JP2010007558A - 燃料噴射システム - Google Patents

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弘芝 松岡
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Abstract

【課題】第2噴孔からの燃料噴射に起因するスモークエミッションを低減可能な燃料噴射システムを提供する。
【解決手段】第2噴孔からの燃料噴射量が閾値以下の場合、スワール流制御弁の開度を小さくし、大きなスワール流を作り出すようにした。これにより、最初に噴射される第1噴霧F1は、噴孔軸FJにそって進んでいき、蒸発したものは特にスワール流(記号Sで示した)に流されて、噴孔軸FJからずれた位置に燃焼領域Nを形成する。その後、第2噴霧F2は、その噴霧貫徹力によって噴孔軸FJに沿って進むため、微粒化が不十分のまま燃焼領域Nに突入することがない。
【選択図】 図6

Description

本発明は、ディーゼルエンジンの気筒内に燃料を噴射する燃料噴射システムに関する。
従来の燃料噴射弁には、燃料が噴射される噴孔の面積を可変にするものがある。例えば、第1噴孔及び第2噴孔を有しており、燃料噴射量が少ないときは第1噴孔のみを開放して燃料を噴射し、燃料噴射量が多くなると、第1噴孔に加え第2噴孔を開放して燃料を噴射するという具合である。具体的には、内外二重に配置された2つのニードル(アウタニードル、インナニードル)を、燃料噴射量に応じてリフトさせるものがある(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に記載の燃料噴射弁では、最初にアウタニードルがリフトし、このリフトにより第1噴孔から燃料噴射が開始され、その後、燃料噴射量を確保する必要があるときにはアウタニードルのリフト途中においてインナニードルがリフトし、このリフトにより第2噴孔からも燃料噴射が開始される。
特開2007−162535号公報
しかしながら従来技術では、第2噴孔からの燃料噴射量が少ないとき、例えばエンジン負荷が中程度のときには、第2噴孔から噴射される燃料の微粒化が促進されないという問題がある。この場合、第1噴孔からの燃料の燃焼領域に対し、微粒化が不十分な第2噴孔からの燃料が噴射されると、十分に蒸発することなく燃焼が開始されるため、スモークエミッションが増加する虞がある。
本発明は、このような問題点を解決するためになされたものであり、その目的は、第2噴孔からの燃料噴射に起因するスモークエミッションを低減可能な燃料噴射システムを提供することにある。
本発明の燃料噴射システムは、シリンダと、シリンダに支持されて往復運動を行うピストンと、第1噴孔及び第2噴孔を有する燃料噴射弁とを備えている。ここで、ピストンは、燃料が燃焼する燃焼室を形成している。この燃焼室に対し燃料噴射弁が燃料を噴射するのであるが、燃料噴射弁は、決定される燃料噴射量に応じたニードルの移動により、第1噴孔から燃料を噴射すると共に、燃料噴射量が多い場合には、第1噴孔からの燃料噴射に続けて、第2噴孔からも燃料を噴射する。
また、本発明の燃料噴射システムは、さらに、スワール流生成手段と、スワール流制御手段とを備えている。上述のシリンダが複数の吸気ポートを有することを前提に、スワール流生成手段が、吸気ポートからの吸気流量を調整し、少なくとも燃焼室にスワール流を生じさせる。そして、スワール流制御手段によって、第2噴孔からの燃料噴射量に基づき、スワール流生成手段が制御されスワール流の大きさが変更される。
この場合、スワール流を大きなものとすれば、第1噴孔から噴射される燃料の燃焼領域を噴孔軸からずらすことができる。これにより、第2噴孔から噴射される燃料が噴孔軸に沿って進むことを前提として、当該燃料の燃焼時期を遅延させられる。その結果、第2噴孔からの燃料噴射に起因するスモークエミッションを低減することができる。
なお、本発明では、燃料噴射量に応じて第1噴孔に続く第2噴孔からの燃料噴射が行われればよく、複数のニードルを備える構成に限定されるものではない。もちろん、内外に二重配置されたニードルを備える構成にも限定されない。
ところで、第2噴孔からの燃料噴射量が少ないとき、例えばエンジン負荷が中程度のときには、第2噴孔から噴射される燃料の微粒化が促進されない。このとき、第2噴孔から噴射される微粒化の不十分な燃料は、その噴霧貫徹力により、噴孔軸に沿って進んでいく。
そこで、第2噴孔からの燃料噴射量が所定の閾値以下である場合、スワール流を相対的に大きくする構成が有効である。スワール流を大きくして第1噴孔から噴射される燃料の燃焼領域を噴孔軸からずらせば、微粒化が不十分な第2噴孔からの燃料の燃焼時期を遅延させることができ、その結果、第2噴孔からの燃料噴射に起因するスモークエミッションを低減することができる。なお、ここで「相対的に大きくする」とあるのを、「燃料噴射量が所定の閾値を上回る場合よりも大きくする」としてもよい。この点は、以下の手段でも同様である。
反対に、第2噴孔からの燃料噴射量が所定の閾値を上回る場合、スワール流を相対的に小さくすることが好ましい。スワール流の生成は、複数の吸気ポートのうち一部の吸気ポートからの吸気を制限することで行われる。したがって、スワール流を大きなものとすることは、吸気流量を低減させることにつながる。そのため、燃料噴射量が多い場合にはスワール流を小さくすることで、吸気流量を増やし、燃焼を促進させることが好ましい。このようにすれば、第2噴孔からの燃料噴射量が多い場合にも、噴射された燃料を十分に燃焼させることができ、第2噴孔からの燃料噴射に起因するスモークエミッションを低減することができる。なお、ここで「相対的に小さくする」とあるのを、「燃料噴射量が所定の閾値以下である場合よりも小さくする」としてもよい。この点は、以下の手段でも同様である。
ところで、第2噴孔からの燃料噴射量が「0」である場合、すなわち第1噴孔からのみ燃料が噴射される場合には、スワール流を相対的に大きくすることとしてもよい。
この場合、第1噴孔から噴射される燃料と当該燃料の燃焼領域とが重なることを抑制でき、第1噴孔からの燃料の蒸発を促進することが可能となる。また、パイロット噴射を行うような制御にも有効である。つまり、パイロット噴射による最初の燃焼によって酸素が使用されたとしても、スワール流によって燃焼領域が噴孔軸からずれることになり、当該燃焼領域外でメイン噴射による燃焼が生じる。そのため、メイン噴射による燃焼にあたって酸素が欠乏することを抑制でき、スモークエミッションの発生を抑制することができる。
ただし、第1噴孔から噴射される燃料は十分に微粒化されているため、燃料の蒸発を促進させる上記構成が常にベストというわけではない。特に、いわゆるPCCI(Premixed Charge Compression Ignition)燃焼を行うシステムでは、そうである。したがって、システム構成によっては、第2噴孔からの燃料噴射量が「0」である場合、スワール流を相対的に小さくする構成を採用することも考えられる。
本発明における技術思想は、第2噴孔から噴射される燃料の微粒化度合いに応じてスワール流の大きさを制御するものである。したがって、上述した「所定の閾値」は、第2噴孔からの燃料噴射量に依存する燃料の微粒化度合いに応じて設定することが例示される。具体的には、第1噴孔から噴射される燃料と同等の微粒化度合いとなる燃料噴射量として設定することが考えられる。
なお、このような閾値との比較対象となる第2噴孔からの燃料噴射量は、通常の制御においては、算出されるものではない。したがって、スワール流制御手段が第2噴孔からの燃料噴射量を算出する燃料噴射量算出手段を有することとし、算出される燃料噴射量に基づき、スワール流の大きさを制御することとしてもよい。
また、第2噴孔からの燃料噴射量が所定の閾値を上回る場合、次のような構成を採用してもよい。すなわち、噴射タイミング制御手段によって、第2噴孔からの燃料の噴射のタイミングを早めるのである。このようにすれば、第1噴孔から噴射される燃料と第2噴孔から噴射される燃料が一体となり、多くの空気を取り込みながら燃焼する。その結果、第2噴孔からの燃料噴射に起因するスモークエミッションを低減することができる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
最初に、本実施形態の燃料噴射システムの概略構成を、図1に基づいて説明する。燃料噴射システム1は、車両に搭載されたディーゼルエンジン(以下単に「エンジン」という)10を制御対象としている。
エンジン10は、複数(本実施形態では4つ)のシリンダ11を有しており、各シリンダ11には吸気系12および排気系13が接続されている。また、各シリンダ11には、往復運動可能となるようピストン14が支持されると共に、燃料をシリンダ11内へ噴射するインジェクタ15が配設されている。このとき、ピストン14のポンピング作用によって吸気系12からシリンダ11内へ空気が吸入され、ピストン14による圧縮とインジェクタ15からの燃料噴射によって自着火が生じ、燃焼による排気が排気系13から排出される。なお、ピストン14の上面にはピストンキャビティと呼ばれる燃焼室14aが形成されており、噴射された燃料の燃焼は、主として、この燃焼室14aで行われる。
このような燃料噴射システム1の詳細を説明する。最初に、インジェクタ15からの燃料噴射に関する構成を説明する。
燃料噴射システム1は、インジェクタ15の他に、各インジェクタ15が接続されるコモンレール16、及び、コモンレール16へ燃料を圧送する高圧ポンプ17を備えている。
コモンレール16は、燃料の圧力を維持したまま、すなわち蓄圧状態で燃料を蓄える。そして、コモンレール16における燃料の圧力を上昇させるのが、高圧ポンプ17である。後述するように燃料の圧力は、運転状態によって決定されるものであり、高圧ポンプ17が制御されることにより、コモンレール16は、所望の燃料圧力で、燃料を蓄える。コモンレール16に蓄えられた燃料がインジェクタ15から噴射されることは既に述べたが、本実施形態では、インジェクタ15内部の燃料通路の開放期間が通電期間として制御されることで、目標とする量の燃料がシリンダ11内へ噴射されることになる。
次に、吸気系12について説明する。吸気系12は、吸気管21を有し、この吸気管21にて形成される吸気通路には上流側から順に、異物を除去するエアクリーナ22、インタクーラ23、スロットル24が設けられている。スロットル24は、いわゆるスロットル弁24aを有している。また、この吸気通路は、吸気ポート25に接続されている。吸気ポート25には、吸気弁26が配置されている。特に図示しないが、この吸気弁26は、カムシャフトの回転によって押し下げられ、吸気ポート25を開閉する。スロットル24は後述するアクセル操作に応じて制御され、スロットル弁24aの開度が調整されることで、シリンダ11内への吸気流量が調整される。なお、インタクーラ23は、過給器のコンプレッサ23aによって高温となった吸気を冷却するものである。
続けて、排気系13について説明する。排気系13は、排気管31を有し、この排気管31にて形成される排気通路には、触媒32が設けられている。この排気通路は、排気ポート33に接続されている。排気ポート33には、排気弁34が配置されている。この排気弁34は、吸気弁26と同様、カムシャフトの回転によって押し下げられ、排気ポート33を開閉する。シリンダ11内の燃焼による排気は排気ポート33から外部へ排出されるのであるが、この排気を浄化するのが触媒32である。
このような燃料噴射システム1の全体の制御を司るのが、電子制御装置(以下「ECU」という)40である。ECU40は、CPU、ROM、RAM、I/O、及びこれらを接続するバスラインを有する周知のマイクロコンピュータである。
ECU40の入力ポートには、コモンレール16における燃料の圧力を検出する圧力センサ41、アクセルペダル42の踏み込み量を検出するアクセルセンサ43、及び、エンジン10の回転数を検出する回転数センサ44が電気的に接続されている。一方、ECU40の出力ポートには、上述したインジェクタ15、高圧ポンプ17、及び、スロットル24などが接続されている。
かかる構成により、ECU40は、アクセルセンサ43からの信号に基づき、スロットル24を制御する。また、ECU40は、アクセルセンサ43からの信号に基づき目標とする燃料の噴射量を算出すると共に、アクセルセンサ43および回転数センサ44からの両信号に基づき、目標とする燃料圧力を算出する。そして、ECU40は、算出した燃料圧力となるように高圧ポンプ17を制御する。また、算出した噴射量の燃料が噴射されるようにインジェクタ15への通電を行う。インジェクタ15への通電期間は、燃料圧力毎に予め記憶される噴射量と通電期間との対応関係(マップ)によって決定される。
ところで、本実施形態では、このようにして行われる燃料噴射制御に加え、シリンダ11内の燃焼室14aにおけるスワール流の制御を行う。つまり、ECU40は、図1中の吸気管21の吸気通路に配置されるスワール流制御弁27を制御するのである。これについて、図2を用いて説明する。
図2は、ピストン14の燃焼室14a、吸気ポート25および排気ポート33をシリンダヘッド側から見た模式図である。本実施形態において、上述した吸気ポート25は、各シリンダ11に対して2つ設けられている。また、排気ポート33も、2つ設けられている。2つの吸気ポート25を区別するため、図2では、一方の吸気ポート25を「吸気ポート25a」とし、他方の吸気ポート25を「吸気ポート25b」とした。
上述したスワール流制御弁27は、図2に示すように、一方の吸気ポート25aに設けられており、いわゆるバタフライ弁である弁本体27aを有している。ECU40には上述したようにアクセルセンサ43および回転数センサ44からの信号が入力されるが、これらの信号に基づき、ECU40は、全閉状態から全開状態までの間で、スワール流制御弁27の開度を制御する。かかる構成により、ECU40にてスワール流制御弁27が全閉状態とされると、他方の吸気ポート25bのみから吸気が行われることとなり、矢印Sで示すスワール流が最も強くなる。反対に全開状態とされると、両方の吸気ポート25a、25bから吸気が行われることとなり、矢印Sで示すようなスワール流は形成されない。つまり、スワール流制御弁27の開度によって、矢印Sで示す向きのスワール流の大きさを制御することができる。
また、本実施形態は、特殊なインジェクタ15を採用している点にも特徴がある。つまり、インジェクタ15には、燃料噴射量に応じて噴孔面積が可変となるものが採用されている。そこで次に、インジェクタ15について説明する。
図3は、インジェクタ15の構成を示す模式的部分断面図である。図4は、図3中の噴射ノズル143の先端部を示す部分拡大断面図である。
インジェクタ15は、略円筒形状であり、コモンレール16から供給される燃料を、内部の燃料通路141、142を経由して先端から噴射する。
このインジェクタ15は、主として、噴射ノズル143と、ノズルホルダ部144と、両者の間に介在するプレート部145とで構成されている。そして、これらは略円筒状のリテーニングナット等の締結部材146により、互いに油密に固定されている。
噴射ノズル143は、ノズルボディ147、アウタニードル150、インナニードル160、第1スプリング151、及び、第2スプリング161を有している。
ノズルボディ147は略有底円筒状に形成されており、その内部には、アウタニードル150およびインナニードル160を往復移動可能に収容する収容穴147aが設けられている。ノズルボディ147の先端部147bには、収容穴147aとノズルボディ147の外壁面とを内外に貫通する第1噴孔171及び第2噴孔172が設けられている。ここで、第2噴孔172は、第1噴孔171よりも先端側に形成されている。アウタニードル150の外周には上述した燃料通路142が形成されており、この燃料通路142を経由して第1噴孔171及び第2噴孔172から燃料が噴射される。
アウタニードル150とインナニードル160とは二重配置されている。具体的には、アウタニードル150が略中空円筒状に形成されており、その内部に、インナニードル160が収容されている。なお、本実施形態では、内外に二重配置されるアウタニードル150及びインナニードル160で構成したが、噴孔面積を可変とする構造であればよく、内外に二重配置されるニードルの構成に限定されるものではない。
第1スプリング151は、アウタニードル150を噴孔171、172側へ付勢する。また、第2スプリング161は、インナニードル160を噴孔171、172側へ付勢する。
以下、便宜上、噴孔171、172側へ向かう方向を噴孔側、噴孔171、172から離れる方向を反噴孔側と記述する。
図4に示すように、ノズルボディ147内部には、アウタニードル150及びインナニードル160に対応する共通の弁座147cが形成されている。この弁座147cに当接する当接部152、153が、アウタニードル150の先端部に形成されている。当接部152、153の間には凹状の溝である凹状溝154が形成されている。このとき、アウタニードル150が弁座147cへ着座すると、2つの当接部152、153が第1噴孔171の入口部171aを跨ぐようにして弁座147cへ当接し、第1噴孔171からの燃料噴射を遮断する。なお、アウタニードル150の当接部152、153の上流側には、円錐台面155が形成されており、燃料通路142に続く先端側の燃料通路142aの燃料から圧力を受ける。かかる構成により、アウタニードル150は、燃料の圧力によって反噴孔側へ付勢されることになる。
また、弁座147cへ当接する当接部162が、インナニードル160の先端部に形成されている。このとき、インナニードル160が弁座147cへ着座すると、当接部162が第2噴孔172の入口部172aの上流側で弁座147cへ当接し、第2噴孔172からの燃料噴射を遮断する。なお、インナニードル160の反噴孔側の端部には円錐台面163が形成されており、燃料通路142に続く先端側の燃料通路142aの燃料から圧力を受ける。かかる構成により、インナニードル160は、燃料の圧力によって反噴孔側へ付勢されることになる。
このような構成により、スプリング151、161の噴孔側への付勢力と、燃料通路142aの燃料圧力により円錐台面155、163が受ける反噴孔側への付勢力とのバランスによって、アウタニードル150及びインナニードル160の離着座が実現される。
具体的には、ECU40によるインジェクタ15への通電期間に、図示しない制御弁が開放され燃料通路141、142から燃料が供給されるため、燃料通路142aの燃料圧力が上昇する。このとき、本実施形態では、最初にアウタニードル150が反噴孔側へ移動する。すなわち、円錐台面155を介した反噴孔側への付勢力がスプリング151の付勢力に勝る。これによって、第1噴孔171から燃料が噴射されることになる。そして、ECU40の通電期間が長くなると(燃料噴射量が多いと)、アウタニードル150が、その一部をインナニードル160の所定部位に当接させ、インナニードル160を反噴孔側へ付勢するようになる。これにより、燃料の噴射量が多い場合には、インナニードル160の円錐台面163が受ける付勢力とアウタニードル150からの付勢力がスプリング161の付勢力に勝り、アウタニードル150に続いてインナニードル160が反噴孔側へ移動する。その結果、第2噴孔172からも燃料が噴射されることになる。
次に、図5のフローチャートに基づいて、噴射制御処理を説明する。
最初のステップS100(以下、ステップを省略し、単に記号Sで示す)において、噴射量を決定する。この処理は、アクセルセンサ43からの信号に基づくアクセルペダル42の踏み込み量から、燃料噴射量を決定するものである。
続くS110では、燃料圧力を決定する。この処理は、アクセルセンサ43からの信号に基づくアクセルペダル42の踏み込み量と回転数センサ44からの信号に基づくエンジン10の回転数とから、燃料圧力を決定するものである。
次のS120では、噴射制御を行う。この処理は、コモンレール16の燃料圧力がS110にて決定された燃料圧力となるように高圧ポンプ17を制御すると共に、S110にて決定された燃料圧力における燃料噴射量と通電時間との対応関係(マップ)に基づき、S100にて決定された燃料噴射量に対応する通電時間を決定し、インジェクタ15へ通電を行うものである。ここで決定される燃料圧力と通電時間とに応じて、インジェクタ15では、第1噴孔171のみから燃料が噴射されたり、第1噴孔171に加え第2噴孔172から燃料が噴射されたりする。例えば、軽負荷である場合には第1噴孔171のみから燃料が噴射され、中負荷以上である場合には、第1噴孔171及び第2噴孔172から燃料が噴射されるという具合である。通常、ECU40では、燃料圧力と通電時間とを制御し、第2噴孔172からの噴射量については把握していない。
そこで、本実施形態では、次のS130にて、第2噴孔172からの燃料噴射量を算出する。この処理は、全体の燃料噴射量を基に、第2噴孔172からの燃料噴射量をおおまかに算出するものである。
そして、次のS140にて、第2噴孔172からの燃料の噴射があるか否かを判断する。この処理は、S130にて算出された第2噴孔172からの燃料噴射量が「0」よりも大きいか否かを判断するものである。ここで第2噴孔172からの噴射があると判断された場合(S140:YES)、S150へ移行する。一方、第2噴孔172からの噴射がないと判断された場合(S140:NO)、S150の処理を実行せず、S160へ移行する。
S150では、第2噴孔172からの燃料噴射量が閾値以下であるか否かを判断する。第2噴孔172からの燃料噴射量が低下すると、燃料の微粒化が促進されなくなってしまう。ここで第2噴孔172からの燃料噴射量が閾値以下であると判断された場合(S150:YES)、S160へ移行する。一方、第2噴孔172からの燃料噴射量が閾値以下でないと判断された場合(S150:NO)、S170へ移行する。
第1噴孔171からのみ燃料が噴射される場合(S140:NO)あるいは第2噴孔172からの燃料噴射量が閾値以下の場合(S150:YES)に移行するS160では、スワール流制御弁27(図2参照)の開度を小さくする。このときは、他方の吸気ポート25bからの吸気が多くなるため、シリンダ11内のスワール流(矢印Sで示した)は相対的に大きくなる。一方、第2噴孔172からの燃料噴射量が閾値を上回る場合(S150:NO)に移行するS170では、スワール流制御弁27の開度を大きくする。このときは、両方の吸気ポート25aからの吸気も多くなり、燃焼室14aのスワール流は相対的に小さくなる。
なお、本実施形態におけるシリンダ11が「シリンダ」を構成し、ピストン14が「ピストン」を構成し、インジェクタ15が「燃料噴射弁」を構成し、スワール流制御弁27が「スワール流生成手段」を構成し、ECU40が「スワール流制御手段」、「燃料噴射量算出手段」を構成する。
また、図5中のS130の処理が「燃料噴射量算出手段」の機能としての処理に相当し、S140〜S170の処理が「スワール流制御手段」の機能としての処理に相当する。
以下、本実施形態の燃料噴射システム1が発揮する効果を説明する。ここでは、本実施形態の効果に対する理解を容易にするため、繰り返すことになるが、従来の問題点を最初に説明する。
従来、最初に第1噴孔171から噴射される燃料(以下「第1噴霧」という)は十分に微粒化されているため蒸発した状態で燃焼するが、その後に噴射される第2噴孔172からの燃料(以下「第2噴霧」という)は、その噴射量が少ないと微粒化が十分でなく、蒸発する前に、その噴霧貫徹力によって第1噴霧の燃焼領域に突入してしまい、結果として、スモークエミッションを増加させてしまう虞がある。
この点、本実施形態では、第2噴孔172からの燃料噴射量が閾値以下の場合(図5中のS150:YES)、スワール流制御弁27の開度を小さくし(S160)、大きなスワール流を作り出すようにした。これにより、図6に示すように、最初に噴射される第1噴霧F1は、噴孔軸FJにそって進んでいき、蒸発したものは特にスワール流(記号Sで示した)に流されて、噴孔軸FJからずれた位置に燃焼領域Nを形成する。その後、第2噴霧F2は、その噴霧貫徹力によって噴孔軸FJに沿って進むため、微粒化が不十分のまま燃焼領域Nに突入することがない。その結果、第2噴孔172から噴射された燃料をも十分に蒸発させることができ、スモークエミッションの増加を抑えることができる。
また、本実施形態では、第2噴孔172からの燃料噴射量が閾値を上回る場合(S150:NO)、スワール流制御弁27の開度を大きくするようにした(S170)。その結果、両方の吸気ポート25a、25bから吸気を行うことになり、燃焼に必要な酸素を十分に供給することができる。そして、このときは、図7に示すように、第1噴霧F1を追いかけるようにして第2噴霧F2が移動するが、十分な微粒化が行われており、また、吸気が十分に確保されることから、大きな燃焼領域Nが形成される。その結果、エンジン10において高出力を得ることができ、しかも、スモークエミッションの増加という問題が生じない。
さらにまた、本実施形態では、第1噴孔171のみから燃料が噴射される場合(S140:NO)、スワール流制御弁27の開度を小さくし(S160)、強力なスワール流を作り出すようにした。これにより、第1噴霧と当該第1噴霧の燃焼領域とが重なることを抑制でき、第1噴霧の蒸発を促進することが可能となる。また、パイロット噴射を行うような制御にあっても有効である。つまり、パイロット噴射による噴霧の燃焼によって酸素が使用されたとしても、当該燃焼領域にメイン噴射による噴霧が重ならないため、メイン噴射による燃焼にあたって酸素が欠乏することなく、スモークエミッションの発生を抑制することができる。
なお、第1噴孔171から噴射される燃料は十分に微粒化されているため、燃料の蒸発を促進させる構成に限定されるものではない。特に、いわゆるPCCI(Premixed Charge Compression Ignition)燃焼を行うシステムでは、そうである。したがって、システム構成によっては、第1噴孔171のみから燃料が噴射される場合(S140:NO)、スワール流制御弁27の開度を大きくするようにしてもよい。あるいは、スワール流制御弁27を半開状態とし、それほど強力でないスワール流を作り出すような制御としてもよい。第1噴霧がスワール流によって流されすぎると、その燃焼領域が隣の第1噴霧に重なる可能性が生じるためである。
以上本発明は、上記実施形態に何ら限定されるものでなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々なる形態で実施可能である。
例えば、次のようにして実施してもよい。
(イ)上記実施形態では、スワール流制御弁27の制御として、その開度を大きくしたり、小さくしたりしていた(図5中のS160、S170)。しかしながら、第2噴孔172からの噴射量に応じて、相対的にスワール流の強さを可変にできればよい。したがって、例えばベンチテスト等を行うことで、スワール流制御弁27の開度を詳細に制御するようにしてもよい。
(ロ)上記実施形態では、スワール流制御弁27を一方の吸気ポート25aに設けていた。これに対し、吸気弁26のリフトを制御する可変動弁機構によって吸気ポート25aからの吸気流量を調整するようにし、スワール流の大きさを調整するようにしてもよい。
(ハ)上記実施形態では、アウタニードル150及びインナニードル160が燃料通路142aに供給される燃料の圧力によって移動する構成であった。これに対し、ニードルの移動を、ECUによって直接的に制御するようにしてもよい。
(ニ)上記実施形態は第2噴孔172からの燃料噴射量に応じてスワール流制御弁27を制御するものであったが、加えて第2噴孔172からの燃料噴射タイミングを制御してもよい。具体的には、第2噴孔172からの燃料噴射量が閾値を上回る場合(S150:NO)、コモンレール16に蓄えられる燃料の圧力を上昇させるようECU40が高圧ポンプ17を制御するようにしてもよい。このようにすれば、第2噴孔172からの燃料噴射タイミングが早くなり、第1噴孔171から噴射される燃料と第2噴孔172から噴射される燃料が一体となって、多くの空気を取り込みながら燃焼する。その結果、第2噴孔172からの燃料噴射に起因するスモークエミッションを低減することができる。
なお、第2噴孔172からの燃料噴射タイミングを制御する構成を採用する場合、上記(ハ)で説明したようにECUによってニードルの移動を直接的に制御する構成が有効となる。
本発明の実施形態の燃料噴射システムの概略構成を示す説明図である。 スワール流制御弁の配置及び機能を示す説明図である。 インジェクタの構成を示す部分断面図である。 インジェクタの先端部を拡大して示す部分拡大断面図である。 噴射制御処理を示すフローチャートである。 第2噴孔からの燃料噴射量が少ない場合の燃焼の様子を示す説明図である。 第2噴孔からの燃料噴射量が多い場合の燃焼の様子を示す説明図である。
符号の説明
1:燃料噴射システム、10:エンジン、11:シリンダ(シリンダ)、12:吸気系、13:排気系、14:ピストン(ピストン)、14a:燃焼室、15:インジェクタ(燃料噴射弁)、16:コモンレール、17:高圧ポンプ、21:吸気管、22:エアクリーナ、23:インタクーラ、23a:コンプレッサ、24:スロットル、24a:スロットル弁、25、25a、25b:吸気ポート、26:吸気弁、27:スワール流制御弁(スワール流生成手段)、27a:弁本体、31:排気管、32:触媒、33:排気ポート、34:排気弁、40:ECU(スワール流制御手段、燃料噴射量算出手段、噴射タイミング制御手段)、41:圧力センサ、42:アクセルペダル、43:アクセルセンサ、44:回転数センサ、141、142、142a:燃料通路、143:噴射ノズル、144:ノズルホルダ部、145:プレート部、146:締結部材、147:ノズルボディ、147a:収容穴、147b:先端部、147c:弁座、150:アウタニードル、151:スプリング、152、153:当接部、154:凹状溝、155:円錐台面、160:インナニードル、161:スプリング、162:当接部、163:円錐台面、171:第1噴孔、171a:入口部、172:第2噴孔、172a:入口部。

Claims (8)

  1. 複数の吸気ポートを有するシリンダと、
    シリンダに支持されて往復運動を行い、燃料が燃焼する燃焼室を形成するピストンと、
    ニードル、並びに、当該ニードルにより開閉される第1噴孔及び第2噴孔を有し、決定される燃料噴射量に応じたニードルの移動により、前記第1噴孔から前記燃焼室へ燃料を噴射すると共に、前記燃料噴射量が多い場合には、前記第1噴孔からの燃料噴射に続けて、前記第2噴孔からも前記燃焼室へ燃料を噴射する燃料噴射弁と、
    前記吸気ポートからの吸気流量を調整し、少なくとも前記燃焼室にスワール流を生じさせるスワール流生成手段と、
    前記第2噴孔からの燃料噴射量に基づき、前記スワール流生成手段を制御して前記スワール流の大きさを変更するスワール流制御手段と、
    を備えていることを特徴とする燃料噴射システム。
  2. 請求項1に記載の燃料噴射システムにおいて、
    前記スワール流制御手段は、前記第2噴孔からの燃料噴射量が所定の閾値以下である場合、前記スワール流を相対的に大きくすることを特徴とする燃料噴射システム。
  3. 請求項1又は2に記載の燃料噴射システムにおいて、
    前記スワール流制御手段は、前記第2噴孔からの燃料噴射量が所定の閾値を上回る場合、前記スワール流を相対的に小さくすることを特徴とする燃料噴射システム。
  4. 請求項1〜3のいずれかに記載の燃料噴射システムにおいて、
    前記スワール流制御手段は、前記第2噴孔からの燃料噴射量が「0」である場合、前記スワール流を相対的に大きくすることを特徴とする燃料噴射システム。
  5. 請求項1〜4のいずれかに記載の燃料噴射システムにおいて、
    前記所定の閾値は、前記第2噴孔からの燃料噴射量に依存する燃料の微粒化度合いに応じて設定されることを特徴とする燃料噴射システム。
  6. 請求項5に記載の燃料噴射システムにおいて、
    前記所定の閾値は、前記第1噴孔から噴射される燃料と同等の微粒化度合いとなる燃料噴射量として設定されることを特徴とする燃料噴射システム。
  7. 請求項1〜6のいずれかに記載の燃料噴射システムにおいて、
    前記スワール流制御手段は、
    前記第2噴孔からの燃料噴射量を算出する燃料噴射量算出手段を有し、
    前記燃料噴射量算出手段にて算出される燃料噴射量に基づき、前記スワール流生成手段を介して前記スワール流の大きさを制御することを特徴とする燃料噴射システム。
  8. 請求項1〜7のいずれかに記載の燃料噴射システムにおいて、
    前記第2噴孔からの燃料噴射量が所定の閾値を上回る場合、前記第2噴孔からの燃料の噴射のタイミングを通常時よりも早める噴射タイミング制御手段を備えていることを特徴とする燃料噴射システム。
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