JP2010015922A - 燃料電池システム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】燃料電池システムは、定常運転時において冷却媒体が通過する冷却路10をもつと共に反応ガスにより発電する燃料電池1と、燃料電池の冷却路10に冷却媒体を供給する冷却媒体供給路2と、冷却媒体供給路2における冷却媒体を加熱させて冷却媒体の温度を調整する加熱部3と、制御装置4とをもつ。制御装置4は、燃料電池1に供給される反応ガスの温度をTgとするとき、燃料電池1の発電起動時において、反応ガスの温度Tgの昇温速度に合わせて加熱部3を制御して冷却媒体の温度の昇温を制御することにより燃料電池11の温度Tsの昇温速度を抑え、スタック1の内部の乾きを抑える乾き抑制制御を実行する制御装置4とをもつ。
【選択図】図1
Description
図1は実施形態1の概念を示す。燃料電池システムは、定常運転時において冷却媒体が通過する冷却路10をもつと共に反応ガスにより発電する燃料電池のスタック1と、スタック1の冷却路10に冷却媒体を供給する冷却媒体供給路2と、冷却媒体供給路2における冷却媒体を加熱させて冷却媒体の温度を調整する加熱部3と、制御装置4とを有する。加熱部3は、冷却媒体供給路2の冷却媒体を加熱できるものであれば何でも良く、ヒータおよび/または熱交換器が挙げられる。ヒータは電気式、ガス燃焼式でも良い。スタック1の定常運転(例えば定格運転)時には、スタック1の発電に伴い発熱によりスタック1は昇温する。そこでスタック1の定常運転において、スタック1の冷却路10に冷却媒体を供給することによりスタック1を積極的に冷却し、スタック1の内部のイオン伝導膜等の内部部品を保護する。定常運転とは、起動したスタック1の温度(スタック冷却液の温度で代用できる)があらかじめ決められた所定温度に到達してからの発電運転をいう。一般的には、定常運転は、スタックを起動させることを目的とする起動運転、発電しているスタックの発電を停止させることを目的とする停止運転を含まない。定格とは、指定された条件のもとで、連続的に発電運転できるように製造者が保証する使用上の限界をいい、一般的には銘板やカタログに記載されている。冷却媒体としては、液相状、気相状でも良く、冷却水等の冷却液が代表的である。
本実施形態は前記した実施形態1と基本的には同様の構成および同様の作用効果を示す。具体的には、図3に示すように、スタック1の温度の昇温速度Vstは、ΔT/Δtに基づく。時間Δtにおいてスタック1の温度が温度ΔTぶん昇温させるように、制御装置4はスタック1の温度Tsの昇温速度Vstを制御し、スタック1の温度Tsを温度T2まで昇温させる。スタック1の発電起動時において、スタック1の内部において乾きが発生するおそれがあるときには、反応ガスの温度Tgの昇温速度Vgtに合わせて加熱部3による加熱量を制御し、スタック1の温度Tsの昇温速度Vstを制御することにより、スタック1の温度Tsの昇温速度Vstを抑えてスタック1の内部の渇きを抑制する乾き抑制制御を実行する。本実施形態によれば、温度Ts>温度Tgが維持されている。なお本実施形態によれば、制御装置4は、スタック1への入力水量、スタック1からの出力水量については演算しない。
本実施形態は前記した実施形態1と基本的には同様の構成および同様の作用効果を示す。図4は、スタック1の発電起動時におけるスタック1の温度Ts(Ts1及び/またはTs2)の昇温過程を示す。特性線W5は、スタック1の入口側の反応ガス(アノードガスであれば温度Ta,カソードガスであれば温度Tc)の目標温度を示す。特性線W6は、スタック1の入口側に供給される反応ガス(アノードガスであれば温度Ta,カソードガスガスであれば温度Tc)の実際の温度を示す。
本実施形態は実施形態1と基本的には同様の構成および同様の作用効果を示す。制御装置4はスタック1の昇温速度を可変に制御できるようにされている。図6は、スタック1の発電起動時におけるスタック1の温度Ts(Ts1及び/またはTs2)の昇温過程を示す。図6に示すように、スタック1の温度Ts(Ts1及び/またはTs2)の昇温速度は、ΔT/Δtで示される。ΔTは上昇温度を示す。Δtは経過時間を示す。スタック1の入口側のカソードガスの温度をTcとする。スタック1の入口側のアノードガスの温度をTaとする。
図7は実施形態5の概念を示す。本実施形態は実施形態1と基本的には同様の構成および同様の作用効果を示す。燃料電池システムは、燃料電池のスタック1と、冷却媒体供給路としての第1循環路21と、加熱部3と、制御装置4と、反応ガス供給部(アノードガス供給部)として機能できる改質器6とを備えている。スタック1は、カソード極12と、アノード極11と、カソード極12およびアノード極11を仕切るイオン交換膜13と、スタック1を冷却させる冷却路10とをもつ。イオン交換膜13は高分子型(例えば炭化フッ素系または炭化水素系)または無機材料型とされている。電極接合体はスタック1の膜電極接合体はシート型でも良いし、チューブ型でも良い。改質器6で生成されたアノードガスは、アノードガス通路60を介して入口11iからスタック1のアノード極11に供給される。
実施形態5Bは実施形態5と基本的には同様の構成および同様の作用効果を示すため、図7を準用する。本実施形態によれば、第2循環路22は貯湯槽の底部に連通している。本実施形態では、スタック起動時にはヒータ30をオンして発熱させることにより第1循環路21の冷却媒体を加熱させ、これによりスタック1を昇温させる。更に、改質器6の高温の燃焼排ガスが流れる熱交換器(図示せず)を第1循環路21に設け、この熱交換器からの伝熱で第1循環路21の冷却媒体を加熱させることにしても良い。
本実施形態は実施形態5と基本的には同様の構成および同様の作用効果を示すため、図7を準用する。本実施形態はアノードガスではなく、カソードガスの昇温に対処するものである。スタック1の発電起動時においては、スタック1は発電により昇温していく。更にスタック1から排出されたカソードオフガスは加湿器18の吸湿路18bを通過し、吸湿路18bにおいて水分および熱を低減させた後、外気に排出される。このため、オフガスからの伝熱により加湿器18は次第に昇温していく。同様に入口12i側のカソードガスの温度Tcも次第に昇温していく。ここで、カソードガスの温度Tcの昇温に比較してスタック1の温度の昇温が速いときには、前述したように、スタック1の内部が乾き気味になることがある。そこで制御装置4は、スタック1に供給されるカソードガスの温度をTc(Tc=Tg)とし、スタック1の温度をTsとするとき、スタック1の発電起動時において、カソードガスの温度Tcの昇温速度に合わせて加熱部3の加熱量を制御し、冷却媒体の温度の昇温を制御する。場合によっては、制御装置4は、前述同様に、第1ポンプ51、第2ポンプ52、第3ポンプ53の単位時間あたりの駆動量を制御し、第1熱交換器31、第1熱交換器31および第3熱交換器33の熱交換量を制御する。これにより第1循環路21を流れる冷却媒体の温度の昇温を制御する。これにより制御装置4は、カソードガスの温度Tcの昇温速度にスタック温度Tsの昇温速度を適応させる昇温速度抑制制御を実行する。なお本実施形態によれば、制御装置4は、スタック1への入力水量、スタック1からの出力水量については演算しない。なお本実施形態においても、第2循環路22に冷水が流れる場合には、スタック起動時には第2ポンプ52を停止させておいても良い。
図8は実施形態7の概念を示す。本実施形態は実施形態5と基本的には同様の構成および同様の作用効果を示す。図8に示すように、燃料電池システムは、燃料電池のスタック1と、冷却媒体供給路2としての第1循環路21と、加熱部3と、制御装置4と、改質器6とを備えている。改質器6で生成されたアノードガスは、アノードガス通路60を介して入口11iからスタック1のアノード極11に供給される。図8に示すように、第1循環路21は、スタック1の冷却路10に連通するループ状の循環路とされている。加熱部3は、第1循環路21に設けられた電気式のヒータ30と、第1熱交換器31と、第2熱交換器32と、第3熱交換器33とを備えている。
実施形態7Bは実施形態7と基本的には同様の構成および同様の作用効果を示すため、図8を準用する。本実施形態では、起動時にはヒータ30をオンして発熱させることにより第1循環路21の冷却媒体を加熱させ、これによりスタック1を積極的に昇温させる。更に、改質器6の高温の燃焼排ガスが流れる熱交換器(図示せず)を第1循環路21に設け、この熱交換器からの伝熱で第1循環路21の冷却媒体を加熱させることにしても良い。なお本実施形態によれば、温水ではなく、冷水が第2循環路21に流れる場合には、スタック起動時においてポンプ52の駆動を停止させておき、あるいは、ポンプ52の駆動量を定常運転(定格運転)よりも低下させておき、第1循環路21の熱が第2循環路22に移動することを抑制し、第1循環路21の冷却媒体の昇温を促進させることにしても良い。
本実施形態は図8に示す実施形態7と基本的には同様の構成および同様の作用効果を示すため、図8を準用する。本実施形態はアノードガスではなく、カソードガスの昇温に対処するものである。カソードガスの温度Tcの昇温に比較してスタック1の温度の昇温が速いとき、前述したように、スタック1の内部が乾き気味になることがある。そこで制御装置4は、スタック1に供給されるカソードガスの温度をTc(Tc=Tg)とし、スタック1の温度をTsとするとき、スタック1の発電起動時において、カソードガスの温度Tcの昇温速度に合わせて加熱部3の加熱量を制御し、冷却媒体の温度の昇温を制御する。場合によっては、制御装置4は、前述同様に、第1ポンプ51、第2ポンプ52、第3ポンプ53の単位時間あたりの駆動量を制御し、第1熱交換器31、第1熱交換器31および第3熱交換器33の熱交換量を制御する。
図9は実施形態9を示す。本実施形態は実施形態5と基本的には同様の構成および同様の作用効果を示す。図9に示すように、アノードガス通路60には、第2熱交換器32を迂回させる迂回路62がスタック1の上流に設けられている。第2熱交換器32の第2通路32sを流れる流量と迂回路62を流れる流量との比率α1を可変とさせる迂回バルブ63が、アノードガス通路60においてスタック1の上流に設けられている。アノードガスが第2熱交換器32(アノードガスに対して凝縮器として機能する)の第2通路32sを流れると、冷却されて凝縮水を生成させる。迂回路62は基本的には凝縮器として機能しない。このため制御装置4が迂回バルブ63の開度を制御することにより比率α1を制御すれば、スタック1のアノード極11に供給される前のアノードガスの温度Taおよび水蒸気量を調整できる。比率α1、温度Taおよび水蒸気量の関係は、制御装置4の記憶部の所定のエリアに予め格納されている。従って、迂回路62および迂回バルブ63は、スタック1に供給される前のアノードガス(反応ガス)の温度および水蒸気量を調整できる調整部として機能できる。
実施形態9Bは実施形態9と基本的には同様の構成および同様の作用効果を示すため、図9を準用する。本実施形態では第2循環路22は、システムの熱エネルギを温水として貯蔵する貯湯槽の底部に繋がり、貯湯槽内の水を温水にするための通路である。従って、システムの運転時に、第2循環路22には、温水とすべき冷水が流れる。スタック起動時にはヒータ30をオンして発熱させることにより、第1循環路21の冷却媒体を加熱させ、これによりスタック1を昇温させる。更に、改質器6の高温の燃焼排ガスが流れる熱交換器(図示せず)を第1循環路21に設け、この熱交換器からの伝熱で第1循環路21の冷却媒体を加熱させることにしても良い。なお第2循環路22に冷水が流れるため、スタック起動時には、制御装置4は、ポンプ52の駆動を停止させておき、あるいは、ポンプ52を定常運転(定格運転)よりも低回転数域に設定しておき、第1循環路21の冷却媒体を効率よく加熱させ、ひいてはスタック1を効率よく加熱させることにしても良い。あるいは、スタック1の速過ぎる昇温速度を遅く調整させるためには、制御装置4は、第2ポンプ52をオンして回転させたり、第2ポンプ52の単位時間あたりの駆動量(回転量)を増加させても良い。この場合、第2ポンプ52の駆動により、第1循環路21の熱が第2循環路22に移動することが促進させる。この結果、第1循環路21の冷却媒体の速過ぎる昇温速度を遅く調整でき、スタック1の昇温速度を遅く調整できる。
図10は制御装置4が実行するフローチャートの一例を示す。フローチャートはこれに限定されるものではない。制御装置4は、アノードガス温度センサ16が検知しているアノードガスの温度Ta(スタック1の入口側の温度)を読み込む(ステップS302)。アノードガスの温度Taが下降域MCであるか否か制御装置4は判定する(ステップS304)。下降域でなければ、制御装置4は温度Ts1および温度Ts2を読み込み、温度Ts1および温度Ts2に基づいてスタック1の温度Tsを求める(ステップS306)。次に、制御装置4はアノードガスの温度Taに加算温度T5を加算することにより目標温度Ttargetを設定する(ステップS308)。制御装置4は、スタック1の温度Tsと目標温度Ttargetとを比較する(ステップS310)。ここで、スタック1の温度Tsが目標温度Ttarget以上であれば、制御装置4は、加熱部3による加熱量を制限し、冷却媒体の昇温を制限する制限制御を行う(ステップS312)。これによりスタック1の昇温を制限する。更に、スタック1の温度Tsが目標温度Ttarget未満であれば、制御装置4は加熱部3による加熱量を増加させ、冷却媒体を昇温させる昇温制御を行う(ステップS314)。これによりスタック1を昇温させる。制御装置4はハンチング防止のため一定時間待機(ステップS316)する。メインルーチンにリターンする。ステップS304における判定の結果、アノードガスの温度Taが一時的に下降する下降域であれば(ステップS304のYES)、スタック1の温度Tsを一定温度範囲内に停滞させる停滞制御を行う(ステップS320)。停滞制御では、下降域MCの当初の時刻b1におけるスタック1の温度をスタック1の目標温度Ttargetとして設定する。従って時刻b1におけるスタック1の温度が下降域MCにおいて維持される。スタック1の温度が過剰とならないように、上記した目標温度Ttargetの上限は規定されている。なお、上記したフローチャートはアノードガスに対処するものであるが、カソードガスに対処する場合には、アノードガスの温度Taをカソードガスの温度Tcに変更すれば良い。
(付記項1)反応ガスにより発電する燃料電池と、燃料電池を直接的または間接的に加熱する加熱部と、燃料電池の発電起動時において、加熱部により燃料電池を昇温させる制御装置とを具備しており、制御装置は、燃料電池の入口側の前記反応ガスの温度をTgとし、燃料電池(スタック)の温度をTsとするとき、反応ガスの温度Tgの昇温速度に合わせて加熱部による加熱量を制御して冷却媒体の温度の昇温を制御することにより燃料電池の温度Tsの昇温速度を抑えて燃料電池の内部の乾きを抑制する乾き抑制制御を実行する燃料電池システム。加熱部としては、加熱部で加熱された冷却媒体を燃料電池の冷却路に供給することにより燃料電池を加熱させる、ヒータおよび熱交換器のうちの少なくとも一方を採用できる。
Claims (10)
- 定常運転時において冷却媒体が通過する冷却路をもつと共に反応ガスにより発電する燃料電池と、
前記燃料電池の前記冷却路に前記冷却媒体を供給する冷却媒体供給路と、
前記冷却媒体供給路に設けられ前記冷却媒体供給路における前記冷却媒体を加熱させて前記冷却媒体の温度を調整する加熱部と、
前記燃料電池の発電起動時において、前記加熱部により加熱された前記冷却媒体を前記燃料電池の前記冷却路に供給して前記燃料電池を昇温させる制御装置とを具備しており、
前記制御装置は、前記燃料電池の入口側の前記反応ガスの温度をTgとし、前記燃料電池の温度をTsとするとき、前記燃料電池の発電起動時において、前記反応ガスの温度Tgの昇温に合わせて前記加熱部による単位時間あたりの加熱量を制御して前記冷却媒体の温度の昇温を制御することにより、前記燃料電池の温度Tsの昇温速度を抑えて前記燃料電池の内部の乾きを抑制する乾き抑制制御を実行する燃料電池システム。 - 請求項1において、前記燃料電池の発電起動時において、前記制御装置は、前記反応ガスの温度Tgに加算温度T5を加算した目標温度Ttarget(Ttarget=Tg+T5)を設定し、且つ、前記燃料電池の温度Tsが前記目標温度Ttargetを高温側に超えることを抑制しつつ前記加熱部の加熱量を制御する燃料電池システム。
- 請求項1または2において、前記燃料電池の発電起動時において、前記反応ガスの温度が前記反応ガスの基準温度よりも下降している下降域を示すとき、前記制御装置は、前記下降域において前記燃料電池の温度Tsの温度を停滞させるように前記加熱部の加熱量を制御する燃料電池システム。
- 請求項1〜3のうちの一項において、前記燃料電池の発電起動時において、前記反応ガスの昇温速度が所定速度よりも遅いとき、前記制御装置は、前記反応ガスの温度Tgの昇温速度に合わせて前記加熱部による加熱量を制御することにより、前記冷却媒体への伝熱量を低減させる燃料電池システム。
- 請求項1〜4のうちの一項において、警報を出力する警報部が設けられており、前記燃料電池の発電起動時において、前記制御装置は、前記反応ガスの温度Tgが第1所定時間以内にこれの目標温度まで昇温しないとき、前記制御装置は警報を前記警報部に出力する燃料電池システム。
- 請求項1〜4のうちの一項において、警報を出力する警報部が設けられており、前記燃料電池の発電起動時において、前記制御装置は、前記燃料電池の温度Tsが第2所定時間以内にこれの目標温度まで昇温しないとき、警報を前記警報部に出力する燃料電池システム。
- 請求項1〜6のうちの一項において、前記冷却媒体供給路から前記燃料電池の前記冷却路に供給される前記冷却媒体の単位時間当たりの流量を調整する第1搬送要素が設けられており、前記制御装置は、前記燃料電池の前記冷却路に供給される前記冷却媒体の単位時間当たりの流量を調整するように前記第1搬送要素の単位時間あたりの駆動量を制御し、前記燃料電池の温度Tsの昇温速度を制御する燃料電池システム。
- 請求項1〜7のうちの一項において、前記加熱部は、前記冷却媒体供給路における前記冷却媒体を加熱可能な熱交換器およびヒータのうちの少なくとも一方である燃料電池システム。
- 請求項8において、前記熱交換器による加熱量は、前記熱交換器に熱交換媒体を流す第2搬送要素の単位時間あたりの駆動量を制御することにより、前記熱交換器に流れる前記熱交換媒体の単位時間あたりの流量を制御することにより制御される燃料電池システム。
- 請求項1〜6のうちの一項において、(i)前記加熱部は、前記冷却媒体供給路における前記冷却媒体が流れる第1通路と前記第1通路の前記冷却媒体に対して熱交換する熱交換媒体が流れる第2通路とをもつ熱交換器を備えており、
(ii)前記熱交換器の前記第1通路を流れる前記冷却媒体の単位時間当たりの流量を調整する第1搬送要素が設けられ、前記熱交換器の前記第2通路を流れる熱交換媒体の単位時間当たりの流量を調整する第2搬送要素が設けられており、
(iii)前記制御装置は、前記熱交換器の前記第2通路に供給される前記熱交換媒体の単位時間当たりの流量を調整するように前記第2搬送要素を制御し、及び/または、前記熱交換器の前記第1通路を流れる前記冷却媒体の単位時間当たりの流量を調整するように前記第1搬送要素を制御し、前記燃料電池の温度Tsの昇温速度を制御する燃料電池システム。
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