JP2010009591A - 中継装置、周辺装置、テレビ受像機、及び、情報処理システム - Google Patents

中継装置、周辺装置、テレビ受像機、及び、情報処理システム Download PDF

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Abstract

【課題】 テレビ受像機を用いて利便性の高いサービスを提供する。
【解決手段】 放送施設50は、ショッピング番組の放送信号の中に、ショッピングサイトへのリンク情報を組み込んで送出する。テレビ受像機10は、ショッピング番組中に表示されたリンク情報が選択されると、ショッピングサイトへのアクセス要求を外部に送出する。アクセス要求がセットトップボックス20及び中継サーバ30を経由する場合には、お得意様サイトにアクセスするように、アクセス要求に含まれているページ特定情報の少なくとも一部が書き換えられる。
【選択図】図1

Description

本発明は、テレビ受像機を用いたウェブ上のサービスに関する。
例えば、特許文献1には、テレビのチャネル選択操作と同様な操作方法でインターネットを簡単に利用することができるインターネットテレビジョン装置が開示されている。
特開2007−208952号公報
本発明は、上述した背景からなされたものであり、テレビ受像機を用いてウェブ上のサービスを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に中継装置は、クライアント端末からのウェブアクセスを中継する中継装置であって、アクセスすべきウェブページを特定するためのページ特定情報を、クライアント端末から取得するページ特定情報取得手段と、前記クライアント端末の識別情報に基づく端末認証に成功した場合に、前記ページ特定情報取得手段により取得されたページ特定情報の一部を書き換える書換手段とを有する。
好適には、前記クライアント端末の識別情報に基づく端末認証に失敗した場合に、このクライアント端末から取得されたページ特定情報を、そのまま、アクセス先に向けて送信する送信手段をさらに有し、前記書換手段は、前記クライアント端末の識別情報に基づく端末認証に失敗した場合に、このクライアント端末から取得されたページ特定情報の書換えを行わない。
好適には、既定の利用者に関する利用者情報を格納する利用者情報格納手段と、前記クライアント端末の識別情報に基づく端末認証に成功した場合に、前記利用者情報格納手段により格納されている利用者情報を、前記書換手段により書き換えられたページ特定情報に関連付けて送信する送信手段とをさらに有する。
また、本発明に係る情報処理システムは、クライアント端末と、このクライアント端末に直接接続された第1の中継装置と、第2の中継装置とを含む情報処理システムであって、前記第1の中継装置は、ウェブページにアクセスするためのアクセス要求情報を、前記クライアント端末から取得するアクセス要求取得手段と、前記クライアント端末の識別情報に基づく端末認証に成功した場合に、前記アクセス要求取得手段により取得されたアクセス要求情報の少なくとも一部を前記第2の中継装置に送信する送信手段とを有し、前記第2の中継装置は、前記第1の中継装置から受信したアクセス要求情報に応じて、通知すべき再アクセス先のウェブページを選択するページ選択手段と、前記ページ選択手段により選択されたウェブページを、再アクセス先のウェブページとして前記クライアント端末に通知するページ通知手段とを有する。
好適には、前記第1の中継装置又は前記第2の中継装置は、クライアント端末のユーザに関して、ユーザ認証を行うユーザ認証手段をさらに有し、前記ページ選択手段は、前記第1の中継装置から受信したアクセス要求情報と、前記ユーザ認証手段によるユーザ認証の結果とに応じて、通知すべき再アクセス先のウェブページを選択する。
好適には、前記ページ選択手段は、前記第1の中継装置から受信したアクセス要求情報に対応するウェブページと同一ドメインに属する他のウェブページを、再アクセス先のウェブページとして選択する。
また、本発明に係る周辺装置は、テレビ受像機に接続された周辺装置であって、前記テレビ受像機からのウェブアクセスを検知するアクセス検知手段と、前記アクセス検知手段によりウェブアクセスが検知された時に前記テレビ受像機で表示されている番組を特定する番組特定手段と、前記番組特定手段により特定された番組に基づいて、アクセス先を決定する決定手段と、前記決定手段により決定されたアクセス先にアクセスして、ウェブコンテンツを要求する要求手段とを有する。
好適には、前記要求手段により要求したウェブコンテンツを前記テレビ受像機に転送する転送手段をさらに有する。
好適には、利用者の住所を含む利用者情報を格納する記録領域と、前記記録領域に格納された利用者情報を、前記決定手段により決定されたアクセス先に送信する送信手段とをさらに有する。
好適には、前記テレビ受像機のリモートコントローラから発信される信号を受信する受信ポートと、ウェブコンテンツの少なくとも一部を番組に対応付けて格納するコンテンツ格納手段とをさらに有し、前記アクセス検知手段は、前記テレビ受像機に対してウェブアクセスを指示するウェブアクセス信号を前記受信ポートで受信することにより、ウェブアクセスを検知し、前記番組特定手段は、前記テレビ受像機に対してチャンネルの切替えを指示するチャンネル切替信号に基づいて、表示されている番組を特定し、前記要求手段は、前記番組特定手段により特定された番組が既定の番組である場合に、この番組に対応付けて格納されているウェブコンテンツの一部を前記コンテンツ格納手段から読み出す。
好適には、前記決定手段は、ウェブアクセスが検知された時にテレビショッピング番組が前記テレビ受像機で表示されていたことを条件として、ショッピングサイトをアクセス先として決定する。
好適には、前記決定手段は、ウェブアクセスが検知された時に既定の番組が前記テレビ受像機で表示されていたことを条件として、商品サンプルの配布を受け付けるサイトをアクセス先として決定する。
また、本発明に係る周辺装置は、テレビ受像機に接続された周辺装置であって、前記テレビ受像機からのウェブアクセスを検知するアクセス検知手段と、前記アクセス検知手段によりウェブアクセスが検知された時間帯に基づいて、アクセス先を決定する決定手段と、前記決定手段により決定されたアクセス先にアクセスして、ウェブコンテンツを要求する要求手段とを有する。
好適には、既定の番組が放送される時間帯であるか否かに応じて、通常モードと、これよりも電力消費量が小さいスリープモードとを切り替えるモード切替手段をさらに有する。
また、本発明に係る周辺装置は、テレビ受像機に接続された周辺装置であって、前記テレビ受像機からのウェブアクセスを検知するアクセス検知手段と、前記アクセス検知手段によりウェブアクセスが検知された時に前記テレビ受像機で表示されていたチャンネルを特定するチャンネル特定手段と、前記チャンネル特定手段により特定されたチャンネルに基づいて、アクセス先を決定する決定手段と、前記決定手段により決定されたアクセス先にアクセスして、ウェブコンテンツを要求する要求手段とを有する。
好適には、前記テレビ受像機のリモートコントローラから発信される信号を受信する受信ポートをさらに有し、前記アクセス検知手段は、前記テレビ受像機に対してウェブアクセスを指示するウェブアクセス信号を前記受信ポートで受信することにより、ウェブアクセスを検知し、前記チャンネル特定手段は、前記テレビ受像機に対してチャンネルの切替えを指示するチャンネル切替信号に基づいて、表示されているチャンネルを特定し、前記決定手段は、特定されたチャンネルが既定のチャンネルである場合に、既定のウェブサイトをアクセス先に決定し、特定されたチャンネルが既定のチャンネル以外である場合に、前記テレビ受像機により決定されたアクセス先をそのままアクセス先として採用する。
また、本発明に係るテレビ受像機は、テレビの放送電波を受信して、テレビ画面を表示するテレビ受像手段と、ユーザから、ウェブアクセスの要求を受け付けるアクセス受付手段と、前記アクセス受付手段によりウェブアクセスが受け付けられた時に前記テレビ受像手段により表示されている番組を特定する番組特定手段と、前記番組特定手段により特定された番組に基づいて、アクセス先を決定する決定手段と、前記決定手段により決定されたアクセス先にアクセスして、ウェブコンテンツを要求する要求手段とを有する。
また、本発明に係る情報処理システムは、テレビ受像機に接続された周辺装置と、この周辺装置からのウェブアクセスに応じてサービスを提供するサービス提供装置とを含む情報処理システムであって、前記周辺装置は、前記テレビ受像機からのウェブアクセスを検知するアクセス検知手段と、前記サービス提供装置にアクセスして、前記アクセス検知手段によりウェブアクセスが検知された時に前記テレビ受像機で表示されている番組を特定するための番組特定情報を前記サービス提供装置に提供するアクセス手段とを有し、前記サービス提供装置は、前記アクセス手段から提供された番組特定情報に基づいて、提供するウェブサービスを選択するサービス選択手段と、前記サービス選択手段により選択されたウェブサービスを提供するサービス提供手段とを有する。
好適には、前記周辺装置は、既定の番組が表示されていた時間を視聴時間として計測する時間計測手段と、前記時間計測手段により計測された視聴時間を各番組に対応付けて格納する時間格納手段とをさらに有し、前記アクセス手段は、前記アクセス検知手段によりウェブアクセスが検知された時に前記テレビ受像機で表示されている番組に対応付けて格納されている視聴時間とを、前記番組特定情報とを前記サービス提供装置に提供し、前記サービス提供手段は、前記アクセス手段から提供された視聴時間に応じて、前記サービス選択手段により選択されたウェブサービスを提供する。
好適には、前記周辺装置は、前記テレビ受像機から、鍵ペアの一方を取得する鍵取得手段をさらに有し、前記サービス提供手段は、前記鍵ペアの他方で暗号化されたウェブコンテンツを提供する。
また、本発明に係る情報処理システムは、テレビ受像機に接続された周辺装置と、周辺装置からの要求を中継する中継装置と、サービスを提供するサービス提供装置とを含む情報処理システムであって、前記周辺装置は、利用者を識別する利用者識別情報を付加して、サービス要求を行い、前記中継装置は、前記周辺装置によりサービス要求に付加された利用者識別情報に基づいて、利用者に関する利用者情報をデータベースから読み出し、読み出された利用者情報をサービス要求に付加してサービス提供装置に転送する。
本発明によれば、テレビ受像機を用いて、利便性の高いサービスを提供することができる。
[第1実施形態]
まず、第1の実施形態におけるサービス提供システム1の全体構成を説明する。
図1は、サービス提供システム1の構成を例示する図である。
図1に例示するように、サービス提供システム1は、テレビ受像機10、セットトップボックス20、中継サーバ30、サービス提供サーバ40、及び、放送施設50を有する。
テレビ受像機10には、テレビリモコン12(テレビのリモートコントローラ)が付属する。ユーザは、テレビリモコン12を操作することにより、テレビ受像機10を制御することができる。
テレビ受像機10は、HTMLファイルの閲覧機能(ウェブブラウザの機能)を有し、ユーザの指示に応じて、ウェブページに対するアクセス要求を行う。アクセス要求には、アクセス先のウェブページを特定するためのページ特定情報(例えば、URL)が含まれている。
テレビ受像機10は、さらに、地上波デジタル放送を上映する機能と、BMLファイルの閲覧機能とを有する。
セットトップボックス20は、テレビ受像機10に直接接続された周辺装置である。セットトップボックス20は、テレビ受像機10からのアクセス要求を中継する中継装置(第1の中継装置)であり、後述する第1中継プログラム6に従って動作する。
中継サーバ30は、後述する第2中継プログラム7がインストールされたサーバ装置であり、セットトップボックス20とサービス提供サーバ40との間の通信を支援する。
サービス提供サーバ40は、ウェブサーバであり、クライアント端末(テレビ受像機10など)に対して、サービスを提供する。
放送施設50は、地上波デジタル放送の電波を送出する。
本例では、テレビ放送におけるショッピング番組と、インターネット上のショッピングサイトとを連動させる形態を具体例として説明する。すなわち、放送施設50は、ショッピング番組の信号の中に、ショッピングサイトへのリンク情報を組み込んで送出する。テレビ受像機10は、ショッピング番組の放映中に、ショッピングサイトのリンク情報が選択されると、リンク先のショッピングサイトへのアクセス要求を外部(セットトップボックス20)に送出する。サービス提供サーバ40は、テレビ受像機10からのアクセス要求に応じて、ショッピングサイトのウェブページをテレビ受像機10に返す。その際に、アクセス要求がセットトップボックス20及び中継サーバ30を経由する場合には、お得意様サイトにアクセスするように、アクセス要求に含まれているページ特定情報の少なくとも一部が書き換えられ、アクセス要求がセットトップボックス20又は中継サーバ30を経由しない場合には、ページ特定情報が書き換えられず、通常のショッピングサイトにアクセスすることになる。なお、お得意様サイトと、通常のショッピングサイトとは、同一ドメインに属することが望ましい。
図2は、セットトップボックス20にインストールされる第1中継プログラム6の機能構成と、中継サーバ30にインストールされる第2中継プログラム7の機能構成とを例示する図である。
図2に例示するように、第1中継プログラム6は、要求取得部600、端末認証部610、アクセス先決定部620、個人情報読出し部630、個人情報挿入部640、要求書換部650、及び、中継部660を有する。また、セットトップボックス20の記録領域には、図2に例示するように、ユーザに関する情報(利用者情報)を格納する個人情報格納部200が設けられている。
第2中継プログラム7は、要求取得部700、ページ選択部710、及び、アクセス支援部720を有する。
第1中継プログラム6及び第2中継プログラム7の各機能構成は、例えば、CD−ROM等の記録媒体に記録されており、この記録媒体を介してセットトップボックス20及び中継サーバ30(図1)にそれぞれインストールされる。また、第1中継プログラム6及び第2中継プログラム7の機能構成は、ネットワークを介して、セットトップボックス20及び中継サーバ30にそれぞれインストールされてもよい。
なお、第1中継プログラム6及び第2中継プログラム7の一部又は全部が、ASICなどのハードウェアによって実装されてもよい。
第1中継プログラム6において、要求取得部600(ページ特定情報取得手段)は、テレビ受像機10(クライアント端末)から、アクセス要求を取得する。アクセス要求には、アクセス先のウェブページを特定するためのページ特定情報(URLなど)が含まれている。
端末認証部610は、クライアント端末(テレビ受像機10など)の識別情報に基づいて、アクセス要求を送信したクライアント端末の認証を行う。本例の端末認証部610は、クライアント端末のMACアドレスに基づいて、認証を行う。
アクセス先決定部620は、端末認証部610による認証結果と、アクセス要求のアクセス先とに基づいて、アクセス先(すなわち、アクセス要求の転送先)を決定する。本例のアクセス先決定部620は、端末認証部610による端末認証に成功し、かつ、アクセス要求のアクセス先が既定のアクセス先である場合に、要求取得部600により取得されたアクセス要求の転送先を中継サーバ30に決定し、端末認証部610による端末認証に失敗した場合、又は、アクセス要求のアクセス先が既定のアクセス先以外である場合に、要求取得部600により取得されたアクセス要求の転送先を、アクセス要求のアクセス先そのものに決定する。
個人情報読出し部630は、個人情報挿入部640からの要求に応じて、個人情報格納部200から、ユーザに関する情報(以下、個人情報)を読み出し、読み出された個人情報を個人情報挿入部640に出力する。
個人情報挿入部640は、端末認証部610による端末認証に成功した場合に、個人情報読出し部630から入力された個人情報を、要求取得部600により取得されたアクセス要求に挿入する。例えば、個人情報挿入部640は、アクセス要求に含まれるURLのパラメータ部分に、個人情報を挿入する。
なお、本例の個人情報挿入部640は、アクセス要求に対して、個人情報を挿入するが、これに限定されるものではなく、例えば、セッション中の任意のパケットに個人情報を挿入してもよい。
要求書換部650は、アクセス先決定部620により決定されたアクセス先に応じて、要求取得部600により取得されたアクセス要求の少なくとも一部を書き換える。本例の要求書換部650は、アクセス先決定部620により中継サーバ30がアクセス先として決定された場合にのみ、要求取得部600により取得されたアクセス要求のアクセス先を、中継サーバ30に書き換える。なお、要求書換部650は、アクセス要求のアクセス先を書き換える場合に、書換前のアクセス先(ページ特定情報)を、アクセス要求の他の部分(データ領域など)に書き込んでおく。以下、書換前のアクセス先を当初アクセス先という。
中継部660は、要求書換部650によりアクセス要求が書き換えられた場合には、書き換えられたアクセス要求を、アクセス要求が書き換えられなかった場合には、要求取得部600により取得されたアクセス要求そのものを、これらのアクセス要求のアクセス先に従って外部に送信する。
また、中継部660は、送信されたアクセス要求によって接続が確立されると、この確立された接続による通信を中継する。
第2中継プログラム7において、要求取得部700は、セットトップボックス20からのアクセス要求を受信し、受信したアクセス要求をページ選択部710に出力する。
ページ選択部710は、要求取得部700により受信されたアクセス要求に基づいて、アクセス先(すなわち、アクセス先のウェブページ)を選択する。本例のページ選択部710は、リダイレクト先のページ特定情報を当初アクセス先に対応づけたリダイレクトテーブルを予め有しており、アクセス要求に含まれる当初アクセス先に基づいて、リダイレクト先のページ特定情報をリダイレクトテーブルから選択する。
アクセス支援部720は、ページ選択部710により選択されたアクセス先と、クライアント端末(テレビ受像機10など)との間の接続の確立を支援する。本例のアクセス支援部720は、リダイレクトサーバとして、ページ選択部710により選択されたアクセス先を再アクセス先としてセットトップボックス20に通知するが、これに限定されるものではなく、例えば、プロキシサーバとして、ページ選択部710により選択されたアクセス先への通信を中継してもよい。
図3は、セットトップボックス20及び中継サーバ30の動作(S10)を説明するフローチャートである。
ユーザは、テレビ受像機10で所望の番組を閲覧中に、テレビリモコン12を操作して、リンク情報を選択すると、テレビ受像機10は、選択されたリンク情報に対応するアクセス先へのアクセス要求を生成し、生成されたアクセス要求をセットトップボックス20に送信する。
ステップ100(S100)において、セットトップボックス20の要求取得部600(図2)は、テレビ受像機10からアクセス要求を受信すると、受信したアクセス要求をアクセス先決定部620に出力する。
ステップ110(S110)において、アクセス先決定部620は、要求取得部600から入力されたアクセス要求のページ特定情報(URLやIPアドレスなど)に基づいて、アクセス先が既定のアクセス先であるか否かを判断する。本例の「既定のアクセス先」は、テレビショッピングの番組と連動させるインターネットショッピングのサイトである。
第1中継プログラム6は、アクセス先が、既定のインターネットショッピングサイトである場合に、S120の処理に移行し、アクセス先が、既定のインターネットショッピングサイト以外である場合に、S160の処理に移行する。
ステップ120(S120)において、アクセス先決定部620は、端末認証部610に対して端末認証を要求する。
端末認証部610は、アクセス要求に含まれているMACアドレス(すなわち、テレビ受像機10のMACアドレス)が既定のアドレスであるか否かを判断し、既定のアドレスである場合に、端末認証に成功した旨をアクセス先決定部620に通知し、既定のアドレスでない場合に、端末認証に失敗した旨をアクセス先決定部620に通知する。
ステップ130(S130)において、アクセス先決定部620は、端末認証に成功した旨が通知された場合に、中継サーバ30をアクセス要求の転送先に決定し、端末認証に失敗した旨が通知された場合に、アクセス要求のアクセス先(すなわち、当初アクセス先)をそのまま転送先とする。
第1中継プログラム6は、端末認証に成功した場合に、S140の処理に移行し、端末認証に失敗した場合に、S160の処理に移行する。
ステップ140(S140)において、アクセス先決定部620は、アクセス要求を個人情報挿入部640に出力する。
個人情報挿入部640は、個人情報読出し部630により個人情報格納部200から読み出された個人情報(本例では、ユーザの氏名及び住所など)を、アクセス先決定部620から入力されたアクセス要求に挿入し、個人情報が挿入されたアクセス要求を要求書換部650に出力する。
ステップ150(S150)において、要求書換部650は、個人情報挿入部640からアクセス要求が入力されると、入力されたアクセス要求のアクセス先(当初アクセス先のURLなど)をアクセス要求の他の部分に書き込み、アクセス要求のアクセス先を、中継サーバ30に書き換える。
中継部660は、要求書換部650によりアクセス先が書き換えられたアクセス要求に従って、アクセス要求を中継サーバ30に向けて送信する。
ステップ160(S160)において、アクセス先決定部620は、アクセス要求をそのまま中継部660に出力する。
中継部660は、アクセス先決定部620から入力されたアクセス要求(書き換えられていないアクセス要求)を、このアクセス要求に従って送信する。すなわち、このアクセス要求は、中継サーバ30を経由することなく、サービス提供サーバ40に送信される。
ステップ170(S170)において、中継サーバ30の要求取得部700は、セットトップボックス20からアクセス要求を受信すると、受信したアクセス要求をページ選択部710に出力する。
ページ選択部710は、要求取得部700から入力されたアクセス要求の当初アクセス先に基づいて、リダイレクトテーブルから、リダイレクト先のページ(お得意様ページ)を選択し、選択されたリダイレクト先をアクセス支援部720に通知する。
ステップ180(S180)において、アクセス支援部720は、ページ選択部710により選択されたリダイレクト先をセットトップボックス20に通知する。
セットトップボックス20の中継部660は、アクセス支援部720から通知されたリダイレクト先(サービス提供サーバ40のお得意様サイト)に、アクセス要求(個人情報などが含まれたもの)を送信する。
サービス提供サーバ40は、セットトップボックス20からのアクセス要求に応じて、インターネットショッピングサイトのページを、セットトップボックス20経由で、テレビ受像機10に表示させる。サービス提供サーバ40は、アクセス要求に住所等の個人情報が含まれている場合には、これらの個人情報(ユーザの氏名及び住所)が記入されたインターネットショッピングサイトを、テレビ受像機10に表示させることができる。
次に、上記第1の実施形態の変形例1を説明する。
本変形例では、中継サーバ30がウェブアクセスのフィルタリングを行う。
図4は、フィルタリングを行う第1中継プログラム62及び第2中継プログラム72の機能構成を例示する図である。なお、本図に示された各構成のうち、図2に示された構成と実質的に同一のものには同一の符号が付されている。
図4に例示するように、本変形例の第1中継プログラム62は、図2の第1中継プログラム6の端末認証部610及びアクセス先決定部620をそれぞれ認証部612及び第2のアクセス先決定部622に置換した構成をとる。
第1中継プログラム62において、認証部612は、アクセス先決定部622からの要求に応じて、端末認証とユーザ認証とを行い、各認証の結果をアクセス先決定部622に通知する。ユーザ認証とは、アクセス要求を行ったユーザを認証するものであり、パスワードの入力による認証、又は、生体認証などである。
アクセス決定部622は、認証部612による端末認証及びユーザ認証の両方で認証に成功した場合に、アクセス要求の転送先を中継サーバ30に決定する。
また、図4に例示するように、本変形例の第2中継プログラム72は、図2の第2中継プログラム6のページ選択部710を、第2のページ選択部712に置換した構成をとる。
第2中継プログラム72において、ページ選択部712は、中継サーバ30の記録領域に設けられた有害サイト情報格納部300を参照して、リダイレクト先を選択する。本例の有害サイト情報格納部300は、アクセスを制限すべきウェブページのページ特定情報と、アクセス制限の条件(年齢など)とを互いに関連づけて格納している。本例のページ選択部712は、当初アクセス先が有害サイト情報格納部300に格納されているページ特定情報のいずれかと一致する場合に、このページ特定情報に関連づけられたアクセス制限条件と、このアクセス要求に含まれている個人情報(ユーザの年齢など)とを比較して、アクセスが制限されているか否かを判断し、アクセスが制限されていると判断された場合に、既定のリダイレクト先(例えば、害のないポータルサイトなど)を選択し、アクセスが制限されていないと判断された場合に、当初アクセス先をリダイレクト先として選択する。
図5は、変形例1におけるセットトップボックス20及び中継サーバ30の動作(S12)を説明するフローチャートである。なお、本図に示された各ステップのうち、図3に示されたステップと実質的に同一のものには同一の符号が付されている。
図5に示すように、S100において、セットトップボックス20の要求取得部600(図2)は、テレビ受像機10からアクセス要求を受信すると、受信したアクセス要求をアクセス先決定部622に出力する。
S110において、アクセス先決定部622は、要求取得部600から入力されたアクセス要求のページ特定情報(URLやIPアドレスなど)に基づいて、アクセス先が既定のアクセス先であるか否かを判断する。本変形例の「既定のアクセス先」は、害のないサイトであることが予め確認されているサイトである。
第1中継プログラム62は、アクセス先が、既定の非有害サイトである場合に、S160の処理に移行し、アクセス先が、既定の非有害サイト以外である場合に、S125の処理に移行する。
ステップ125(S125)において、アクセス先決定部622は、認証部612に対して端末認証及びユーザ認証を要求する。
認証部612は、アクセス要求に含まれているMACアドレスに基づいて端末認証を行い、ユーザが入力したパスワードに基づいてユーザ認証を行う。
S130において、アクセス先決定部622は、端末認証及びユーザ認証がいずれも成功した場合に、中継サーバ30をアクセス要求の転送先に決定し、いずれかの認証に失敗した場合に、アクセス要求のアクセス先(すなわち、当初アクセス先)をそのまま転送先とする。
第1中継プログラム62は、端末認証に成功した場合に、S140の処理に移行し、いずれかの認証に失敗した場合に、S160の処理に移行する。
S140において、アクセス先決定部622は、アクセス要求を個人情報挿入部640に出力する。個人情報挿入部640は、個人情報読出し部630により個人情報格納部200から読み出された個人情報(本変形例では、ユーザの年齢など)を、アクセス先決定部622から入力されたアクセス要求に挿入し、個人情報が挿入されたアクセス要求を要求書換部650に出力する。
S150において、要求書換部650は、個人情報挿入部640からアクセス要求が入力されると、入力されたアクセス要求のアクセス先(当初アクセス先のURLなど)をアクセス要求の他の部分に書き込み、アクセス要求のアクセス先を、中継サーバ30に書き換える。
中継部660は、要求書換部650によりアクセス先が書き換えられたアクセス要求に従って、アクセス要求を中継サーバ30に向けて送信する。
S160において、アクセス先決定部622は、アクセス要求をそのまま中継部660に出力する。
中継部660は、アクセス先決定部622から入力されたアクセス要求(書き換えられていないアクセス要求)を、このアクセス要求に従って送信する。すなわち、本アクセス要求は、中継サーバ30によるフィルタリングの対象とならない。
ステップ175(S175)において、中継サーバ30の要求取得部700は、セットトップボックス20からアクセス要求を受信すると、受信したアクセス要求をページ選択部712に出力する。
ページ選択部712は、有害サイト情報格納部300を参照して、要求取得部700から入力されたアクセス要求の当初アクセス先と個人情報とに基づいて、当初アクセス先へのアクセスが許可されているか否かを判断する。
ステップ185(S185)において、第2中継プログラム72は、アクセスが許可されていると判断された場合に、S190の処理に移行し、アクセスが禁止されていると判断された場合に、S195の処理に移行する。
ステップ190(S190)において、ページ選択部712は、当初アクセス先をリダイレクト先として選択する。
アクセス支援部720は、ページ選択部710により選択されたリダイレクト先(当初アクセス先)をセットトップボックス20に通知する。
ステップ195(S195)において、ページ選択部712は、既定の非有害サイトをリダイレクト先として選択する。
アクセス支援部720は、ページ選択部710により選択されたリダイレクト先(既定の非有害サイト)をセットトップボックス20に通知する。これにより、非有害サイトへ強制的にリダイレクトされる。
次に、第1の実施形態の変形例2を説明する。
図6は、変形例2の概略を説明する図である。
図6に例示するように、放送施設50は、暗号化データの解読に用いる鍵データ(本例では、公開鍵暗号方式の秘密鍵)を、放送電波に組み込んで送出する。
テレビ受像機10は、放送施設50から受信した鍵データをセットトップボックス20に出力する。
一方、セットトップボックス20は、テレビ受像機10からの要求に応じて、放送番組に連動するウェブページにアクセスし、既定の暗号化鍵(本例では、公開鍵暗号方式の公開鍵)で暗号化された特典コンテンツを取得する。セットトップボックス20は、テレビ受像機10が、対応する鍵データ(秘密鍵)を放送施設50から受信している場合には、取得した特典コンテンツを復号化して、テレビ受像機10に表示させることができる。
このように、本変形例2では、鍵ペア(公開鍵と秘密鍵)を番組毎に切り替えることにより、特定の番組を閲覧した視聴者にのみ、この番組に関連した特典コンテンツを配信することができる。
なお、本変形例2では、放送電波中に組み込まれた鍵データをセットトップボックス20上で利用しているが、これに限定されるものではなく、例えば、セットトップボックス20が、テレビ受像機20から入力された鍵データ(すなわち、放送電波により配信された鍵データ)をサービス提供サーバ40に送信し、サービス提供サーバ40が、受信した鍵データを利用するように構成してもよい。
[第2実施形態]
次に、第2の実施形態を説明する。
上記第1の実施形態では、放送電波の中に、ウェブサイトへのリンク情報が埋め込まれており、このリンク情報の選択操作をトリガーとしてアクセス要求が送信される形態を説明したが、第2の実施形態では、このようなリンク情報が埋め込まれていない形態を説明する。
図7は、第2の実施形態におけるセットトップボックス20を例示する図である。
図7に例示するように、本実施形態のセットトップボックス20は、受光部202を有する。受光部202は、テレビリモコン12から送出されるテレビ制御信号(例えば、赤外線信号)を受光する。すなわち、本実施形態では、テレビ受像機10に対して送出されたテレビ制御信号が、セットトップボックス20にも取得される。
図8は、第2の実施形態における第1中継プログラム8の機能構成を例示する図である。なお、中継サーバ30にインストールされる第2中継プログラムは、図2に示した第2中継プログラム7と実質的に同一である。
図8に例示するように、第1中継プログラム8は、モード切替部800、番組情報取得部805、赤外信号解析部810、要求取得部815、端末認証部820、計時部825、番組特定部830、アクセス先決定部835、視聴時間管理部840、個人情報読出し部845、個人情報挿入部850、及び、中継部855を有する。
第1中継プログラム8は、セットトップボックス20にインストールされる。
第1中継プログラム8において、モード切替部800は、既定の番組が放送されている時間帯であるか否かに応じて、セットトップボックス20の動作モードを、通常モード、又は、これよりも消費電力の小さいスリープモードに切り替える。本例のモード切替部800は、番組情報取得部805から入力される各番組の放送時間と、計時部825から入力される現在時刻とに基づいて、既定の番組(サービス提供サーバ40のサービスと連動させるテレビ番組)が放送されている時間帯であるか否かを判断し、既定の番組が放送されている時間帯である場合に、通常モード(スタンバイモード)に設定し、既定の番組が放送されている時間帯でない場合に、スリープモードに設定する。
番組情報取得部805は、各番組の放送時間が含まれた番組情報を取得する。本例の番組情報取得部805は、インターネット網を介して、番組情報を取得するが、これに限定されるものではなく、例えば、放送電波に埋め込まれた番組情報を取得してもよい。
赤外信号解析部810は、受光部202(図7)により受光されたテレビ制御信号を解析して、制御内容を特定する。本例の赤外信号解析部810は、受光部202により受光された赤外線信号を解析して、チャンネル切替操作(チャンネル番号)と、ウェブ閲覧操作とを特定する。
要求取得部815は、テレビ受像機10から送信されるアクセス要求を取得する。
端末認証部820は、アクセス要求に含まれる送信元MACアドレスに基づいて、端末認証を行う。
計時部825は、タイマであり、現在時刻を出力する。
番組特定部830は、テレビ受像機10で上映されている番組を特定する。本例の番組特定部830は、番組情報取得部805から入力される番組情報(番組表)と、赤外信号解析部810から入力されるチャンネル番号と、計時部825から入力される現在時刻とに基づいて、テレビ受像機10で上映されている番組を特定する。
アクセス先決定部835は、端末認証部820による認証結果と、番組特定部830により特定された番組とに基づいて、要求取得部815により取得されたアクセス要求の転送先を決定する。本例のアクセス先決定部835は、端末認証部820による端末認証に成功し、かつ、番組特定部830により特定された番組(上映中の番組)が既定の番組(テレビショッピング番組)である場合に、中継サーバ40を転送先に決定し、端末認証部820による端末認証に失敗した場合、又は、番組特定部830により特定された番組が既定の番組(テレビショッピング番組)でない場合に、アクセス要求のアクセス先をそのまま転送先に決定する。
視聴時間管理部840は、番組特定部830により特定された番組と、計時部825から入力される現在時刻とに基づいて、各番組の視聴時間を算出し、算出された視聴時間をその番組に対応づけた状態で個人情報格納部200に格納する。
個人情報読出し部845は、個人情報挿入部850からの要求に応じて、個人情報格納部200に格納されている個人情報を読み出す。
個人情報挿入部850は、端末認証部820による端末認証に成功した場合にのみ、個人情報読出し部845により読み出された個人情報を、アクセス要求に挿入する。
中継部855は、アクセス先決定部835により決定された転送先に向けて、アクセス要求を送信する。
また、中継部855は、送信されたアクセス要求によって接続が確立されると、この確立された接続による通信を中継する。
また、図8に例示するように、セットトップボックス20の記録領域には、個人情報格納部200が設けられている。本例の個人情報格納部200は、図9に例示するように、ユーザの氏名、住所及び年齢に加えて、各番組の累積視聴時間と、既定の番組放送中のアクセス要求の回数と、ウェブページのデータと、受信メールのデータとを格納する。各番組の累積視聴時間は、これらの番組に対応づけられた状態で格納される。既定の番組放送中のアクセス要求の回数も、これらの番組に対応づけられた状態で格納される。ウェブページのデータは、ウェブキャッシュ用のデータとして、アクセス先に対応づけて格納される。受信メールのデータは、放送局毎に分類された状態で格納される。
図10は、第2の実施形態におけるセットトップボックス20、中継サーバ30及びサービス提供サーバ40の動作(S20)を説明するフローチャートである。
図10に示すように、ステップ200(S200)において、セットトップボックス20のモード切替部800(図8)は、番組情報取得部805により取得された番組表と、計時部825から入力される現在時刻とに基づいて、既定の番組(本例では、特定のテレビショッピング番組)の放送時間であるか否かを判断する。
第1中継プログラム8は、特定のテレビショッピング番組の放送時間である場合に、S205の処理に移行し、これ以外の場合に、この放送時間になるまでスリープモードに設定した状態で待機する。
ステップ205(S205)において、モード切替部800は、セットトップボックス20の動作モードをスタンバイモードに切り替える。
ユーザは、テレビ番組の閲覧中に、所望のタイミングでテレビリモコン12を操作して、ウェブページの閲覧を指示することができる。ウェブページの閲覧が指示されると、テレビ受像機10は、ウェブブラウザを起動させて、ウェブページの閲覧準備に入る。
ステップ210(S210)において、セットトップボックス20の正面に設けられた受光部202(図7)は、ユーザがテレビリモコン12でウェブ閲覧操作を行うと、このウェブ閲覧操作の赤外線信号を受光し、受光した赤外線信号を赤外信号解析部810に出力する。
赤外信号解析部810は、受光部202から入力された赤外線信号を解析し、ウェブ閲覧操作を特定する。
第1中継プログラム8は、ウェブ閲覧操作が特定された場合に、S215の処理に移行し、これ以外の場合に、一定時間待機後にS200の処理に戻る。
なお、要求取得部800もテレビ受像機10からアクセス要求を受信するが、赤外信号解析部810によるウェブ閲覧操作の特定よりも遅くなると考えられるため、本実施形態では、赤外信号解析部810によるウェブ閲覧操作の特定をトリガーとしてS215以降の処理に移る。これにより、ウェブ閲覧の高速化が期待できる。
ステップ215(S215)において、番組特定部830は、赤外信号解析部810によりウェブ閲覧操作が特定されると、番組情報取得部805により取得された番組表と、赤外信号解析部810により特定された直近のチャンネル切替操作と、計時部825から入力される現在時刻とに基づいて、テレビ受像機10で放映されている番組を特定する。
ステップ220(S220)において、アクセス先決定部835は、番組特定部830により特定された番組が既定の番組(特定のテレビショッピング番組)であるか否かを判断する。
第1中継プログラム8は、番組特定部830により特定された番組が特定のテレビショッピング番組である場合(すなわち、テレビショッピング番組の視聴中にウェブ閲覧操作が行われた場合)、S225の処理に移行し、番組特定部830により特定された番組が特定のテレビショッピング番組でない場合(すなわち、他の番組を視聴中にウェブ閲覧操作が行われた場合)、S250の処理に移行する。
ステップ225(S225)において、アクセス先決定部835は、端末認証部820に対して端末認証を要求する。
端末認証部820は、要求取得部815により取得されたアクセス要求の送信元MACアドレス(すなわち、テレビ受像機10のMACアドレス)が既定のアドレスであるか否かを判断し、既定のアドレスである場合に、端末認証に成功した旨をアクセス先決定部835に通知し、既定のアドレスでない場合に、端末認証に失敗した旨をアクセス先決定部835に通知する。
ステップ230(S230)において、アクセス先決定部835は、端末認証に成功した旨が通知された場合に、中継サーバ30をアクセス要求の転送先に決定し、端末認証に失敗した旨が通知された場合に、アクセス要求のアクセス先(すなわち、当初アクセス先)をそのまま転送先とする。
第1中継プログラム8は、端末認証に成功した場合に、S235の処理に移行し、端末認証に失敗した場合に、S250の処理に移行する。
ステップ235(S235)において、アクセス先決定部835は、アクセス要求を個人情報挿入部850に出力する。
個人情報挿入部850は、個人情報読出し部845により個人情報格納部200から読み出された個人情報(本例では、ユーザの氏名、住所、累積視聴時間、視聴中のアクセス要求の回数など)を、アクセス先決定部835から入力されたアクセス要求に挿入し、個人情報が挿入されたアクセス要求を中継部855に出力する。
ステップ240(S240)において、中継部855は、個人情報挿入部850からアクセス要求が入力されると、入力されたアクセス要求のアクセス先(当初アクセス先のURLなど)をアクセス要求の他の部分に書き込み、アクセス要求のアクセス先を、中継サーバ30に書き換え、その後に、書き換えられたアクセス要求に従って、アクセス要求を中継サーバ30に向けて送信する。
ステップ245(S245)において、中継サーバ30は、セットトップボックス20(中継部855)からアクセス要求を受信すると、サービス提供サーバ40のお得意様ページにリダイレクトするようにセットトップボックス20に指示する。
セットトップボックス20(中継部855)は、中継サーバ30からのリダイレクト指示に応じて、サービス提供サーバ40にアクセス要求を送信して、お得意様ページを要求する。
ステップ250(S250)において、アクセス先決定部835は、要求取得部815により取得されたアクセス要求をそのまま中継部855に出力する。
中継部855は、アクセス先決定部835から入力されたアクセス要求(書き換えられていないアクセス要求)を、このアクセス要求に従って送信する。すなわち、このアクセス要求は、中継サーバ30を経由することなく、サービス提供サーバ40や他のウェブサーバに送信され、通常ページやポータルサイトを要求する。
ステップ255(S255)において、サービス提供サーバ40は、アクセス要求に含まれている個人情報(特定の番組の累積閲覧時間及びこの番組視聴中のアクセス要求回数)に基づいて、割引ポイントを算出する。特定のテレビショッピング番組の視聴時間が長いほど、多くの割引ポイントが付与される。同様に、特定のテレビショッピング番組の視聴中に、この番組と連動するインターネットショッピングサイトへのアクセス回数が多いほど、多くの割引ポイントが付与される。これらの割引ポイント付与により、テレビショッピング番組の視聴とインターネットショッピングサイトの閲覧の促進が期待される。
ステップ260(S260)において、サービス提供サーバ40は、算出された割引ポイントと、他の個人情報(ユーザの氏名及び住所など)とが記入されたショッピングサイト(お得意様ページ)を、セットトップボックス20を介して、テレビ受像機10のウェブブラウザに表示させる。
ステップ270(S270)において、サービス提供サーバ40又は他のウェブサーバは、アクセス要求を受信すると、通常のショッピングサイト又はポータルサイトを、セットトップボックス20を介して、テレビ受像機10のウェブブラウザに表示させる。
以上説明したように、第2の実施形態におけるサービス提供システム1によれば、テレビ番組の放送電波に、ウェブサイトへのリンク情報が埋め込まれていなくても、テレビ番組とウェブサイトとを連動させることができる。
次に、第2の実施形態の変形例1を説明する。
変形例1として、サービス提供システム1が、テレビ番組と連動して、サンプル商品の申込受付を行う形態を説明する。
図11は、サンプル商品の申込受付を行うサービス提供システム1の動作(S30)を説明するフローチャートである。
ユーザは、テレビ番組の閲覧中に、所望のタイミングでテレビリモコン12を操作して、ウェブページの閲覧を指示することができる。本例のテレビ番組には、サンプル商品を紹介する番組と、他の番組とが含まれている。
ステップ310(S310)において、セットトップボックス20の正面に設けられた受光部202(図7)は、ユーザがテレビリモコン12でウェブ閲覧操作を行うと、このウェブ閲覧操作の赤外線信号を受光し、受光した赤外線信号を赤外信号解析部810に出力する。
赤外信号解析部810は、受光部202から入力された赤外線信号を解析し、ウェブ閲覧操作を特定する。
第1中継プログラム8は、ウェブ閲覧操作が特定されるまで待機し、ウェブ閲覧操作が特定された場合に、S315の処理に移行する。
ステップ315(S315)において、番組特定部830は、赤外信号解析部810によりウェブ閲覧操作が特定されると、番組情報取得部805により取得された番組表と、赤外信号解析部810により特定された直近のチャンネル切替操作と、計時部825から入力される現在時刻とに基づいて、テレビ受像機10で放映されている番組を特定する。
ステップ320(S320)において、アクセス先決定部835は、番組特定部830により特定された番組が特定のサンプル商品紹介番組であるか否かを判断する。
第1中継プログラム8は、番組特定部830により特定された番組が特定のサンプル商品紹介番組である場合(すなわち、サンプル商品紹介番組の視聴中にウェブ閲覧操作が行われた場合)、S325の処理に移行し、番組特定部830により特定された番組が特定のサンプル商品紹介番組でない場合(すなわち、他の番組を視聴中にウェブ閲覧操作が行われた場合)、S350の処理に移行する。
ステップ325(S325)において、アクセス先決定部835は、端末認証部820に対して端末認証を要求する。端末認証部820は、要求取得部815により取得されたアクセス要求の送信元MACアドレス(すなわち、テレビ受像機10のMACアドレス)が既定のアドレスであるか否かを判断し、既定のアドレスである場合に、端末認証に成功した旨をアクセス先決定部835に通知し、既定のアドレスでない場合に、端末認証に失敗した旨をアクセス先決定部835に通知する。
ステップ330(S330)において、アクセス先決定部835は、端末認証に成功した旨が通知された場合に、個人情報の挿入を指示し、端末認証に失敗した旨が通知された場合に、個人情報の挿入を禁止し、アクセス要求をそのまま中継部855に出力する。
第1中継プログラム8は、端末認証に成功した場合に、S335の処理に移行し、端末認証に失敗した場合に、S340の処理に移行する。
ステップ335(S335)において、アクセス先決定部835は、アクセス要求を個人情報挿入部850に出力する。
個人情報挿入部850は、個人情報読出し部845により個人情報格納部200から読み出された個人情報(本例では、ユーザの氏名、住所、累積視聴時間など)を、アクセス先決定部835から入力されたアクセス要求に挿入し、個人情報が挿入されたアクセス要求を中継部855に出力する。
ステップ340(S340)において、中継部855は、アクセス先決定部835又は個人情報挿入部850からアクセス要求が入力されると、入力されたアクセス要求のアクセス先(当初アクセス先のURLなど)をアクセス要求の他の部分に書き込み、アクセス要求のアクセス先を、中継サーバ30に書き換え、その後に、書き換えられたアクセス要求に従って、アクセス要求を中継サーバ30に向けて送信する。
ステップ350(S350)において、アクセス先決定部835は、要求取得部815により取得されたアクセス要求をそのまま中継部855に出力する。
中継部855は、アクセス先決定部835から入力されたアクセス要求(書き換えられていないアクセス要求)を、このアクセス要求に従って送信する。すなわち、このアクセス要求は、中継サーバ30を経由することなく、例えば、ウェブブラウザ起動直後に表示するよう設定されたページ(ポータルサイトなど)を要求する。
ステップ355(S355)において、中継サーバ30は、セットトップボックス20(中継部855)からアクセス要求を受信すると、サービス提供サーバ40のサンプル申込受付ページにリダイレクトするようにセットトップボックス20に指示する。
セットトップボックス20(中継部855)は、中継サーバ30からのリダイレクト指示に応じて、サービス提供サーバ40にアクセス要求を送信して、サンプル申込受付ページを要求する。
ステップ360(S360)において、サービス提供サーバ40は、セットトップボックス20から受信したアクセス要求に個人情報が含まれているかを判断する。
サービス提供サーバ40は、アクセス要求に個人情報が含まれている場合に、S365の処理に移行し、個人情報が含まれていない場合に、S370の処理に移行する。
ステップ365(S365)において、サービス提供サーバ40は、アクセス要求に応じて、個人情報が記入されたサンプル申込受付ページを、セットトップボックス20を介して、テレビ受像機10のウェブブラウザに表示する。
ステップ370(S370)において、サービス提供サーバ40は、アクセス要求に応じて、個人情報が記入されていないサンプル申込受付ページを、セットトップボックス20を介して、テレビ受像機10のウェブブラウザに表示する。
ステップ375(S375)において、アクセス要求を受信したウェブサーバは、要求されたサイト(ポータルサイトなど)を、セットトップボックス20を介して、テレビ受像機10のウェブブラウザに表示させる。
[第3実施形態]
次に、第3の実施形態を説明する。
上記第1及び第2の実施形態では、周辺装置の一例として、セットトップボックス20を用いる形態を説明したが、第3の実施形態では、テレビ受像機10に対して着脱自在な記録装置22を周辺装置の具体例として用いる形態を説明する。
図12は、第3の実施形態におけるサービス提供システム2の全体構成を例示する図である。なお、本図に示された各構成のうち、図1に示された構成と実質的に同一のものには同一の符号が付されている。
図12に例示するように、サービス提供システム2は、図1のサービス提供システム1のセットトップボックス20を記録装置22で置換し、中継サーバ30を削除した構成をとる。
記録装置22は、例えば、USBメモリであり、ユーザの個人情報と、情報挿入プログラム230(後述)とが格納される。
本例のテレビ受像機10は、放送電波に含まれているリンク情報に基づいて、直接、サービス提供サーバ42にアクセスする。その際に、テレビ受像機10は、記録装置22に格納されている個人情報をアクセス要求に挿入し、個人情報が挿入されたアクセス要求をサービス提供サーバ42に送信する。
本例のサービス提供サーバ42は、アクセス要求に個人情報(記録装置22から読み出したもの)が含まれている場合には、放送中の番組に対応するお得意様サイトのBMLファイルをテレビ受像機10に送信し、アクセス要求に個人情報(記録装置22から読み出したもの)が含まれていない場合には、放送中の番組に対応する通常サイトのBMLファイルをテレビ受像機10に送信する。
図13は、記録装置22に格納されている情報挿入プログラム230の機能構成を例示する図である。
図13に例示するように、情報挿入プログラム230は、要求検知部232、アクセス先判定部234、端末認証部236、個人情報読出し部238、及び個人情報挿入部240を有する。
また、記録装置22の記録領域には、ユーザの個人情報を格納する個人情報格納部220が設けられている。
なお、本例の情報挿入プログラム230は、テレビ受像機10に設けられたブラウザ(BMLブラウザ)のプラグインであり、テレビ受像機10に設けられたブラウザと協働する。
要求検知部232は、テレビ受像機10のブラウザによって生成されたアクセス要求を検知する。
アクセス先判定部234は、要求検知部232により検知されたアクセス要求のアクセス先を特定し、特定されたアクセス先と、端末認証部236による認証結果とに基づいて、個人情報を挿入するか否かを判断する。本例のアクセス先判定部234は、アクセス先が既定のサイトであり、かつ、端末認証部236による認証に成功した場合にのみ、個人情報の挿入を許可する。
端末認証部236は、テレビ受像機10のMACアドレスに基づいて、認証を行い、認証結果をアクセス先判定部234に出力する。
個人情報読出し部238は、個人情報挿入部240からの要求に応じて、個人情報格納部220から個人情報を読み出す。
個人情報挿入部240は、アクセス先判定部234により個人情報の挿入が許可された場合に、個人情報読出し部238に対して個人情報の読出しを要求し、個人情報読出し部238により読み出された個人情報を、要求検知部232により検知されたアクセス要求に挿入する。挿入される個人情報には、例えば、ユーザの氏名や住所などに加えて、決済に必要な信用情報(クレジットカード番号など)が含まれる。
以上説明したように、本実施形態におけるサービス提供システム2によれば、テレビ受像機10だけでは提供できない個人情報を、一定の条件下で、サービス提供サーバ42に提供することができる。サービス提供サーバ42は、このような付加的な個人情報に基づいて、付加的なサービスをユーザに提供することができる。
[第4実施形態]
次に、第4の実施形態を説明する。
第4の実施形態では、チューナ装置24を周辺装置の具体例として用いる形態を説明する。
図14は、第4の実施形態におけるテレビ受像機及びチューナ装置24を例示する図である。なお、本実施形態におけるサービス提供システム1は、図1のテレビ受像機10及びセットトップボックス20が図14のテレビ受像機及びチューナ装置24で置換された点を除いて、図1に示された構成と実質的に同一である。
図14に例示するように、本例のテレビ受像機は、チューナ装置24に接続されている。
チューナ装置24は、アンテナ246により放送電波を受信し、受信した放送電波(放送信号)を映像データ及び音声データに変換してテレビ受像機に出力する。
また、チューナ装置24には、チューナリモコン242(チューナ装置23のリモートコントローラ)が付属する。チューナリモコン242は、ユーザの操作を受け付けて、受け付けた操作に対応する制御信号を送出する。チューナ装置24は、チューナリモコン242から送出される制御信号を、受信部244で受信し、受信した制御信号に応じて動作する。
図15は、チューナ装置24の機能構成を例示する図である。
図15に例示するように、チューナ装置24は、受信処理部250、データ分配部252、音声デコーダ254、映像デコーダ256、字幕デコーダ258、提示処理部260、番組情報取得部262、制御信号解析部264、選局処理部266、BMLブラウザ268、HTMLブラウザ270、通信処理部272、要求編集部274、端末認証部276、アクセス先決定部278、個人情報挿入部280、個人情報読出し部282、及び個人情報格納部284を有する。
受信処理部250は、アンテナ246(図14)により受信された放送電波(放送信号)の中から、選局処理部266により選択された局の放送信号を選択受信し、受信した放送信号を復調してTS信号を生成する。
データ分配部252は、受信処理部250により生成されたTS信号から、映像データ、音声データ、字幕データ、及び、番組情報データなどを分離抽出する。
音声デコーダ254は、データ分配部252により抽出された音声データを、非圧縮の音声信号に復号化する。復号化された音声信号は、テレビ受像機に入力されて、音声として出力される。
映像デコーダ256は、データ分配部252により抽出された映像データを、非圧縮の映像信号に復号化する。
字幕デコーダ258は、データ分配部252により抽出された字幕データを、非圧縮の文字画像信号に復号化する。
提示処理部260は、映像デコーダ256により復号化された映像信号と、字幕デコーダ258により復号化された文字画像信号とを重畳して、テレビ受像機に表示させる。また、提示処理部260は、BMLブラウザ268から表示領域が指定されている場合に、映像デコーダ256から入力された映像信号などを表示領域に応じてリサイズし、BMLコンテンツと重畳して表示させる。
番組情報取得部262は、データ分配部252により抽出された番組情報データに基づいて、番組表を生成する。
制御信号解析部264は、受信部244により受信された制御信号を解析して、解析結果に応じて他の構成を制御する。
選局処理部266は、制御信号解析部264による制御に応じて、番組情報取得部262により生成された番組表の中から、上映すべき放送局を選択する。
BMLブラウザ268は、制御信号解析部264によりBMLファイルの出力が指示されると、通信処理部272を介して、BMLファイルを取得し、取得されたBMLファイルを解析して、解析結果に応じたコンテンツを提示処理部260に表示させる。
HTMLブラウザ270は、制御信号解析部264によりHTMLファイルの出力が指示されると、通信処理部272を介して、HTMLファイルを取得し、取得されたHTMLファイルを解析して、解析結果に応じたコンテンツをテレビ受像機に出力させる。
通信処理部272は、ネットワーク(例えば、インターネット網)を介したデータ通信を実現する。
要求編集部274は、BMLブラウザ268又はHTMLブラウザ270により生成されたアクセス要求を、端末認証部276による認証結果に応じて編集する。本例の要求編集部274は、端末認証部276による認証に成功した場合に、アクセス先決定部278によるアクセス先の変更処理と、個人情報挿入部280による個人情報の挿入処理とを許可する。
端末認証部276は、テレビ受像機のMACアドレスに基づいて、認証処理を行う。
アクセス先決定部278は、端末認証部276による認証に成功し、かつ、アクセス要求のアクセス先が既定のアクセス先である場合に、BMLブラウザ268又はHTMLブラウザ270により生成されたアクセス要求の転送先を中継サーバ30(図1)に変更し、端末認証部276による認証に失敗した場合、又は、アクセス要求のアクセス先が既定のアクセス先以外である場合に、BMLブラウザ268又はHTMLブラウザ270により生成されたアクセス要求の転送先を変更しない。
個人情報挿入部280は、端末認証部276による認証に成功した場合に、個人情報読出し部282により読み出された個人情報を、BMLブラウザ268又はHTMLブラウザ270により生成されたアクセス要求に挿入する。
個人情報読出し部282は、個人情報挿入部280からの要求に応じて、個人情報格納部284から、ユーザの個人情報を読み出す。
個人情報格納部284は、ユーザの個人情報を格納する。
以上の構成により、本実施形態のチューナ装置24は、BMLブラウザによるコンテンツ閲覧が指示された場合には、放送信号の復号処理及びデコード処理などに加えて、上記第1の実施形態におけるセットトップボックス20と同様の機能を実現し、HTMLブラウザによるコンテンツ閲覧が指示された場合には、上記第2の実施形態におけるセットトップボックス20と同様の機能を実現する。
[第5実施形態]
次に、第5の実施形態を説明する。上記実施形態では、セットトップボックス20等にユーザ情報が格納されている形態を説明したが、本実施形態では、テレビ受像機10から離れたところに設置されたサーバ(後述するユーザ情報管理サーバ32)にユーザ情報が格納される。そして、ユーザが所定のサービス(ユーザ情報を要するサービス)を要求した場合には、このサーバが、中継サーバとしての機能と共に、ユーザ情報を付加してサービス要求をサービス提供サーバ40に転送する機能を有する。なお、本実施形態では、CATV放送システムに本発明を適用した形態を説明するが、これに限定されるものではない。
図16は、サービス提供システム3の構成を例示する図である。
図16に例示するように、サービス提供システム3は、テレビ受像機10、CATVセットトップボックス26、ユーザ管理サーバ32、サービス提供サーバ40、及び、CATV放送施設52を有する。
CATVセットトップボックス26には、CATVリモコン12(セットトップボックスのリモートコントローラ)が付属する。ユーザは、CATVリモコン12を操作することにより、CATVセットトップボックス26を制御して、テレビ受像機10に表示するコンテンツを間接的に制御することができる。
CATVセットトップボックス26は、テレビ受像機10に直接接続された周辺装置である。CATVセットトップボックス26は、CATVリモコン12からのサービス要求を中継する中継装置(第1の中継装置)であり、後述する第1中継プログラム64に従って動作する。
ユーザ情報管理サーバ32は、後述する第2中継プログラム74がインストールされたサーバ装置であり、CATVセットトップボックス26から受信したサービス要求をサービス提供サーバ40に中継する。
サービス提供サーバ40は、ウェブサーバであり、クライアント端末(テレビ受像機10など)に対して、サービスを提供する。提供されるサービスは、例えば、ビデオオンデマンドサービスなどである。
CATV放送施設52は、CATV放送の放送信号をCATVセットトップボックス26に送出する。
なお、図16において、一点鎖線は、放送通信路を意味する。また、CATVセットトップボックス26、ユーザ情報管理サーバ32、及びサービス提供サーバ40は、IPネットワークなどの双方向通信回線により互いに接続されている。ユーザ情報管理サーバ32及びサービス提供サーバ40は、CATV放送施設52の同一敷地内に設置されてもよく、上記放送通信路及び双方向通信回線が同一のケーブル(例えば、CATV用の同軸ケーブル)に混在してもよい。
図17は、CATVセットトップボックス26にインストールされる第1中継プログラム64の機能構成と、ユーザ情報管理サーバ32にインストールされる第2中継プログラム74の機能構成とを例示する図である。
図17に例示するように、第1中継プログラム64は、要求取得部602、サービス判定部670、ユーザID挿入部680、及び、中継部662を有する。
第2中継プログラム74は、要求取得部700、個人情報読出し部730、及び、サービス要求部740を有する。また、ユーザ情報管理サーバ32の記録領域には、図17に例示するように、ユーザに関する情報(利用者情報)を格納する個人情報格納部320が設けられている。
第1中継プログラム64において、要求取得部602は、CATVリモコン12(クライアント端末)から、サービスの提供を要求するサービス要求を受信する。サービス要求には、要求するサービスを特定するための情報が含まれている。
サービス判定部670は、要求取得部602により取得されたサービス要求に基づいて、要求されているサービスが既定のサービスであるか否かを判定し、既定のサービスであると判定された場合には、ユーザID(ユーザ識別情報)の挿入をユーザID挿入部680に指示し、既定のサービス以外であると判定された場合には、ユーザIDを挿入せず、そのままサービス要求を行うよう中継部662に指示する。既定のサービスとは、例えば、ユーザ情報(利用者情報)が必要とされるサービスである。
ユーザID挿入部680は、要求取得部602により取得されたサービス要求に対して、利用者を識別する情報(ユーザID)を付加する。付加されるユーザIDは、利用者を識別できる情報であればなんでもよく、例えば、CATVの加入者識別情報などである。本例のユーザID挿入部680は、サービス判定部670により既定のサービスであると判定された場合に、要求取得部602により受信されたサービス要求に対して、ユーザID(加入者識別情報)を挿入する。
中継部662は、要求取得部602により取得されたサービス要求をサービス提供サーバ40に中継する。本例の中継部662は、サービス要求に対してユーザIDが挿入された場合に、このユーザIDが挿入されたサービス要求をユーザ情報管理サーバ32に転送する。すなわち、この場合には、サービス要求がユーザ情報管理サーバ32を経由してサービス提供サーバ40に転送されることになる。一方、本例の中継部662は、サービス要求に対してユーザIDが挿入されなかった場合に、このサービス要求をサービス提供サーバ40に転送する。
第2中継プログラム74において、要求取得部700は、CATVセットトップボックス26からのサービス要求を受信し、受信したサービス要求を個人情報読出し部730に出力する。
個人情報読出し部730は、ユーザIDが付加されたサービス要求が入力されると、このユーザIDに対応するユーザ情報を個人情報格納部320から読み出す。
本例の個人情報読出し部730は、要求取得部700からサービス要求が入力されると、このサービス要求に付加されたユーザIDに対応するユーザ情報を、個人情報格納部320から読み出し、読み出されたユーザ情報をサービス要求に付加してサービス要求部740に出力する。
サービス要求部740は、個人情報読出し部730により読み出されたユーザ情報を用いて、このユーザに対するサービスの提供をサービス提供サーバ40に指示する。
本例のサービス要求部740は、個人情報読出し部730により読み出されたユーザ情報を、要求取得部700により取得されたサービス要求に付加してサービス提供サーバ40に送信する。
図18は、CATVセットトップボックス26及びユーザ情報管理サーバ32の動作(S40)を説明するフローチャートである。
ユーザは、CATVリモコン12を用いて、ビデオオンデマンドなどのサービスを要求する操作を行うと、CATVリモコン12は、この操作に応じて、サービス要求信号を生成しCATVセットトップボックス26に送信する。
ステップ400(S400)において、CATVセットトップボックス26の要求取得部602(図17)は、CATVリモコン12からサービス要求信号を受信すると、受信したサービス要求に対応するサービス要求ファイルを生成し、生成されたサービス要求ファイルをサービス判定部670に出力する。サービス要求ファイルには、少なくとも、要求するサービスを識別するための情報が含まれている。
ステップ405(S405)において、サービス判定部670は、要求取得部602から入力されたサービス要求ファイルに基づいて、要求されているサービスがユーザ情報を必要とするものであるか否かを判定し、ユーザ情報を必要とするサービスである場合に、サービス要求ファイルをユーザID挿入部680に出力し、ユーザ情報を必要としないサービスである場合に、サービス要求ファイルをそのまま中継部662に出力する。
第1中継プログラム64は、要求されているサービスがユーザ情報を必要とするものである場合に、S410の処理に移行し、要求されているサービスがユーザ情報を必要としないものである場合に、S420の処理に移行する。
ステップ410(S410)において、ユーザID挿入部680は、サービス判定部670から入力されたサービス要求ファイルに、ユーザIDを挿入し、ユーザIDが挿入されたサービス要求ファイルを中継部662に出力する。なお、ユーザID挿入部680により挿入されるユーザIDは、例えば、CATVセットトップボックス26の記録領域に書き込まれたものや、CATVセットトップボックス26に装着された記録媒体からよみだされたものである。
ステップ415(S415)において、中継部662は、ユーザID挿入部680から、ユーザIDが挿入されたサービス要求ファイルが入力されると、入力されたサービス要求ファイルをユーザ情報管理サーバ32に送信する。
ステップ420(S420)において、中継部662は、サービス判定部670から、ユーザIDが挿入されていないサービス要求ファイルが入力されると、入力されたサービス要求ファイルをサービス提供サーバ40に送信する。
ステップ425(S425)において、ユーザ情報管理サーバ32の要求取得部700(図17)は、CATVセットトップボックス26(中継部662)から、サービス要求ファイルを受信すると、受信したサービス要求ファイルを個人情報読出し部730に出力する。
ステップ430(S430)において、個人情報読出し部730は、要求取得部700からサービス要求ファイルが入力されると、入力されたサービス要求ファイルからユーザIDを抽出し、抽出されたユーザIDが個人情報格納部320に登録されているか否かを判断する。
第2中継プログラム74は、サービス要求ファイルから抽出されたユーザIDが個人情報格納部320に登録されていた場合に、S435の処理に移行し、登録されていない場合に、S445の処理に移行する。
ステップ435(S435)において、個人情報読出し部730は、サービス要求ファイルから抽出したユーザIDに対応するユーザ情報を個人情報格納部320から読み出し、読み出されたユーザ情報と、サービス要求ファイルとをサービス要求部740に出力する。
ステップ440(S440)において、サービス要求部740は、個人情報読出し部730から入力されたユーザ情報をサービス要求ファイルに挿入して、ユーザ情報が挿入されたサービス要求ファイルをサービス提供サーバ40に送信する。
これにより、サービス提供サーバ40は、ユーザ情報を用いたサービス提供を行うことができる。
ステップ445(S445)において、個人情報読出し部730は、CATVセットトップボックス26を介して、ユーザに対して、サービスの提供にユーザ登録が必要である旨を通知する。
以上説明したように、第5の実施形態におけるサービス提供システム3によれば、ユーザ情報をユーザ情報管理サーバ32に一元管理し、サービス提供に利用することができる。特に、CATV事業者がユーザ情報管理サーバ32を管理するような場合には、CATVの加入者情報を活用できるため好適である。
最後に、上記第1〜第5の実施形態の他の変形例を説明する。
上記実施形態では、テレビ受像機と、これに接続された周辺装置(セットトップボックス20、記録装置22、又は、チューナ装置24)とが別体として設けられた形態を説明したが、これに限定されるものではなく、例えば、これらの周辺装置がテレビ受像機に内蔵されてもよい。
また、上記第2の実施形態では、セットトップボックス20が視聴中の番組を特定し、特定された番組に対応するアクセス先を決定しているが、これに限定されるものではなく、例えば、セットトップボックス20が視聴中の番組を特定し、特定された番組の識別情報をサービス提供サーバ40に送信するように構成してもよい。この構成では、サービス提供サーバ40は、セットトップボックス20から受信した番組の識別情報に応じて、提供するサービス(ウェブページ)を選択する。
また、上記実施形態のセットトップボックス20、記録装置22又はチューナ装置24の記録領域には、個人情報に加えて、閲覧したコンテンツの少なくとも一部を番組に関連付けて格納してもよい。番組に関連付けて格納されたコンテンツデータは、当該番組に関連するページのキャッシュデータとして活用される。これにより、特定の番組に関連するページの表示が高速化される。
サービス提供システム1の構成を例示する図である。 セットトップボックス20にインストールされる第1中継プログラム6の機能構成と、中継サーバ30にインストールされる第2中継プログラム7の機能構成とを例示する図である。 セットトップボックス20及び中継サーバ30の動作(S10)を説明するフローチャートである。 フィルタリングを行う第1中継プログラム62及び第2中継プログラム72の機能構成を例示する図である。 変形例1におけるセットトップボックス20及び中継サーバ30の動作(S12)を説明するフローチャートである。 変形例2の概略を説明する図である。 第2の実施形態におけるセットトップボックス20を例示する図である。 第2の実施形態における第1中継プログラム8の機能構成を例示する図である。 個人情報格納部200に格納される個人情報を例示する図である。 第2の実施形態におけるセットトップボックス20、中継サーバ30及びサービス提供サーバ40の動作(S20)を説明するフローチャートである。 サンプル商品の申込受付を行うサービス提供システム1の動作(S30)を説明するフローチャートである。 第3の実施形態におけるサービス提供システム2の全体構成を例示する図である。 記録装置22に格納されている情報挿入プログラム230の機能構成を例示する図である。 第4の実施形態におけるテレビ受像機及びチューナ装置24を例示する図である。 チューナ装置24の機能構成を例示する図である。 第5の実施形態におけるサービス提供システム3の構成を例示する図である。 第5の実施形態における第1中継プログラム64及び第2中継プログラム74の機能構成を例示する図である。 第5の実施形態におけるセットトップボックス20及び中継サーバ30の動作(S40)を説明するフローチャートである。
1,2,3・・・サービス提供システム
10・・・テレビ受像機
20・・・セットトップボックス
22・・・記録装置
24・・・チューナ装置
26・・・CATVセットトップボックス
30・・・中継サーバ
32・・・ユーザ情報管理サーバ
40・・・サービス提供サーバ

Claims (21)

  1. クライアント端末からのウェブアクセスを中継する中継装置であって、
    アクセスすべきウェブページを特定するためのページ特定情報を、クライアント端末から取得するページ特定情報取得手段と、
    前記クライアント端末の識別情報に基づく端末認証に成功した場合に、前記ページ特定情報取得手段により取得されたページ特定情報の一部を書き換える書換手段と
    を有する中継装置。
  2. 前記クライアント端末の識別情報に基づく端末認証に失敗した場合に、このクライアント端末から取得されたページ特定情報を、そのまま、アクセス先に向けて送信する送信手段
    をさらに有し、
    前記書換手段は、前記クライアント端末の識別情報に基づく端末認証に失敗した場合に、このクライアント端末から取得されたページ特定情報の書換えを行わない
    請求項1に記載の中継装置。
  3. 既定の利用者に関する利用者情報を格納する利用者情報格納手段と、
    前記クライアント端末の識別情報に基づく端末認証に成功した場合に、前記利用者情報格納手段により格納されている利用者情報を、前記書換手段により書き換えられたページ特定情報に関連付けて送信する送信手段と
    をさらに有する請求項1に記載の中継装置。
  4. クライアント端末と、このクライアント端末に直接接続された第1の中継装置と、第2の中継装置とを含む情報処理システムであって、
    前記第1の中継装置は、
    ウェブページにアクセスするためのアクセス要求情報を、前記クライアント端末から取得するアクセス要求取得手段と、
    前記クライアント端末の識別情報に基づく端末認証に成功した場合に、前記アクセス要求取得手段により取得されたアクセス要求情報の少なくとも一部を前記第2の中継装置に送信する送信手段と
    を有し、
    前記第2の中継装置は、
    前記第1の中継装置から受信したアクセス要求情報に応じて、通知すべき再アクセス先のウェブページを選択するページ選択手段と、
    前記ページ選択手段により選択されたウェブページを、再アクセス先のウェブページとして前記クライアント端末に通知するページ通知手段と
    を有する
    情報処理システム。
  5. 前記第1の中継装置又は前記第2の中継装置は、
    クライアント端末のユーザに関して、ユーザ認証を行うユーザ認証手段
    をさらに有し、
    前記ページ選択手段は、前記第1の中継装置から受信したアクセス要求情報と、前記ユーザ認証手段によるユーザ認証の結果とに応じて、通知すべき再アクセス先のウェブページを選択する
    請求項4に記載の情報処理システム。
  6. 前記ページ選択手段は、前記第1の中継装置から受信したアクセス要求情報に対応するウェブページと同一ドメインに属する他のウェブページを、再アクセス先のウェブページとして選択する
    請求項4に記載の情報処理システム。
  7. テレビ受像機に接続された周辺装置であって、
    前記テレビ受像機からのウェブアクセスを検知するアクセス検知手段と、
    前記アクセス検知手段によりウェブアクセスが検知された時に前記テレビ受像機で表示されている番組を特定する番組特定手段と、
    前記番組特定手段により特定された番組に基づいて、アクセス先を決定する決定手段と、
    前記決定手段により決定されたアクセス先にアクセスして、ウェブコンテンツを要求する要求手段と
    を有する周辺装置。
  8. 前記要求手段により要求したウェブコンテンツを前記テレビ受像機に転送する転送手段
    をさらに有する請求項7に記載の周辺装置。
  9. 利用者の住所を含む利用者情報を格納する記録領域と、
    前記記録領域に格納された利用者情報を、前記決定手段により決定されたアクセス先に送信する送信手段と
    をさらに有する請求項7に記載の周辺装置。
  10. 前記テレビ受像機のリモートコントローラから発信される信号を受信する受信ポートと、
    ウェブコンテンツの少なくとも一部を番組に対応付けて格納するコンテンツ格納手段と
    をさらに有し、
    前記アクセス検知手段は、前記テレビ受像機に対してウェブアクセスを指示するウェブアクセス信号を前記受信ポートで受信することにより、ウェブアクセスを検知し、
    前記番組特定手段は、前記テレビ受像機に対してチャンネルの切替えを指示するチャンネル切替信号に基づいて、表示されている番組を特定し、
    前記要求手段は、前記番組特定手段により特定された番組が既定の番組である場合に、この番組に対応付けて格納されているウェブコンテンツの一部を前記コンテンツ格納手段から読み出す
    請求項7に記載の周辺装置。
  11. 前記決定手段は、ウェブアクセスが検知された時にテレビショッピング番組が前記テレビ受像機で表示されていたことを条件として、ショッピングサイトをアクセス先として決定する
    請求項7に記載の周辺装置。
  12. 前記決定手段は、ウェブアクセスが検知された時に既定の番組が前記テレビ受像機で表示されていたことを条件として、商品サンプルの配布を受け付けるサイトをアクセス先として決定する
    請求項7に記載の周辺装置。
  13. テレビ受像機に接続された周辺装置であって、
    前記テレビ受像機からのウェブアクセスを検知するアクセス検知手段と、
    前記アクセス検知手段によりウェブアクセスが検知された時間帯に基づいて、アクセス先を決定する決定手段と、
    前記決定手段により決定されたアクセス先にアクセスして、ウェブコンテンツを要求する要求手段と
    を有する周辺装置。
  14. 既定の番組が放送される時間帯であるか否かに応じて、通常モードと、これよりも電力消費量が小さいスリープモードとを切り替えるモード切替手段
    をさらに有する請求項13に記載の周辺装置。
  15. テレビ受像機に接続された周辺装置であって、
    前記テレビ受像機からのウェブアクセスを検知するアクセス検知手段と、
    前記アクセス検知手段によりウェブアクセスが検知された時に前記テレビ受像機で表示されていたチャンネルを特定するチャンネル特定手段と、
    前記チャンネル特定手段により特定されたチャンネルに基づいて、アクセス先を決定する決定手段と、
    前記決定手段により決定されたアクセス先にアクセスして、ウェブコンテンツを要求する要求手段と
    を有する周辺装置。
  16. 前記テレビ受像機のリモートコントローラから発信される信号を受信する受信ポート
    をさらに有し、
    前記アクセス検知手段は、前記テレビ受像機に対してウェブアクセスを指示するウェブアクセス信号を前記受信ポートで受信することにより、ウェブアクセスを検知し、
    前記チャンネル特定手段は、前記テレビ受像機に対してチャンネルの切替えを指示するチャンネル切替信号に基づいて、表示されているチャンネルを特定し、
    前記決定手段は、特定されたチャンネルが既定のチャンネルである場合に、既定のウェブサイトをアクセス先に決定し、特定されたチャンネルが既定のチャンネル以外である場合に、前記テレビ受像機により決定されたアクセス先をそのままアクセス先として採用する
    請求項15に記載の周辺装置。
  17. テレビの放送電波を受信して、テレビ画面を表示するテレビ受像手段と、
    ユーザから、ウェブアクセスの要求を受け付けるアクセス受付手段と、
    前記アクセス受付手段によりウェブアクセスが受け付けられた時に前記テレビ受像手段により表示されている番組を特定する番組特定手段と、
    前記番組特定手段により特定された番組に基づいて、アクセス先を決定する決定手段と、
    前記決定手段により決定されたアクセス先にアクセスして、ウェブコンテンツを要求する要求手段と
    を有するテレビ受像機。
  18. テレビ受像機に接続された周辺装置と、この周辺装置からのウェブアクセスに応じてサービスを提供するサービス提供装置とを含む情報処理システムであって、
    前記周辺装置は、
    前記テレビ受像機からのウェブアクセスを検知するアクセス検知手段と、
    前記サービス提供装置にアクセスして、前記アクセス検知手段によりウェブアクセスが検知された時に前記テレビ受像機で表示されている番組を特定するための番組特定情報を前記サービス提供装置に提供するアクセス手段と
    を有し、
    前記サービス提供装置は、
    前記アクセス手段から提供された番組特定情報に基づいて、提供するウェブサービスを選択するサービス選択手段と、
    前記サービス選択手段により選択されたウェブサービスを提供するサービス提供手段と
    を有する
    情報処理システム。
  19. 前記周辺装置は、
    既定の番組が表示されていた時間を視聴時間として計測する時間計測手段と、
    前記時間計測手段により計測された視聴時間を各番組に対応付けて格納する時間格納手段と
    をさらに有し、
    前記アクセス手段は、前記アクセス検知手段によりウェブアクセスが検知された時に前記テレビ受像機で表示されている番組に対応付けて格納されている視聴時間とを、前記番組特定情報とを前記サービス提供装置に提供し、
    前記サービス提供手段は、前記アクセス手段から提供された視聴時間に応じて、前記サービス選択手段により選択されたウェブサービスを提供する
    請求項18に記載の情報処理システム。
  20. 前記周辺装置は、
    前記テレビ受像機から、鍵ペアの一方を取得する鍵取得手段
    をさらに有し、
    前記サービス提供手段は、前記鍵ペアの他方で暗号化されたウェブコンテンツを提供する
    請求項18に記載の情報処理システム。
  21. テレビ受像機に接続された周辺装置と、周辺装置からの要求を中継する中継装置と、サービスを提供するサービス提供装置とを含む情報処理システムであって、
    前記周辺装置は、利用者を識別する利用者識別情報を付加して、サービス要求を行い、
    前記中継装置は、前記周辺装置によりサービス要求に付加された利用者識別情報に基づいて、利用者に関する利用者情報をデータベースから読み出し、読み出された利用者情報をサービス要求に付加してサービス提供装置に転送する
    情報処理システム。
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