JP2010017041A - 電力供給装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】特別な手段がなくとも他の機器に容易に電力を供給することができる電力供給装置を提供する。
【解決手段】コイルM11は電磁誘導芯部材M111及びコイル線M113を有している。電磁誘導芯部材M111の外周面には、コイル線M113が巻かれている。電磁誘導芯部材M111は、コンセントに接続される交流用の電力機器M21の電力線P21を取り囲む円環形状を有している。電力機器M21が稼働している際には、電力線P21に流れる電流によって、電力線P21周辺に電磁場が発生する。電磁誘導芯部材M113は、電磁場が発生した領域(電磁場発生領域)に位置するため、コイル線M113の端子T1及び端子T3の間に、誘導電圧Vが発生する。コンデンサCに対して平行に接続された他の負荷抵抗RLには、直流電圧Vがかかり、負荷電流Iが流れる。これにより、特別な手段がなくとも他の機器に最適な電力を容易に供給することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、他の機器に電力を供給する電力供給装置に関し、特に、他の機器に供給する電力を電磁誘導により発生するものに関する。
従来の電力供給装置としの無線メータシステム100を説明する。無線メータシステム100は、需要家宅に設置されているガスメータから検針データを読み取るためのものである。無線メータシステム100は、ハンディターミナル110と起動装置120とガスメータ装置130とを備えている。起動装置120とガスメータ装置130とはガスの需要家宅に設置されている。
ハンディターミナル110は、検針データの収集の際にガス供給側の検針員によって操作に従い、送信部から、ガスメータ装置130を起動するためのキック信号を、周波数f1の電磁界としてアンテナから送信する。起動装置120は、ハンディターミナル110から電磁誘導により電力の供給を受けて動作し、ガスメータ装置130を起動する。
以下に、ハンディターミナル110、起動装置120、及びガスメータ装置130の動作を図7を用いて説明する。
検針員は検針データを収集するとき、ハンディターミナル110を操作して、需要家の契約番号を選択すると共に読み取り指示を入力する。ハンディターミナル110は、読み取り指示を受け取ると(処理S1)、周波数f1の電磁界によるキック信号を送信する。起動装置120は、周波数f1のキック信号を受信すると、このキック信号による電磁誘導で交流電圧を生成し(処理S2)、生成した交流電圧を整流して整流電圧を生成する(処理S3)。この後、起動装置120は、整流電圧を平滑して直流電圧に変換し(処理S4)、この直流電圧を起動電圧Vとしてガスメータ装置130に供給する。
ガスメータ装置130は、起動装置120から起動電圧Vを受け取ると、この起動電圧Vによりスイッチをオンにする(処理S5)。そして、ガスメータ装置130は、検針データを読み出すと(処理S6)、周波数f2の搬送波によりこの検針データを送信する。
ハンディターミナル110は、周波数f2の搬送波による検針データをガスメータ装置130から受信すると、検針データを記憶すると共に検針データの受信を表示する(処理S7)。検針データの送信が終了すると、ガスメータ装置130は送信終了通知を送信する。同時に、ガスメータ装置130はスイッチをオフにして(処理S8)、電源部からの直流電圧の供給を停止する。
特開2007−324962号公報
前述の電力供給装置である無線メータシステム100には、以下に示すような改善すべき点がある。無線メータシステム100では、ガスメータ装置130を起動するための電圧を電磁誘導により発生させるために、ハンディターミナル110並びに送電部、起動装置120並びに受電部といった、特別の装置を用意しなければならない、という改善すべき点がある。
そこで、本発明は、特別な手段がなくとも他の機器に容易に電力を供給することができる電力供給装置を提供することを目的とする。
本発明者らは、様々な検討を重ねた結果、本発明に係る電力供給装置を完成した。本発明における課題を解決するための手段を以下に示す。
本発明に係る電力供給装置は、前記電力供給装置は、所定の機器の電力線周辺に発生する電磁場領域に位置する電磁誘導芯部材を有するコイル手段、を有し、前記電磁誘導芯部材は、前記電力線を取り囲んで位置し、前記コイル手段は、電磁誘導により電力を発生する。
これにより、特別な機器や回路、設備を用意することの無い、通常の電力線を有する所定の機器を用いて、他の機器に電力を容易に供給することができる。
本発明に係る電力供給装置において、電磁誘導芯部材は、電力線を取り囲む円環形状を有することが好ましい態様である。
これにより、電磁誘導により電力を効率よく発生させることが可能となる。
本発明に係る電力供給装置は、さらに、前記コイル手段によって他の機器に所定の電力が供給されない時には、当該他の機器に電力を供給する補助電力供給手段を有することが好ましい態様である。
これにより、コイル手段により所定の電力が供給されない場合、例えば、所定の機器が稼働していない場合であっても、電源手段により他の機器に所定の電力を供給することができる。
本発明に係る電力供給装置では、前記電磁誘導により発生した電力を前記補助電力の充電に用いる。
これにより、充電可能な補助電力を用いることができる。
次に、本発明の計測用センサは、上述した本発明に係る電力供給装置のいずれかを備え、電力供給装置によって発生する電力を自らが作動するための電力とすることを特徴とする。
また、本発明の電力計は、上述した本発明に係る電力供給装置のいずれかを備え、電力供給装置によって発生する電力を自らが作動するための電力とすること特徴とする。ここで、本電力計において、自らが計測した電力量に関する情報を、所定の期間分記憶する記憶手段 を有することがより好ましい態様である。
また、本発明の電力供給方法は、断面円環形状の電磁誘導芯部材を、所定の機器の電力線を取り囲むように配置し、電磁誘導芯部材を有するコイル手段を用いて電磁誘導により発生した電力を他の機器に供給することを特徴とする。
これにより、電磁誘導により発生した電力を他の機器に供給することができる。
本発明に係る電力供給装置は、特別な手段を必要とせず、電力線に電力供給装置を取り付けるだけで、電力線周辺に発生する電磁場領域を形成する今まで損失していただけの漏洩電磁力を活用できるので、エネルギー効率が高いといった効果を有する。
以下、図面を参照しつつ、本発明を実施するための最良の形態について説明する。ただし、本発明の範囲は、以下の実施例や図示例に限定されるものではなく、幾多の変更及び変形が可能である。
1.電力供給装置の概要
本発明に係る電力供給装置M1の概要を図1に示す回路図を用いて説明する。電力供給装置M1は、コイルM11を有している。
コイルM11は電磁誘導芯部材M111及びコイル線M113を有している。電磁誘導芯部材M111の外周面には、コイル線M113が巻かれている。なお、コイルM11は、低周波用のコイルである。
コイル線M113の端子T1及びT3は整流回路Dに接続される。
電磁誘導芯部材M111は、コンセントに接続される交流用の電力機器M21の電力線P21を取り囲む円環形状を有している。電力機器M21が稼働している際には、電力線P21に流れる電流によって、電力線P21周辺に電磁場が発生する。電磁誘導芯部材M113は、電磁場が発生した領域(電磁場発生領域)に位置するため、コイル線M113の端子T1及び端子T3の間に、誘導電圧Vが発生する。
整流回路Dは、誘導電圧Vに基づき直流電圧Vを生成する。当該直流電圧に基づき、負荷抵抗RLに負荷電流Iが供給される。
これにより、特別な手段がなくとも他の機器に最適な電力を容易に供給することができる。
2.電流計1
本発明に係る電力供給装置を用いた電流計1を以下において説明する。電流計1は、所定の機器の電灯線・電力線周辺に発生する漏洩電磁力線を活用するものであり、電灯線・電力線を取り囲むようにコイル手段が位置し、そのコイルが受ける漏洩電磁力線からの電磁誘導で電力を発生する。つまり、電灯線・電力線が接続されている所定の機器には特別な機器や回路、設備を用意する必要はない。よって、電力計1は、電磁誘導により発生した電力を容易に他の機器に供給することができる。
なお、電流計1は、電灯線・電力線からの漏洩電磁力線から電力を取り出す関係上、取り出せる電流値には制限があり小電力装置への給電が主となる。一方、今まで損失していただけの漏洩電磁力線を活用する観点からは、電流計1は、余分な電力を必要とせず省エネルギーで、エコロジーな装置である。
2.1.電力計1の構成
電流計1の外観を図2に示す。電流計1は、筐体F1、LED37、及び液晶表示画面39(以下、LCD39)を有している。筐体F1は、上側筐体F11及び下側筐体F13により構成されている。LED37及び液晶表示画面39は、上側筐体F11に配置されている。
筐体F1は、外部の電力機器の電力線P3を通すための孔H1及び孔H3(図示せず)を有している。電力計1の内部には、電力線P3が孔H1及び孔H3を介して貫通している。
LED37は、電力計1が稼働している際に点灯する。液晶表示画面39は、現在の使用電力値、これまでに使用した電力の積算値等を表示する。
電流計1の内部の構成を示す展開図を図3に示す。図3では、図2における筐体F1について、上側筐体F11を取り外した状態を示している。また、筐体F1の内部に配置される電気回路等については記載を省略している。
電力計1は、筐体F1の内部にトロイダルコア111を有している。トロイダルコア111は、円環形状を有しており、内部を貫通する電力線P3を取り囲むように配置される。これにより、トロイダルコア111は、電力線P3周辺に発生する電磁場領域に位置することになる。なお、図3においては、トロイダルコア111の周りに巻き付けられるコイル線113(後述)の記載は省略している。
2.2.電力計1の回路構成
本発明に係る電力供給装置1の回路構成を図4に示すブロック図を用いて説明する。電力計1は、電源用回路部U1及び電力計測用回路部U3を有している。
電源用回路部U1は、コイル11、整流回路13、電圧安定化回路15、回路用電源選択回路17、及び一次電池19を有している。
コイル11は、トロイダルコア111及びコイル線113を有している。トロイダルコア111は、その周りにコイル線113が巻かれている。コイル11は、低周波用のコイルである。トロイダルコア111は、コンセントに接続されている交流電力機器3の電力線P3を取り囲む円環形状を有している。これにより、トロイダルコア111は、交流電力機器3が稼働している際に電力線P1の周りに発生する電磁場領域に位置する。よって、コイル線113の両端には、電磁誘導による誘導起電力が発生する。
整流回路13は、コイル11のコイル線113の両端に接続される。整流回路13は、コイル11で発生した誘導電流を整流する。
電圧安定化回路15は、整流回路13に接続される。コイル11で発生した電圧を安定化する。
回路用電源選択回路17は、電圧安定化回路15に接続されている。回路用電源選択回路17は、コイル11において発生した電力を整流回路13及び電圧安定化回路15を介して、電力計測用回路部U3に供給する。回路用電源選択回路17は、コイル11において発生した電力と一次電池19から得られた電力とを切り替えて電力計測用回路部U3に供給する。なお、回路用電源選択回路17は、コイル11において電力が発生しているとき、つまり、交流電力機器3が稼働しており電力線P3に電流が流れているときには、コイル11で発生した電力を電力計測用回路部U3に供給し、一方、コイル11において電力が発生しないとき、つまり、交流電気機器3が稼働しておらず電力線P3に電流が流れていないときには、一次電池19で発生する電力を電力計測用回路部U3に対して供給する。
一次電池19は、ボタン電池であり、回路用電源選択回路17に接続されている。
電力計測用回路部U3は、コイル31、電力計測用回路33、マイクロコンピュータユニット35、LED37、及びLCD39を有している。コイル31は、トロイダルコア111及びコイル線313を有している。コイル31には、電源用回路部U1におけるコイル11と同様に、電磁誘導による誘導起電力が発生する。
電力計測用回路33は、増幅回路331及びA/Dコンバータ333を有している。増幅回路331は、コイル31が発生した起電力に基づく電流値を増幅し、A/Dコンバータ333に供給する。A/Dコンバータ333は、増幅回路331から得られた電流値をA/D変換し、マイクロコンピュータユニット35へ供給する。
マイクロコンピュータユニット35は、A/Dコンバータ333から得られた電流値に基づき、交流電力機器3の使用電力を算出する。マイクロコンピュータユニット35は、交流電力機器3の使用電力を算出するにあたり、コイル31に関する巻数、インダクタンス等の定数値を用いる。なお、コイル31の定数等、交流電力機器3の使用電力を算出するに必要な値については、マイクロコンピュータユニット35が有するメモリ(図示せず)に予め記憶しておく。
マイクロコンピュータユニット35は、算出した交流電力機器3の使用電力を、メモリに記憶保持するとともに、その値をLCD39に表示する。なお、マイクロコンピュータユニット35は、計測結果をLCD39に表示する際には、現在の電力値、これまでの積算電力値等を、ユーザの選択にしたがって表示する。また、マイクロコンピュータユニット35は、電力計測用回路33による電力の計測が行われているか否かを判断し、電力計測が適切に行われていると判断した場合にはLED37が点灯するように制御する。
[その他の実施形態]
(1)トロイダルコア111の材質
前述の実施例1においては、電磁誘導芯部材としてトロイダルコア111を例示したが、回路用電源選択回路17を充電するのに十分な電力を電磁誘導により発生することができるものであれば材質については特に限定されない。例えば、フェライトコアを用いるようにしてもよい。
(2)トロイダルコア111の位置
前述の実施例1においては、電力計1は筐体F1の内部にトロイダルコア111を有しているとしたが、電磁誘導により電力を発生できる位置であればトロイダルコア111の位置は例示ものに限定されない。例えば、図5に示す電力計51のように、トロイダルコア111が筐体F1の外部に位置するようにしてもよい。なお、図5においては、トロイダルコア111の周りに巻き付けられるコイル線113の記載は省略している。
(3)円環形状
前述の実施例1においては、トロイダルコア111を電力線P3を取り囲む円環形状としたが、電力線P1が発生する磁界が存在する磁界領域内であって、電力線を取り囲むものであれば、例示のものに限定されない。例えば、図6に示すように電力線を円環状に取り囲むようにコア511を配置するようにしてもよい。また、電力線を取り囲むものであれば、円環状でなくともよい。
(4)メモリ
前述の実施例1においては、マイクロコンピュータユニット35がメモリを有することとしたが、自らが計測した電力量に関する情報を所定の期間分記憶するものであれば、別の構成要素としてメモリを設けるようにしてもよい。また、電力計1の内部メモリであっても、外部メモリであってもよい。外部メモリとする際には、別途、メモリ用のインターフェイスを設ければよい。
情報記録を外部メモリに直接行う場合は、装置に外部メモリを装着したままで運用し、適宜決定された測定毎に外部メモリを装置から外してパソコンやハンディターミナルで読み込むようにすればよい。
また、情報記録をマイクロコンピュータユニット35あるいは内部メモリに行う場合は、適宜決定された測定毎に外部メモリを装着して読み出すようにしてもよい。
さらに、有線・無線でのネットワークを介して、メモリに対する情報の入出力を行うようにしてもよい。
(5)電力供給装置の応用
前述の実施例1では、電力供給装置を電力計1に用いることとしたが、電力供給装置を用いることができるものであれば、例示のものに限定されない。例えば、各種センサであってもよく、特に二酸化炭素濃度、ガス濃度、温度等を、それぞれ計測する、若しくは複合的に計測する、いわゆる環境用センサであってもよい。
(6)交流電力機器3の使用電力の算出
前述の実施例1における交流電力機器3の使用電力の算出にあたっては、電力機器3の既知の電圧値とコイル31で発生する電力の電流値を用いるようにしたが、コイル31で発生する電力の電圧値から電力機器3の電流値及び電圧値を算出するようにしてもよい。
なお、イル31で発生する電力の電圧値から電力機器3の電流値、電圧値を算出する際には、例えば、電圧値を算出する際にはコイル31を無負荷とし、電流値を算出する際にはコイル31を有負荷とする等、電圧値、電流値いずれを算出するかによってコイル31の負荷状態を変えるようにすればよい。
また、計測確度を向上するために、あらかじめ既知の電力を計測しておき補正を行っておいてもよい。
(7)一次電池19による電力の供給
前述の実施例1においては、一次電池19による電力の供給は、コイル11において電力が発生しないとき、つまり、交流電気機器3が稼働しておらず電力線P3に電流が流れていないときに供給する。しかし、コイル11において電力が発生しないときに限らず、例えば、コイル11により供給する電力の電圧が所定の値より低下した場合に、一次電池19から電力を供給するようにしてもよい。所定の電力としては、電力計測用回路部U3が稼働するに必要な電圧、マイクロコンピュータユニット35が稼働するのに必要な電圧等を設定するようにしてもよい。
(8)補助電力供給手段
前述の実施例1においては、補助電力供給手段としてボタン電池である一次電池19を用いるとしたが、補助電力供給手段として機能するものであれば、例示のものに限定されない。例えば、充電可能ないわゆる二次電池であってもよい。また、太陽電池であってもよい。さらに、一次電池、二次電池、太陽電池等の複数を併用するようにしてもよい。
本発明は、他の機器に電力を供給する電力供給装置に用いることができる。
本発明に係る電力供給装置の概要を説明する図である。 本発明に係る電力供給装置を用いた電力計1の外観図である。 電力計1の展開図である。 電力計1の回路構成を示すブロック図である。 本発明に係る電力供給装置を用いた電力計の他の実施形態を示す図である。 他の実施例におけるコアの配置を示す図である。 従来の電力供給装置を説明するための図である。
符号の説明
1・・・・・電力計
11・・・・・コイル
111・・・・・トロイダルコア
113・・・・・コイル線
17・・・・・回路用電源選択回路
19・・・・・一次電池
3・・・・・交流電力機器
P3・・・・・電力線
U1・・・・・電源用回路部
U3・・・・・電力計測用回路部

Claims (9)

  1. 他の機器に電力を供給する電力供給装置であって、
    前記電力供給装置は、所定の機器の電力線周辺に発生する電磁場領域に位置する電磁誘導芯部材を有するコイル手段、を有し、
    前記電磁誘導芯部材は、前記電力線を取り囲んで位置し、
    前記コイル手段は、電磁誘導により電力を発生すること、
    を特徴とする電力供給装置。
  2. 請求項1に係る電力供給装置において、
    前記電磁誘導芯部材は、前記電力線を取り囲む円環形状を有すること、
    を特徴とする電力供給装置。
  3. 請求項1又は請求項2に係る電力供給装置のいずれかにおいて、さらに、
    前記コイル手段によって前記他の機器に所定の電力が供給されない時には、当該他の機器に電力を供給する補助電力供給手段、
    を有する電力供給装置。
  4. 請求項1〜請求項3に係る電力供給装置のいずれかにおいて、さらに、
    少なくとも前記コイル手段によって前記他の機器に所定の電力が供給されない時には、当該他の機器に電力を供給する補助電力供給手段、
    を有する電力供給装置。
  5. 請求項4に係る電力供給装置において、さらに、
    前記電磁誘導により発生した電力を前記補助電力の充電に用いること、
    を特徴とする電力供給装置。
  6. 請求項1〜請求項5に係る電力供給装置のいずれかを有する計測用センサであって、
    前記電力供給装置によって発生する電力を自らが作動するための電力とすること、
    を特徴とする計測用センサ。
  7. 請求項1〜請求項5に係る電力供給装置のいずれかを有する電力計であって、
    前記電力供給装置によって発生する電力を自らが作動するための電力とすること、
    を特徴とする電力計。
  8. 請求項7に係る電力計において、
    自らが計測した電力量に関する情報を、所定の期間分記憶する記憶手段、
    を有する電力計。
  9. 断面円環形状の電磁誘導芯部材を、所定の機器の電力線を取り囲むように配置し、
    前記電磁誘導芯部材を有するコイル手段を用いて電磁誘導により発生した電力を他の機器に供給すること、
    を特徴とする電力供給方法。
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