JP2001113457A - 化学機械研磨方法および半導体集積回路装置の製造方法 - Google Patents

化学機械研磨方法および半導体集積回路装置の製造方法

Info

Publication number
JP2001113457A
JP2001113457A JP29499999A JP29499999A JP2001113457A JP 2001113457 A JP2001113457 A JP 2001113457A JP 29499999 A JP29499999 A JP 29499999A JP 29499999 A JP29499999 A JP 29499999A JP 2001113457 A JP2001113457 A JP 2001113457A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wafer
thin film
polishing
chemical mechanical
mechanical polishing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP29499999A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Kimura
剛 木村
Toshiya Saito
俊哉 斎藤
Hidefumi Ito
秀文 伊藤
Yorio Takada
頼生 高田
Hiroki Nezu
広樹 根津
Masabumi Kanetomo
正文 金友
Kikuo Fukushima
喜久男 福島
Yasuhiro Hosoda
保弘 細田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP29499999A priority Critical patent/JP2001113457A/ja
Publication of JP2001113457A publication Critical patent/JP2001113457A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)
  • Mechanical Treatment Of Semiconductor (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 半導体ウエハ上に堆積した絶縁膜や金属膜を
化学機械研磨する際のウエハ面内における研磨量の均一
性を向上させる。 【解決手段】 ウエハ1を保持する研磨ヘッド104と
ウエハ1との間に流体圧の印加によって伸長する弾性材
料からなる加圧用薄膜112を介在させ、この加圧用薄
膜112を介してウエハ1に流体圧を印加しながら、ウ
エハ1を研磨定盤102に押し付けて研磨を行う化学機
械研磨方法であり、加圧用薄膜112がウエハ1の主面
に対して垂直な方向に伸長する距離をδとしたとき、前
記距離δが次式 δ=(k・p・a4 )/(E・t3 ) (式中、kは定数、pは薄膜に印加する流体圧、a、
E、tは薄膜の引張り弾性率、厚さおよび半径を表す)
となるように、流体圧を加圧用薄膜112に印加する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体集積回路装
置の製造技術に関し、特に、半導体ウエハ上に堆積した
絶縁膜や金属膜の表面を平坦化する化学機械研磨(Chem
ical MechanicalPolishing ;CMP)技術に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】近年、LSIの高集積化、高性能化に伴
う新たな微細加工技術として、化学機械研磨法が導入さ
れている。この技術については、例えば米国特許No.
4944836号に開示されている。
【0003】化学機械研磨法は、研磨パッドを貼り付け
た研磨定盤にウエハの主面を押し付けて摺動させ、ウエ
ハ上に堆積された絶縁膜や金属膜をスラリによって研磨
する技術である。この場合、絶縁膜や金属膜の表面段差
は高々2μm 程度と小さいため、制御すべき研磨量の精
度は0.1μm 以下であることが要求され、かつウエハ
の全面に亘って均一に研磨することが要求される。
【0004】ウエハ上に堆積した絶縁膜や金属膜をウエ
ハの全面に亘って均一に研磨するためには、ウエハの主
面全体を研磨パッドに対して均一な圧力で押し付ける必
要がある。その方法として、例えば特開昭63−114
874号公報に記載されているように、ウエハを保持す
る研磨ヘッドに剛性の高い板材(剛性板)を設け、この
剛性板を使ってウエハを研磨パッドに押し付ける方法が
提案されている。
【0005】しかし、この方法では素子や配線の疎密な
どに起因してウエハの主面に局所的な段差が生じている
場合、ウエハの全面に均一な圧力を加えることが困難で
あり、ウエハ上の膜厚の厚い箇所に圧力が集中するため
に均一な研磨が行なえない。また、研磨中はウエハを自
公転および揺動させるため、ウエハの主面には様々な力
が加わる。そのため、研磨中に均一な研磨圧力を維持す
ることが難く、高い精度で均一な研磨量を得ることは困
難である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明者らは、研磨ヘ
ッドに剛性板を取り付けた化学機械研磨装置の上記欠点
を改善するために、剛性板とウエハとの間に伸縮性を有
する高分子弾性材料からなる薄膜を挟み、この薄膜を介
して圧縮空気の圧力をウエハに印加する、いわゆる空気
加圧方式を採用した研磨ヘッドの導入を検討している。
【0007】しかし、上記のような空気加圧方式の研磨
ヘッドを採用した場合、高分子材料からなる薄膜の機械
的剛性や伸長量によって、特にウエハの外周部の研磨速
度が微妙に変動するという問題が生じる。また、ウエハ
の処理枚数が増えるに従って後述するリテーナ材料の摩
耗が進行するために、ウエハ面内における研磨量の均一
性が次第に低下するという問題が生じる。
【0008】本発明の目的は、ウエハ上に堆積した絶縁
膜や金属膜を化学機械研磨する際に、ウエハ面内におけ
る研磨量の均一性を向上させることのできる技術を提供
することにある。
【0009】本発明の前記ならびにその他の目的と新規
な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかに
なるであろう。
【0010】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、
次のとおりである。
【0011】本発明の化学機械研磨法は、ウエハを保持
する研磨ヘッドと前記ウエハとの間に流体圧の印加によ
って伸長する弾性材料からなる薄膜を介在させ、前記薄
膜を介して前記ウエハに流体圧を印加しながら、前記ウ
エハを研磨定盤に押し付けて研磨を行う際、前記薄膜が
前記ウエハの主面に対して垂直な方向に伸長する距離を
δとしたときに、前記距離δが次式 δ=(k・p・a4 )/(E・t3 ) (式中、kは定数、pは薄膜に印加する流体圧、a、
E、tは薄膜の引張り弾性率、厚さおよび半径を表す)
となるように、前記流体圧を前記薄膜に印加するもので
ある。
【0012】ウエハを研磨定盤に押し付けて研磨する際
にウエハ面内に厚さの分布があると、厚い部分に厚み偏
差分に相当する余計な変形応力が加わる。通常、研磨速
度は加圧力に比例するため、上記のような変形応力が加
わるとウエハ面内に主圧力に対する応力偏差分の研磨量
分布が生ずる。厚さの分布がウエハの径方向に沿って単
調に変化しているような場合には、研磨ヘッドの支持機
構(球面継手やジャイロ機構)による倣い機能が働くた
め、研磨量の不均一性はある程度緩和される。しかし、
厚さの分布が不連続で局在しているような場合には、上
記した傲い機構では補正できず、研磨量の不均一として
残存することになる。
【0013】また、ウエハ面内に厚さの分布ない場合で
も、研磨パッドとの摺動摩擦力によって研磨パッドの進
入側では圧縮応力が、研磨パッドの退避側では引張り応
力が加わるために研磨圧力の不均一性が生じ、大概の場
合、ウエハの外周部で過剰な研磨が行われ易くなる。実
際は、このような研磨現象に研磨定盤や研磨ヘッドの回
転、研磨ヘッドの揺動などの動作が加わるため、研磨中
のウエハに加わる研磨圧力の分布は極めて複雑となり、
かつ研磨中に絶えず変動する。
【0014】本発明によれば、弾性材料からなる薄膜を
介してウエハに流体圧を印加することにより、ウエハ面
内の厚さ分布による変形応力が自動的に補正される。ま
た、ウエハの外周端近傍と接触する薄膜には変形による
反力が生じ、流体圧よりも小さな圧力しか加わらないた
め、前述したウエハの外周部での過剰な研磨が相殺され
る。これにより、ウエハ全面に亘って均等な圧力分布が
得られるため、ウエハ面内における研磨量の均一性が向
上する。このとき、ウエハの外周端近傍の薄膜に生じる
反力は、薄膜の伸長距離と機械的剛性とでほぼ決定され
るため、ウエハ外周端での研磨量を最適化するために
は、伸長距離および機械的剛性の最適値を見出す必要が
ある。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳細に説明する。なお、実施の形態を説明す
るための全図において、同一の機能を有する部材には同
一の符号を付し、その繰り返しの説明は省略する。
【0016】本発明の一実施の形態であるMOS−LS
Iの製造方法を図1〜図20を用いて工程順に説明す
る。
【0017】まず、図1に示すように、周知のCMOS
プロセスに従い、単結晶シリコンからなる半導体基板
(以下、基板またはウエハという)1に素子分離溝2、
p型ウエル3およびn型ウエル4を形成した後、p型ウ
エル3にnチャネル型MISFETQnを形成し、n型
ウエル4にpチャネル型MISFETQpを形成する。
nチャネル型MISFETQnは、主としてゲート酸化
膜5と、例えば多結晶シリコン膜、WN(窒化タングス
テン)膜およびW(タングステン)膜によって構成され
るゲート電極6と、n型半導体領域(ソース、ドレイ
ン)7とからなる。また、pチャネル型MISFETQ
pは、主としてゲート酸化膜5とゲート電極6とn型半
導体領域(ソース、ドレイン)とからなる。
【0018】次に、基板1上にCVD法で堆積した酸化
シリコン膜9の表面を化学機械研磨(CMP)法によっ
て平坦化した後、酸化シリコン膜9をドライエッチング
することによって、n型半導体領域(ソース、ドレイ
ン)7の上部にコンタクトホール10を形成し、p型半
導体領域(ソース、ドレイン)8の上部にコンタクトホ
ール11を形成する。
【0019】次に、酸化シリコン膜9の上部に第1層目
の配線12〜17を形成する。第1層目の配線12〜1
7は、例えばコンタクトホール10、11の内部および
酸化シリコン膜9の上部にCVD法でTiN膜およびW
膜を堆積した後、これらの膜をドライエッチングするこ
とによって形成する。
【0020】次に、図2に示すように、第1層目の配線
12〜17の上部に膜厚100nm程度の窒化シリコン膜
18、膜厚400nm程度の酸化シリコン膜19、膜厚1
00nm程度の窒化シリコン膜20および膜厚400nm程
度の酸化シリコン膜21を順次堆積する。窒化シリコン
膜18、20は、例えばプラズマCVD法で堆積し、酸
化シリコン膜19、21は、例えばオゾンとテトラエト
キシシラン(TEOS)とをソースガスに用いたプラズ
マCVD法で堆積する。
【0021】次に、図3に示すように、酸化シリコン膜
21の上部に形成したフォトレジスト膜22をマスクに
したドライエッチングにより、酸化シリコン膜21と窒
化シリコン膜20と酸化シリコン膜19の一部とにスル
ーホール23〜26を形成する。スルーホール23〜2
6の径は、例えば250nm以下である。
【0022】次に、フォトレジスト膜22を除去した
後、図4に示すように、スルーホール23〜26の内部
および酸化シリコン膜21の上部に塗布型の反射防止膜
27を形成し、続いて図5に示すように、反射防止膜2
7の上部に形成したフォトレジスト膜28をマスクにし
て反射防止膜27および酸化シリコン膜21をドライエ
ッチングすることにより、スルーホール23の上部に配
線溝30を形成し、スルーホール24、25の上部に配
線溝31を形成し、スルーホール26の上部に配線溝3
2を形成する。このエッチングは、窒化シリコン膜2
0、18をストッパに用い、スルーホール23〜26の
底部の酸化シリコン膜19も同時にエッチングする。
【0023】次に、図6に示すように、フォトレジスト
膜28をマスクにしたドライエッチングにより、配線溝
30〜32の底部の窒化シリコン膜20とスルーホール
23〜26の底部の窒化シリコン膜18とを除去する。
【0024】次に、フォトレジスト膜28およびその下
部に残った反射防止膜27を除去した後、図7に示すよ
うに、酸化シリコン膜21の上部と配線溝30〜32お
よびスルーホール23〜26の内部とに、例えばTa
(タンタル)からなるバリア膜33を形成する。このバ
リア膜33は、次の工程で形成するCu膜が酸化シリコ
ン膜21中に拡散するのを防止し、かつCu膜と酸化シ
リコン膜21との接着性を向上させるために形成する。
バリア膜33は、配線溝30〜32の下部に形成された
スルーホール23〜26の底部も覆わなければならない
ので、基板1との距離が200mmのロングスロー・ス
パッタリング法で堆積する。バリア膜33の膜厚は、例
えば酸化シリコン膜21の上部で50nm程度、配線溝3
0〜32の中央部付近で20nm、スルーホール23〜2
6の側壁で6nm程度である。バリア膜33には、TiN
(窒化チタン)などを使用することもできる。
【0025】次に、図8に示すように、酸化シリコン膜
21の上部と配線溝30〜32およびスルーホール23
〜26の内部とにCuのシード膜(第1金属膜)34を
形成する。シード膜34は、配線溝30〜32の下部に
形成されたスルーホール23〜26の底部も覆わなけれ
ばならないので、基板1との距離が200mmのロング
スロー・スパッタリング法で堆積する。シード膜34の
膜厚は、例えば酸化シリコン膜21の上部で100nm程
度、配線溝30〜32およびスルーホール23〜26の
の内部で4nm程度である。
【0026】次に、図9に示すように、酸化シリコン膜
21の上部と配線溝30〜32およびスルーホール23
〜26の内部とに電気メッキ法で膜厚500nm程度のC
u膜(第2金属膜)35を堆積する。
【0027】次に、図10に示すように、配線溝30〜
32およびスルーホール23〜26の外部のCu膜3
5、シード膜34およびバリア膜33を化学機械研磨法
によって除去することにより、配線溝30〜32および
スルーホール23〜26の内部に埋め込みCu配線36
〜38を形成する。
【0028】図11は、上記Cu膜35の研磨に用いる
化学機械研磨装置の概略図である。この化学機械研磨装
置100は、モータ101によって水平面内で回転駆動
する研磨定盤102を備えている。研磨定盤102の表
面には、多数の気孔を有する合成樹脂を均一に貼り付け
て形成した研磨パッド103が貼り付けてある。研磨定
盤102の上方には、ウエハ(基板)1を保持する研磨
ヘッド104、研磨パッド103の表面とウエハ1の被
研磨面との間に研磨スラリ106を供給するスラリ供給
管107および研磨パッド103の表面を整形(ドレッ
シング)するドレッサ108がそれぞれ設けられてい
る。
【0029】研磨ヘッド104は、モータ105によっ
て水平面内で回転駆動し、かつ研磨定盤102の上方で
上下動するようになっている。この研磨ヘッド104
は、後述する剛性板111とウエハ1との間に設けら
れ、空気圧によって伸長する高分子弾性材料からなる加
圧用薄膜112を介して圧縮空気の圧力をウエハ1に印
加する空気加圧方式を採用している。
【0030】スラリ供給管107から供給される研磨ス
ラリ106としては、例えばアルミナ、シリカなどの砥
粒と過酸化水素水または硝酸第二鉄水溶液などの酸化剤
とを主成分とし、これらを水に分散または溶解させたも
のが使用される。
【0031】研磨パッド103の表面を整形(ドレッシ
ング)するドレッサ108は、モータ109により回転
駆動し、かつ研磨定盤102の上方で上下動するように
なっている。ドレッシング作業は、何枚かのウエハ1の
研磨作業が終了した後(バッチ処理)、または1枚のウ
エハ1の研磨作業が終了する毎に行われる(枚葉処
理)。例えばウエハ1が研磨ヘッド104によって研磨
パッド103に押し付けられ、所定の時間研磨が行われ
ると、研磨ヘッド104が上方に退避移動する。続いて
ドレッサ108が下降移動して研磨パッド103に押し
付けられ、その表面が所定の時間ドレッシングされた
後、ドレッサ108が上方に退避移動する。その後、他
のウエハ1が研磨ヘッド104に取り付けられ、上記研
磨工程が繰り返される。
【0032】図12は、上記研磨ヘッド104の近傍の
拡大図である。研磨ヘッド104の底面には、その厚み
方向に直径2mm程度の通気孔110が多数形成された
金属製の剛性板111が取り付けられている。剛性板1
11の下面には加圧用薄膜112とウエハ保持用のバッ
キングパッド113とを介してウエハ1が保持されてい
る。また、ウエハ1の周囲には、研磨中にウエハ1が研
磨ヘッド104から外れるのを防ぐリテーナ114が設
けられている。加圧用薄膜112は、空気圧の印加によ
って伸長し、空気圧の印加を解除することによって元の
大きさに戻る高分子弾性材料、例えばポリエチレンテレ
フタレートからなる厚さ250nm程度のシートによって
構成されている。また、バッキングパッド113は、例
えばポリウレタン樹脂を含浸させたフェルトシートによ
って構成されている。
【0033】研磨時にウエハ1に加わる圧力は、主とし
て研磨ヘッド104から剛性板111、加圧用薄膜11
2およびバッキングパッド113を通じてウエハ1に伝
えられる。また、圧力補正用の圧縮空気は、研磨ヘッド
104の駆動軸115内に形成された気体供給管116
を通じて供給され、剛性板111に設けられた多数の通
気孔110を通って加圧用薄膜112の上面に達する。
加圧用薄膜112およびバッキングパッド113のそれ
ぞれの中央部分には、上記通気孔110の一部と通じる
複数の孔117、118が設けられている。これらの孔
117、118は、ウエハ1を研磨ヘッド104の下面
に装着する際の真空吸引孔として機能する。
【0034】図13に示すように、上記気体供給管11
6から供給された圧縮空気が剛性板111の通気孔11
0を通って加圧用薄膜112の上面に達すると、剛性板
111とウエハ1との間に介在する加圧用薄膜112
は、ウエハ1を研磨パッド103に押し付けるように距
離(δ)だけ伸長する。しかし、リテーナ114の内周
面からウエハ1の外周部近傍に至る領域の加圧用薄膜1
12には主に曲げ変形による反力が生じるので、この領
域の加圧用薄膜112が距離(δ)だけ伸長することは
ない。従って、ウエハ1の外周部近傍にはそれよりも内
側の領域に比べて圧縮空気の圧力が掛かり難くなる。
【0035】図14(a)は、圧縮空気によってウエハ
1が研磨パッド103に押し付けられる圧力(研磨圧
力)の分布を実験結果に基づいて模式的に表したグラフ
である。図中の一点鎖線aは、加圧用薄膜112を介し
てウエハ1に加わる圧力分布を示している。一方、図中
の太線bは、リテーナ114の内周面とウエハ1の外周
端(エッジ)とのギャップgを10mmまで広げ、加圧
用薄膜112の前述した反力の影響がウエハ1に及ばな
いようにしたときの研磨速度分布を示している。このと
き、研磨パッド103の反力や、研磨摩擦に伴ってウエ
ハ1に生じる曲げモーメントなどの影響から、ウエハ1
の外周部で急峻な研磨速度の上昇が見られた。
【0036】一般に、研磨速度と研磨圧力とはほぼ比例
関係にあることから、太線bは実効的な研磨圧力分布と
見なすことができる。図中の細線cは、上記一点鎖線a
と太線bとを足し合せたときの研磨圧力分布(=研磨速
度分布)の仮想線図である。本発明によれば、均等圧力
におけるウエハ1の外周部の急峻な研磨速度上昇が加圧
用薄膜112の曲げ変形反力に伴う加圧力低下によって
相殺されるため、ウエハ1面内の研磨速度の均一性を大
幅に改善することができる。図14(b)は、20cm
(8インチ)ウエハ上に堆積した酸化シリコン膜を本発
明方法によって研磨したときの研磨速度分布を測定した
ものである。図示のように、酸化膜の研磨においても、
図13(a)の研磨速度均一化モデルが実証された。
【0037】図15は、20cmウエハ上に形成された
酸化シリコン膜の研磨速度の面内不均一性と、加圧用薄
膜112の伸長距離(δ)との関係を実験結果に基づい
て表したグラフである。研磨速度の不均一性は、ウエハ
1の外周端(エッジ)から3mm内側の部分の研磨速度
Roとウエハ1の中央部の研磨速度Riとから、(Ro
−Ri)/Riにより求めた。加圧用薄膜112には、
引張り弾性率E=32000kg/cm2 、厚さ150
μmのポリエチレンテレフタレートのシートを用い、圧
縮空気の圧力、すなわちウエハ1に加わる研磨圧力は
0.35kg/cm2 とした。また、リテーナ114の
内周面とウエハ1の外周端(エッジ)とのギャップgは
1mmとした。なお、距離(δ)の調整は、リテーナ1
14の厚さ(高さ)を調整することによって行った。
【0038】図示のように、研磨速度の不均一性は、距
離(δ)が大きくなるに従って前記図14(a)の線a
に近づき、不均一性はマイナス側(研磨速度が低下する
側)に大きくなる。また、距離(δ)が小さくなるに従
って前記図14(a)の線bに近づき、不均一性はプラ
ス側(研磨速度が増加する側)に大きくなる。この実験
では、伸長距離(δ)が100μmのとき不均一性がな
くなり、実効的に均一な研磨圧力分布が得られた。この
結果、距離(δ)を40μm<δ<160μmの範囲と
することによって、研磨速度の不均一性を±5%以下に
することができた。このように、加圧用薄膜112の伸
長距離(δ)を最適化することにより、ウエハ1の全面
に亘る均一な研磨を実現できることが判った。この最適
伸長距離(δc)は、加圧用薄膜112を構成する材料
の引張り弾性率(E)と厚さ(t)、リテーナ114の
内周径(2a)および圧縮空気の圧力(p)とに関係す
る。
【0039】図16は、E=32000kg/cm2
2a=10cm、p=0.35kg/cm2 としたとき
のδcとtとの関係を調べたものであり、図中○印は実
験値を示している。図中の曲線はδc=k・p・a4
E・t3 の計算値であり、k=4×10-7〜7×10-7
の範囲内で実験値がよく一致することが判った。なお、
研磨パッド103にはIC1000(米国ロデール社商
品名)、研磨スラリ106にはSS225(米国キャボ
ット社商品名)、研磨試料にはCVD(Chemica1 Vapor
Deposition) 法で酸化シリコン膜を約1.2μm堆積し
た20cm(8インチ)ウエハをそれぞれ用いた。研磨
圧力は350g/cm2 、リテーナ114に加わる圧力
は450g/cm2 とした。
【0040】図17は、12.5cm(5インチ)ウエ
ハを用い、図16と同様にδcとtとの関係を調べた結
果を示している。図中の曲線は前記の式(δc=k・p
・a4 /E・t3 )のk値に20cm(8インチ)ウエ
ハでの値(4×10-7〜7×10-7)に(5/8)2
乗じた値を用いて計算したものであり、実測値とよく一
致することが判った。
【0041】図18は、20cm(8インチ)ウエハ上
に堆積した酸化シリコン膜を本発明方法に従って研磨す
るときのウエハ1の外周端(エッジ)とリテーナ114
の内周面とのギャップg(図13参照)を変化させたと
きのウエハ面内における研磨速度の不均一性を測定した
ものである。このとき、加圧用薄膜112には、前記引
張り弾性率E=32000kg/cm2 、厚さ150μ
mのポリエチレンテレフタレートのシートを用い、圧縮
空気の圧力、すなわちウエハ1に加わる研磨圧力は0.
35kg/cm2 とした。また、リテーナ114の内周
面とウエハ1の外周端(エッジ)とのギャップgは0.
2mm〜10mmの範囲で変化させた。
【0042】上記ギャップgが0.2mmよりも小さく
なると、自動ウエハ搬送機でウエハカッセットから取り
出したウエハ1を研磨ヘッド104に装着する際に、搬
送機の位置決め誤差、研磨ヘッド104の位置決め誤
差、リテーナ114の内径寸法誤差、ウエハ1の外径寸
法誤差などによるウエハ1の装着ミスが頻発した。従っ
て、ギャップgの最小値は0.2mm以上とすることが
望ましい。図示のように、ギャップgが大きくなるに従
い、前記図14(a)の太線bで示したウエハ1の外周
部での急峻な研磨速度の上昇が徐々に現れ始め、ウエハ
1の外周部よりも内側の領域で研磨速度のピークが発生
して研磨速度の不均一性が増大した。このとき、ウエハ
1の外周端から3mm内側の領域で研磨測度の不均一性
を5%以下とするためには、ギャップgの最小値を5m
m以下とする必要があることが判った。
【0043】前記の実験で判明したように、ウエハ1の
面内における研磨速度の不均一性は加圧用薄膜112の
伸長距離(δ)によって決定されることから、距離
(δ)を高精度に制御する必要がある。この距離(δ)
の精度はリテーナ114、バッキングパッド113およ
びウエハ1の厚み精度によってほぼ決定される。このう
ち、バッキングパッド113およびウエハ1の厚み精度
は初期の寸法精度によって決定されるが、リテーナ11
4の厚さは研磨を繰り返す度に摩耗し、次第に減少す
る。そのため、研磨速度の均一性が次第に低下する問題
があり、この問題を軽減するためにリテーナ114の材
料として高耐摩耗性の材料を選択する必要があった。
【0044】まず初めに、耐摩耗性の高い酸化シリコン
セラミックでリテーナ114を作成してウエハ1の研磨
を行ったところ、頻度は低いが研磨中にウエハ1がリテ
ーナ114の内周面に当り、ウエハ1の外周端が欠け
る、いわゆるチッピングが発生するという問題が生じ
た。
【0045】図19は、リテーナ114に用いた各種材
料の硬度と上記チッピングの発生数との関係を調べたグ
ラフである。なお、研磨条件は、圧縮空気の圧力を0.
35kg/cm2 とし、リテーナ114の内周面とウエ
ハ1の外周端とのギャップgを3mmとした他は、前記
図18の実験と同一とした。
【0046】図示のように、リテーナ材料の硬度が高く
なるに従ってチッピングが増大した。また、図示はして
いないが、圧縮空気の圧力が小さい程バッキングパッド
113とウエハ1との接触面が滑り易くなり、ウエハ1
の外周端がリテーナ114の内周面に当る頻度が高くな
るためにチッピングが増大する傾向が見られた。この結
果から、研磨条件に依らずチッピングの発生を無くすた
めには、リテーナ材料の硬度をウエハ1の硬度1/10
以下にすることが望ましいことが判った。高分子材料の
硬度、引張り弾性率などの機械的剛性を示す材料定数と
摩耗速度との相関は小さく、密度と熱変形温度とに強い
相関があるという特異的な現象が見出された。
【0047】図20(a)は、高分子材料の密度と摩耗
速度との関係を調べた結果で、低密度材料ほど耐摩耗性
がよく、密度が1.2以下で耐摩耗性のよい材料が多く
存在することが判った。また、図20(b)は高分子材
料の密度とASTM(American Society of Testing Mat
erials) 試験法D648の荷重1.813MPaにおけ
る熱変形温度(絶対温度表示)の積と摩耗速度との関係
を調べたものであり、この積が200〜600の範囲に
耐磨耗性の高い材料が集中することが明らかとなった。
【0048】ちなみに、フッ素樹脂(PDVF)、ポリ
エーテルエーテルケトン(PEEK)、モノマーキャス
トナイロンおよび超高分子ポリエチレンの密度は、1.
78、1.32、1.16、0.95、密度×熱変形温
度は655、553、526、312、摩耗速度比は
1、0.29、0.04、0.03であり、密度が1.
2以下という条件と密度×熱変形温度=200〜600
という条件とが両立する後二者の材料が耐摩耗性に極め
て優れていることが明らかとなった。
【0049】以上、本発明者によってなされた発明を発
明の実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は
前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を
逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでも
ない。
【0050】前記実施の形態では、加圧用薄膜に圧縮空
気を印加する場合について説明したが、加圧用薄膜に圧
力を印加する媒体として、窒素などの不活性ガスや、研
磨スラリに加える酸性水溶液やアルカリ性水溶液などの
液体を用いることも可能である。
【0051】また、前記実施の形態では、Cu膜を化学
機械研磨法で研磨してCu配線を形成する場合について
説明したが、これに限定されるものではなく、例えば溝
を形成したウエハ上に絶縁膜を堆積した後、溝の外部の
絶縁膜を化学機械研磨法で研磨することによって素子分
離溝を形成する場合など、一般に、ウエハ上に堆積した
金属膜や絶縁膜をの表面を平坦化する化学機械研磨方法
に広く適用することができる。
【0052】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち、代
表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば以
下のとおりである。
【0053】本発明によれば、半導体ウエハ上に堆積し
た絶縁膜や金属膜を化学機械研磨する際にウエハ面内に
おける研磨量の均一性を向上させることができるので、
半導体集積回路装置の製造歩留まりが向上し、ウエハ一
枚当たりのチップ取得率を増やすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態であるMOS−LSIの
製造方法を示すウエハの要部断面図である。
【図2】本発明の一実施の形態であるMOS−LSIの
製造方法を示すウエハの要部断面図である。
【図3】本発明の一実施の形態であるMOS−LSIの
製造方法を示すウエハの要部断面図である。
【図4】本発明の一実施の形態であるMOS−LSIの
製造方法を示すウエハの要部断面図である。
【図5】本発明の一実施の形態であるMOS−LSIの
製造方法を示すウエハの要部断面図である。
【図6】本発明の一実施の形態であるMOS−LSIの
製造方法を示すウエハの要部断面図である。
【図7】本発明の一実施の形態であるMOS−LSIの
製造方法を示すウエハの要部断面図である。
【図8】本発明の一実施の形態であるMOS−LSIの
製造方法を示すウエハの要部断面図である。
【図9】本発明の一実施の形態であるMOS−LSIの
製造方法を示すウエハの要部断面図である。
【図10】本発明の一実施の形態であるMOS−LSI
の製造方法を示すウエハの要部断面図である。
【図11】本発明の一実施の形態で使用する化学機械研
磨装置の概略図である。
【図12】図11に示す化学機械研磨装置の研磨ヘッド
近傍を拡大して示す図である。
【図13】図11に示す化学機械研磨装置の研磨ヘッド
近傍をさらに拡大して示す図である。
【図14】(a)は、圧縮空気によってウエハが研磨パ
ッドに押し付けられる圧力(研磨圧力)の分布を実験結
果に基づいて模式的に表したグラフ、(b)は、ウエハ
上に堆積した酸化シリコン膜を研磨したときの研磨速度
分布を示すグラフである。
【図15】ウエハ上に形成された酸化シリコン膜の研磨
速度の面内不均一性と、加圧用薄膜の伸長距離との関係
を示すグラフである。
【図16】加圧用薄膜の伸長距離と厚さとの関係を示す
グラフである。
【図17】加圧用薄膜の伸長距離と厚さとの関係を示す
グラフである。
【図18】ウエハの外周端とリテーナの内周面とのギャ
ップとウエハ面内における研磨速度の不均一性との関係
を示すグラフである。
【図19】リテーナに用いた各種材料の硬度とチッピン
グの発生数との関係を示すグラフである。
【図20】(a)は、各種高分子材料の密度と摩耗速度
との関係を示すグラフ、(b)は、各種高分子材料の
(熱変形温度×密度)の積と摩耗速度との関係を示すグ
ラフである。
【符号の説明】
1 半導体基板(ウエハ) 2 素子分離溝 3 p型ウエル 4 n型ウエル 5 ゲート酸化膜 6 ゲート電極 7 n型半導体領域(ソース、ドレイン) 8 p型半導体領域(ソース、ドレイン) 9 酸化シリコン膜 10、11 コンタクトホール 12〜17 配線 18 窒化シリコン膜 19 酸化シリコン膜 20 窒化シリコン膜 21 酸化シリコン膜 22 フォトレジスト膜 23〜26 スルーホール 27 反射防止膜 28 フォトレジスト膜 30〜32 配線溝 33 バリア膜 34 シード膜(第1金属膜) 35 Cu膜(第2金属膜) 36〜38 埋め込みCu配線 100 化学機械研磨装置 101 モータ 102 研磨定盤 103 研磨パッド 104 研磨ヘッド 105 モータ 106 研磨スラリ 107 スラリ供給管 108 ドレッサ 109 モータ 110 通気孔 111 剛性板 112 加圧用薄膜 113 バッキングパッド 114 リテーナ 115 駆動軸 116 気体供給管 117、118 孔 Qn nチャネル型MISFET Qp pチャネル型MISFET
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 伊藤 秀文 東京都青梅市新町六丁目16番地の3 株式 会社日立製作所デバイス開発センタ内 (72)発明者 高田 頼生 東京都青梅市新町六丁目16番地の3 株式 会社日立製作所デバイス開発センタ内 (72)発明者 根津 広樹 東京都青梅市新町六丁目16番地の3 株式 会社日立製作所デバイス開発センタ内 (72)発明者 金友 正文 東京都国分寺市東恋ヶ窪一丁目280番地 株式会社日立製作所中央研究所内 (72)発明者 福島 喜久男 東京都国分寺市東恋ヶ窪一丁目280番地 株式会社日立製作所中央研究所内 (72)発明者 細田 保弘 東京都国分寺市東恋ヶ窪一丁目280番地 株式会社日立製作所中央研究所内 Fターム(参考) 3C058 AA07 AB04 BA02 BB04 BC01 CB01 DA17

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ウエハを保持する研磨ヘッドと前記ウエ
    ハとの間に流体圧の印加によって伸長する弾性材料から
    なる薄膜を介在させ、前記薄膜を介して前記ウエハに流
    体圧を印加しながら、前記ウエハを研磨定盤に押し付け
    て研磨を行う化学機械研磨方法であって、 前記薄膜が前記ウエハの主面に対して垂直な方向に伸長
    する距離をδとしたとき、前記距離δが次式 δ=(k・p・a4 )/(E・t3 ) (式中、kは定数、pは薄膜に印加する流体圧、a、
    E、tは薄膜の引張り弾性率、厚さおよび半径を表す)
    となるように、前記流体圧を前記薄膜に印加することを
    特徴とする化学機械研磨方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の化学機械研磨方法におい
    て、前記薄膜の直径2aが20cmのとき、前記式の定
    数kは4×10-7〜7×10-7であり、前記薄膜の直径
    2aが20cm以外のとき、前記定数kは4×10-7
    7×10-7に(2a/20)2 を乗じた値であることを
    特徴とする化学機械研磨方法。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載の化学機械研磨方
    法において、前記研磨ヘッドに取り付けられたリテーナ
    の内周面と前記リテーナの内側に保持された前記ウエハ
    の外周端とのギャップを0.2mm以上〜5mm以下の
    範囲とすることを特徴とする化学機械研磨方法。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の化学機械研磨方法におい
    て、前記リテーナの硬度は、前記ウエハの硬度の10分
    の1以下であることを特徴とする化学機械研磨方法。
  5. 【請求項5】 請求項3記載の化学機械研磨方法におい
    て、前記リテーナは、密度が1.2以下の有機高分子材
    料からなることを特徴とする化学機械研磨方法。
  6. 【請求項6】 請求項3記載の化学機械研磨方法におい
    て、前記リテーナは、ASTM試験法D648の荷重
    1.813MPaにおける熱変形温度(絶対温度)と密
    度との積が200〜600の範囲にある有機高分子材料
    からなることを特徴とする化学機械研磨方法。
  7. 【請求項7】 請求項3記載の化学機械研磨方法におい
    て、前記リテーナは、ナイロンまたはポリエチレンから
    なることを特徴とする化学機械研磨方法。
  8. 【請求項8】 請求項1記載の化学機械研磨方法におい
    て、前記薄膜に、その厚さ方向に貫通する複数の孔を設
    けたことを特徴とする化学機械研磨方法。
  9. 【請求項9】 請求項1記載の化学機械研磨方法を用い
    て前記ウエハの主面に形成された薄膜を研磨する工程を
    有することを特徴とする半導体集積回路装置の製造方
    法。
JP29499999A 1999-10-18 1999-10-18 化学機械研磨方法および半導体集積回路装置の製造方法 Pending JP2001113457A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29499999A JP2001113457A (ja) 1999-10-18 1999-10-18 化学機械研磨方法および半導体集積回路装置の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29499999A JP2001113457A (ja) 1999-10-18 1999-10-18 化学機械研磨方法および半導体集積回路装置の製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001113457A true JP2001113457A (ja) 2001-04-24

Family

ID=17815038

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP29499999A Pending JP2001113457A (ja) 1999-10-18 1999-10-18 化学機械研磨方法および半導体集積回路装置の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001113457A (ja)

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002090050A1 (fr) * 2001-05-08 2002-11-14 Shin-Etsu Handotai Co., Ltd. Procede et dispositif pour le polissage de plaquette
JP2003528738A (ja) * 2000-03-27 2003-09-30 アプライド マテリアルズ インコーポレイテッド マルチパートのフレキシブル膜を有するキャリヤヘッド
JP2003535703A (ja) * 2000-05-19 2003-12-02 アプライド マテリアルズ インコーポレイテッド 化学機械研磨処理のための多層保持リング
US7119531B2 (en) 2003-08-06 2006-10-10 Elpida Memory, Inc. Pusher in an autohandler for pressing a semiconductor device
JP2008093811A (ja) * 2006-10-16 2008-04-24 Shin Etsu Handotai Co Ltd 研磨ヘッド及び研磨装置
JP2009200068A (ja) * 2008-02-19 2009-09-03 Tokyo Seimitsu Co Ltd ウェーハ研磨装置及びウェーハ研磨方法
WO2009157137A1 (ja) * 2008-06-24 2009-12-30 信越半導体株式会社 研磨ヘッドの製造方法及び研磨装置
JP2014004683A (ja) * 2008-08-21 2014-01-16 Ebara Corp 研磨方法
JP2019121650A (ja) * 2017-12-28 2019-07-22 株式会社東京精密 Cmp装置

Cited By (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003528738A (ja) * 2000-03-27 2003-09-30 アプライド マテリアルズ インコーポレイテッド マルチパートのフレキシブル膜を有するキャリヤヘッド
JP4928043B2 (ja) * 2000-05-19 2012-05-09 アプライド マテリアルズ インコーポレイテッド 化学機械研磨処理のための多層保持リング
JP2003535703A (ja) * 2000-05-19 2003-12-02 アプライド マテリアルズ インコーポレイテッド 化学機械研磨処理のための多層保持リング
WO2002090050A1 (fr) * 2001-05-08 2002-11-14 Shin-Etsu Handotai Co., Ltd. Procede et dispositif pour le polissage de plaquette
US7119531B2 (en) 2003-08-06 2006-10-10 Elpida Memory, Inc. Pusher in an autohandler for pressing a semiconductor device
JP2008093811A (ja) * 2006-10-16 2008-04-24 Shin Etsu Handotai Co Ltd 研磨ヘッド及び研磨装置
JP2009200068A (ja) * 2008-02-19 2009-09-03 Tokyo Seimitsu Co Ltd ウェーハ研磨装置及びウェーハ研磨方法
WO2009157137A1 (ja) * 2008-06-24 2009-12-30 信越半導体株式会社 研磨ヘッドの製造方法及び研磨装置
JP2010010213A (ja) * 2008-06-24 2010-01-14 Shin Etsu Handotai Co Ltd 研磨ヘッドの製造方法及び研磨装置
JP2014004683A (ja) * 2008-08-21 2014-01-16 Ebara Corp 研磨方法
JP2019121650A (ja) * 2017-12-28 2019-07-22 株式会社東京精密 Cmp装置
JP7125839B2 (ja) 2017-12-28 2022-08-25 株式会社東京精密 Cmp装置
JP2022161983A (ja) * 2017-12-28 2022-10-21 株式会社東京精密 Cmp装置
JP7353444B2 (ja) 2017-12-28 2023-09-29 株式会社東京精密 Cmp装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2738392B1 (ja) 半導体装置の研磨装置及び研磨方法
US5888120A (en) Method and apparatus for chemical mechanical polishing
US8133096B2 (en) Multi-phase polishing pad
US6402591B1 (en) Planarization system for chemical-mechanical polishing
KR20030043697A (ko) 반도체 장치의 제조 방법 및 연마 장치
JP2011098436A (ja) 化学機械研磨装置および化学機械研磨方法
JP2003234314A (ja) 基板処理装置
US6942549B2 (en) Two-sided chemical mechanical polishing pad for semiconductor processing
US20070254564A1 (en) Base Pad Polishing Pad and Multi-Layer Pad Comprising the Same
JP2001113457A (ja) 化学機械研磨方法および半導体集積回路装置の製造方法
US20020115385A1 (en) Composite polishing pads for chemical-mechanical polishing
JP2007268678A (ja) 研磨装置及び研磨装置の制御方法
US6991512B2 (en) Apparatus for edge polishing uniformity control
US20070281485A1 (en) Method of and apparatus for semiconductor device
US6343977B1 (en) Multi-zone conditioner for chemical mechanical polishing system
US20040137832A1 (en) Polishing head and chemical mechanical polishing apparatus
US20030032378A1 (en) Polishing surface constituting member and polishing apparatus using the polishing surface constituting member
US6419558B2 (en) Apparatus, backing plate, backing film and method for chemical mechanical polishing
JPH11170155A (ja) 研磨装置
US6478659B2 (en) Chemical mechanical polishing method for slurry free fixed abrasive pads
JP3575944B2 (ja) 研磨方法、研磨装置および半導体集積回路装置の製造方法
US6767428B1 (en) Method and apparatus for chemical mechanical planarization
US20090036028A1 (en) Chemical mechanical polishing apparatus and chemical mechanical polishing method thereof
US6843708B2 (en) Method of reducing defectivity during chemical mechanical planarization
JP2001219364A (ja) 研磨パッド及び研磨方法及び研磨パッドを用いた加工物の製造方法