。
また、団塊状にした30mmφ以下の粉状・粒状のリサイクル原料の封入された袋体12a及び100mm角以下の箔状リサイクル原料12bの両方を故銅で包装するようにプレス処理し、リサイクル原料含有成形物13を成形しても良い。図8は、団塊状にした30mmφ以下の粉状・粒状のリサイクル原料の封入された袋体12a及び100mm角以下の箔状リサイクル原料12bの両方をプレス処理する様子を模式的に示した説明図である。ここでは、図8(a)から、図8(b)、図8(c)、図8(d)、図8(e)の順に工程が進む。なお、その他の構成は、同様であるため、詳細な説明は省略する。
また、上記実施例において、原料をプレス機装入用ボート11内に積載した後、プレス機1のプレス成形容器2に装入しているが、原料を直接、プレス成形容器2へ装入しても良い。この場合、プレス成形容器2内の下層部に故銅を装入し、中層中央部に団塊状にした30mmφ以下の粉状・粒状のリサイクル原料の封入された袋体12aを装入し、袋体12aを被覆するよう上層部に故銅を装入する。すなわち、30mmφ以下の粉状・粒状のリサイクル原料の周囲に故銅が配置される。こうして装入した原料をプレス処理することにより、リサイクル原料含有成形物13が成形される。これにより、粉末原料は故銅に包装されるため、転炉等への装入時に粉末原料の飛散を抑制することができる。なお、この場合、中層中央部に配置する材料は、100mm角以下の箔状リサイクル原料12bでも良いし、30mmφ以下の粉状・粒状のリサイクル原料を封入した袋体12aと、100mm角以下の箔状リサイクル原料12bとの両方であっても構わない。
以上、本発明の30mmφ以下の粉状・粒状及び/または100mm角以下の箔状のリサイクル原料処理方法は故銅により包装されるので、転炉用ボートへの積載時、転炉装入時及び転炉送風時に前記に示したリサイクル原料の飛散が抑制される。また、前記に示したリサイクル原料の飛散が抑制されることにより、従来、飛散してしまっていたリサイクル原料が回収できるので、リサイクル原料の回収率が向上する。
30mmφ以下の粉状・粒状及び/または100mm角以下の箔状のリサイクル原料処理方法の工程例を示したフローチャートである。 プレス処理に用いられるプレス機を示した説明図であって、(a)は未プレス時のプレス機の正面図、(b)は未プレス時のプレス機の側面図である。 プレス処理に用いられるプレス機を示した説明図であって、プレス時のプレス機を示した正面図である。 プレス機へ30mmφ以下の粉状・粒状のリサイクル原料を封入した袋体12aを装入し、プレス成形するまでの様子を模式的に示した説明図である。 転炉用ボートにプレス成形物を装入した様子を示した説明図である。 転炉用ボートに装入したプレス成形物を転炉内へ装入する様子を示した説明図である。 プレス機へ100mm角以下の箔状リサイクル原料12bを装入し、プレス成形するまでの様子を模式的に示した説明図である。 プレス機へ30mmφ以下の粉状・粒状のリサイクル原料を封入した袋体12a及び100mm角以下の箔状リサイクル原料12bを装入し、プレス成形するまでの様子を模式的に示した説明図である。
符号の説明
1 プレス機
2 プレス成形容器
3 上蓋
4 上蓋ピストン
5 主ピストン
11 プレス機装入用ボート
12a 30mmφ以下の粉状・粒状のリサイクル原料封入袋体
12b 100mm角以下の箔状リサイクル原料
13 リサイクル原料含有成形物
14 転炉用ボート
15 故銅成形物
16 転炉

Claims (2)

  1. 団塊状とした30mmφ以下の粉状・粒状及び/または100mm角以下の箔状のリサイクル原料の周囲に故銅を配置し、プレス処理により成形物を成形する工程と、
    前記成形物を転炉用ボートに装入し、転炉へ装入する工程と、
    前記成形物を前記転炉内において溶解することにより、前記リサイクル原料中有価物を含有する粗銅を得る工程と、
    前記粗銅の電解精製時における殿物として前記リサイクル原料中有価物を回収する工程と、を備えたことを特徴とするリサイクル原料処理方法。
  2. 前記成形物は、プレス成形容器内の下層部に故銅を装入し、中層中央部に団塊状の前記30mmφ以下の粉状・粒状及び/または100mm角以下の箔状のリサイクル原料を装入し、上層部に故銅を装入して前記リサイクル原料を被覆し、プレス処理することにより成形されることを特徴とする請求項1のリサイクル原料処理方法。
JP2008178226A 2008-07-08 2008-07-08 リサイクル原料処理方法 Active JP4699497B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008178226A JP4699497B2 (ja) 2008-07-08 2008-07-08 リサイクル原料処理方法
KR1020090032552A KR101098146B1 (ko) 2008-07-08 2009-04-15 리사이클 원료 처리 방법
TW98114152A TWI388673B (zh) 2008-07-08 2009-04-29 And then recycling raw materials processing methods

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008178226A JP4699497B2 (ja) 2008-07-08 2008-07-08 リサイクル原料処理方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010018824A true JP2010018824A (ja) 2010-01-28
JP4699497B2 JP4699497B2 (ja) 2011-06-08

Family

ID=41704015

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008178226A Active JP4699497B2 (ja) 2008-07-08 2008-07-08 リサイクル原料処理方法

Country Status (3)

Country Link
JP (1) JP4699497B2 (ja)
KR (1) KR101098146B1 (ja)
TW (1) TWI388673B (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101844771B1 (ko) * 2016-12-09 2018-04-05 (주)엔코 조동으로부터 고순도의 구리 및 귀금속을 회수하는 방법
KR102110974B1 (ko) 2019-10-14 2020-05-14 유진판지 주식회사 골판지 포장박스
KR20210044147A (ko) 2020-04-02 2021-04-22 유진판지 주식회사 골판지 포장박스 및 그의 제조방법
KR102420062B1 (ko) 2020-09-18 2022-07-12 유진판지 주식회사 냉동식품 배송용 골판지 포장박스

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6311627A (ja) * 1986-06-30 1988-01-19 Nippon Mining Co Ltd 有価金属の回収方法
JP2003268456A (ja) * 2002-03-18 2003-09-25 Dowa Mining Co Ltd 製錬原料の処理方法
JP2007332399A (ja) * 2006-06-12 2007-12-27 Toho Titanium Co Ltd チタン合金の製造方法

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6311627A (ja) * 1986-06-30 1988-01-19 Nippon Mining Co Ltd 有価金属の回収方法
JP2003268456A (ja) * 2002-03-18 2003-09-25 Dowa Mining Co Ltd 製錬原料の処理方法
JP2007332399A (ja) * 2006-06-12 2007-12-27 Toho Titanium Co Ltd チタン合金の製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
KR20100006108A (ko) 2010-01-18
TWI388673B (zh) 2013-03-11
TW201002834A (en) 2010-01-16
JP4699497B2 (ja) 2011-06-08
KR101098146B1 (ko) 2011-12-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4699497B2 (ja) リサイクル原料処理方法
JP2016041447A (ja) 金属棒を形成する機械
US9260765B2 (en) Process for producing tantalum alloys
JP5090655B2 (ja) 製鋼ダストのリサイクル方法
KR101767372B1 (ko) 폐 배터리에서 납의 회수 방법
JP4270235B2 (ja) 飛灰の処理方法
CN104164570B (zh) 一种贵金属熔炼渣的预处理方法
KR101668579B1 (ko) 알루미늄드로스를 이용한 알루미늄괴 제조방법
CN207222101U (zh) 一种铝灰渣中铝的分级回收装置
JP7083864B2 (ja) 有価金属の溶融方法
US7981192B2 (en) Method and device for producing binderless briquettes and briquettes comprising metal chips and metal dusts
JP2005187870A (ja) 製鋼ダスト固形化物およびその製造方法,製造装置
JP7083784B2 (ja) 塊状物の製造方法、および塊状物
JP4130952B2 (ja) 製錬原料の処理方法
JP4281576B2 (ja) 金粉の溶解方法および金インゴットの製造方法
JP5695461B2 (ja) Alスクラップの精製方法
JP5435258B2 (ja) 金属材料製造用ブリケット及びその製造方法
RU2230806C1 (ru) Способ переработки никельсодержащих конвертерных шлаков никелевых комбинатов
JP2009074135A (ja) ブリケット及びその製造方法
Choi et al. Magnesiothermic reduction for direct synthesis of Ti-Nb alloy at 1073 K (800° C)
JP7333098B2 (ja) 廃電池からの有価金属回収方法
KR101527142B1 (ko) 마그네슘 크라운 부스러기 처리 방법
UA81795C2 (uk) Спосіб видобування алюмінію пресуванням гарячого шлаку
KR101706931B1 (ko) 탈산 및 탈황을 위한 제강 및 주강용 탈산제 제조 방법 및 장치
JP5700352B2 (ja) 金属片をシャフト炉に投入する方法、金属片の投入装置、及び銅スクラップの再利用方法

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100427

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100511

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100709

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20100818

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110301

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110302

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4699497

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250