JP2010017018A - 電池内蔵機器と充電台 - Google Patents

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Abstract

【課題】受電コイルと送電コイルとの相対位置がずれて受電コイルの受電電力が減少しても電池を正常に充電する。
【解決手段】電池内蔵機器と充電台は、受電コイル51に誘導される電力で充電される電池54を内蔵する電池内蔵機器50と、電池内蔵機器50の受電コイル51に送電コイル21から電力搬送する充電台10とからなる。電池内蔵機器50は、受電コイル51に誘導される電力を電池54の充電電力に変換して出力するDC/DCコンバータ31と、このDC/DCコンバータ31のスイッチング素子33を受電コイル51の出力電圧で制御すると共に、受電コイル51の出力を電源電圧として動作するマイコン32とを備える。マイコン32は、受電コイル51の出力電圧が低下すると、DC/DCコンバータ31のスイッチング素子33をオンにする時間幅を狭くするようにパルス幅変調して出力を低下させるように制御して、電源電圧の低下を防止する。
【選択図】図10

Description

本発明は、充電できる電池を内蔵する電池内蔵機器と、この電池内蔵機器に内蔵される電池を充電する充電台に関する。
電磁誘導の作用で送電コイルから受電コイルに電力搬送して、内蔵電池を充電する充電台は開発されている。(特許文献1及び2参照)
特許文献1は、充電台に高周波電源で励磁される送電コイルを内蔵し、パック電池には送電コイルに電磁結合される受電コイルを内蔵する構造を記載する。さらに、パック電池は、受電コイルに誘導される交流を整流し、これを電池に供給して充電する回路も内蔵する。この構造によると、充電台の上にパック電池を載せて、無接点でパック電池の電池を充電できる。
さらに、特許文献2は、電池内蔵機器の底部に電池を内蔵し、さらにその下方に二次側充電用アダプターを設けて、この二次側充電用アダプターに受電コイルと充電回路を内蔵する構造を記載する。また、受電コイルに電磁結合される送電コイルを充電台に設ける構造も記載する。充電台に二次側充電用アダプターを結合する電池内蔵機器を載せ、送電コイルから受電コイルに電力搬送して、電池内蔵機器の電池を充電する。
特開平9−63655号公報 実用新案登録第3011829号
以上の特許文献に記載されるように、送電コイルと受電コイルを電磁結合して電力搬送する充電方式は、無接点で電池を充電できることから、接点の接触不良を解消できる特徴がある。ただ、この充電方式は、受電コイルの送電コイルに対する相対位置がずれるにしたがって、送電コイルから受電コイルへの電力搬送が弱くなって、送電コイルに誘導される受電電力が少なくなる。この状態になると、電池を正常に充電できなくなる。とくに、受電コイルに誘導される受電電力をDC/DCコンバータで制御して電池を理想的な状態で充電する充電方式にあっては、DC/DCコンバータの出力をマイコンでコントロールすることから、マイコンが正常に動作しなくなると、電池を正常に充電できなくなる。この充電方式は、受電コイルに誘導される受電電力をマイコンの電源電圧として使用することから、受電コイルの受電電力が減少して電圧が低下すると、マイコンがリセットされて動作しなくなる。すなわち、受電コイルの受電電力をDC/DCコンバータとマイコンの両方に供給することから、受電電力が設定値よりも小さくなると、DC/DCコンバータの消費電力によって受電コイルの出力電圧が低下してしまう。受電コイルの出力電圧が低下すると、マイコンの電源電圧が低下してリセットされる。マイコンがリセットされると、DC/DCコンバータを制御できなくなって充電が停止されるので、受電コイルの電圧が上昇して、マイコンを動作状態とする。動作状態になったマイコンは、再び電池のDC/DCコンバータを制御して充電を開始する。ところが、受電コイルの受電電力が小さいので、再び受電コイルの出力電圧が低下してマイコンがリセットされて充電が停止される。この状態になると、電池の充電と停止とが繰り返されるので、電池の満充電を正常に検出できなくなって電池に弊害を与える。
本発明は、以上の欠点を解決することを目的に開発されたものである。本発明の重要な目的は、受電コイルと送電コイルとの相対位置がずれて受電コイルの受電電力が減少しても電池を正常に充電できる電池内蔵機器と充電台を提供することにある。
課題を解決するための手段及び効果
本発明の電池内蔵機器と充電台は、受電コイル51を内蔵すると共に、この受電コイル51に誘導される電力で充電される電池54を内蔵する電池内蔵機器50と、電池内蔵機器50を脱着自在にセットして、電池内蔵機器50の受電コイル51に送電コイル21から磁気誘導作用で電力を搬送して電池内蔵機器50の電池54を充電する充電台10とならなる。電池内蔵機器50は、受電コイル51に誘導される電力を電池54の充電電力に変換して出力するDC/DCコンバータ31と、このDC/DCコンバータ31のスイッチング素子33を受電コイル51の出力電圧で制御して受電コイル51からの入力をパルス幅変調して出力を制御すると共に、受電コイル51の出力を電源電圧として動作するマイコン32とを備える。マイコン32は、受電コイル51の出力電圧が低下すると、DC/DCコンバータ31のスイッチング素子33をオンにするデューティーを小さくしてパルス幅変調して出力を低下させるように制御して、電源電圧の低下を防止する。
以上の電池内蔵機器と充電台は、受電コイルと送電コイルとの相対位置がずれて、受電コイルの受電電力が減少しても電池を正常に充電できる特徴がある。それは、受電コイルの相対位置がずれて受電電力が減少すると、マイコンがパルス幅変調によって、DC/DCコンバータの出力を小さくして、電池の充電電流を小さくするからである。パルス幅変調でDC/DCコンバータの出力を小さくして充電電流を減少させると、DC/DCコンバータの消費電力が減少して、受電コイルの電圧低下が少なくなる。したがって、受電コイルの受電電力を電源とするマイコンの電源電圧の低下が少なくなって、マイコンの電源電圧の低下によるリセットを防止できる。このため、受電コイルの受電電力が減少する状態でのマイコンのリセットを防止し、この状態にあってもマイコンを正常に動作させて電池を正常に充電できる。
本発明の電池内蔵機器と充電台は、DC/DCコンバータ31を、出力電流を安定化させる定電流特性を有する回路とすることができる。
この電池内蔵機器は、電池を安定して定電流充電できる。とくに、受電コイルの受電電力が減少する状態にあっては、充電する電流を小さくして電池を定電流充電できる。
本発明の電池内蔵機器と充電台は、マイコン32が、受電コイル51の出力電圧と、電池54の充電電流を検出して、DC/DCコンバータ31のスイッチング素子33をパルス幅変調するパルス幅をコントロールすることができる。
本発明の電池内蔵機器と充電台は、マイコン32が、受電コイル51の出力電圧でDC/DCコンバータ31の出力電流を段階的に、あるいは連続的に変化させるようにスイッチング素子33をパルス幅変調することができる。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。ただし、以下に示す実施例は、本発明の技術思想を具体化するための電池内蔵機器と充電台を例示するものであって、本発明は電池内蔵機器と充電台を以下のものに特定しない。
さらに、この明細書は、特許請求の範囲を理解しやすいように、実施例に示される部材に対応する番号を、「特許請求の範囲」および「課題を解決するための手段の欄」に示される部材に付記している。ただ、特許請求の範囲に示される部材を、実施例の部材に特定するものでは決してない。
図1と図2は、電池内蔵機器50を携帯機器として、これを充電台10の装着部12にセットする状態を示している。電池内蔵機器50は、図2に示すように、受電コイル51と、この受電コイル51に電力搬送される電力で充電される電池54を内蔵している。充電台10は、電池内蔵機器50をケース11の装着部12に脱着自在にセットして、電池内蔵機器50の電池54を充電する。本実施例においては、電池内蔵機器50として、ゲーム電子機器等の電子製品を操作するリモコンが利用できる。
図2と図3の充電台10は、上ケース11Aに装着部12を設けている。上ケース11Aの装着部12は、底面をU溝状に湾曲する湾曲底面13としている。図の上ケース11Aの装着部12は、U溝状である湾曲底面13の長手方向が、後方に向かって上り勾配に傾斜する姿勢であって、下端にはストッパ壁14を設けている。この装着部12は、長手方向に直交する断面形状をU溝状として、電池内蔵機器50を正確な位置に案内する。この上ケース11Aは、装着部12の両側に一対の側壁15を設けて、装着部12の下端部にはストッパ壁14を設ける形状にプラスチックを成形して製作している。
充電台10は、図2と図4に示すように、上ケース11Aの湾曲底面13の内側に送電コイル21を配置している。送電コイル21は平面状に巻かれた平面コイルで、湾曲底面13の内面に接近して配設している。送電コイル21は、U溝状の長手方向に細長いループ状に巻いて、長手方向に長い領域に電力搬送できるようにしている。図の送電コイル21は平面コイルであるが、送電コイルは、湾曲底面に沿うように両側部を湾曲面とする平面コイルとすることもできる。
送電コイル21は、受電コイル51との反対側、図において送電コイル21の下側にシールド層23を設けている。シールド層23は、透磁率の高い金属やフェライトからなる層で、送電コイル21の受電コイル51と反対側をシールドする。シールド層23と送電コイル21は、ケース11に内蔵しているプラスチック製の支持台16に固定している。支持台16は、回路基板20を挟着して下ケース11Bに固定されて、シールド層23と送電コイル21をケース11の定位置に配置する。この支持台16は、湾曲底面13に沿う傾斜面16Aを有し、この傾斜面16Aにシールド層23と送電コイル21とを積層して固定している。
送電コイル21は、図5の回路図に示すように、回路基板20に実装される高周波の電源22に接続している。高周波の電源22は、ACアダプタ25から入力される直流電力を高周波電力に変換して送電コイル21に供給する。高周波の電源22は、電池内蔵機器50に内蔵される電池54が満充電されると高周波電力の出力を遮断する回路を内蔵している。電池内蔵機器50の電池54の満充電は、電池内蔵機器50で検出される。高周波の電源22は、電池内蔵機器50と通信して、電池内蔵機器50の電池54が満充電されたことを検出して出力を遮断することができる。
図6は、複数台の充電台10を横に並べて、複数の電池内蔵機器50の電池を充電する状態を示している。この状態で使用される充電台10は、横に隣接する充電台10に脱着自在に連結できる連結部17を備えている。連結部17は、水平面内で90度回転させて、折り畳みできるように下ケース11Bの底面に連結される。この連結部17はプラスチック製で、図4に示すように、その一端部には、下ケース11Bに回転できるように連結する回転軸17aを上に突出して設けており、他端部には、隣接する充電台10の下ケース11Bに設けた嵌着凹部18に案内される嵌着凸部17bを上に突出して設けている。下ケース11Bは、連結部17の嵌着凸部17bを案内する嵌着凹部18を底面に設けている。この連結部17は、使用しない状態では、隣の充電台10に突出しないように折り畳まれる。隣に充電台10を並べて使用するときは、90度回転して、下ケース11Bから引き出し、嵌着凸部17bを隣の下ケース11Bの嵌着凹部18に入れて、隣接する充電台10を連結する。
充電台10に内蔵される高周波の電源22の回路図を図5に示している。この電源22は、ACアダプタ25から入力される電源コネクタ26と、隣の充電台10から入力される外部入力コネクタ27から電力が供給される。電源コネクタ26と外部入力コネクタ27は、図6に示すように、ケース11の背面に固定している。さらに、ケース11の底面には、隣の充電台10に電力を供給する電源コード28を脱着できるように収納している。電源コード28を収納するために、ケース11の底面には電源コード28を嵌着する収納凹部19を設けている。この電源コード28は、高周波の電源22に接続している。
高周波の電源22は、電源コネクタ26から入力される電力と、外部入力コネクタ27から入力される電力とを切り換えて、電池内蔵機器50の電池54を充電する。すなわち、送電コイル21を励磁する。図5と図6に示すように、第1の充電台10Aと第2の充電台10Bを連結して第1の電池内蔵機器50Aの電池54と第2の電池内蔵機器50Bの電池54を充電するには、以下の工程でふたつの電池内蔵機器50の電池54を充電する。
(1)第1の充電台10AをACアダプタ25に接続して、ACアダプタ25から第1の充電台10Aの電源22に直流電力を供給する。第1の充電台10Aの電源22は、ACアダプタ25から入力される直流電力で送電コイル21を励磁して、第1の電池内蔵機器50Aの電池54を充電する。この状態で、第1の充電台10Aの電源22は、電源コード28からは電力を出力しない。
(2)第1の電池内蔵機器50Aの電池54が満充電されると、第1の充電台10Aの電源22は送電コイル21の励磁を停止して、電源コード28から第2の充電台10Bに直流電力を出力する。
(3)第2の充電台10Bの電源22は、電源コード28から入力される直流電力、すなわち外部入力コネクタ27から入力される直流電力でもって、送電コイル21を励磁して、第2の電池内蔵機器50Bの電池54を充電する。第2の電池内蔵機器50Bの電池54が満充電されると、第2の充電台10Bの電源22は送電コイル21の励磁を停止して、電池54の充電を終了する。
以上のように、複数の電池内蔵機器50の電池54を順番に充電する回路構成は、ACアダプタ25からの入力電力を大きくすることなく、複数の電池内蔵機器50の電池54を満充電できる。
電池内蔵機器50は、図2に示すように、充電台10の装着部12に載せられる背面をU溝状の湾曲底面13に沿う形状に湾曲して湾曲背面53として、この湾曲背面53の内側に、湾曲背面53の沿う湾曲面に巻かれた受電コイル51を内蔵している。図の電池内蔵機器50は、前面と背面の一部にスイッチなどの操作部65を設けている。電池内蔵機器50は、充電台10の装着部12にセットして内蔵する電池54を充電する。電池内蔵機器50は、図1に示すように、上下の長手方向を後方に向かって上り勾配とする姿勢で充電台10の装着部12にセットされ、その下端をストッパ壁14に載せる姿勢で装着される。
電池内蔵機器50は、湾曲背面53の内側に、湾曲背面53に沿う湾曲面に巻かれた受電コイル51を内蔵している。図2と図7の電池内蔵機器50は、複数本の円筒形電池54を平行に並べて収納する電池収納部61を有する機器本体60と、この機器本体60の電池収納部61に脱着自在に装着しているパック電池70とからなる。機器本体60は、背面に開口するように電池収納部61を設けて、ここにパック電池70を装着して開口部を閉塞している。図の電池内蔵機器50は、パック電池70に電池54と受電コイル51を内蔵して、湾曲背面53の内側に受電コイル51を収納している。機器本体60の電池収納部61は、図2と図7の鎖線で示すように、複数の、図にあっては2本の単三電池54Bを平行に並べて収納できる形状としている。パック電池70は、複数の、図にあっては2本の単三電池54Bに代わって電池収納部61に脱着自在に収納できる外形としている。この構造の電池内蔵機器50は、図7に示すように、単三電池54Bと充電できるパック電池70の両方で便利に使用できる。ただし、電池内蔵機器は、脱着できるパック電池とはしないで、脱着できないように充電できる電池を内蔵し、さらに、この電池に充電電力を切り換えする受電コイルを湾曲背面の内側に配設することもできるのはいうまでもない。機器本体60は、図7の鎖線で示すように、電池収納部61に単三電池54Bを装着する状態では、開口部を脱着蓋63で閉塞する。脱着蓋63は、電池収納部61の開口部に脱着できるように連結される。脱着蓋63を外して、電池収納部61に単三電池54Bを装着し、単三電池54Bを装着する状態で脱着蓋63を機器本体60に連結して電池収納部61の開口部を閉塞する。
パック電池70は、脱着蓋63を外して電池収納部61に装着される。電池収納部61に装着されるパック電池70は、脱着蓋を一体構造に設けている。このパック電池70は、電池収納部61に装着されて、開口部を閉塞する。パック電池70を図8と図9に示している。図9は、図8に示すパック電池70の分解斜視図である。さらに、電池内蔵機器50を充電台10にセットした状態の断面図を図2に示している。これらの図に示すパック電池70は、電池54を収納している電池ケース71と、この電池ケース71に収納している2本の単四電池54Aと、単四電池54Aを定位置に配置する電池ホルダ72と、この電池ホルダ72の上に積層するように配設されて電池54に接続している回路基板73と、この回路基板73の上に積層するように配設しているブラケット74と、このブラケット74の上に配設しているシールド層75と、シールド層75の上に配設している受電コイル51と、さらに受電コイル51の上に配設している背面カバー76とを備える。背面カバー76とブラケット74と電池ホルダ72は、絶縁材のプラスチックを成形して製作している。
背面カバー76は、機器本体60の湾曲背面53に沿う湾曲面に成形して、表面と内面を湾曲面としている。図の背面カバー76は、電池収納部61の脱着蓋63に代わって使用されるので、外形を電池収納部61の開口部を閉塞できる外形、すなわち脱着蓋63と同じ形状に成形している。図のパック電池70は、背面カバー76を介して機器本体60の電池収納部61に連結する。この背面カバー76は、電池収納部61の開口部に脱着できるように、上端部(図8において左下部)に係止フック77を一体的に成形して設けて、下端部(図8において右上部)には電池収納部61の開口部に係止される弾性フック78を一体的に成形して設けている。電池収納部61は、係止フック77と弾性フック78を係止する係止凹部67、68を電池収納部61の上下端部に設けている。このパック電池70は、係止フック77を係止凹部67に引っかける状態で電池収納部61に押し込んで、弾性フック78を係止凹部68に係止して、電池収納部61に外れない状態でセットされる。弾性フック78を弾性的に変形して係止凹部68から外して、パック電池70は機器本体60から外すことができる。さらに、図2の断面図に示す背面カバー76は、両側縁の中央部に長手方向に伸びる凸条79を設けている。この凸条79は、機器本体60に設けた電池収納部61の開口部両側に設けたガイド溝69に入れられて、背面カバー76を開口部に確実に連結している。
受電コイル51は、背面カバー76の内面に配設される。受電コイル51は、表面に絶縁皮膜を設けている金属である銅線を平面状に巻いて平面コイルとし、これを背面カバー76の内面の湾曲面に沿う形状に変形して、背面カバー76の湾曲面に接近して配設している。受電コイル51は、送電コイル21に効率よく電磁結合できるように、電池内蔵機器50の長手方向、すなわち単四電池54Aの長手方向に細長いループ状としている。
シールド層75は、受電コイル51の下面に積層されて、回路基板73及び電池54を送電コイル21から磁気シールドする。このシールド層75は、金属やフェライト等の透磁率の高い層で、送電コイル21の高周波が回路基板73や電池54に影響を与えるのを防止する。シールド層75は、受電コイル51に沿う形状に湾曲されて、受電コイル51の背面に接近して配設される。
ブラケット74はプラスチック製で、背面カバー76に対向する表面を、背面カバー76に沿う湾曲面に成形している。ブラケット74は、その表面と背面カバー76の内面とに間に湾曲する隙間を設けて、ここに受電コイル51とシールド層75を挟着する状態で固定している。ブラケット74は、回路基板73に対向する裏面を平面状とし、あるいは回路基板73に実装する電子部品を案内する凹部を設けた形状に成形して、回路基板73に積層するように固定される。さらに、ブラケット74は、受電コイル51を定位置に配置する位置決め凸部74aを表面に一体的に成形して設けている。位置決め凸部74aは、細長い受電コイル51の内側穴に案内されて、受電コイル51を定位置に配置する。図12のブラケット74は、細長い受電コイル51の内側穴の長手方向に離して、その両端部に位置するように設けて、受電コイル51を定位置に配置している。さらに、ブラケット74は、位置決め凸部74aのある部分を厚く成形して、電池ケース71を固定するネジ止めボスに併用している。このブラケット74は、電池ケース71を貫通する止ネジ81をブラケット74の各位置決め凸部74aにねじ込んで、電池ケース71をブラケット74に固定できる。
回路基板73は、電池54を充電する充電回路を実装している。充電回路を図10に示す。この図の充電回路30は、受電コイル51に誘導される受電電力を電池54の充電電力に変換して電池54に出力するDC/DCコンバータ31と、このDC/DCコンバータ31のスイッチング素子33を受電コイル51の出力電圧で制御して受電コイル51からの入力をパルス幅変調して出力を制御すると共に、受電コイル51の出力を電源電圧として動作するマイコン32とを備える。
DC/DCコンバータ31は、受電コイル51に誘導される交流を整流するダイオードブリッジ34と、このダイオードブリッジ34の出力を平滑化する平滑回路35とを入力側に設けている。DC/DCコンバータ31は、平滑回路35から出力される直流を、スイッチング素子33とコイル36を介して電池54に供給して電池54を充電する。スイッチング素子33は、所定のタイミングでオンオフに切り換えられて、電池54の充電電流をコントロールする。マイコン32は、スイッチング素子33をオンオフに切り換えるタイミングを制御して、すなわちパルス幅変調して、電池54の充電電流をコントロールする。スイッチング素子33のオン時間幅を長くして、すなわちデューティーを大きくして、電池54の充電電流は大きくなり、反対にオン時間幅を短くして、すなわちデューティーを小さくして、電池54の充電電流は小さくなる。スイッチング素子33のオン時間幅を調整して、すなわちパルス幅変調して、電池54の充電電流はコントロールされる。パルス幅変調は、スイッチング素子33のオフ時間に対するオン時間幅を長くして、すなわちデューティーを大きくして電池54の充電電流を大きく、反対にデューティーを小さくして充電電流を減少できる。したがって、パルス幅変調は、スイッチング素子33をオンオフに切り換えるデューティーを調整して、電池54の充電電流をコントロールする。
図10の充電回路30において、マイコン32の出力ポート32aからHigh出力が出力されるとき、スイッチング素子33はオン状態となる。詳細には、マイコン32の出力ポート32aからHigh出力が出力されると、トランジスタTr1はオン状態となり、トランジスタTr2はオン状態、トランジスタTr3はオフ状態となり、スイッチング素子33はオン状態となる。また、マイコン32の出力ポート32aからLow出力が出力されるとき、スイッチング素子33はオフ状態となる。詳細には、マイコン32の出力ポート32aからLow出力が出力されると、トランジスタTr1はオフ状態となり、トランジスタTr2はオフ状態、トランジスタTr3はオン状態となり、スイッチング素子33はオフ状態となる。トランジスタTr2、Tr3を出力ポート32aからの出力で直接動作させることも可能ではあるが、コイル36の電圧が変動することで、出力ポート32aに過電圧が印加されマイコン32が破損する可能性があるので、トランジスタTr1を利用してこのような不具合を解消している。
マイコン32は、受電コイル51と送電コイル21とが正常に電磁結合される状態にあるとき、あらかじめ設定している電流、たとえば250mAの定電流で電池54を充電する。いいかえると、電池54を250mAの正常定電流で充電するように、パルス幅変調によって、スイッチング素子33のオン時間幅を調整する。電池54の充電電流を検出するために、電池54と直列に電流検出抵抗37を接続している。この電流検出抵抗37の両端の電圧は、充電電流に比例するので、この電圧から電池54の充電電流を検出できる。したがって、この電流検出抵抗37の両端の電圧がマイコン32に入力される。マイコン32は、この電流検出抵抗37の両端の電圧が所定の設定値となるように、パルス幅変調して電池54を定電流充電する。
マイコン32は、平滑回路35から供給される電圧を電源電圧として動作する。したがって、平滑回路35の出力を、電源ライン38を介してマイコン32の電源回路(図示せず)に接続している。電池内蔵機器50が充電台10の正しい位置にセットされないと、送電コイル21から受電コイル51への搬送電力が減少する。受電コイル51が、送電コイル21に電磁結合して、電力を誘導しているからである。この状態で電池54を定電流充電して、電池54の充電に消費される電力が受電電力よりも大きくなると、平滑回路35の出力電圧が低下する。平滑回路35の電圧が低下すると、マイコン32の電源電圧が低下して、マイコン32がリセットされて、DC/DCコンバータ31を制御できなくなって充電が停止される。この弊害を防止するために、マイコン32は、電源電圧の低下を検出すると、パルス幅変調によって、DC/DCコンバータ31の出力を小さくして充電電流を小さくする。たとえば、定電流充電する設定電流を正常設定電流の250mAから、減少設定電流として200mA、または150mAに減少する。マイコン32が電源電圧の低下を検出して、低下させる減少設定電流は、あらかじめマイコン32のメモリ(図示せず)に記憶している。メモリは、低下する電源電圧に対する減少設定電流をルックアップテーブルに記憶し、あるいは低下する電源電圧に対する減少設定電流を、関数として連続的に変化する減少設定電流として記憶している。
マイコン32は、電池内蔵機器50を充電台10にセットして電池54の充電を最初に開始するとき、正常設定電流である、たとえば250mAの定電流で電池54の充電を開始する。この状態で充電を開始して、受電コイル51の受電電力が小さいと、電池54の充電に使用する電力が大きくなって、受電コイル51の出力電圧、すなわち平滑回路35の出力電圧が低下して、マイコン32の電源電圧が低下する。マイコン32は、電源電圧の低下を検出すると、パルス幅変調によって、スイッチング素子33のオン時間幅を短くして、電池54を定電流充電する設定電流を減少設定電流に小さくする。このとき、マイコン32が変更する減少設定電流はメモリに記憶されている。マイコン32が、パルス幅変調をコントロールして、電池54を定電流充電する電流を減少設定電流に減少すると、電池54を充電する消費電力が小さくなって、DC/DCコンバータ31の負荷が小さくなる。このため、平滑回路35の出力電圧、すなわち、受電コイル51の出力電圧の低下が少なくなる。この状態で、さらにマイコン32の電源電圧が低下すると、マイコン32は、パルス幅変調によってスイッチング素子33をオンに切り換えるデューティーをより小さく制御して、電池54を定電流充電する減少設定電流を、さらに小さい設定値に変更する。マイコン32が、電池54を定電流充電する設定電流を、最小の設定値に変更してもさらに電源電圧が低下すると、マイコン32は充電を停止するようにDC/DCコンバータ31を制御、すなわちスイッチング素子33をオフ状態に保持する。
充電している途中で、ユーザーが電池内蔵機器50を正しい位置に変更して、受電コイル51の受電電力が大きくなると、マイコン32の電源電圧は上昇する。マイコン32は、減少設定電流で電池54を充電している状態で、電源電圧の上昇を検出すると、電池54を定電流充電する設定電流を減少設定電流から正常設定電流に向かって大きく変更するようにパルス幅変調を制御する。したがって、受電コイル51の受電電力が正常になると、マイコン32は正常設定電流で電池54を充電する。ただ、電池内蔵機器50と充電台10の相対位置は、ユーザーが電池内蔵機器50を充電台10にセットする位置を変更しないかぎり変化しない。したがって、マイコン32は、ユーザーが電池内蔵機器50の位置を変更して、受電コイル51と送電コイル21との相対位置を変更しないかぎり、定電流充電する設定電流を変更しないように、パルス幅変調する。
マイコン32は、マイコン32に入力される電源電圧を検出して、定電流充電する設定電流を変更する。マイコン32は、受電コイル51の出力電圧が低下すると、制御部43が、DC/DCコンバータ31のスイッチング素子33をオンにする時間幅を狭くするように、すなわちデューティーを小さくしてパルス幅変調して、DC/DCコンバータ31の出力を低下させるように制御して、マイコン32に入力される電源電圧が低下するのを防止する。図10の充電回路30は、電源電圧を検出するために、電圧検出ライン39をA/Dコンバータ40の入力端子40aに接続している。この充電回路30は、電圧検出ライン39をA/Dコンバータ40に入力する回路を設ける必要がある。
図11に示すマイコン32は、電圧検出ラインをA/Dコンバータの入力端子に接続する回路を省略して、電源電圧を検出する。このマイコン32は、入力電圧をデジタル電圧値に変換して電圧を検出するA/Dコンバータ40と、このA/Dコンバータ40に基準電圧を供給する内部基準電圧回路41とを備える。このマイコン32は、A/Dコンバータ40の電源端子40bに入力される基準電圧であって、A/Dコンバータ40がA/D変換する基準電圧を、内部基準電圧回路41から入力される内部基準電圧として、A/D変換する。このマイコン32は、通常の状態、たとえば電池54の電圧、電流などをデジタル信号に変換するときは、内部基準電圧回路41から入力される内部基準電圧を基準電圧としてA/Dコンバータ40の電源端子40bに入力して、入力電圧をデジタル値に変換する。そして、図11に示すマイコン32においては、電源ライン38からの電源電圧を、基準電圧にして、内部基準電圧回路41から入力する電圧をA/D変換できることにより、電源電圧が変化した場合、内部基準電圧のA/D変換結果が変化することにより、電源電圧の変化を検出することができる。図11のマイコン32は、図10と比較するなら、図10の電源ライン39が不要となるため、簡便な回路構成となる。
回路基板73は、以上の充電回路30を実現する電子部品84を実装している。回路基板73は、実装する電子部品84を、図9において下面(図2において上面)、すなわち電池側に固定している。
電池ホルダ72は、複数本、図においては2本の単四電池54Aを定位置に配置すると共に、回路基板73を定位置に配置する。電池ホルダ72はプラスチック製で、電池対向面に電池54の嵌着凹部72aを設ける形状に成形している。図のパック電池70は、2本の単四電池54Aを内蔵するので、単四電池54Aの円筒に沿う形状の嵌着凹部72aを平行に2列に設けている。パック電池70の単四電池54Aは、図2の鎖線で示す単三電池54Bに代わって電池収納部61に装着される。単四電池54Aは単三電池54Bよりも外径が小さいので、図2に示すように、電池収納部61に装着される単三電池54Bよりも中心位置を両側に離して配置して、電池間の隙間を広くして、ここに回路基板73に実装する電子部品84を配置する収納スペース82を設けている。すなわち、単四電池54Aは、できる限り外側に離して配置して、電池間の収納スペース82を広くしている。
電池ホルダ72は、回路基板73との対向面である基板対向面に、回路基板73を定位置に嵌着する周壁72bを一体的に成形して設けている。この周壁72bの内側に回路基板73を嵌着して、定位置に固定している。さらに、電池ホルダ72は、回路基板73に固定している電子部品84を案内する凹部72cを基板対向面に設けている。この凹部72cは、隣接する電池54の間にあって、電池54の間にできる収納スペース82を有効に利用して、電子部品84を配設している。
電池ケース71は、内部に複数、図にあっては2本の単四電池54Aを収納できる箱形にプラスチックを成形して、開口部を背面カバー76に連結している。箱形の電池ケース71は、開口縁を背面カバー76に嵌合係止構造で連結し、あるいは溶着して連結して、開口部を背面カバー76で閉塞して組み立てられる。図2の断面図に示す電池ケース71は、電池収納部61に設けている隔壁66を案内する案内溝71aを底面に設けている。隔壁66は、単三電池54Bを定位置に収納するために、電池54の間に設けている。さらに、電池ケース71は、案内溝71aの両側に、単四電池54Aを定位置に配置する保持リブ71bを一体的に成形して設けている。この電池ケース71は、保持リブ71bと両側の側壁との間に単四電池54Aを入れて定位置に配置している。さらに、図8と図9に示す電池ケース71は、出力端子83を外部に露出させる端子窓71cを開口して、端子窓71cから出力端子83を外部に露出している。図に示す出力端子83は、弾性変形する金属板を折曲加工したもので、電池ケース71の内側に折曲してなる折曲片83aを電池54の端部電極に弾性的に押圧させて電気接続している。さらに、一方の出力端子83(図8において下側の出力端子)は、折曲片83aと反対側に折曲してなる弾性突出片83bを設けており、この弾性突出片83bを端子窓71cから突出させている。端子窓から突出する弾性突出片83bは、電池収納部61に設けている電源端子62を弾性的に押圧して電気接続される。パック電池70の出力端子83は、図7に示すように、電池収納部61に設けている電源端子62に接触して、機器本体60に電力を供給する。電源端子62は、電池収納部61に収納される単三電池54Bの電極に接触する位置に配置される。したがって、単三電池54Bに代わってパック電池70を収納して、パック電池70から機器本体60に電力が供給される。
以上のパック電池70は、以下の工程で組み立てられる。
(1)電池ケース71に電池54を収納し、この電池54の上に電池ホルダ72を配設して電池54を定位置に配置する。
(2)電池ホルダ72の上に回路基板73とブラケット74を積層し、さらに、ブラケット74の上にシールド層75を介して受電コイル51を積層して、受電コイル51をブラケット74の定位置に配置する。この状態で、回路基板73と電池54と受電コイル51とを接続し、電池ケース71の端子窓71cの内側に回路基板73に接続している出力端子83を配置する。
(3)電池ケース71を貫通する止ネジ81をブラケット74の位置決め凸部74aにねじ込んで、ブラケット74を電池ケース71に固定して電池組立80とする。
(4)電池ケース71の開口縁を背面カバー76に固定して、電池組立80を背面カバー76に固定する。
さらに、パック電池は、出力端子を図12と図13に示す構造とすることもできる。これらの図に示すパック電池70は、一方の出力端子(図において左側の出力端子)であって、電池ケース71から突出する接触部を有する出力端子85を、弾性金属線を加工してなるバネ接点としている。図の出力端子85は、金属線の中央部分を矩形状に折曲して電池ケース71から外部に突出する弾性突出部85Aとすると共に、金属線の両端を固定部85Cとして回路基板73に固定している。弾性突出部85Aと固定部95Cとの中間には左右対称にコイル部85Bを設けており、このコイル部85Bを軸として弾性突出部85Aを回動させて、弾性突出部85Aを電池ケース71の外側に弾性的に押し出す構造としている。さらに、出力端子85は、両側のコイル部85Bと固定部85Cとの間に立ち上げ部85Dを設けて、コイル部85Bを回路基板73から離れた位置に配置している。この構造の出力端子85は、弾性突出部85Aの両側にコイル部85Bを設けると共に、両側の固定部85Cを回路基板73に固定しているので、弾性突出部85Aの接点圧を2倍にできる。また、2箇所の固定部85Cを回路基板73にハンダ付けして固定することで、回路基板73への接続抵抗を小さくしながら、安定して支持できる特徴がある。
さらに、弾性押圧部85Aは、電源端子と接触する部分を山形に折曲して接触部85aとしている。この弾性押圧部85Aは、山形に折曲してなる2つの接触部85aを電源端子に接触させるので、接触抵抗を小さくしながら安定して電気接続できる。さらに、出力端子85は、弾性押圧部85Aの先端部85bを電池ケース71に設けた挿入部71dに挿入しており、この先端部85bを、挿入部71dの位置決め壁71eに当接させて、接触部85aの突出量を制限している。この構造は、弾性突出部85Aを保護しながら、安定した接触圧を維持できる。
さらに、このパック電池は、図13に示すように、バネ接点である出力端子85を配置する側の電池54の端部において、電池54の端部電極にリード板86をスポット溶接すると共に、このリード板86を回路基板73にハンダ付けして固定している。さらに、このリード板86の両側において、出力端子85の固定部85Cを回路基板73にハンダ付けして固定しており、これにより省スペースで安定して組み立てできるようにしている。さらに、電池ケース71から弾性突出部85Aを突出させる端子窓71fは、出力端子85のコイル部85Bを保持する形状としてコイル部85Bの保持部に併用している。この構造は、電池ケース71の端子窓71fでコイル部85Bを保持するので、別部品を使用することなく、出力端子85を絶縁しながら安定して保持できる特徴がある。
本発明の一実施例にかかる携帯機器と充電台の斜視図である。 図1に示す携帯機器と充電台のA−A線断面図である。 充電台の斜視図である。 図3に示す充電台の上ケースを外した斜視図である。 本発明の一実施例にかかる携帯機器と充電台の回路図であって、複数の充電台を並べて使用する状態を示す図である。 複数の充電台を並べて使用する状態を底面から見た背面斜視図である。 携帯機器からパック電池を取り外す状態を示す分解斜視図である。 図7に示すパック電池の底面斜視図である。 図8に示すパック電池の分解斜視図である。 電池内蔵機器の一例を示す回路図である。 電池内蔵機器の他の一例を示す回路図である。 パック電池の他の一例を示す斜視図である。 図12に示すパック電池の出力端子を示す斜視図である。
符号の説明
10…充電台 10A…第1の充電台
10B…第2の充電台
11…ケース 11A…上ケース
11B…下ケース
12…装着部
13…湾曲底面
14…ストッパ壁
15…側壁
16…支持台 16A…傾斜面
17…連結部 17a…回転軸
17b…嵌着凸部
18…嵌着凹部
19…収納凹部
20…回路基板
21…送電コイル
22…電源
23…シールド層
25…ACアダプタ
26…電源コネクタ
27…外部入力コネクタ
28…電源コード
30…充電回路
31…DC/DCコンバータ
32…マイコン 32a…出力ポート
33…スイッチング素子
34…ダイオードブリッジ
35…平滑回路
36…コイル
37…電流検出抵抗
38…電源ライン
39…電圧検出ライン
40…A/Dコンバータ 40a…入力端子
40b…電源端子
41…内部基準電圧回路
43…制御部
50…電池内蔵機器 50A…第1の電池内蔵機器
50B…第2の電池内蔵機器
51…受電コイル
53…湾曲背面
54…電池 54A…単四電池
54B…単三電池
60…機器本体
61…電池収納部
62…電源端子
63…脱着蓋
65…操作部
66…隔壁
67…係止凹部
68…係止凹部
69…ガイド溝
70…パック電池
71…電池ケース 71a…案内溝
71b…保持リブ
71c…端子窓
71d…挿入部
71e…位置決め壁
71f…端子窓
72…電池ホルダ 72a…嵌着凹部
72b…周壁
72c…凹部
73…回路基板
74…ブラケット 74a…位置決め凸部
75…シールド層
76…背面カバー
77…係止フック
78…弾性フック
79…凸条
80…電池組立
81…止ネジ
82…収納スペース
83…出力端子 83a…折曲片
83b…弾性突出片
84…電子部品
85…出力端子 85A…弾性突出部
85a…接触部
85b…先端部
85B…コイル部
85C…固定部
85D…立ち上げ部
86…リード板

Claims (4)

  1. 受電コイル(51)を内蔵し、この受電コイル(51)に誘導される電力で充電される電池(54)を内蔵する電池内蔵機器(50)と、この電池内蔵機器(50)を脱着自在にセットして電池内蔵機器(50)の受電コイル(51)に送電コイル(21)から磁気誘導作用で電力を搬送して電池内蔵機器(50)の電池(54)を充電する充電台(10)とからなり、
    前記電池内蔵機器(50)は、受電コイル(51)に誘導される電力を電池(54)の充電電力に変換して出力するDC/DCコンバータ(31)と、このDC/DCコンバータ(31)のスイッチング素子(33)を前記受電コイル(51)の出力電圧で制御して受電コイル(51)からの入力をパルス幅変調して出力を制御すると共に、受電コイル(51)の出力を電源電圧として動作するマイコン(32)とを備え、
    このマイコン(32)が、受電コイル(51)の出力電圧が低下すると、DC/DCコンバータ(31)のスイッチング素子(33)をオンにするデューティーを小さくしてパルス幅変調して出力を低下させるように制御して、電源電圧の低下を防止するようにしてなる電池内蔵機器と充電台。
  2. 前記DC/DCコンバータ(31)が、出力電流を安定化させる定電流特性を有する回路である請求項1に記載される電池内蔵機器と充電台。
  3. 前記マイコン(32)が、受電コイル(51)の出力電圧と、電池(54)の充電電流を検出してDC/DCコンバータ(31)のスイッチング素子(33)をパルス幅変調するパルス幅をコントロールする請求項1に記載される電池内蔵機器と充電台。
  4. 前記マイコン(32)が、受電コイル(51)の出力電圧でDC/DCコンバータ(31)の出力電流を段階的に、あるいは連続的に変化させるようにスイッチング素子(33)をパルス幅変調する請求項1に記載される電池内蔵機器と充電台。
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