JP2010017938A - 注入器 - Google Patents

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Abstract

【課題】安全性が高く、操作し易い注入器を提供する。
【解決手段】成型材料を成型型に注入する注入器1であって、底部22に注入ノズル23が形成された三角筒形状のシリンダ2と、先端部分にシリンダ3内に密に嵌合するシールリング34を備えたピストン3を備える構成として、シリンダ2内に残留した成型材料が固化した固形物が三角柱形状なるようにして安全性を高め、しかも把持し易く、シリンダ2ならびにピストン3が転がりにくい注入器とした。
【選択図】図1

Description

本発明は注入器に関し、さらに詳しくは、固化する流動性材料を型内に注入して人形、動物等の造形物を成型する成型遊具に用いられる注入器に関する。
従来、粘土状の可塑成型素材や液状から固体状に変化する素材などを注入する手段を用いて成型型内の成型空間に注入して、人形、動物、乗り物などの成型物を作製する技術が知られている(例えば、特許文献1〜3参照)。成型型内に材料を注入する手段として、特許文献1には、加熱により溶解される被溶解物質を収容した蛇腹状の空気圧送手段を用いた例と、周壁に加熱手段挿入室を設けた円筒状の筒体を備えた注入手段を用いた例が開示されている。特許文献2には、円筒状のシリンダ内に挿入されたピストンを昇降圧出機構でシリンダ内に押し込み、シリンダ内の粘土を強制的に送り出す技術が開示されている。特許文献3には、円筒状の筒状体に押圧片を備えたアームを挿入し、レバーの倍力作用を用いて、筒状体内の粘土を強制的に押し出す手段が開示されている。
実公平5−28017号公報 実公昭57−14876号公報 実開昭54−64553号公報
しかしながら、上記の特許文献1〜3に開示された注入手段は、円筒状の一般的なシリンダを用いているものであるため、シリンダ内に残った成型材料が固化したものは円柱形状の固形物となる。特に、ゼリー状に固化する成型材料を用いる場合は、シリンダ内に残った固形物を取り出して、これを万一、児童が口に入れてしまった場合でも、固形物が気道を塞がないような形状であることが必要となる。
また、円筒状のシリンダを有する注入器を用いて成型材料の押し出しを行う場合、それを用いるものが児童である場合、その手が小さいため円筒状のシリンダを指の間に挟みにくく保持、取り扱いが難しいという問題点がある。
さらに、円筒形状のシリンダおよび円柱形状のピストンでは、テーブルなどの上で転がり易く扱いにくいという問題点がある。
本発明の目的とするところは、安全性が高く、操作し易い注入器を提供することにある。
本発明の特徴は、注入器であって、底部に注入ノズルが形成された三角筒形状のシリンダと、少なくとも先端部分が前記シリンダ内に密に嵌合するピストンと、を備えることを要旨とする。
本発明では、押出ロッドの先端部分の周面には周回するように溝が形成され、この溝に沿って柔軟性を有するシールリングが装着されていることが好ましい。
本発明にいう注入器を、内部に成型空間が形成された成型型の注入孔より固化する流動性材料が注入されて成型物を成型する成型遊具に用いられるものとした場合は、注入ノズルを、成型型の前記注入孔に密に嵌合することにより、成型材料を成型型内に確実に注入することが可能となる。
本発明によれば、安全性が高く、操作し易い注入器を実現できる。
以下、本発明の実施の形態に係る注入器の詳細を図1〜図6に基づいて説明する。なお、図1は注入器1の使用状態を示す斜視図、図2(a)はシリンダ2を入口側から見た平面図、図2(b)はシリンダ2の側面図、図2(c)はシリンダ2の底面図、図3(a)はピストン3の平面図、図3(b)はピストン3の側面図、図3(c)はピストン3の底面図、図4および図5は注入器1の使用状態を示す斜視図および断面図、図6は注入器1から取り出した固形物を示す斜視図である。
まず、図1に示すように、本実施の形態に係る注入器1は、透明性を有する合成樹脂でなる三角筒形状のシリンダ2と、このシリンダ2に嵌合されるピストン3とからなる。
図1、図2および図4に示すように、シリンダ2は、ピストン3のストローク方向に直角をなす断面で略正三角形状をなす。図2(a)、図4および図5に示すように、このシリンダ2内部の材料収納空間21は、三角柱形状の空間である。シリンダ2の底部22には、材料収納空間21に連通して、外側へ突出する管状の注入ノズル23を有している。シリンダ2の入口側の端縁には、矩形状の把持用鍔部24を有している。
図1、図3および図4に示すように、ピストン3は、断面略三角形状のロッドであり、挿入された先端部がシリンダ2の内壁に密に嵌合する略正三角形状の先端プレート31を有している。この正三角形状の先端プレート31の周面32には、周面32に沿って周回する溝部33が形成されている。この溝部33には、図3(b)は、例えばゴム等の柔軟性を有するシールリング(Oリング)が装着されている。なお、本実施の形態のように、溝部33にシールリング34を装着する構成とせず、先端プレート31自体を、ゴム等を成型したピストン3とは別のパーツとしても良いが、そのような別のパーツを成型するには、金型作成費が発生してしまう。また、ピストン3をシリンダ2に対して動かすときには、先端プレート31自体がシリンダ2の内壁と密に摺接しながら動くことになるが、このとき正三角形状であることから変形しづらく、最悪、シリンダ2に対してピストン3が動かないこともあり得る。対して、本実施の形態の構成であれば、シールリング34については汎用のものを用いることも可能なため、製造コストを安くすることができ、また、変形しやすいので確実にピストン3をシリンダ2に対して動かすことができる。また、本実施の形態においては、溝部33を1つ設け、シールリング34を装着するようにしているが、図7に示すように、溝部33を複数(図7では2つ)設けて、それぞれにシールリング34を装着するようにしても良い。このことにより、成型材料5がピストン3とシリンダ2の間から漏れ出ることをより確実に防ぐことができる。ピストン3のシリンダ2に嵌合しない端部には、略三角形状の押圧用プレート35を有している。
図4に示すように、本実施の形態の注入器1は、容器4に、液状の成型材料5を注入器1のシリンダ2の材料収納空間21内に充填し、その後、ピストン3をシリンダ2内に嵌合させる。なお、この成型材料5としては、例えば食用可能な物質を主成分とする粉末を水で溶いてなり、水を加えて一定時間で液状から固形状に変化する材料を用いることができる。成型材料5は、様々なものが考えられるが、上記の例のように、食用可能な物質のように誤って児童が口に入れても安全なものを用いることが好ましい。
以上、本実施の形態に係る注入器1の構成について説明したが、次に注入器1の作用および動作について説明する。
図1に示すように、注入器1はシリンダ2が三角筒形状であるため、例えば、シリンダ2を人差し指f1と中指f2とで挟む際に、シリンダ2の角部が約60度の角度であるため、指同士の股に収まり易く、人差し指f1と中指f2とでシリンダ2を安定して保持することができる。このため、児童が注入器1を用いて成型作業を行う場合も注入器1を誤って落とすことを抑制することができる。すなわち、注入器1を持ち易く扱いが容易になるという効果がある。
また、このようにシリンダ2が三角筒形状であり、且つ把持用鍔部24が矩形状であるため、注入器1がテーブル等の上で転がりにくく、扱いが容易となる効果がある。
さらに、シリンダ2の材料収納空間21が断面略三角形状であるため、シリンダ2内に成型材料5が残留して一定時間を経過した場合に、成型材料5は固化して図6に示すような三角柱状の固形物5Aとなる。万一、この固形物5Aを児童が呑み込んでしまった場合も、固形物5Aが断面三角形状であるため、気道を確保できるという利点がある。
図5は、注入器1を用いて、成型遊具の成形型6内の成型空間61へ成型材料5を注入する動作を示す断面図である。成型型6は、下型62と上型63とでなり、これら型の対向する面側に成型型61を形成するための凹部が形成されている。上型63には、注入孔64が2箇所に設けられている。これら注入孔64は一方が成型材料5の注入に用いられ、そのとき他方の注入孔64は空気逃げ孔として機能する。本実施の形態では、これら注入孔64の口径に対して、注入ノズル23が密に嵌合するように寸法設定されている。このため、注入ノズル23を注入孔64に嵌合させることにより、注入洩れの少ない成型作業を行うことができる。
このようにして成型作業が終了した後は、上型63と下型62とを外して成型空間61内で固化した成型物を5Bを取り出せばよい。成型物5Bとしては、動物、人形、怪獣、乗り物等を模したものを挙げることができる。
(その他の実施例)
以上、実施の形態について説明したが、この実施の形態の開示の一部をなす論述及び図面はこの発明を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施の形態、実施例及び運用技術が明らかとなろう。
上記した実施の形態では、ピストン3の先端プレート31にシールリング34を装着して水密性を有するように構成したが、成型加工の手間、費用を考えなければ、先端プレート31の先端面に三角形状のゴム等でなるシール板を貼り合わせる構成としても勿論よい。
本発明の実施の形態に係る注入器の使用状態を示す斜視図である。 (a)は本実施の形態に係る注入器のシリンダの平面図、(b)はシリンダの側面図、(c)はシリンダの底面図である。 (a)は本実施の形態に係る注入器のピストンの平面図、(b)はピストンのシールリングを部分的に破断した状態の側面図、(c)はピストンの底面図である。 本発明の実施の形態に係る注入器の使用状態を示す斜視図である。 本実施の形態に係る注入器を用いて成形型に成型材料を注入する動作を示す断面図である。 本実施の形態に係る注入器のシリンダ内に残留した固形物を取り出した状態を示す斜視図である。 (a)は本実施の形態に係る注入器におけるピストンの変形例を示す平面図、(b)はピストンのシールリングを部分的に破断した状態の側面図、(c)はピストンの底面図である。
符号の説明
1……注入器、2……シリンダ、3……ピストン、5……成型材料、5A……固形物、5B……成型物、6……成型型、21……材料収納空間、22……底部、23……注入ノズル、24……把持用鍔部、31……先端プレート、32……周面、33……溝部、34……シールリング、35……押圧用プレート、6……成型型、61……成型空間、62……下型、63……上型、64……注入孔

Claims (3)

  1. 注入器であって、
    底部に注入ノズルが形成された三角筒形状のシリンダと、
    少なくとも先端部分が前記シリンダ内に密に嵌合するピストンと、
    を備えることを特徴とする注入器。
  2. 前記ピストンの先端部分の周面には周回するように溝が形成され、該溝に沿って柔軟性を有するシールリングが装着されていることを特徴とする請求項1に記載の注入器。
  3. 前記注入器は、内部に成型空間が形成された成型型の注入孔より固化する流動性材料が注入されて、成型物を成型する成型遊具に用いられるものであって、前記注入ノズルは、前記成型型の前記注入孔に密に嵌合することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の注入器。
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