JP2010011628A - Dcモータ及びポンプ - Google Patents

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【課題】通電を停止する相の巻線に発生する逆起電力による直流電源への逆起電力吸収をなくすとともに、回路素子に負荷がかかるのを防止する。
【解決手段】スイッチング制御手段5は、通電相U,V,Wの巻線21,22,23の組み合わせを切り替える際に、連続オン制御を行っていたハイサイドスイッチング素子311,321,331又はローサイドスイッチング素子312,322,332に対して連続オフ制御を行い、PWM制御を行っていたローサイドスイッチング素子312,322,332又はハイサイドスイッチング素子311,321,331に対して連続オン制御を行い、新たに通電相U,V,Wとなる巻線21,22,23に接続されるハイサイドスイッチング素子311,321,331又はローサイドスイッチング素子312,322,332に対してPWM制御を行う。
【選択図】図1

Description

本発明は、能力可変が可能であるDCモータ及びポンプに関するものである。
能力可変が可能である従来のDCモータとして、図7に示すように、ロータ1と、ステータ2と、ロータ1を回転駆動するインバータ回路3とを備えるものがある。従来のDCモータには、直流電源Eとインバータ回路3との間に、図9に示すような昇圧回路を備えているものが多い。
ところが、昇圧回路を備えるDCモータでは、直流電源Eからインバータ回路3の方向を順方向とするダイオードD2が昇圧回路に使用されているため、DCモータが回生状態に入ったとき、上記ダイオードD2のためにインバータ回路3側から直流電源E側に電流を流すことができなかった。このため、巻線による出力電圧が上昇し、その結果、インバータ回路3に用いられているスイッチング素子に大きな負荷がかかる恐れがあった。
上記問題を解決するためのDCモータとして、巻線による出力電圧を平滑するコンデンサC2を昇圧回路に有するものが知られている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1のDCモータでは、目標出力電圧と出力電圧との偏差に基づいて、制御装置は、トランジスタQ1及びトランジスタQ2のうち、力行時には少なくともトランジスタQ1をオンオフさせてモータの供給電圧を昇圧するとともに、回生時に少なくともトランジスタQ2をオンオフさせて回生電流をバッテリに吸収させ、出力電圧の上昇を抑えることができる。
特開2003−89360号公報
しかしながら、従来のDCモータには、モータ回生時に印加電圧の上昇を抑制するために大容量の平滑コンデンサを必要とすることから、モータ制御装置が大型化し、コストが高くなるという問題があった。また、直流電源に回生電流を吸収させる場合、回生電流が電源供給路に流れるため、従来のDCモータには、電源供給路での損失が大きくなり、DCモータの効率が低下するという問題もあった。さらに、従来のDCモータには、直流電源に回生電流を吸収させる場合にPWM制御のキャリア周波数ごとに回生電流が発生することから、電源供給路へのノイズが発生するという問題もあった。
従来のDCモータのインバータ回路3は、図8に示すように、ハイサイドスイッチング素子のゲート信号UH,VH,WHがPWM制御になる。このため、ハイサイドスイッチング素子側(PWM信号側)の切替時はB、ローサイドスイッチング素子側(連続オン信号側)の切替時はAと表わしている。ここで、ローサイドスイッチング素子側の切替時の巻線の逆起電力吸収は、PWM信号がオフのときにはインバータ回路3の全てのハイサイドスイッチング素子及びローサイドスイッチング素子が連続オフになるため、直流電源Eへの吸収となる。
従来のDCモータでは、図10に示すように、電源ラインのインピーダンスが低いときは、連続オン側(ローサイドスイッチング素子側)が相切替する際、直流電源Eへの巻線の逆起電力吸収が発生し、全電流波形において負側に流れる。
これに対して、電源ラインのインピーダンスが高いときは、全電流波形はインピーダンスが高いので、直流電源Eに巻線の逆起電力吸収は行われないため、負側の電流はほぼ流れない。しかし、電源端子の電圧波形には連続オン側(ローサイドスイッチング素子側)が相切替する際、インバータ回路3の6つのスイッチング素子(ハイサイドスイッチング素子及びローサイドスイッチング素子)の全てが連続オフになるとき、巻線の逆起電力を吸収されずに高い逆起電力が発生する。これにより、直流電源Eに接続されている部品、例えばインバータ回路3のスイッチング素子等に高電圧が印加され、負荷がかかる。
本発明は上記の点に鑑みて為されたものであり、その目的は、通電を停止する相の巻線に発生する逆起電力による直流電源への逆起電力吸収をなくすことができるとともに回路素子に負荷がかかるのを防止することができるDCモータ及びポンプを提供することにある。
請求項1に係るDCモータの発明は、永久磁石を有するロータと、前記ロータを駆動させるための磁界を発生させる3相の巻線を有するステータと、それぞれダイオードが逆並列に接続された2つのスイッチング素子が直列接続された3組の直列回路を有し、各直列回路が直流電源の両端に互いに並列接続され、各直列回路ごとに、それぞれ異なる相の巻線の一端に、前記2つのスイッチング素子のうち前記直流電源の高電圧側に接続されるハイサイドスイッチング素子と前記直流電源の低電圧側に接続されるローサイドスイッチング素子との接続点が接続されるインバータ回路と、前記ロータの回転位置をそれぞれ検出する位置センサと、前記位置センサの検出結果を用いて前記3相の巻線の中から1対の通電相の巻線の組み合わせを順次切り替えて前記ロータを回転させるように、一方の通電相の巻線に接続される前記ハイサイドスイッチング素子と他方の通電相の巻線に接続される前記ローサイドスイッチング素子との何れか一方に対してPWM制御を行い、他方に対して連続オン制御を行い、残りのハイサイドスイッチング素子及びローサイドスイッチング素子に対して連続オフ制御を行うスイッチング制御手段とを備え、前記スイッチング制御手段は、前記通電相の巻線の組み合わせを切り替える際に、連続オン制御を行っていたハイサイドスイッチング素子又はローサイドスイッチング素子に対して連続オフ制御を行い、PWM制御を行っていたローサイドスイッチング素子又はハイサイドスイッチング素子に対して連続オン制御を行い、新たに通電相となる巻線に接続されるハイサイドスイッチング素子又はローサイドスイッチング素子に対してPWM制御を行うことを特徴とするDCモータ。
請求項2に係るポンプの発明は、請求項1のDCモータを備えることを特徴とする。
請求項1の発明によれば、連続オン制御を行っていたスイッチング素子(ハイサイドスイッチング素子又はローサイドスイッチング素子の何れか)に対して連続オフ制御を行い、PWM制御を行っていたスイッチング素子に対して連続オフ制御を行い、新たに通電相となる巻線に接続されるスイッチング素子に対してPWM制御を行うことによって、通電相の巻線の組み合わせを切り替えるときに、通電を停止する相の巻線に発生する逆起電力による直流電源への逆起電力吸収をなくすことができるので、直流電源とDCモータの間に逆起電力吸収の大容量のコンデンサを備える必要がない。
また、直流電源を逆接続したときにDCモータの部品に大きな負荷がかかるのを防止するためのダイオードが電源供給路に接続されている場合であっても、直流電源とDCモータの接続点での電圧上昇を抑制することができるので、上記電圧上昇が発生したときのようにインバータ回路のスイッチング素子などに負荷がかかるのを防止することができる。
さらに、直流電源への逆起電力吸収のための回生電流が電源供給路に流れないので、電源供給路に発生するノイズを抑制することができるとともに、回生電流による電源供給路での損失(ロス)をなくすことができる。
DCモータの逆起電力吸収をインバータ回路と巻線の間で行うため、モータ効率を向上することができるとともに、通電相の巻線の組み合わせの切替を行う際に、DCモータのトルクの落ち込みを低減することができ、DCモータの振動・騒音を低減することができる。
請求項2の発明によれば、通電相の巻線の組み合わせの切替ごとに発生する振動・騒音を低減できるポンプを提供することができる。
(実施形態1)
まず、実施形態1に係るDCモータの構成について図1〜5を用いて説明する。このDCモータは、例えば燃料電池や車載用モータ/ポンプ、ヒートポンプなどで用いられる能力可変が可能なものであり、図1に示すように、永久磁石を有するロータ1と、ロータ1を駆動させるための磁界を発生させる3相U,V,Wの巻線21,22,23を有するステータ2と、それぞれダイオード34が逆並列に接続されたハイサイドスイッチング素子311,321,331及びローサイドスイッチング素子312,322,332が直列接続された3組の直列回路31,32,33を有し直流電源Eと巻線21,22,23の間に接続されるインバータ回路3と、ロータ1の回転位置をそれぞれ検出する位置センサ4と、位置センサ4の検出結果を用いて3相U,V,Wの巻線21,22,23の中から1対の通電相U,V,Wの巻線21,22,23の組み合わせを順次切り替えてロータ1を回転させるようにハイサイドスイッチング素子311,321,331及びローサイドスイッチング素子312,322,332を制御するスイッチング制御手段5とを備える3相DCブラシレスモータである。
直流電源Eは、DCモータの駆動に必要な電流供給源である。
ロータ1は、N極とS極に着磁されたマグネットロータである(図1には2極のものを示す)。ロータ1には、3相U,V,Wの巻線21,22,23に流れる電流による電磁石とロータ1の永久磁石とによる吸引と反発によって、回転トルクが発生する。
インバータ回路3は、各直列回路31,32,33が直流電源Eの両端に互いに並列接続され、各直列回路31,32,33ごとに、異なる巻線21,22,23の一端が、直列接続されたハイサイドスイッチング素子311,321,331とローサイドスイッチング素子312,322,332の接続点に接続される。各ローサイドスイッチング素子312,322,332は、GND側に接続される。
位置センサ4は、各巻線21,22,23に対するロータ1の磁極の位置(N極とS極の境目)を検出するホール素子やホールICなどである。位置センサ4からは、巻線21に対するロータ1の磁極の位置の検出結果に対応する信号HU、巻線22に対するロータ1の磁極の位置の検出結果に対応する信号HV、巻線23に対するロータ1の磁極の位置の検出結果に対応する信号HWがそれぞれスイッチング制御手段5に出力される。
スイッチング制御手段5は、どの巻線21,22,23を通電するかを決定する分配回路50と、PWM信号発生回路51と、PWM選択信号発生回路52と、ゲート信号発生回路53と、ある任意の周波数(数kHz〜数十kHz)の三角波信号を発生させる三角波信号発生回路54と、比較回路55とを備えている。
分配回路50は、位置センサ4の3つの信号HU,HV,HWが入力される。3つの信号HU,HV,HWは、それぞれHレベル(ハイレベル)かLレベル(ローレベル)の2パターンをとるため、3つの信号HU,HV,HWの組み合わせは、全部で6パターンとなる。なお、全ての信号HU,HV,HWがHレベルとなるパターンやLレベルとなるパターンは存在しない。上記分配回路50は、上記6つのパターンにあわせて、どの巻線21,22,23を通電するかを、図3に示す真理値表を用いて決定する。つまり、分配回路50は、3相U,V,Wの巻線21,22,23のうちどの巻線(3相のうち2相:120度通電方式)に通電したら一定方向に回転トルクが発生するかを決定する。
本実施形態のDCモータは、能力を可変するために、PWM制御によって行われる。PWM制御は、三角波信号発生回路54の出力信号である三角波信号と能力可変信号とを比較する比較回路55の出力信号を用いて行われる。能力可変信号は、アナログ電圧の大きさで能力可変をコントロールするアナログ信号である。
比較回路55の出力信号は、ある任意の周波数(数kHz〜数十kHz)の信号であり、能力を大きくするため能力可変信号の電圧を上昇させると、オンデューティ(オン時間と周期の比率)が大きくなる。これにより、3相U,V,Wの巻線21,22,23への通電比率を大きくすることができ、つまり巻線21,22,23へ流れる電流の大きさを大きくすることができるので、ロータ1のトルクを上昇させ、能力を上げることができる。
ゲート信号発生回路53は、分配回路50の出力信号と比較回路55の出力信号(PWM信号)とが入力され、各ハイサイドスイッチング素子311,321,331に対応する3つのハイサイド信号と、各ローサイドスイッチング素子312,322,332に対応する3つのローサイド信号とを出力する。3つのハイサイド信号は、ハイサイドドライバ56に入力され、3つのローサイド信号は、それぞれローサイドスイッチング素子312,322,332に直接入力される。
各ハイサイドスイッチング素子311,321,331がN型のスイッチング素子である場合、直接駆動することができない。このため、ハイサイドドライバ56では、入力された3つのハイサイド信号に対し、3相U,V,Wの巻線21,22,23の各端子電圧に対しゲート信号を変換し直接駆動できる役目を果たす。
直流電源Eとインバータ回路3の間に、ブートストラプト回路を用いてフローティング電源を生成する場合や、チャージポンプ回路を用いて直流電源Eの+端子より高い電圧(15V程度)を生成する場合、3つのハイサイドスイッチング素子311,321,331の中から1つ、3つのローサイドスイッチング素子312,322,332の中から1つをオンにすることによって(図1では、ハイサイドスイッチング素子311及びローサイドスイッチング素子322をオンにする)、図1の実線の矢印方向の電流が流れる。図1では、3相U,V,Wの巻線21,22,23のうち巻線21から巻線22へ電流が流れる。
具体的には、図2に示すように、通電相U,V,Wの巻線21,22,23の組み合わせを切り替えるとき、通電を継続する相U,V,Wの巻線21,22,23はPWM制御(PWM信号と分配回路50の出力信号とを掛け合わせた信号)から連続オン制御(分配回路50の出力信号そのまま)に切り替え、新たに通電を開始する相U,V,Wの巻線21,22,23は連続オフ制御(分配回路50の出力信号そのまま)からPWM制御(PWM信号と分配回路50の出力信号とを掛け合わせた信号)に切り替える。
つまり、各ハイサイドスイッチング素子311,321,331及び各ローサイドスイッチング素子312,322,332のゲート信号の前半部分はPWM信号の出力信号となり、後半部分は連続オン制御の出力信号となり、インバータ回路3のハイサイドスイッチング素子311,321,331とローサイドスイッチング素子312,322,332とを交互にPWMスイッチングを行うことになる。
上記より、本実施形態では、相切替が行われる際、常に、インバータ回路3のハイサイドスイッチング素子311,321,331又はローサイドスイッチング素子312,322,332のうち相切替が行われない側が連続オンすることになるため、巻線21,22,23の逆起電力吸収を、図1に示す破線の電流経路を通って、3相U,V,Wの巻線21,22,23とインバータ回路3の間だけで行うことができる。これにより、電源ラインのインピーダンスの大きさに関係なく、巻線21,22,23の逆起電力吸収を行うことができる。
PWM選択信号発生回路52は、図4に示すように、3つのAND回路521,522,523と、NOR回路524とを備え、位置センサ4の3つの信号HU,HV,HWからPWM選択信号を発生する論理回路である。PWM選択信号は、図3に示すとおりである。
上記より、スイッチング制御手段5は、図5に示すように、一方の通電相U,V,Wの巻線21,22,23に接続されるハイサイドスイッチング素子311,321,331と他方の通電相U,V,Wの巻線21,22,23に接続されるローサイドスイッチング素子312,322,332との何れか一方に対してPWM制御を行い、他方に対して連続オン制御を行い、残りのハイサイドスイッチング素子311,321,331及びローサイドスイッチング素子312,322,332に対して連続オフ制御を行うものである。
以上、本実施形態によれば、連続オン制御を行っていたスイッチング素子(ハイサイドスイッチング素子311,321,331又はローサイドスイッチング素子312,322,332の何れか)に対して連続オフ制御を行い、PWM制御を行っていたスイッチング素子に対して連続オフ制御を行い、新たに通電相U,V,Wとなる巻線21,22,23に接続されるスイッチング素子に対してPWM制御を行うことによって、通電相U,V,Wの巻線21,22,23の組み合わせを切り替えるときに、通電を停止する相U,V,Wの巻線21,22,23に発生する逆起電力による直流電源Eへの逆起電力吸収をなくすことができるので、直流電源EとDCモータの間に逆起電力吸収の大容量のコンデンサを備える必要がない。
また、本実施形態によれば、直流電源Eを逆接続したときにDCモータの部品に大きな負荷がかかるのを防止するためのダイオードが電源供給路に接続されている場合であっても、直流電源EとDCモータの接続点での電圧上昇を抑制することができるので、上記電圧上昇が発生したときのようにインバータ回路3の各スイッチング素子(ハイサイドスイッチング素子311,321,331又はローサイドスイッチング素子312,322,332)などに負荷がかかるのを防止することができる。
さらに、本実施形態によれば、直流電源Eへの逆起電力吸収のための回生電流が電源供給路に流れないので、電源供給路に発生するノイズを抑制することができるとともに、回生電流による電源供給路での損失(ロス)をなくすことができる。
本実施形態によれば、DCモータの逆起電力吸収をインバータ回路3と巻線21,22,23の間で行うため、モータ効率を向上することができるとともに、通電相U,V,Wの巻線21,22,23の組み合わせの切替を行う際に、DCモータのトルクの落ち込みを低減することができ、DCモータの振動・騒音を低減することができる。
(実施形態2)
実施形態2では、図6に示すように、実施形態1のDCモータAを用いたポンプBについて説明する。
ポンプBは、浴槽水循環装置に組み込んで用いられるものであり、液体を吸排する羽根車60と、羽根車60を内蔵するケーシング61と、羽根車60を駆動するDCモータAとを備える。DCモータAは、樹脂62によって封止される。
DCモータAは、ロータ1に羽根車60の軸600が取り付けられ、ステータ2に磁界が発生すると、発生した磁界によってロータ1が駆動され、羽根車60が回転する。羽根車60が回転すると、浴槽内の浴槽水がケーシング61の吸入口610から吸入される。吸入された浴槽水は、回転する羽根車60によりケーシング61の吐出口611から吐出され、加熱器に流れていく。加熱器に流れた浴槽水は、所定の温度まで加熱され、その後、浴槽内に戻る。
以上、本実施形態によれば、通電相U,V,Wの巻線21,22,23の組み合わせの切替ごとに発生する振動・騒音を低減するDCモータAをポンプBに組み込んで用いることができる。
また、本実施形態によれば、ポンプBを用いて浴槽水を循環し、加熱器で所定の温度まで加熱することによって、浴槽水の温度を常時所定温度に保つことができる。
実施形態1に係るDCモータの回路図である。 同上に係るDCモータにおけるゲート信号波形を示す図である。 同上に係るDCモータにおける位置検出信号とPWM選択信号の真理値を示す図である。 同上に係るDCモータのPWM選択信号発生回路の回路図である。 同上に係るDCモータの電圧波形と全電流波形を示す図である。 実施形態2に係るポンプの断面図である。 従来のDCモータの回路図である。 同上のDCモータにおけるゲート信号波形を示す図である。 DCモータに接続される昇圧回路の回路図である。 従来のDCモータの電圧波形と全電流波形を示す図である。
符号の説明
21,22,23 巻線
311,321,331 ハイサイドスイッチング素子
312,322,332 ローサイドスイッチング素子
5 スイッチング制御手段

Claims (2)

  1. 永久磁石を有するロータと、
    前記ロータを駆動させるための磁界を発生させる3相の巻線を有するステータと、
    それぞれダイオードが逆並列に接続された2つのスイッチング素子が直列接続された3組の直列回路を有し、各直列回路が直流電源の両端に互いに並列接続され、各直列回路ごとに、それぞれ異なる相の巻線の一端に、前記2つのスイッチング素子のうち前記直流電源の高電圧側に接続されるハイサイドスイッチング素子と前記直流電源の低電圧側に接続されるローサイドスイッチング素子との接続点が接続されるインバータ回路と、
    前記ロータの回転位置をそれぞれ検出する位置センサと、
    前記位置センサの検出結果を用いて前記3相の巻線の中から1対の通電相の巻線の組み合わせを順次切り替えて前記ロータを回転させるように、一方の通電相の巻線に接続される前記ハイサイドスイッチング素子と他方の通電相の巻線に接続される前記ローサイドスイッチング素子との何れか一方に対してPWM制御を行い、他方に対して連続オン制御を行い、残りのハイサイドスイッチング素子及びローサイドスイッチング素子に対して連続オフ制御を行うスイッチング制御手段とを備え、
    前記スイッチング制御手段は、前記通電相の巻線の組み合わせを切り替える際に、連続オン制御を行っていたハイサイドスイッチング素子又はローサイドスイッチング素子に対して連続オフ制御を行い、PWM制御を行っていたローサイドスイッチング素子又はハイサイドスイッチング素子に対して連続オン制御を行い、新たに通電相となる巻線に接続されるハイサイドスイッチング素子又はローサイドスイッチング素子に対してPWM制御を行う
    ことを特徴とするDCモータ。
  2. 請求項1記載のDCモータを備えることを特徴とするポンプ。
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