JP2010014692A - 三脚支持装置及び三脚装置 - Google Patents

三脚支持装置及び三脚装置 Download PDF

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Abstract

【課題】三脚と、三脚によって支持される測量機器等の種々の機器とが、風等によって転倒することを確実に防止する。
【解決手段】機器を載せる天板(12)と、該天板(12)に連結された3つの脚部(40)とを備えた三脚(310,410)において、少なくとも1つの前記脚部(40)又は該脚部に取り付けられた別部材(492)の所定位置に、該所定位置から地面に向かって三脚の転倒に弱い方向へ延びる支持部材(382,482,582,682)を貫通させるための穴(395,396,499,595,695)を設ける。
【選択図】図17

Description

本発明は、三脚及び三脚支持装置に関する。
三脚は、測量機器(水準器、測量用ターゲット、トランシット又はトータルステーション等)、望遠鏡、カメラ又は照明機器等といった種々の機器を支持する天板(テーブル)と、この天板に揺動自在に連結された3つの伸縮可能な脚部を有する。各脚部の下端には尖端部が取り付けてあり、地盤等へ位置決めが容易にできるようにしてある。
ところが、アスファルトやコンクリートで舗装された場所や建築物内(室内)において三脚を使用する場合、尖端部を地盤に差し込むことができないことが多いため、横方向の突風や移動体(例えば、運搬中の資材)の接触によって三脚が転倒することがある。例えば、三脚を用いて測量を行う場合、三脚と共に測量機器が転倒し、高価な測量機器を損傷する事故が多発していた。特に、トータルステーションなどの測量機器は極めて精密な光学装置であって、その修理には相当な費用を要する。実際、転倒に起因する測量機器の損害額については正確な数字は公表されていないが、経験的には、一台の測量機器が2〜3年に一回は転倒して修理を必要としているものと考えられる。具体的に、水準器については約10,000台、ターゲットについては20,000台が転倒によって損傷しているものと推定される。
そこで、本発明は、三脚と、三脚によって支持される測量機器等の種々の機器とが、風等によって転倒することを確実に防止することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明に係る三脚は、
機器を載せる天板(12)と、該天板(12)に連結された3つの脚部(40)とを備えた三脚(310,410)において、
少なくとも1つの前記脚部(40)又は該脚部に取り付けられた別部材(492)の所定位置に、該所定位置から地面に向かって三脚の転倒に弱い方向へ延びる支持部材(382,482,582,682)を貫通させるための穴(395,396,499,595,695)が設けられていることを特徴とする。
また、本発明に係る三脚支持装置は、
機器を載せる天板(12)と、該天板(12)に連結された3つの脚部(40)とを備えた三脚(310,410)を支持するための三脚支持装置であって、
前記脚部(40)又は該脚部に取り付けられた別部材(492)に形成された穴からなる支持部材取付部(395,396,499,595,695)と、
該支持部材取付部(395,396,499,595,695)から地面に向かって三脚の転倒に弱い方向へ延びるようにして該支持部材取付部(395,396,499,595,695)を貫通可能な支持部材(382,482,582,682)と、を備えていることを特徴とする。
さらに、本発明の別の形態に係る三脚は、
機器を載せる天板(12)と、該天板(12)に連結された3つの脚部(40)とを備えた三脚(10,210)において、
少なくとも1つの前記脚部(40)又は該脚部に取り付けられた別部材(92,192)の所定位置に、該所定位置から地面に向かって三脚の転倒に弱い方向へ延びる支持部材(82,182,282,582,682)を所定の貫通方向に沿って貫通させるための穴又は溝からなる支持部材取付部(95,595,695)が設けられ、
該支持部材取付部(95,595,695)は、前記支持部材(82,182,282,582,682)が前記支持部材取付部(95,595,695)に挿通された状態において前記支持部材(82,182,282,582,682)が前記貫通方向の軸周りに回転操作されることで前記支持部材(82,182,282,582,682)の先端部が地面に載置されるように設けられていることを特徴とする。
さらにまた、本発明の別の形態に係る三脚支持装置は、
機器を載せる天板(12)と、該天板(12)に連結された3つの脚部(40)とを備えた三脚(10,210)を支持するための三脚支持装置であって、
前記脚部(40)又は該脚部に取り付けられた別部材(92,192)に形成された穴又は溝からなる支持部材取付部(95,595,695)と、
該支持部材取付部(95,595,695)から地面に向かって三脚の転倒に弱い方向へ延びるようにして前記支持部材取付部(95,595,695)に取付け可能な支持部材(82,182,282,582,682)と、を備え、
前記支持部材(82,182,282,582,682)は、
前記支持部材取付部(95,595,695)に嵌着される嵌着部(85,185,585,685)と、
該嵌着部から所定方向に延びるように設けられた長尺部(83,84,183,184,284,583,584,683,684)と、を備え、
該長尺部は、前記嵌着部(85,185,585,685)が前記支持部材取付部(95,595,695)に嵌着されることで前記支持部材(82,182,282,582,682)が前記脚部(40)又は前記別部材(92,192)を所定の貫通方向に沿って貫通した状態において前記支持部材(82,182,282,582,682)が前記貫通方向の軸周りに回転操作されることで前記長尺部の先端部が地面に載置されるように形成されていることを特徴とする。
本発明によれば、三脚の少なくとも1つの脚部又は該脚部に取り付けられた別部材に、脚部又は前記別部材の所定位置から地面に向かって三脚の転倒に弱い方向に延びるように支持部材を取り付けることができるため、突風や衝突物等の作用により三脚が傾いたときでも、支持部材により、三脚の傾きを抑制するように三脚を支持することができる。そのため、三脚の転倒、及び三脚の天板に載せられた測量機器等の種々の機器の転倒を確実に防止することができ、これにより、それらの機器の損傷を確実に防止できる。また、本発明によれば、三脚の脚部又は前記別部材の支持部材取付部に支持部材を差し込むだけで、或いは、支持部材取付部に差し込んだ支持部材を所定方向に回転操作するだけで、支持部材の先端部を地面に載置することができるため、三脚に対して支持部材を極めて簡単に取り付けることができる。
以下、添付図面を参照して本発明の実施形態を説明する。なお、以下の説明する実施形態で共通する部材又は部位には同一又は類似の符号を付して説明は省略する。また、以下の説明では、特定の方向を示す用語(例えば、「上」、「下」、およびそれらを含む別の用語)を使用しているが、その方向は三脚の使用状態における方向を指す。さらに、以下の実施形態においては、測量用の三脚について説明するが、本発明は、測量機器以外の種々の機器(例えば、望遠鏡、カメラ又は照明機器等)を載せるために用いる三脚にも等しく適用できる。
〔第1の実施形態〕
図1と図2は、本発明の第1の実施形態に係る三脚10を示す。三脚10は、比較的平坦なアスファルト面やコンクリート床に測量機器を据え付ける際に好適に利用できるもので、水準器、測量用ターゲット、トランシット、トータルステーションなどの測量機器を支持する天板(テーブル)12を有する。天板12は、例えば概ね正三角形の平面形状を有する。
図2に示すように、天板12は、中央に円形の開口(孔)18を有する。開口18の下には、天板12上に設置される測量機器を固定する固定機構20が設けてある。例えば、固定機構20は、天板12の下面に設けた軸22と、軸22を中心として水平面に沿って固定可能なガイド24と、ガイド24に形成されたスロット26に沿って水平方向に移動可能なねじ28を備えている。天板12の周縁部には、天板12の概略形状である正三角形の各辺に平行な3つの支軸34が設けられている。これら3つの支軸34の軸方向を示す一点鎖線36a〜36cで囲まれた領域が正三角形を形成し、その三角形領域の中心が天板12の中心38に一致している。
天板12の支軸34には、脚部40(40a〜40c)が連結されている。脚部40は、脚上部42と脚下部44を有し、これらの脚上部42と脚下部44とにより脚部本体41が構成されている。脚上部42は、平行に配置された2つの脚46を有する。2つの脚46は、上部連結部48と下部連結部50によって互いに連結されており、それらの間に所定の横断面を有する案内部のガイドスロット52が形成されている。
上部連結部48は、支軸34に連結されている。したがって、脚上部42及び脚部40は、支軸34を中心として、天板12の中心38を通る垂直面に沿って、天板12からほぼ垂直下方に延びる収納位置と、この収納位置から外側に開かれた開放位置の間を揺動できる。
下部連結部50は、ガイドスロット52に沿って延びる挿通孔54が形成されており、この挿通孔54を通じて後述する脚下部54がガイドスロット52に収納できるようにしてある。
脚下部44は一つの脚56を有する。本実施形態では、脚56は、ガイドスロット52及び挿通孔54とほぼ同一の横断面を有し、挿通孔54を介してガイドスロット52に挿入されている。したがって、脚上部42に対する脚下部44(具体的には、脚56)の伸出量は自由に調節できる。脚上部42に対する脚下部44の伸出量を調節するとともに脚上部42に対して脚下部44を固定するために、脚上部42の下部連結部50はねじ58を備えている。
脚56の上端部には、挿通孔54の横断面よりも大きな形状のストッパ60が設けてあり、脚上部42から脚下部が抜け落ちることが防止されている。
図4に示すように、脚56は、三脚10の中心側(内側)に位置する後面部73と、後面部73に対向する前面部74と、後面部73と前面部74とに跨る一対の側面部75,76とを備えた角筒状の部材である。脚56の下端部には、上下一対のボルト挿通穴78,79が設けられている。具体的に、ボルト挿通穴78,79は、脚56の後面部73と前面部74とに設けられている。ボルト挿通穴78,79には、接地部材62を脚56に固定するためのボルト100が挿通される。
脚部本体41の下端、すなわち、脚56の下端にはボルト100により接地部材62が固定されている。
接地部材62は、水平又は略水平な方向に沿って配置される水平プレート63と、水平プレート63から立ち上がる一対の立ち上がりプレート67,68と、水平プレート63から垂下する接地部材本体64と、接地部材本体64の下端から下方に突出した尖端部65と、接地部材本体64と水平プレート63とに跨るリブプレート66とを備えている。尖端部65は、先端(下端)に向かって次第に断面が小さくなる円錐、円錐台、角錐、角錐台の形状を有する。また、接地部材62は、一対の立ち上がりプレート67,68間に跨る連結プレート69と、一対の立ち上がりプレート67,68間に跨る上下一対の円筒部70,71とを備えている。一対の円筒部70,71にはボルト100の挿通が可能であり、円筒部70,71間の間隔は、脚56のボルト挿通穴78,79間の間隔に等しくしてある。
接地部材62を脚56に取り付ける際は、先ず、一対の立ち上がりプレート67,68を、脚56の下方から脚56の下端部に嵌め込む。次に、脚56のボルト挿通穴78,79と接地部材62の円筒部70,71とを位置合わせした状態で、ボルト挿通穴78,79及び円筒部70,71にボルト100を差し込む。続いて、ボルト100の先端にナット102を螺合し、ナット102を締めつけることで、脚56の下端に接地部材62が固定される。このとき、接地部材62と共に後述の固定部材92を脚56に固定することができるが、その具体的な構成は後に説明する。
図1に示すように、脚部40の下端部には、三脚10を支持するための支持部材82が取付け可能となっている。なお、図1においては、全ての脚部40に支持部材82が取り付けられた状態が示されているが、支持部材82は、1本又は2本の脚部40のみに取り付けて使用してもよい。
図4に示すように、本実施形態において、支持部材82は、脚部40の脚56に着脱可能な固定部材92を介して脚部40に取付け可能である。
固定部材92は、例えば矩形のプレート部93と、プレート部93の表面に突設された突出部94とを備えている。プレート部93には、一対のボルト挿通穴98,99が、脚56のボルト挿通穴78,79に対応して設けられている。一対のボルト挿通穴98,99は、突出部94を挟んで上側及び下側に設けられている。上側又は下側の少なくとも一方のボルト挿通穴98,99は、上下方向に長い長穴であることが好ましく、本実施形態では、下側のボルト挿通穴99が、上下方向に長い長穴となっている。突出部92の外形は例えば略直方体であり、突出部92の例えば上面に、支持部材82を所定の貫通方向に沿って貫通させるための支持部材取付部としての溝95が形成されている。溝95は、固定部材92が脚56に取り付けられた状態において略水平方向に沿って配置されるようにして形成されている。ただし、溝95は、固定部材92が脚56に取り付けられた状態において必ずしも略水平方向に沿って配置される必要はなく、支持部材82が溝95に挿通された状態において支持部材82が前記貫通方向の軸周りに回転操作されたときに支持部材82の先端が地面に載置されるように設ければよい。溝95は、支持部材82の一部を収容する底部97と、溝95の外部空間と底部97の内部空間とを連通する出入り口部96とを備えている。底部97は、出入り口部96よりも大きな幅を有し、例えば断面円形の形状を有する。
固定部材92は、プレート部93のボルト挿通穴98,99を脚56のボルト挿通穴78,79に位置合わせした状態において、ボルト挿通穴98,99にボルト100を差し込みナット102で締め付けることにより、接地部材62と共に脚56に固定することができる。そのため、固定部材92を脚56に取り付けるための専用のボルト挿通穴を脚56に設けたり、専用のボルト等の固定具を用意したりする必要がない。なお、本実施形態において、固定部材92は脚56の後面部73に固定されるが、脚56の前面部74に固定部材92を固定することも可能である。
固定部材92には、例えば金属が用いられるが、固定部材92の材料は特に限定されるものではなく、例えば樹脂を用いることもできる。
支持部材82は、固定部材92の溝95に嵌着される嵌着部85と、嵌着部85から所定方向に延びる一対の長尺部83,84とを備えている。
嵌着部85は、溝95の長さと同じか又は僅かに大きな長さを有する。嵌着部85は、固定部材92の溝95の底部97に収容可能であり且つ所定の向きでのみ溝95の出入り口部96を通過可能な形状を有する。具体的に、嵌着部85の断面形状は、例えば、出入り口部96の幅よりも短い短辺と、出入り口部96の幅よりも長く且つ底部97の直径よりも短い長辺とを有する長方形である。嵌着部85の長さ方向両端部には、溝95内における嵌着部85の移動を規制するためのストッパ87が設けられている。ストッパ87は、例えば、溝95の底部97よりも大きな直径を有する円盤状に形成されている。溝95に嵌着された嵌着部85に嵌着部85の長手方向の力が作用したとき、固定部材92の突出部94の側面にストッパ87が係止され、これにより溝95内における嵌着部85の移動が規制される。
嵌着部85の長さ方向一端部、すなわち一方のストッパ87には一方の長尺部83が連結され、嵌着部85の長さ方向他端部、すなわち他方のストッパ87には他方の長尺部84が連結されている。各長尺部83,84は、嵌着部85から徐々に遠ざかるように嵌着部85の長さ方向に斜めに交差する方向に沿って延びるように形成されている。2つの長尺部83,84は、略同一の長さを有し、同一面内に配置されるように設けられている。これにより、嵌着部85が溝95に嵌着された状態、すなわち支持部材82が固定部材92を所定の貫通方向に沿って貫通した状態において支持部材82を前記貫通方向の軸周りに回転操作すると、2つの長尺部83,84の先端が略同時に地面に載置される。また、一方の長尺部83の長さ方向と、他方の長尺部84の長さ方向とは互いに略直角である。本実施形態において、長尺部83,84は断面円形であるが、長尺部83,84の断面形状は特に限定されるものではない。さらに、長尺部83,84の先端部は、先端に向かって次第に断面が小さくなるような円錐状又は角錐状であってもよい。このようにして2つの長尺部83,84と嵌着部85とが連なってなる支持部材82の全体形状は、屈曲された棒状となっている。
支持部材82には、例えば金属が用いられるが、支持部材82の材料は特に限定されるものではなく、例えば樹脂を用いることもできる。
固定部材92に支持部材82を取り付ける際は、嵌着部85の比較的小さな幅を有する側面が下方を向いた状態で、嵌着部85を上方から固定部材92の溝95へ差し込み、これにより嵌着部85を溝95の底部97に嵌め込む。これにより、支持部材82は、嵌着部85の長さ方向に沿って固定部材92を貫通する。続いて、該貫通方向に沿って嵌着部85を溝95内で回転させ、2つの長尺部83,84の先端を地面に載置する(図5参照)。このとき、長尺部83,84の先端は、平面視において天板12の中心38に対して比較的近い位置と比較的遠い位置の2箇所において地面に載置することが可能であるが、図2に示すように比較的遠い位置において地面に載置することが好ましい。
このようにして固定部材92を介して脚部40に取り付けられた支持部材82は、固定部材92への取付け部分から地面に向かって三脚10の転倒に弱い方向へ延びるように配置される。
ここで、図6を参照しながら、「三脚10の転倒に弱い方向」について説明する。図6は、地面に設置した三脚10を模式的に示す平面図である。図6において、脚40aの下端の位置(接地部分)を地点A、脚40bの下端の位置(接地部分)を地点B、脚40cの下端の位置(接地部分)を地点Cでそれぞれ表す。3つの脚部40(40a〜40c)に取り付けられた支持部材82を代表して、脚部40cに取り付けられた支持部材82について検討する。例えば、三脚10が符号700で示す方向の力を受けたとき、この方向が「三脚10の転倒に弱い方向」となるため、支持部材82の先端を図中の地点aに接地させることで、符号700で示す方向の力に対して最も確実に三脚10を支持することができる。しかし、地点aからある程度ずれた地点に支持部材82の先端を接地させた場合であっても、支持部材82によりある程度の強度で三脚10を支持することができる。また、例えば、三脚10が符号701で示す方向の力を受けたときは、この方向が「三脚10の転倒に弱い方向」となるため、支持部材82の先端を図中の地点bに接地させることで、符号701で示す方向の力に対して最も確実に三脚10を支持することができる。しかし、地点bからある程度ずれた地点に支持部材82の先端を接地させた場合であっても、支持部材82によりある程度の強度で三脚10を支持することができる。このように、三脚10を支持可能とする支持部材82先端の接地点の領域はある程度広範であり、支持部材82の先端を、図6において地点A、地点B及び地点Cを一点鎖線で結んで得られる三角形Tの外側の領域R内において支持部材82の取付け部分近傍の地点に接地させることで、種々の方向の力に対して三脚10を支持することができる。そこで、本明細書において、「三脚10の転倒に弱い方向」とは、支持部材82の取付け部分から領域R内における支持部材82の取付け部分近傍の地点に向かう方向を指すものとする。
そのため、図3に示すように、突風等により三脚10が傾いたときでも、支持部材82により三脚10を良好に支持することができ、これにより、三脚10及び三脚10の天板12に載せられた測量機器の転倒を確実に防止することができる。また、本実施形態では、平面視において、脚部40を挟む一方の側に一方の長尺部83が配置され、脚部40を挟む他方の側に他方の長尺部84が配置されるため、あらゆる方向の三脚10の傾きに対応することができる。
第1の実施形態において、支持部材82の形状には種々の変更を加えることができる。例えば、図7に示すように、支持部材82は、長尺部83,84の先端を折曲してなる折曲部110,112を備えていてもよい。これにより、長尺部83,84と地面との摩擦力を増大させることができ、三脚10の転倒を一層確実に防止することができる。
また、第1の実施形態において、上述の支持部材82に代えて、例えば、図8に示す支持部材182を使用してもよい。支持部材182は、上述の支持部材82と同様、固定部材92の溝95に嵌着される嵌着部185と、嵌着部185から所定方向に延びる一対の長尺部183,184と、溝95内における嵌着部85の移動を規制するためのストッパ187とを備えているが、次の点で支持部材82と構成が異なる。支持部材182の長尺部183,184の断面形状は、嵌着部185と同様の長方形となっており、これにより製造の簡略化を図ることができる。また、このように長尺部183,184を断面長方形状に形成しても、上述の断面円形の長尺部83,84と同様、三脚10を確実に支持することができる。さらに、支持部材182のストッパ187は、嵌着部185の長さ方向両端部において嵌着部185の側面から突出する棒状に形成されている。このようにストッパ187を棒状に形成しても、上述の円盤状のストッパ87と同様、固定部材92の溝95内における嵌着部185に移動を確実に規制することができる。
さらに、第1の実施形態において、上述の固定部材92に代えて、別の形状を有する固定部材を使用することも可能である。例えば、図9に示す固定部材192を使用することができる。固定部材192は、上述の固定部材92と同様、プレート部193と、プレート部193の表面に突設された突出部194とを備え、突出部194の上面には上述の溝95が形成されているが、次の点で固定部材92と構成が異なる。突出部194が、プレート部193の上端部に設けられており、プレート部193において、突出部194を挟んで上側のボルト挿通穴が設けられていない。すなわち、プレート部193には、1つのボルト挿通穴199のみが設けられている。また、プレート部193における突出部194とは反対側の面にはボルト198が突設されている。固定部材192の脚56への固定は、固定部材192のボルト198を脚56の上側のボルト挿通穴78に差し込むとともに、固定部材192のボルト挿通穴199を脚56の下側のボルト挿通穴79に位置合わせした状態で、固定部材192のボルト198をナット102で締め付けるとともに、固定部材192とは別に用意したボルト100をボルト挿通穴199に差し込みナット102で締め付けることにより行われる。固定部材192も、上述の固定部材92と同様、接地部材62と共に脚56に固定することができる。
さらにまた、第1の実施形態において、上述の固定部材92に代えて、図10に示す固定部材292を使用することもできる。固定部材292は、脚56の長さ方向に沿ってスライド可能に脚56に外嵌された筒状部293と、筒状部293の表面に突設された突出部294とを有する。突出部294の上面には上述の溝95が形成されている。筒状部293の側面には、脚56に対して筒状部293を固定するためのねじ298が設けられており、必要に応じて、ねじ298を緩めて筒状部293をスライド移動させることで、固定部材292の高さ調節を行うことができる。
〔第2の実施形態〕
図11は、本発明の第2の実施形態に係る三脚210を示す。本実施形態においては、第1の実施形態の支持部材82に代えて、別の支持部材282が用いられ、その他の構成は第1の実施形態と同様である。
図12に示すように、支持部材282は、長尺部284を1つのみ有し、この点で第1の実施形態の支持部材82と異なる。本実施形態において、長尺部284は断面長方形状である。ただし、本発明において、長尺部284の断面形状は特に限定されず、例えば第1の実施形態と同様の円形であってもよい。
支持部材282の長尺部284は1つのみであるが、かかる構成であっても、第1の実施形態と同様、三脚10を良好に支持することができる。また、第1の実施形態のように2つの長尺部83,84を有する支持部材82に比べて、支持部材282の設置スペースを小さくすることができるため、比較的狭い場所でも支障なく三脚210を設置できる。支持部材282は、長尺部284が平面視において脚部40を挟む両側のうちいずれの側に配置されるように取り付けてもよい。ただし、図11に示すように、全ての脚部40に支持部材282を取り付ける場合、全ての脚部40について同じ側に長尺部284が配置されるように支持部材282を取り付けることが好ましく、これにより、三脚210がいずれの方向に傾いたときでもいずれかの支持部材282により三脚210を良好に支持することができる。
なお、支持部材282のその他の構成及び固定部材92への取付け方法は、第1の実施形態と同様である。また、第2の実施形態においても、支持部材282及び固定部材92の形状に種々の変更を加えることが可能である。
〔第3の実施形態〕
図13は、本発明の第3の実施形態に係る三脚310を示す。本実施形態においては、第1又は第2の実施形態の支持部材82,282と異なる支持部材382が用いられ、この支持部材382が固定部材を介することなく脚56に直接取り付けられるようにしてある。なお、第3の実施形態において、支持部材及び支持部材取付部以外の構成は第1及び第2の実施形態と同様である。
図14に示すように、第3の実施形態では、脚56の側面部75,76に、支持部材382を貫通させるための支持部材取付部としての穴395,396が設けられている。穴395,396は、穴395,396に挿通された支持部材382が支持部材382の長さ方向にスライド可能なように形成されている。具体的に、穴395,396は、後述の支持部材382の断面形状と同一又は略同一の形状を有する。また、穴395,396は、支持部材382の径と比べて同じか又は僅かに大きく形成されている。これにより、穴395,396に挿通された支持部材382は、支持部材382の径方向への移動が穴395,396の周壁部により規制される。そのため、穴395,396に挿通された支持部材382を、支持部材382の長さ方向に沿って容易にスライド移動させることができる。一方の側面部75に形成された穴395は、他方の側面部76に形成された穴396よりも高い位置に設けられている。これにより、後述のように直線状の棒材からなる支持部材382が、水平方向に対して傾斜した状態で2つの穴395,396に挿通されるようにしてある。なお、本実施形態では、脚56が中空であるため、脚56に2つの穴395,396が設けられているが、脚56が中実である場合は、脚56を貫通する1つの穴を設ければよい。
支持部材382は直線状の棒材からなる。ただし、支持部材382は、直線状以外の形状であってもよく、例えばV字形に屈曲した形状であってもよい。支持部材382の断面形状は例えば円形であるが、円形以外の形状であってもよい。また、支持部材382の断面形状は、支持部材382の全長に亘って同一形状であるが、部分的に異なっていてもよい。
支持部材382の上端近傍部の表面には、穴395,396内における支持部材382のスライド移動を抑制するための滑り止め部387が設けられている。このように滑り止め部387を設けることにより、脚56に支持部材382が取り付けられた状態において、穴395,396の周壁部と支持部材382との摩擦力を増大させることができる。よって、脚56からの支持部材382の脱落を確実に防止できるとともに、支持部材382による三脚310の支持強度を高めることができる。
脚56に支持部材382を取り付ける際は、支持部材382の下端を、脚56の一方の穴395及び他方の穴396に順に差し込み、これにより穴395,396に挿通された支持部材382を、支持部材382の長さ方向に沿って地面に向かってスライドさせる。これにより、支持部材382の下端が地面に載置される。このようにして脚56に取り付けられた支持部材382は、三脚310の中心側から見て左側に向かって下方へ傾斜した状態で脚56と地面との間に跨り、脚部40を支持する。
第3の実施形態によれば、脚56の穴395,396に支持部材382を挿通させた状態において、脚56から斜め下方に突出する支持部材382の突出長さを任意に調整することができる。そのため、三脚310が設置される地面の不陸や脚部40の開き具合に対応して、支持部材382を設置することができる。また、支持部材382を脚56の穴395,396に差し込みスライドさせるだけで、極めて容易に支持部材382を取り付けることができる。さらに、専用の固定部材を使用することなく、支持部材382を脚56に直接取り付けることができるため、利便性の向上及び部品点数の低減を図ることができる。
第3の実施形態において、支持部材及び支持部材取付部の構成には、種々の変更を加えることが可能である。例えば、上記においては、脚56の一方の穴395を他方の穴396よりも高い位置に形成する場合について説明したが、一方の穴395を他方の穴396よりも低い位置に形成するようにしてもよい。この場合、支持部材382を、三脚310の中心側から見て右側に向かって下方へ傾斜した状態で脚56に取り付けることができる。また、脚56に4つ以上の穴を設けてもよく、この場合、1つの脚56に複数の支持部材382を取り付けることができる。
〔第4の実施形態〕
図15は、本発明の第4の実施形態に係る三脚410を示す。本実施形態においては、第3の実施形態と同様、直線状の棒材からなる支持部材482が用いられるが、第3の実施形態と異なり、支持部材482は、脚56に着脱可能な固定部材492を介して脚56に取り付けられる。なお、第4の実施形態において、支持部材及び支持部材取付部以外の構成は第1〜第3の実施形態と同様である。
図16に示すように、固定部材492は、脚56に固定されるプレート部493を有する。プレート部493は、脚56の後面部73に固定される固定部494と、脚56の一方の側面部75に当接される第1の当接部495と、脚56の他方の側面部76に当接される第2の当接部496とを備えている。第1の当接部495は、固定部494の水平方向一端から、固定部494に直角な面方向に沿って延びるように設けられ、第2の当接部496は、固定部494の水平方向他端から、第1の当接部495に平行な面方向に沿って延びるように設けられている。すなわち、プレート部493は、全体として断面U字状に形成されている。プレート部493の固定部494にはボルト挿通穴497が形成されている。
固定部材492はまた、プレート部493の固定部494の表面に取り付けられた筒状部498を備えている。筒状部498は例えば溶接により固定部494に固定されている。本実施形態において、筒状部498は、水平方向に対して傾斜して設けられ、筒状部498の内部が、支持部材482を貫通させるための支持部材取付部としての穴499となっている。穴499は、筒状部498の長さ方向に沿って形成されているため、筒状部498と同様、水平方向に対して傾斜して設けられている。なお、本発明では、筒状部498に代えて、穴499を形成可能な肉厚を有する任意の形状の肉厚部を設けるようにしてもよい。
穴499は、穴499に挿通された支持部材482が支持部材482の長さ方向にスライド可能なように形成されている。具体的に、穴499は、支持部材482の断面形状と同一又は略同一の形状を有する。また、穴499は、支持部材482の径と比べて同じか又は僅かに大きく形成されている。これにより、穴499に挿通された支持部材482は、支持部材482の径方向への移動が穴499の周壁部により規制される。そのため、穴499に挿通された支持部材482を、支持部材482の長さ方向に沿って容易にスライド移動させることができる。穴499は、水平方向に対して傾斜するように形成されているため、支持部材482は水平方向に対して傾斜した状態で穴499に挿通される。
固定部材492は、固定部494のボルト挿通穴497を脚56のボルト挿通穴78に位置合わせした状態において、ボルト挿通穴78,497にボルト100を差し込みナット102で締め付けることにより、接地部材62と共に脚56に固定することができる。そのため、固定部材492を脚56に取り付けるための専用のボルト挿通穴を脚56に設けたり、専用のボルト等の固定具を用意したりする必要がない。なお、本実施形態でおいて、固定部材492は脚56の後面部73に固定されるが、脚56の前面部74に固定部材492を固定することも可能である。
固定部材492には、例えば金属が用いられるが、固定部材492の材料は特に限定されるものではなく、例えば樹脂を用いることもできる。
図17に示すように、支持部材482は直線状の棒材からなる。ただし、支持部材482は、直線状以外の形状であってもよく、例えば湾曲した形状であってもよい。なお、支持部材482が湾曲した形状である場合、固定部材492の穴499も、支持部材482の形状に合わせて湾曲した形状となるように形成すればよい。支持部材482の断面形状は例えば円形であるが、円形以外の形状であってもよい。また、支持部材482の断面形状は、支持部材482の全長に亘って同一形状であるが、部分的に異なっていてもよい。なお、本実施形態においても、第3の実施形態と同様の滑り止め部を、支持部材482の表面に設けてもよい。
固定部材492を介して脚56に支持部材482を取り付ける際は、支持部材482の下端を、固定部材492の穴499に上側から差し込み、これにより穴499に挿通された支持部材482を、支持部材482の長さ方向に沿って地面に向かってスライドさせる。これにより、支持部材482の下端が地面に載置され、支持部材482の取付けが完了する。このようにして固定部材492を介して脚56に取り付けられた支持部材482は、三脚410の中心側から見て左側に向かって下方へ傾斜した状態で脚56と地面との間に跨り、脚部40を支持する。
本実施形態においても、第3の実施形態と同様、穴499に支持部材482を挿通させた状態において、脚56から斜め下方に突出する支持部材482の突出長さを任意に調整することができる。そのため、三脚410が設置される地面の不陸や脚部40の開き具合に対応して、支持部材482を設置することができる。また、支持部材482を脚56の穴499に差し込みスライドさせるだけで、極めて容易に支持部材482を取り付けることができる。
第4の実施形態において、支持部材及び支持部材取付部の構成には、種々の変更を加えることが可能である。
例えば、図16に示すように筒状部498及び穴499が図中右側に向かって上方へ傾斜して設けられた固定部材492に代えて、図18に示すように筒状部498及び穴499が図中右側に向かって下方へ傾斜して設けられた固定部材500を用いてもよい。この場合、支持部材482を、三脚410の中心側から見て右側に向かって下方へ傾斜した状態で固定部材492に取り付けることができる。
また、固定部494に対して筒状部498を回動可能に設けてもよく、この場合、筒状部498を回動させることにより穴499の傾斜方向を変更することができ、これにより取付け状態における支持部材482の傾斜方向を変更することができる。
さらに、固定部材492に複数の穴499を設けてもよく、この場合、1つの脚56に複数の支持部材482を取り付けることが可能である。
さらにまた、上記においては、一対の当接部495,496を備えた断面U字形の固定部材492を用いる場合について説明したが、固定部材492に代えて、図19に示すように一方の当接部495のみを備えた断面L字形の固定部材550を用いてもよい。断面L字形の固定部材550を用いる場合、脚56の後面部73の幅が固定部材550の固定部494の幅と異なる場合であっても、脚56の側面部75に当接部495を当接させた状態で脚56に固定部材550を固定することができる。この場合、ボルト挿通穴497は、水平方向に長い長穴で構成することが好ましく、これにより、脚56の後面部73の幅に関わらず、脚56のボルト挿通穴78に固定部材550のボルト挿通穴497を確実に位置合わせすることができる。
〔第5の実施形態〕
図20〜図22を参照しながら、本発明の第5の実施形態について説明する。第5の実施形態では、図20に示す支持部材582が用いられ、図21に示すように、支持部材582を所定の貫通方向に沿って貫通させるための支持部材取付部としての穴595が脚56の側面部75,76に設けられる。
図20に示すように、支持部材582は、脚56の穴595に嵌着される嵌着部585と、嵌着部585から延びる一対の長尺部583,584とを備えている。長尺部583,584は、嵌着部585から徐々に遠ざかるように嵌着部585の長さ方向に斜めに交差する方向に沿って延びるように設けられている。また、2つの長尺部583,584の長さ方向は互いに略直角である。2つの長尺部583,584は、略同一の長さを有し、同一面内に配置されるように設けられている。これにより、嵌着部585が穴595に嵌着された状態、すなわち支持部材582が脚56を所定の貫通方向に沿って貫通した状態において支持部材582を前記貫通方向の軸周りに回転操作すると、2つの長尺部583,584の先端が略同時に地面に載置される。嵌着部585の長さ方向両端部には、嵌着部585と長尺部583,584とに跨る例えば三角形のリブ状のストッパ587が設けられている。嵌着部585及び長尺部583,584の断面形状は例えば円形とされ、支持部材582の全体形状は、屈曲された丸棒状となっている。ただし、嵌着部585及び長尺部583,584の断面形状は円形に限られず、種々の形状に形成することができる。
図21に示すように、穴595は、支持部材582の嵌着部585を嵌め込むための円形の嵌合部596と、この嵌合部596に連通し支持部材582のストッパ587の通過を許容するスロット部597とを備えている。脚56の両側面部75,76において穴595は略同じ高さに設けられている。脚56への支持部材582の取付けは、支持部材582の一方の長尺部583及び嵌着部585を穴595に差し込むことによって行われるが、このとき、一方の長尺部583と嵌着部585とに跨るストッパ587が、穴595のスロット部597を通過するような向きで支持部材582の差し込みを行う。これにより、一方のストッパ587が脚56の2つの穴595を通過した後、支持部材582を回転させて長尺部583,584の先端を地面に載置する。これにより、図22に示す取付け状態となり、支持部材582の2つのストッパ587により脚56が挟まれた状態となり、脚56の穴595に嵌め込まれた嵌着部585の移動が規制される。
脚56に支持部材582を取り付ける際は、支持部材582の一方の長尺部583(584)を脚56の穴595に差し込む。一方の長尺部583(584)の基端部を穴595に挿通させる際は、ストッパ587が穴595のスロット部597を通るように支持部材582の向きを調整する。一方の長尺部583(584)が穴595を通り抜けると、嵌着部585が穴595に嵌着され、支持部材582が、嵌着部585の長さ方向に沿って脚56を貫通した状態となる。続いて、該貫通方向に沿って嵌着部585を穴595内で回転させ、2つの長尺部583,584の先端を地面に載置する。
〔第6の実施形態〕
図23〜図25を参照しながら、本発明の第6の実施形態について説明する。第6の実施形態では、図23に示す支持部材682が用いられ、図24に示すように、支持部材682を所定の貫通方向に沿って貫通させるための支持部材取付部としての穴695が脚部40の接地部材62に設けられる。
図23に示すように、支持部材682は、互いに直角な方向に沿って延びる一対の長尺部683,684を備えている。これらの長尺部683,684の長さ方向一端同士は連結しており、この連結部が、穴695に嵌着される嵌着部685となっている。嵌着部685及び長尺部683,684の断面形状は例えば円形とされ、支持部材682の全体形状は、屈曲された丸棒状となっている。ただし、嵌着部685及び長尺部683,684の断面形状は円形に限られず、種々の形状に形成することができる。2つの長尺部683,684は、略同一の長さを有し、同一面内に配置されるように設けられている。これにより、嵌着部685が穴695に嵌着された状態、すなわち支持部材682が接地部材62を所定の貫通方向に沿って貫通した状態において支持部材682を前記貫通方向の軸周りに回転操作すると、2つの長尺部683,684の先端が略同時に地面に載置される。嵌着部685と長尺部683,684との間には、嵌着部685と長尺部683,684とに跨る例えば三角形のリブ状のストッパ687が設けられている。
図24に示すように、穴695は、接地部材62のリブプレート66に設けられている。穴695は、支持部材682の嵌着部685を嵌め込むための円形の嵌合部696と、この嵌合部696に連通し支持部材682のストッパ687の通過を許容するスロット部697とを備えている。接地部材62への支持部材682の取付けは、支持部材682の一方の長尺部683及び嵌着部685を穴695に差し込むことによって行われる。このとき、一方の長尺部683と嵌着部685とに跨るストッパ687が、穴695のスロット部697を通過するような向きで支持部材682の差し込みを行う。これにより嵌着部685が穴695に嵌着され、支持部材682が、嵌着部685の長さ方向に沿って接地部材62を貫通した状態になると、該貫通方向に沿って嵌着部685を穴695内で回転させ、2つの長尺部683,684の先端を地面に載置する。これにより、図25に示す取付け状態となり、支持部材682の2つのストッパ687により接地部材62のリブプレート66が挟まれた状態となり、穴695に嵌め込まれた嵌着部685の移動が規制される。
以上、上述の実施形態を挙げて本発明を説明したが、本発明は上述の実施形態に限定されるものではない。
本発明の第1の実施形態に係る三脚を示す斜視図である。 図1に示す三脚を示す平面図である。 図1に示す三脚の傾いた状態を示す平面図である。 図1に示す三脚の下端部を示す分解斜視図である。 図4に示す部分の組立状態を示す斜視図である。 「三脚の転倒に弱い方向」について説明するための図である。 図4に示す支持部材の変形例を示す斜視図である。 図4に示す支持部材の別の変形例を示す斜視図である。 図4に示す固定部材の変形例を示す斜視図である。 図4に示す固定部材の別の変形例を示す斜視図である。 本発明の第2の実施形態に係る三脚を示す斜視図である。 図11に示す三脚の下端部を示す分解斜視図である。 本発明の第3の実施形態に係る三脚を示す斜視図である。 図13に示す三脚の下端部を示す斜視図である。 本発明の第4の実施形態に係る三脚を示す斜視図である。 図15に示す三脚の下端部を示す分解斜視図である。 図16に示す部分の組立状態を示す斜視図である。 図16に示す固定部材の変形例を示す斜視図である。 図16に示す固定部材の別の変形例を示す斜視図である。 図14に示す支持部材の変形例を示す斜視図である。 図15に示す支持部材を使用する場合に脚に設ける穴の具体例を示す斜視図である。 図14に示す支持部材の取付け状態を示す正面図である。 接地部材に設ける穴の具体例を示す斜視図である。 図18に示す接地部材に取り付けられる支持部材の具体例を示す斜視図である。 図19に示す支持部材の取付け状態を示す正面図である。
符号の説明
10,210,310,410:三脚、12:天板、40:脚部、41:脚部本体、56:脚、62:接地部材、66:リブプレート、78,79:脚のボルト挿通穴、82,182,282,382,482,582,682:支持部材、83,84,183,184,284,583,584,683,684:長尺部、85,185,585,685:嵌着部、87,187,587,687:ストッパ、92,192:固定部材、95:固定部材の溝(支持部材取付部)、96:溝の出入り口部、97:溝の底部、98,99:固定部材のボルト挿通穴、100:ボルト、102:ナット、395,396:脚の穴(支持部材取付部)、499:固定部材の穴(支持部材取付部)、595:脚の穴(支持部材取付部)、596:穴の嵌合部、597:穴のスロット部、695:接地部材の穴(支持部材取付部)、696:穴の嵌合部、697:穴のスロット部。
本発明は、三脚支持装置及び三脚装置に関する。
上記課題を解決するため、本発明に係る三脚支持装置は、
機器を載せる天板(12)と、該天板(12)に連結された3つの脚部(40)とを備えた三脚(310,410)を支持するための三脚支持装置であって、
直線状の棒材からなる支持部材(382,482)と、
前記脚部(40)又は該脚部に取り付けられた別部材(492)に形成された穴からなる支持部材取付部(395,396,499)と、を備え、
前記支持部材取付部(395,396,499)は、
該支持部材取付部に前記支持部材(382,482)が挿通された状態において、前記支持部材(382,482)の径方向への移動が前記支持部材取付部(395,396,499)の周壁部により規制されるように、且つ、前記支持部材(382,482)が該支持部材の長さ方向にスライド可能なように、且つ、前記支持部材(382,482)が前記支持部材取付部(395,396,499)から地面に向かって三脚の転倒に弱い方向へ延びるように、形成されていることを特徴とする。
また、本発明に係る三脚装置は、
機器を載せる天板(12)と、
該天板(12)に連結された3つの脚部(40)と、
直線状の棒材からなる支持部材(382,482)と、
前記脚部(40)又は該脚部に取り付けられた別部材(492)に形成された穴からなる支持部材取付部(395,396,499)と、を備え、
前記支持部材取付部(395,396,499)は、
該支持部材取付部に前記支持部材(382,482)が挿通された状態において、前記支持部材(382,482)の径方向への移動が前記支持部材取付部(395,396,499)の周壁部により規制されるように、且つ、前記支持部材(382,482)が該支持部材の長さ方向にスライド可能なように、且つ、前記支持部材(382,482)が前記支持部材取付部(395,396,499)から地面に向かって三脚の転倒に弱い方向へ延びるように、形成されていることを特徴とする。
本発明によれば、三脚の少なくとも1つの脚部又は該脚部に取り付けられた別部材に、脚部又は前記別部材の所定位置から地面に向かって三脚の転倒に弱い方向に延びるように支持部材を取り付けることができるため、突風や衝突物等の作用により三脚が傾いたときでも、支持部材により、三脚の傾きを抑制するように三脚を支持することができる。そのため、三脚の転倒、及び三脚の天板に載せられた測量機器等の種々の機器の転倒を確実に防止することができ、これにより、それらの機器の損傷を確実に防止できる。また、本発明によれば、三脚の脚部又は前記別部材の支持部材取付部に支持部材を差し込むだけで、支持部材の先端部を地面に載置することができるため、三脚に対して支持部材を極めて簡単に取り付けることができる。
本発明の第1の実施形態に係る三脚を示す斜視図である。 図1に示す三脚を示す平面図である。 図1に示す三脚の傾いた状態を示す平面図である。 図1に示す三脚の下端部を示す分解斜視図である。 図4に示す部分の組立状態を示す斜視図である。 「三脚の転倒に弱い方向」について説明するための図である。 図4に示す支持部材の変形例を示す斜視図である。 図4に示す支持部材の別の変形例を示す斜視図である。 図4に示す固定部材の変形例を示す斜視図である。 図4に示す固定部材の別の変形例を示す斜視図である。 本発明の第2の実施形態に係る三脚を示す斜視図である。 図11に示す三脚の下端部を示す分解斜視図である。 本発明の第3の実施形態に係る三脚を示す斜視図である。 図13に示す三脚の下端部を示す斜視図である。 本発明の第4の実施形態に係る三脚を示す斜視図である。 図15に示す三脚の下端部を示す分解斜視図である。 図16に示す部分の組立状態を示す斜視図である。 図16に示す固定部材の変形例を示す斜視図である。 図16に示す固定部材の別の変形例を示す斜視図である。 図14に示す支持部材の変形例を示す斜視図である。 20に示す支持部材を使用する場合に脚に設ける穴の具体例を示す斜視図である。 20に示す支持部材の取付け状態を示す正面図である。 接地部材に取り付けられる支持部材の具体例を示す斜視図である。 接地部材に設ける穴の具体例を示す斜視図である。 23に示す支持部材の取付け状態を示す正面図である。
上記課題を解決するため、本発明に係る三脚支持装置は、
機器を載せる天板(12)と、該天板(12)に連結された3つの脚部(40)とを備えた三脚(310,410)を支持するための三脚支持装置であって、
直線状の棒材からなる支持部材(382,482)と、
前記脚部(40)又は該脚部に取り付けられた別部材(492)のいずれか一方の部材と、を備え、
前記一方の部材(40,492)には、穴からなる支持部材取付部(395,396,499)が形成され、
前記支持部材取付部(395,396,499)は、
該支持部材取付部に前記支持部材(382,482)が挿通された状態において、前記支持部材(382,482)の径方向への移動が前記支持部材取付部(395,396,499)の周壁部により規制されるように、且つ、前記支持部材(382,482)が該支持部材の長さ方向にスライド可能なように、且つ、前記支持部材(382,482)が前記支持部材取付部(395,396,499)から地面に向かって三脚の転倒に弱い方向へ延びるように、形成されていることを特徴とする。
また、本発明に係る三脚装置は、
機器を載せる天板(12)と、
該天板(12)に連結された3つの脚部(40)と、
直線状の棒材からなる支持部材(382,482)と、を備え、
前記脚部(40)又は該脚部に取り付けられた別部材(492)に、穴からなる支持部材取付部(395,396,499)が形成され、
前記支持部材取付部(395,396,499)は、
該支持部材取付部に前記支持部材(382,482)が挿通された状態において、前記支持部材(382,482)の径方向への移動が前記支持部材取付部(395,396,499)の周壁部により規制されるように、且つ、前記支持部材(382,482)が該支持部材の長さ方向にスライド可能なように、且つ、前記支持部材(382,482)が前記支持部材取付部(395,396,499)から地面に向かって三脚の転倒に弱い方向へ延びるように、形成されていることを特徴とする。

Claims (11)

  1. 機器を載せる天板(12)と、該天板(12)に連結された3つの脚部(40)とを備えた三脚(310,410)において、
    少なくとも1つの前記脚部(40)又は該脚部に取り付けられた別部材(492)の所定位置に、該所定位置から地面に向かって三脚の転倒に弱い方向へ延びる支持部材(382,482,582,682)を貫通させるための穴(395,396,499,595,695)が設けられていることを特徴とする三脚。
  2. 前記支持部材(382,482)が直線状の棒材からなり、
    前記穴(395,396,499)は、該穴に挿通された前記支持部材(382,482)が該支持部材の長さ方向にスライド可能なように形成されていることを特徴とする請求項1に記載の三脚。
  3. 機器を載せる天板(12)と、該天板(12)に連結された3つの脚部(40)とを備えた三脚(310,410)を支持するための三脚支持装置であって、
    前記脚部(40)又は該脚部に取り付けられた別部材(492)に形成された穴からなる支持部材取付部(395,396,499,595,695)と、
    該支持部材取付部(395,396,499,595,695)から地面に向かって三脚の転倒に弱い方向へ延びるようにして該支持部材取付部(395,396,499,595,695)を貫通可能な支持部材(382,482,582,682)と、を備えていることを特徴とする三脚支持装置。
  4. 前記支持部材(382,482)は直線状の棒材からなることを特徴とする請求項3に記載の三脚支持装置。
  5. 前記支持部材(382)の表面の少なくとも一部に、前記支持部材取付部(395,396)内における前記支持部材(382)のスライド移動を抑制するための滑り止め部(387)が設けられていることを特徴とする請求項3または4に記載の三脚支持装置。
  6. 機器を載せる天板(12)と、該天板(12)に連結された3つの脚部(40)とを備えた三脚(10,210)において、
    少なくとも1つの前記脚部(40)又は該脚部に取り付けられた別部材(92,192)の所定位置に、該所定位置から地面に向かって三脚の転倒に弱い方向へ延びる支持部材(82,182,282,582,682)を所定の貫通方向に沿って貫通させるための穴又は溝からなる支持部材取付部(95,595,695)が設けられ、
    該支持部材取付部(95,595,695)は、前記支持部材(82,182,282,582,682)が前記支持部材取付部(95,595,695)に挿通された状態において前記支持部材(82,182,282,582,682)が前記貫通方向の軸周りに回転操作されることで前記支持部材(82,182,282,582,682)の先端部が地面に載置されるように設けられていることを特徴とする三脚。
  7. 前記支持部材取付部(95)は、前記脚部に着脱可能な固定部材(92,192)に設けられ、
    前記脚部(40)は、前記天板(12)に連結された脚部本体(41)と、該脚部本体(41)の下端に所定の固定具(100)により固定された接地部材(62)とを備え、
    前記固定部材(92)は、前記固定具(100)により前記接地部材(62)と共に前記脚部本体(41)に固定可能であることを特徴とする請求項6に記載の三脚。
  8. 機器を載せる天板(12)と、該天板(12)に連結された3つの脚部(40)とを備えた三脚(10,210)を支持するための三脚支持装置であって、
    前記脚部(40)又は該脚部に取り付けられた別部材(92,192)に形成された穴又は溝からなる支持部材取付部(95,595,695)と、
    該支持部材取付部(95,595,695)から地面に向かって三脚の転倒に弱い方向へ延びるようにして前記支持部材取付部(95,595,695)に取付け可能な支持部材(82,182,282,582,682)と、を備え、
    前記支持部材(82,182,282,582,682)は、
    前記支持部材取付部(95,595,695)に嵌着される嵌着部(85,185,585,685)と、
    該嵌着部から所定方向に延びるように設けられた長尺部(83,84,183,184,284,583,584,683,684)と、を備え、
    該長尺部は、前記嵌着部(85,185,585,685)が前記支持部材取付部(95,595,695)に嵌着されることで前記支持部材(82,182,282,582,682)が前記脚部(40)又は前記別部材(92,192)を所定の貫通方向に沿って貫通した状態において前記支持部材(82,182,282,582,682)が前記貫通方向の軸周りに回転操作されることで前記長尺部の先端部が地面に載置されるように形成されていることを特徴とする三脚支持装置。
  9. 前記支持部材(82,182,582,682)は、一対の前記長尺部(83,84,183,184,583,584,683,684)を備え、
    平面視において、前記脚部(40)を挟む一方の側に一方の前記長尺部(83,183,583,683)が配置され、前記脚部(40)を挟む他方の側に他方の前記長尺部(84,184,584,684)が配置されるようにしてあることを特徴とする請求項8に記載の三脚支持装置。
  10. 前記支持部材(82,182,282,582,682)は、前記支持部材取付部内における前記嵌着部(85,185,585,685)の移動を規制するためのストッパ(87,187,587,687)を備えていることを特徴とする請求項8または9に記載の三脚支持装置。
  11. 前記支持部材(82,182,282)は、前記脚部に着脱可能な固定部材(92,192)を介して前記脚部(40)に取付け可能であり、
    前記脚部(40)は、前記天板(12)に連結された脚部本体(41)と、該脚部本体(41)の下端に所定の固定具(100)により固定された接地部材(62)とを備え、
    前記固定部材(92,192)は、前記固定具(100)により前記接地部材(62)と共に前記脚部本体(41)に固定可能であることを特徴とする請求項8〜10のいずれかに記載の三脚支持装置。
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