JP2010013741A - ハンカチの立体化法 - Google Patents

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Abstract


【課題】
平面的なハンカチに、吊紐を内蔵したポケットと、ポケットに設けた描画によって、吊り下げ式手拭および、マスコット様に立体化する方法に関するものである。
【解決手段】
多角形布からなるハンカチ本体1に、該ハンカチより小さい多角形状のポケット布2をハンカチ本体の二辺の交わる角近傍に載せ、前記重なり合った布の内面に、ポケット布の端部に接するように線状部材を環状に挟み、該、重なり合った布の縁を、ポケット布がハンカチ本体の中心方向に、ハンカチ巾より狭い開口部を有するポケットを形成するように、一本以上の曲線状に接合し、線状部材を挟んだ状態の吊紐を内蔵したポケット付きハンカチとなし、該ポケットを反転させ、ハンカチ本体1を、吊紐3で吊り下げる立体的手拭とすること、ポケットから突出したハンカチ本体をポケット布2に収納して立体化するものである。
【選択図】図1

Description

本発明は、大小、形状を問わず、平面的なハンカチ布を、平面状の手拭の機能を損なうことなく立体化して吊り下げ手拭機能と視覚的効果を提供する立体造形化の機能をなす方法に関する。
従来、手拭用のハンドタオルや、フェイスタオルは、多くは四角形の大小ないしは、縁の角を取った一枚の布からなる。吊り下げタイプは、別部材の組み合わせとなり、造形を楽しむものは、形の凹凸に必要な様々な独立した部材を合体させるなど、製造が複雑で、通常の手拭機能を兼ねることには困難であるなどの不都合がある。本発明は、製造の簡素化、需要範囲の拡大等などによって、従来の欠点を解消し、さらに進歩性を提供することを目的とするものである。
本件周辺の先願としては以下のような文献が開示されている。
実開平3−6405「考案の名称」ぬいぐるみハンカチーフ
本先願は、本出願人によるものである。この要旨は、タオル地他布製のハンカチーフにおいて、ハンカチーフ本体のコーナーに、ハンカチーフ布の二辺の一部を底部とするポケットを形成し、ポケット内面または、外面に突設物または模様を設けるとともに、底部先端近傍に引き出し片を取り付けたことと、開示されている。
本件に関する周辺発明の先願としては上記した通りである。「実用新案文献1」は、本出願人が考案したものであるが、この場合は、ハンカチを四角形とし、その二辺に別の布を重ね、ポケットを形成すること、反転して立体化することは同一であるが、ぬいぐるみとして、視覚的に目的を達する方法として、あくまでも立体造形そのものを達成することであり、描画による平面部分で立体を表現する部分は存在しない。また、先願は、ポケット布の開口部が、ハンカチ本体の巾と同一である。そのため、反転してポケットの外に出たハンカチの布は、ポケット開口部の延長線上に裾広がりとなり、平面状のままの形状である。そのためそのままつりさげるには、立体化の造形物は完成した形ではない。そのため、吊り下げて使用する手拭には実用性と、視覚的に価値が劣る。
また、ポケットの内面の形状は四角に限られるために、反転して出来た形状を、例えば先願の図にあるように、ウサギなどを模したものにしようとすれば、耳、足、などの突出物を取り付ける必要が不可欠であり、後ろ足方向の広がりを補正する必要があり、その解決方法としてボタンやホック、紐などを必要とした。そのために、製造コストが高くなるばかりでなく、使用者が、平面状ハンカチを立体化するときに技術を要し、子供向き製品でありながら使えないなどの不都合があった。また、他の部材を組み合わせることは、平面化して、通常のハンカチ機能を必要としたときに凹凸が邪魔になるという欠点もあった。
本発明は、以上のような課題点を鑑みて、手拭の形状が、四角でなくても可能であり、また、立体化するための別布は、完全に平面布だけで形成するもので、立体物の形状は、描画という平面状の表現と、ポケット開口部をハンカチ本体の重なり部より狭く接合するという手段により、通常の平面状の手拭機能、上記先願にはなかった、吊るした状態の立体的な手拭機能、そして視覚的な付加価値を提供する立体造形化機能を達成し、製造方法、使用方法ともに極めて簡素化を達成したものである。先願の立体物の種類を増やすには、それぞれの付属物、例えば、動物の場合、手足の変化や尾、目玉など個々に必要なものが相違し、生産コストがかかり、手作りの域を脱することが難しかった。それに対し、立体物の表現に描画を取り入れたことで、商品の多様化が極めて容易であり、年齢層、季節感、行事、流行、特定ロゴ、宣伝用など短いサイクルで仕立てることができることは大きな進歩性が達成されるものである。
先ず、本発明の手段は、多角形布からなるハンカチ本体1に、該ハンカチより小さい多角形状のポケット布2をハンカチ本体の二辺の交わる角近傍に載せる。前記重なり合った布の内面に、ポケット布の端部に接するように線状部材を環状に挟み、該、重なり合った布の縁を、ポケット布がハンカチの中心方向に開口部を有し、該ポケット開口部巾が、重ね合わせたハンカチ本体の巾より狭くなるように、一本以上の曲線状に縫製などの手段によって接合し、線状部材を挟んだ状態で吊紐状に固定するようになす。
このような構成されたハンカチを、立体化手段として、第一に該ポケット布2を反転させ、ハンカチ本体1を、吊紐3で吊り下げたときに、ポケット開口部よりハンカチ本体の巾が広い分、ポケット内に折曲され、立体的手拭となること。第二に、ポケットから突出したハンカチ本体をポケット布2に収納可能とすることでさらに立体物を視覚的により具体化する。前記立体物の具象的に表現する手段として、ポケット布の両面または内面に、平面状に表現した描画と、その周縁の接合、すなわちおもに縫合により、輪郭の一部を縁取ることで、立体的造形の視覚的な価値を向上させるものである。
このような方法で構成された本発明を使用することによって、以下のような効果がある。
通常使用する際は、従来の一枚のハンカチのコーナーに、およそ四分の一以内のポケットがある状態で平面的なものであるから、なんら使用上の変化はない。
ポケット内面に縫合して固定された環状の線状部材は、吊紐の役目を果たす。
ポケット内面に位置するときは、旅行などで外した時計や、ネックレスをポケット内の紐に通して固定することができ、損傷することなく紛失を防ぎ収納できる効果がある。
次ぎに、吊紐を握って、ポケットを裏返すことによって、この吊紐の効果は、ハンカチ本体をぶら下げる機能となる。ポケットの下に突出したハンカチ本体は、ポケット布の開口部がハンカチ布の二辺より内側に位置するため、ハンカチの巾が広い分、自然に両端が内側に折り曲げられ、上部のポケット部がハンカチを覆うカバーのようになり、立体的な効果が生じる。そして、描画面が強調され、視覚的効果が高まる。
さらに、ポケットの下に下がった布を巻き込み収納するとさらに立体化され、描画部分が強調されるとともに、手の平に包まれるほどの小型化がなされて、マスコット様の効果が生じ、楽しさを表現できることから、幼児や学童のハンカチを所持する自然な習慣が、無理なく達成できる。また、描画の多様性が可能であるから、子供ばかりでなく、年齢を問わず使用でき、ドライブ時の車内の備品とすることや、旅行中の時計やネックレスの収納として、巾広く利用できる。お地蔵さんのような形を模したものは、お守り、マスコットとして需要が大きい。さらに、描画の多様化が可能であるから、お雛様、節分、干支、バレンタインデー、クリスマスなどの年間の行事に即したものや、時流に乗ったアニメのキャラクター、企業のロゴマーク、商品宣伝用など分野は極めて広く、製造方法は相違せず、種類を広範囲に出来ることや、生産サイクルを容易に変化させられることも、コスト面への影響は極めて少ないなどの大きな利点がある。
以上のような様々な効果のあるハンカチの立体化法である。
実施例を図面に従って説明する。
図1は本発明実施例組立図である。
ハンカチ本体1のコーナーに、ハンカチ本体の四分の一以内の多角形で任意の形状のポケット布2を載せ、前記二枚の布の角に吊り下げ紐3を挟んだ状態で固定する。
ポケット布の内外面には、多様な動植物、キャラクターなどの描画4を巾広く施すことができる。描画は、印刷、刺繍、部分的装飾用ビーズなど、対象物によって自由に選択、交換することができる。
図1に示すポケット布2は、吊紐固定位置5が、ポケット布2と、ハンカチ本体1と同一箇所にある例である。
ポケット布の上部は、ハンカチの二辺と同じ形で、下部ポケット開口部は、適度な弧を描いたものである。
図2は、重ね合わせた布の接合方法を示す平面図である。
ポケット内面の描画は、表裏に設けることができる。同一描画または、表裏で異なる描画とすることが可能である。
ハンカチ本体1の二辺の交わる位置と、ポケット布の二辺の交わる位置が、吊紐3の固定位置となり吊紐を挟んで、まず重なり合った同一の辺の縫合6をする。次に、ポケット布の開口部7がハンカチ本体1の巾より狭くなるように、釣鐘状に縫合6する。すなわち、本実施例では、縫合部位6は二本の曲線からなり、釣鐘状の縫合部6が、ポケットの中空部となる。このポケット布が、最初から釣鐘状であっても、同様の形状と機能を達成することができる。
ポケット布の縫合面では、ハンカチ本体とポケットが重なり合っているので平面状であり、通常のハンカチとして使用することができる。
また、縫合したポケット内部の吊紐3に、時計やネックレスを吊るすことができ、ポケット内部に収納して、ハンカチを四つ折にたためば、身の回りの小物を安全に保護することがで、そのまま、バックなどに入れることができる。
図3は吊り下げ立体化の斜視図である。
ポケット布2内部に下がった吊紐3を持って、ポケット布を反転させると、ポケット布の内側の釣鐘状縫合部位6の形状が現れる。
ポケット開口部7が、ハンカチ本体1の巾より狭いため、余分な部分が、ポケット内方へ折りたたまれ、立体化し、吊り下げ手拭の機能となる。
ポケットは、ハンカチ上方のカバー様となり、そこに表現された描画が視的効果を発揮する。
図4はマスコット様立体化を表す斜視図である。
ポケット布2の下方に出たハンカチ本体1を丸めてポケット内に収納することによって、描画4の形態が強調され、よりリアルに立体化され、マスコットとして、楽しさが提供できる。
図5は描画の周縁と同じ形のポケット布を使用した実施例組立図である。
図5の描画4は、お地蔵さんの上半身の姿を、表裏で同一の外形で、異なる表情を表現している。
ハンカチ本体1の二辺の交わる角近傍に環状の吊紐3を載せ、描画4を表したポケット布2を重ねる。
図6は描画の周縁を縫合部位とした実施例の平面図である。
ポケット布2は、四角あるいは、頭部分が、描画に沿った曲線でも可能である。ここでは、曲線状の布をおいたものを表している。
縫合部位6は、肩線から上の点線部分である。
そのままで使用するときは、お地蔵さん形の布の取り付けられた平面状のハンカチである。
図7は具象造形の吊り下げ手拭平面図である。
ポケット布2内面の吊紐3を持って、ポケットを反転させると、図のように、上方にお地蔵さんの上半身の姿が現れる。ポケット布2の縫合していない部分は前垂れ布8となる。下方の布を下げた状態で使用するときは、立体的な吊り下げ手拭となる。
図8は具象造形の立体化斜視図を表す。
図4と同様、ポケット布2の下方に出たハンカチ本体を丸めてポケット内に収納することによって、描画の形態が強調される。頭部は縫合部位6が、描画4線に沿っているので、曲線が活き、下部の、縫合していいないポケット開口部は、お地蔵さんの前垂れ布8となるため、よりリアルに立体化され、マスコットとして、楽しさを提供できる。
図示した例の製造方法を基本として、その他、描画の変化は、上記したように、多様化ができ、描画方法は上記したように、印刷、刺繍などの基本表現と、飾りビーズなどでさらに立体化を強調するものを付加していくこともできる。また、描画の一部の輪郭を縁取るように縫合し、ポケット布を反転したときに立体化をリアルにすることなども出来る。
本発明実施例組立図 重ね合わせた布の接合方法を示す平面図 吊り下げ立体化の斜視図 マスコット様立体化を表す斜視図 描画の周縁と同じ形のポケット布を使用した実施例組立図 描画の周縁を縫合部位とした実施例の平面図 具象造形の吊り下げ手拭平面図 具象造形の立体化斜視図
符号の説明
1 ハンカチ本体
2 ポケット布
3 吊紐
4 描画
5 吊紐固定位置
6 縫合部位
7 開口部
8 前垂れ布

Claims (2)

  1. 多角形布からなるハンカチ本体1に、該ハンカチより小さい多角形状のポケット布2をハンカチ本体の二辺の交わる角近傍に載せ、前記重なり合った布の内面に、ポケット布の端部に接するように線状部材を環状に挟み、該、重なり合った布の縁を、ポケット布がハンカチの中心方向に開口部を有し、該開口部巾が、重ね合わせたハンカチ本体の巾より狭くなるように、一本以上の曲線状に接合し、線状部材を挟んだ、吊紐を内蔵したポケット付きハンカチとなし、該ポケットを反転させ、ハンカチ本体1を、吊紐3で吊り下げ、ハンカチ本体がポケット開口部より広い分、ポケット内側に折曲されることで、立体的となること、及び、ポケットから突出したハンカチ本体をポケット布2に収納することでさらに立体化することを特徴とするハンカチの立体化法。
  2. 前記ポケット布2の内面または両面に、立体物の形状の描画を施し、ポケット布の周縁の一部を曲線状に縫合して接合することを特徴とする、請求項1記載のハンカチの立体化法。
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