JP2010016793A - 情報表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ハーフミラー像における少なくともユーザの頭部と映像とが重なることなく鏡像及びユーザを撮影した映像を表示する。
【解決手段】情報表示装置は、ユーザPの頭頂部、後頭部、顔面部、左側頭部及び右側頭部のうち少なくとも1つの映像を撮影するカメラ14a〜14cと、カメラ14a〜14cが撮影した映像を表示する表示手段24と、表示手段24の表示面に重ね合わされたハーフミラー21とを備え、少なくともユーザPの頭部位置を検出し、ユーザPの頭部位置からハーフミラー像におけるユーザの頭部の表示位置を検出し、検出した頭部の表示位置に基づいて、カメラ14a〜14cが撮影した映像とハーフミラー像における少なくともユーザの頭部とが重ならないようにカメラ14a〜14cが撮影した映像の表示位置を制御する。
【選択図】図1

Description

本発明は、反射像を映すのみならず、鏡面に様々な情報を表示する情報表示装置に関する。
化粧設備において、ユーザの姿を映し出す機能を備える部材として、ミラー(鏡)の他に、当該ミラーを使用しているユーザを撮影するカメラと、ミラー面内に設けられた、カメラの撮影像を映すモニター画面とを備えるものが知られている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1の化粧設備によれば、カメラで撮影したユーザの背後や上方などからの像もモニター画面で見ることができる。
また、入射する光の一部を反射し、一部を透過する機能を備えるハーフミラーを用いることにより、ハーフミラーの表側に居るユーザは、反射面に映し出される自分の姿の他に、ハーフミラーの裏側を透かして見ることができる。このハーフミラーの裏側に、入射する光線を拡散する機能を備える拡散層を重ね合わせた映像表示部と、ハーフミラーの裏側から拡散層に向けて光線を投射することで映像表示部に映像を投影するプロジェクタとを備える情報表示装置が知られている(例えば、特許文献2参照)。特許文献2の情報表示装置によれば、ハーフミラーが反射する光により形成される鏡像の他に、拡散層が拡散する光線により構成される映像を表示することができる。
更に、利用者を撮影するカメラと、カメラによって撮影された映像などをスクリーンに投影するプロジェクタを備え、ハーフミラーに正対した利用者のハーフミラーに対する相対的な位置に応じて、ハーフミラーによって反射される利用者の反射像、又はハーフミラーによって透過されるスクリーンに投影された映像を選択的に提示する映像提示システムが知られている(例えば、特許文献3参照)。
実開平5−15867号公報 特開2006−145645号公報 特開2007−166548号公報
しかし、特許文献1の化粧設備では、映像を表示する位置が固定されているので、使用者によっては、鏡像の頭部と映像が重なってしまい、視認性が悪くなる。
また、特許文献2の情報表示装置では、ハーフミラーの裏側に拡散層を重ね合わせた映像表示部に、ユーザの鏡像と当該ユーザを撮影した映像とを共に鏡像の頭部と映像とが重なることなく表示することができない。
特許文献3の映像提示システムでは、同一平面に映像と鏡像とを共に鏡像の頭部と映像とが重なることなく表示させることは出来ない。
本発明は、上記問題点を解決するために成されたものであり、その目的は、ハーフミラー像における少なくともユーザの頭部と映像とが重なることなく鏡像及び当該ユーザを撮影した映像を表示する情報表示装置を提供することである。
本発明の特徴は、ユーザの頭頂部、後頭部、顔面部、左側頭部及び右側頭部のうち少なくとも1つの映像を撮影するカメラと、カメラが撮影した映像を表示する表示手段と、表示手段の表示面に重ね合わされたハーフミラーと、少なくともユーザの頭部位置を検出するユーザ位置検出手段と、ユーザの頭部位置からハーフミラー像におけるユーザの頭部の表示位置を検出する鏡像表示位置検出手段と、鏡像表示位置検出手段が検出した頭部の表示位置に基づいて、カメラが撮影した映像とハーフミラー像における少なくともユーザの頭部とが重ならないようにカメラが撮影した映像の表示位置を制御する表示位置制御手段とを備える情報表示装置であることを要旨とする。
本発明の特徴によれば、表示手段の表示面にハーフミラーを重ね合わせた表示ユニットに、ユーザのハーフミラー像と当該ユーザを撮影した映像とを共にハーフミラー像の少なくとも頭部と映像とが重なることなく表示させることができる。
本発明の特徴において、ユーザ位置検出手段は、ユーザの顔面部を撮影するカメラを備え、鏡像表示位置検出手段は、ユーザの顔面部の映像に基づいてハーフミラー像におけるユーザの頭部の位置及び大きさを検出してもよい。更に、ユーザ位置検出手段は、ユーザとハーフミラーとの距離を求める距離測定手段を備え、鏡像表示位置検出手段は、当該距離に基づいてユーザの頭部の面積を特定してもよい。
また、表示位置制御手段は、カメラが撮影した映像をハーフミラー像と同じ大きさに表示面積を制御して表示してもよい。
本発明の特徴において、情報表示装置は、カメラが撮影した映像からハーフミラーに対するユーザの頭部の位置及び距離を検出するユーザ位置検出手段と、検出した位置及び距離から表示面上におけるユーザの視野範囲を推定する視野判断手段とを更に備え、表示位置制御手段は、視野判断手段が推定したユーザの視野範囲に基づいて、前記ユーザの頭部の鏡像を見るユーザの同一視野範囲内にカメラが撮影した映像を表示してもよい。これにより、ユーザの映像に対する視認性が向上する。ここで「同一視野範囲」は、顔を動かさず視線の小さな移動で見ることができる範囲等を示す。
本発明の特徴において、情報表示装置は、ユーザの頭頂部、後頭部、顔面部、左側頭部及び右側頭部のそれぞれの映像を撮影する複数のカメラを備え、表示位置制御手段は、ハーフミラー像におけるユーザの頭部を複数のカメラが撮影した複数の映像で囲んで表示してもよい。これにより、ユーザの上半身の鏡像を見るユーザの同一視野内に映像を表示することができる。更に、表示位置制御手段は、ハーフミラー像におけるユーザの頭部の上側に頭頂部の映像、ハーフミラー像におけるユーザの頭部の左側に左側頭部の映像、ハーフミラー像におけるユーザの頭部の右側に右側頭部の映像、及びハーフミラー像におけるユーザの頭部の下側に後頭部の映像を表示しても構わない。ハーフミラー像の頭部に対する各映像の表示位置を指定することにより、各映像が頭部のどの部位であるかをユーザに容易に認識させることができる。
本発明の特徴において、情報表示装置は、ユーザの行動を検出する行動検出手段を更に備え、表示手段は、行動検出手段により検出されたユーザの行動に関連する映像を表示し、表示位置制御手段は、ユーザの行動に関連する映像と鏡像における少なくともユーザの頭部とが重ならないようにユーザの行動に関連する映像の表示位置を制御してもよい。ユーザの行動に関連する映像、例えば、天気予報、紫外線情報、スケジュール、タイムキーパなどを表示することにより、ユーザに有益な情報を教示することができる。
本発明の特徴において、表示手段は生活情報映像を表示し、表示位置制御手段は、生活情報映像とハーフミラー像における少なくともユーザの頭部及びカメラが撮影した映像とが重ならないように生活情報映像の表示位置を制御してもよい。更に、情報表示装置は、ユーザの行動を検出する行動検出手段を更に備え、表示手段は、生活情報映像として、検出されたユーザの行動に関連する映像を表示してもよい。
本発明によれば、ハーフミラー像における少なくともユーザの頭部と映像とが重なることなく鏡像及び当該ユーザを撮影した映像を表示する情報表示装置を提供することができる。
以下図面を参照して、本発明の実施の形態を説明する。図面の記載において同一部分には同一符号を付している。
(第1の実施の形態)
図1を参照して、本発明の第1の実施の形態に係わる情報表示装置の構成を説明する。情報表示装置は、映像を表示する表示手段の一例としてのフラットパネルディスプレイ24と、フラットパネルディスプレイ24の表示面に直接に重ね合わされたハーフミラー21と、フラットパネルディスプレイ24の表側FSに居るユーザPの頭頂部、後頭部及び顔面部各々の映像を撮影する複数のカメラ14a〜14cと、カメラ14a〜14cを制御するコンピュータ13とを備える。図1は、フラットパネルディスプレイ24の表示面に垂直な断面における各部材の配置例を示している。
フラットパネルディスプレイ24として、例えば、プラズマディスプレイパネル(PDP)及び液晶表示装置(LCD)を用いる。ハーフミラー21は、入射する光の一部を反射し、一部を透過する性質を有する。フラットパネルディスプレイ24及びハーフミラー21は表示ユニット15を構成している。
ハーフミラー21の上記性質を利用することにより、フラットパネルディスプレイ24の表側FSにおいてハーフミラー21が反射する光により作り出されるユーザPの鏡像と、フラットパネルディスプレイ24に表示される映像とがフラットパネルディスプレイ24の表側FSへ向けて表示される。よって、フラットパネルディスプレイ24の表側FSに居るユーザPは、自己の鏡像及び映像を視認することができる。
カメラ14a〜14cとして、USBケーブルにより通信が可能なUSBカメラを用いることができる。この場合、カメラ14a〜14cとコンピュータ13はUSBケーブルによりそれぞれ接続される。ハーフミラー21は、半透過膜シートを透明板の表面に貼り付けて形成してもよいし、金属膜を金属蒸着させて形成してもよい。フラットパネルディスプレイ24は、コンピュータ13から映像ケーブル或いは無線通信により映像データを受信し、映像データを解析して映像を表示する。
なお、図1は、ユーザPがフラットパネルディスプレイ24の表示面に対して正対している場合を示している。
図2を参照して、図1のフラットパネルディスプレイ24及びハーフミラー21を含む表示ユニット15の詳細な構成を説明する。表示ユニット15は、ハーフミラー21と、フラットパネルディスプレイ24と、フラットパネルディスプレイ24の形状に合わせて切り欠き部25aが形成された表示枠部25と、フラットパネルディスプレイ24の表示面に対向する面に接続される取付け金具26と、取付け金具26を通じてフラットパネルディスプレイ24が取付けられる取付け台27と、取付け台27とフラットパネルディスプレイ24の間に挿入されるスペーサ28a、28bとを備える。
フラットパネルディスプレイ24の表示面はハーフミラー21の面に直接重ね合わされ、フラットパネルディスプレイ24の外周は切り欠き部25aが形成された表示枠部25によって取り囲まれている。フラットパネルディスプレイ24は、その表示面に対向する面が取付け金具26を通じて取付け台27に固定されることにより、取付け台27に支持されている。また、縦横自在に配置可能なスペーサ28a、28bを用いて、フラットパネルディスプレイ24の表示面の向きをハーフミラー21の面に平行になるように調整して、フラットパネルディスプレイ24とハーフミラー21との密着性を高めている。この密着性を高めることにより、フラットパネルディスプレイ24に表示された映像のハーフミラー21による反射を抑制することができる。
図2では、スペーサ28a、28bが水平方向に向けて配置された例を示すが、フラットパネルディスプレイ24の表示面の傾きによっては、スペーサ28a、28bを垂直方向に向けて配置しても構わない。また、フラットパネルディスプレイ24に表示された映像のハーフミラー21による反射を更に抑制するために、フラットパネルディスプレイ24とハーフミラー21との間に液体を注入した部材を挿入して重ね合わせても構わない。また、フラットパネルディスプレイ24をその長辺が水平方向に向けて設置する場合を示すが、もちろん、長辺を垂直方向に向けて配置しても構わない。
図3は、図1のフラットパネルディスプレイ24の表示面を表側FSから見た平面図である。情報表示装置は、フラットパネルディスプレイ24の表側FSに居るユーザPの左側頭部、右側頭部各々の映像を撮影するカメラ14d、14eを更に備える。カメラ14d、14eは、カメラ14a〜14cと同様にしてUSBカメラを用いることができる。
図4は、図1のコンピュータ13の構成を示すブロック図である。コンピュータ13は、データの演算処理機能を備える処理演算部(CPU)31と、データを格納するデータベース32と、インターネット51、情報端末52、及びカメラ14a〜14eとの間でデータの入出力を制御する入出力部33を備える。
処理演算部31は、カメラ14a〜14eの動作を制御するカメラ制御部36と、少なくともユーザPの頭部位置を検出するユーザ位置検出部と、検出されたユーザPの頭部位置からハーフミラー像におけるユーザの頭部の表示位置を検出する鏡像表示位置検出部40(鏡像表示位置検出手段)と、カメラ14a〜14eが撮影したユーザPの映像からハーフミラー21に対するユーザPの頭部の位置及び距離を検出するユーザ位置検出部37(ユーザ位置検出手段)と、ユーザ位置検出部37が検出したユーザPの頭部の位置及び距離からフラットパネルディスプレイ24の表示面上におけるユーザPの視野範囲を推定する視野判断部44(視野判断手段)と、フラットパネルディスプレイ24の動作を制御する表示制御部38と、ユーザPによる操作を受け付けるユーザインターフェース部39(操作手段)と、ユーザPの行動を検出する行動検出部45(行動検出手段)とを備える。
カメラ制御部36は、カメラ14a〜14eが撮影する映像の撮影面積の大きさを制御する撮影面積制御部46を有する。「撮影面積の大きさを制御する」ことの例としては、カメラ14a〜14eのズーム機能を用いて映像を拡大したり、縮小したりすることが挙げられる。
表示制御部38は、各カメラ14a〜14eが撮影した映像の表示位置を制御する表示位置制御部47と、各カメラ14a〜14eが撮影した映像の表示面積の大きさを制御する表示面積制御部48とを備える。ここで、「映像の表示位置」とは、フラットパネルディスプレイ24の表示面内における映像の表示位置である。また、「映像の表示面積の大きさを制御する」ことは、各カメラ14a〜14eが撮影した映像の表示面積の大きさを画像処理により大きくしたり、小さくしたりすることであり、カメラ14a〜14eのズーム機能を用いる等によって撮影面積の大きさを制御することと異なる概念である。
データベース32は、カメラ14a〜14eが撮影した映像のデータを格納する映像データ部41と、ユーザPに関連する情報を格納したユーザ関連データ部42と、処理演算部31が行う演算処理のアルゴリズムを規定したコンピュータプログラムのデータを格納したプログラムデータ部43とを備える。コンピュータプログラムには、カメラで撮影した映像をフラットパネルディスプレイ24に表示するためのアプリケーションソフトウェア(FLASH、C++などのプログラミング言語で記述されたもの)やオペレーティングシステム(OS)等の基本ソフトウェアが含まれる。
ユーザ位置検出部は、ユーザの顔面部を撮影するカメラ14cを備える。ユーザ位置検出部は、ユーザとハーフミラー21との距離を求める距離測定手段を備え、鏡像表示位置検出部40は、当該距離に基づいてユーザの頭部の面積を特定する。鏡像表示位置検出部40は、ユーザの顔面部の映像に基づいて、ハーフミラー像におけるユーザの頭部の位置及び大きさを検出する。
この他にも、例えば、フラットパネルディスプレイ24の近傍にある一点から出力される音波やレーザを頭部で反射させ、反射された音波やレーザを用いて頭部の3次元的な位置を検出する距離画像計やレーザ光切断法等を用いて、ユーザの頭部位置を検出してもよい。また、ある程度離れた位置に設置された2台のカメラで顔画像をステレオ式に認識することにより、ユーザPの頭部の3次元的な位置を検出することができる。例えば、ユーザPの正面に配置されたカメラ14cと左側に配置されたカメラ14dの組み合わせ、或いは、ユーザPの正面に配置されたカメラ14cと右側に配置されたカメラ14eの組み合わせによって頭部位置を認識すればよい。更に、頭部の3次元的な位置から座標変換することにより、フラットパネルディスプレイ24においてハーフミラー像の頭部が映し出される位置を特定することができる。特定されたハーフミラー像の頭部が映し出される位置に基づいて、表示位置制御部47は、ユーザPのハーフミラー像における少なくともユーザの頭部とカメラ14a〜14dが撮影した映像とが重ならないように、カメラ14a〜14dが撮影した映像の表示位置を制御する。
更に、ユーザ位置検出部37がハーフミラー21に対するユーザPの頭部の位置及び距離を検出し、検出した位置及び距離から視野判断部44がフラットパネルディスプレイ24の表示面上におけるユーザPの視野範囲を推定する。そして、表示位置制御部47は、視野判断部44が推定したユーザPの視野範囲に基づいて、ユーザPの頭部の鏡像を見るユーザPの同一視野範囲内にカメラ14a〜14dが撮影した映像を表示する。同一視野範囲Aの一例を図3に示す。
ユーザインターフェース部39は、ユーザPによるコントローラのボタン操作を受け付けたり、ユーザPのジェスチャーを認識するジェスチャー認識システムであったり、あるいは、ユーザPが発する音声を認識する音声認識システムである。
行動検出部45は、ユーザインターフェース部39の音声認識機能を用いた音声入力やボタン入力によってユーザPの行動を検出してもよいし、自らの判断でユーザPの行動を検出しても構わない。
次に、図5を参照して、図4のCPU31の動作例を説明する。
(イ)先ずS01段階において、カメラ14a〜14dが撮影したユーザPの頭部のカメラ映像が入力される。S03段階に進み、鏡像表示位置検出部40は、カメラ映像におけるユーザの頭部の座標を特定する。例えば、カメラ14cの中心軸を(0,0)とし、カメラ14cが撮影したカメラ映像における両眼の中点の座標をそれぞれ特定する。
(ロ)S05段階に進み、ユーザ位置検出部37は、カメラ14d及びカメラ14eが撮影したユーザPの映像における頭部のカメラ座標からハーフミラー21とユーザPの頭部との距離を検出する。或いは、ハーフミラー21の上部あるいは近傍に新たに設けたレーザや超音波などを用いた距離測定手段を用いて、ユーザとハーフミラー21との距離を特定しても構わない。また或いは、距離画像カメラ(x、y、z)を用いたり、2台以上のカメラからなるステレオ式カメラを用いて、(イ)及び(ロ)を同時に行ってもよい。なお、所定の床面に足跡のマークを付し、ユーザに対して立ち位置を示している場合、ユーザの頭部とハーフミラー21との距離が固定されるので、S05段階は不要となる。
(ハ)S07段階に進み、鏡像表示位置検出部40は、S05段階で求めたユーザとハーフミラー21との距離に基づいて、S03段階で特定されたカメラ映像における頭部の座標を、ハーフミラー像における頭部の表示位置へ変換する。つまり、カメラ映像における両眼中点の座標を、両眼の中点から地面に対して水平な線がハーフミラー面と直角に交わる位置へ変換する。なぜなら、例えばカメラ14cが撮影したカメラ映像における両眼の座標が同じであっても、ユーザとハーフミラー21との距離が異なれば、ハーフミラー像における両眼の表示位置は変化するからである。なお、カメラ中心軸上では、距離が異なってもハーフミラー像における両眼の表示位置は変化しないが、カメラ中心軸から離れるほど変化は大きくなる。カメラ14cの中心軸からのずれ角及びユーザとカメラ14c或いはハーフミラー21との距離に応じて変化する変換係数を予め定めてそのデータを例えばテーブルとして記憶しておけばよい。また、頭部輪郭を総て座標変換しても良いが、両眼中心などの代表点のみの座標を変換しても構わない。次に、鏡像表示位置検出部40は、S05段階で求めたハーフミラー21とユーザPの頭部との距離に基づいて、ユーザの顔面部のカメラ映像から、ユーザの頭部(顔面部)の面積を特定する。ここで、ハーフミラー像における頭部の面積は、ユーザの頭部(又は顔面部)の面積の1/4の面積となるので、S07段階で座標変換したハーフミラー像における両眼中点の位置に、ユーザの頭部(又は顔面部)の1/4の面積でハーフミラー像が見えることになる。この処理によって、鏡像表示位置検出部40は、ハーフミラー像の表示位置を検出することができる。
(ニ)S09段階に進み、視野判断部44は、S05段階で検出したハーフミラー21とユーザPの頭部との距離及び位置からフラットパネルディスプレイ24の表示面上におけるユーザPの視野範囲を推定する。視野範囲の定義及び視野範囲の推定は一般的な人間の視野を基準に予め設定されている。
(ホ)S11段階に進み、表示位置制御部47は、カメラ14a〜14dが撮影した各ユーザ映像をフラットパネルディスプレイ24に表示させる。この時、表示位置制御部47は、S07段階で特定されたハーフミラー像の頭部が映し出される位置に基づいて、ハーフミラー像における少なくともユーザの頭部とカメラ14a〜14dが撮影した映像とが重ならないように、カメラ14a〜14dが撮影した映像の表示位置を制御する。また、表示位置制御部47は、S09段階で推定したユーザPの視野範囲に基づいて、ユーザPの頭部の鏡像を見るユーザPの同一視野範囲内にカメラ14a〜14dが撮影した映像が表示されるように、カメラ14a〜14dが撮影した映像の表示位置を制御する。
(第1の表示例)
図6は、図1のハーフミラー21の表側FSに表示されるユーザPの鏡像P及び映像T、B、R、Lの第1の表示例を示す平面図である。ユーザPの鏡像Pは、ハーフミラー21の表側FSにおいてハーフミラー21が反射する光により作り出される、左右反転された像である。図1においてユーザPは表示面に正対しているため、図6の例においてユーザPの鏡像Pの一部に顔面が映し出されている。また、図4の表示位置制御部47は、ユーザPの顔面を中心として上下左右方向にそれぞれ、カメラ14a、14b、14d、14eが撮影した映像(頭頂部映像T、後頭部映像B、右側頭部映像R、及び左側頭部映像L)を表示している。更に、図4の表示位置制御部47は、自己の鏡像Pの顔面部分を見ているユーザPの同一視野範囲A内に頭頂部映像T、後頭部映像B、右側頭部映像R及び左側頭部映像L各々を同時に表示する。
頭頂部映像T、後頭部映像B、右側頭部映像R及び左側頭部映像L各々の表示位置は、例えば図6に示す位置に予め設定されている場合(第1の設定)と、鏡像Pの顔面部分の表示位置に応じて、ユーザPの同一視野内に位置するように調整される場合(第2の設定)とがある。ユーザPは図4のユーザインターフェース部39を介していずれかの設定を選択することができる。
第2の設定を選択した場合、図5に示したフローチャートに従って、ハーフミラー像における頭部の位置を検出し、ハーフミラー像の頭部が映し出される位置を中心として上下左右方向に各映像T、B、R、Lを表示するように、各映像T、B、R、Lの表示位置を制御すればよい。これにより、表示ユニット15に、ハーフミラー像の顔面部分を複数のカメラ14が撮影した複数の映像T、B、R、Lで囲んで表示させることができる。更に、表示ユニット15に、ハーフミラー像の顔面部分の上側に頭頂部の映像T、ハーフミラー像の左側に左側頭部の映像L、ハーフミラー像の右側に右側頭部の映像R、及びハーフミラー像の下側に後頭部の映像Bを表示させることができる。
第1の設定を選択した場合、表示位置制御部47は、図1のフラットパネルディスプレイ24が表示する映像T、B、R、L各々の表示位置を図6に示すような位置に予め設定し、ユーザインターフェース部39は、ユーザPのハーフミラー像の顔面部分が表示ユニット15の表示面の中央に位置するように音声案内或いは画像表示によってユーザPに対して促せばよい。このようにして、第1及び第2の設定のいずれにおいても、ユーザPは、同一視野範囲A内で映像T、B、R、L各々を顔の向きを変えることなく容易に視認することができる。なお、ユーザPのハーフミラー像の顔面部分から映像T、B、R、L各々までの表示面上における距離はユーザPの視野の広さに応じてユーザPが任意に設定すればよい。
(第2の表示例)
図8は、図1の表示ユニット15の表側FSに表示されるユーザPの鏡像F及び映像T、B、R、LP2の第2の表示例を示す平面図である。第2の表示例では、ユーザインターフェース部39が受け付けたユーザPの操作に基づいて、図4の表示面積制御部48が表示ユニット15に表示される映像T、B、R、LP2の表示面積の大きさを制御して、左側頭部映像LP2を通常よりも拡大して表示した場合を示す。なお、表示面積制御部48は、表示面積の大きさを拡大するのみならず、縮小することも可能である。ユーザPは、ユーザインターフェース部39を介して、表示面積の大きさを制御する映像(または当該映像を撮影するカメラ)を特定し、制御内容(拡大・縮小)を決定することができる。例えば、リモコン操作によって制御する場合、ユーザインターフェース部39は、ユーザPのリモコン操作により発信される電気信号を受信して処理する機能を備える。或いは、ユーザPの発話音声によって制御する場合、ユーザインターフェース部39は、発話音声を入力して認識し、音声が示す制御内容を実行する機能を備える。このようなユーザインターフェース部39の機能により、ユーザPは、表示面の前から移動すること無く、映像の表示面積の大きさを操作することができる。なお、図8では、左側頭部映像LP2の表示面積の大きさを制御した場合を示したが、勿論、その他の映像T、B、Rの表示面積の大きさを制御しても構わない。
表示ユニット15が表示する映像LP2の表示面積の大きさを制御することにより、ユーザPはカメラ14a〜14eのズーム機能を用いずに所望の映像を拡大或いは縮小して表示させることができる。
なお、図8〜11の各表示例において、ユーザPの鏡像として顔面Fだけを図示し、顔面Fを除く部分は省略している。
(第3の表示例)
図9は、図1の表示ユニット15の表側FSに表示されるユーザPの鏡像F及び映像T、B、R、LP3の第3の表示例を示す平面図である。第3の表示例において、図4の撮影面積制御部46は、ユーザインターフェース部39が受け付けたユーザPの操作に基づいて、カメラ14dが撮影する左側頭部映像Lの撮影面積の大きさを制御して、撮影面積の大きさを通常よりも縮小(ズームイン)して撮影された映像LP3を表示した場合を示す。なお、撮影面積制御部46は、撮影面積の大きさを縮小するのみならず、拡大(ズームアウト)することも可能である。ユーザPは、ユーザインターフェース部39を介して、撮影面積の大きさを制御するカメラ或いは映像を特定し、制御内容(ズームイン或いはズームアウト)を決定することができる。なお、図9では、カメラ14dで撮影された映像LP3について示したが、勿論、その他のカメラ14a、14b、14eの撮影面積の大きさを制御しても構わない。
カメラ14a〜14eが撮影する映像の撮影面積の大きさを制御することにより、ユーザPは映像の表示面積の大きさを変えずに所望の映像を拡大或いは縮小して表示させることができる。
(第4の表示例)
フラットパネルディスプレイ24は生活情報映像を表示し、表示位置制御部47は、生活情報映像とハーフミラー像における少なくともユーザの頭部及びカメラ14a、14b、14d、14eが撮影した映像とが重ならないようにユーザの行動に関連する映像の表示位置を制御する。ハーフミラー像の位置及び大きさ及びカメラ14a、14b、14d、14eが撮影した映像の位置及び大きさは分かっているので、生活情報映像をハーフミラー像及びカメラ映像に重ならない位置に制御する。
図11は、図1の表示ユニット15の表側FSに表示されるユーザPの鏡像F、映像T、B、R、L及び生活情報映像の第4の表示例を示す平面図である。第4の表示例では、図6に示したユーザPの鏡像F、映像T、B、R、Lに加えて、ユーザPの肌(顔面の皮膚)を拡大して撮影した映像66、67が、生活情報映像として表示ユニット15に表示される。図11の例では、過去に撮影した肌の拡大映像66と現在の肌の拡大映像67とが同時に表示される。
過去に撮影した肌の拡大映像66のデータは、図4の映像データ部41に予め格納されている。ユーザPは、リモコン操作または音声操作を行うことにより過去の拡大映像66が撮影された日時を特定する。ユーザインターフェース部39はこのリモコン操作または音声操作を認識し、図4の表示制御部38は、過去の拡大映像66のデータを映像データ部41から読み出し、フラットパネルディスプレイ24で過去の拡大映像66を表示する。
このようなユーザインターフェース部39の機能により、ユーザPは、表示面の前から移動すること無く、映像データ部41に格納された映像を表示ユニット15に表示させることができる。
なお、図11の例では、肌(顔面の皮膚)の拡大映像を生活情報映像として表示させた場合を示したが、これに限らず、頭部のその他の部位の皮膚(例えば、頭皮など)の拡大映像であっても構わない。頭皮の拡大映像としては、カメラ14aが撮影した頭頂部の拡大映像を用いればよい。
カメラ14aを用いて頭頂部の拡大映像を撮影する場合、例えば、図12に示すように、コンピュータ13は、照明制御装置72を介してユーザPの頭頂部に光を照射する照明装置71を点灯させる。このように、頭頂部の照度を高めることにより、より鮮明な拡大映像を撮影することができる。コンピュータ13を介してカメラ14aの露出と照明装置71の輝度を連携させることにより更に鮮明な拡大映像を撮影して表示ユニット15に表示することができる。なお、頭頂部に限らず、カメラ14a〜14eの配置位置に対応してユーザPの頭部に光を照射する照明装置を配置しても構わない。
また、図1において、フラットパネルディスプレイ24の直下或いはフラットパネルディスプレイ24の周辺にUSBカメラを配置し、USBカメラがハーフミラー21越しにFS側にいるユーザPを撮影してもよい。これにより、ユーザPにUSBカメラが配置されていることを意識させること無くユーザPの映像を取得し、ユーザPの手や足などの身体の動きをセンシングすることができる。
(第5の表示例)
図10は、図1の表示ユニット15の表側FSに表示されるユーザPの鏡像F、映像T、B、R、L及び生活情報映像の第5の表示例を示す平面図である。第5の表示例では、図6に示したユーザPの鏡像F、映像T、B、R、Lに加えて、行動検出部45が検出したユーザPの行動に基づいて、ユーザPの行動に関連する映像61〜64が、生活情報映像として表示ユニット15に表示される。
例えば、行動検出部45は、月〜金曜日の午前9時において、ユーザが外出する「お出かけ行動」を自動で検出する。そして、お出かけ行動に関連する映像として、天気予報61、紫外線情報62などの映像を表示する。行動検出部45が、ユーザの入浴行動を検出した場合、入浴行動に関連する映像として、美容情報を表示する。また、行動検出部45は、ユーザPのスケジュールを管理する管理ソフトウェアがインストールされたパーソナルコンピュータやスマートフォン、携帯電話、携帯情報端末(PDA)などの情報端末52と連動してユーザの行動を検出してもよい。
また、情報表示装置は、ユーザの取り得る複数の行動とこれらの行動に関連する映像との関係を示す行動情報関係テーブルを予めユーザ関連データ部42に格納している。
図1の表示ユニット15に、鏡像Fを見ているユーザPの同一視野内に映像T、B、R、L及びユーザPの行動に関連する映像61〜64各々を同時に表示させる。ユーザPの行動に関連する映像61〜64として、例えば、天気予報61、紫外線情報62、ユーザPのスケジュール63、タイムキーパ64などを表示することにより、ユーザPに対して有益な情報を教示することができる。天気予報61、紫外線情報62は、例えば、図4のインターネット51を介して入手することができ、スケジュール63、タイムキーパ64は、ユーザPのスケジュールを管理する管理ソフトウェアがインストールされたパーソナルコンピュータやスマートフォン、携帯電話、携帯情報端末(PDA)などの情報端末52から入手することができる。
これらの情報映像の利用例としては、現在の天気や利用当日の天気予報(降水確率や最高最低気温等を含む)を表示したり、ユーザPが女性であることを情報表示装置に入力するか或いは情報表示装置が認識することによりその日の紫外線量の情報を表示したり、利用当日のタイムスケジュールを表示したり、情報表示装置を利用することが許される時間や時刻をこのタイムスケジュールから算出してタイムキーパ64として表示したり、当該時刻においてアラームを鳴らすなどにより、所定の行動を促すなどがある。
ユーザPが情報表示装置を化粧台に使用している場合、紫外線量が気になるユーザPに対して紫外線情報を表示させる。なおこの時、ユーザPが化粧をする行動を行動検出部45が検出する。
(第2の実施の形態)
図13を参照して、本発明の第2の実施の形態に係わる情報表示装置の構成を説明する。本発明の第2の実施の形態に係わる情報表示装置においては、図1のフラットパネルディスプレイ24の代りに、光線を投射するプロジェクタ11とプロジェクタ11から投射された光線を拡散する拡散層23とを有する表示手段を用いた場合について説明する。
拡散層23は透明板22を介してハーフミラー21の裏側BSに重ね合わされている。プロジェクタ11は、複数のカメラ14a〜14cが撮影した映像を構成する光線をハーフミラー21の裏側BSから投射する。投射された光線が拡散層23において拡散されることにより映像が拡散層23に表示される。よって、ハーフミラー21の表側FSにおいてハーフミラー21が反射する光により作り出されるユーザPの鏡像と、ハーフミラー21の裏側からプロジェクタ11により投射され且つ拡散層23により拡散される光線により作り出される映像とがハーフミラー21の表側FSへ向けて表示される。拡散層23、透明板22及びハーフミラー21は表示ユニット12を構成している。
透明板22はアクリルまたはガラスを材料として形成することができる。また、拡散層23は、シート状の拡散部材で形成し、これを透明板22に貼り付けてもよいし、透明板22の一部に研磨加工などを施して透明板22の裏側BSの主面に拡散機能を生成してもよい。プロジェクタ11は、コンピュータ13から映像ケーブル或いは無線通信により映像データを受信し、映像データを解析してカメラ14a〜14cが撮影した映像を構成する光線を投射する。
なお、図13は、ユーザPが表示ユニット12の表示面に対して正対している場合を示している。
第2の実施の形態に係わる情報表示装置の他の構成及び動作例は第1の実施の形態に係わる情報表示装置と同じであり、図示及び説明を省略する。
(その他の実施の形態)
上記のように、本発明は、2つの実施の形態及び第1〜第5の表示例によって記載したが、この開示の一部をなす論述及び図面はこの発明を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施の形態、実施例及び運用技術が明らかとなろう。
図1において、カメラ14cは表示ユニット15の表側FSに配置されている場合を示したが、カメラ14cは表示ユニット15の裏側BSに配置されていてもよい。この場合、カメラ14cを、フラットパネルディスプレイ24の表示面と重ならない位置に配置し、ハーフミラー21を介してユーザを撮影すればよい。
図13に示した表示ユニット12は、ハーフミラー21と拡散層23との間に透明板22を配置した場合を示したが、ハーフミラー21と拡散層23を透明板22を介さずに直接重ね合わせても構わない。例えば、ハーフミラー21の裏側BSに拡散シートを直接貼り付けても構わない。これにより、表示ユニット12を薄くすることができる。また、図7に示す距離αと距離βの差を縮めることができる。
また、ハーフミラー21、透明板22、拡散層23の積層順序は、ユーザP側から、ハーフミラー21、拡散層23及び透明板22の順であっても、或いは、透明板22、ハーフミラー21及び拡散層23の順であっても構わない。
第4の表示例において肌の拡大映像を表示する場合を示したが、肌の拡大映像から肌の色やつや、肌に含まれる水分量、肌年齢、或いは頭皮の状態などを診断する機能を付加してもよい。これにより、これらの診断結果をその他の映像(情報映像)として表示することができる。
このように、本発明はここでは記載していない様々な実施の形態等を包含するということを理解すべきである。したがって、本発明はこの開示から妥当な特許請求の範囲に係る発明特定事項によってのみ限定されるものである。
本発明の実施の形態に係わる情報表示装置は、洗面台、化粧台、美容台(床屋の鏡など)に適用することができる。
本発明の第1の実施の形態に係わる情報表示装置の構成を示すブロック図であり、表示ユニット15の表示面に垂直な断面における配置例を示す。 図1のフラットパネルディスプレイ24及びハーフミラー21を含む表示ユニット15の詳細な構成を示す斜視図である。 図1のフラットパネルディスプレイ24の表示面を表側FSから見た平面図である。 図1のコンピュータ13の構成を示すブロック図である。 図4のCPU31の動作例を示すフローチャートである。 図1の表示ユニット15及び図13の表示ユニット12の表側FSに表示される鏡像及び映像の第1の表示例を示す平面図である。 ユーザPの眼から鏡像P及び映像までの距離を示す断面図である。 図1の表示ユニット15及び図13の表示ユニット12の表側FSに表示される鏡像及び映像の第2の表示例を示す平面図である。 図1の表示ユニット15及び図13の表示ユニット12の表側FSに表示される鏡像及び映像の第3の表示例を示す平面図である。 図1の表示ユニット15及び図13の表示ユニット12の表側FSに表示される鏡像及び映像の第5の表示例を示す平面図である。 図1の表示ユニット15及び図13の表示ユニット12の表側FSに表示される鏡像及び映像の第4の表示例を示す平面図である。 頭頂部に光を照射する照明装置71及び照明装置71を制御する照明制御装置72の配置例を示す断面図である。 本発明の第2の実施の形態に係わる情報表示装置の構成を示すブロック図であり、表示ユニット12の表示面に垂直な断面における配置例を示す。
符号の説明
11…プロジェクタ
12、15…表示ユニット
13…コンピュータ
14a〜14e…カメラ
21…ハーフミラー
22…透明板
23…拡散層
24…フラットパネルディスプレイ(表示手段)
25…表示枠部
25a…切り欠き部
26…取付け金具
27…取付け台
28a、28b…スペーサ
31…処理演算部
32…データベース
33…入出力部
36…カメラ制御部
37…ユーザ位置検出部(ユーザ位置検出手段)
38…表示制御部
39…ユーザインターフェース部(操作手段)
40…鏡像表示位置検出部(鏡像表示位置検出手段)
41…映像データ部
42…ユーザ関連データ部
43…プログラムデータ部
44…視野判断部(視野判断手段)
45…行動検出部(行動検出手段)
46…撮影面積制御部
47…表示位置制御部(表示位置制御手段)
48…表示面積制御部
51…インターネット
52…情報端末
61…天気予報
62…紫外線情報
63…スケジュール
64…タイムキーパ
66、67…肌の拡大映像
71…照明装置
72…照明制御装置
…後頭部映像
BS…裏側
…顔面
FS…表側
…左側頭部映像
…鏡像
…ユーザ
…右側頭部映像
…頭頂部映像

Claims (9)

  1. ユーザの頭頂部、後頭部、顔面部、左側頭部及び右側頭部のうち少なくとも1つの映像を撮影するカメラと、
    前記カメラが撮影した映像を表示する表示手段と、
    前記表示手段の表示面に重ね合わされたハーフミラーと、
    少なくともユーザの頭部位置を検出するユーザ位置検出手段と、
    ユーザの頭部位置からハーフミラー像におけるユーザの頭部の表示位置を検出する鏡像表示位置検出手段と、
    前記鏡像表示位置検出手段が検出した頭部の表示位置に基づいて、前記カメラが撮影した映像とハーフミラー像における少なくともユーザの頭部とが重ならないように前記カメラが撮影した映像の表示位置を制御する表示位置制御手段と
    を備えることを特徴とする情報表示装置。
  2. 前記ユーザ位置検出手段は、ユーザの顔面部を撮影するカメラを備え、
    前記鏡像表示位置検出手段は、ユーザの顔面部の映像に基づいて、ハーフミラー像におけるユーザの頭部の位置及び大きさを検出する
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報表示装置。
  3. 前記ユーザ位置検出手段は、ユーザと前記ハーフミラーとの距離を求める距離測定手段を備え、
    前記鏡像表示位置検出手段は、当該距離に基づいてユーザの頭部の面積を特定することを特徴とする請求項2に記載の情報表示装置。
  4. 前記表示位置制御手段は、前記カメラが撮影した映像をハーフミラー像と同じ大きさに表示面積を制御して表示することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の情報表示装置。
  5. 前記カメラが撮影した映像から前記ハーフミラーに対するユーザの頭部の位置及び距離を検出するユーザ位置検出手段と、
    検出した前記位置及び距離から表示面上におけるユーザの視野範囲を推定する視野判断手段とを更に備え、
    前記表示位置制御手段は、前記視野判断手段が推定したユーザの視野範囲に基づいて、前記ユーザの頭部の鏡像を見る前記ユーザの同一視野範囲内に前記カメラが撮影した映像を表示することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の情報表示装置。
  6. ユーザの頭頂部、後頭部、顔面部、左側頭部及び右側頭部のそれぞれの映像を撮影する複数のカメラを備え、前記表示位置制御手段は、前記ハーフミラー像におけるユーザの頭部を前記複数のカメラが撮影した複数の映像で囲んで表示することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載の情報表示装置。
  7. 前記表示位置制御手段は、前記ハーフミラー像におけるユーザの頭部の上側に頭頂部の映像、前記ハーフミラー像におけるユーザの頭部の左側に左側頭部の映像、前記ハーフミラー像におけるユーザの頭部の右側に右側頭部の映像、及び前記ハーフミラー像におけるユーザの頭部の下側に後頭部の映像を表示することを特徴とする請求項6記載の情報表示装置。
  8. 前記表示手段は、生活情報映像を表示し、前記表示位置制御手段は、生活情報映像とハーフミラー像における少なくともユーザの頭部及び前記カメラが撮影した映像とが重ならないように前記生活情報映像の表示位置を制御することを特徴とする請求項1から6いずれか一項に記載の情報表示装置。
  9. 前記ユーザの行動を検出する行動検出手段を更に備え、前記表示手段は、前記生活情報映像として、検出されたユーザの行動に関連する映像を表示することを特徴とする請求項8に記載の情報表示装置。
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