JP2010010213A - 研磨ヘッドの製造方法及び研磨装置 - Google Patents

研磨ヘッドの製造方法及び研磨装置 Download PDF

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Abstract

【課題】安定して一定の平坦性が得られる研磨ヘッドの製造方法及び研磨装置を提供する事を目的とする。
【解決手段】少なくとも、環状の剛性リングと、該剛性リングに均一の張力で接着されたラバー膜と、剛性リングに結合され、ラバー膜と前記剛性リングとともに空間部を形成する中板と、空間部の圧力を変化させる圧力調整機構とを具備し、ラバー膜の下面部にワークの裏面を保持し、該ワークの表面を定盤上に貼り付けた研磨布に摺接させて研磨する研磨ヘッドの製造方法であって、少なくとも、前記ラバー膜を剛性リングに接着する前に、該ラバー膜のJIS K6251に準拠した引張試験を行い、歪が5%以内の応力―歪曲線を線形近似して得られる傾きの値が10MPa以下となるものを選別する工程を含み、該選別された前記傾きの値が10MPa以下となるラバー膜を用いて剛性リングに接着して研磨ヘッドを製造することを特徴とする研磨ヘッドの製造方法。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ワークの表面を研磨する際にワークを保持するための研磨ヘッドを製造する方法、及びその方法で製造された研磨ヘッドを備えた研磨装置に関し、特には、ラバー膜でワークを保持する研磨ヘッドの製造方法及びその製造された研磨ヘッドを備えた研磨装置に関する。
シリコンウェーハ等のワークの表面を研磨する装置として、ワークを片面ずつ研磨する片面研磨装置と、両面を同時に研磨する両面研磨装置とがある。
一般的な片面研磨装置は、例えば図9に示したように研磨布89が貼り付けられた定盤88と、研磨剤供給機構90と、研磨ヘッド82等から構成されている。このような研磨装置81では、研磨ヘッド82でワークWを保持し、研磨剤供給機構90から研磨布89上に研磨剤を供給するとともに、定盤88と研磨ヘッド82をそれぞれ回転させてワークWの表面を研磨布89に摺接させることにより研磨を行う。
ワークを研磨ヘッドに保持する方法としては、平坦な円盤状のプレートにワックス等の接着剤を介してワークを貼り付ける方法等がある。その他、特にワークの外周部における跳ね上げやダレを抑制し、ワーク全体の平坦性を向上させるための保持方法として、ワーク保持部をラバー膜とし、該ラバー膜の背面に空気等の加圧流体を流し込み、均一の圧力でラバー膜を膨らませて研磨布にワークを押圧する、いわゆるラバーチャック方式がある(例えば特許文献1参照)。
従来のラバーチャック方式の研磨ヘッドの構成の一例を模式的に図8に示す。この研磨ヘッド102の要部は、環状のSUS製などの剛性リング104と、剛性リング104に接着されたラバー膜103と、剛性リング104に結合された中板105とからなる。剛性リング104と、ラバー膜103と、中板105とによって、密閉された空間106が画成される。また、ラバー膜103の下面部の周辺部には、剛性リング104と同心に、環状のテンプレート114が具備される。また、中板105の中央には圧力調整機構107により加圧流体を供給するなどして空間の圧力を調節する。また、中板105を研磨布109方向に押圧する図示しない押圧手段を有している。
ラバー膜の材質103としては、特許文献2にゴム硬度10〜100、引っ張り強度3〜20MPa、引っ張り伸度50〜1000%の範囲にあるフッ素系ゴム、ウレタンゴム、シリコンゴムやエチレンプロピレンゴム等の様々なゴム材料が提案されている。
このように構成された研磨ヘッド102を用いて、ラバー膜103の下面部でバッキングパッド113を介してワークWを保持するとともに、テンプレート114でワークWのエッジ部を保持し、中板105を押圧して定盤108の上面に貼り付けられた研磨布109にワークWを摺接させて研磨する。
特開平5−69310号公報 特開2005-7521号公報
このような、ラバー膜103にワークWを保持する研磨ヘッド102を用いてワークWの研磨を行う事により、ワークW全体の平坦性及び研磨代均一性が向上する場合もあったが、ラバー膜103の材質や、同じ材質でも製造ロットが異なった場合に平坦性及び研磨代均一性が低下し、安定したワークWの平坦度が得られないという問題があった。
本発明は前述のような問題に鑑みてなされたもので、ワークWの研磨において、安定して一定の平坦性が得られる研磨ヘッドの製造方法及び研磨装置を提供する事を目的とする。
上記目的を達成するために、本発明によれば、少なくとも、環状の剛性リングと、該剛性リングに均一の張力で接着されたラバー膜と、前記剛性リングに結合され、前記ラバー膜と前記剛性リングとともに空間部を形成する中板と、前記空間部の圧力を変化させる圧力調整機構とを具備し、前記ラバー膜の下面部にワークの裏面を保持し、該ワークの表面を定盤上に貼り付けた研磨布に摺接させて研磨する研磨ヘッドの製造方法であって、少なくとも、前記ラバー膜を剛性リングに接着する前に、該ラバー膜のJIS K6251に準拠した引張試験を行い、歪が5%以内の応力―歪曲線を線形近似して得られる傾きの値が10MPa以下となるものを選別する工程を含み、該選別された前記傾きの値が10Mpa以下となるラバー膜を用いて前記剛性リングに接着して研磨ヘッドを製造することを特徴とする研磨ヘッドの製造方法を提供する(請求項1)。
このように、少なくとも、前記ラバー膜を剛性リングに接着する前に、該ラバー膜のJIS K6251に準拠した引張試験を行い、歪が5%以内の応力―歪曲線を最小二乗法による線形近似して得られる傾きの値が10MPa以下となるものを選別する工程を含み、該選別された前記傾きの値が10Mpa以下となるラバー膜を用いて前記剛性リングに接着して研磨ヘッドを製造すれば、ワークを研磨する際に、ラバー膜の材質の種類や、ラバー膜の材料のロット間で発生する研磨代均一性のばらつきを抑制することができ、安定して良好な平坦性を確保できる研磨ヘッドを製造することができる。
このとき、前記保持するワークは、直径が300mm以上のシリコン単結晶ウェーハであることができる(請求項2)。
このように、前記保持するワークが、直径が300mm以上のような大直径のシリコン単結晶ウェーハであっても、本発明によりワークの全面にわたってより均一の押圧力で研磨することができ、良好な平坦性を確保することができる。
また、本発明は、少なくとも、定盤上に貼り付けられた研磨布と、該研磨布上に研磨剤を供給するための研磨剤供給機構と、ワークを保持するための研磨ヘッドを具備し、前記研磨ヘッドでワークの裏面を保持して前記ワークの表面を研磨する研磨装置であって、前記研磨ヘッドは、少なくとも、環状の剛性リングと、該剛性リングに均一の張力で接着されたラバー膜と、前記剛性リングに結合され、前記ラバー膜と前記剛性リングとともに空間部を形成する中板と、前記空間部の圧力を変化させる圧力調整機構とを具備し、前記ラバー膜は、該ラバー膜のJIS K6251に準拠した引張試験で得られる歪が5%以内の応力―歪曲線を線形近似して得られる傾きの値が10MPa以下となるゴム材料で形成され、前記研磨布のヤング率は3.5MPa以下であり、前記圧力調整機構で前記空間部の圧力を制御しつつ、前記ワークの表面を前記定盤上に貼り付けた前記研磨布に摺接させて研磨するものであることを特徴とする研磨装置を提供する(請求項3)。
このように、前記研磨ヘッドは、少なくとも、環状の剛性リングと、該剛性リングに均一の張力で接着されたラバー膜と、前記剛性リングに結合され、前記ラバー膜と前記剛性リングとともに空間部を形成する中板と、前記空間部の圧力を変化させる圧力調整機構とを具備し、前記ラバー膜は、該ラバー膜のJIS K6251に準拠した引張試験で得られる歪が5%以内の応力―歪曲線を線形近似して得られる傾きの値が10MPa以下となるゴム材料で形成され、前記研磨布のヤング率は3.5MPa以下であり、前記圧力調整機構で前記空間部の圧力を制御しながら、前記ワークの表面を前記定盤上に貼り付けた前記研磨布に摺接させて研磨するものであれば、ラバー膜の材質の種類や、ラバー膜の材料のロット間で発生する研磨代均一性のばらつきを抑制でき、安定して良好な平坦性を確保してワークを研磨することができる。
このとき、前記研磨するワークは、直径が300mm以上のシリコン単結晶ウェーハであることができる(請求項4)。
このように、前記研磨するワークが、直径が300mm以上のような大直径のシリコン単結晶ウェーハであっても、本発明の前記研磨ヘッドで保持して研磨することによって、ワークの全面にわたってより均一の押圧力で研磨することができ、良好な平坦性を確保することができる。
本発明では、少なくとも、ラバー膜を剛性リングに接着する前に、該ラバー膜のJIS K6251に準拠した引張試験を行い、歪が5%以内の応力―歪曲線を線形近似して得られる傾きの値が10MPa以下となるものを選別する工程を含み、該選別された前記傾きの値が10MPa以下となるラバー膜を用いて剛性リングに接着して研磨ヘッドを製造するので、ワークを研磨する際に、ラバー膜の材質の種類や、ラバー膜の材料のロット間で発生する研磨代均一性のばらつきを抑制することができ、安定して良好な平坦性を確保できる研磨ヘッドを製造することができる。
また、本発明に係る研磨装置は、少なくとも、定盤上に貼り付けられた研磨布と、該研磨布上に研磨剤を供給するための研磨剤供給機構と、上述した本発明に係る製造方法で製造した研磨ヘッドを具備し、前記研磨布のヤング率は3.5MPa以下であり、ワークの表面を前記定盤上に貼り付けた前記研磨布に摺接させて研磨するものなので、ラバー膜の材質の種類や、ラバー膜の材料のロット間で発生する研磨代均一性のばらつきを抑制でき、安定して良好な平坦性を確保してワークを研磨することができる。
以下、本発明について実施の形態を説明するが、本発明はこれに限定されるものではない。
従来の研磨ヘッドを用い、ラバー膜にワークを保持してワークの研磨を行った際、該研磨ヘッドのラバー膜の材料であるゴムの種類の違いや、同じ種類のゴムでもロットが異なることで、研磨特性にばらつきが生じて良好な平坦性が得られないという問題があった。
しかも、このような研磨特性のばらつきは、ラバー膜の材料であるゴムの原料ロットの硬度や引張り強度等の物性値等から予測する事は困難であった。
そこで、本発明者らは、このような問題が生じる原因について鋭意実験及び検討を行った。
その結果、本発明者らは、以下のことを見出した。
すなわち、ラバー膜の材料として使用するゴムの種類、硬度、及び引張り強度とは関係なく、歪が5%以下の微小な変形に対する応力が小さいゴム材料を用いることで、良好な研磨代均一性が得られることが分かった。すなわち、研磨ヘッドのラバー膜として、微小変形時の応力が小さいラバー膜を用いてワークを研磨することで、ワークの全面にわたって均一の押圧力によって研磨することができることが分かった。さらに、テンプレートを有する研磨ヘッドを用いてワークを研磨する際、テンプレートの下端面の高さとワークの下端面の高さの僅かな差によって生じるワーク外周部の圧力分布が緩和され、その結果として研磨代均一性が良好となることを見出した。
そこで、本発明者らは、更に鋭意実験及び検討を行い、ラバー膜として使用されるゴム材料の微小変形時の応力の数値化を行い、それらのゴム材料における研磨特性を調査し、最適化を行い、本発明を完成させた。
図1に、本発明に係る研磨ヘッドおよび研磨装置の一例を示す。
図1に示すように、研磨装置1は研磨ヘッド2、定盤8を有している。定盤8は円盤形状であり、上面にワークWを研磨する研磨布9が貼付されている。そして、定盤8の下部には駆動軸11が垂直に連結され、その駆動軸11の下部に連結された定盤回転モータ(不図示)によって回転するようになっている。
この定盤8の上方に、研磨ヘッド2が設置されている。研磨ヘッド2は、環状の剛性リング4と剛性リング4に均一の張力で接着され、下面が平坦であるラバー膜3と剛性リング4に、例えばボルト等で連結された中板5とを備える。この剛性リング4と、ラバー膜3と、中板5とによって、密閉された空間部6が形成されている。
また、研磨ヘッド2は、その軸周りに回転可能となっている。
ここで、剛性リング4の材質は、特に限定されることはないが、例えばSUS(ステンレス)等の剛性材料とすることができる。また、中板の材質、形状等は特に限定されず、空間部6が形成できるものであれば良い。
またここで、ラバー膜3の厚さは、特に限定されることはないが、例えば1mm程度とすることができる。
ここで、本発明に係る研磨装置の研磨ヘッドに用いられるラバー膜は、以下に記述するような特性を持つものが用いられる。
図2(A)にJIS K6251に準拠した引張試験で得られたラバー膜の応力―歪曲線の一例を示す。図2(B)は、図2(A)の応力―歪曲線の歪が5%以内の部分を拡大したものである。ここで、図2(B)のような、歪が5%以内の応力―歪曲線を最小二乗法による線形近似して得られた直線は、応力=a×歪+bで表わされる。
本発明では、この直線の傾きaが10MPa以下となるようなラバー膜が用いられる。
また、図1に示すように、定盤8の上方に研磨用のスラリーを供給するための研磨スラリー供給手段10を具備する。
またこのとき、ラバー膜3の下面部の周辺部には、研磨中にワークWが外れないようにワークWのエッジ部を保持するための環状のテンプレート14を配設することができる。この場合、テンプレート14は、剛性リング4と同心となるようにし、ラバー膜3の下面部の外周部に沿って、下方に突出するように配設することができる。
ここで、テンプレート14の下端面の高さは、保持されたワークWの下端面の高さと同じか、あるいはワークWの下端面の高さよりも、例えば10μm程度僅かに下方に突出しているようにすることができる。
このように、テンプレート14を配設すれば、ワーク外周部の圧力分布を緩和することができ、ワーク外周部の過研磨が防止され、ワークの研磨代均一性を向上することができる。
また、テンプレート14は、その外径が少なくとも剛性リング4の内径よりも大きいもので、かつ、その内径が剛性リング4の内径よりも小さいものとすることができる。
このようにすれば、ワーク全面にかかる押圧力をより均一にして研磨することができる。
またここで、テンプレート14の材質は、ワークWを汚染せず、かつ、キズや圧痕をつけないために、ワークWよりも柔らかく、研磨中に研磨布9と摺接されても磨耗しにくい、耐磨耗性の高い材質であることが好ましい。
また、図1に示すように、研磨装置1は、研磨ヘッド2の空間部6の圧力を変化させる圧力調整機構7を具備している。
そして、中板5の中央には圧力調整機構7に連通する圧力調整用の貫通孔12が設けられており、圧力調整機構7により加圧流体を供給するなどして空間部6の圧力を調整することができるようになっている。
また、中板5を研磨布9に押圧する手段を有している(不図示)。
またこのとき、ラバー膜3の下面にバッキングパッド13を貼設することができる。バッキングパッド13は、水を含ませてワークWを貼りつけ、ラバー膜3のワーク保持面にワークWを保持するものである。ここで、バッキングパッド13は、例えば発泡ポリウレタン製とすることができる。このようなバッキングパッド13を設けて水を含ませる事で、バッキングパッド13に含まれる水の表面張力によりワークWを確実に保持することができる。
また、定盤8の上面に貼付されている研磨布9は、ヤング率が3.5MPa以下の軟質なものが使用される。本発明に係る研磨ヘッド2とヤング率が3.5MPa以下の軟質な研磨布9を組み合わせて使用することで、ワークWと研磨布9間の接触圧力分布をより確実に緩和させることができ、ワークWの研磨代均一性をより確実に向上することができる。
なお、図1ではテンプレート14が直接ラバー膜3に接着される態様を示したが、本発明は、テンプレート14がラバー膜3にバッキングパッド13等を介して接着される場合を排除するものではない。
このように構成された研磨装置1を用いて、図示しない中板押圧手段により中板5を定盤8上に貼り付けられた研磨布9の方向に押圧し、研磨剤供給機構10を介して研磨剤を供給しながら、ワークWを研磨布9に摺接してワークWの表面を研磨するものとなっている。ここで、中板押圧手段は、例えば、エアシリンダーなど用いて中板5を全面にわたって均一の圧力で押圧できるものが好ましい。
このように、本発明に係る研磨装置1を用いてワークWを研磨すれば、ラバー膜3の材質の種類や、ラバー膜3の材料のロット間で発生する研磨代均一性のばらつきを抑制することができ、安定して良好な平坦性を確保してワークWを研磨することができる。
また、テンプレート14の下端面の高さとワークWの下端面の高さの僅かな差によって生じるワークWの外周部の圧力分布を緩和することができる。従って、ワークWの厚さやテンプレート14の厚さがある程度ばらついている場合であっても、ワークWに加わる押圧力を全面にわたって均一に保って研磨を行うことができる。その結果、ワークWの研磨代均一性が良好な研磨を行うことができる。
このとき、研磨するワークは、直径が300mm以上のシリコン単結晶ウェーハであることができる。
このように、研磨するワークが、直径が300mm以上のような大直径のシリコン単結晶ウェーハであっても、本発明の研磨ヘッドで保持して研磨することによって、ワークの全面にわたってより均一の押圧力で研磨することができ、良好な平坦性を確保することができる。
次に、本発明に係る研磨ヘッドの製造方法について説明する。
本発明に係る製造方法で製造する研磨ヘッドは、例えば図1に示すように、少なくとも、環状の剛性リング4と、該剛性リング4に均一の張力で接着されたラバー膜3と、剛性リング4に結合され、ラバー膜3と剛性リング4とともに空間部6を形成する中板5と、空間部6の圧力を変化させる圧力調整機構7とを具備する構成となっている。
本発明に係る研磨ヘッドの製造方法は、以下に示すような、少なくとも、ラバー膜3を選別する工程を含んでいる。
まず、ラバー膜3に対して、JIS K6251に準拠した引張試験を行い、図2(A)に示すような応力―歪曲線を得る。そして、この応力―歪曲線から、図2(B)に示すような、歪が5%以内の応力―歪曲線を抽出し、抽出した曲線を最小二乗法による線形近似して直線を得る。この直線は、応力=a×歪+bで表わされる。
そして、この直線の傾きaの値が10MPa以下となるようなラバー膜3を選別する。
このようにして選別したラバー膜3を用いて、剛性リング4に均一の張力で接着する。
ここで、ラバー膜3の選別は、ラバー膜3だけを形成する前のゴム材料の段階で行うこともでき、とにかく、ラバー膜3を剛性リング4に接着する前に行えば良い。
このように、少なくとも、ラバー膜3を剛性リング4に接着する前に、該ラバー膜3のJIS K6251に準拠した引張試験を行い、歪が5%以内の応力―歪曲線を線形近似して得られる傾きの値が10MPa以下となるものを選別する工程を含み、該選別された前記傾きの値が10MPa以下となるラバー膜3を用いて剛性リング4に接着して研磨ヘッド2を製造すれば、ワークWを研磨する際に、ラバー膜3の材質の種類や、ラバー膜3の材料のロット間で発生する研磨代均一性のばらつきを抑制することができ、安定して良好な平坦性を確保できる研磨ヘッド2を製造することができる。
次に、剛性リング4と中板5とを結合し、該剛性リング4と、中板5と、剛性リング4に接着されたラバー膜3とで空間部6を形成する。そして、圧力調整機構7を中板5の上方に配設する。これらの工程は、従来と同様の方法で行うことができる。
このとき、ラバー膜3の下面部の周辺部には、研磨中にワークWが外れないようにワークWのエッジ部を保持するための環状のテンプレート14を配設することができる。この場合、テンプレート14は、剛性リング4と同心となるようにし、ラバー膜3の下面部の外周部に沿って、下方に突出するように配設することができる。
ここで、テンプレート14の下端面の高さは、保持された時のワークWの下端面の高さと同じか、あるいはワークWの下端面の高さよりも、例えば10μm程度僅かに下方に突出しているようにすることができる。
このように、テンプレート14を配設すれば、ワーク外周部にかかる過剰な圧力分布を緩和することができ、ワークの研磨代均一性を向上することができる研磨ヘッドとすることができる。
またここで、テンプレート14は、その外径が少なくとも剛性リング4の内径よりも大きいもので、かつ、その内径が剛性リング4の内径よりも小さいものとすることができる。
このようにすれば、ワーク全面にかかる押圧力をより均一にして研磨することができる研磨ヘッドとすることができる。
またここで、テンプレート14の材質は、ワークWを汚染せず、かつ、キズや圧痕をつけないために、ワークWよりも柔らかく、研磨中に研磨布9と摺接されても磨耗しにくい、耐磨耗性の高い材質のものを用いるのが好ましい。
このとき、ラバー膜3の下面に、例えば発泡ポリウレタン製のバッキングパッド13を貼設することができる。このようなバッキングパッド13を設けて水を含ませる事で、バッキングパッド13に含まれる水の表面張力によりワークWを確実に保持することができる研磨ヘッドとすることができる。
またこのとき、保持するワークは、直径が300mm以上のシリコン単結晶ウェーハであることができる。
このように、保持するワークが、直径が300mm以上のような大直径のシリコン単結晶ウェーハであっても、本発明によりワークの全面にわたってより均一の押圧力で研磨することができ、良好な平坦性を確保することができる。
以下、本発明の実施例を示して本発明をより具体的に説明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。
(実施例1)
図1に示すような研磨ヘッドを本発明に係る製造方法で製造し、その研磨ヘッドを具備した研磨装置でシリコン単結晶ウェーハを研磨し、研磨したワークの研磨代均一性を評価した。
まず、ラバー膜の選別を行うために、ラバー膜用のゴム材料として、JIS K6253に準拠したゴム硬度で硬度規格80°のエチレンプロピレンジエンゴム(EPDM)の2種類のロットA及びBと(以降、EPDM80°A及びEPDM80°Bと略す)、シリコーンゴムで硬度規格70、80、90°の3種類(以降、シリコーン70°、シリコーン80°、シリコーン90°と略す)を準備した。そして、これら5種類のゴム材料について、JIS K6251引張り試験を行い、応力−歪曲線の測定を実施した。
表1にその結果を示す。また、得られた応力−歪曲線の結果を図3(A)に示す。そして、図3(B)に示すような、図3(A)の5%歪までの応力―歪曲線を用いて、応力=a×歪+bにて線形近似を行い、傾きaの値を求めた。
その結果を図4に示す。図4に示すように、同一の種類のゴム材料を用いてもロットの違いにより、傾きaの値が異なっていることが分かる。そして、EPDM80°B、シリコーン70°、シリコーン80°のゴム材料は、傾きaの値が10MPa以下であることが分かる。
このようにして、ラバー膜のゴム材料を選別し、傾きaの値が10MPa以下である、EPDM80°B、シリコーン70°、シリコーン80°を用いて3つの研磨ヘッドを以下のようにして製造した。
まず、上部を中板に閉塞されたSUS製の外径が360mmの環状の剛性リングの外周に、傾きaの値が10MPa以下の3種類のゴム材料(EPDM80°B、シリコーン70°、シリコーン80°)にて厚さ1mmのラバー膜を均一の張力で貼り付けた。
また、それぞれの研磨ヘッドのラバー膜のワーク保持面に、バッキングパッドを貼設し、該バッキングパッドの表面に外径355mm、内径302mmのガラスエポキシ積層板のテンプレートを貼り付けた市販のテンプレートアセンブリを両面テープにて貼りつけた。また、シリコーンゴムで成型したラバー膜の表面は、両面テープとの接着性を向上する目的で数μm程度の薄いポリウレタン膜のコーティング処理を施した。また、テンプレートは、テンプレートの下面位置が、ワークの下面位置よりも僅かに突出するように、厚み787μmの市販のテンプレートアセンブリを用いた。
このような本発明に係る研磨ヘッドの製造方法で製造した研磨ヘッドを備えた、図1に示すような研磨装置を用いて、ワークWとして直径300mm、厚さ775μmのシリコン単結晶ウェーハの研磨を行った。なお、使用したシリコン単結晶ウェーハは、その両面には予め一次研磨を施し、エッジ部にも研磨を施したものである。また、定盤には直径800mmのものを使用し、研磨布には不織布にウレタンを含浸させたタイプを用い、ヤング率が3.5MPa以下である2.2MPaのものを用いた。
そして、研磨の際には、研磨剤としてコロイダルシリカを含有するアルカリ溶液を使用し、研磨ヘッドと定盤はそれぞれ31、29rpmで回転させた。ワークWの研磨荷重(押圧力)は15KPaとした。研磨時間を3分とした。
このようにして研磨を行ったワークについて研磨代均一性及び研磨時の研磨圧力分布について評価した。なお研磨代均一性は、平坦度測定器で研磨前後のワークの厚さをウェーハの直径方向について、平坦度保証エリアとして最外周部2mm幅を除外した領域について測定し、厚みの差分をとることで求められ、研磨代均一性(%)=(直径方向の最大研磨代−直径方向の最小研磨代)/直径方向の平均研磨代の式で表される。
図5に、ラバー膜のゴム材料としてEPDM80°Bを用いた研磨ヘッドで研磨されたウェーハの半径方向で中心から120〜148mmの範囲の研磨圧力分布を示す。圧力分布は、各位置での研磨代を、各位置での研磨代/平均研磨代×研磨荷重(15MPa)で換算して求めた。
図5に示すように、傾きaの値が10MPaより大きい、後述する比較例のゴム材料のラバー膜を用いた研磨ヘッドに比べ、ワークWの外周部分の圧力低下が抑制され、研磨圧力分布の均一性が良好であることが分かる。
また、図6に、研磨代均一性の結果を示す。
図6に示すように、EPDM80°B、シリコーン70°、シリコーン80°を材料としたラバー膜を用いた研磨ヘッドを具備した研磨装置で研磨することで、後述の比較例の結果に比べて研磨代均一性が改善され、10%以下と良好な結果となることが分かった。
このことにより、本発明に係る製造方法で製造した研磨ヘッドを具備した、本発明の研磨装置を用いれば、ワークを研磨する際に、ラバー膜の材質の種類や、ラバー膜の材料のロット間で発生する研磨代均一性のばらつきを抑制することができ、安定して良好な平坦性を確保できることが確認できた。
(実施例2)
研磨布として、ヤング率が3.2MPaのものを用いた以外、実施例1と同様な方法で、EPDM80°Bをラバー膜の材料として使用したものを用いた研磨ヘッドのみを製造し、その研磨ヘッドを具備した研磨装置でシリコン単結晶ウェーハを研磨し、研磨代均一性を評価した。
その結果を図7に示す。図7に示すように、後述の比較例の結果に比べて研磨代均一性が改善され、10%以下と良好な結果となることが分かった。
そして、図7に示すように、研磨布のヤング率が3.5MPa以下の場合において、研磨代均一性が10%以下と良好な結果となっていることが分かった。
(比較例)
実施例1において、5%歪までの応力―歪曲線を応力=a×歪+bにて線形近似を行い求めた傾きaの値が10MPaより大きいゴム材料、すなわち、EPDM80°A及びシリコン90°をラバー膜の材料として使用して研磨ヘッドを製造した以外、実施例1と同様な条件でシリコン単結晶ウェーハを研磨し、研磨後のウェーハの研磨代均一性及び研磨時の研磨圧力分布を評価した。
図5に研磨圧力分布の結果を示す。図5に示すように、傾きaの値が10MPa以下となるラバー膜を選別した実施例1の結果と比較すると、ワークの外周部分の圧力低下がより顕著になり、研磨圧力分布の均一性が低下していることが分かる。
図6に研磨代均一性の結果を示す。図6に示すように、実施例1の結果と比較して研磨代均一性が悪化していることが分かる。
このことにより、従来の研磨装置を用いてワークを研磨する際、ラバー膜の材質や、同じ材質でも製造ロットが異なった場合に、研磨代均一性にバラツキが発生し、安定したワークの平坦度が得られないことが確認できた。
次に、研磨布として、ヤング率が4.5MPaのものを使用した以外、実施例2と同様な条件でシリコン単結晶ウェーハを研磨し、研磨後のウェーハの研磨代均一性を評価した。
その結果を図7に示す。図7に示すように、研磨代均一性は実施例2の結果と比較して悪化しているのが分かる。すなわち、ラバー膜として、歪が5%以内の応力―歪曲線を線形近似して得られる傾きの値が10MPa以下となるものを選別した本発明の研磨ヘッドで、研磨代均一性を改善できるが、これを研磨装置に配置して研磨する場合、定盤に貼付される研磨布はヤング率が3.5MPa以下である必要がある。
Figure 2010010213
なお、本発明は、上記実施形態に限定されるものではない。上記実施形態は例示であり、本発明の特許請求の範囲に記載された技術的思想と実質的に同一な構成を有し、同様な作用効果を奏するものは、いかなるものであっても本発明の技術的範囲に包含される。
例えば、本発明に係る製造方法で製造する研磨ヘッドは、図1に示した態様に限定されず、例えば中板の形状等は適宜設計すればよい。
また、研磨装置の構成も図1に示したものに限定されず、例えば、本発明に係る製造方法で製造した研磨ヘッドを複数備えた研磨装置とすることもできる。
本発明に係る研磨装置の一例を示した概略図である。 本発明に係る研磨ヘッドの製造方法において得られる応力―歪曲線の一例を示したグラフである。(A)全ての応力―歪曲線。(B)歪が5%以内の応力―歪曲線。 実施例1のラバー膜の選別工程における、応力―歪曲線を示すグラフである。(A)全ての応力―歪曲線。(B)歪5%以内の応力―歪曲線。 実施例1のラバー膜の選別工程における、歪が5%以内の応力―歪曲線を線形近似し得られた傾きの値の結果を示す図である。 実施例1、比較例における、研磨圧力分布の結果を示す図である。 実施例1、比較例における、研磨代均一性の結果を示す図である。 実施例2、比較例における、研磨代均一性の結果を示す図である。 従来の研磨ヘッドの一例を示す概略図である。 従来の片面研磨装置の一例を示す概略図である。
符号の説明
1…研磨装置、2…研磨ヘッド、3…ラバー膜、
4…剛性リング、5…中板、6…空間部、
7…圧力調整機構、8…定盤、9…研磨布、10…研磨剤供給機構、
11…駆動軸、12…貫通孔、13…バッキングパッド、
14…テンプレート。

Claims (4)

  1. 少なくとも、環状の剛性リングと、該剛性リングに均一の張力で接着されたラバー膜と、前記剛性リングに結合され、前記ラバー膜と前記剛性リングとともに空間部を形成する中板と、前記空間部の圧力を変化させる圧力調整機構とを具備し、前記ラバー膜の下面部にワークの裏面を保持し、該ワークの表面を定盤上に貼り付けた研磨布に摺接させて研磨する研磨ヘッドの製造方法であって、少なくとも、
    前記ラバー膜を剛性リングに接着する前に、該ラバー膜のJIS K6251に準拠した引張試験を行い、歪が5%以内の応力―歪曲線を線形近似して得られる傾きの値が10MPa以下となるものを選別する工程を含み、該選別された前記傾きの値が10MPa以下となるラバー膜を用いて前記剛性リングに接着して研磨ヘッドを製造することを特徴とする研磨ヘッドの製造方法。
  2. 前記保持するワークは、直径が300mm以上のシリコン単結晶ウェーハであることを特徴とする請求項1に記載の研磨ヘッドの製造方法。
  3. 少なくとも、定盤上に貼り付けられた研磨布と、該研磨布上に研磨剤を供給するための研磨剤供給機構と、ワークを保持するための研磨ヘッドを具備し、前記研磨ヘッドでワークの裏面を保持して前記ワークの表面を研磨する研磨装置であって、
    前記研磨ヘッドは、少なくとも、環状の剛性リングと、該剛性リングに均一の張力で接着されたラバー膜と、前記剛性リングに結合され、前記ラバー膜と前記剛性リングとともに空間部を形成する中板と、前記空間部の圧力を変化させる圧力調整機構とを具備し、前記ラバー膜は、該ラバー膜のJIS K6251に準拠した引張試験で得られる歪が5%以内の応力―歪曲線を線形近似して得られる傾きの値が10MPa以下となるゴム材料で形成され、前記研磨布のヤング率は3.5MPa以下であり、前記圧力調整機構で前記空間部の圧力を制御しつつ、前記ワークの表面を前記定盤上に貼り付けた前記研磨布に摺接させて研磨するものであることを特徴とする研磨装置。
  4. 前記研磨するワークは、直径が300mm以上のシリコン単結晶ウェーハであることを特徴とする請求項3に記載の研磨装置。




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