JP2010016883A - 画像信号処理方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】この信号処理は、静止画補間信号処理(SUB1)で各RGBの透過光を実在画素から各色の画素データを求め、RB実在画素の一方を対象の画素とし、対象の画素に対する相関判別領域の頂点を、少なくとも対象の画素と同色の画素で表わす領域にまで広げて相関判別して相関精度を向上させ、相関方向にある対象の画素と異色の周囲の他方の複数の画素データからGの補色画素データで輝度データを生成し、さらに仮想画素での輝度データの補間生成、実在および仮想画素それぞれの色属性を基に実在および仮想画素すべてで得られた色属性と異なるRBGすべてを補間生成し、静止画用広帯域化処理(SUB2)で各色の画素データを広帯域化する。
【選択図】図5
Description
AG=|G35 +G57 −(G37 +G55) | ・・・(1)
から得られる。画素データが色R の場合も周囲の画素データG から算出する。この算出により、左右のいずれか一方に傾きを有する大きい方の値が比較データAGとして得られることになる。
ARBH=|R44 −R48 | ・・・(2a)
ARBV=|R26 −R66 | ・・・(2b)
ACBH=|R44 −B46 |+|R48 −B46 | ・・・(2c)
ACBV=|R26 −B46 |+|R66 −B46 | ・・・(2d)
AGBH=|G35 −G37 |+|G55 −G57 | ・・・(2e)
AGBV=|G35 −G55 |+|G37 −G57 | ・・・(2f)
ACBBH =|B42 −B46 |+|B410−B46 | ・・・(2g)
ACBBV =|B06 −B46 |+|B86 −B46 | ・・・(2h)
を行って得られる。また、比較データは各垂直/水平方向の相関判定前にそれぞれ行うようにしてもよい。垂直/水平方向の相関判定には、あらかじめ垂直・水平の一組に一つずつ判定基準値J2, J3, J4が設定されている。これらの値J2, J3, J4は、経験的に設定される。
YH46=B46/2 +(R26 +R66)/4 ・・・(3)
により得られる。高周波輝度データYHには垂直相関を示すフラグv が付されている。この後、この画素B46 における高周波輝度データYHの算出を終了したものとみなしてリターンに進む。
YH46=B46/2 +(R44 +R48)/4 ・・・(4)
により得られる。高周波輝度データYHには水平相関を示すフラグh が付されている。この後、この画素B46 における高周波輝度データYHの算出を終了したものとみなしてリターンに進む。
YH46=B46/2 +(R26+R44 +R410+R66)/8 ・・・(5)
により得られる。高周波輝度データYHには、相関なしで算出されたことを示すフラグ+ が付されている。フラグ+ は対象画素の色と対象画素の色に対して異なる色を加算してマゼンタMgを生成することを意味している。すなわち、フラグ+ は周囲の画素すべての加算である。この後、この画素B46 における高周波輝度データYHの算出を終了したものとみなしてリターンに進む。リターンを介してサブルーチンSUB8を終了する。この結果、撮像により得られた色G の実在画素とともに、新たに色R, Bの位置に色Mgの画素データが算出される(図12を参照)。これら色G, Mg の画素データは高周波輝度データYHとして扱えることから、図13に示す実在画素の位置すべてに対応して高周波輝度データYHが生成される。
YH(R+)=R/2 +(B+b+B+b)/8 =R/2 +(B+b)/4 ・・・(6a)
YH(b+)=b/2 +(R+R+R+R)/8 =R/2 +R/2 ・・・(6b)
により得られる。長手方向の輝度データのレベル差とは、高周波輝度データYH(R+), YH(b+)のレベル差をΔYHとすると、
ΔYH=YH(R+)−YH(b+)=(B−b)/4 ・・・(7)
が得られる。輝度レベル差ΔYHが凸凹を発生させる原因である。
YH(0)=k0*dn(0)+k1*(d(1)+d(-1))+k2*(dn(-2)+dn(2))+k3*(d(-3)+d(3))
+k4*(dn(-4)+dn(4))+・・・kn*(dn(-n)+dn(n)) ・・・(8)
で表されるように得られる。ただし、この場合、図19(a) から明らかなように、ゼロのデータが交互に入るので、係数が2倍になる。この関係は、図19(a) におけるこの他の補間対象の画素dn(-4), dn(-2), dn(2), dn(4)に対しても当てはめる。これらの補間処理が施されることにより、高周波輝度データYH(-4), YH(-2), YH(2), YH(4)が得られる(図19(b) を参照)。
G21 =(G11+G31)/2 ・・・(9)
から得られる。式(9) の計算式に画素データG13, G33を適用すると、仮想画素G23 を補間することができる。また、仮想画素G12 の補間は、同一の行方向の2つの画素に対応する実在画素のデータを用いて
G12 =(G11+G13)/2 ・・・(10)
から得られる。式(10)の計算式に画素データG31, G33を適用すると、仮想画素G32 を補間することができる。そして、4つずつの画素データG11, G13, G31, G33の中心に位置する画素データG22 は、これら4つの位置の画素データを用いて
G22=(G11+G13+G31+G33)/4 ・・・(11)
から得られる。式(11)の計算式に周囲の画素データG13, G15, G33, G35を用いると、仮想画素G24 を補間することができる。実在画素の4つ画素データG13, G15, G33, G35を一組のデータとみなして補間し、すでに画素データG23 は算出されているので、残る画素データG14, G34, G25 を上述した演算により算出すればよい。この実在画素を用いた補間処理を繰り返し行うことにより、画素データG のプレーン画像を作成する。ただし、プレーン画像の最外縁は、このような関係にならないので、厳密に補間を行う場合、境界値として設定しておくとよい。また、有効画面を考慮すると、この周辺部のデータは有効画面の範囲外にあるので算出しなくても構わない。
R11 =(R00+R22)/2 ・・・(12)
によって算出される。同様に、仮想画素R31, R33 は、式(12)と同じ関係にそれぞれ画素データR40, R22および画素データR44, R22を適用して算出する。既存の画素データR26 も考慮して算出すると、隣接斜め補間処理により仮想画素R15, R35も作成することができる。
R24 =(R13+R15+R33+R35)/4 ・・・(13)
によって算出される。式(13)と同等の関係が周辺の画素から得られるとき、補間を施すことによって、画素データR02, R20, R42 が得られる。換言すると、補間対象の画素にから見れば、補間に使用する画素データはすべて斜めに位置している。
R12 =(R02+R11+R13+R22)/4 ・・・(14)
によって算出される。同様の位置関係にある画素データR14, R32, R14, R34等は、式(14)に対応する周辺の画素データR を代入すると算出できる。
R01 =(R00+R02+R11)/3 ・・・(15)
によって算出される。このようにしてこの他、画素データR03, R05, R10, R30, R41, R43, R45 が補間される。最終的に画素データR に関するプレーン画面全体が補間される。
RHij=Rij +Yhij ・・・(16a)
GHij=Gij +Yhij ・・・(16b)
BHij=Bij +Yhij ・・・(16c)
となる。ここで算出された画素データRHij, GHij, BHijが色差マトリクス部56に供給される。
YH(r+)=r/2 +(B+b+B+b)/8 =r/2 +(B+b)/4 ・・・(17a)
YH(b+)=b/2 +(R+r+R+r)/8 =b/2 +(R+r)/4 ・・・(17b)
により得られる。長手方向の輝度データのレベル差とは高周波輝度データYH(R+), YH(b+)のレベル差をΔYHとすると、
ΔYH=YH(r+)−YH(b+)=(r−R+B−b)/4 ・・・(18)
が得られる。
12 光学レンズ系
14 操作部
16 システムバス
18 システム制御部
26 撮像部
30 信号処理部
30a データ補正部
30b 補間処理部
30c 広帯域化処理部
32 圧縮/伸長処理部
Claims (14)
- 被写界からの入射光を三原色に分解し、得られた三原色の入射光を光電変換する複数の撮像素子が隣接する撮像素子の幾何学的な中心に対して行および/または列方向に半ピッチずらして配設され、該撮像素子を実在画素とし、該撮像素子から得られる撮像信号のそれぞれをディジタルの画素データにして、該画素データを用いて画素間に新たな画素を仮想画素として生成する補間処理を施し、輝度および色差データを生成する画像信号処理方法において、該方法は、
前記画素データを2次元に表示した際に、前記画素データの緑色が正方格子状に得られ、前記緑色を挟む一方の対角位置の実在画素からの赤色の画素データと、他方の対角位置の実在画素からの青色の画素データとをそれぞれ得る第1の工程と、
前記赤色および前記青色の実在画素のいずれか一方を対象の画素とした際に、該対象の画素に対する相関判別の領域の頂点を、少なくとも該対象の画素と同色の画素で表わす領域にまで広げて相関判別することにより相関精度を向上させて判定しながら、該相関方向に位置する該対象の画素と異色の周囲の他方の複数の画素データを用いて緑色の補色の画素データを、輝度データとして生成する第2の工程と、
該補色の画素データと前記緑色の画素データを用いて水平および/または垂直方向に位置する同一色の画素データから前記仮想画素における輝度データを補間生成し、得られた実在画素および仮想画素それぞれの色属性を基に該実在画素および仮想画素すべてに対して得られた色属性と異なる前記赤色、青色および緑色すべてを補間生成する第3の工程と、
補間生成した輝度データが有する所定の高周波帯域より高い周波数を通過させて得た高周波成分の信号を各画素の三原色の画素データそれぞれに加算して、各色の画素データの広帯域化処理を行う第4の工程とを含むことを特徴とする画像信号処理方法。 - 請求項1に記載の方法において、第2の工程は、前記対象の画素と同色で水平および垂直方向に位置する画素データを用いて水平/垂直方向の相関判別を行う第5の工程とを含むことを特徴とする画像信号処理方法。
- 請求項2に記載の方法において、第5の工程は、前記相関判別を行う前に、前記対象の画素データの左水平方向に位置する前記対象の画素と同色の画素データと前記対象の画素データとの差分絶対値を第1水平差分絶対値とし、前記対象の画素データと前記対象の画素データの右水平方向に位置する前記対象の画素と同色の画素データとの差分絶対値を第2水平差分絶対値とし、前記第1および第2水平差分絶対値の加算値を水平比較データとし、前記対象の画素データの上垂直方向に位置する前記対象の画素データと同色の画素データと前記対象の画素データとの差分絶対値を第1垂直差分絶対値とし、前記対象の画素データと前記対象の画素データの下垂直方向に位置する前記対象の画素と同色の画素データとの差分絶対値を第2垂直差分絶対値とし、前記第1および第2垂直差分絶対値の加算値を垂直比較データとしてそれぞれあらかじめ算出し、前記水平比較データから前記垂直比較データを減算した結果が所定の値以上の大きさのとき、垂直相関があると判定する第1の判定工程と、
前記垂直比較データから前記水平比較データを減算した結果が所定の値以上の大きさのとき、水平相関があると判定する第2の判定工程と、
第1および第2の判定のいずれとも異なるとき無相関と判定する第3の判定工程とを含むことを特徴とする画像信号処理方法。 - 請求項3に記載の方法において、該方法は、第1または第2の判定工程の結果、前記相関判別で相関が有る場合、前記対象の画素データを挟んで該対象の画素データと異色で、かつ前記相関方向の近傍に位置する一対の画素データの加算平均と前記対象の画素の画素データとにそれぞれ半分の重み係数を乗算した和をとる第6の工程と、
前記相関判別で無相関の場合、前記対象の画素データと前記対象の画素データ対して周辺に位置する異色の画素データの加算平均とにそれぞれ半分の重み係数を乗算した和をとる第7の工程とを含むことを特徴とする画像信号処理方法。 - 請求項3に記載の方法において、第2の工程は、前記実在画素に対する相関判別を行った後に、前記対象の画素に対して該対象の画素と異なる周囲の赤色および青色の一方の画素データのうち、前記対象の画素を挟む上下の画素データまたは左右の画素データがいずれの方向に相関があるかフラグを用いて比較する第8の工程と、
前記領域を広げて相関判別した結果、比較した画素データがすべて同方向に相関している場合、該対象の画素の相関も周囲の画素と同じ方向に相関があると判定して補正し、該補正した結果に応じて前記対象の画素データと前記対象の画素データを挟んで該対象の画素データと異色で、かつ前記相関方向の近傍に位置する一対の画素データの加算平均と前記対象の画素の画素データとにそれぞれ半分の重み係数を乗算した和をとって輝度データを生成する第9の工程と、
前記領域を広げて相関判別した結果、前記判定した画素データの一つでも異なる方向の相関が得られた場合、前記対象の画素に対して割り当てられた相関をそのまま輝度データの生成に用いて輝度データを生成する第10の工程とを含むことを特徴とする画像信号処理方法。 - 請求項5に記載の方法において、第9の工程は、前記対象の画素に対する前記周辺の画素の相関において、相関判別する領域それぞれで得られた比較補正の対象のフラグを周辺画素のフラグに訂正して、周囲の相関方向と同方向に相関があると判定し、該判断結果に応じて前記対象の画素データと前記対象の画素データを挟んで該対象の画素データと異色で、かつ前記相関方向の近傍に位置する一対の画素データの加算平均と前記対象の画素の画素データとにそれぞれ半分の重み係数を乗算した和をとって輝度データを生成することを特徴とする画像信号処理方法。
- 請求項1ないし6のいずれか一項に記載の方法において、第3の工程は、前記仮想画素にあらかじめ所定のデータを挿入後、垂直方向および/または水平方向にローパスフィルタ処理を施すことを特徴とする画像信号処理方法。
- 被写界からの入射光を三原色に分解し、得られた三原色の入射光を光電変換する複数の撮像素子が隣接する撮像素子の幾何学的な中心に対して行および/または列方向に半ピッチずらして配設され、該撮像素子を実在画素とし、該撮像素子から得られる撮像信号のそれぞれをディジタルの画素データにして、該画素データを用いて画素間に新たな画素を仮想画素として生成する補間処理を施し、輝度および色差データを生成する画像信号処理方法において、該方法は、
前記画素データを2次元に表示した際に、前記画素データの緑色が正方格子状に得られ、前記緑色を挟む一方の対角位置の実在画素からの赤色の画素データと、他方の対角位置の実在画素からの青色の画素データとをそれぞれ得る第1の工程と、
読み出した緑色の画素データを用いて前記仮想画素も補間処理しながら、輝度データとして緑色の画面を作成する第2の工程と、
読み出した画素データのうち、前記赤色および前記青色の実在画素のいずれか一方を対象の画素とした際に、該対象の画素に対する相関判別の領域の頂点を、少なくとも該対象の画素と同色の画素で表わす領域にまで広げて相関判別することにより相関精度を向上させて判定しながら、該相関方向に位置する該対象の画素と異色の周囲の他方の複数の画素データを用いて緑色の補色の画素データを生成するとともに、該補色の画素データを用いて前記仮想画素も補間処理し、該補色の画面を作成して、輝度データを生成する第3の工程と、
得られた緑色の画面と前記補色の画面とを加算して、実在および仮想画素すべてに対する輝度データを生成し、さらに、得られた実在画素および仮想画素それぞれの色属性を基に該実在画素および仮想画素すべてに対して得られた色属性と異なる前記赤色、青色および緑色すべてを補間生成する第4の工程と、
補間生成した輝度データが有する所定の高周波帯域より高い周波数を通過させて得た高周波成分の信号を各画素の三原色の画素データそれぞれに加算して、各色の画素データを広帯域化する第5の工程とを含むことを特徴とする画像信号処理方法。 - 請求項8に記載の方法において、第3の工程は、前記対象の画素と同色で水平および垂直方向に位置する画素データを用いて水平/垂直方向の相関判別を行う第6の工程とを含むことを特徴とする画像信号処理方法。
- 請求項9に記載の方法において、第6の工程は、前記相関判別を行う前に、前記対象の画素データの左水平方向に位置する前記対象の画素と同色の画素データと前記対象の画素データとの差分絶対値を第1水平差分絶対値とし、前記対象の画素データと前記対象の画素データの右水平方向に位置する前記対象の画素と同色の画素データとの差分絶対値を第2水平差分絶対値とし、前記第1および第2水平差分絶対値の加算値を水平比較データとし、前記対象の画素データの上垂直方向に位置する前記対象の画素データと同色の画素データと前記対象の画素データとの差分絶対値を第1垂直差分絶対値とし、前記対象の画素データと前記対象の画素データの下垂直方向に位置する前記対象の画素と同色の画素データとの差分絶対値を第2垂直差分絶対値とし、前記第1および第2垂直差分絶対値の加算値を垂直比較データとしてそれぞれあらかじめ算出し、前記水平比較データから前記垂直比較データを減算した結果が所定の値以上の大きさのとき、垂直相関があると判定する第1の判定工程と、
前記垂直比較データから前記水平比較データを減算した結果が所定の値以上の大きさのとき、水平相関があると判定する第2の判定工程と、
第1および第2の判定のいずれとも異なるとき無相関と判定する第3の判定工程とを含むことを特徴とする画像信号処理方法。 - 請求項10に記載の方法において、第1または第2の判定工程の結果、前記相関判別で相関が有る場合、前記対象の画素データを挟んで該対象の画素データと異色で、かつ前記相関方向の近傍に位置する一対の画素データの加算平均と前記対象の画素の画素データとにそれぞれ半分の重み係数を乗算した和をとる第7の工程と、
前記相関判別で無相関の場合、前記対象の画素データと前記対象の画素データ対して周辺に位置する異色の画素データの加算平均とにそれぞれ半分の重み係数を乗算した和をとる第8の工程とを含むことを特徴とする画像信号処理方法。 - 請求項10に記載の方法において、第3の工程は、前記実在画素に対する相関判別を行った後に、前記対象の画素に対して該対象の画素と異なる周囲の赤色および青色の一方の画素データのうち、前記対象の画素を挟む上下の画素データまたは左右の画素データがいずれの方向に相関があるかフラグを用いて比較する第9の工程と、
前記領域を広げて相関判別した結果、比較した画素データがすべて同方向に相関している場合、該対象の画素の相関も周囲の画素と同じ方向に相関があると判定して補正し、該補正した結果に応じて前記対象の画素データと前記対象の画素データを挟んで該対象の画素データと異色で、かつ前記相関方向の近傍に位置する一対の画素データの加算平均と前記対象の画素の画素データとにそれぞれ半分の重み係数を乗算した和をとって輝度データを生成する第10の工程と、
前記領域を広げて相関判別した結果、前記判定した画素データの一つでも異なる方向の相関が得られた場合、前記対象の画素に対して割り当てられた相関をそのまま輝度データの生成に用いて輝度データを生成する第11の工程とを含むことを特徴とする画像信号処理方法。 - 請求項12に記載の方法において、第11の工程は、前記対象の画素に対する前記周辺の画素の相関において、相関判別する領域それぞれで得られた比較補正の対象のフラグを周辺画素のフラグに訂正して、周囲の相関方向と同方向に相関があると判定し、該判断結果に応じて前記対象の画素データと前記対象の画素データを挟んで該対象の画素データと異色で、かつ前記相関方向の近傍に位置する一対の画素データの加算平均と前記対象の画素の画素データとにそれぞれ半分の重み係数を乗算した和をとって輝度データを生成することを特徴とする画像信号処理方法。
- 請求項8に記載の方法において、第2および第3の工程で行う前記仮想画素の補間処理は、それぞれの工程で前記仮想画素にあらかじめ所定のデータを挿入後、垂直方向および/または水平方向にローパスフィルタ処理または前記仮想画素の周辺に位置する画素データの相関判断に応じた前記緑色および前記緑色の補色の生成を行うことを特徴とする画像信号処理方法。
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