JP2010010770A - データ通信システム及びデータ通信方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】開示されるデータ通信システムは、親機と中継機との間で同期を取るためのビーコン信号BC1と、中継機と当該中継機に属する各子機との間で同期を取るためのビーコン信号BC2とを発生する同期信号発生手段を有している。同期信号発生手段は、中継機の台数分のビーコン信号BC2を、4分割の符号分割多重するとともに、各符号ごとに16分割の周波数分割多重で発生する。ビーコン信号BC2以外のデータは、異なるユーザデータを周波数分割多重することなく伝送される。前記4種類の多重符号には、13段(13PN)のM系列符号を用いている。
【選択図】図2
Description
ところが、PLCシステムでは、特定の周波数の伝送を保証できないため、安定した同期確立を行うためには、分割数をある程度、制限する必要がある。実際の分割数は、発明者らの過去の経験から最大でも16〜32分割以下に抑えた方が得策と考えられる。
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のデータ通信システムに係り、前記中継機が4台以上(n=4×m)台(n,mは正の整数)以下である場合、前記周波数分割多重はm分割(1≦m≦32)であることを特徴としている。
また、請求項3に記載の発明に係るデータ通信方法は、親機と、中継機と、前記中継機に属する複数台の子機との間でデータ通信を行うデータ通信方法であって、前記親機と前記中継機との間で同期を取るための第1の同期信号を発生するとともに、前記中継機と当該中継機に属する各子機との間で同期を取るための前記中継機の台数分の第2の同期信号を、異なる4種類の多重符号で符号分割多重するとともに、各前記多重符号ごとに周波数分割多重で発生し、前記4種類の多重符号には、13段(13PN)のM系列符号を用い、前記第2の同期信号以外の前記データは、異なるユーザデータを周波数分割多重することなく伝送する特徴としている。
また、本発明によれば、第2の同期信号以外のデータは、異なるユーザデータを周波数分割多重することなく伝送しているので、受信ダイナミックレンジを大きく確保することができる。
また、本発明によれば、第2の同期信号に用いられる4種類の多重符号は、13段(13PN)のM系列符号が用いられているので、4種類の多重符号を確保できるM系列符号として最も短い符号長となり、オーバーヘッド(信号処理に直接関係しない時間)を最小限にして、MAC効率(対物理レイヤー利用効率)の低下を極力抑えることができる。
図1は、本発明の実施の形態に係るデータ通信システムを適用したPLCシステムの概略構成を示すブロック図である。本実施の形態に係るPLCシステムは、最大で2400台の遊技機(端末)1が設置されるホールに適用されるものである。各端末1には、それぞれPLCモデム(図示略)を有する子機2がそれぞれ接続されている。ここで端末1は、例えば、プリペイドカードに対応したパチンコ遊技機(CR機)、回胴式遊技機(パチスロ)であり、子機2は、例えば、パチンコ遊技機の横に配置され、パチンコ遊技機と接続する玉貸用のカードリーダーユニット(CRユニット)、パチンコ遊技機や回胴式遊技機の上方に配置され、パチンコ遊技機や回胴式遊技機と接続して当たりの回数等の遊技上のデータを表示するデータ表示機のことである。
各端末1は、最大で64台がひとまとまりとなって島3を構成しており、各島3には、PLCモデム(図示略)を有する1台の中継機4が設けられている。島3は最大で63個設けられるため、中継機4は、最大で63台が必要となる。
sequence)符号を用いる。この点、Gold系列符号は、符号長が短い場合には前述した(2)の条件を満たさず、符号長が長い場合には前述した(4)の条件を満たさないため、適当でない。
図2は、本実施の形態に係るPLCシステムで送受信されるマスタフレームの構成の一例を示す図である。マスタフレームは、図2に示すように、同期信号としてのビーコン信号BC1及びBC2に送受信に用いられる同期信号エリアと、データの送受信に用いられるデータエリア等とから構成されている。図2から分かるように、ビーコン2信号BC2は、符号4分割として、4個の異なる、ビーコン信号BC2A、ビーコン信号BC2B、ビーコン信号BC2C及びビーコン信号BC2Dが送受信されるとともに、周波数16分割として、各ビーコン信号BC2A、BC2B、BC2C及びBC2Dごとに、16種類のビーコン信号BC2A#01〜BC2A#16、BC2B#01〜BC2B#16、BC2C#01〜BC2C#16及びBC2D#01〜BC2D#16が送受信される。
また、本実施の形態によれば、図6に示すPLCモデム61の信号点発生部75が発生するビーコン信号BC2A#01〜BC2A#16、BC2B#01〜BC2B#16、BC2C#01〜BC2C#16及びBC2D#01〜BC2D#16に用いられる4種類の多重符号は、13段(13PN)のM系列符号が用いられているので、4種類の多重符号を確保できるM系列符号として最も短い符号長となり、オーバーヘッド(信号処理に直接関係しない時間)を最小限にして、MAC効率(対物理レイヤー利用効率)の低下を極力抑えることができる。
上述の実施の形態では、親機341を構成するPLCモデム61の構成のみについて説明した。親機342 、子機2及び46並びに中継機4を構成するPLCモデムの構成は、接続部68の構成以外は、前述したPLC61の構成と異なることはない。ただし、各PLCモデムが取り扱う信号、データや実行されるプログラム等が異なっている。
Claims (4)
- 親機と、中継機と、前記中継機に属する複数台の子機との間でデータ通信を行うデータ通信システムであって、
前記親機と前記中継機との間で同期を取るための第1の同期信号と、前記中継機と当該中継機に属する各子機との間で同期を取るための第2の同期信号とを発生する同期信号発生手段を有し、
前記同期信号発生手段は、
前記中継機の台数分の前記第2の同期信号を、異なる4種類の多重符号で符号分割多重するとともに、各前記多重符号ごとに周波数分割多重で発生し、
前記4種類の多重符号には、13段のM系列符号を用い、
前記第2の同期信号以外の前記データは、異なるユーザデータを周波数分割多重することなく伝送する
ことを特徴とするデータ通信システム。 - 前記中継機が4台以上(n=4×m)台(n,mは正の整数)以下である場合、前記周波数分割多重はm分割(1≦m≦32)である
ことを特徴とする請求項1に記載のデータ通信システム。 - 親機と、中継機と、前記中継機に属する複数台の子機との間でデータ通信を行うデータ通信方法であって、
前記親機と前記中継機との間で同期を取るための第1の同期信号を発生するとともに、
前記中継機と当該中継機に属する各子機との間で同期を取るための前記中継機の台数分の第2の同期信号を、異なる4種類の多重符号で符号分割多重するとともに、各前記多重符号ごとに周波数分割多重で発生し、
前記4種類の多重符号には、13段のM系列符号を用い、
前記第2の同期信号以外の前記データは、異なるユーザデータを周波数分割多重することなく伝送する
ことを特徴とするデータ通信方法。 - 前記中継機が4台以上(n=4×m)台(n,mは正の整数)以下である場合、前記周波数分割多重はm分割(1≦m≦32)である
ことを特徴とする請求項3に記載のデータ通信方法。
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JP2000252951A (ja) * | 1999-03-01 | 2000-09-14 | Sony Corp | 同期信号検出方法及び無線通信装置 |
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