JP2010009765A - Led照明器具 - Google Patents
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Abstract
【課題】光源部の照射方向を可変する場合でも常に良好な放熱性を維持でき、かつ、器具全体の寸法形状が大きくなるのを抑えたLED照明器具を提供する。
【解決手段】LED素子12を有する発光パッケージ7と、この発光パッケージ7が取り付けられる取付板16と、この取付板16を揺動可能に支持する固定板18と、この固定板18が取り付けられる放熱板19とを備え、取付板16と放熱板19との間が可撓性の熱伝導部材22を介して連結されている。
【選択図】図2
【解決手段】LED素子12を有する発光パッケージ7と、この発光パッケージ7が取り付けられる取付板16と、この取付板16を揺動可能に支持する固定板18と、この固定板18が取り付けられる放熱板19とを備え、取付板16と放熱板19との間が可撓性の熱伝導部材22を介して連結されている。
【選択図】図2
Description
本発明は、LED素子を発光光源として照射方向を可変できる機能を有するLED照明器具に関するものである。
従来のLED照明装置には、例えばLED素子を有する発光ユニットとヒートシンクを有する放熱ユニットとを設け、両ユニット間をヒートパイプを介して接続する。この場合、発光ユニットとヒートシンクとの接続部は、発光ユニットがその照射方向を可変できるようにするために、一方を球面状凸部、他方を球面状凹部として両者を嵌合することにより、ユニバーサルジョイント構造として、発光ユニットの照射方向を可変できるとともに、発光ユニットの発熱をヒートパイプを介して放熱ユニットに伝導させて放熱するようにしたものが提案されている(例えば、下記の特許文献1参照)。
特開2003−317527号公報
しかし、このような特許文献1に記載の従来構造のものは、照明器具全体の寸法形状が徒に大きくなり、しかも、発光ユニットとヒートパイプとの接続箇所の接触面積が小さくならざるを得ないため、放熱効果が未だ不十分である。
これを改善するためには、例えば、図5および図6に示すように、LED素子が樹脂封止されてなる複数の発光パッケージbをフレームc内に収納した光源部aを取付板dに取り付けるとともに、取付板dをヒンジeを介して固定板fに接続し、かつ、取付板dと固定板fとを熱伝導性の良好な材料で構成することにより、光源部aを揺動可能に支持するとともに、発光パッケージbの熱伝導性を確保することが考えられる。
しかし、この構成のものは、図6(a)に示すように、光源部aを回動しない状態では取付板dが固定板fに面接触するので放熱性が良好に保たれるが、図6(b)に示すように、光源部aを回動させた状態では取付板dが固定板fから離間するとともに、取付板dと固定板fとがヒンジeで結合されているため、そのヒンジ部分での熱接触が不十分で、光源部aの発光パッケージbの発熱を取付板dからヒンジeを介して固定板fに効率良く伝導させることが難しい。したがって、光源部aの回動の有無によって発光パッケージb内の図示しないLED素子に温度差が生じてしまい、安定した発光特性が十分に得られないという不具合を生じる。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたもので、LED素子を有する光源部の照射方向を可変する場合でも常に良好な放熱性を確保することができ、かつ、器具全体の寸法形状が大きくなるのを抑制することができるLED照明器具を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、請求項1記載の発明に係るLED照明器具は、LED素子を有する発光パッケージと、この発光パッケージが取り付けられる取付板と、この取付板を揺動可能に支持する固定板と、この固定板が取り付けられる放熱板とを備え、前記取付板と前記放熱板との間が可撓性の熱伝導部材を介して連結されていることを特徴としている。
また、請求項2記載の発明に係るLED照明器具は、請求項1記載の発明の構成において、前記放熱板には、前記取付板との対向箇所に上下に貫通する開口部が形成され、この開口部に前記熱伝導部材が挿通されていることを特徴としている。
また、請求項3記載の発明に係るLED照明器具は、請求項1または請求項2に記載の発明の構成において、前記熱伝導部材は、前記取付板との連結側が前記発光パッケージの取付面と反対側の裏面に面接触状態で接合されていることを特徴としている。
請求項1記載の発明によれば、発光パッケージが取り付けられた取付板と放熱板とは可撓性の熱伝導部材を介して連結されているので、発光パッケージの回動の有無にかかわらず、発光パッケージからの発熱を取付板および熱伝導部材を介して放熱板に効率良く伝導することができる。このため、発光パッケージに対する放熱性を常に良好に維持することができ、LED素子は安定した発光特性が得られる。
しかも、熱伝導部材は、取付板と放熱板を連結するだけの簡単な構造であるので、器具全体の寸法形状が大きくなるのを抑制することができ、器具全体がコンパクトでデザイン性が良い。
また、請求項2記載の発明によれば、請求項1記載の発明の効果に加えて、配光方向を調整するために、発光パッケージを直下方向に配置するときには、熱伝導部材は放熱板に設けられた開口部内に収納され、取付板を任意に角度に傾けると、その傾斜の程度に応じて熱伝導部材は放熱板に連結された状態で伸縮する。このように、発光パッケージの回動に応じて熱伝導部材が自在に屈曲してかさ張ることがないので、器具全体の寸法形状が大きくなるのをさらに抑制することができる。
また、請求項3記載の発明によれば、請求項1または請求項2記載の発明の効果に加えて、熱伝導部材は、取付板との連結側が発光パッケージの取付面と反対側の裏面に面接触状態で接合されているので、発光パッケージの発熱を熱伝導部材により多く伝導することができ、発光パッケージに対する放熱性をさらに高めることができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳しく説明する。
図1は本発明のLED照明器具の全体を示す斜視図、図2は図1のA−A線に沿う断面図、図3は図2の要部を拡大して示す断面図、図4は図2の要部を拡大して示す斜視図である。
この実施の形態のLED照明器具は、例えば庭園等の植栽や街路などを照明するものであって、円環状の器具本体1を備え、この器具本体1が地上から立設された支柱2によって支持されている。
上記の器具本体1は、ドーナツ状のフレーム3を備え、このフレーム3の底部側には周方向に沿って所定の間隔を存して透明板等からなる複数の光透過窓4が形成されている。また、フレーム3の内部には、各光透過窓4に対応する位置にそれぞれ光源部5が設けられている。
各光源部5は、発光パッケージ7と、この発光パッケージ7を覆う配光カバー8とを備える。発光パッケージ7は、配線基板11上に取り付けられたLED素子12がシリコーン等の封止樹脂13で封止されてなる。また、配光カバー8には、発光パッケージ7に対向してレンズ部14が一体形成されている。そして、発光パッケージ7と配光カバー8とが取付板16に一体的に固定されている。
この取付板16は、発光パッケージ7を覆う配光カバー8よりも僅かに大きな平面積をもち、この取付板16が、ヒンジ17を介して固定板18に揺動可能に支持され、この固定板18が放熱板19に一体固定されている。そして、この放熱板19には、取付板16との対向箇所において板厚方向に貫通する開口部23が形成されている。また、放熱板19は、フレーム3の内面に取付突起21を介して固定されている。この場合の取付板16、固定板18、および放熱板19は、例えばアルミ板などの比較的熱伝導性の良好な材料で構成されている。
さらに、この実施の形態では、取付板16と放熱板19との間が熱伝導部材22を介して連結されている。すなわち、この熱伝導部材22は、例えば、薄肉の銅板や真鍮等でできた可撓性を有するとともに熱伝導性が良好な金属材料からなるもので、その一端側が取付板16の発光パッケージ7の取付面と反対側の裏面に面接触状態で一体接合され、また、他端側は放熱板19の開口部23を通過して放熱板19の取付板配置側と反対側の上面にネジ24などで固定されている。
したがって、光源部5の配光方向を調整するために、光源部5を取付板16とともに回動すると、その回動に応じて熱伝導部材22が自在に屈曲する。すなわち、図3(a)に示すように、光源部5を直下方向に配置するときには、熱伝導部材22は放熱板19に設けられた開口部23内に収納され、また、図3(b)に示すように、取付板16を任意に角度に傾けると、その傾斜の程度に応じて熱伝導部材22は放熱板19に連結された状態で伸縮する。
このように、発光パッケージ7が取り付けられた取付板16と放熱板19とは可撓性の熱伝導部材22を介して連結されているので、発光パッケージ7からの発熱を取付板16からヒンジ17を介して固定板18に伝導するだけでなく、取付板16および熱伝導部材22を介して放熱板19に効率良く伝導することができる。このため、光源部5の回動の有無にかかわらず、発光パッケージ7に対する放熱性を常に良好に維持することができ、LED素子12は安定した発光特性が得られる。特に、この実施の形態のように、熱伝導部材22が取付板16の裏面に面接触状態で接合されていると、発光パッケージ7の発熱を熱伝導部材22により多く伝導することができ、発光パッケージ7に対する放熱性をさらに高めることができるので都合が良い。
しかも、熱伝導部材22は、取付板16と放熱板19を連結するだけの簡単な構造であり、かつ、発光パッケージ7の回動に応じて自在に屈曲してかさ張ることがないので、器具全体の寸法形状が大きくなるのを抑制することができ、器具全体がコンパクトでデザイン性が良い。
なお、上記の実施の形態では、熱伝導部材22として薄肉の銅板や真鍮等の可撓性で熱伝導性の良好な金属材料からなるものとしたが、本発明はこれに限らず、例えばEPDMラバーに銅粉末を混入したシート状のものや、銅線などのワイヤ状のものを適用することも可能である。
1 器具本体
5 光源部
7 発光パッケージ
12 LED素子
16 取付板
17 ヒンジ
18 固定板
19 放熱板
22 熱伝導部材
23 開口部
5 光源部
7 発光パッケージ
12 LED素子
16 取付板
17 ヒンジ
18 固定板
19 放熱板
22 熱伝導部材
23 開口部
Claims (3)
- LED素子を有する発光パッケージと、この発光パッケージが取り付けられる取付板と、この取付板を揺動可能に支持する固定板と、この固定板が取り付けられる放熱板とを備え、前記取付板と前記放熱板との間が可撓性の熱伝導部材を介して連結されていることを特徴とするLED照明器具。
- 前記放熱板には、前記取付板との対向箇所に板厚方向に貫通する開口部が形成され、この開口部に前記熱伝導部材が挿通されていることを特徴とする請求項1記載のLED照明器具。
- 前記熱伝導部材は、前記取付板との連結側が前記発光パッケージの取付面と反対側の裏面に面接触状態で接合されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のLED照明器具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008164363A JP2010009765A (ja) | 2008-06-24 | 2008-06-24 | Led照明器具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008164363A JP2010009765A (ja) | 2008-06-24 | 2008-06-24 | Led照明器具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010009765A true JP2010009765A (ja) | 2010-01-14 |
Family
ID=41590026
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008164363A Pending JP2010009765A (ja) | 2008-06-24 | 2008-06-24 | Led照明器具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2010009765A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012043706A (ja) * | 2010-08-20 | 2012-03-01 | Toshiba Lighting & Technology Corp | 発光装置および照明装置 |
-
2008
- 2008-06-24 JP JP2008164363A patent/JP2010009765A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2012043706A (ja) * | 2010-08-20 | 2012-03-01 | Toshiba Lighting & Technology Corp | 発光装置および照明装置 |
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