JP2010016574A - オーディオ再生システム、オーディオ再生機器、携帯プレイヤおよびオーディオ再生制御方法 - Google Patents

オーディオ再生システム、オーディオ再生機器、携帯プレイヤおよびオーディオ再生制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】携帯プレイヤ内の音声データをオーディオ再生機器を用いて再生する場合、携帯プレイヤ側からオーディオ再生機器側にクリップした音声信号を入カさせない仕組みを提供する。
【解決手段】携帯プレイヤ10と接続したオーディオ再生機器20のマイコン21は、携帯プレイヤ10へ制御信号40を送信して、携帯プレイヤ10のイコライザの動作を停止させて、携帯プレイヤ10からフラットな音声信号30を出力させるとともに、携帯プレイヤ10内のイコライザに設定されているイコライザ設定情報を読み取り、読み取ったイコライザ設定情報にてデータベース22を検索してあらかじめ蓄積されている該当の周波数特性情報を取り出し、イコライザ用のフィルタ係数に変換して、オーディオ再生機器20内のイコライザ23に設定することにより、携帯プレイヤ10から出力されてきたフラットな音声信号30の周波数特性を変換して増幅器24を介して再生する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、オーディオ再生システム、オーディオ再生機器、携帯プレイヤおよびオーディオ再生制御方法に関する。
近年、外出中に移動しながら、携帯端末(携帯音楽プレイヤや携帯電話など)を用いて音楽を再生して楽しむことが可能になってきている。また、携帯端末(携帯音楽プレイヤなど)においては、CD(Compact Disc)と同等の音質で、かつ、圧縮してファイルサイズを小さくすることができるMP3(MPEG-1 Audio Layer 3)形式のデジタル音声データとして、携帯端末(携帯音楽プレイヤなど)側でデジタル処理を行うものが多くなっている。
さらに、再生する音楽を好みの音質で出力することができるように、特許文献1の特開2001−67100号公報「MP3ポータブルプレーヤ」のように、携帯端末(携帯音楽プレイヤや携帯電話)の付加機能として、周波数特性の調整手段であるイコライザを備え、かつ、楽曲のジャンル(クラシック、ポップス、ジャズなど)に応じて、好みの周波数特性を選択して設定するイコライザカーブ設定機能を搭載したものも登場してきている。
このような場合、デジタル音楽データは、一般に、1未満から−1以上の値で2の補数表現によって表現されている。また、周波数特性を調整する(周波数バンド帯のカットやブーストやアッテネイトなどを行う)ためのデジタル処理を行うイコライザにおいては、入カレベルを小さくした後にイコライジングするか、あるいは、イコライジングでブーストする際にクリップさせるかのいずれかの方法を用いている。
つまり、例えば、イコライジングにおいてクリップが生じることがある携帯プレイヤの場合の装置構成は、図4のようになる。図4は、従来の携帯プレイヤの装置構成の一例を示す概念図である。従来の携帯プレイヤは、図4に示すように、HDDやRAMやフラッシュメモリにより構成される記憶装置11、圧縮音声信号を元の音声信号にデコードするデコーダ12、周波数特性を調整するイコライザ14、アナログ音声信号に変換するD/Aコンバータ15、アナログ音声信号を増幅する増幅器16からなっている。
HDDやRAMやフラッシュメモリなどからなる記憶装置11から音楽データを読み取り、読み取った音楽データが、非圧縮音楽ファイルであれば、そのままイコライザ14に伝送される。一方、記憶装置11から読み取った音楽データが、圧縮音楽ファイルであれば、デコーダ12にて非圧縮の元の音楽データにデコード処理を行ってからイコライザ14に伝送される。
イコライザ14は、入力されてくる音楽データの周波数特性をデジタル的に指定された所望の特性に変更し、後段のD/Aコンバータ15にてアナロク音声データに戻して増幅器16へ伝送する。増幅器16では、音量を所望のレベルに増幅してヘッドフォンから出力させる。
図5は、従来の携帯プレイヤの構成の異なる例を示す概念図であり、イコライザ14の前段に減衰器13を配置している。図4の場合は、イコライジングに先立って、記憶装置11に蓄積されている音楽データのレベルをそのままにしてイコライザ14に入力するが、図5の場合は、イコライジングに先立って、減衰器13によって、音楽データのレベルを小さくしてから、イコライザ14に入力するようにし、イコライザ14の出力データに周波数特性の調整によるクリップが生じないように対策している。
さらに、前述のごとき携帯端末(携帯音楽プレイヤや携帯電話)の利用性(ユーザビリティ)の向上を図るために、携帯端末を例えば車載用のオーディオ再生機器に接続して、該携帯端末の記憶装置内に蓄積されている楽曲データを車両内で聴いたり、あるいは、自宅内のPCやオーディオ再生機器などに接続して、該携帯端末の記憶装置内に蓄積されている楽曲データをPCなどから再生させたりすることも可能になってきている。
例えば、携帯プレイヤを車載用のオーディオ再生機器に接続し、図4,5に示すような携帯プレイヤ側の増幅器16からの出力信号(アナログ音声信号)を該車載用のオーディオ再生機器側に入力して、該オーディオ再生機器によって再生する場合、図4のように、入カレベルを小さくせずに、イコライジングでブーストすると、図4に示すように、クリップした波形が携帯プレイヤから出カされてしまう場合があり、かかるクリップ波形の音声信号が該オーディオ再生機器に入力されてくる。一方、図5のように、携帯プレイヤ側のイコライジングに先立って、入カレベルを小さくすると、S/Nが悪くなったり、音量が小さくなったりしてしまう。
図6は、携帯プレイヤから外部のオーディオ再生機器に出力される音声信号の出力レベルを説明する模式図である。図6に例示するように、携帯プレイヤ10側において入力レベルを小さくしないで、イコライジング処理でブーストした場合のように、携帯プレイヤ10からの音声信号がクリップされて出力されてくると、オーディオ再生機器20によって再生した際に、出力音声の音質が劣化して音が割れたように聞こえてしまう。また、一旦クリップされた音声信号が携帯プレイヤ10からオーディオ再生機器20に入カされると、たとえ、オーディオ再生機器20側にイコライザ機能を備えていたとしても、オーディオ再生機器20側ではクリップがない状態に補正することはできなく、劣化した音質の音声(音楽)しか聴くことができない。
特開2001−67100号公報(第3−4頁)
本発明は、携帯プレイヤの音声データを外部に接続したオーディオ再生機器を用いて再生する場合において、従来技術においては前述のような問題が生じることに鑑みてなされたものであり、携帯プレイヤ側からオーディオ再生機器側にクリップした音声信号を入カさせない仕組みを提供することを目的としている。
前述の課題を解決するため、本発明によるオーディオ再生システム、オーディオ再生機器、携帯プレイヤおよびオーディオ再生制御方法は、次のような特徴的な構成を採用している。
(1)イコライザを有する携帯プレイヤとオーディオ再生機器とを接続し、前記携帯プレイヤに蓄積されている音声信号を前記オーディオ再生機器に送出して前記オーディオ再生機器によって再生して出力するオーディオ再生システムにおいて、前記オーディオ再生機器は、前記携帯プレイヤに対して制御信号を送信することによって、前記携帯プレイヤ内のイコライザに設定されているイコライザ設定情報を読み取り、かつ、前記携帯プレイヤ内のイコライザの動作を無効として、前記携帯プレイヤからイコライジングされていない音声信号を当該オーディオ再生機器へ出力させるとともに、前記携帯プレイヤから読み取った前記イコライザ設定情報を、当該オーディオ再生機器内のイコライザに設定すべきフィルタ係数に変換して、当該オーディオ再生機器内のイコライザに設定し、該イコライザにより、前記携帯プレイヤから出力されてきた音声信号の周波数特性を変換して再生するオーディオ再生システム。
(2)前記オーディオ再生機器に、当該オーディオ再生機器に接続される前記携帯プレイヤ内のイコライザに設定された前記イコライザ設定情報それぞれに関連付けた形式で当該オーディオ再生機器内のイコライザに設定すべき周波数特性情報をあらかじめ蓄積しているデータベースを備え、接続された前記携帯プレイヤから読み取られた前記イコライザ設定情報に基づいて、前記データベースに蓄積された前記イコライザ設定情報を検索し、合致したイコライザ設定情報に関連付けされた前記周波数特性情報を前記データベースから取り出し、取り出した該周波数特性情報を前記フィルタ係数に変換して、当該オーディオ再生機器内のイコライザに設定する上記(1)のオーディオ再生システム。
(3)前記オーディオ再生機器に備えた前記データベースに蓄積されている前記周波数特性情報が、当該オーディオ再生機器内のイコライザに関するイコライザカーブ特性、または、中心周波数、Q、利得、フィルタ種類を含む要素からなるイコライザ設定値のいずれかである上記(2)のオーディオ再生システム。
(4)イコライザを有する携帯プレイヤと接続し、前記携帯プレイヤに蓄積されている音声データを転送させて再生するオーディオ再生機器において、前記携帯プレイヤに対して制御信号を送信することによって、前記携帯プレイヤ内のイコライザに設定されているイコライザ設定情報を読み取る手段と、前記携帯プレイヤに対して制御信号を送信することによって、前記携帯プレイヤ内のイコライザの動作を無効として、前記携帯プレイヤからイコライジングされていない音声信号を当該オーディオ再生機器へ出力させる手段と、前記携帯プレイヤから読み取った前記イコライザ設定情報を、当該オーディオ再生機器内のイコライザに設定すべきフィルタ係数に変換して、当該オーディオ再生機器内のイコライザに設定し、該イコライザにより、前記携帯プレイヤから出力されてきた音声信号の周波数特性を変換して再生する手段と、を備えているオーディオ再生機器。
(5)当該オーディオ再生機器に接続される前記携帯プレイヤ内のイコライザに設定される可能性がある前記イコライザ設定情報それぞれに関連付けた形式で当該オーディオ再生機器内のイコライザに設定すべき周波数特性情報をあらかじめ蓄積しているデータベースを備え、接続された前記携帯プレイヤから読み取られた前記イコライザ設定情報に基づいて、前記データベースに蓄積された前記イコライザ設定情報を検索し、合致したイコライザ設定情報に関連付けされた前記周波数特性情報を前記データベースから取り出し、取り出した該周波数特性情報を前記フィルタ係数に変換して、当該オーディオ再生機器内のイコライザに設定する上記(4)のオーディオ再生機器。
(6)前記データベースに蓄積されている前記周波数特性情報が、当該オーディオ再生機器内のイコライザに関するイコライザカーブ特性、または、中心周波数、Q、利得、フィルタ種類を含む要素からなるイコライザ設定値のいずれかである上記(5)のオーディオ再生機器。
(7)記憶装置内に記録している音声データの周波数特性をイコライザによって変換して出力する手段と、オーディオ再生機器に接続する手段と、出力される音声データを、接続したオーディオ再生機器に転送する手段とを少なくとも備えた携帯プレイヤにおいて、前記オーディオ再生機器から受け取った制御信号に基づいて、前記イコライザの動作を無効として、前記音声データを前記記憶装置内に記録されていた状態で、前記オーディオ再生機器に出力し、かつ、前記イコライザに設定されているイコライザ設定情報を前記オーディオ再生機器に返送する携帯プレイヤ。
(8)イコライザを有する携帯プレイヤとオーディオ再生機器とを接続し、前記携帯プレイヤに蓄積されている音声データを前記オーディオ再生機器に転送して前記オーディオ再生機器によって再生して出力するオーディオ再生システムにおけるオーディオ再生制御方法であって、前記携帯プレイヤ内のイコライザの動作を無効として、前記携帯プレイヤからイコライジングされていない音声信号を前記オーディオ再生機器へ出力させるステップと、前記携帯プレイヤ内のイコライザに設定されているイコライザ設定情報を前記オーディオ再生機器に転送させるステップと、前記携帯プレイヤから読み取った前記イコライザ設定情報を、前記オーディオ再生機器内のイコライザに設定すべきフィルタ係数に変換して、前記オーディオ再生機器内のイコライザに設定するイコライザ設定ステップと、当該イコライザにより、前記携帯プレイヤから出力されてきた音声信号の周波数特性を変換して再生するステップとを有するオーディオ再生制御方法。
(9)前記オーディオ再生機器に、当該オーディオ再生機器に接続される前記携帯プレイヤ内のイコライザに設定される可能性がある前記イコライザ設定情報それぞれに関連付けた形式で当該オーディオ再生機器内のイコライザに設定すべき周波数特性情報をあらかじめ蓄積しているデータベースを備え、前記イコライザ設定ステップが、接続された前記携帯プレイヤから読み取られた前記イコライザ設定情報に基づいて、前記データベースに蓄積された前記イコライザ設定情報を検索し、合致したイコライザ設定情報に関連付けされた前記周波数特性情報を前記データベースから取り出し、取り出した該周波数特性情報を前記フィルタ係数に変換して、当該オーディオ再生機器内のイコライザに設定する上記(8)のオーディオ再生制御方法。
(10)前記オーディオ再生機器に備えた前記データベースに蓄積されている前記周波数特性情報が、当該オーディオ再生機器内のイコライザに関するイコライザカーブ特性、または、中心周波数、Q、利得、フィルタ種類を含む要素からなるイコライザ設定値のいずれかである上記(9)のオーディオ再生制御方法。
本発明のオーディオ再生システム、オーディオ再生機器、携帯プレイヤおよびオーディオ再生制御方法によれば、以下のような効果を得ることができる。
クリップが生じない状態で、携帯プレイヤから音声信号が出カされ、オーディオ再生機器側のイコライザ機能によってユーザが意図した好みの音質の音声を再生することができる。さらに、携帯プレイヤの出カ音声信号にクリップが生じなくなるので、音割れが発生しないように、オーディオ再生機器側で調整することができる。
以下、本発明によるオーディオ再生システム、オーディオ再生機器、携帯プレイヤおよびオーディオ再生制御方法の好適な実施例について添付図を参照して説明する。ここで、オーディオ再生機器としては、車載用のオーディオ再生機器であっても良いし、ナビゲーションシステムと共用の車載用の機器であっても良いし、あるいは、家庭内や事務所などに配置されているオーディオ再生機器やPC(Personal Computer)などであっても構わない。また、携帯プレイヤについては、携帯音楽プレイヤであっても良いし、携帯電話やPHS(Personal handy-phone)端末であっても良いし、携帯型ノートPCであっても構わない。
(本発明の特徴)
本発明の実施形態の説明に先立って、本発明の特徴について、その概要をまず説明する。本発明は、携帯プレイヤの音楽データを接続先のオーディオ再生機器から再生する場合、オーディオ再生機器側からの制御によって携帯プレイヤ側のイコライザの動作を無効にし、携帯プレイヤ側から周波数特性の変更がないフラット(Flat)な出力信号つまりイコライジングされていない音声信号をオーディオ再生機器側に対して出力させ、オーディオ再生機器側のイコライザ機能によって周波数特性の変更を行って、好みの音質の音声を出力することを特徴としている。
この結果、携帯プレイヤからの音声データであっても、オーディオ再生機器側において好みの音質に周波数特性のイコライジングを施した状態にして、クリップされない良質の音声として再生することができる。
(第1の実施形態)
まず、本発明によるオーディオ再生システムのシステム構成の一例を図1に示す。図1に示すように、本実施形態におけるオーディオ再生システムは、携帯プレイヤ10とオーディオ再生機器20とが接続され、携帯プレイヤ10からの音声信号30をオーディオ再生機器20に転送してオーディオ再生機器20側によって再生する場合を示している。ここで、携帯プレイヤ10とオーディオ再生機器20との接続信号形式としては、アナログ信号形式であっても良いし、デジタル信号形式であっても良い。デジタル信号形式によって接続する場合は、図1に図示していないが、オーディオ再生機器20側には、アナログ音声信号に変換するためのD/Aコンバータが増幅器の前段に配置されることになる。
ここで、図示していないが、携帯プレイヤ10側には、従来技術の図4、図5において説明したように、周波数特性の調整(カット、ブースト、アッテネイト)を行うことができるイコライザが備えられているが、該イコライザの動作は、外部からの制御信号(例えば、オーディオ再生機器20からの制御信号40)によって制御することができる。例えば、オーディオ再生機器20からの制御信号40によって、携帯プレイヤ10側のイコライザに設定されているイコライザ設定情報を要求元に転送させたり、さらには、携帯プレイヤ10側のイコライザの動作を無効にして、イコライジングされていない音声信号を出力させたりすることが可能な構成とされている。
一方、オーディオ再生機器20は、CPU、メモリからなるマイコン21、HDDやフラッシュメモリからなるデータベース22、音声信号の周波数特性の調整機能(カット、ブースト、アッテネイト)を有するイコライザ23、音声信号の出力レベルの調整を行う増幅器24を少なくとも備えている。
オーディオ再生機器20におけるマイコン21は、接続先の携帯プレイヤ10に対して制御信号40を送信して、携帯プレイヤ10側のイコライザ設定情報を取得して、データベース22に蓄積したり、携帯プレイヤ10側のイコライザの動作を無効にし、フラット(Flat)な音声信号つまりイコライジングされていない音声信号を出力させたりする制御、携帯プレイヤ10側から取得したイコライザ設定情報を、データベース22から読み出して、イコライザ23に設定すべき情報(フィルタ係数)に変換してイコライザに設定する制御を、少なくとも実行することができる。
なお、オーディオ再生機器20側の制御を効率的に実施するために、オーディオ再生機器20に接続する可能性があるすべての携帯プレイヤ10について、それぞれの携帯プレイヤ10に設定される可能性があるイコライザカーブ特性をそれぞれの携帯プレイヤ10に設定されるイコライザ設定情報に関連付けてあらかじめオーディオ再生機器20側のデータベース22に蓄積しておく。
しかる後、オーディオ再生機器20に携帯プレイヤ10が接続された時、オーディオ再生機器20は、マイコン21から制御信号40を送信することによって、接続された携帯プレイヤ10に設定されているイコライザ設定情報を取得する。また、接続された携帯プレイヤ10に対して、オーディオ再生機器20から制御信号40を送信して、携帯プレイヤ10側のイコライザ機能を無効に設定し、フラット(Flat)な音声信号30つまりイコライジングされていない音声信号を出力させるように制御する。
さらに、携帯プレイヤ10から取得したイコライザ設定情報によって、あらかじめデータベース22に蓄積されているイコライザ設定情報を検索し、当該イコライザ設定情報に関連付けされているイコライザカーブ特性を読み出して、オーディオ再生機器20側のイコライザ23のフィルタ係数に変換して、当該イコライザ23に設定する。
この結果、携帯プレイヤ10からのフラットな音声信号30(クリップされていない音声信号30)が、オーディオ再生機器20側に入力され、オーディオ再生機器20側のイコライザ23において、データベース22から読み出されたイコライザカーブ特性に基づいて、好みの音質になるように周波数特性が変換されて、オーディオ再生機器20の増幅器24において、適切な音量に調整されて出力させることになる。
(本実施形態による効果)
携帯プレイヤ10のイコライザ機能を停止させているので、携帯プレイヤ10からの音声信号30は、クリップしない状態で、オーディオ再生機器20に出カされ、かつ、携帯プレイヤ10側に設定されていたイコライザ設定情報に基づいてオーディオ再生機器20側のイコライザ23の周波数特性が調整されるので、ユーザが意図した好みの音質の音を再生することができる。さらに、携帯プレイヤ10の出カ音声信号にはクリップが発生しなくなるので、再生音声には音割れも生じなくなる。
(第2の実施形態)
第1の実施形態においては、接続する携帯プレイヤ10のイコライザ設定情報に関連付ける周波数特性情報として、イコライザカーブ特性を、オーディオ再生機器20側のデータベース22に蓄積する例を示したが、データベース22に蓄積する周波数特性情報を、イコライザ23に設定すべきフィルタ係数そのものとしても良いし、図2に示すように、イコライザ設定値(中心周波数f0,Q,利得Gain,フィルタの種類など)を保持蓄積するようにしても良い。図2は、本発明によるオーディオ再生システムのシステム構成の異なる例を示す構成図であり、データベース22に蓄積する情報が、図1の場合と異なっている場合を示している。
図2のマイコン21は、データベース22から読み出した前記イコライザ設定値から、イコライザ23に反映すべきフィルタ係数を算出して、イコライザ23のフィルタに設定することによって、第1の実施形態の場合と同様に、好みの音質になるように周波数特性が変換されて、オーディオ再生機器20の増幅器24において、適切な音量に調整されて出力させることができる。
(第3の実施形態)
図3は、本発明によるオーディオ再生システムのシステム構成のさらに異なる例を示す構成図であり、本実施形態においては、オーディオ再生機器20側に対して携帯プレイヤ10から音声信号30の出力レベルを落とさずに入カする場合を示している。
デジタル形式で表現することができる範囲は、前述したように、1未満から−1までであるので、或る周波数帯域をブーストしようとするためには、他の周波数のレベルを小さくするという方法もある。図5の従来の携帯プレイヤにおいては、イコライザ14の前段に設定した減衰器13にて全体的なレベルを小さくして、イコライザ14でブーストする帯域を大きくする仕組みを用いているが、携帯プレイヤからの出カも小さくなってしまう。
しかし、前述の第1、第2の実施形態のように、オーディオ再生機器20側で再生する場合には、携帯プレイヤ10側のイコライザを無効に設定し、フラット(Flat)な音声信号30つまりイコライジングされていない音声信号を出力しているので、図5のように、携帯プレイヤ10側の減衰器13によって、音声信号の全体的なレベルを落とす必要はない。かくのごとく、図3におけるオーディオ再生機器20は、出力レベルが減衰していないフラット(flat)な音声信号を携帯プレイヤ10から受け取って、オーディオ再生機器20側のイコライザ23を用いて、好みの音質で良好な音声を再生することができる。
つまり、本実施形態においては、次のような効果が得られる。携帯プレイヤ10とオーディオ再生機器20との接続がアナログ形式の場合、減衰していない音声信号は減衰している音声信号よりもノイズに強くなる。この結果として、S/Nが良くなる。一方、携帯プレイヤ10とオーディオ再生機器20との接続がデジタル形式の場合、減衰していない音声信号は減衰している音声信号よりもビット幅が広い。この結果、ビット落ちが発生せずに、繊細な表現が可能となる。
以上、本発明の好適実施例の構成を説明した。しかし、斯かる実施例は、本発明の単なる例示に過ぎず、何ら本発明を限定するものではないことに留意されたい。本発明の要旨を逸脱することなく、特定用途に応じて種々の変形変更が可能であることが、当業者には容易に理解できよう。
本発明によるオーディオ再生システムのシステム構成の一例を示す構成図である。 本発明によるオーディオ再生システムのシステム構成の異なる例を示す構成図である。 本発明によるオーディオ再生システムのシステム構成のさらに異なる例を示す構成図である。 従来の携帯プレイヤの構成の一例を示す概念図である。 従来の携帯プレイヤの構成の異なる例を示す概念図である。 携帯プレイヤから外部のオーディオ再生機器へ出力される音声信号の出力レベルを説明する模式図である。
符号の説明
10 携帯プレイヤ
11 記憶装置
12 デコーダ
13 減衰器
14 イコライザ
15 D/Aコンバータ
16 増幅器
20 オーディオ再生機器
21 マイコン
22 データベース
23 イコライザ
24 増幅器
30 音声信号
40 制御信号

Claims (10)

  1. イコライザを有する携帯プレイヤとオーディオ再生機器とを接続し、前記携帯プレイヤに蓄積されている音声信号を前記オーディオ再生機器に送出して前記オーディオ再生機器によって再生して出力するオーディオ再生システムにおいて、前記オーディオ再生機器は、前記携帯プレイヤに対して制御信号を送信することによって、前記携帯プレイヤ内のイコライザに設定されているイコライザ設定情報を読み取り、かつ、前記携帯プレイヤ内のイコライザの動作を無効として、前記携帯プレイヤからイコライジングされていない音声信号を当該オーディオ再生機器へ出力させるとともに、前記携帯プレイヤから読み取った前記イコライザ設定情報を、当該オーディオ再生機器内のイコライザに設定すべきフィルタ係数に変換して、当該オーディオ再生機器内のイコライザに設定し、該イコライザにより、前記携帯プレイヤから出力されてきた音声信号の周波数特性を変換して再生することを特徴とするオーディオ再生システム。
  2. 前記オーディオ再生機器に、当該オーディオ再生機器に接続される前記携帯プレイヤ内のイコライザに設定された前記イコライザ設定情報それぞれに関連付けた形式で当該オーディオ再生機器内のイコライザに設定すべき周波数特性情報をあらかじめ蓄積しているデータベースを備え、接続された前記携帯プレイヤから読み取られた前記イコライザ設定情報に基づいて、前記データベースに蓄積された前記イコライザ設定情報を検索し、合致したイコライザ設定情報に関連付けされた前記周波数特性情報を前記データベースから取り出し、取り出した該周波数特性情報を前記フィルタ係数に変換して、当該オーディオ再生機器内のイコライザに設定することを特徴とする請求項1に記載のオーディオ再生システム。
  3. 前記オーディオ再生機器に備えた前記データベースに蓄積されている前記周波数特性情報が、当該オーディオ再生機器内のイコライザに関するイコライザカーブ特性、または、中心周波数、Q、利得、フィルタ種類を含む要素からなるイコライザ設定値のいずれかであることを特徴とする請求項2に記載のオーディオ再生システム。
  4. イコライザを有する携帯プレイヤと接続し、前記携帯プレイヤに蓄積されている音声データを転送させて再生するオーディオ再生機器において、前記携帯プレイヤに対して制御信号を送信することによって、前記携帯プレイヤ内のイコライザに設定されているイコライザ設定情報を読み取る手段と、前記携帯プレイヤに対して制御信号を送信することによって、前記携帯プレイヤ内のイコライザの動作を無効として、前記携帯プレイヤからイコライジングされていない音声信号を当該オーディオ再生機器へ出力させる手段と、前記携帯プレイヤから読み取った前記イコライザ設定情報を、当該オーディオ再生機器内のイコライザに設定すべきフィルタ係数に変換して、当該オーディオ再生機器内のイコライザに設定し、該イコライザにより、前記携帯プレイヤから出力されてきた音声信号の周波数特性を変換して再生する手段と、を備えていることを特徴とするオーディオ再生機器。
  5. 当該オーディオ再生機器に接続される前記携帯プレイヤ内のイコライザに設定される可能性がある前記イコライザ設定情報それぞれに関連付けた形式で当該オーディオ再生機器内のイコライザに設定すべき周波数特性情報をあらかじめ蓄積しているデータベースを備え、接続された前記携帯プレイヤから読み取られた前記イコライザ設定情報に基づいて、前記データベースに蓄積された前記イコライザ設定情報を検索し、合致したイコライザ設定情報に関連付けされた前記周波数特性情報を前記データベースから取り出し、取り出した該周波数特性情報を前記フィルタ係数に変換して、当該オーディオ再生機器内のイコライザに設定することを特徴とする請求項4に記載のオーディオ再生機器。
  6. 前記データベースに蓄積されている前記周波数特性情報が、当該オーディオ再生機器内のイコライザに関するイコライザカーブ特性、または、中心周波数、Q、利得、フィルタ種類を含む要素からなるイコライザ設定値のいずれかであることを特徴とする請求項5に記載のオーディオ再生機器。
  7. 記憶装置内に記録している音声データの周波数特性をイコライザによって変換して出力する手段と、オーディオ再生機器に接続する手段と、出力される音声データを、接続したオーディオ再生機器に転送する手段とを少なくとも備えた携帯プレイヤにおいて、前記オーディオ再生機器から受け取った制御信号に基づいて、前記イコライザの動作を無効として、前記音声データを前記記憶装置内に記録されていた状態で、前記オーディオ再生機器に出力し、かつ、前記イコライザに設定されているイコライザ設定情報を前記オーディオ再生機器に返送することを特徴とする携帯プレイヤ。
  8. イコライザを有する携帯プレイヤとオーディオ再生機器とを接続し、前記携帯プレイヤに蓄積されている音声データを前記オーディオ再生機器に転送して前記オーディオ再生機器によって再生して出力するオーディオ再生システムにおけるオーディオ再生制御方法であって、前記携帯プレイヤ内のイコライザの動作を無効として、前記携帯プレイヤからイコライジングされていない音声信号を前記オーディオ再生機器へ出力させるステップと、前記携帯プレイヤ内のイコライザに設定されているイコライザ設定情報を前記オーディオ再生機器に転送させるステップと、前記携帯プレイヤから読み取った前記イコライザ設定情報を、前記オーディオ再生機器内のイコライザに設定すべきフィルタ係数に変換して、前記オーディオ再生機器内のイコライザに設定するイコライザ設定ステップと、当該イコライザにより、前記携帯プレイヤから出力されてきた音声信号の周波数特性を変換して再生するステップとを有することを特徴とするオーディオ再生制御方法。
  9. 前記オーディオ再生機器に、当該オーディオ再生機器に接続される前記携帯プレイヤ内のイコライザに設定される可能性がある前記イコライザ設定情報それぞれに関連付けた形式で当該オーディオ再生機器内のイコライザに設定すべき周波数特性情報をあらかじめ蓄積しているデータベースを備え、前記イコライザ設定ステップが、接続された前記携帯プレイヤから読み取られた前記イコライザ設定情報に基づいて、前記データベースに蓄積された前記イコライザ設定情報を検索し、合致したイコライザ設定情報に関連付けされた前記周波数特性情報を前記データベースから取り出し、取り出した該周波数特性情報を前記フィルタ係数に変換して、当該オーディオ再生機器内のイコライザに設定することを特徴とする請求項8に記載のオーディオ再生制御方法。
  10. 前記オーディオ再生機器に備えた前記データベースに蓄積されている前記周波数特性情報が、当該オーディオ再生機器内のイコライザに関するイコライザカーブ特性、または、中心周波数、Q、利得、フィルタ種類を含む要素からなるイコライザ設定値のいずれかであることを特徴とする請求項9に記載のオーディオ再生制御方法。
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