JP2010012535A - ロボット制御システム、ロボット制御システムの実行方法およびそのプログラム - Google Patents

ロボット制御システム、ロボット制御システムの実行方法およびそのプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】ロボットセルの機能変更に伴う、ハードウェアおよびソフトウェアの変更作業を簡素化することができるロボット制御システムを提供する。
【解決手段】N個(但し、NはN≧2となる整数)のロボットセルCEと、N個のロボットセルCEからアクセス可能な共有メモリマップを有するインターロックサーバ10と、から成るロボット制御システムSYであって、共有メモリマップは、N個のロボットセルCEのうち、アクセス可能なM個(但し、Mは2≦M≦Nとなる整数)のロボットセルを示すロボットコードと、当該M個のロボットセル間におけるインターロック制御のために当該M個のロボットセルのみによって読み書きされるインターロック情報と、を対応付けたものである。
【選択図】図1

Description

複数のロボットセルのインターロック制御を行うロボット制御システム、ロボット制御システムの実行方法およびそのプログラムに関する。
従来、産業用ロボットをベースに、ロボットコントローラおよび周辺装置を搭載し、一つのセルとして構成したロボットセルが知られている。このロボットセルは、周辺装置に改造を加えることで作業内容を容易に変更させることができるなど、専用装置に比べて汎用性および拡張性が高いといった利点がある。
ところで、通常この種のロボットセルは、様々な機能を持ったロボットセルを複数組み合わせて自動化ラインを構築する。この場合、隣接するロボットセル間はハードウェア的なI/Oインターロックで接続されることが多い(例えば、特許文献1参照)。
特開平04−305704号公報
ところが、上記のように複数のロボットセルから成る自動化ラインでは、各ロボットセル間を結ぶI/Oインターロック配線が煩雑になると共に、ロボットセルの機能を変更するたびに、ハードウェアの変更およびそれに伴うソフトウェアの変更に多大な時間を要するといった問題があった。
本発明は、このような問題点に鑑み、ロボットセルの機能変更に伴う、ハードウェアおよびソフトウェアの変更作業を簡素化することができるロボット制御システム、ロボット制御システムの実行方法およびそのプログラムを提供することを課題とする。
本発明のロボット制御システムは、N個(但し、NはN≧2となる整数)のロボットセルと、N個のロボットセルからアクセス可能な共有メモリマップと、を備えたロボット制御システムであって、共有メモリマップは、N個のロボットセルのうち、アクセス可能なM個(但し、Mは2≦M≦Nとなる整数)のロボットセルを示すロボットコードと、当該M個のロボットセル間におけるインターロック制御のために当該M個のロボットセルのみによって読み書きされるインターロック情報と、が対応付けられていることを特徴とする。
本発明のロボット制御システムの実行方法は、N個(但し、NはN≧2となる整数)のロボットセルと、N個のロボットセルからアクセス可能な共有メモリマップと、を備えたロボット制御システムの実行方法であって、共有メモリマップは、N個のロボットセルのうち、アクセス可能なM個(但し、Mは2≦M≦Nとなる整数)のロボットセルを示すロボットコードと、当該M個のロボットセル間におけるインターロック制御のために当該M個のロボットセルのみによって読み書きされるインターロック情報と、が対応付けられたものであり、N個のロボットセルのうち、任意のロボットセルが、所定の動作を実行する前に、共有メモリマップを参照するステップと、共有メモリマップから、任意のロボットセルを示すロボットコードが対応付けられたインターロック情報を読み出すステップと、読み出したインターロック情報にしたがって、所定の動作を実行するステップと、を実行することを特徴とする。
これらの構成によれば、共有メモリマップ(ソフトウェア)を用いてインターロック制御を行うため、ロボットセル間におけるハードウェア的なI/Oインターロックが不要となる。これにより、ロボットセルの機能を変更した場合は、共有メモリマップを書き替えるだけで良く、I/Oインターロック(ハードウェア)の変更およびそれに伴うソフトウェアの変更を必要としないため、ロボットセルの機能変更に伴う作業負担を軽減できる。また、共有メモリマップは、N個のロボットセルのうち、アクセス可能なM個(但し、Mは2≦M≦Nとなる整数)のロボットセルを示すロボットコードと、インターロック情報と、が対応付けられているため、ロボットコードによって、読み書き可能なロボットセルを制限できる。言い換えれば、不必要なロボットセル間での通信を避けることができるため、ロボット制御プログラムにバグがあった場合でも、誤動作による障害発生を抑止できる。
上記に記載のロボット制御システムにおいて、インターロック情報は、インターロック制御に必要な情報毎に設けられていることを特徴とする。
この構成によれば、インターロック制御に必要な情報毎にインターロック情報が設けられているため、当該インターロック情報を単純な情報とすることができる。
上記に記載のロボット制御システムにおいて、インターロック情報は、1以上のフラグのON/OFF状態によって示されることを特徴とする。
この構成によれば、ロボット制御プログラムを、通常のハードウェア的なI/O(電磁弁やセンサー入力等)と同じようなイメージで、記述することができる。
上記に記載のロボット制御システムにおいて、共有メモリマップは、N個のロボットセルとネットワークを介して接続されたインターロックサーバ内に格納されていることを特徴とする。
この構成によれば、インターロックサーバによって、N個のロボットセルを統括制御することができる(集中管理できる)ため、デバッグ効率が高い。また、インターロックサーバが、N個のロボットセルと分離されているため、ロボットセルの故障による交換や機能変更時には、対応となるロボットセルのみを交換すれば良く、対応が容易である。
上記に記載のロボット制御システムにおいて、インターロックサーバは、N個のロボットセル以外のロボットセルからの共有メモリマップへのアクセスを禁止することを特徴とする。
この構成によれば、他のロボット制御システムからのアクセスによる誤動作を防止することができる。
上記に記載のロボット制御システムにおいて、ネットワークは、無線LANであることを特徴とする。
この構成によれば、インターロックサーバと各ロボットセルとを結ぶ配線が不要となり、配置の自由度を高めることができる。
上記に記載のロボット制御システムにおいて、ロボットセルは、ロボットと、当該ロボットを制御するロボットコントローラと、から成り、共有メモリマップは、N個のロボットセルのうち、いずれか1のロボットセルのロボットコントローラ内に格納されていることを特徴とする。
この構成によれば、共有メモリマップは、N個のロボットセルのうち、いずれか1のロボットセルのロボットコントローラ内に格納されているため、N個のロボットセルのみによってロボット制御システムを構築できる。つまり、N個のロボットセルを統括制御するサーバ等を必要としないため、システム構成の簡素化およびシステム構築費用の削減を図ることができる。
上記に記載のロボット制御システムにおいて、共有メモリマップが格納されている1のロボットセルと、その他の(N−1)個のロボットセルとは、無線LANを介して接続されていることを特徴とする。
この構成によれば、1のロボットセルとその他の(N−1)個のロボットセルとを結ぶ配線が不要となり、配置の自由度を高めることができる。
本発明のプログラムは、コンピュータに、上記に記載のロボット制御システムの実行方法における各ステップを実行させるためのものであることを特徴とする。
このプログラムを用いてロボット制御システムを制御することにより、ロボットセルの機能変更に伴う、ハードウェアおよびソフトウェアの変更作業を簡素化することができる。
以下、添付の図面を参照して、本発明の一実施形態に係るロボット制御システム、ロボット制御システムの実行方法およびそのプログラムについて説明する。図1は、ロボット制御システムSYのシステム構成図である。同図に示すように、ロボット制御システムSYは、複数個(図1では、5個のみ図示)のロボットセルCEと、当該複数個のロボットセルCEを統括制御する1台のインターロックサーバ10と、から成る。また、各ロボットセルCE1〜CE5とインターロックサーバ10とは、無線LAN30を介して接続されている。
各ロボットセルCE1〜CE5は、それぞれロボット21と、当該ロボット21を制御するロボットコントローラ22と、を有しており、これら複数のロボットセルCEの組み合わせにより、自動化ラインが構築されている。また、各ロボットセルCE1〜CE5には、それぞれ異なるIPアドレスが付与されており、インターロックサーバ10には、自身が属するロボット制御システムSY内のロボットセルCE1〜CE5のIPアドレスが登録されている。
次に、図2を参照し、インターロックサーバ10の制御構成について説明する。インターロックサーバ10は、CPU(Central Processing Unit)11、RAM(Random Access Memory)12、ROM(Read Only Memory)13、ディスプレイ14、HDD(Hard disk drive)15、キーボード16、マウス17、無線通信インターフェース18、および各部を図示の状態で接続する内部バス19を備えている。
CPU11は、中央処理装置であり、各種演算処理を行う。RAM12は、CPU11が各種演算処理を行う際のワークエリアとして用いられる。ROM13は、CPU11が各種演算処理を行うための制御プログラムや制御データを記憶している。ディスプレイ14は、各種情報を表示するものであり、本実施形態では、主に後述する共有メモリマップ51(図3参照)や、各ロボットセルCEの状態を表示するために用いられる。
HDD15は、少なくとも、共有メモリマップ51と、ロボット制御プログラム52と、が記憶されている。ロボット制御プログラム52は、共有メモリマップ51を管理するための管理プログラムや各ロボットセルCEと通信を行うための通信制御プログラムなどを含む。
共有メモリマップ51を管理するための管理プログラムは、共有メモリマップ51の新規登録や削除機能を有する。また、通信制御プログラムは、無線LAN通信においてインターロックサーバ10がサーバの役割を果たすためのものであり、クライアントとなる各ロボットセルCEのロボットコントローラ22からの、共有メモリマップ51への書き込み/読み込み指令に対して応答する機能を有する。また、通信制御プログラムは、予めインターロックサーバ10内に登録されているIPアドレスに基づいて、自身が属するロボット制御システムSY以外のシステム(ロボットセル)からのアクセスをブロックする機能を有する。このように、ロボットセルCE1〜CE5以外のロボットセルからの共有メモリマップ51へのアクセスを禁止することで、他のロボット制御システムの影響による誤動作を防止することができる。
キーボード16およびマウス17は、情報入力手段として機能し、本実施形態では、共有メモリマップ51の書き換えなどに用いられる。無線通信インターフェース18は、各ロボットセルCEと無線通信を行うためのものである。
次に、図3を参照し、共有メモリマップ51について説明する。同図に示すように、共有メモリマップ51は、N個(但し、NはN≧2となる整数)のロボットセルCEのうち、アクセス可能なM個(但し、Mは2≦M≦Nとなる整数)のロボットセルCEを示すロボットコードと、当該M個のロボットセルCE間におけるインターロック制御のために当該M個のロボットセルCEのみによって読み書きされるインターロック情報と、が対応付けられたテーブルである。
ロボットコードは、各ロボットセルCE1〜CE5に割り当てられた1〜5までの数字の組み合わせから成り、例えばアクセス可能なロボットセルCEが、ロボットセルCE1とロボットセルCE2の場合、ロボットコードは「12」となる。また、アクセス可能なロボットセルCEが、ロボット制御システムSY内の全てのロボットセルCE1〜CE5の場合、ロボットコードは「12345」となる。なお、ロボットコードは、ロボットコード「25」など、位置的に離間したロボットセルCE間における設定も可能である。
一方、インターロック情報は、M個のロボットセルCE間においてインターロック制御を行うために必要な情報毎に設けられている。例えば、本実施形態のロボット制御システムSYがワークの組み立て処理を行う自動化ラインに適用される場合、ワークの除材要求を示す情報、組み立てエラーなど各種エラーの詳細を示す各種エラー情報、などがインターロック情報として設けられている。この構成によれば、インターロック情報がインターロック制御に必要な情報毎に設けられているため、単純な情報とすることができる。なお、各インターロック情報は、メモリI/O番号によって識別される(図3では、0、1、2、3、4、5・・・として図示)。
さらに、各インターロック情報は、1以上のフラグのON/OFF状態によって記述されている(図3では、1のフラグのON/OFFによって記述されているものとして図示)。この構成によれば、ロボット制御プログラム52を、通常のハードウェア的なI/O(電磁弁やセンサー入力等)と同じようなイメージで、記述することができる。
次に、図4のフローチャートを参照し、ロボット制御システムSYの具体的な動作例について説明する。ここでは、3個のロボットセルCE1〜CE3による動作の一部を例示する。例えば、ロボットセルCE1により、ワークの組立作業Aが実行され(S01)、その後組立検査Aが実行されたものとする(S02)。ここで、組立検査Aにより正常なワークが完成されたことが確認された場合は(S03:Yes)、共有メモリマップ51のロボットコード12、メモリI/O番号n1(但し、n1はn1≧0となる任意の番号)に除材要求フラグを立てる(S04)。つまり、ロボットセルCE1とロボットセルCE2によってアクセス可能なメモリI/O番号n1のインターロック情報(フラグ)をONにする。
ロボットセルCE2は、ロボットコード12、メモリI/O番号n1に、除材要求フラグが立てられると、これをクリアし(フラグをOFFにし)(S05)、ロボットセルCE1から正常なワークを受け取る(S06)。その後、当該ワークを用いて組立作業Bを実行する(S07)。
一方、ロボットセルCE1は、組立検査Aにより組立不良ワークを検出した場合(S03:No)、共有メモリマップ51のロボットコード13、メモリI/O番号n2(但し、n2はn2≧0となる任意の番号)に除材要求フラグを立てると共に、ロボットコード13、メモリI/O番号n3(但し、n3はn3≧0且つn3≠n2となる任意の番号)にエラー状況フラグを立てる(S08)。つまり、ロボットセルCE1とロボットセルCE3によってアクセス可能なメモリI/O番号n2のインターロック情報(フラグ)とメモリI/O番号n3のインターロック情報(フラグ)とをONにする。
ロボットセルCE3は、ロボットコード13、メモリI/O番号n2に、除材要求フラグが立てられると、これをクリアし(フラグをOFFにし)(S09)、ロボットセルCE1から組立不良ワークを受け取る(S10)。その後、ロボットコード13、メモリI/O番号n3のエラー状況フラグを参照して、組立不良ワークの排出作業を実行する(S11)。
なお、上記の動作例では、共有メモリマップ51のロボットコード13、メモリI/O番号n3にエラー状況フラグを立てるものとしたが(S08)、複数のメモリI/O番号を用いて、エラー状況を示すようにしても良い。例えば、メモリI/O番号の0と1の2ビットに意味づけして、「00:エラー状況1」、「01:エラー状況2」、「10:エラー状況3」、「11:エラー状況4」を定義しても良い。この場合、S11では、エラー状況フラグに応じて、組立不良ワークの排出作業を実行することとなる。
その他、エラー状況に限らず、作業結果(組立OKか否か等)を示す状態を、2値以上の情報で示すようにしても良い。また、図3に示した共有メモリマップ51では、各インターロック情報が、1のフラグのON/OFFによって記述されているものとしたが、各インターロック情報を複数のフラグのON/OFFによって記述しても良い。
以上説明したとおり、本実施形態のロボット制御システムSYによれば、共有メモリマップ51(ソフトウェア)を用いてインターロック制御を行うため、ロボットセルCE間におけるハードウェア的なI/Oインターロックが不要となる。これにより、ロボットセルCEの機能を変更した場合は、共有メモリマップ51を書き替えるだけで良く、I/Oインターロック(ハードウェア)の変更およびそれに伴うソフトウェアの変更を必要としないため、ロボットセルCEの機能変更に伴う作業負担を軽減できる。また、ハードウェア的なI/Oインターロック点数の制約が無いため、インターロックサーバ10のメモリ領域が許す限り、インターロック点数を増やすことができる。
また、共有メモリマップ51は、N個のロボットセルCEのうち、アクセス可能なM個(但し、Mは2≦M≦Nとなる整数)のロボットセルCEを示すロボットコードと、インターロック情報と、が対応付けられているため、ロボットコードによって、アクセス可能なロボットセルCEを制限できる。言い換えれば、不必要なロボットセルCE間での通信を避けることができるため、ロボット制御プログラム52にバグがあった場合でも、誤動作による障害発生を抑止できる。
また、N個のロボットセルCEは、インターロックサーバ10によって、統括制御されているため、集中管理によりデバッグ効率が高い。また、インターロックサーバ10が、N個のロボットセルCEと分離されているため、ロボットセルCEの故障による交換や機能変更時には、対応となるロボットセルCEのみを交換すれば良く、対応が容易である。
また、インターロックサーバ10とN個のロボットセルCEとは、無線LAN30を介して接続されているため、インターロックサーバ10と各ロボットセルCEとを結ぶ配線が不要となり、配置の自由度を高めることができる。
なお、上記の実施形態では、インターロックサーバ10内に共有メモリマップ51を備えた構成としたが、図5に示すように、N個のロボットセルCE(図5では、CE1〜CE5)内のいずれか1のロボットセルCE(図5では、CE1)のロボットコントローラ22内に備えても良い。この構成によれば、N個のロボットセルCEだけでロボット制御システムSYを構築できる。つまり、N個のロボットセルCEを統括制御するインターロックサーバ10を必要としないため、システム構成の簡素化およびシステム構築費用の削減を図ることができる。
また、上記の実施形態では、インターロックサーバ10とN個のロボットセルCEとは、無線LAN30を介して接続されているものとしたが、図5に示すように、隣接するロボットセルCE間で赤外線通信を行っても良い(矢印41〜45で示す赤外線通信網参照)。
また、N個のロボットセルCEは、インターロックサーバ10(共有メモリマップ51)により、インターロック情報だけを共有するのではなく、各種データを共有するようにしても良い。
また、上記の実施形態では、インターロックサーバ10は、自身が属するロボット制御システムSY以外のシステム(ロボットセル)からのアクセスをブロックするものとしたが、複数のロボット制御システムSYによるアクセスを許容するようにしても良い。すなわち、インターロックサーバ10(共有メモリマップ51や各種データ)を、複数のライン間で共有するようにしても良い。
また、上記の実施形態に示した、インターロックサーバ10やロボットコントローラ22の機能をプログラムとして提供することも可能である。また、そのプログラムを各種記録媒体(CD−ROM、フラッシュメモリ等)に格納して提供することも可能である。すなわち、コンピュータを、インターロックサーバ10やロボットコントローラ22の各手段として機能させるためのプログラム、およびそれを記録した記録媒体も、本発明の権利範囲に含まれる。
その他、上記の実施形態におけるロボット制御システムSYの例によらず、セル構成および処理工程等について、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、適宜変更が可能である。
本発明の一実施形態に係るロボット制御システムのシステム構成図である。 インターロックサーバの制御ブロック図である。 共有メモリマップの一例を示す図である。 ロボット制御システムの具体的な動作例を示すフローチャートである。 ロボット制御システムの他の構成例を示す図である。
符号の説明
10…インターロックサーバ 21…ロボット 22…ロボットコントローラ 30…無線LAN 41〜45…赤外線通信網 51…共有メモリマップ 52…ロボット制御プログラム CE(CE1〜CE5)…ロボットセル SY…ロボット制御システム

Claims (10)

  1. N個(但し、NはN≧2となる整数)のロボットセルと、
    前記N個のロボットセルからアクセス可能な共有メモリマップと、を備えたロボット制御システムであって、
    前記共有メモリマップは、
    前記N個のロボットセルのうち、アクセス可能なM個(但し、Mは2≦M≦Nとなる整数)のロボットセルを示すロボットコードと、当該M個のロボットセル間におけるインターロック制御のために当該M個のロボットセルのみによって読み書きされるインターロック情報と、が対応付けられていることを特徴とするロボット制御システム。
  2. 前記インターロック情報は、
    前記インターロック制御に必要な情報毎に設けられていることを特徴とする請求項1に記載のロボット制御システム。
  3. 前記インターロック情報は、
    1以上のフラグのON/OFF状態によって示されることを特徴とする請求項1または2に記載のロボット制御システム。
  4. 前記共有メモリマップは、
    前記N個のロボットセルとネットワークを介して接続されたインターロックサーバ内に格納されていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載のロボット制御システム。
  5. 前記インターロックサーバは、
    前記N個のロボットセル以外のロボットセルからの前記共有メモリマップへのアクセスを禁止することを特徴とする請求項4に記載のロボット制御システム。
  6. 前記ネットワークは、
    無線LANであることを特徴とする請求項4または5に記載のロボット制御システム。
  7. 前記ロボットセルは、ロボットと、当該ロボットを制御するロボットコントローラと、から成り、
    前記共有メモリマップは、前記N個のロボットセルのうち、いずれか1のロボットセルの前記ロボットコントローラ内に格納されていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載のロボット制御システム。
  8. 前記共有メモリマップが格納されている1のロボットセルと、その他の(N−1)個のロボットセルとは、無線LANを介して接続されていることを特徴とする請求項7に記載のロボット制御システム。
  9. N個(但し、NはN≧2となる整数)のロボットセルと、
    前記N個のロボットセルからアクセス可能な共有メモリマップと、を備えたロボット制御システムの実行方法であって、
    前記共有メモリマップは、
    前記N個のロボットセルのうち、アクセス可能なM個(但し、Mは2≦M≦Nとなる整数)のロボットセルを示すロボットコードと、当該M個のロボットセル間におけるインターロック制御のために当該M個のロボットセルのみによって読み書きされるインターロック情報と、が対応付けられたものであり、
    前記N個のロボットセルのうち、任意のロボットセルが、
    所定の動作を実行する前に、前記共有メモリマップを参照するステップと、
    前記共有メモリマップから、前記任意のロボットセルを示すロボットコードが対応付けられた前記インターロック情報を読み出すステップと、
    読み出した前記インターロック情報にしたがって、前記所定の動作を実行するステップと、を実行することを特徴とするロボット制御システムの実行方法。
  10. コンピュータに、請求項9に記載のロボット制御システムの実行方法における各ステップを実行させるためのプログラム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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